★9月

澪「エリザベスパン大人気だったな。おかげで評判も上がったよ」

唯「もうすぐ大台だね」

澪「もうひと頑張りしようか」

唯「おう!」

唯「9月だからねー、今回のパンは『>>254』だよっ!」

※沢庵パン

唯「9月だからねー、今回のパンは『沢庵パン』だよっ!」

澪「9月……? でも沢庵パンて……高菜パンみたいな方向だろうか」

唯「とりあえず作ってみよ?」

澪「そうだな」


――――


唯澪「できたーっ!」

律「よーっす、調子どう?」

唯「りっちゃん丁度いい所に! 新作のパン出来たから食べてみて~」

律「オッケー!」

律「これは……前に食べたムギパンとどことなく似てるような……でもにおいは全然違う」

律「どれ、もぐもぐ……これは!」

唯澪「これは……?」

律「>>259」

1:意外と行けるわ
2:いや、さすがに

それ以外コンマ

※1

律「意外と行けるわ」

澪「……ほっ」

唯「そうなんだ~」

律「……あのさ、まずお前らが味見しろよ。明らかに食べた事なくて味すらわかってない反応だよね?」

澪「ま、まあまあ。それで評価はどのくらいなんだ?」

律「これは評価Bだな。温泉!」

唯澪「温泉……?」


唯「りっちゃんが言ってた温泉って何だろう?」

澪「実は10月に町内会の温泉旅行があるらしい」

唯「温泉旅行!? 行けるの?」

澪「……まだお誘いは来ていない、が」

唯「が?」

澪「うちの評判なら来月に声がかかるはずだ」

唯「いやったーーー!」

澪「……そういえばクリーニング屋さんも行くみたいな事言ってたな」

唯「!?」

唯(憂が言ってた人か……気をつけなきゃ!)

ガチャ

唯澪「いらっしゃいませー」

>>275のコンマで来訪者決定

00~19……律
20~39……紬
40~59……純
60~79……梓
80~99……憂

※275:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ::2013/01/03(木) 00:28:51.97 ID: 9/qKxC/j0

憂「こんにちは」

唯「あれーういー!」

憂「えへへ来ちゃいました」

唯「こないだは憂のおかげで楽しく旅行できたよ~」

憂「わたしなんにもしてないよお」

唯「そう言えば来月町内会の温泉旅行があるらしくてさ~」

憂「あ~」

唯「もしお誘いがきたら憂も一緒にいかない?」

憂「んー、私はやめておくよ」

唯「そっかー」

憂「というわけなのでお姉ちゃんの事よろしくお願いしますね、澪お姉さんっ」

澪「!?」

澪「あ、ああ、うん」

唯「おおー澪ちゃんにもいもうとが出来たねぇ」

澪「ちょっと恥ずかしいけど……いいかも」

憂「えへへっ、それじゃあ温泉旅行に誘われたら”二人”で楽しんできてね!」

唯「ありがとーまたね~」

澪「バイバイ」


唯「それにしてもさ、これで温泉旅行行けなかったらピエロもいいとこだよね」

澪「うん……」

唯「今から根回しとか出来ないの?」

澪「出来ない……」

唯「そっか……」

客「あのう」

唯澪「いらっしゃいませ」

唯「合計で【>>286のコンマ×10+創作パン補正B】円です」

※286:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ::2013/01/03(木) 00:41:52.94 ID: zJ/Sk0MfT

