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LOG内検索 / 「まりやん」で検索した結果

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  • まりやん
    小ネタ まりやん まりりんこと真理野剣介のネタでゴゥ。 ・白米を愛してやまない真理野、無洗米や脱穀米、麦飯は邪道だと思っている。 ・バディで七瀬を同行した場合、普段の倍以上無口になる。 ・葉佩が「浮遊輪」を背中に装着し送風すると、後ろにいる七瀬のスカートがめくれ、そのたびに鼻血を精神力で抑え(きれず吹きだす) ・最近漬け物に凝っている真理野。ぬか漬けのために糠床を作ろうと原子刀でぶったぎり。床が抜け真下の部屋が崩落。ここは地上2階。 ・実家では釜で炊き出しをしていたため、電器炊飯ジャーに慣れない。ゆえに炊き出し専用の鍋を持っており、MYカレー鍋を持っている皆守には同好の士の感情あり。 ・メールより矢文派。 ・所用のたびに神鳳を呼びつけ、矢文をしてもらう。 ・けれど最近、「矢文をすると窓ガラスが割れるなどして寮生活に支障が発生する。<生徒会>役員としては疑問」と倦厭され、...
  • 九龍
    小ネタ集 小型削岩機 まりやん 部屋 次の… バディ 葉皆 美食 煙ひとゆら 4/12 【自虐にしか…】 ヒロシマリアン2 【生憎の…】 【シュレー…】 シンキングタイム シンキングタイム2 はろうぃん 天然 煙草 コーヒーゼリー エビフィレオ ケーブルテレビ 葉取 独白 ヒロシマリアン葉佩 夜の底 あめふるよる 【君を守る…】 目をあけて最初に君を見たい ヒロシマリアン3 さゆり姉さん  プレーヤー設定 葉佩九龍 宝探し屋に50の質問 
  • 学園ちかなりちか4
    学園ちかなりちか4 元親が漫画本を持ち込んだおかげで3組では漫画の回し読みがひそかにブームだ。皆こぞって集めた漫画本を男女問わず読んでいる。 「ねースラダン7巻誰が持ってるの?」 「昨日山本が持ってたよーな…あ!ときめきトゥナイト16巻もってくんの忘れた!」 「おい次僕タマ読むのは俺だぞ」 「だったらるろ剣早いとこ持ってこいよ!後つまってんだぞ」 にわかに3組は漫画ブームだ。風紀委員もさりげなくセーラームーンを読んでいたりして。 「ねーチカちゃん、ドラゴンボールの40巻知らない?」 「あ?40なら俺が読んで元就に回したぞ」 「…もーり君も読んでたの」 「おうよ、あいつはベジータ派なんだがよー俺は悟空のほうが好きだなー」 「そーなんだ…あ、ダイ大読んだ」 「読んだぜ!ハドラーがかっこいいよな!」 「やっだぁハドラー様でしょ!ハドラー様!」 ちなみにこの後は推理小説ブームに3組はハ...
  • 郷愁1
    オリジナル 郷愁1 【シャレオの中心で愛を囁く】 「ミシモさん好きです」  でこでこに飾りたてた石の広場では、でかいテレビが置いてあって、夏を先取りした番組を垂れ流している。 「ミシモさんミシモさん」 「じゃかしい」  正直ここは独り者にはましては女っ気のない野郎にはそっけない。  こじゃれて小分けにした区画はミシモにしてみたら惣菜市場のポテトサラダとマカロニサラダが並んでるようだと思う。味は多少違うが見た目は似たようなものだ。  けれどもミシモはここにいなくちゃいけない。  なにしろしがない警備員なもので違和感いっぱいの青い制服で万引きやらアストラムの無賃乗車を警戒しなくちゃならん。  だが万引きより無賃乗車よりたちのわるいものがここにはたまりやすい。 「地下じゃけんかの…」 「え?え?え?ミシモさんなに?」  むっすり立つミシモの目の前を挙動不振にふらふら動くのはそこらに...
  • ちか1
    ちか1  「陸にあがる準備できたかー?」 「おうよー」 「買い出しにいく奴にちゃんと表作って渡せよ」 「おいおめえ字、汚ねえ!」 「うるせえ雰囲気でわかれよ!」 上陸直前は船のどこをみてもそわそわしている。陸に手が届きそうで届かない、そのもどかしさはいい意味で船員を刺激する。 長曾我部元親の長男・信親が甲板にあがってきた。この嫡男は皆から「若」と呼ばれている。 言うまでもなく信親も元親を敬愛し崇拝して親衛隊隊長の名誉を勝ち取っている。(隊長職をかけて『長曾我部軍内勝ち抜き百回勝負』の結果、決まったことなので誰も異存はない) 「おっ若も陸にあがりやすかい?」 「いや。…買い出しにいく奴は誰だ?」 「俺です俺ですっ」 元親を「やんちゃ坊主の田舎っぺ大将」と朗らかに評価した奥方と信親は笑っている顔が一番似ていると言われている。つまりは元親とは違ったたぐいの男前で、剛胆な我らがアニキとは...
  • QMA4
    QMA妄想4 レオン&タイガ【モノクロの温もり】 「くそ…っ!」 がつっと壁に拳を叩きこむ。 学院の石造りの壁は古くとも特殊な魔法がかけられているので爆破魔法をかけられてもびくともしないのだと聞いたことがある。 年に一度学内全員が掃除にかかっても剥がれ落ちることのない時の匂いが染みついているように、壁は堅牢だ。 人気のない鐘楼への階段の踊り場。そこは、レオンの隠れ家のような場所だ。滅多にないが落ち込むことがあったりすると、自分を見つめなおすためにここへやってきて時を過ごす。 今日はいつもと少し違う。 「くそ……」 拳が真っ赤になるまで痛めつけてからずるずる壁に座り込む。 今日は本当に散々で、最悪だった。 事の起こりは一学年上の先輩魔法使いとの授業だった。その日レオンはいつになく調子が悪く、振り分けられた課題の半分もこなすことができなかった。だがそれはレオンだけには留まらず、組の半...
