【クラス】
アサシン
【真名】
吉良 吉影(きら よしかげ)
【出典】
ジョジョの奇妙な冒険
【パラメーター】
筋力E 耐久E 敏捷E 魔力C 幸運A 宝具B
【属性】
中立・悪
【クラススキル】
気配遮断:C+
サーヴァントとしての気配を絶つ。
完全に気配を絶てばサーヴァントでも発見することは難しい。
ただし自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。
【保有スキル】
保身:C
殺人者として行う自己保身の技能。
逃走や自衛において有利な補正が与えられる。
吉良の身の安全の確保を目的とするスキルである為、魔力供給源であるマスターにもある程度恩恵が与えられる。
シリアルキラー:D
人を殺さずにはいられないサガを背負った殺人鬼。
意思の疎通は可能だが、その腸には『女性の美しい手への執着心』から生じる殺人衝動を抱えている。
Dランクの精神汚染スキルと同等の効果を持つ他、生死に関係なく相手の『手』を切り取って収集・保存することが可能になる。
ただし効果を発揮するのは吉良が『美しい』と感じた手(=収集の対象と成り得る手)のみ。
吉良の精神性、異常性癖を体現した複合スキル。
隠蔽:A
自らの行動を隠蔽するスキル。
生前に自身の犯行を隠蔽し続けた経験がスキルとして昇華された。
サーヴァントとしての活動によって生じる魔力を隠蔽する。
これにより吉良は実体化中でも一般人程度の魔力しか感知されず、魔力の痕跡を残すこともない。
正体秘匿:B
サーヴァントとしての素性を秘匿するスキル。
契約者以外のマスターから吉良のステータス、スキルを視認出来なくする。
「隠蔽」スキルと組み合わせることで非戦闘時にはNPCのように振る舞うことが可能。
ただし『吉良の真名を知った者』及び『吉良と交戦して生き延びた者』には効果を発揮しなくなる。
生前に殺人鬼としての正体を隠し、長年に渡り一般人として生活していた来歴を由来とする。
チャンス:A
土壇場を切り抜ける才能。
危機的状況に陥った際、類い稀なる幸運を優先的に引き寄せることが出来る。
このスキルの発動中、吉良の幸運値にプラス補正が掛かる。
【宝具】
「殺意の女王(キラークイーン)」
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1~4(スタンドビジョン) 最大捕捉:1
精神の具現体。傍に立つ守護者『スタンド』。近距離パワー型に分類される。
触れたものを爆弾に変える能力を持つ。
爆弾に変えられるものに制限はないが、爆弾化出来るのは一度に一つまで。
起爆方法は「地雷のように何かが触れることで起爆する接触型の爆弾」か「スタンドの右手のスイッチで起爆する任意型の爆弾」のどちらかを指定可能。
また、爆弾に関しても「爆弾自体が爆発するタイプ」と「爆弾に触れた者が爆発するタイプ」のいずれかを指定できる。
一度爆弾の設定を決めたら爆破させるか一旦爆弾化を解除するまで変更出来ない。
爆弾化した物質に外見や構造面での変化は起きず、「爆弾」の判別は困難。
スタンドビジョンのダメージは本体にフィードバックされ、キラークイーンが破壊されれば吉良は消滅する。
「朽ち果てる心音(シアーハートアタック)」
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1~99(移動可能な距離) 最大捕捉:1
キラークイーンの左手から射出される自動操縦型スタンド。
ラジコン大の戦車のような外見をしており重力を無視した走行が可能。
吉良本体や契約したマスター以外の魔力や熱源を探知して自動追跡し、対象に向けて高威力の爆炎を放つ「走る爆弾」。
単純な攻撃に対して非常に頑丈であり、吉良本体へのダメージフィードバックが皆無。
しかし状態異常魔術などへの抵抗は持たない。
宝具ではあるものの魔力の気配が殆ど無く、優れた魔力探知能力や直感スキル等がなければ察知は難しい。
ただし自動操縦であるため「標的を探知し突撃」という単純な動きしか出来ないという欠点も持つ。
この宝具を停止する為には吉良が直接回収しに行く必要がある。
