作戦は無事成功
巨人内部の心臓部分である。制御システムを叩くという新たな段階へと突入した。
月の技術で作られた想像を絶す大きさのバブイルの巨人。
その内部も非常に精巧な機械の迷宮であった。
こやつの心臓部は腹部の方だ。
フースーヤの言葉。それは外部から見た巨人の外観からも想像できた
外から見えた中央のコア部分そこが心臓で間違いないだろう。
とにかく下へ向かう
それがセシル達の共通認識だったのだ。
巨人の口・巨人の首・巨人の胸。
人間の体に例えるとそういった部分をセシル達は降りて行ってるのだろう
当然道中にはバブイルと同じく、ガードロボットといった類の侵入者撃退する
今は腹部辺りだろうか
道中のガードロボット達以外にもこのバブイルの巨人を小型化したような兵器が現れた。
巨人兵
フースーヤが言った
警備が強くなっているのは目標が近いということの表れだろう。
「時間がない」
先ほどからずっと上空を巨大な目を携えた飛行物体が徘徊している
バブイルなどでもあったその兵器はサーチャーといってセシル達をとらえると
すぐさま警報をならしてガードロボットや巨人兵を呼びつける。
「こりゃあキリがないぜ」
エッジが破壊したサーチャーの残骸を漁りながらもいう。
その手にはサーチャーに内蔵されていた機械だろうか小型のアラームが握られていた。
「これがずっと援軍を呼んでくる」
「最低限の敵を倒して奥まで行く」
セシルの意図を理解したのか、同じ意見だったのかフースーヤが呪文を詠唱する
目前巨人兵に対して一陣の風がふく
トルネド、一見して巨人兵達にダメージはない。しかし剣で切りつけなくとも、リディアが魔法増幅のために携帯しているロッドで小突いても
巨人兵は崩れ去ったり、静かに機能を停止する。
トルネドでおこされた風は関節部などから巨人兵の内部へと入りダメージを与えたのだ。見てくれからは想像できないダメージを与えている。
「すまない」
戦闘の緩急の中で感謝を口にして奥へと進む。
最低限の消耗で最深部へと進めるのはありがたかった
最終更新:2021年09月18日 21:25