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LOG内検索 / 「ケイクジャ3」で検索した結果

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  • ケイクジャ3
    ケイクジャ3 マネージャー 「けーなー頼んでたビデオはー?」 「その辺の棚ー(パソコンに齧り付き)」 「もう…適当に引っ張り出すぞー!うりゃ!」(馬鹿力) ドザー! 「うわっ!」 「やかましいなぁ(振り向き)…って孔雀!大丈夫か!?」 「…あたた…大丈夫だけど…ていうかこのDVDの山は…な、なにこれ俺が出たやつ!?」 「おうそうやでー俺のお宝!苦労して録画して保存してリストアップしたんに…」 「(お宝って…←赤面・マメだなぁ)…リストってこれ?………なんかいっぱい数字が並んでるけど」 「出演日時と、タイトルと、出演コマ数とそのタイム、総出演時間と一回のアクションでつく時給計算」 「な、なんでそんな俺も知らないようなことやってんの!?」 「そりゃあ裏マネージャーとしては把握しとかなあかんやろ?」 「う、うら…!?」 「孔雀のことは何でも知っときたいからなぁ」 「あ、ああそう…ありがとう...
  • ケイクジャ1
    ケイクジャ1【恋愛服用量。】  腹一杯や。 「俺も、もー食いきれない」  今日もいい笑い顔や。  でも足りない分はこれから充たす。
  • ケイクジャ2
    ケイクジャ2 体温  春なのに冷たい雨が降る。ふくらみかけた蕾を台無しにしてしまう冷えだ。 「同じくらいケイナの手も冷たい」 「そぉか?」  パソコンを触りすぎていると電磁波の影響とかでそうなってしまうんだろうか。  孔雀はそんなことを思いながら、手を擦ってみる。摩擦で暖かくなりそうならいくらでもやってあげたい。 「でも心があったかい人は手がつめたいんやで」 「俺いつでも暖かいけど?」 「日本人限定の話かもな」 「でもケイナの手は夏場でも冷たいからそこは好きかも」 「そこだけかい」  国籍も違えばナショナルギャップも日常茶飯事かも。
  • ケイクジャ7
    ケイクジャ7 【闇の中探していたのは】 不幸を不幸と気づかないのが真の不幸のように。 闇を闇と気づかないのは闇に囚われた証。 冷え切った孤独の中で藻掻いて藻掻いて。 掴みとったものを今手にしている。 「ケイナってさぁ」 深夜に目覚めると腕の中の生き物を抱きしめる。 「夜になると子供返りしてない?」 腕の中の笑顔に報復の意味を込めてキスをする。 「ほらムキになってる」 見透かされているのを必死に隠す。 闇の中探していたものの名前を呟いて。 同じ温度で愛していると囁いた。
  • ケイクジャ6
    ケイクジャ6 不可欠 今日は孔雀が夜までうちに来られない日。とりあえず昼間まで寝てみたが夕方にはほど遠い。 冷蔵庫には孔雀のメモつきご飯が鎮座しているがもったいなくて食べられない。不摂生だと怒られながら食べる食卓に慣れてしまっていつしか一人ではろくろく箸を動かす気になれない。 「あかん俺、昔はこんなんやなかったぞ…」 え、もしかして俺、心身ともに孔雀なしじゃ生きていけないカラダになってもた? 「早ぅ帰って来ひんかなあ…」 寂しいなんて口が避けても言えない。
  • ケイクジャ5
    ケイクジャ5 まどろみ 延々と音階を変えながらも続くピアノの調べを、聞くともなく耳に流し込んでいる。 エンドレスリピートで流されるそれを孔雀は厭うこともなく傍らで聞いている。 静かに流れるはカンタータ。 「もうずっと聞いてるね」 「変えてもええけど」 「このまんまがいい」 滅多に流れることのないクラシック。ケイナは部屋ではあまり音楽をかけない。ただ一枚だけ全集から抜き取ってきたようなCDがあるきり。 「眠そうやな」 「実はちょっと」 「このまんま寝てまうか」 「いいね」 回した腕に少しばかり冷たい手が添えられ、それと温度をわかちあうころには孔雀は眠りに落ちていた。同時にその手の主も誘われるように瞼を落とす。 見守られるように穏やかに包む、【主よ、人の望みの喜びよ】の中で。
  • ケイクジャ4
    ケイクジャ4 ため息 「あーあ」 「なんや溜息ばっかりついて」 「うん…」 「今更ホームシックとか?」 「似た感じかなぁ」 「え!?」 「ジェイスン元気かなぁ」 (じぇ!?) 「マイクやトムともこっちに来てからそれっきりなんだよなぁ」 (まいく、とむ!?) 「やっぱり寂しがってると思うんだよな…俺も日本に来る時は心細かったし」 「く、孔雀、そいつら何や」(顔がひきつる) 「え?え?見る?俺写真持ってるんだ」 「え、ああ?」(なんやその嬉しそうな顔!?ていうか男の写真なんか持ち歩いてんのか!?) 「ほらほらこれー」 「………あ?」 「えっとねー右からジェイスン、真ん中がトムで、こっちがマイク。一番左はお母さんのキャサリンっていうんだ」 「…えっと、孔雀」 「みんなすっごいいい子なんだー」 「そ、そうか…」 以下2時間ほど自慢話。 (野郎の名前ばっかりヒヤヒヤしたけど、まぁ…犬ならしゃ...