  • 葉取6
    葉取6 ヒロシマリアン3 ※前回はアロマにつきまとってキャンキャン言ってた(ようにみえる)葉佩ですが、葉取バージョンではいかがなものか!?  ここでは鎌治→「心の支え」→葉佩。葉佩→「ぶち支えちゃる!(愛)」→鎌治でお願いします。  珍しく取手鎌治の部屋のドアがノックされた。 「…はい?」  特に誰何もせず、鎌治は扉をあけた。時計はもう午前をまわっている。こんな時間にやってくるといえば… 「…はっちゃん? 今日の探索はもう終わったんじゃ…」 「鎌治…」  ついさっきまで一緒に地下に潜ったはずの葉佩はどんよりとした顔で鎌治を見据えた。ついさっき部屋の前で「じゃ、また明日!」と手を振って別れたはずだが…いつものアサルトベルトと暗視ゴーグルを頭に乗せたままの葉佩は突然ガバッと鎌治に抱きついた。 「今日一晩泊めてェやー!」 「なっ、は、はっちゃ…!?」  ここ天香學園の学生寮...
  • 識柚6
    識柚6 かなりパロディです。近未来もの。 「人型アンドロイドのモニター、ねぇ」 じっとりとした眼差しでモニター越しのケイナを睨んだ。 画質のいいテレビ電話はケイナが両手を合わせて、頼む、という姿をしっかりと映している。 「で、今度はどないな規格外品作ったんや」 『失礼な!俺は純然とした好奇心で研究してるんやぞ!』 「おまえが作るもんは大抵常識はずれやろが!犯罪手前マッドサイエンティストのくせして!」 長年の知人をやっているがこの男、頭は優秀なのだがいかんせん常識とかそういうもののネジが二三本飛んでいる。愛玩兼ガードでモニタリングをしたドグロイド(犬型ロボット)は攻撃モードになると口をあけたらミサイルが飛び出すわ背中からは機関銃が姿を現すわ、ろくでもない兵器だった。それが可愛らしいチワワ型の犬から出るのだから末恐ろしい。これでも一応大手のアンドロイド製造企業お抱え研究者なのだから世...
  • デニク2
    デニク2 一万ヒットリクエストありがとうSS リクエスト匿名さま:デニク ※匿名さまのみ、ご自由にお持ち帰りください。 『タトゥー』 「ニ、クス……その腰の、なに?」 「ああ?」 がんがんに冷えるクーラーをかけながら、デュエルの部屋に居座るニクスの腰に変なものを見つけた。ジーンズと下着に隠れつつ、腰骨の近くに黒々と刻まれたトライバル風のタトゥー。それはほんの小さなものだったが、ローライズなものを穿くと見えてしまいそうだ。 「何だ、今まで気づかなかったのか」 「いやっ別にそんなんじゃなくて」 いっぱいいっぱいで見えてませんでしたとは言えない。 このヘタレめ、と視線で言いつつ、ニクスは懐かしそうに「これはな、」と話し始めた。 「パーティーで薬でキメててハイになってた時にやった奴がいれてくれた」 「…………はいぃぃぃ?」 『やんちゃ』をしていたのはデュエルも一緒だがニクスのほう...
  • ユズナイ2
    ユズナイ2 夜光杯 「珍しいな、ナイアが飲んでんの」 「飲みたい時だってあるの」 いきつけの半地下バーでフルートグラスを傾けるナイアを見つけたのは、しっとり飲むにはいい頃だった。 二次会になだれ込むほどの体力はないのに、静かに飲みたくなって時たま足を運ぶそこにナイアを見たのは初めてだった。 「ちえ、わいのお気に入りやったのに」 「私が来ちゃ行けないの?」 「別に。また隠れ家捜すわ」 「隠れ家ねぇ…」 毎晩飲み歩く連中から逃れて、孤独というひとときの苦みを味わうにはここはうってつけの場所だ。カウンターとボックス席が数えるほどしかなく、BGMも落ち着いている。 こんなところでゲーセンのぎらついた話題など野暮だ。ただ、旨い酒を味わって酔いにそっと体を任せるのがいい。 「別に開拓しなくたっていいわ」 「ナイア?」 「誰かと来るってこと、ないもの」 男どもの舵取りをするのがユーズならば...
  • 識柚17
    識柚17 姉神3 「もうゆんちゃん!何回押させる気なん!お姉ちゃん手ぇ疲れてまうところやったで!寝てたん?寝てたんならちゃんと電気消さなあかんて言うてるやろっ」 居間にいた師匠が玄関にいるよー? 勢いよく扉をあけた瞬間、識は固まった。扉の向こうにいたのは、女装したユーズだった。いや違うユーズ女版? マシンガントークをかます唇には品のいい唇とグロスでつやめき、ぱっちりした目にはアイメイク。肩に届く髪は内側に巻いて遊ばせている。 彩葉が愛読している関西お姉様雑誌の表紙にいてもおかしくない感じのユーズがそこにいて、識はカコンと顎をおとす。 「……あら」 けばけばしくない絶妙なアイラインの瞳がしっかりと識を捉えた。 「ややわー!こないな背の高いイケメンとゆんを間違えるなんて!どちら様?ここ、ゆんちゃんのお部屋ですやろ?」 アナタ様こそどちら様ですか。 目を白黒させていたその時、...
  • こたうじ21
    こたうじ21 精を出していた書き物に手をとめる。 詰めていた氏政の息がついと漏れた。外は厳しい寒さのはずだが、火鉢のもたらすぬくもりで室内はほどよく暖まっている。 傍に控えている、稚い小姓は主の深夜までの勤めとぬくもりにうつらうつらと船を漕いでいた。それを怒るのも起こす気もなくなってしまった。 氏政のそばで気を遣うはずの小姓が居眠りをしているというのに、火鉢の炭はたっぷりと置かれ、氏政が筆を置くのを見計らったように火鉢の陰で小さな盆が添えられていた。 「ふむ」 強張った肩を自分で揉みつつ盆を引き寄せてみた。入れたての茶はほのかに湯気をあげ、どこから手に入れたのか小さく切った干し柿がちょんと盛られている。 あやつ、気の回し方が小姓より巧くなった。 おそらく今も天井裏か、氏政の気づかないような近くで姿を潜めているだろう。 氏政は人知れず皺の奥で笑ってから、茶と干し柿をつまんだ。あわい甘...
