パン


唯「始まったね2013年! 今年は新しいパン作るぞー!」

澪「いつも作ってるだろ」

唯「違うんだよ、もっとこう……ミラクルなやつをね!」

澪「別に普通のパンでもいいんじゃないか?」

唯「え~。そうは言っても普通のパンも売れ行きよくないよね」

澪「う、まあ……けどいつも唯が作ってる独創的なパンだってあんまり売れてないだろ」

唯「昨日は澪ちゃんの創作パンより1個多く売れたよ」

澪「なんでだ……うさぎパン可愛いのに」

唯「そう言えばお店の名前決めてなかったね」

澪「そうだっけ!? 既に営業してるのに!?」

唯「というわけでお店の名前決めようよ」

澪「あ、私いくつか案があって……フランス語でル・シュ――」

唯「ひらめいた! 『>>7』ってどうかな!?」

※ゆいみおベーカリー

唯「ひらめいた! 『ゆいみおベーカリー』ってどうかな!?」

澪「おおー、いいなそれ! ……いやちょっと恥ずかしいな」

唯「いいじゃんいいじゃん。これにしようよ!」

澪「……そうだな。あと定休日も決めないと。何曜日にしようか」

澪「ちなみに祝日は基本的に休みにしよう」

唯「定休日は毎週『>>11』曜日で!」

※月火水木金土日

唯「定休日は毎週月火水木金土日曜日で!」

澪「おい」

唯「えへへ……間違えちゃったや」

唯「ええと……↓」

※水曜

唯「定休日は毎週水曜日で!」

澪「決まりだな」

澪「それからな……もう貯蓄がないんだ」

唯「え……」

澪「だから2月以降に生活費が確保出来なかったらその時は……終わりにしよう」

唯「そんな……」

澪「と、とりあえず【12月まで】頑張ろう! 【2月以降の収支が10万を切らないよう】に」

唯「わ、わかった!」

澪「【貯金】が増えれば旅行とか行けるしな。生活費を引いた額からお小遣いを月に2万ずつで残りを貯金だ」

唯「旅行いいね~(2万か……)」

澪「その為にはお店の【評判】を上げないといけない。評判は創作パンの出来で左右される」

唯「そうなの!?」

澪「ああ、さっきはああ言ったけど今のトレンドは創作パンなんだ。毎月おいしい創作パンを作って評判を上げていこう」

澪「創作パンを考えるのは唯だけどそれにGOサインを出すのは私だっていう事を忘れるなよ」

唯「わかった! 頑張るよ」

澪「あとは……その……」

唯「分かってるって。【愛情】も大事だもんね!」

澪「う、うん……////」



店名
『ゆいみおベーカリー』


定休日
毎週水曜日・祝日



★1月

唯「あけましておめでとうございます」

澪「今年もよろしくな」

唯「うん!」

澪「さて、早速だけど1月の創作パンを作ろうと思う」

澪「唯、何かいいアイディアはないか?」

唯「そうですな……じゃあ『>>22』なんてどうかな!?」

※あずにゃんパン

唯「そうですな……じゃあ『あずにゃんパン』なんてどうかな!?」

澪「あずにゃんパン……?」

唯「あずにゃんの顔とツインテールを模したパンだよ!」

唯「中身はチョコクリームであずにゃんの内面を表します」

澪「おお……普通においしそうだな」

唯「でしょー?」

澪「とりあえず作ってみるか」

唯「うんっ」

――――

唯澪「できたーっ!」

律「よーっす、調子どう?」

唯「りっちゃん丁度いい所に! 新作のパン出来たから食べてみて~」

律「オッケー!」

律「これは……もしかして梓か?」

唯「わかる? よかったぁ」

律「どれ……もぐもぐ」

律「これは……!」

唯澪「これは……?」

律「うまい! 見た目も可愛いしツインテールもうめえ」

唯「髪の毛の部分はひじきにしようと思ったんだけど澪ちゃんに止められてさー」

澪「当たり前だ!」

律「これは評価Aだな! 評判良くなると思うぞ」

唯澪「やったー!」

律「中のチョコクリームで梓の腹黒さを表してるんだな。中野だけに」

唯「違うよ~甘くて優しくておいしいあずにゃんを表してるの!」

澪「とりあえず今月のパンはこれで行こう」

澪「あとはこのパンがどれだけ売れるかだ」

唯「そうだね……私達の生活が懸かってるもんね」

律「んじゃ頑張ってくれ」

