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未参戦作品 - (2010/07/01 (木) 13:32:54) のソース

*未参戦作品 (Sources of Not Participating)
ここでは現時点でfigmaに未参戦の作品について扱う。
未参戦とは読んで字の如く''「未だ参戦していない」''という意味だが、稀に''「参戦不可能」''と受け取られることもある。
参戦の障害としてあがる意見は「未参戦であることには何らかの理由があるはず」という推測に基づくものだが、あくまでも&bold(){ファンやユーザーの全体意見ではない}ため、その信憑性はピンからキリまで様々である。
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*&aname(A,option=nolink)参戦の主な障害
特性の作品を参戦させる上での傷害たり得る要素。
**1.版権上の問題
figmaの企画・開発元であるマックスファクトリーは、販売元である『グッドスマイルカンパニー』の系列会社(両社を合わせて「連合」とも呼ばれる)である。それ故多くの玩具メーカーと競合関係にあるタカラトミーやバンダイがスポンサーを務めて商品化権を握っている作品は、基本的にスポンサー企業もしくはその系列社が商品を独占しており参戦は難しいというもの。玩具版権が複数の企業に分散している作品(トランスフォーマー、ポケットモンスター等)の場合、より複雑化することが多く、更に版権獲得が難しくなるとも言われている。
ゲーム「スーパーロボット大戦シリーズ」にも同様のことが言えるが、原作者や権利元が連合もしくはfigmaに否定的である場合参戦承諾がおりない可能性がある。極稀に競合企業側からオファーの許可が下り、それによって版権の壁を越えて参戦が実現するという例外的ケースがあることから考えても、版権調整の難度が参戦のハードルに与える影響は非常に大きいといっていいだろう。

**2.競合上の問題
昨今のアクションフィギュア業界において、連合は「S.H.フィギュアーツ」を展開しているバンダイ、「リボルテック」を擁する海洋堂等と競合関係にある。そのため、他社が開発・販売した可動フィギュアで展開済みの作品(主に先述の2シリーズ)の参戦は住み分けを図る為連合側が避けているものとされている。但し、美少女キャラを対象としたシリーズであるモビップやフロイライン、フィぎゅっと!ガールズ等は既に何体かのキャラクターが重複しているため考慮対象外と思われる。

**&aname(C,option=nolink)3.客層の問題
figmaでリリースされる作品はPVC完成品同様、いわゆる「萌え系」が中心となっており、必然的に一定年齢以上の男性層からの支持が多い傾向にある。また萌え系以外で参入済みなのも、ゴルゴ13のようにファンの大半を成人男性が占めるものばかりである。
元来子供、一般・ファミリー、女性向けアニメはfigmaに限らず、基本的にアクションフィギュアユーザーと合致しておらず興味対象から外れがち。この為、国内ではこういった作品のキャラクターがアクションフィギュア化するケースは極めて稀である(近年で当てはまるのはリボルテックヤマグチのレイトン教授くらい)。
ただしプリキュアシリーズのフィギュアーツ参戦を見れば分かるように、例えば女児向けを謳いつつも男性層に何らかのアプローチがあり、実際に支持を得ているなどのケースがあればその限りではなくなる。

**4.設定上・体型等の問題
等身が低すぎるキャラクターの場合、短い四肢のプロポーションを維持しつつ間接を組み込むのが難しくなるという問題点が発生する。
また、現状ロボット系のキャラクターはドロッセルやアイギス等の、俗に言う「女子ロボ」のみであり本格的に展開されたことはないが、MAX渡辺氏は「生ワンホビTV」で「ロボのfigmaシリーズを作りたい」と発言している。その為リボルテックヤマグチやROBOT魂との競合面の都合で避けているに過ぎないのかは定かではない。

**5.放送時期・機会の問題
近年のアニメ作品はでもない限り1・2クール程度で終わってしまう短期間のものが多く、基本的に1年以上続く事が多い全日帯作品(全て未参戦)や間の空いた第二期でもないと企画・開発時期の問題でfigmaが発売された頃には放送終了から少なからず時期が空く傾向にある。その期間は作品によってまちまちだが、これによって一過性の人気・話題性があっても既に旬を過ぎてしまった作品や、視聴方法が限定的などの理由により知名度がかなり低い作品などは売り上げに貢献しないということで企画され辛いとされている。実際figma参戦作品は元々話題作であったり発売時期の時点で一定の人気が根強いファンある、といった傾向が強い。

