発見1ヶ月(10 > 04 > 15)

http://megalodon.jp/2010-0415-0624-58/mainichi.jp/seibu/news/20100414sog00m040002000c.html
事件:博多・女性遺体発見あす1カ月 物証乏しく捜査難航 - 毎日jp(毎日新聞)
2010年4月14日3時0分
 福岡市博多区堅粕の会社員、諸賀礼子さん(32)の遺体の一部が見つかった事件は15日で発覚から1カ月を迎える。依然として死因や遺棄現場が特定されておらず、物証の乏しさが捜査の壁になっている。福岡県警は殺害された後に遺体を切断されたとみて容疑者逮捕に全力を挙げている。
 諸賀さんは3月5日夜、勤務先の製薬卸会社を1人で退社した後、連絡が取れなくなり、親族が7日に捜索願いを出した。自宅アパートには財布などが残され、窓ガラスが内側から割れていた。
 胴体の一部が見つかったのは1週間後の3月15日。能古島(同市西区)の東海岸に漂着していた。死後に鋭利な刃物で切断されたとみられ、生前にできたあざもあった。
 県警は18日、死体遺棄容疑で自宅アパートを検証。しかし室内に殺害や遺体切断の痕跡となる血液反応はなかった。身の回りのものが残され、目立った争いの形跡がないことから、県警は諸賀さんが帰宅した後、顔見知りの人物に連れ出されたとの見方を強めている。
 これまでに勤務先の社員ら100人近くから事情聴取。昨年11月に諸賀さんが関係した交通事故からトラブルになっていたとされる男性は事件への関与を否定した。男性は毎日新聞の取材にも「(諸賀さんのアパートに行ったことは)一度もありません」と話した。
 今月9日には福岡競艇場(同市中央区)と博多湾の隔壁付近でポリ袋に入った諸賀さんの両腕が見つかった。袋は大量に流通するごみ袋で、指紋は検出されていない。腐敗状況などから、胴体の一部と両腕は同じ時期に遺棄されたとみている。
 「証拠隠滅しようとしたのだろう。事件の立証に必須の現場の特定すらできていない」。捜査関係者は「バラバラ殺人」特有の物証の少ない捜査の難しさを指摘する。
 諸賀さんの胴体の一部が見つかった能古島と、両腕が漂流していた福岡競艇場は約8キロ離れている。博多湾の海流に詳しい愛媛大の磯辺篤彦教授(海洋物理学)は「今の時期は強い海流はなく、湾外から流れてきたとは考えにくい」と湾内で遺棄された可能性を指摘。ポリ袋に入れられた両腕について「袋は風の影響を受けやすい。4月以降の強い北風による海流の影響も受けて流れ着いたのではないか」と推測する。
 一方、両腕を発見した清掃作業員は「河口の漂流物は9割が川の上流から」と話すが、磯辺教授は「川からなら能古島で下腹部が見つかるよりも前に、両腕が見つかるのではないか」としている。
 また、遺体の一部が別々の場所で発見されたことについて、磯辺教授は「同じ場所で遺棄されたものが違う場所に漂着する可能性はある」と話している。
【島田信幸、近松仁太郎、関谷俊介】
2010年4月14日
http://megalodon.jp/2010-0415-0632-26/mainichi.jp/seibu/news/images/20100414sog00m040001000p_size5.jpg
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那珂川河口周辺を捜索する捜査員=福岡市博多区で2010年4月12日午前11時25分、加古信志撮影

http://megalodon.jp/2010-0415-0626-56/mainichi.jp/seibu/shakai/news/20100414ddp041040024000c.html
福岡・能古島の女性遺体:あす発見1カ月 物証乏しく捜査難航 - 毎日jp(毎日新聞)
4月14日6時0分
【島田信幸、近松仁太郎】
【関谷俊介】
毎日新聞 2010年4月14日 西部朝刊