澪「おう。ありがとな」

澪「さてここからが本番だ」

澪「創作パンで評価を上げる事も大事だけど客単価がかなり重要になってくる」

澪「客単価はコンマの数字×10円+創作パンの出来によって決まる」

澪「無作為に抽出したお客さんの客単価を基準にしてひと月の収支が決まるから気を付けていこう」

唯「……えっ!?」

澪「上手くいけば大儲けが出来るぞ。どんなに売れなくても原価が売上高を上回る事はないからどんどんパン作ろう」

唯「う、うん……?」

澪「あ、お客さんが来た……」

唯「澪ちゃんスマイルスマイル」

澪「う、うん……」

唯澪「いらっしゃいませー♪」

客「これください」

唯「全部で【>>31のコンマ秒×10+創作パン補正】円です!」

※31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ::2013/01/02(水) 16:29:46.83 ID: pkoS2RoQO

唯「全部で【930】円です!」

唯澪「ありがとうございましたー♪」

唯「……この金額が今月の儲けに繋がるんだね」

澪「ああ」

唯「あ、赤字だったらどうしよう……」

澪「大丈夫だ。店の収支で赤字は絶対に出ない」

唯「そ、そうだったね!」

澪「でも私達が生活出来るかどうかは別問題だけどな……」

唯「……が、頑張るっ!」


  • 1月の結果


創作パンの評価……A
1日の平均客数……22人
指標客単価………930円
営業日数……………24日

粗利益……………324,086円
今月の貯金額……141,955円
来月のお小遣い……支給


パン屋の評判……100>110
愛情………………100
合計貯金額………141,955円



★2月

唯「いやー、あずにゃんパンがバカ売れしたねえ! 幸先いいよこれ」

澪「あの客数と単価でどうしてこうなったんだろうな……あずにゃんパンの原価が安かったからか?」

澪「でも今月から原価に補正がかかるから1月のようにはいかないかもな」

唯「大丈夫大丈夫! 澪ちゃんの作るパン美味しいもん!」

澪「そ、そうかな?」

唯「そうだよ~私澪ちゃんの作るパン大好きだよっ!」

澪「う、うん……ありがと////」

唯「それじゃあ今月もすごいパン作ってガッポリ儲けよう」

澪「簡単に言うけど何か考えてるのか?」

唯「2月のパンは……『>>39』!!」

※ムギパン

唯「2月のパンは……『ムギパン』!!」

澪「なるほどあずにゃんパンみたいなシリーズか」

唯「そう! ムギちゃんの髪の毛をクリームで表現して眉毛は……眉毛もクリーム! ついでに生地にもクリーム練り込んじゃおう!」

澪「クリームパンにムギの優しさと可愛らしさがプラスされるわけだな」

唯「そういう事!」


――――


唯澪「できたーっ!」

律「よーっす、調子どう?」

唯「りっちゃん丁度いい所に! 新作のパン出来たから食べてみて~」

律「オッケー!」

律「これは……ムギか?」

唯「今度はムギパンだよ~」

律「どれ……もぐもぐ……これは!」

唯澪「これは……?」

律「おおーうまい! まゆげのクリームだけメロンになってる!」

律「これは評価Aだな! 評価良くなると思うぞ」

唯澪「やったー!」


唯「あー2月寒いなぁ」

唯「2月か……2月と言ったら……>>46」


1:バレンタイン
2:豆まき


※2

唯「2月か……2月と言ったら……豆まき」

唯「そうだよ豆まきだよ!」

唯「危ないー忘れるところだった」

唯「澪ちゃん豆まきとコラボして豆パン作ろう!」

澪「なるほど……いいかもしれない」

唯「でしょ?」

澪「これは売れるかもな!」


今月の売上が5%上がった
評判が5上がった


唯「いらっしゃいませー」

客「お願いします」

唯「はーい」

唯「合計で【>>53のコンマ×10+創作パン補正】円です」

※53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :sage:2013/01/02(水) 17:26:58.36 ID: /0LQ4bUnO

