感想19-13

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青い空のカミュ

点数:13P 票数:8票 (2019-03-29) KAI





1-163■青い空のカミュ■-- GM H3 2091
ぱっと見はサイレンやサイレントヒル系統の凌辱ホラーゲー。プレイ感はプラトニック百合ロードムービー、
その実態は文学・哲学・量子力学等をふんだんに盛り込んだゴリッッッッゴリの考察ゲー。
クリア直後に考察サイトを漁りまくったエロゲなんて久しぶりである。
「どうして、綺麗なものを綺麗なままにしておけないんだろう」といった世界や人のままならなさを問うシナリオは難解ながら歯応えがあり、
よくまぁこのご時世にすかぢや元長ばりの哲学ゲーを出したもんだと。

正直一周で内容を全て理解するのはまず無理だが、考察民以外はお断りという訳でもなく、
昏くおぞましい夜の世界と青と白だけの清廉な世界という二面性を持つ雰囲気ゲーや至高の百合ゲーとしても楽しめる。
CGに関しては2019年最高レベル。一枚絵の美麗さもさることながら、
ライターが原画を兼任しているため「言葉でなく絵で語る」というシーンが多く、文字通り一枚の絵画のような圧倒的な美しさを湛えている。
幻想的なBGMも高品質で、この二点は文句なく一流。よって評価点はGとMに。

そして何より百合である。百合である。大切な事なので二回言いました。
そこにガールズラブ要素は殆ど無く、描かれるのは「あなたが大切だ」という定義しがたい少女達の関係性。
総時間5~6時間という短さながら、その全てを主人公二人の費やしているため途轍もなく濃厚な少女空間が味わえる。
自室のベッド、夜の自販機、月明りのプール、盗んだクルマ、寂れたバス停、緑のトンネル、飛んでいく紙飛行機、青空と線路……
これらのワードに尊みを見い出す諸氏なら理解って頂けるかと。
個人的にポイント高いのは凌辱シーンに一切快楽描写が無く、身も心も穢されても繋いだこの手の温もりだけは無くさない、と終わるところ。
そうなんすよ闇の中でこそ仄かな光は映えるんですよ。どんな暴力でも消せない灯があるんですよ。出来ておる喃。

ただ、やはり人を選ぶ作品。密度の高さと引き換えにボリュームが犠牲になっており、クリア後悶々と考えてる時間のほうが長いような変わり者以外には素直に進め辛い。
だけどこんな一般受けしないガチな一本で勝負してきたその心意気には敬意を表する。2019年屈指のダークホースかと。
しかしひぎぃ系萌え絵師の印象しかなかった〆鯖コハダ氏にこれ程の才があったとは……本気で驚いた。でも偶にはボゴォ系触手ゲーもよろしくね!

1-021■青い空のカミュ■-- SG H3 1302
純文学のようでいて、エロゲでしか出しえない作品だったように思います。

「人はなぜ大切なものをそのままにしておけないのか」というテーマを書くにあたって、キャラ絵から背景、CVや音楽に至るまで、
ゲームであることを最大限に生かした作りになっており、特に不条理の演出としてのHシーンにはエロゲであることの意義を強く感じました。
物語的には、正直結末があまり好きでは無いのですが、テーマや展開的にどうしようもなく避けられない結果で、心に刺さるものでした。
せめて、蛍がこれから歩んでいくであろう道の、触りの部分だけでも見せてほしかったというのが本音ですが…
あくまでも「これは二人の少女を繋ぎ止める三日間の物語」だったんだなと。

また、作品コンセプトはアートという事ですが、アートを題材にしたエロゲは少なからずあれど、
アートとして作られたエロゲはこれまでほぼ無かったのではないでしょうか。
とても新鮮で、新しいエロゲの可能性を見た気がします。

Qui a tue fille
誰が美少女(ゲーム)を殺したの?

Tu m'aimes?
私(美少女ゲーム)の事を愛してる?

上記の問いは、作品発売に際しての〆鯖コハダさんのコメントの一部ですが、
作品をプレイすると氏の気概や想いがより伝わってきて、一エロゲーマーとしてすごく嬉しくなりました。
内容的にもですが、このご時世にこの作品を作った事も含めて、まさしく芸術作品として作られたエロゲだと感じました。

1-148■青い空のカミュ■-- SG H4 434
作品としては短くメインキャラのエロシーンは全て陵辱。化物に追われつつ幸福や世界の不条理、心にある理性と欲望など、それらが混ざり合っている本作。
本編としてはわりかしわかりやすいメッセージ性だと感じましたが、
考察などを見てると最後の「完璧な世界」に対する考え方が深く書かれており、なるほど、ここまで考えられていたのかと感心させられました。
絵もとても綺麗で1つ1つに力が入っていたため、より作品にのめりこめたのだと思います。

1-136■青い空のカミュ■+2 GM H4 433
純文学らしさもあるが、文字だけでは表現しきれないテーマを音楽やCG、演出等で非常に巧く表現した美しい作品でした。
シナリオ、原画共に〆鯖コハダ先生が担当していることもあり、場面場面に合ったクリティカルなCGが用意されていて、作品の雰囲気の構成を確かなものとしています。
凌辱なので人は選びますがHシーンのクオリティも高かったです。
万人受けする作品ではないと思いますが、こういった作品が作られるエロゲ業界であってほしいですね。

1-097■青い空のカミュ■+2 SG H4 362
〆鯖コハダの、〆鯖コハダによる、〆鯖コハダのための作品
すげーなぁ
原画として少女たちの繋がり、絶望、儚さを完璧に描き切り、
シナリオライターとして文学を下敷きに哲学を交えながら予定調和をしっかりと書き切った
ボリューム自体は少ない、けれど情報の濃さがあるのでゆっくり解きほぐすように読むと気にならない
一枚絵の使い方も上手いし音楽の質も高い

1-079■青い空のカミュ■-- SG H3 312
これまでのブランドの作風からは一線を画す挑戦的な作品
極上の雰囲気と哲学的で考察意欲を擽られるシナリオ
原画とシナリオ兼任の〆鯖コハダ氏が良い意味でやりたいようにやったんだろうなぁと
よくこんな作品作ったなという気持ちと、
こういう作品が許容される土壌がいつまでもあって欲しいという気持ちが残った

1-092■青い空のカミュ■-- SG H1 284
哲学的な要素があるということで体験版をプレイしていき読みやすく展開も気になりこ
ちらのブランドの作品は初めてでしたが購入しました。シナリオは少し難しい部分もあ
るがそこは実際にある文学作品を出すことでヒロインの心情などが伝わってきてどんど
ん作品に引き込まれていきました。

1-099■青い空のカミュ■+1 SG H3 164
エロゲというよりは芸術品のような作品
短いボリュームの中に通常の量のCGを詰め込んでいるので、お得感があるのが若干ずるい
EDを見た後は喪失感に襲われてしまった




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