スワヒリ語
1.発音と文字→簡単!
2.名詞は「クラス」に分けられる。
日本語の名詞は、小さいもの→「個(ヶ)」、長いもの→「本」、小さい動物→「匹」のように、形や様子で分類・区別されている。同様に、ニジェール・コルドファン語族の名詞も、いくつかの名詞クラスに分けられる。
「人間」m- ではじまる。
mtu 人間 mtoto 子供 …など人に関する語。
「樹木」m- ではじまる。
mti 木 mgomba バナナの木 …など木や植物のほか、無生物なども
「果物」とくに決まりなし(ji-なども)
tunda 果物 nanasi パイナップル …など果物のほか、事物、液体、抽象物なども
「事物」ki-ではじまるものが多い。アラビア語起源の語も。
kitu 物 kisu ナイフ …など無生物、事物。
「家」n- ではじまるが、ないのも多い。
nyumba 家 ndege 鳥 …事物のほか、抽象、物質、人間や動物なども含まれる
「舌」u- ではじまるものが多い。
ukubwa 大きさ uzuri 美 …形容詞にuをつけて、抽象名詞になったもの
「場所」
mahali 場所 …アラビア語から入ったこの語だけ
不定名詞部類 ku- ではじまる。
kusoma 読書 kuingia 入ること …動詞にku-を付けて名詞化させたもの
以上のように、必ずしもキレイに分類されているわけではないし、言語によって部類の数も異なる。単語の最初の音が参考になるが、単語ごとに覚えなければならないものも多い。この部類がなんの役に立つのかというと、↓以下。
5.複数形も、形容詞も、「部類」を知らなきゃ始まらない!
スワヒリ語の例
「人間」m- を wa- にする。
mtu 人間>watu mtoto 子供>watoto
「樹木」m- を mi- にする。
mti 木>miti mgomba バナナの木>migomba
「果物」ma- をつける(ji-があればji-をma-にする)
tunda 果物>matunda nanasi パイナップル>mananasi
「事物」ki- を vi- にする。
kiti 椅子>viti kisu ナイフ>visu
「家」単複同形。
nyumba 家 ndege 鳥
「舌」複数形無し
ukubwa 大きさ uzuri 美
「場所」単複同形
mahali 場所
不定名詞部類 単複同形
kusoma 読書 kuingia 入ること
- 形容詞で修飾する場合は、名詞と同じ接頭辞をつける。(そして名詞の後ろに置く)
- dogo 小さい
- zuri 美しい
- baya 悪い
mtoto mdogo 小さい子供(<m-子供 m-小さい)
watoto wadogo 小さい子供たち(<wa-子供 wa-小さい)
mzee mbaya 悪い老人(<m-老人 m-悪い)
- 数詞も同様。
- moja 1
- wili 2
- tatu 3
- nne 4
- tano 5
sita
saba
nane
tisa
kumi
6.動詞にも、名詞の部類が重要。
ona 見る
soma 読む
piga 叩く
li- 過去形 lipiga 叩いた
me- 結果が残る過去形 mepiga 叩いた
na- 現在形 napiga 叩いている
ta- 未来形 tapiga 叩く
ni-私は tu-私たちは
u-あなたは m-あなたたちは
a-彼人は wa-彼らは
類別はだいたい上記の形容詞のように、名詞と同じ接頭辞がつく。
kisu kimoja kilitosha(<ki-ナイフ ki-1つ ki-li-充分だ)
一つのナイフで充分だった。
が、違う接頭辞になることもある。
7.そのほかの動詞の変化
ki- 同時的動作「~しながら・~すること・~するなら」
ka- 継続的動作「そして~する」
Wakija, wape vitabu.(<wa-ki-来る wa-与える vi-本)
彼らが来たときに、彼らに本を与えよ
Nilikwenda sokoni nikarudi(<ni-li-行く 市場へ ni-ka-帰る)
私は市場へ行き、そして帰った。
人称は次のように変化。
si-わたしは hatu-わたしたちは
hu-あなたは ham-あなたたちは
ha-彼人は hawa-彼らは
さらに、現在の否定では語尾 -a を -i にする。
- 願望、要望、仮想は語尾を -e にする。
- 態には次のようなものがあり、語尾で表す。
受動態-wa「~される」
中動態-ka
使役態-sha「~させる」
相互態-ana
8.動詞の自他は、曖昧
9.「の」の表現
リンク集
最終更新:2013年07月24日 04:34