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紬「急に寒くなってきたね」

梓「ですね」

紬「クシュン」

梓「くすっ」

紬「///」

梓「早く練習はじめちゃいましょう」

紬「そうしましょうか」

梓「練習始めればちょっとは体も暖かくなりますから」

紬「そうだね」

___

紬「ふぅ…」

梓「いまひとつでしたね」

紬「指がかじかんで上手く動いてくれないの」

梓「暖房が直るまでの辛抱ですが‥」

紬「それまで練習になりそうにないね」

梓「はい…」

紬「ギターの練習はお休みにしましょうか」

梓「あの」

紬「なぁに?」

梓「作曲に興味があるんです」

紬「作曲?」

梓「はい」

梓「暖房が直るまでの間教えてもらいたいと思いまして」

紬「私の家にくる?」

梓「ムギ先輩の家。ちょっと気になりますね」

紬「それじゃあ決定ね」

梓「家にきませんか?」

紬「梓ちゃんのお家?」

梓「今年はおこたを出したんです」

紬「おこた!?」

梓「みかんもありますよ」

紬「行く行く! 絶対行く!」

梓「くすっ。じゃあ一緒に行きましょ」

紬「うん!」

___
紬「はぁー」

梓「まっしろ」

紬「えぇ」

梓「はぁー」

紬「梓ちゃんの息もまっしろ」

梓「すっかり冬ですね」

紬「そうね」

梓「寒いですね」

紬「早くおこたに入りたい」

梓「そうですね」

紬「うん」

梓「でも今のうちからこんなに寒いと」

紬「雪が降ったら不安ね」

梓「でも毎年なんとかなっちゃうんですよね」

紬「不思議ねぇ」

梓「はい」

紬「ちょっとずつ体が慣れてくのかしら」

梓「かもしれません」

紬「でも雪かぁ」

梓「積もったらまた雪合戦でもやりましょうか」

紬「かまくらも作りたいな」

梓「いいですね」

紬「中でお鍋をするの」

梓「とけませんか?」

紬「大丈夫よ」

梓「楽しそうですね」

紬「澪ちゃんが鍋奉行をやって…」

梓「私達四人が好き勝手にとりまくるんですね」

紬「うん!」

梓「困惑してる澪先輩の顔が思い浮かびます」

紬「ふふふ。きっと楽しいわ」

梓「そうですね」

紬「きっと…」

梓「着きましたよ」

紬「もう着いちゃったんだ」

梓「じゃあ上がってください」

___
紬「おこた!」

梓「電源を入れたところなのでまだ暖かくありませんよ」

紬「…うん」

梓「しばらくは我慢してください」

紬「ちょっと暖かくなってきたみたい」

梓「ほんとうですか?」

紬「うん」

梓「二人も入ってますから体温のせいかもしれません」

紬「そうかな?」

梓「たぶんそうです」

紬「そっかぁ」

___

梓「みかんをどうぞ」

紬「ちょっと緑っぽいね」

梓「ちょっと早いですから」

紬「そっかぁ」

梓「やっぱりオレンジのほうがいいですか?」

紬「うんう。緑っぽいのは食べたことないから」

梓「じゃあ試してみてください。酸味がちょっと強いですけど」

紬「うん」ムキムキ

梓「…」ムキムキ

紬「どうかしら」パクッ

梓「私も」パクッ

紬「美味しい…」

梓「思ってたより甘いです」

紬「…」ムキムキ

梓「…」ムキムキ

紬「…」ムキムキ

梓「…」パクッ

紬「…」ムキムキ

梓「ん?」

紬「…」ムキムキ

梓「白いのを全部とってるんですね」

紬「うん…」ムキムキ

梓「私もやってみようかな」ムキムキ

紬「むけた!」

梓「終わっちゃったんですか」ムキムキ

紬「はい。どうぞ」

梓「もらっていいんですか?」

紬「うん」

梓「悪いです…」

紬「気にしないで」

梓「じゃあ」パク

紬「どう?」

梓「美味しいです」

紬「それは良かった」

梓「はい」

紬「おこたもだいぶん暖かくなってきましねね」

梓「はい」

紬「そろそろ作曲の勉強をはじめよっか」

梓「お願いします」

___
紬「わかったかな?」

梓「いまひとつわかりませんでした」

紬「ごめんね」

梓「ムギ先輩のせいじゃありません」

紬「今度私の先生を紹介しよっか?」

梓「先輩の先生?」

紬「ピアノの先生」

梓「遠慮しておきます」

紬「そう」

梓「ムギ先輩に習いたいですから」

紬「そっかそっか…」

梓「また教えてくださいね」

紬「うん」

梓「これからどうしましょう」

紬「そろそろ帰ったほうがいいかな?」

梓「ちょっとお話しませんか」

紬「そうね」

梓「…」

紬「…」

梓「受験勉強とか」

紬「順調だよ」

梓「ですよね…」

紬「…うん」

梓「…」

紬「…」

梓「意外と話すことありませんね…」

紬「そうだね」

梓「…」

紬「あっ、そうだ」

梓「どうしました?」

紬「どうして作曲を?」

梓「それは…」

紬「何かあるんだ?」

梓「特にこれといってあるわけじゃないんですけど」

紬「うん」

梓「来年から私が部長なので…」

紬「そっかぁ」

梓「はい」

紬「ちょっと不安なんだね」

梓「少し」

紬「ふふふ」

梓「なんで笑うんですか?」

紬「嬉しかったから」

梓「何が嬉しいんですか」

紬「梓ちゃんの弱みを知れたのが」

梓「そんなこと…」

紬「ふふふ」

梓「もう…」

紬「きっと素敵な後輩たちが入ってくれるから」

梓「そう思いますか?」

紬「ええ」

梓「そうかな…」

紬「きっとね」

梓「そういうことにしておいてあげます」

紬「それがいいわ」

梓「はい」

紬「…」

梓「…」

紬「そろそろ帰るね」

梓「そうですか」

紬「もう夜も遅いし」

梓「そうですね」

紬「ばいばい梓ちゃん」

梓「さようならムギ先輩」

紬「…」

梓「…」

紬「…」

梓「…どうしました?」

紬「おこたの魔力って本当にあったのね」

梓「出られないんですね」

紬「えぇ」

梓「もう少しお話しましょうか…」

紬「うん」

_____
____
___

紬「今日も寒いね」

梓「ですね」

紬「暖房はまだ直らないし」

梓「他の先輩方は受験勉強ですし」

紬「行きましょうか」

梓「はい」

紬「おこたへ!」

梓「はい」

___

紬「はぁー」

梓「まっしろ」

紬「えぇ」

梓「はぁー」

紬「昨日より白いみたい」

梓「ですね」

紬「こんなに寒いと…」

梓「手をつないで行きませんか」

紬「…うん」

梓「それじゃあ行きましょ」ギュ

紬「うん」ギュ


おしまいっ!



最終更新:2012年11月17日 00:27