  • 学園こたうじ4
    学園こたうじ4 明日は遠足だ。校外学習という名目を被った学校公認のお遊びの日である。 「晴れると良いのじゃがなあ」 新聞の天気欄を見る氏政はどことなく心を浮つかせている。図書室のヌシである北条先生だが、この度はやんちゃな一年生の引率の一人として選ばれた。 ちなみに一年生の遠足先は遊園地。もうそれだけで不安要素がいっぱいだが、海千山千の氏政には大したことではない。 「小太郎もてるてる坊主を吊しておくかの?」 ティッシュを丸め包んだ小さなてるてる坊主を見ながら、小太郎は何かを決意したように頷いた。 翌日。 新聞の天気予想を裏切って、まぶしいばかりに空が晴れ渡った朝。 「元就ー元就来てねえなぁ…あれ?」 三組班長の元親は首を捻った。いつもは集合十分前にはやってきて手持ちの文庫本なぞ読んでいる涼しい顔がない。 「なー風魔、元就見てねえか?」 「…………」 無口だがいいク...
  • デラ小ネタ2
    小ネタ2 貧乳を気にするナイア(しつこい)、さりげなく男DJに「女の胸の大きさをどう思うか」聞いてみる。 鉄「…じ、実感がねぇからわかんねぇっす」  (彼女いない歴=年齢) 英「大きさより…やわらかさ…」  (なぜか遠い目をして) ダ「おっきいほうがいいだろ!断然!」  (エロ小僧ならでは。後ろのツガルが怖い) セ「小さい方が服が着やすい。モデルなんかは板だろう?」  (専門的見地) エ「ううーん、手にすっぽり…がいい。着物も似合う」  (手をにぎにぎ。着物の女の子が好きらしい) ジ「胸なんて性格には何の関係もない!気にすんな!」  (フォローのつもりが撃沈) ケ「おっきいほうが好きやなー。ぷるんぷるん揺れて」  (さりげなくエロ発言) 識「Cが理想かな」  (妻子持ちはサイズまで言う) 孔「チャイナ服着られなくなんない? おっきくなったら」  (無邪気にひどいことを...
  • けいゆき1
    けいゆき1 「夢吉殿は何とも愛嬌のある顔であるな」 「きき?」 「夢吉見るなら俺も見てよ」 「首が痛くなるのでイヤでござる」 「ひどっ!好きででかく育ったわけじゃないのにさ。あんたがちっこいのも悪いんじゃねえの?」 「な!某はこれから大きくなる!」 「どーかなー、この薄っぺらい体で」 「某はすれんだあなんだ!政宗殿が言ってた!このまま伸びるのだ!縦はともかく横の太い慶次殿に言われたくないっ」 「なーんだってー!?」 渚さんと以前お話したんですが、ボインはアニキで慶次はぷちマッチョ。太りやすいので慶次は踊って必死でカロリー消費してる!
  • ちか2
    ちか2 ちくちくちくちく 「また穴あけちまったのか」 「へへ、申し訳ねえ。ひっかかっちまって」 ちくちくちくちく 「慣れちまえば針なんざ楽なもんだな」 「ア、アニキ!俺もさっき穴あけちまって!」 「ああん?まずは、あて布もってこい!」 糸を噛みきった歯を白く見せた。 「…まさか花嫁修行に覚えた針仕事がこんなことになるとはなあ」 野郎共のつくろいものを山と作っても元親は怒らずちくちく針を動かした。 「父上、私のも」 「自分でやりやがれ」 長曾我部家はできることは全力で自力でやれとしつけられている。 ちょっぴりなんでもできる自分がイヤになった信親だった。 姫若子時代にチカは花嫁修行パーフェクトにできてたりして
  • ケダル3
    ケダル3  打ち込み系の電子音楽に身を任せていると何となく楽しそうな譜面が頭に浮かぶ。 HDDプレーヤーにはそんな曲ばかり入っていた。 「趣味がわかりそうでわからない…」 ケイナの部屋に埋もれていたものを拝借してきたダルマだがまずプレーヤーに収容されていた曲数に驚いた。 ジャンルわけもアーティストわけもばかばかしくなる万単位の数に呆れた。 「こら、やっぱりおまえやったか」 イヤホンをむりやりひっぱられひっこぬかれた。怒ったようで困ったようなケイナがおまえしかおらんと思ったけど、と前置きして言う。 「せめて借してーの一言でも言うてや」 「ああ、借りた」 自分の部屋に埋もれさせておいてよく言うとダルマは思った。 それから。 こいつはきっと釣った魚の餌を時々忘れそうだな、とも。
  • 葉取3
    葉取3 あめふるよる ※某所の「鎌治の心の闇の部分は人格をもって鎌治の中で存在する」という個人的萌えに乗っ取って、闇取手×表鎌治プラス葉佩という話ですご注意ください。 (いやなんていうか葉取←闇取な感じかもしれない) 息苦しい… 意味もなく首元をまさぐり、しかしそこはもう今朝から始まる息苦しさからとっくに一番上のボタンは外されていたのを思い出す。 微熱に似た気怠さが体中を支配し、静まりかえって安息を得るはずの自室に圧迫感を感じる。 ベッドに横たわったままの鎌治は、ぱたりと首から腕を落とす。 …雨のせいだろう… 薄闇の中、閉め忘れたカーテンから濡れた空が見える。 しとしとと降り大気を濡らす雨を見るにつけ、鎌治のつく息は浅く、しめやかだ。吸っても吐いても、湿気がまといつく感覚。 電気を灯せば気分も変わるかもしれないのに、それすら起こる気になれない。 (…こんな夜には…) このよう...
