ガライの町
宿屋「旅人の宿屋へようこそ。ひと晩6ゴールドですが、お泊りになりますか?」
律「はい」
宿屋「それでは、お部屋はそちらでございます。ごゆっくりお休みください」
律「あれ、まだ自由に動けるぞ。HPもMPも回復していないし。
どうやったら泊まったことになるんだ?ベッドに寝ろってことか?
とりあえずベッドに横になってみるか。って言うかベッド低いなー。床に布団敷いてるみたいだ」
チャララララッチャッチャーン♪
律「お、一瞬暗くなって、雀の鳴き声がする。HPとMPも回復している。こういう事なんだな。
外に出てみるか」
宿屋「おはようございます。では、いってらっしゃいませ」
律「カウンター前で話しかけられるんだな。なるほど、宿屋に泊まるのはこんな感じか。
ベッドに横になって、暗転したらHPとMPが回復するってことだな。
さて、さっきの場所でさっさとレベル6に上げるぜ!」
唯「宿屋に泊まると、こんな感じなんだね。武器や盾も持ったままベッドに横になるんだ」
澪「台の上の律は、その場に座って寝転んで、すぐ起きるって感じだな」
紬「今の時点のうちの技術では、これが限界みたいなの。ベッドをわざと低くしているのも、
プレイヤーを一度座らせるためみたい。座らせたら、そこから寝転ぶのも危険じゃないし、
ベッドに寝ている感覚も表現できるみたい」
澪「苦肉の策ってことだな。でも、いろいろ考えてあるんだな」
パパパパッパッパッパーン♪
りつはレベル6に上がった!
力が4ポイント上がった!最大HPが4ポイント増えた!最大MPが3ポイント増えた!
20ゴールドを手に入れた!
律「OK!ゴールドもある程度たまったし、ようやく鎧が買えるな。さぁ、買い物と宿屋の為に、
もう一度ガライだ」
唯「りっちゃん早ーい!もうレベル6だよ」
澪「っていうか、ホントにギラばっかり使っていたな」
紬「りっちゃんの今の装備って、唯ちゃんがそろえた装備のままなのよね。鎧はまだ無装備だし。
普通の攻撃で戦ったら、ゴーストしか一撃でしとめられないから、ギラを多用してるみたいね。
2ターン目になったのはゴースト戦だけだったし、それ以外は全部1ターンで終わらせてたわ」
澪「これこそ、攻撃は最大の防御っていうことかな。貧弱な装備をギラでカバーしている感じだな」
ガライの町
りつは鎖かたびらを装備させてもらった。
律「よし、これでようやく鎧系も装備できた。次は妖精の笛だな」
唯「りっちゃん隊長、応答願います、ドーゾ」
律「唯か?どーだ、私はサクサク進めるだろ?」
唯「すごく、早いです!っていうかなんで?」
律「ギラの呪文を覚えたら、少し上のレベルのモンスターも一撃で倒せるからな。
ランクが上だから、経験値やゴールドもその分多いのさ。
だから効率良く経験値やゴールドを稼げて、レベルアップも早いんだ。
上のランクのモンスターはギラで戦うから、武器はこん棒のままでもいい。
先に鎧系で守備を固めて、ゴールドがたまってから武器を買い換えるんだ」
澪「なるほどな。ホント、律とは思えないぐらい戦略的だな」
律「何だよ、悪いかぁ!」
紬「りっちゃんの姿、様になってるわ。なんか忍者みたいな感じよね」
律「鎖かたびらだからな。でも、忍者っぽいのに盾やこん棒はおかしいんだけどな」
澪「これから、どうするんだ」
律「今度はマイラに向かうぜ。マイラ周辺もさっきのレベルのモンスターが出るからな。
そしてレベルが上がったら、鍵を買いにリムルダールに行く」
フィールド
律「マイラまでちょっと距離があるんだよな。えーっと、平地をたどっていけば橋に着くはずだ」
(中略)
律「よし、一つ目の橋通過。このへんは平地をたどるだけだから楽だな」
(中略)
律「二つ目の橋通過。ここから北上だな」
がいこつがあらわれた!コマンド?
律「おーっと、ちょっと強いのが出てきたな」
澪「ほわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
唯「み、澪ちゃん!」
澪「見えない聞こえないミエナイキコエナイミエナイキコエナイ…」
紬「澪ちゃん、大丈夫だから」
唯「そうだよ、そんなに怖くないよ!」
澪「ホント…に?」
紬「ほら、服を着ているから、そんなに骨っぽさもないし」
唯「りっちゃんに攻撃されて、目が×になってて、けっこうカワイイよ」
澪「ソーッ…う…うん、なんとか…でも、結構大きく映っているし…」
紬「そうこうしているうちに、りっちゃんが倒しちゃったわね」
がいこつをやっつけた!
25ポイントの経験値をかくとく!42ゴールド手に入れた!