*主要な未参戦作品
下記では掲載の便宜上、「ねんどろいどでは展開済の作品」以外は上記のいずれかの原因に拠るものとして分類しているが、実際は版権問題を含む複数の理由に跨ると思われる作品が大半である。
なお、未参戦の理由は基本的に''推測''である性質上、&link_anchor(20){かつて参戦困難とされていた作品}が参戦を果たしファンの杞憂に終わる様なケースもあるので、以下で挙げる作品が''今後参戦する可能性が0%であるとは言いきれない。''

**版権問題
***&aname(3,option=nolink)バンダイがスポンサーを務めた作品
****ウルトラマンシリーズ
円谷プロ製作の特撮シリーズ。バンダイの新アクションフィギュアシリーズ「ULTRA ACT」での展開が決定した。

****仮面ライダー龍騎
本作のライダー、怪人を流用した海外ドラマ『KAMEN RIDER DRAGON KNIGHT』(以下DK)が参戦を果たしたが、あえて『DK』名義でオファーしたこと自体''「自身の稼ぎ頭のひとつである、日本製作の「仮面ライダーシリーズ」の玩具版権までは解放するつもりはない」というバンダイ側の意思表示''とも受け取れるものであり、龍騎名義での現行アクションフィギュア化は他の仮面ライダーシリーズ共々フィギュアーツに委ねるべきであろう。また展示時の商品名に「仮面ライダー」が使われていない為商標絡みの問題を残している可能性がある。
フィギュアーツ参戦については[[S.H.フィギュアーツまとめWiki@噂・未確定事項>http://www20.atwiki.jp/shfiguarts/pages/149.html]]を参照。

****ガンダムシリーズ
バンダイがスポンサーを務める作品の中でも筆頭に位置する、代表的なロボットアニメシリーズ。同社内で「MOBILE SUIT IN ACTION!!」及び後継の「ROBOT魂」で通算10年以上にわたりアクションフィギュアの展開が続いている。SDガンダムシリーズの場合、体型の問題も同時に発生する。

****スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATIONシリーズ
かつて存在したバンダイの子会社・旧バンプレストによって生み出されたロボットSRPG『スーパーロボット大戦シリーズ』のオリジナルメカ・キャラクターのみによって構成される作品群。旧バンプレストが2008年付けでバンダイナムコゲームスに吸収合併されたためスパロボの版権はバンダイの所有となっている(現在のバンプレストはプライズゲーム部門が独立して立ち上げられた、事実上同盟の別組織である。)。それ以前にコトブキヤから発売されていたプラモデルシリーズは現在も続行中であるが、一部機体は下記の事情で絶版になっている。
・ヒュッケバイン問題について
スパロボオリジナル機体「ヒュッケバイン」シリーズをめぐり2006年10月以降発生した一連の騒動。具体的には、TVアニメ『スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ』に一切登場しない、ゲーム『スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATIONS』のPV映像が差し替えられて登場しなくなっている、スパロボオリジナル機体のプラモをを開発・発売しているコトブキヤが2006年末に発売されたヒュッケバインMk-Ⅱ、ヒュッケバインボクサーを最後に''ヒュッケバインシリーズのプラモを絶版にし、公式サイトからも存在を抹消している''等。これ以降ゲーム以外のメディアで当機体群をお目にかかれた例は未だ存在しない。
これらの事態は『ディバイン・ウォーズ』放映時にガンダムシリーズの版権を持つ企業(特に創通)が、コトブキヤや当時のスパロボ発売元である旧バンプレストに対して''「ヒュッケバインがガンダムに酷似している」''という旨の抗議をしたために起きたという説が有力視されている。この問題によってfigmaヒュッケバインの実現はバンダイによる権利問題とは別の障害が存在することになる。

****東映特撮作品、東映アニメーション製作アニメ
・該当作品:おジャ魔女どれみ、ゲゲゲの鬼太郎、スーパー戦隊シリーズ、メタルヒーローシリーズ等
&bold(){バンダイ}がスポンサーを務め、関連商品もほぼバンダイナムコグループ系列社の独占化にあるのが通例で、基本的にフィギュアーツ参戦を待つほうが賢明か。
「グッとくるフィギュアコレクション」からプリキュアシリーズの可動アイテムが出ているのは、''メーカーのシーエムズコーポレーションはバンダイが関わるキャラクター商品の企画・発売やバンダイ商品そのものの企画などへの関与''という経緯の縁によるもの。
例外として『仮面ライダードラゴンナイト』参戦があるが、''商業的賞味期限が1年=放送期間中''とよく言われている戦隊シリーズは『パワーレンジャー』名義で参戦する可能性すらも厳しいとされる。