  • 逆裁1
    逆裁妄想1  ※携帯でやりとりしたわたつみ的萌え。逆裁(理想のイトミツ) イ 判例読むッス!御剣さんの役に立つッス!(頭は悪いけど役に立ちたい忠犬心) ↓ ミ 時間の無駄だ。そんなことをしているから見落とし捜査が続く。給料差し引き。(自分の短所と長所を見極めてとっとと刑事らしく動けという飼い主心) ↓ イ !!!! ま、またッスか…!!!! 俺御剣さんが分からないッス……(現場の刑事ごときが検事に追いつこうなんて無駄なんすかね…というややションボリ耳垂れ大型犬) ↓ ミ 適材適所という言葉も知らないのか、無能が。事件の全容を把握するのは私の仕事だ。刑事は刑事らしく物的証拠くらい掘り出すんだな。(分野違いもいいとこだ出直してこい。ただし追いつこうとするなら自分のやるべき分野でこそ完璧にやりやがれという親心) ↓ イ 御剣さんのことがわかるようになれたら…考えてることとか…ハッ!そうだ御剣...
  • 宝探し屋に50の質問
    宝探し屋に50の質問 ※1・2周目では若干データの違いがありますので注釈ついてます。(1)=1周目 (2)=2周目 1:貴方のお名前を教えてください   葉佩九龍。 2:失礼な事を聞くようですが、それは本名ですか?   …どこから情報が漏洩したんだ!? 宇宙刑事か!? 3:生年月日、本籍を教えてください   7月14日。広島のヒロシマリアン(1)、大阪(2) 4:身長と体重を教えてください   175cm・55kg(1)←すいません大分夢見ていました。177cm・66kg(2) 5:視力はいくらですか?   1.5(1)、1.0(2) 6:得意学科を教えてください。   国語(1)、地学(2) 7:ついでに、不得意学科もどうぞ。   …数学。鎌治に助けられて追試を免れました。 8:所属部はなんですか?   剣道部(1)、帰宅部(2) 9:貴方がトレジャーハンターになった...
  • 識柚23
    識柚23 師匠と俺はたまに好みが食い違う。同じ濃い味付けでも俺は辛いほうが好きで、師匠のほうはこってりだけでいい。どうでもいいことばかりなんだけどね。 あ、師匠はトラは好きでも猫にはそんなに興味がないらしい。 「ツンケンしてる」 とか言って。犬のほうが喜んでるのがわかるから飼うなら犬だとか。俺はそう言って煙草をふかす師匠に脳内で猫耳つけて疚しい妄想をする程度に猫は好きだ。懐いたら猫もわかりやすい愛情を返してくれるだろ?ちょっとひねくれてるけど。 まあそれもどうでもいいことと言えばどうでもいい。 どうでもよくて、なんでもない、くだらないことを知って、積み重なるとつきあいも深くなったんだなあと思えてきて。いちいち「え、師匠イクラ嫌いなんですか。おいしいのに」なんて反応することもなくなっていく。 惰性じゃない、肌にはじむ何かを見つけるのは年をおうごとに難しくなる。空気の質がしっくりきて...
  • 識柚2
    識柚2【きかない、きけない、きこえない!】 誰にだって秘密はあるもの。 誰にも明かしたくないそれに限って、誰かに知られてしまうもの。 その上知られたくない相手に、知られてしまうのが、定石。 「ユーズってさー弱点なさそうだよね。なんかもう達観しちゃったから弱いものない!って感じ?」 「なんや、人を仙人みたいに言いなや」 「ハイハイユーズ悟りの境地のポイントはどこですかーっ?」 「うわ、セリカ酔うとるやろっ」 「あーあーもうセリカ、ほらー真っ赤だよ」 「エリカ、もうコイツ連れて帰りや。弱いくせに飲みまくるんやから…また路上で歌い出すで」 「歌うぐらいで済んだらいいんだけど…ほら、セリカ、かえろ」 「やーんー。まだ飲むぅ」 「…あーあ、あれ完璧酔っちゃってますね。介抱するエリカも大変だな」 「せやな。ま、世話焼くの好きそうやからええかもしらんけど」 「…師匠はそれで何杯目?」 「さぁなー...
  • ダークエッジ
    ダークエッジ妄想1  (ダークエッジとは?…母の死とともに死んだと聞かされていた父親が経営しているという私立四辻学園に転校してきた主人公・高城九郎。四辻学園には『日没後以降に学校に居残ってはいけない』という奇妙な校則があった!? 日没後に学園を支配するのは得体の知れない怪物!? …的に主人公といい学園というアレな感じといいどっかの学園ジュブナイルを彷彿とさせる漫画です。超オススメ) ネタバレ含みますので注意。 ・吉国×白右を激しく応援したい。(まずそこからかよ!) ・九郎ちゃんからはマイナスイオンが放出されている。 ・末未が生きていたら九郎は完全マザ+シスコン。 ・双子4組は多分お互いしか見てない自己完結に陥りやすそう。伊勢は顕著(笑) ・双子組で最も理性的なのは継子。おばかちんは伊勢か九郎。最強?もちろん末未。 ・清水は自転車に乗れない。ていうか落ちる。 ・赤坂の...
  • ムビキャラ設定1
    ムビキャラ設定1  ・ジェノサイド (キラーって感じじゃないような。こっちのほうがしっくり来るので以下ジェノ)。神出鬼没の半物質体。幽霊でもなければ実体でもない。「間(はざま)の人」。精神世界も間の人。狂っているのか正気なのかは誰にもわからない。趣味はお節介と口出しと干渉。自分が関わることで「何か」が変わることに興味を持っている。最近はギガデリックとエレグラアミにちょっかいを出すのが楽しくて堪らない。 ・ホリック マシン・ゴースト。機械あるところに奴あり=大自然あるところに奴はない。ムビキャラの中では比較的常識人。機械の意志が具現したようなものなので知識もある。ただしエレクトロが絡むと変態路線一直線。エレクトロ以外に関心がないための良識か。エレクトロの創造主。嫌いなものは水とエレクトロに近づく者。 ・トラン ホリックと同じマシン・ゴースト。だがどちらかと言うと「ゴースト」より「フェ...