律「がいこつはギラだけだと、どうしても2ターンかかるからな。まあ仕方ないんだよな。
ともかく、北上するか」
(中略)
律「マイラの村が…見えない。あの林の中の真ん中辺りだろうけど、ここからじゃさっぱりだ。
どこか見渡せる…あった。西の山地からなら見えるかもしれないな」
(中略)
律「この位の高さなら、向こうの海まで見えるな。マイラは…あった!ちっちぇな。
温泉の湯気がたってるけど、林に入ったら見えないよな。ともかく、目指してみるか」
マイラの村
男「こんにちはっ。ここはマイラの村です」
律「うへー、ようやく到着。林の中にあるから、たどり着くまでに迷うな。こりゃ大変だー。
とりあえず、目的物の妖精の笛をとっておくか」
女性「いらっしゃいませ。ここは露天風呂でございます」
律「温泉から南に4歩だったよな。えーっとこの辺に…ない。おかしいな?場所が違うのか?」
澪「律のやつは何をしているんだ?お風呂の南側をずっと調べているが」
唯「りっちゃん隊長、応答願います、ドーゾ!」
律「唯か?今探しものをしているんだよ」
澪「何を探しているんだ?」
律「妖精の笛さ。ゴーレム戦で必要なんだよ。たしかこの辺に落ちているはずなんだけどな?
おーい、ムギぃ。地面を掘ることってできるのか」
紬「それはできないわ。りっちゃん、設定で隠し場所が変更されているんじゃないかしら」
律「そうかもしれないな。とりあえず思い当たるところを探してみるか。まずは温泉の脱衣所のタンスだな」
律「だめだ、温泉周辺にはなにもない…毒の沼も調べたのに…」
澪「律、マイラの村にはないんじゃないのか?」
紬「そうかもしれないわね」
律「まあ、あっさり見つかったら私にとって簡単すぎることになるからな。とりあえずここを拠点にして
経験値とゴールドを稼いで、レベルが上がったらリムルダールに行くか。MPもなくなってるし、
続きはここに泊ってからにするぜ」
フィールド
パパパパッパッパッパーン♪
りつはレベル7に上がった!
力が5ポイント上がった!素早さが7ポイント上がった!みのまもりが3ポイント上がった!
最大HPが1ポイント増えた!最大MPが2ポイント増えた!
ラリホーの呪文を覚えた!
16ゴールドを手に入れた!
律「おっ、レベル7なのにもうラリホーだ。レベルの上がり方が遅い分、早く呪文を覚えるのか?
どっちにしろ、早く覚える方が好都合だ。ゴールドも目標額までもうすぐだし、
マイラ周辺でもう少し戦って稼いで、新しい武器を手に入れるか」
マイラの村
りつは鉄の斧を装備させてもらった。
武器屋「他にも何か用はあるかね?」
律「これでこん棒ともオサラバだな。すいませーん、売りたいんですが」
武器屋「どれを売るんだね?」
律「このこん棒でっす!」
武器屋「こん棒かい。そいつなら30ゴールドで引き取るが、どうかね?」
律「安いけど、どうせこの程度だし、お願いします!」
武器屋「まいどありがとよ!他にも何か用はあるかね?」
律「もうないです!」
武器屋「また来てくれよ!」
律「よし、これで攻撃もまともにできるようになるぞ!」
唯「おぉっ!りっちゃんの武器が斧になった」
澪「こん棒と違って、これは強そうだな」
紬「攻撃力も+11で40になったし、これなら逆にギラはいらなくなりそうね」
唯「あれっ!りっちゃんが『こん棒』って言ったら、斧がこん棒に変わったよ!」
紬「唯ちゃんも、さっき『たいまつ』って言ったら、手元に出てきたでしょ。
音声で認識認識して、アイテムが手元に出てくるようになっているのよ」
澪「へー、そういうことなんだな」
唯「そう言えばそうだったね。りっちゃんの手元は、今は斧に戻っているし」
フィールド
律「さてさて、お次はリムルダールだ。まずは沼地の洞窟を抜けないといけないよな。
あそこは簡単だし、今は通り抜けるだけだしな」
メイジドラキーが現れた。コマンド?
律「さっそくお出ましか。鉄の斧の威力を確かめるチャンスだな。いくぜ!」
りつのこうげき!
ガツン!
メイジドラキーに15ポイントのダメージ!!
メイジドラキーを倒した!
律「こん棒と違って、なかなかいい音がするな。攻撃力もまずまずだ」
沼地の洞窟
律「ここは、毒の沼に囲まれているから嫌だよな。歩くごとに足がピリピリしてHPが下がっていくぜ。
入り口は、ここだな」
カッカッカッ…
律「おぉー、当たり前だが真っ暗で何も見えないぞ。といっても、私の体と半径1mぐらいは
ぼんやり見えるな。壁も見えるから、とりあえず壁を伝って南向きだな」
メーダがあらわれた!コマンド?