http://www39.atwiki.jp/2ch-tanteidan/pages/62.html
切断遺体発見1ヵ月 三つの謎 捜査阻む
遺棄場所 特定できず 割れた窓 争った跡か トラブル 同僚ら否定
(10/04/14西日本新聞夕刊10版7面)
■呼び出されたか
捜査関係者によると、諸賀さんは3月5日午後7時ごろ、マイカーで退社したのを最後に、行方が分からなくなった。
車は普段通り、自宅近くに駐車。
自宅玄関は施錠され、バッグや仕事用携帯電話、車の鍵、財布がまとめて置かれており荒らされた様子もなかった。
室内から血液反応も検出されず、県警は顔見知りに突然、呼び出された可能性が高いとみる。
捜査員が首をひねるのは、内側から割れたまま放置されていた窓ガラス。
室内にあったゴルフバッグが倒れかかったのが原因とみられ、室内で犯人と争った可能性も否定できないでいる。

■悩み話さぬ性格
知人などによると、諸賀さんは、悩みを周囲に話さない性格で、同僚や親族も「トラブルは心当たりがない」と捜査員に話しているという。
県警が、見つかっていない諸賀さんの私用携帯電話の通話履歴やメールを調べたところ、退社後に連絡を取ったのは熊本県の友人と近況報告をしたメールぐらい。
事件前は、同僚とのゴルフを楽しみにしていたという。
諸賀さんが行方不明になる前の3月3日と4日の未明、自宅マンション付近で男女が言い争う声を聞いた人がいるが、諸賀さんだったかどうか特定できていないという。
諸賀さんは自身のブログに、昨年11月に起きた交通事故で相手方とトラブルになっていたと書き込んだが、男性は事件への関与を否定。
西日本新聞の取材にも「諸賀さんのマンションに行ったことはない」と話す。
県警幹部は「諸賀さんやご遺族の無念さを晴らす」としている。


http://megalodon.jp/2010-0418-0908-35/news.livedoor.com/article/detail/4721300/
福岡の「OLバラバラ殺人」捜査 「2人の男」の関与消えまた早期解決に失敗 - livedoor ニュース
2010年04月16日10時00分 / 提供:ゲンダイネット
 捜査状況がサッパリ聞こえてこない。先週、福岡市中央区の福岡競艇場内の海で両腕が見つかった福岡市博多区の医薬品卸会社OL、諸賀礼子さん(32)のバラバラ事件のことだ。3月15日の下腹部発見直後は、諸賀さんが衝突事故を起こしてトラブルになった相手や、会社関係者など“重要人物”の情報が次々と報道され、早期解決もささやかれた。一体何がネックなのか。
「県警が事件当初、注目した人物は2人います。ひとりは諸賀さんが昨年11月に福岡市内の交差点で乗用車を運転中に衝突したバイクの男で、諸賀さんがブログにトラブルの状況を書き込んでいる。もうひとりは会社関係者で、一部の週刊誌は『元不倫相手の40代上司』と踏み込んでいる。ともにテレビや新聞の記者が連日、自宅を取り囲んでいたが、何ら進展がないため、現場の記者に脱力感が漂い始めています」(事情通)
 県警担当の記者がこう言う。
「捜査は『止まっている』という感じです。仮に衝突事故の相手や会社関係者が事件に関わっているとすれば、当然、県警に事情を聴かれているために何らかの進展があってもいいが、1カ月も経つのに全く動きがない。遺体には青いアザがあったが、他に目立った痕跡はなく、諸賀さんの部屋から手掛かりも見つからなかった。事件前後の夜、諸賀さんの自宅付近で聞かれた『争う男女の声』という証言も、声の主が諸賀さん本人なのかさえ不明なのです」
 少し前の島根の女子大生バラバラ事件もそうだが、人を切り刻んだ犯人がなぜ捕まらないのか。警察はまさに威信をかけて捜査するべきだろう。
(日刊ゲンダイ2010年4月13日掲載)
最終更新:2010年09月29日 09:05
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