感想18-14

君と目覚める幾つかの方法

点数:14P 票数:11票 (2018-05-25) Navel




1-037■君と目覚める幾つかの方法■-- SC H3 1260
オートマタの普及というシンギュラリティが発生した近未来、切り落とされた両足に無理矢理マシンフレームが取り付けられていた少女。
そんなNavelらしからぬ展開から始まる本作、蓋を開ければ大きな事件に巻き込まれても等身大の能力で解決を図る主人公と
過酷な運命に翻弄されたヒロインの救済を描くという、いつものかずきふみシナリオでした。

SFと人情話とサスペンス、個々の要素は平凡なもののそれらが互いを邪魔しない程度に混ざりあっており、
緊迫した場面に漫才を突っ込んできたり、不意打ち気味にびびらせるCGが出てきたりとだれさせない作りになっている。
展開も事件編→日常編→終章という珍しい構成で、前半クライマックスのどんでん返しは結構な盛り上がりを見せてくれた。

欠点は初音以外の個別シナリオの弱さ。Hシーンの展開に個性が出てるのは面白いんだが、いかんせん盛り上がりに欠ける。
ヒロイン自体の魅力はあるものの、男の中のオネェな先輩やさわさわボイスのオタクバイトといったサブキャラ連中の個性が尖ってるし、
何よりアイル&マキノのオートマタコンビが正ヒロイン力高すぎて正直食われ気味というか、仲間の一人の域を出ないというか。
もっともそれは初音という主軸がブレていないということでもあり、全てを奪われた少女が尊厳を取り戻していく物語としては申し分無い出来である。
彼女達の未来に幸あらんことを、素直にそう思わせてくれる作品だった。

1-114■君と目覚める幾つかの方法■-- GM H1 1139
正直かなり悩んだが評価しないのは違うなと思った一作。
まず不満点だが値段にしては短いのはかなりの不満点。フルプライスならもう少しヒロインの数を増やすか、そもそもミドルプライスで出してほしかった。
そして終盤の分岐の雑さ、これに関してはそもそも分けた意味があったのか謎である。
なにより何をやりたいのかがいまいち伝わってこなかった。サスペンス物がやりたいのか、人情物がやりたいのか、ここは正直伝わってこなかった。
しかしエロゲをプレイする上でプレイヤーが自然としてしまうある行動を取ると物語が進めないどころか悲劇が起こってしまう構成になっているのは非常に上手かった。
あくまでコンセプトに則った物語の進行を行わないと物語は進まない。この部分一点で投票してもいいかなと思えるくらいには面白かった。
また初音が少しずつ心を開いていき、成長していく姿も上手く書けているのでその部分も評価点であるだろう。
今作は良い部分もかなり多く、もう少し頑張れば名作になったのではないかという思いが付きまとう作品となっている。
また某人物の発言等で評価を下げてしまっている点も本当にもったいない。
もう少し初音の成長という部分に焦点を当てて、ミドルプライスで作っておけばと思わずにいられない。後BGM鑑賞モードくらいつけてくれ。

1-109■君と目覚める幾つかの方法■-- SG H2 486
あ、刑事ドラマだね、これ
人間とアンドロイドの共存する世界を描いた作品だけど、シナリオの盛り上がりは完全に刑事ドラマのそれ
挫折や敗北からの痛快な逆転劇
エロゲユーザー以外にも推していけるシナリオだったと思います
しかし、キャラに魅力が無いかと言えばそんなこともなく
特に、主人公である伊奈宗助とヒロインを始めとした周囲の関係性や距離感が秀逸です
センターヒロインらしき初音よりも、負けポジションと言われる幼馴染の舞花が抜きんでて魅力的だったのは嬉しい誤算でした

1-058■君と目覚める幾つかの方法■-- S- H1 306
初音の成長の物語。
オートマタのような自我を示さず、阻喪をするとただただびくついていたのに、最後は堂々と裁判所で立っている姿は凄く印象深かった。
各キャラクターの取り巻く雰囲気も良く、特に三鷹と由里花はギャグもシリアスも輝ける理想的サブキャラのように思える。
悪役がちゃんと成敗されるのも良い。

1-255■君と目覚める幾つかの方法■-- SC H3 282
声優目当てで購入したが、そこそこ楽しめた。
途中まではいい感じに進むが、ラストがバトル漫画の最終回みたいで少し
ご都合主義なのがマイナス。
オートマタの二人が攻略ヒロインとして存在していたらもっと良かった
のに勿体ないと感じた。マキノみたいなオートマタが家にも欲しい

1-172■君と目覚める幾つかの方法■-- G- -- 277
オートマタの普及した世界観が良くマキナが可愛かったので購入。
最初にBAD ENDになってしまい、それがなかなか強烈で辛かった。
演出が良く、相手を欺き自分も騙されたシーンもあり楽しめました。
不幸を背負った気弱な少女が成長していき、立ち上がってく姿が印象的な作品でした。

1-191■君と目覚める幾つかの方法■-- SC H2 269
ライターがかずきふみさんということで、これまでのNavelの作品とは
良くも悪くもノリが違う所がある
ななリンやあけいろのようなホラー演出があって、
予期してなかったこともあって、ビクついたりも
主要な伏線もほぼ回収されていたし、全体的に良く出来た良作だった

1-149■君と目覚める幾つかの方法■-- CG H2 246
最初は何事もビクビクとしていた初音ちゃんの成長を見守るお話だった。
それだけに初音ちゃん裁判所で堂々としているシーンは成長を感じられて嬉しかったです。
日常の話が面白く全体的に雰囲気が良かっただけに、最終章はもっとボリュームが欲しかった。

1-203■君と目覚める幾つかの方法■+2 SC H2 198
何度もプレイヤーを騙す仕掛けが見事。
考察しながらプレイするのが楽しかったのもあるが、各キャラクターが全員魅力的で好きになりました。
ラストの大団円CGでクリアしてよかったと思える作品でした。

1-135■君と目覚める幾つかの方法■+1 SC H2 196
初音という少女の成長が、彼女を取り巻く
賑やかで暖かい伊奈モータースと共に描かれている。
とても綺麗にまとまっている作品。
だが、攻略できないキャラに魅力的な面子が多いのが、少し残念。

1-133■君と目覚める幾つかの方法■-- SM H3 160
こういう予想通りではなく、シナリオに驚きのある作品は好きです。
ただ、最後でちょっと物足りなさを感じてしまったのは惜しい。
店組の雰囲気が良かったです。




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最終更新:2019年02月01日 03:03
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