スタンドは本来スタンド使いにしか視認することが出来ない。
しかし方舟においてはマスター、サーヴァントならば問題無く視認が可能。
これはアサシンの行使するスタンド自体があくまで『宝具として再現された神秘』に過ぎず、
最低限の魔力パスを持つ者ならばその存在を知覚できるからである。
ただしスタンドを傷つけられるのはサーヴァント同様『神秘を帯びた攻撃』のみである。
【weapon】
宝具「キラークイーン」のスタンドビジョン。
格闘戦を行うことが可能。ステータスは筋力B、耐久C、敏捷C+相当。
ただし敏捷値にプラス補正がかかるのは拳によるラッシュ時のみ。
【人物背景】
1966年1月30日生まれ、S市杜王町出身のサラリーマン。
ゲーム版の声優はFate/zeroで
衛宮切嗣を演じた小山力也。
仕事はそつなくこなすが上司からは使いっ走りばかり任せられており、社内でも地味な立ち位置の柔和な平社員。
しかしその正体は女性の美しい『手』に執着する連続殺人鬼でありスタンド使い。
犯行の最中には女性と会話することを好み、名前や趣味などを問いただす(ただし女性が自分勝手なことを言うのは大嫌い)。
殺害した女性の手は切り取って保管し、時に一般人に気付かれない様に『手』とデートをするなどその性癖は常軌を逸している。
スタンドによる証拠隠滅によって15年以上も殺人を犯し続けており、その被害者数は48人にも上る。
ただし争いや面倒事、目立つことを何よりも嫌うため普段は敢えて影の薄い人物として振る舞っている。
目立たず、植物のような心で平穏な人生を送るのが彼の願い。
自らの『性癖』と『平穏』が相反するものであると理解しながらも、それを乗り越えて幸福に生き延びようとしていた。
1999年に東方仗助を始めとするスタンド使いらに正体を知られ、幾度と無い攻防を繰り広げた末に敗北。
最終決戦時に駆け付けた救急車に轢かれて死亡し、かつて殺害した杉本鈴美の地縛霊によって裁かれるという末路を迎えた。
二次二次聖杯では『吉良吉影本人』の姿で参戦。
【サーヴァントの願い】
英霊の座から解放され、平穏を手に入れる。
同じ『殺人鬼』である
武智乙哉のサーヴァントとして召還に応じた。
【基本戦術、方針、運用法】
基本的に暗殺者のセオリー通り不意打ちや奇襲で先手を取るのが主な戦術となる。
特に爆弾による先制攻撃は強力。その一撃で仕留められずとも、相手に手傷を負わせれば優位に戦闘を進められるだろう。
また、本体の戦闘力は低いものの宝具『キラークイーン』のビジョンは格闘戦を行うことが可能。
『シアーハートアタック』は遠距離からの自動攻撃、キラークイーンとの同時攻撃など様々な応用が出来る。
しかし自動操縦のため単純かつ大雑把な行動しか行えず、状態異常など特殊な効果を持つ魔術への耐性も持たない為、過信は禁物。
殺傷能力こそ高いが宝具の癖が強く、対人戦で力を発揮するサーヴァント。
ただし個人の武勇に優れている訳でもないので、徒党を組まれたり万全の正面対決に持ち込まれれば一気に叩き潰される危険性が高い。
身の危険が迫ったら高ランクの幸運値と保有スキルによる高い逃走能力と隠密性を活かし、早々に逃げるのが吉。
総じて能力面で扱いが難しいが、前述の通り高威力の宝具や逃亡・保身に適したスキル構成は確かな強みである。
「正体秘匿」「隠蔽」はサーヴァントとしての素性を隠すスキルであり、宝具さえ使わなければ自らをNPCと錯覚させることも可能。
特に隠蔽スキルに関しては気配遮断スキルと組み合わせることでランク以上の隠密性を発揮できる。
長所を最大限に生かし、攻め際と引き際を見極めて焦らず慎重に勝機を見出だそう。
因みに宝具込みの魔力消費に関しては『キラークイーン』のみの運用に限ればそこまで悪くない。
ただし吉良の制御を外れて自律行動を行う『シアーハートアタック』の長時間の発動はマスターに相応の負担を強いるだろう。
サーヴァントとしての燃費は控えめな部類ではあるものの、マスターが常人である為過信は禁物。
万全の状態で戦うことを考慮するのならばやはり魔力を十分に溜めておくべき。
登場話一覧
最終更新:2014年12月05日 17:09