****その他の作品
・該当作品:銀魂、ケロロ軍曹、デジタルモンスター、.hackシリーズ等
この中ではコードギアスシリーズが参戦済みだが、あくまでも特例中の特例。再販も行われないであろう。

***タカラトミー系列社がスポンサーを務めた作品
****ゾイドシリーズ
トミーが合併前から版権を有していた玩具シリーズ。現在は連合系での登場人物のスケールフィギュア・ねんどろいど化、『スーパーロボット対戦K』への参戦(何れもジェネシスのみ)、コトブキヤでのプラモ化、リボルテック化等様々な企業で展開されており、スパロボ以外は版権委託放出によるものとされる。ただしゾリボルテックブレードライガーの高額ぶりから、版権料がらみの価格問題が発生するとの説もある。
尚、現在タカラトミーは旧トミー側の方針でハイターゲット・オタク向け商売をほぼ切り捨てつつあり、figmaとは完全に相反した路線の様相を呈している(古くからのファンが多いゾイドシリーズの商業展開が、現在は先述の委託放出でコトブキヤがメインとなっている事はその証左といえるだろう)。

****タカラトミーアーツ(旧ユージン)版権作品
・該当作品:家庭教師ヒットマンREBORN!、しゅごキャラ等
前身であるユージンが2009年付けでいくつかのタカラトミーとの連結子会社と合併し「タカラトミーアーツ」へ社名変更し、その名の通り&bold(){タカラトミーの連結子会社}となっている。

****タツノコプロ作品
・該当作品:タイムボカンシリーズ、宇宙の騎士テッカマンブレードシリーズ、科学忍法隊ガッチャマン等
&bold(){タツノコプロが2006年よりタカラトミーの子会社となっており}、現にそれ以降に放送された『ヤッターマン(リメイク版)』の玩具版権はタカラトミーが所有している。
タツノコプロは『TATSUNOKO VS. CAPCOM』シリーズに自社キャラクターを、連合は『Fate/unlimited codes』限定版に[[セイバー・リリィ]]のfigmaをそれぞれ提供しておりいずれもCAPCOMと関わりを持ったことがある企業同士だが、全く別のソフトである以上連合・タツノコ間の接点はない。

****トランスフォーマーシリーズ
アメリカの玩具会社「ハズブロ社」がタカラの玩具であるダイアクロンやミクロマンを流用して展開した玩具シリーズを原作とするアニメ作品。前述通り''ハズブロ社も版権に絡んでいる(和製含む)''ため版権が''国内外に分散''していることになり、権利問題がかなり複雑化していると言われている。

****魔神英雄伝ワタルシリーズ、魔動王グランゾート
玩具版権をタカラ(現タカラトミー。『超魔神英雄伝ワタル』のみバンダイ)が、玩具ではないがゲーム版権を現在はKONAMI系列社となったハドソンが握っていた作品群。
現在、タカラトミーと競合関係にあったバンダイから「ROBOT魂」で無印版龍神丸が発売されている一方で、タカラトミーも復刻盤プラモデルを発売したことがあり、権利関係がどうなっているかはハッキリとしていない。しかし「バンダイは''他の魔神をROBOT魂に出さないという条件''でタカラトミーに許可を得た」という説が存在し、かつて試作原型が展示されていた戦神丸の発売も不安視されている。『スーパーロボット大戦NEO』の予約特典冊子の関係者コメントのページで、同じくタカラがスポンサーを務めた『機甲警察メタルジャック』は伏せ字されずに載っているのに、''何故かワタルは伏字されている''という、逆説的にこの説の裏付けとなりうる様な事態も発生している。

****勇者シリーズ
サンライズ制作の『勇者エクスカイザー』『太陽の勇者ファイバード』『伝説の勇者ダ・ガーン』『勇者特急マイトガイン』『勇者警察ジェイデッカー』『黄金勇者ゴルドラン』『勇者指令ダグオン』『勇者王ガオガイガー』の8作品が該当。いずれもタカラがスポンサーを務め、過去にタカラがトランスフォーマーとして発売した玩具から流用されたロボットが登場するなど関わりも深い。
唯一『ガオガイガー』のみがマックスファクトリーからの関連商品発売を果たしているが、&bold(){「『ガオガイガー』だけはサンライズ主体で制作された作品であったため」「続編OVA『FINAL』制作時に版権を整理したから」}といった説がある。寺田貴信プロデューサーも『スーパーロボット大戦α』(OVA始動から4ヵ月後に発売された)の時点では参戦は企画されたが不可能であった、とスパロボ初参戦作品である『第2次スーパーロボット大戦α』発売時に語っている。