  • 茶茶1
    茶茶1  クレーンゲームに張り付く男女。珍しくない光景だがそれが一回り小さな二人組だと何やらほほえましさがこみ上げる。 「ほら」 「うん、ありがとう」 「わかんねえなぁ、そういうのが可愛いって言うの」 「私が欲しかったんだから、そういうことは言わないのっ」 赤い、子供の腕程度の人形はお世辞にも可愛いとは言えない。流行はえてして奇妙な価値観を与える。小さな恋人達の他愛ない言い合いも端から見れば睦まじい限りだ。 そんな二人を眺める茶倉は軽く息をついた。 …けして、羨ましいなんて思ってないけど。縁のない光景だ、と感じた。 茶倉はナイアのように異性とあけすけに接するのが苦手だ。何を話したらいいか惑い、ついぶっきらぼうな受け答えをしてしまうから、ナイアとは別のタイプの姐御だと思われている。 ただ『頼りにできるお姉さん』と『近寄り難いお姉さん』では随分違いはあるのだが。 隠れ蓑の中の茶倉...
  • 葉皆6
    葉皆6 【生憎の雨だよ、】 雨が降ると行動範囲が一挙に狭くなる。 校内から出ることのできない憂鬱がそこここに溜まり、吹きだまりのように連鎖して人の気持ちを萎えさせていく。 そんなさまを見たくないから、誰よりも高いところへ身を移し、仮初めの自由を味わいに屋上へと足を運ぶのに。 そういう時に限って、だ。 「甲ちゃん、今日はマミーズいかねぇの?」 「…ああ」 気怠く体を机に懐かせ、頷くと甲ちゃんまで五月病?と尋ねられる。五月はとうの昔に過ぎただろう。日本語を知らないやつめ。 「……屋上行けないから拗ねてるんだ」 「誰が拗ねてるんだ、誰が!」 「そういうふうに見えたんだからしょうがないっしょ。あ、でも明日は晴れるんだって。よかったね」 「…人の話を聞け」 「聞いてないのは甲ちゃんでしょ。決めつけはよくありません」 売店行ってくるよ、と教室を出て行った背中を蹴りつけたくなる。…やめる。 ...
  • ニクシロ5
    ニクシロ5 微エロ? はっ、と苦しげな息がかかる。うなじを撫でれば汗に濡れる。銀髪が絡んだ。 「ひっ、ぱるな…」 「そういうおまえは緩めろ」 締まりすぎも痛いと悪戯に囁けば、壮絶な蒼に睨まれた。実際のところ、快楽にとろけた目もいいが屈辱に歪むほうが「らしく」ていい。 「誘ってんのか?」 「誰が…っ」 「士朗が」 わざと揺さぶって息を乱れさせると、ダイレクトにくわえ込まれた自身に快楽が走る。 「ニク、ス…!」 「なんだ?」 ぎりぎりまで追い上げられたら辛いのはどちらか。陥落を計って、ひきつる喉をなめあげた。己の金と彼の銀が混じると何ともいえない色になる。こんな時しか交わらないからか、それを見るたび猥褻極まりないと思える。 「欲しいって、言ってみろ」 「…くぅっ」 「そしたらおまえが欲しくてたまらないもの、たっぷり注いでやるよ」 あられもなく強請られるのは興ざめするが、言い...
  • 悪魔3
    オリジナル 悪魔3 【細切れの正体】  天使喰らいはおまえのおかげで流行ったんだよと、ヤジフーは言った。  枯れた大樹の枝に座り、瞼をあげたことのない悪魔はひっそり苦笑した。  ヤジフーもまた下級の悪魔だが、暴食の王の支配下にある彼は何でも口にしなければ気が済まない。 「一度食ってみたいとは思っていたんだが、まぁものの見事にハマッちまったよ」  真白い細切れの肉を囓りながらヤジフーは語る。 「土塊を食むのがそれほど快感か」 「ああ、肉には飽きた。俺にはサッパリしてて美味い」  では菜食に挑んでみたらどうかと口を開きかけたが、自分が口を出す問題ではないとそれに関するコメントは控えることにした。 「おまえの羽根、また大きくなったな」 「先日、シスターを食った」 「女か。女の肉は甘いな。年をくったのは脂っこいが俺は嫌いじゃない」  さっきと言っていることが矛盾しているが、どうせヤ...
  • たけとみ1
    たけとみ1 軍事上はなんの利益にもならない地の攻略に半兵衛は首を傾げた。 「こんなところを攻めてもあまり利はないと思うけどな」 あやしげな宗教団体と鬼島津がにらみあい、おまけに海に面しているから海賊と毛利領、両方にも近い。そんな所よりはまだ半兵衛が目をつけた箇所は山ほどあった。 「九州に一つ拠点を構えたいといったのはおまえではないか」 秀吉はいつもどおりの苛烈さで譲らない。どうやって言いくるめようか、そういう考えしかない半兵衛は手始めに「もしかして秀吉、どこか体でも痛めたかい?」と尋ねてみた。半兵衛が主の体調を見抜けないのでは軍師の名を返上しなければならないだろう。秀吉の健康管理も半兵衛の仕事のひとつと考えていた。 「我が覇道に陰りなどない」 つまり頗る快調。 「ではなぜ?」 「九州攻めは長くなるだろう。ひとつはこういった場所は押さえておけば士気もあがる」 珍しく秀吉が...
  • ニクシロ1
    ニクシロ1 【鬼火が揺れて、君がわらった】 ゆらゆらと祭囃子。 人はそれを幽玄という。 あまりに心許ない灯り。 神隠しにあったとしても誰も気づかないだろう。 同じように。 「死人が歩いてたって、誰も気づきやしねぇな」 ゆらゆらと祭囃子。 あの蒼い双眸は彼岸から笑いかける。
  • ゼファミリー3
    ゼファミリー3 「おまえ掃除の邪魔だからどっか行ってろ」 ざっくりリヒトに言い捨てられて、キラーは家を追い出された。 何か手伝いたいと思ってキラーもできるかぎり努力したのだが、いざやってみるとリヒトの家事能力の高さは姑並みで、埃が残っている濡れ雑巾の絞りが甘い等々、最終的には「邪魔」だ。 そこで怒ればいいものを、キラーはぐぐっと泣きたいのをこらえてリヒトに従い家を出た。夕方くらいに戻ってくれば掃除も終わってリヒトの機嫌も治っているだろう。要領よく掃除を手伝っていたルルススもいることだし、茶菓子でも買って帰ればいい。 そうポジティブに考えなければ、今月の目標「10回以上泣かない」が果たせそうになかった。月初めであるがペナルティはすでに7回犯している。これ以上は避けたい。 オロロージョのところにでも行こうか、とふらふらキラーが歩きだしたところ、電柱の影にひっそり蹲る影があった。もっそりと...