唯「合計で【970】円です」

唯澪「ありがとうございました」

唯「……澪ちゃん」

澪「ん?」

唯「今月って何で30日までしかないのかな。何で祝日が2日もあるのかな」

澪「奇遇だな。私もそう思ってたところだ」

唯「沢庵パン……すごいね!」

澪「ああ、滋賀に行く事があったら買ってみよう」


  • 9月の結果


創作パンの評価………B
1日の平均客数………40人
指標客単価…………970円
営業日数……………24日

粗利益………………661,152円
今月の貯金額………395,202円
来月のお小遣い……支給


パン屋の評判………195>200 大台
愛情…………………85
合計貯金額…………1,105,393円



★10月

澪「い、いくぞ……」

唯「うん、きて……」

澪「んっ!」

ぺちちちち

唯「ああんっ!」

唯「すごい……これが100万円のビンタ」

澪「まさかこんなに稼げるとは……お小遣い4万円にしたのにこれだもんなぁ」

唯「何だかすごくパン作りたい気分になってきた!」

唯「『>>296』っていうの作ってみない?」

※唯澪パン

唯「『唯澪パン』っていうの作ってみない?」

澪「おふっ?! っ……しょ、へ?」

唯「だから唯澪パン」

澪「……一応聞くけどどんなパンなんだ?」

唯「そうだな……澪ちゃんの優しさとボリューム感を表すふわふわ生地にミルクたーっぷりのぉ」

澪「わあああ聞いてる方が恥ずかしくなってくる!」

唯「中に果物入れたいねー……イチゴとか」

澪「わ、わたしばっかりじゃないか! 唯の部分が何にも入ってないだろ!」

唯「え、わたしー? んー自分ってよくわからないや。澪ちゃんだったら私を何で表現する?」

澪「ぇえ、それは…………練乳かな。甘ったるさも香りもぴったりだし、あクリームたっぷりっていうのも」

唯「いやんっ//// 何かこれすっごく恥ずかしい」

澪「だ、だろう?」

唯「でもクリームかー澪ちゃんにも――」


――――


律「よーっす、調子どう?」

唯「キウイフルーツ! そういうのもあるのか」

澪「れ、レモンみたい感じも////」

律「えっと……新しいパン作った?」

唯「あれりっちゃん丁度いい所に!」

律「今月のパンはどんなもんで――」

唯「イチゴって澪ちゃんぽいよね!」

澪「いや唯だと思うんだよな」

律「……パンは?」

唯「あっまだ作ってないや」

澪「練乳か生クリームがきまらなくてさー律はどうおも」

律「あー……評価A! ちょっと甘酸っぱ過ぎ!」

唯澪「えっ」

澪「……でも改めて唯の事考えるいい機会になったかもしれない」

唯「私も! 私って実は澪ちゃんの事について結構詳しかったんだ」

澪「実はってなんだよ。だからこうして二人でパン屋やってるんだろ」

唯「へへ、そだね。澪ちゃん大好き~」

澪「調子いいんだから……今回だけだぞ」


愛情が10%上がった!


澪「ただいまー」

唯「おかえりーどうだった?」

澪「……行ける事になったぞ!」

唯「いやったーーー!」

澪「行くための条件は評判200以上か憂ちゃんかクリーニング屋さんと接触のどれかだったんだけど大丈夫だった!」

澪「ちなみに家族毎に個室取ってくれるんだって」

唯「わあぁ~楽しみだなぁ」

澪「紅葉はもう少し先かもしれないけど温泉が恋しくなってくる時期だもんな」

唯「そうそう!」


旅館


澪「いいところだな」

唯「うん! どうしよ早速温泉行っちゃう!?」

澪「おちつけ。……そういえばクリーニング屋さんは来てないみたいだな」

唯「そうなんだーそれより温泉に」

澪「まあ待てって。もうすぐ夕食だし今から行ってバタバタするのもな」

唯「そっか! ご飯も大事だよね!」

澪「……唯は唯だなぁ」


梅の間 夕食


唯「おいしいぃー」

澪「うん、いつもパンばっかりだったからこういうのすごくいいよ」

唯「こっちも美味しいよ」

澪「どれどれ……ってそれおちょこ」

唯「さささ、ぐいっと」

澪「おやじか!」

町内会長「あっ……平沢さんはお酒は……」

澪「あっすみませんじゃあちょっとだけ……」

澪「お注ぎします」

町内会長「どうもすみません」

澪「…………唯の所為で町内会長におやじって言っちゃただろ」

唯「私のせいなの?」

――――

唯「けふーお腹いっぱいです」

澪「絶対食べ過ぎた……」

唯「売れ残ったパン食べるよりいいよ」

澪「それはそうだけど」

唯「次は温泉だー」

澪「……もうちょっと後にしないか?」

唯「……そだね」

唯澪(食べ過ぎて動けない……)


温泉


澪「おお……」

唯「時間遅くなっちゃったけどおかげで貸切だね」

澪「結構広いんだな」

唯「澪ちゃん背中洗ってあげるよ」

澪「……いや、自分でやる」

唯「ええー。こんな機会でもないと出来ないよ?」

澪「それは、確かに……」

唯「という訳ではい座って」

澪「……お手柔らかに」

唯「任せておいて!」

唯「……」

唯(澪ちゃんの肌綺麗だな)

唯(……あ、うなじ)

澪「ひゃ!?」

唯「あ、ご、ごめんねー髪の毛が」

澪「……」

唯(タオル越しなのがもったいないくらい……)

唯(背中越しに濡れて艶めく澪ちゃんの乳房が見え隠れしてる)

唯(豊満な柔肉をすくいたい……もう抱きついちゃえ!)

唯「澪ちゃーん!」ガバッ

澪「ぎゃーーーっ!?」

――――

唯「……」

澪「……」

唯「……いいお湯ですね」

澪「……」

唯「えっと」

澪「……」

唯「ごめんなさい」

澪「ん」

唯「ほっ……」

澪「まったく」

唯「いやあつい」

澪「はぁー……何だかこうしてると軽音部の合宿を思い出すよ」

唯「あっ澪ちゃんも?」

澪「唯が騒いでるからかな」

唯「ええーっ」

澪「また来たいな」

唯「来年も誘ってくれるかな」

澪「そこは自力でもいいんじゃないか」

唯「……そだねぇ」


唯(こうして私達はリフレッシュして帰りましたとさ)


唯「いらっしゃいませ」

澪「ありがとうございました」

唯「いらっしゃいませー」

澪「ありがとうございましたー」

唯「もっと旅館に、温泉にいたかったよぅ」

澪「ほらお昼は稼ぎ時なんだから頑張れ」

唯「ふんすぅ……いらっしゃいませ!」

澪「【>>333のコンマ×10+創作パン補正A】円です」

※333:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ::2013/01/03(木) 02:01:25.94 ID: vw2fK+iK0

澪「【1040】円です」

唯澪「ありがとうございました」

唯「もう今日の分の唯澪パン売りきれちゃった」

澪「まさかこんなに売れるとは……」

唯「うれしいよ~」

澪「売れれば売れる程恥ずかしくなってくるけど……」


  • 10月の結果


創作パンの評価………A
1日の平均客数………43人
指標客単価…………1040円
営業日数……………25>22日

粗利益………………659,172円
今月の貯金額………393,480円
来月のお小遣い……支給


憂使用

パン屋の評判………200>215
愛情…………………85>94
合計貯金額…………1,498,873円


5
最終更新:2013年01月04日 02:57