****その他の作品
・該当作品:エルドランシリーズ、鋼鉄ジーグ、獣神ライガー、レスキューシリーズ等
タカラトミーは玩具業界ではバンダイと並ぶスポンサーとして有名だが、旧トミー系は作品は上述のゾイドシリーズにおける他企業での商品展開、『エルドランシリーズ』の『スーパーロボット大戦NEO』総出演等の例から現状の権利関係や今後の動向には不明瞭な点も多い。

***コナミグループの企業が版権にかかわっている作品
****クイズマジックアカデミー
&bold(){コナミが版権を有する}アーケード、携帯ハードで展開しているクイズゲーム。連合からは以前コナミデジタルエンタテインメントを発売元としてねんどろいどぷちが発売された事があるものの、既にルキア(7未登場)、シャロン、ユリはMMSで発売されていることからコナミから承諾を得られるかという課題が他作品以上に浮き彫りになると思われる(ジャンルがMMSと被る以上、ねんどろいどぷちと違いコナミを発売元にしてfigmaを出すのは難しいと考えられる為)。尚、QMAのMMSは『グレンラガン』のヨーコと違い浅井氏が全ての原型を担当しているわけではないのでfigma化に否定的なスタンスを取っているかどうかは不明。
最新作の『QMA7』で以前から予告されていた&bold(){6までの既存キャラ15人の内9人もの大量リストラ}が多大な非難を浴びている。関係者は「QMA世界から(リストラ組が)いなくなったわけではなく、全員アカデミーに残っている」との見解を示しているが、それで&bold(){リストラ組がプレイヤーキャラから降格させられた事実が変わるわけではない}。未だ批判が一向に減る気配はなく、只でさえQMAの筐体稼動数が減少傾向にある中、大量のファン離れを起こしかねない状況にある。仮に版権面を解決したとしても、発表時期などで難しい判断を迫られる事であろう。

****その他の作品
KONAMI版権作品は『beatmania』シリーズや『ときめきメモリアル』シリーズ等のKONAMI製ゲーム作品と、『魔法先生ネギま!』『ハヤテのごとく!(アニメ第一期)』等のコナミデジタルエンタテインメント(KONAMIの子会社)が版権にかかわっている作品を指す。玩具等の関連商品もKONAMIから発売されている。また、漫画『夢色パティシエール』のように原作段階からかかわっているケースもある。
前述の『クイズマジックアカデミー』の他、『メタルギア』シリーズや『ラブプラス』のように連合を含む他企業でフィギュアが発売された(または予定)ゲームソフトもあり、版権事情の相違がメディアごとなのか、作品ごとなのかはっきりとしていないところがあるものの、&bold(){いずれもfigmaとはスケールが異なっている}。KONAMIは独自のアクションフィギュアシリーズ「武装神姫」でおなじみの&bold(){MMS素体}を有しており、&bold(){「サイズも近いMMSを差し置いてfigmaに版権を下ろすか」}という問題にぶち当たる可能性が高い。

***その他の版権問題が噂される作品
****ジャイアントロボ THE ANIMATION ~地球が静止する日~
様々な横山光輝作品からの&bold(){スターシステム}を取り入れている関係と版権改正などの影響により、現在は版権取得が困難とされている。&bold(){原作者の横山光輝氏が亡くなったことで版権が更に複雑化}したとの説もある。

****小学館・小学館集英社プロダクション関連の子供向け(特に女子)アニメ全般
・該当作品:デュエルマスターズ、極上!!めちゃモテ委員長等
権利元が2000年以降小・中学生をターゲットに含む小学館雑誌に掲載された自社が権利を持つ子供向け作品に対し、&bold(){性的要素を書き加えた二次創作物の著作権法を活用した取り締まり等オタク層向け商業に極めて否定的なスタンスを取り、未然防止する制限を課している}(元々この手の商売自体に小学館が否定的という説も)という点が、対象年齢が15歳以上のfigma参戦には致命的と見られる。
更に小学館系アニメのスポンサーを務める事が多い&bold(){KONAMIやタカラトミー}(特に後者はハイターゲット向け市場が縮小傾向にある)による権利上の問題が同時に存在する作品も多い。

****スクウェア・エニックス製ゲーム作品
・該当作品:ドラゴンクエストシリーズ、ファイナルファンタジーシリーズ、キングダムハーツシリーズ等
&bold(){プレイアーツ}という独自のアクションフィギュアシリーズを上記作品群メインで展開しているためか、自社ゲーム作品の立体商品化権を他社に提供するケースはほぼ無く、サイズさえ違えば許諾が降りるという簡単なものでもない模様。『瀬戸の花嫁』などの漫画作品が参戦できたのは&bold(){メディア毎の版権事情の違い}によるものとされている。