  • 識柚21
    識柚21  まとわりつく腕をよけ、煙草の箱の角に指先が届きそうになったところで再度捕まった。 「一本くらい吸わせれ」 「このまんまがよかったのに」 子供やなあと笑ったが、言われたら急にこれ以上絡まりようがないシーツとぬくい体が恋しくなり、男の我が儘につきあってやった。 口寂しさは、顔を探って唇同士をあわせて解消させた。 交わした熱からまた夜がはじまるのだろう。きりがない交わりは、実は嫌いじゃなかった。
  • ホリチュン3
    ホリチュン3  光よあれ、というように人間の始まりは光から始まるという。 俺はそれよりも先に味わったものがある。 規則正しすぎる音だ。 それは俺自身の心音だったのだろうか。 そして視線。 誰かに見守られているような、束縛と安堵。 『順調だ』 言葉もかけられていたようだが俺には意味をなさない、低い乱調の音楽だった。 それがとても心地よくて仕方がなかった。 『早くそこから出てくるがいい、エレクトロ』 その声は誰のものだったろう。
  • こじゅまさ6
    こじゅまさ6 「よしおめーら!合戦準備だ、抜かるんじゃねえぞっ」 片倉小十郎が渇を入れると配下一同が応えた。 「…Hey小十郎」 「なんでしょう政宗様」 「その、いかにも馬に乗り切らない荷物はなんだ」 「合戦準備ですが」 「……それにしちゃまたbigな」 「もちろんです。備えあれば憂いなしと言うではありませんか。まずは政宗様の予備の携帯お漬け物、これは政宗様の刀のお手入れ道具、政宗様の第二衣装、さらに政宗様の髪型決め一式、おっと、忘れてはいけない政宗様の安眠枕…」 「Wait!!小十郎、なんかよけいなもん入ってねえか!?」 「備えあれば憂いなしです」 「…そ、そうか?そういうもんか」 「そういうものです。納得していただけましたか?」 「あ、I see…」 「Good」 誰かつっこんであげて。 **********(奥州狂いのまおうさまより脊髄反射で返ってきたメール...
  • ダークエッジ5
    ダークエッジ妄想5 吉白3 ほむら 「なぁ、こういうところに閉じこめられて寂しくないわけ」 暗く狭い、墓所のさらに奥まった闇。 たぶんあの霊安室めいた墓に押しこめられたら、高城九郎は泣きわめくこともできずに失神するだろう。 太陽を浴びることのない白右はそこで夜の訪れを待っている。 吉国は、日没の過ぎた校舎で白右の出現を待っている。いまだ開かれぬ白い墓所の扉の前に座り込み、煙草を指先でこする。小さな火が灯り、バニラの匂いが漂う。赤坂からもらう煙草はいつもこんなだ。 「寂しいとか悲しいとか、そういう感情を持っていた記憶はある。だがそれに翻弄されている時間は終わった」 「じゃあ、全然今は感情がないってことか」 「そうでもない」 王としては弱い肉体。最愛の妹の裏切り。白右を動かす原動力のひとつには紛れもない感情が胸に残っている。 「怒り、だろう」 「……あんた、それで怒ってんの」 声...
  • こたうじ23
    こたうじ23 高所にあって自然と化すようにじっとしていると、羽を休めに鳥がやってくる。 止まり木になった小太郎の肩に頭に山野のふっくら冬装いした小鳥がとまる。 せわしない彼らは小さなことでも盛大に鳴く。 ちゅくちゅくとさえずり返していると視線を感じた。 露骨に首を動かさず目だけでたどる。主の老爺が小太郎を眺めていた。骨にはりついた紙のごとき薄き頬が緩んでいるのが遠目に知れた。 わずかに肩を揺らすと四十雀がからかうように鳴いた。
  • 悪魔4
    オリジナル 悪魔4 【叫びは彼に届かない】 ※ややグロ?表現あり。 『  聖者をお食べ。きよらなる者をお食べ。  屠った魂は我らの至極の血肉。                       』  --神学者ベルル・アシェンメールの『招かれし闇の者より覚え書き』から抜粋 「赤子の目玉は好きかい」 「やわらかすぎる」 「じゃあ臓物があるよ。生きの良い男のだ」 「あれは臭い」 「やれやれ、あんたの好みは変わっているね」 宝石を代償に人の肉や臓腑を売りさばく店主の羽根はまだらな向こうの景色が見える。罪深さゆえ天使に追われ、酸の海に落とされた傷が癒えぬままだというのがもっともらしい身上だ。 下級の悪魔は肉食が多い。この商売は終わることなく続くだろう。店主は青黒い肌をし、肋を浮かせた悪魔である。まず人の肉を喰らうべきはこの男なのではないかと思わせるほどやせ細っているが、人肉屋は肉を喰らわず...
