唯「この寒さだと和ちゃん家では凍えちゃうね」 1 - 菫が百合ノートを引き継ぐようです

唯「だから和ちゃん帰っちゃダメ～」ぎゅーっ

憂「和ちゃん。ウチに泊まっていこうよ～？」ぎゅーっ

和「またこのパターンなのね」

唯「和ちゃーん。美味しいご飯作るから～」ぎゅーっ

和「作るのは憂でしょう？」

憂「和ちゃん泊まっていってくれなきゃやだー！」ぎゅーっ

和「私、この家に来る度に泊まっていってる気がするわ」

憂「夜も寒くないように、和ちゃんに抱きついて寝るから～」ぎゅーっ

和「今すでに抱きついてるでしょう」

唯「お風呂でも、ちゃんと背中流すから～！」ぎゅーっ

和「いっしょに入る気なの？」

憂「こたつの温度も、和ちゃんが好きに設定していいからー」ぎゅーっ

和「いや、二人に抱きつかれてこたつから出たいくらい暑いわよ？」

唯「じゃあこたつから出てもいいから～」ぎゅーっ

和「じゃあって何よ」

唯「和ちゃーん、泊まっていってよ～」ぎゅーっ

憂「和ちゃーん！」ぎゅーっ

和「ああ、もう。この抱きつき姉妹は・・・」

和「まあいいわ。寒いし、帰るのも面倒だし」

唯「やったー！」ぎゅーっ

憂「イエーイ！」ぎゅーっ

和(・・・あつい)

和「二人とも、そろそろ離れてちょうだい」

唯「や」ぎゅーっ

憂「や～」ぎゅーっ

和「ちょっと」

唯「えへへ～///」すりすり

憂「和ちゃーん♪」すりすり

和「はぁ、仕方ない子たちね・・・」

和(こたつのスイッチOFF、と)ｶﾁｯ

唯「和ちゃんあったかい」ぎゅーっ

憂「あったかいねお姉ちゃん♪」ぎゅーっ

和「あたたかいのはたぶん私じゃないわよ。二人が体温高いの」

唯「そんなことないよー」ぎゅーっ

憂「ないよー」ぎゅーっ

唯「最近は明け方頃にすごく寒いよね？」ぎゅーっ

憂「でも三人でこうやって寝ればあったかいよ？」ぎゅーっ

和「まったく。今夜は朝までよく寝れそうだわ」ぎゅーっ

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