****超時空騎団サザンクロス
『超時空シリーズ』第3弾。放送当時は&bold(){バンダイ}がスポンサーを勤めていたが、製作元のタツノコプロが現在は2006年時点でタカラトミー傘下になったほか、『マクロスシリーズ』の版権を巡ってプロデュース元のビッグウエストを相手取り2005年頃まで裁判を起こしていた事等が影響し版権がややこしくなっている模様。
後にシリーズ化を果たした超時空シリーズ第1弾『超時空要塞マクロス』や近年『スーパーロボット大戦Z』に参戦した『超時空世紀オーガス』と比べて知名度がかなり劣る点から機会面でも問題がある。

****美少女戦士セーラームーンシリーズ
武内直子の漫画を原作とするアニメシリーズ。アニメ製作元の東映、スポンサーのバンダイ、原作者の間に何らかのトラブルが生じたのか現在&bold(){原作者の意向で版権が凍結}されたらしく、一般商品化権が実質取得不能な状況にあるとされており、バンダイからも現在関連商品は一切出ていない。

****ローゼンメイデン
PEACH-PITによる漫画作品。コミックバーズ(幻冬舎)連載時代は各メーカーからフィギュア、ドールが発売されていたのだが、集英社刊「ヤングジャンプ」での連載再開と同時に版権を集英社が管理することとなった現在はそれが一気に途絶えてしまい、ワンダーフェスティバル等でも&bold(){本作のガレージキット一般販売が全面禁止となった。}ガンダムシリーズですら一般ディーラーによるGK販売が一部イベントのみであるとはいえ可能にも関わらずこれなのだから、版権事情は推して知るべきであろう。

**競合上の問題
***&aname(1,option=nolink)[[S.H.フィギュアーツ>http://www20.atwiki.jp/shfiguarts/]]で展開済の作品
前例が無いというのもあるが、覚悟のススメ以外は元々&bold(){バンダイがスポンサー}なので版権上の問題がある。

|仮面ライダー|仮面ライダーV3|仮面ライダーX|仮面ライダーアマゾン|
|仮面ライダーストロンガー|仮面ライダーBLACK|仮面ライダーBLACK RX|仮面ライダークウガ|
|仮面ライダーアギト|仮面ライダー555|仮面ライダーカブト|仮面ライダー電王|
|仮面ライダーキバ|仮面ライダーディケイド|仮面ライダーW|仮面ライダー THE FIRST|
|仮面ライダー THE NEXT|ドラゴンボール改|機動武闘伝Gガンダム|ふたりはプリキュア|
|Yes!プリキュア5GoGo|フレッシュプリキュア!|覚悟のススメ|ONE PIECE|

***リボルテックで展開済(一部シリーズを除く)の作品
やはり商業上での競合・衝突を避けるためか現時点ではこれらの作品がfigmaに参戦した前例が殆どない。なお、美少女系のシリーズであるフロイライン・クイーンズブレイドは除外している。
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版シリーズ』のみが例外的に参戦決定済だが、リボルテックヤマグチで商品化されたのが搭乗期待であるEVAなのに対し、figma化が決定しているのはパイロットのみであり、結局のところキャラクターの重複は見られない。

****リボルテックヤマグチ
|真ゲッターロボ 世界最後の日|真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ|新ゲッターロボ|ゲッターロボ號|
|新世紀エヴァンゲリオン|新世紀エヴァンゲリオン 劇場版|新世紀エヴァンゲリオン2|UFOロボグレンダイザー|
|マジンカイザー|太陽の牙ダグラム|超時空要塞マクロス|時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか|
|マクロスプラス|デビルメイクライ3|オーバーマンキングゲイナー|機動警察パトレイバー|
|鉄人28号|ジャイアントロボ THE ANIMATION|破邪大星ダンガイオー|ガイキング LEGEND OF DAIKU-MARYU|
|BLACK LAGOON|デトロイト・メタル・シティ|オリハルコン・レイカル|どこでもいっしょ|
|戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー|トップをねらえ!2|紅い眼鏡/The Red Spectacles|ゾイドシリーズ|
|フルメタル・パニック!|いたずらぐまのグル〜ミ〜|超獣機神ダンクーガ|戦国BASARA|
|レイトン教授シリーズ|天元突破グレンラガン|トライガン|ルパン三世|