唯「合計で【460】円です」

唯「ありがとうございましたー」

唯「さてと、2月もこれでおしまいだー」

唯「澪ちゃーん今月はどうだったかなぁ?」

澪「ええと……」


  • 2月の結果


創作パンの評価………A
1日の平均客数………25人
指標客単価………460円
営業日数……………23日

豆パンボーナス……+13,225円

粗利益………………174,966円
今月の貯金額………12,220円
来月のお小遣い……支給


パン屋の評判………110>125
愛情…………………100
合計貯金額…………154,175円



★3月

澪「先月は営業日が少なかった割けどプラスになったな」

唯「よかったぁ」

澪「唯の創作パンが売れたおかげだよ」

唯「そうかな……えへ」

澪「今月も頑張ろうな」

唯「うん! それじゃあ今月の新作パンは……『>>58』でどうでっしゃろ」

※すっぴんさわ子パン

唯「うん! それじゃあ今月の新作パンは……『すっぴんさわ子パン』でどうでっしゃろ」

澪「何故すっぴんにした」

唯「なんていうか素材の味を生かそうかと思いまして」

澪「……とりあえず作ってみるか」

唯「うむ!」


――――


唯澪「できたーっ!」

律「よーっす、調子どう?」

唯「りっちゃん丁度いい所に! 新作のパン出来たから食べてみて~」

律「オッケー!」

律「これは……え、誰これ……私じゃないよな?」

唯「すっぴんのさわちゃんをイメージしてみました」

律「まじかよ……もぐもぐ……これは!」

唯澪「これは……?」

律「この見た目に加えて中身もちょっとパサついてるところがあれだな……何故すっぴんにしたし」

唯澪「あれ?」

律「これは評価Cだな。評判ちょっと落ちるかも」

唯澪「え……」


唯「もうすぐ春だし新しいパンの研究したいな……春は関係ないか」

唯「でもこれ以上お店の経費で材料買うのもアレだし……お小遣いで材料買って研究しようかな?」

唯「そうすると他の事にお小遣い使えなくなっちゃうけど」

唯「どうしようかな?」


>>62

1:お小遣いはパンの研究のために使おう (奇)
2:お小遣いはそれなりに溜めておこう (偶)

※1

唯「決めた!」

唯「お小遣いはパンの研究のために使おう!」

唯「そうと決まったら早速材料階に行かないと」

唯「よーし頑張っちゃうぞ!」


これ以降毎月評判が+5される


澪「んんー……はぁ。お昼時も過ぎたし一段落だな」

唯「ふあぁ……ねむい」

澪「あの唯が毎朝ちゃんと起きてパン作ってるなんてすごいよ」

唯「だって澪ちゃんにばっかり任せたら悪いもん」

澪「朝は私で昼前の分を唯が焼くっていう手もあるぞ」

唯「でもやっぱり二人で作りたいかな」

澪「そ、そうか////」

ガチャ

唯「いらっしゃいませ……あれ?」


>>69のコンマで来訪者決定

00~19……律
20~39……紬
40~59……純
60~79……梓
80~99……憂

※69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ::2013/01/02(水) 18:18:27.60 ID: H9O4GS1i0

梓「こんにちは」

唯「あずにゃーん!」

澪「おお梓!」

梓「近くに寄ったので来ちゃいました」

唯「どーぞどーぞ。せっかくだから何か食べる?」

梓「えっと……すっぴんさわ子パン……なにこれ」

唯「私が作ったんだ~」

梓「でしょうね。せっかくだからこのすっぴんさわ子パン買います」

澪「お代なんていいのに」

梓「いえいえ悪いですよ。他にもいくつか買って友達にこのお店紹介しますね」

唯「流石あずにゃん……!」

澪「何だか悪いな」

梓「お二人の作るパン美味しいですしもっと人気出てもいいのになぁ」

梓「じゃあこれ下さい」

唯澪「ありがとうっ!」


今月の売上にボーナスがついた
評判が5上がった


澪「い、いらっしゃいませ!」

客「あと6枚切りの食パンの欲しいんだけど」

澪「あ、えっと、こちらですね」

澪(唯が隣にいないと緊張する……)

澪「合計で【>>74のコンマ×10+創作パン補正】円です」

※74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ::2013/01/02(水) 18:31:51.95 ID: piXbdbTCi

澪「合計で【950】円です」

澪「ありがとうございましたー」

澪「……ふう」

澪「もしかして今月結構いい感じなんじゃないか?」


  • 3月の結果


創作パンの評価………C
1日の平均客数………25人
指標客単価…………950円
営業日数……………27日

梓ボーナス…………+2000円

粗利益………………405,247円
今月の貯金額………212,565円
来月のお小遣い……支給


パン屋の評判………125
愛情…………………100
合計貯金額…………366,740円


2
最終更新:2013年01月04日 02:52