迷い誘われ夢 情報収集編 シアサイド
第1章 遊牧民の少年
キマク・中央広場
遊牧民の少年「どうして誰も信じてくれないんだよ。」
緑の羽衣を身に纏った少年は白いレンガで造られた円形の噴水に座り込む。よく見ると緑の羽衣はドロだらけだ。
少年の名前はタラス、種族はシャンバラ人。
父は弓使いの猟師、母は村の教師をしている。
タラスはぼーと空を見つめている。
そこへ紅いのドレス着た金髪の女性が通り過ぎようとする。
タラス「はあ・・誰か話を聞いてくれないかな・・。」
ズル!
タラスが立ち上がろうとすると濡れた地面に足をとられてバランスを崩して前に倒れようとしていた。
タラス「わあ!」
金髪の女性「ん?」
ゴン!
タラスは金髪の女性にぶつかってしまい、腰あたりにぶつかってしまう、音からして何か固いものにぶつけたような
金髪の女性「きゃあ!」
タラス「いてて!ごめん!お姉ちゃん」
金髪の女性「大丈夫?怪我とかしてない?」
タラス「大丈夫だよ。よく父ちゃんからげんこつもらって頭は石頭なんだ。」
金髪の女性「そう、じゃあ私はいくね。次からは気をつけるのよ。」
タラス「うん、気をつける。じゃあね!」
タラスはその場を後にし、酒場へと向かう。
金髪の少女「あの子、銃に頭ぶつけても平気なんだ・・。」
金髪の少女もその場を後にする。
この少女の名前はシア・メリシャルア、百合園女学院の生徒である。
風の噂で遊牧民の少年が困っていると聞き探しているのだが、どうやらすれ違ったようだ。
そこにシアのパートナーの一人、英霊のルナア・シャリアジェスカが駆け寄ってくる。
彼女の衣装は露出が多く、目のやり場に困るが本人は気にしてない様子だ。
ルナア「シアちゃん、遊牧民の男の子は見つかった?」
シア「うんうん、どこにいるんだろう?」
ルナア「情報が集まるとしたら酒場よ!早速行きましょう♪」
そういうとルナアはシアの頭を抱きしめる。
シア「ルナアちゃん・・そのは・・」
シアはなぜか顔が赤くなるがまんざらでもないようだ。
ルナア「別にいいじゃない♪へるもんじゃないんだし、それともいや?」
シア「いやじゃないけど・・違うとこでしてほしいな・・」
ルナア「じゃあふたりっきりで♪」
そういうとルナアはシアを放し、酒場へと走っていく。
シア「ちょ、ちょっと待ってよ!」
よくわからない雰囲気なったが二人は酒場へと向かうのであった。
2章へ続く。
アトガキ
とっさに書いてなんかさーせん・・。次から腰をちゃんとしなくては!
最終更新:2010年03月27日 17:59