****特撮リボルテック
|エイリアンシリーズ|大魔神|快獣ブースカ|ナイトメアー・ビフォア・クリスマス|
|ジャイアントロボ(実写版)|フランケンシュタイン対地底怪獣|ガメラシリーズ|プレデターシリーズ|
|ダーク・ナイト|ゴジラシリーズ|宇宙の戦士|地球防衛軍|
|モスラシリーズ|トイ・ストーリー|ジュラシックパークシリーズ|フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ|

****その他
|北斗の拳|よつばと!|ストリートファイターオンライン|

**客層の問題
****女性向け恋愛ゲーム、BLゲーム全般
・該当作品:ネオロマンスシリーズ、純情ロマンチカ等
アクションフィギュア業界はこれらの作品群のメインユーザー層に対するアプローチ自体が進んでおらず、仮に版権問題は無くとも&bold(){需要面の擦り合わせの部分で敷居が高くなっている}と思われる。女性受けを狙うのであれば&bold(){ねんどろいどが優先される傾向にある}現状、無理にfigmaで開拓する必要性を連合も迫られていないのかもしれない。

****長寿ファミリー向けアニメ
・該当作品:サザエさん、ちびまる子ちゃん、それいけ!アンパンマン等
&bold(){購入層と折り合いがつかない、連合の着手範囲から完全に逸脱している、一般層へのアプローチにしてももっと適任の作品がある}等の理由で、今後もこの手のアニメの参戦はまずないだろう。

**放送時期の問題
2010年4月現在、figma展開以降に放送された(または展開後に終了した)作品の有名どころとしては『狼と香辛料』『咲-saki-』『DARKER THAN BLACK 流星の双子』『とある科学の超電磁砲』『バカとテストと召喚獣』『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』などが挙げられる。今後も新作が発売される参戦済作品もある上、ワンダーフェスティバル2010冬で発表された物が優先的に発売されていくであろう事から、参戦にはもう暫くかかると思われる。これらの中で別の障害がある作品は以下に記す。近年のアニメ・特撮作品はファンに比例してアンチも増えやすい傾向にあるため、&bold(){話題にするときは慎重に。}

***版権上の問題
『SDガンダム三国伝 BraveBattleWarriors』『仮面ライダーディケイド』『仮面ライダーW』『機動戦士ガンダムUC』『機動戦士ガンダム00』『侍戦隊シンケンジャー』『真マジンガー 衝撃!Z編』『聖痕のクェイサー』『トランスフォーマーアニメイテッド』『ハートキャッチプリキュア!』『マクロスF』『遊☆戯☆王5D's』等が該当。

***客層の問題
『イナズマイレブン』『会長はメイド様!』『君に届け』『黒執事』『クロスゲーム』『ジュエルペット』『夏目友人帳』『のだめカンタービレ』『伯爵と妖精』『バトルスピリッツシリーズ』『ヘタリア』等が該当。

***設定・体型の問題
『にょろーん ちゅるやさん』『のらみみ』『はなまる幼稚園』等が該当。

**その他・不明
***ねんどろいどで展開済の作品
ねんどろいどはマックスファクトリーと提携関係にあるグッドスマイルカンパニーが販売・展開しているデフォルメフィギュアであり、殆どの作品は版権的には問題ないが、作品によっては別の問題を抱えている事もあるため注意。
****ねんどろいど
|ぱにぽにだっしゅ!|ニトロウォーズ|くわがたツマミ|DEATH NOTE|
|攻殻機動隊S.A.C|びんちょうタン|マビノギ|ゾイドジェネシス|
|斬魔大聖デモンベイン|WAGA魔々かぷりちお|もえたん|やわらか三国志 突き刺せ!! 呂布子ちゃん|
|Chu×Chuぱらだいす|科学忍者隊ガッチャピン|魔人探偵 脳噛ネウロ|ペンギン娘はぁと|
|トリガーハートエグゼリカ|フェイト/たいがーころしあむ|こはるびより|狂乱家族日記|
|天元突破グレンラガン|魔法の海兵隊員ぴくせる☆まりたん|ストライクウィッチーズ|さよなら絶望先生|
|こどものじかん|ゼロの使い魔|シャイニング・ウィンド|かんなぎ|
|宇宙をかける少女|プリズム・アーク|秘密結社鷹の爪|黒執事|
|着ぐるみonちゃん|塵骸魔京|D.C.Ⅱ|ティアーズ・トゥ・ティアラ|
|魔界戦記ディスガイア3|にょろーんちゅるやさん|みなみけ|ルーセントハート|
|&link_anchor(注1){※1}戦国BASARA|Steins;Gate|バカとテストと召喚獣|夜明け前より瑠璃色な|
|ラブプラス|そらのおとしもの|クイーンズブレイド|るいは智を呼ぶ|
|文学少女||||
****ねんどろいどぷちのみ
|THE IDOLM@STER|Angel Beats!|&link_anchor(注2){※2}クイズマジックアカデミー|純情ロマンチカ|
|いちばんうしろの大魔王|ブレイブルー|||

