カラーフィルタ(Colorfilter)プラグインは、画面を視覚的障害のある人に読み易くするため、ウインドウまたは画面全体の特定の色を別の色に置き換えます。それ以外にも、単に嫌いな色を取り除きたい場合に利用することができます。
このプラグインには、GL_ARB_fragment_program extension が必要です。使用しているグラフィックカードがこれに対応していて、なおかつ X サーバで表示されるよう設定されている必要があります。
基本的使用法
プラグインを有効にすると、以下が可能になります。
- <Super> F キーを押して、特定ウインドウのカラーフィルタのオンオフ
- <Super> S キーを押して、フィルタ間の切り替え
- <Super> D キーを押して、全画面フィルタのオンオフ
カラーフィルタ(Colorfilter)プラグインには、実演目的の基本的なフィルタがいくつか用意されています。
- ネガ(Negative): ウインドウ内の色を反転
- 緑ネガ(Negative-Green): ウインドウ内の色を反転させたうえで、大部分の色を緑に変更、ほとんどが緑と黒の色合いに
- 青みフィルタ(Blueish-Filter): ウインドウ内を青み掛かった色に変更
- セピア(Sepia): ウインドウ内の色をセピア調に変更
- グレイスケール(Grayscale): ウインドウ内の色をグレイスケールに変更
フィルタの追加
フィルタを追加するには、フィルタ・ファイルの場所の指定をリストに書き加えます。
ファイル参照画面を使用して指定することも可能です。
その他のオプション
- ウインドウ装飾にフィルタを掛ける(Filter Window Decorations) を使用すると、ウインドウ内ばかりでなく、ウインドウの装飾にもフィルタを適用できます。
- ウインドウ照合 のルールを使用して、全画面フィルタ がオンのときにフィルタを掛けるウインドウ(Filterd windows)、掛けないウインドウ(Exclude windows)を指定することができます。
最終更新:2007年10月30日 23:32