唯「……」
ゴモラ「……」
唯「……」
Uキラー「……」
唯「……」
ベムスター「ベムー!ベムー!」
唯「……」
唯「色んな事がありすぎて……」
唯「何を話したら良いか、わからんないよ」
唯「でも、もう話す事も無いね」
唯「ずっと一緒だったから……思い出はゴモたんが覚えててね」
ゴモラ「ゴモラァァァァッ!」
マン「時間だ」
憂「お姉ちゃん」
唯「うん」
ゾフィー「この子達は私が責任を持って送り届ける。邪悪な宇宙人には指一本触れさせん」
メビウス「過去の地球は宇宙人も怪獣もいませんよ」
タロウ(天然怖いなー)
梓「グスッ……ヒグッ……」
澪「泣き止め梓……もらい泣き……するだろ……っ!」
律「ムギは泣かないのな」
紬「泣かないわよ。あの子達が安心出来ないもの」
マン「ゴモラ達は我々が保護する。心配はいらない」
憂「お願いします」
ゴモラ「……」
ゾフィー「では行くぞ」
唯「……ゴモたん!Uキラー!ベムスたん!」
ゴモラ「!」
ベムスター「ベム!」
Uキラー「!」
唯「ごめんね……元の世界に帰ったら皆の事忘れちゃうんだ」
唯「忘れないように頑張るけど……約束は出来ない」
唯「だけどゴモたん達は忘れないで!」
唯「どんな生まれでも、どんな事をしようとも、皆は私の仲間」
唯「皆のマスターは、私なんだからね!!」
唯「だからっ……忘れ……た……ら、怒る……よ?」
ゴモラ「オオオオ!」
Uキラー「ギュアアア!」
ベムスター「ベムー!」
ベムスター『マ゛ズダー!マ゛ズダー!』
Uキラー『泣くなバカ!マスターが笑って帰れないだろうが!』
ベムスター『デメーも、ないでん、じゃねぇがぁ!』
ゴモラ『マスター!兵器として生まれた自分を一つの命として扱ってくれた事……決して忘れません!』
ゴモラ『生涯愛していますマスター!』
Uキラー『どさくさに紛れて……』
ベムスター『なにいっでんだこらぁあ゛っ!』
Uキラー『俺達全員……』
ベムスター『あ゛い゛じでま゛ずっ!』
ゴモラ『さよなら……俺のマスター』
~~~~~~
ゾフィー「着いたぞ……」
唯「……スー」
憂「……クー」
律「……カー」
澪「……スピー」
紬「……スゥ」
梓「……グー」
ゾフィー「目が覚めれば全て元通りだ」
ゾフィー「君達人類がウルトラゾーンに入るにはまだ早過ぎる……」
ゾフィー「その時までしばしの別れだ」
ゾフィー「さらばだ!可憐なる勇者達!」
翌日
律「なんかすっごいティータイムが久々な気がする」
澪「本当にな、何でだろう?」
紬「私も何故か秘蔵の葉を持って来ちゃった」
唯「~♪」
梓「先輩、何を弾いてるんですか?」
唯「んー、ウルトラマンの曲」
律「なんでまた」
唯「なんとなく弾きたくなったんだ。大事な気がして」
紬「言われてみれば」
梓「弾きたい気がしてきました」
律「うっし!楽器出せ楽器!」
唯「宇宙の果てまで音楽が伝われば良いのにな」
律「澪みたいな事を言うなよ」
澪「人を不思議ちゃんみたいに言うな」
唯「ウルトラの星って本当にあるのかな?」
梓「ほ、本格的にヤバく……」
紬「そう言えば今、映画がやってるのね」
律「あぁ聡が観たがってたな。今ってゴモラが主役なんだぞ。昔は敵だったのに」
唯「ゴモたん!?」
律「たんって……バカ言ってないで練習するぞ」
唯(そうだったそうだった……)
唯「いつか会うその日まで……またね……ゴモたん」
the end
おしまい
エンディングは各自の脳内で好きに流してくれ
最新の星のように……は良い曲だぞ
最終更新:2015年03月31日 08:38