唯「仕事をやめて本当にニート!?」

唯「いえいえ。ムギちゃんのおうちで家事をやるお仕事を始めるのです!」

唯「しかもムギちゃんちにいっしょに住んじゃうもんねっ!」

唯「えへへ、ムギちゃんにはお世話になりっぱなしだな~」

唯「ムギちゃんには学生時代からいっぱいお世話になったから、今度は私がムギちゃんを支えていくよ!」

唯「まずは、朝にムギちゃんのために朝ごはんを作って、時間になったらムギちゃんを起こすよ」

唯「えへへ、料理は憂に教わったからバッチリだもんね!」

唯「らくしょーらくしょー!」

【朝】

チュンチュンチュンチュン

唯「くかー、くかー」zzz

紬「唯ちゃーん?起きて、朝ごはんよ?」ゆさゆさ

唯「ふぇ?」ぱち

紬「おはよう唯ちゃん♪」

唯「亜、おはよームギちゃん♪」

紬「朝ごはん出来てるわよ。いっしょに食べましょう」

唯「わーい!ムギちゃんありがとー!」


唯「・・・あれ?」

唯(やっちゃった~~っ!!)ばたばたぱたぱた

唯(完全に寝過ごしてるじゃん!!)

唯(しかもっ!ムギちゃんのごはん美味しいし!!)もぐもぐ

紬「唯ちゃん、ごはんおかわりもあるわよ?」

唯「おかわりー♪」

紬「は~い!」にこっ

唯「あー、美味しかった!」

唯「ごちそうさまでしたっ!」

唯「ムギちゃんの着替えを手伝って、ムギちゃんが仕事へ行くのをお見送りします」

唯「いってらっしゃいムギちゃん!」

紬「いってきます♪」ちゅっ

唯「わわっ///」かぁぁ

紬「今日は早く帰れるからね。それじゃ!」

唯「い、いってらっしゃーい・・・」ぶんぶん

唯「えへへ」

唯「さーて、お料理はアレだったけど、お掃除は頑張るよー!」

唯「ムギちゃんに買ってもらった、このルンバのルン太でバッチリおうちを綺麗にするよ!」

唯「それっ!ルン太スイッチON!」ポチッとな

ルン太「ウィーン」

唯「ふふっ、かわい」

唯「可愛いなぁルン太は」

ルン太「ウィーン」

唯「よっし!頑張って家中お掃除しちゃうぞ~!」ふんすっ

唯「ルン太2号機~8号機、スイッチON!」ポチチッ

ルン太たち「「ウィーン」」

唯「がんばれールン太ー!」

唯「よし、これで1階はおっけーだね!」

唯「2階~6階は別のルン太にお任せしましょー」

唯「お洗濯も頑張っちゃうよー!」

唯「洗濯機に二人の洗濯物を入れて、と」ぱさっ

唯「お~、ムギちゃんのブラジャー!」ふんすっ

唯「装着!」ふぁさっ

唯「うーむ、何という戦力」

唯「私ではスカスカですなぁ」

唯「えへへ、ムギちゃんが買ってくれた乾燥まで全自動の洗濯機は偉いなぁ」ピッ

洗濯機「ウィーン」

唯「洗剤の量まで自動で決めてくれるんだもんね!すごい!」

唯「よし。あとは全部終わったら洗濯物を畳むだけだねっ!」

唯「えへー、ムギちゃんとの生活は楽しいな~♪」

唯「いつの間にやら夕方だよー」

唯「ルン太も全員帰宅したし、洗濯物も畳んだし」

唯「よーし!今度は晩ごはんだよっ!」

唯「この晩ごはんこそはしっかりしないとっ!」ふんすっ

ハッチミーツイーロノーーゴーゴガースギーテクー(ハーニスウィーティータイッ

唯「あれれ?ムギちゃんからメールだ」

唯「どれどれ?」ピッ

紬『今日は定時に上がれそうです!唯ちゃん、今日はいっしょに外で晩ごはん食べない?
美味しいお寿司のお店があるのっo(^▽^)o』

唯「わーい!ムギちゃんとお寿司だーっ!」

唯「えへへ、ムギちゃんが連れて行ってくれるお店はどこも美味しいからな~」

唯「楽しみだなぁ、お寿司・・・」たらー

唯「よしっ!そうと決まったら、おめかしして行くよー!」ふんすっ

唯「ムギちゃんに恥をかかせないように、マナーもしっかり予習しなくっちゃ!」

唯「私は素敵なレディーなのですっ!」

唯「ムギちゃんとお寿司♪ムギちゃんとお寿司ー♪」

紬「唯ちゃーん♪」ぎゅっ

唯「ムギちゃーん!お疲れさま~♪」ぎゅー

紬「はぁ・・・唯ちゃんあったかい・・・」ほわほわ

唯「ムギちゃんをあっためるのが私のお仕事ですからっ」ふんすっ

紬「えへへ、それじゃあもっと~♪」むぎゅぎゅー

唯「どんとこいですっ!」

紬「それじゃ唯ちゃん。お寿司食べに行こっか?」

唯「はーい♪」

紬「今日のお寿司はすごいわよ~!」

唯「わぁ、楽しみだなぁ」わくわく

紬「すごいのよっ!なんとね、1皿がたったの100円なのっ!」

唯「何それ!?すごーい!!」ぱたぱた

紬「しかも回転寿司よ!回転寿司!」わくわく

唯「やったぁ!ケーキとかプリンとかも流れてくるかな!?」

紬「そうよ!メロンだってきっと流れてくるわ!」

唯「メロン!?すごーい!」

紬「1皿100円なんて、価格破壊よね~」

唯「うんっ!私も回転寿司は行ったことあるけど、1皿100円なんて初めてだよ~」

紬「きっとお寿司は全部機械が握ってて、全自動なのよ!」

唯「すごいね!きっと外国の工場とかで、たいりょーせいさんされてるんだね!?」

紬「楽しみねぇ、回転寿司♪」

唯「うんっ!」

紬「ふふっ♪」

唯「えへへ」

唯「でもね、ムギちゃん」

紬「なぁに唯ちゃん?」

唯「私ね、ムギちゃんといっしょだったらどんなところでも楽しいよっ!」

紬「・・・本当?唯ちゃん」

唯「うんっ!軽音部のころから、ずっとその気持ちは変わらないよ!」

紬「ふふー、私も同じ気持ちよ唯ちゃん♪」

唯「えへー、ムギちゃんだーいすきー!」ぎゅっ

紬「私も唯ちゃんだーいすき!」なでなで

唯(そんなこんなで回転寿司を楽しんだ私たち)

唯(まさか回転寿司にガチャポンやカードゲームまであるなんて・・・!)ふんすっ

唯(いっぱい楽しんで、おうちでいっしょにお風呂に入ったらもう夜です)

唯(そして、夜の二人の時間・・・)


紬「ゆーいちゃん♪」むぎゅー

唯「ふふー♪ムギちゃ~ん///」ちゅっ


唯(この時間だけは、二人だけのないしょの時間なのです!)



おしまい!




最終更新:2012年12月20日 01:50