  • デニク4
    デニク4 酔いしれたい 「ちょっと聞きたいんですがねニクスさん」 「ああ?」 「なんで俺、おまえに肩貸してなきゃならないわけ」 「俺がこういう体勢にしたかったから」 「俺は肩貸し要員なわけですか」 「それ以外なんか必要か?」 「重いんですけど。これ肩凝るし」 「後でやらせてやるから我慢しろ」 「おまっ、コレとアレが同じレベルなのかよ!」 「あんまり変わらない。やりたくないのか」 「もうちょっと俺としてはアレは神聖で甘酸っぱい雰囲気を保ちたいんですが」 「はっ」 「鼻で笑わなくてもいいじゃんよ…ま、今日は肩貸し要員でいてやる」 「ふん」
  • 葉佩九龍
    プレイヤー設定。 ・広島出身  ・剣道部 ←まりりんイベント見たかった為(笑) ・得意科目:国語 ・だけど相模と相撲と砂漠の読み分けができない。  葉「ゴビ相撲? モンゴル相撲みたいだなーすげーでもなんで地図に載ってんの? ゴビ相撲」  皆(…アホだ…) ・語学力はパフォーマンス(感情入力)で万国共通だと信じている ・よく使った武器:AUG、ラーの杖、長槍or荒魂、小型削岩機も(笑) ・よく使った装備:扇風機常設、Tスーツ、翡翠の仮面(……アラハバキの鎧最後まで使いませんでした) ・好きな化人:ツクヨミ(卵を守ってやりたい←えー!) ・嫌いな化人:ニニギ(動きが…kimoi)
  • 葉皆10
    葉皆10 はろうぃん 「トリィーックオアトリーット!」 扉の向こうにはカボチャがいたので即座に力一杯閉めた。 「ちょっ甲ちゃん!甲ちゃん!俺だよ俺!なんで声でわかんないのー!?」 「わかってっから閉めたんだろうがー!」 どうでもいいことに全力投球、パンプキンヘッドこと<宝探し屋>葉佩九龍がぎゃあぎゃあ喚く。あまり騒ぐのもうるさいので渋々皆守甲太郎は部屋にいれてやった。 「甲ちゃん、今日はハロウィンだよハロウィン」 「だからどうした」 「お菓子をくれないとイタズラしちゃうぞ!」 「帰れ」 「甲ちゃん~!」 うわぁんと泣きついてきた葉佩を素早く避ける。ご丁寧に黒いマントまで着込んで、怪しいことこの上ない。 「ケチ、夕薙先輩はお菓子くれたのに!」 「……大和はアメリカ出身だったか」 アメリカで言うところハロウィンは完全な子供のための祝日で、生まれがそちらである夕薙はフランクにつ...
  • ちかなりちか4
    ちかなりちか4 ハンドメイド 「アニキ!俺らがよなべして作った応援旗、使ってくれよな!」 「もちろんだぜ野郎共っ」 「アニキ!アニキ!(エンドレス)」 「…」 「あん?どうしたよ元就」 「これを貴様にくれてやろう」 「なんだこりゃ?ちっこい輪刀か?」 「貴様の配下は危険があればあのうっとおしい声援しか送らぬがこれは違うぞ」 「おい人の子分を」 「黙って聞け。これに一言呼びかければ摩訶不思議、日輪の加護が貴様に降り注ぐ」 「つまり?」 「我が加勢に入ってやる。さあ指にはめるのだ元親。今なら石見銀山特製純銀だ」 「いやっなんかそれ違うぞ元就!?これ明らかにゆび…っ」 元就がゆがんできた
  • 葉取2
    葉取2 夜の底 夜に潜む闇は深いけれども、すべてが人の心に牙を剥き襲うわけではない。 なぜなら眠りの腕に誘うのは紛れもない優しい闇なのだから。 「え、飲み会…?」 今夜も探索なのだろうと思いながら寮の玄関口にやってきた鎌治に、葉佩はどんと紙袋を押しつけて「今夜は飲み会すっぞー」と言った。 「は、はっちゃんお酒なんてどこから…!」 もちろん校則で禁じられている。教員とてバーで飲む以外のアルコール類は生徒の目につかないようにと言い渡しされているほどなのだ。 けれども鎌治の腕の中では一升瓶やら缶チューハイという文字の躍ったアルミ缶がぎっしり詰まっている。 「一升瓶はまりりんがくれたんだぜ! なんか調合とかで使えって言われたんだけどコレ、いい酒だからさ!せっかくだから今日は探索休んで鎌治と飲もうと思って!」 同じように真理野から振る舞われた一升瓶で男子寮のいくつかは酒盛り状態であ...
  • こたうじ15
    こたうじ15 喉を震わせるとそれは、古戦場に吹き渡る風のような、不吉な鳥の鳴き声のような、掠れた音。 喉を患った者の吐息にも似た、壊れた笛の音ばかりが小太郎の喉からこぼれる。 「……」 渇きの早い喉のため、ゼヒと弱い空咳が漏れる。 小太郎は声を持たない。情報の漏洩を防ぐため、一昔前の忍びたちは喉を潰され戦場に送り出されるのが主流だった。暗殺を目的とする彼らは、独特の手話と暗号、そして読唇術で会話を成立させ、人の命を屠る。 その喉を傷つけ声を殺す、最後の世代にあたるのが小太郎で、声変わりを始める前に彼は声を失った。 「小太郎」 嗄れた声が小太郎を呼んだ。枯れ木が触れあうような、だが少し甲高い、老人独特の声音を持って小太郎を呼ぶのは一人しかいない。 「おお、上に居ったか。相変わらず高いところが好きじゃな」 瞬時に屋根瓦から、その下の天守閣へ。頭を垂れて現れると、氏政が皺だらけの...