発売予定アイテムの登場作品も含む。

&aname(注1,option=nolink)※1リボルテックヤマグチに参戦済のため厳しいと思われる
&aname(注2,option=nolink)※2発売元は版権を有するKONAMI。プライズ専用アイテムである

***関連作品が参戦済みの作品
****新世紀エヴァンゲリオン
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』の原本であるTV版および旧劇場版。現在『エヴァ』の商業展開はほぼ新劇場版に移行しているため、参戦は旧エヴァ絡みの展開が本格的に再開(新劇場版完結以降か?)するまでかかると思われる。

****ゼノギアス
KOS-MOSの未塗装原型展示によって参戦が決定した『ゼノサーガ』との関連性がある作品だが、&bold(){スクウェア・エニックス製作のゲーム作品}に該当している。また、メーカーが違う都合か、本作と任天堂が発売元である『ゼノブレイド』はいずれもゼノサーガとは&bold(){公式上は無関係}とされている。

****魔法少女リリカルなのは(無印)
1作品ごとに版権が別々となっている『リリカルなのはシリーズ』の内TVシリーズ第1期は版権がややこしくなっており長らく関連商品が発売されていない。その為&bold(){版権を新規に取り直させる}目的を兼ねて本作のリメイク版である劇場版『THE MOVIE 1st』を製作したという説がある。つまり『ゲッターロボ號』と『真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ』の関係に近いという事になる。

***浅井氏が参戦に否定的
****天元突破グレンラガン
製作・版権にはKONAMIの子会社であるコナミデジタルエンタテインメントが関わっているが、製作元のGAINAXが放送終了後に版権を調整したのかプラモデルやアクションフィギュアなどが連合を含む他企業から発売されている。劇場版のコピーライトは&bold(){「GAINAX・中島かずき/劇場版グレンラガン製作委員会」}となっており、コナミデジタルエンタテインメントは同委員会に加わっている形となっている。以上の事からKONAMIのグレンラガン商品化権は同じガイナックス製作の『新世紀エヴァンゲリオン』におけるセガと同じく期限付きだったのではないかと噂されている。
むしろ参戦の壁となるのは浅井氏がホビーコンプレックス神戸で「出来るか!俺ヨーコ作っとるやんけ!」とコナミへの配慮と思しき発言をしている点と考えられる。ヒロインの一人であり、本作品屈指の人気キャラである彼女を除外するということは大きな穴が出来てしまう(『ハルヒ』で言うところのハルヒや長門を抜くようなもの)事態になる。

****その他の作品
・該当作品…シグルイ、HELLSING等
原型製作の浅井真紀氏は、他所でフィギュア制作をした事がある作品に対して、その体面上の都合で参戦に否定的なスタンスをとっている旨の発言を「生ワンホビTV」にてした事がある。

***その他
****スタジオジブリ作品
・該当作品:風の谷のナウシカ、魔女の宅急便、天空の城ラピュタ等
ジブリ作品は&bold(){キャラクターグッズ商品化権獲得までの道のりが非常に険しい}という事で有名である。いくら門前払いを食らおうとも諦めない熱意を示しながら段階を踏んで行き、最終的に宮崎駿監督との直接交渉を行うのだが、宮崎氏は一切の妥協を許す事がなく、氏が満足するレベルにまで商品のクオリティーを突き詰めていく必要があるとされる。figmaは&bold(){価格帯を押さえることも売りの一つ}となっているため、氏の承諾を得られるほどの品質を維持しつつ如何に価格を抑えられるかという、理想と現実の摺り合わせの面による敷居の高さが壁になっていると思われる。

****宇宙をかける少女
figma販売元であるグッドスマイルカンパニーが放送前からスポンサー契約を結んでいたものの、グッスマが手がけた商品は当初から発表されていた主人公・獅子堂秋葉のスケールフィギュアとイモちゃんのねんどろいどの2点のみで商品化が途絶えている。&bold(){商業不振などの様々な事情}でグッスマ側から切ったという意見が有力視されている。