律「真っ暗でも、モンスターだけはハッキリ見えるんだな。勝負!」
りつのこうげき!
メーダに17ポイントのダメージ!!
メーダのこうげき!
りつは1ポイントのダメージをうけた!コマンド?
唯「なんか、変な魚みたいなモンスターが出てきた」
澪「嫌だな、よく見たら気持ち悪いな…」
紬「今のりっちゃんでは、一撃では倒せないみたいね」
唯「そういえば、りっちゃん真っ暗なまま進んでたけど、大丈夫かなぁ?
たいまつは私が使っちゃったし」
紬「たいまつがないと分からないんだったら、りっちゃんはあらかじめたいまつを買うと思うわ。
南の大陸への通り道みたいだし、分かりやすくまっすぐにできているんじゃないかしら?」
澪「ドラクエに慣れてる律のことだから、洞窟の道を覚えてるんだろうな?
それより、真っ暗なままドンドン進んでいけるってことが、信じられないな」
唯「りっちゃんってスゴイよねー」
メーダをやっつけた!
14ポイントの経験値をかくとく!21ゴールドを手に入れた!
律「えーっと壁に突き当たっても、そのまま壁越しに歩いて、西向きになったらまっすぐ…
よし、出口の階段だ。これで南の大陸だ。リムルダールまでもう少しだ」
唯「りっちゃん隊長、応答願います、ドーゾ!」
律「おー、唯か?どうした?」
唯「りっちゃんスゴイ!真っ暗なまま出口にたどり着いたよ!」
律「まぁ、ここは単純に通り抜けるだけなら、たいまつもレミーラもいらないくらい簡単だからな」
唯「レミーラ?」
律「次に覚える呪文のことだ。洞窟を明るくするのさ。たいまつより明るいんだぜ」
澪「律、この洞窟の構造は一本道なのか?」
律「いいや、右…じゃなくて東側にも道はあるぞ」
澪「そっちに行ったら何があるんだ?」
律「もうすこし後で行ってやるから、楽しみに待っておけって」
フィールド
律「さて、できるだけ強くないモンスターに遭わないようにしないとな。
南は岩山でまったく見えないし、東側は林になって奥が見えない。
平地の多い西ルートの方がいいな。といっても、しばらくしたら林だけどな」
(中略)
律「林の中に湖を発見!向かい側も林だな。でも、奥が明るいから先に平地があるんだろうな。
湖のほとりをたどって行ってみよう」
魔道士があらわれた!コマンド?
律「少し強いモンスターが出てきたな。とりあえず攻撃だな。呪文がきませんように!」
りつのこうげき!
魔道士に12ポイントのダメージ!!
魔道士のこうげき!
りつは4ポイントのダメージをうけた!コマンド?
律「よし、呪文がこなかったからもう大丈夫だ」
魔道士をやっつけた!
28ポイントの経験値をかくとく!50ゴールドを手に入れた!
律「さて、平地に出てきたけど…まわりは林か山地だな。山地があるから登って見渡してみるか」
(中略)
律「南側は海で…おっ!南東方向に湖に囲まれた町を発見!あれがリムルダールだろうな。
ともかく、そこをめざそう」
リカントが現れた。コマンド?
律「もっと嫌なのが来たな。先制されませんように!ラリ…」
リカントのこうげき!
りつは11ポイントのダメージをうけた!
律「痛ぇ!先制を喰らったか!にしても今のは痛かったぞ!まずは眠らせないとな。ラリホー!」
りつはラリホーを唱えた!
リカントを眠らせた!コマンド?
律「よーし!眠っている間に倒すぞ!途中で起きるなよ!」
澪「杖を持った赤い服を着た魔法使いが魔道士で、服を着た水色の獣人がリカントか。
リカントは攻撃力があるんだな。律が痛がってたし…」
唯「ラリホーは眠らせる呪文だよね」
紬「そうよ。りっちゃんやっぱり慣れてるのね。強いモンスターもスムーズに倒しているわ」
唯「寝ているリカントって、なんかカワイイよね。鼻ちょうちんも出ているし」
澪「こういうところはコミカルに作ってあるんだな…」
リカントをやっつけた!
40ポイントの経験値をかくとく!60ゴールドを手に入れた!
律「よーし、まだMPも十分あるし、下手こく前にリムルダールに行かなきゃな。
この時点でラリホーがあると楽だな」
鉄のさそりがあらわれた!コマンド?
律「こんどはこいつか!こいつにはこれだ!ギラ!」
りつはギラを唱えた!
鉄のさそりに20ポイントのダメージ!!
鉄のさそりを倒した!
律「おっ、1ターンで倒せたぞ。これはラッキーだ。よーしよーし」
最終更新:2013年01月16日 23:47