  • ケイクジャ5
    ケイクジャ5 まどろみ 延々と音階を変えながらも続くピアノの調べを、聞くともなく耳に流し込んでいる。 エンドレスリピートで流されるそれを孔雀は厭うこともなく傍らで聞いている。 静かに流れるはカンタータ。 「もうずっと聞いてるね」 「変えてもええけど」 「このまんまがいい」 滅多に流れることのないクラシック。ケイナは部屋ではあまり音楽をかけない。ただ一枚だけ全集から抜き取ってきたようなCDがあるきり。 「眠そうやな」 「実はちょっと」 「このまんま寝てまうか」 「いいね」 回した腕に少しばかり冷たい手が添えられ、それと温度をわかちあうころには孔雀は眠りに落ちていた。同時にその手の主も誘われるように瞼を落とす。 見守られるように穏やかに包む、【主よ、人の望みの喜びよ】の中で。
  • 学園たけとみ4
    学園たけとみ4 一昔前は没収ものだったが今となっては高校生の必須アイテム携帯電話。 今まで必要がなくて持ち歩かなかったのだが「連絡に不便だから」と熱心に諭されて購入することになった。 「短縮番号0に僕のをいれておいたからね」 「あまり必要があるとも思えないが」 秀吉の言葉に一瞬ブリザードが吹き荒れ半兵衛の生命線が切れるかと思われた。 が、よくも悪くも半兵衛の命運を左右していることをしらない秀吉は小石のような機械を弄ぶ。 「連絡せずともおまえはいつもいるではないか」 「…ああ秀吉、そうだともその通りさ…」 やっぱり最高だよ秀吉…と呟く半兵衛を見ながら、そのうちGPSつき発信装置とか付けないと安心できなくなりそうだな、と慶次は遠くから生徒会ツートップを見守った。
  • さゆき4
    さゆき4 「冷えてきたなぁ」 肌を刺す冷気が心地よい。なまぬるい液体が冷えていくのは良いのだが乾くと不快感が強くなる。 血を浴びても血に酔うな。 そう諭したのは老いてもクナイの切っ先を毛ほども震わせることのない老爺だった。 「俺はむしろ血を浴びるほど虚ろになっていくんだがなあ」 掻き切った命の水がこぼれるように、ぽたぽたと己の内から何かがなくなってゆき、その度に体が軽くなる。 「これも危ない兆し、なのかね」 虚ろになりきった己を眺めるのも悪くないと思えるのだが。 ふと研ぎ澄まされた耳が遠くの合戦の音を拾う。 「…今日もやるねえ」 人と剣戟と馬のいななきにまじり轟くようなほむらの嵐が聞こえる。 「ああ、そうだなあ」 黒の影が大鳥の形に紡がれ、その足に捕まりつぶやいた。 「旦那が腹冷やすと後が面倒だな」 この冷気は良くない。 紙縒より細く軽い意識をつなぐのは、空を朱に...
  • 学園バサラ2
    学園バサラ2 さすけ 「はいはいどーも、今日も始まりましたよお昼の放送、木曜の担当は俺様、猿飛佐助ね。彼女とラブレターは随時募集中~時間までしばしゆるーく参りましょ。リクエストは廊下のリクエストボックスに放り込んで頂戴ね、今日の一発目は1年2組の……名前言っちゃっていいの?こういう時はペンネームとかで隠しちゃうもんだけど、あ、じゃあイニシャルね、Y.Sさん。俺としては別に名前でもいいんだけど言ったら恥ずかしがりそうだからねーリクエストは「燃える闘魂のテーマ!」でした。いや、暑苦しいぐらい元気な字のリクエストありがとねー。じゃー恒例のお便り読みまーす。放送委員会の独断と偏見で選んだお便り、読まれたい人は同じく廊下のリクエストボックスに放り込んでちょーだい。あ、読まれたい曜日の人を書いててくれたら、助かっちゃうね。ちなみに俺様は木曜日だから!そこんとこヨロシク!……え?早く読め?もーわかっ...
  • 学園ちかなりちか1
    学園ちかなりちか1 「チカちゃんチカちゃん」 ちょうそかべもとちか、という名前が呼びにくいのでクラスメイトからは「チカちゃん」「チカ」よばわりだ。元親はあんまり気にしていない。気にするのはなぜかその隣の席の毛利元就だ。ちなみに彼は「ナリ君」と女子のあいだでは呼ばれるが面と向かって言う剛の者はさすがにいなかった。 「チカちゃん頭暑そうだからまとめてあげるー」 「ん?おーう頼むわあ」 セットしにそうな、いかにもチャレンジしがいのある元親の頭に美容師を目指す彼女の目はキラリンと光った。 五分後。 「…貴様、なんだその頭は」 「女子がやってくれた」 後ろに流して小さなピンでとめられた頭にいち早く元就が反応した。ピンクと紫のコントラストが白い髪に生える。 「チカちゃんかわいいー」 「おーよ」 たかだか五分席をはずしただけで様変わりしてしまった元親に何を思った元就は。 「...
  • デニク3
    デニク3 together 「やっぱり降ったじゃねえか」 「うー…」 天気予報を信じなかった。そうしたら雫がアスファルトに跳ね返って白むほどの土砂降りとなっていた。 「…何も、今降らなくてもいいだろぉ…」 珍しく、本当に珍しくニクスの方がその気になってくれていざウチへ、と駅をでようとした矢先だった。 「こういうの、バケツだかタライだかをひっくり返した雨っていうんだよな」 気まぐれなニクスのこと、お気に入りの靴が濡れるとかそういう理不尽極まり無い理由で帰る、と言い出しそうなのに、意外と落ち着いた目で叩きつける雨を見ていた。 「あの、ニクスさん?」 「ああ?」 「か、帰るとか言わないよな」 「帰ってほしいのかよ」 ぶんぶんぶん!と勢いよく否定すれば、ニクスは「走ればすぐだろ」と言い出した。 「今の時期なら濡れてもどってことねえさ」 それはそうなんですけど、アナタは前科があ...
  • 識柚13
    識柚13 アラビアンパロ2 ああ見えてユーズはやっぱり猫の性を持つ魔物であり、好物も自然そちらよりのものが多い。 「それじゃあ買い出しリストはこれで全部ですね」 「んー」 大所帯のキャラバンである。食料をはじめとした生活必需品のリストの束はどっさりとある。 見落としはないかと目を走らせる中リストの末尾に付け加えられた文字に識はわざとらしく難色を示す。 「…さすがに生魚は無理ですよ」 「わいが書いたんやない」 どう見てもつんとすませてみせる頭領の文字だ。 「ナマモノなんざ持ちも味も悪くなるのくらいわかってるでしょ」 「うっさい、たまに食いたくなる性分なんや。おまえにはわからんやろうがな」 「わかりませんねえ、残念ながら」 リストを書き換えながら腹心はさらりと言った。 「生魚は無理ですけど、小魚の干物くらいならなんとかなるかもしれませんよ?」 ぴこ、と耳と尻尾がたまらず反応...
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