****とある科学の超電磁砲
メディアワークスのライトノベル『とある魔術の禁書目録』のスピンオフ作品。
主人公の[[御坂美琴]]が限定販売となったためにシリーズ展開を絶望視する声が上がっている。
美琴のfigma化はメディアワークスからの持ち込み企画であるらしく、同じ電撃系のメジャータイトルが出典のシャナの件から予想売上的に参戦が厳しいとされている。

*参戦済作品について
***何らかのトラブルを抱えていると考えられている(いた)作品
****球団マスコットシリーズ
以前発売された[[ド>ドアラ ホームVer.]][[アラ>ドアラ ビジターVer.]]と[[トラッキー>トラッキー ホームVer.]]の売れ行きがが然程芳しくなく、連合が球団マスコットのシリーズ化を断念したのではないかといわれている。

****『けいおん!』の一部キャラクター
ファンからの人気も高いアニメ第1期ED『Don't say“lazy”』で軽音楽部の4人が着用していたコスチュームの版権はアニメ製作元である&bold(){京都アニメーションの完全独占化}にあり、EDコスチューム版澪、律のスケールフィギュアも京アニショップ限定となっている。アニメ第2期ED『Listen!!』のオリジナルコスチュームにも同様の措置がとられている可能性が高い。

****コードギアス 反逆のルルーシュシリーズ
バンダイが玩具スポンサーとして版権を握っている作品だが、バンダイナムコグループ所属のバンプレストとのタイアップで[[ルルーシュ・ランペルージ]]と[[枢木スザク]]がSPシリーズとしてリリースされたことがある。しかし、これに関しては「この2体のみと言う事前契約が行われた」&bold(){「そもそもバンダイ系列社とのコラボ自体がフィギュアーツのない当時だからこそ成し得た特例中の特例」}等諸説ある。
また、今後新規アイテムを出すにしろ再販にしろ、バンダイにかなりの版権料を支払わなければならないという障害もある。

****涼宮ハルヒシリーズ
TVアニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』の、2009年放送分の追加エピソード全14話の内過半数を費やした&bold(){「エンドレスエイト」}は毎週にわたって殆ど同じ内容を流し続けていた為視聴者から不満の声が上がっていた。更に新作が長らく発表されていない原作小説(恐らくこちらの方が影響は大きい)を受け、ハルヒコンテンツの&bold(){衰退加速、ひいては終焉}を危惧する噂が立つようになり、連合も長らくハルヒ本編の関連商品を発売しない日々が続いていたが、劇場作品である『消失』公開の影響もあってか、ワンダーフェスティバル2010冬で連合はfigmaハルヒシリーズの新作を発表し、再始動する予定である事を来場者にアピールした。今後消失版のキャラクターを中心に順次新作が発表されていくものと思われる。
ちなみに、上述のエンドレスエイトをあのような放送形態にしたのは&bold(){『消失』を劇場に回すための苦肉の策}であるという説が有力視されている。

***&aname(20,option=nolink)かつて参戦困難とされていた作品
****仮面ライダードラゴンナイト
仮面ライダーシリーズといえばバンダイが玩具版権を有しており、その問題で参戦は100%有り得ないとされていたが、「仮面ライダー龍騎」を元とした海外ドラマである本作のfigma参戦が決定した。これに関しては「生ワンホビTV」でMAX渡辺氏が&bold(){「企画が着たので食いついた」}と語っている点、メディコム・トイが発売元である点から、仮面ライダーシリーズの玩具スポンサーである&bold(){バンダイ側からマックスファクトリーがオファーを受けた}ものと見られ、バンダイがDKの玩具展開をしていない事もオファーの要因のひとつである事が伺える。

****屍姫、瀬戸の花嫁
スクウェア・エニックス出版の「月間少年ガンガン」「月刊ガンガンWING」連載の作品。出版元であるエニックスの出版作品は普通に版権取得が可能といわれていたが、立体商品化権に厳しいとされるスクウェアと合併した事によりそれが厳しくなるのではないかと危ぶまれていた。実際のところ現在は両作品のメインヒロインが参入を果たしていることから、この辺の事情は合併後も特に変わりはないようだ(ただし『ドラゴンクエストシリーズ』等の&bold(){ゲーム作品は事情が異なる})。

****魔法少女リリカルなのはA's
無印と同様の版権事情を抱えているとされていたが、バンダイナムコゲームスからゲームソフトが発売されており、同ソフト限定版特典であるなのは、一般販売のフェイト(共に制服版)の出典は本作のものとなっている。劇場版製作と同時に版権調整が行われた可能性もあるが、現状の権利関係ははっきりと判明していない。