  • ケイクジャ8
    ケイクジャ8 【病める猫はうたう】 「調子いいじゃん」 「そーでもない」  一戦終えてぷかぷか喫煙コーナーに踏みこむと、戦果を見ていたらしいニクスが特に面白そうでもない顔でケイナを迎えた。 「つまんねー顔」 「ご挨拶やなぁ。ニクスはご機嫌ななめ?」 類は友を呼ぶ。並んでいても、特にこれといった接点もないように見えるニクスとケイナだが、己の深淵で流れる何かの源流が近しいと本能的に悟っている。本人達だけの認識だが。 「前よりつまんねー顔」 「はは。俺は毎日この顔よ?」 同類だからといって傷を見せ合うような仲ではない。類友というより同族嫌悪。似たところを見つめすぎて他がわからなくなる。 だからケイナとニクスは仲が悪いと思われない程度に、そしてお互いが反発しない距離を保っている。それが自分たちにとって最良の選択だとわかっている。 「べったりくっついて、俺ら幸せですって顔してら」 「...
  • お題
    お題 お題SS集 ☆=完成 ★=未完 なにげなく五感のお題-デラ編 ☆「さわってもいい」-ジェノギガ ☆「きかない、きけない、きこえない!」-識柚 ☆「みえているはずだよ」-ケアミ ☆「……におう」-エレシロ ★「なめてみてください」 小粒お題by 黒鶫の歌さま ☆僕の火種 -オリジ妖/火龍×藤 ★夢を辿って愛した君 ☆夜泥棒。 -ジェノギガ ☆鬼火が揺れて、君がわらった-ニクシロ ☆出来損ないの幻 -エレシロ ☆恋愛服用量。-ケイクジャ ★壊。 ★雨の内部、猫の外。 ★I’m not telling!(答えたくないね!) ★蝶番は壊れてしまった。 ★贖罪 ☆墓堀り人の憂鬱-ギガデリック ☆シュレディンガーの猫 -葉皆 ★パブロフの犬 ★Just wanne be pure!(純粋になりたい) ☆桜月の...
  • デラ
    DJ 識柚 【分かれ道…】 【きかない、きけない、きこえない!】 彼岸花 撮影風景 あめ ノイズレイン 停電 某様の日記より まわるまわる 煙草 噛み癖 腐れ何とか キモッ! 識柚 パロディ メイドパロ ロボパロ わんにゃん1 アラビアンパロ小ネタ アラビアンパロ没ネタ ひとにゃん1 わんにゃん2 識柚 姉神シリーズ 姉神1 姉神2 姉神3 姉神4 エレシロ 【暴力的思考に…】 【サブリミナル・ラブ】 【出来損ないの…】 【…におう】 花冷え 下心 猫喫茶 ケイクジャ 【恋愛服用量。】 体温 マネージャー ため息 まどろみ 不可欠 ニクシロ 【鬼火が…】 【クレイジー…】 鍋 贔屓 微エロ デニク 【胃洗浄の夜】 タトゥー together 酔いしれたい ケダル 【まどろみの…】 ジャンクフード ミュージック セムリリ 【メッセンジャーは…】 【「おやすみ...
  • クジャセム1
    ジェノギガ1 【チェックメイト】 「俺の勝ち」  3手先を読んで、駒を放った。  闇の中で仄かな銀色のポーンは鉄のクィーンを盤上から落とした。 「ゲームはプレイ中の心理の動きを楽シムものだヨ、ギガデリックは無粋だねェ」 「おまえが弱いんだよ」  先が読める遊戯。未来の知れた世界。  俺にとっては同義。  早く終わってしまえばいい。
  • デラ小ネタ7
    小ネタ7 事務所 「一段落しよか」 「…これどう考えても今日じゅうには終わらんぞ」 「ええやろ、ケイナはその気になりゃ歩いて帰れるし。何なら泊まるか?」 「だぁほ、新妻が待ってるのに事務所泊まりなんかできるか」 這ってでも帰る、と豪語するケイナにユーズは生温かい目でみる。 「それにしても腹減ったわ」 「こういう時はおもくそ甘いもんか塩っ辛いもんほしくなるわ」 「あ、俺マックシェイク欲しい」 「…ジャンク飯狂い」 「孔雀の手料理が食えへんのやったらカロリーメイトでもモスのライスバーガーでも同じや」 「ま、気持ちはわからんでもないわな。…あーマクドが出前サービスせえへんかな、24時間体制で。あとは銀だこ」 「ユーズ、それも大概やで」 「でもちょっとエエなーって思ったやろ」 「そりゃまあ」 「……あのなあ」 事務所のキッチンスペースから地獄の底から響くような声が二人の呑気な会話を断ち切...
  • ケダル3
    ケダル3  打ち込み系の電子音楽に身を任せていると何となく楽しそうな譜面が頭に浮かぶ。 HDDプレーヤーにはそんな曲ばかり入っていた。 「趣味がわかりそうでわからない…」 ケイナの部屋に埋もれていたものを拝借してきたダルマだがまずプレーヤーに収容されていた曲数に驚いた。 ジャンルわけもアーティストわけもばかばかしくなる万単位の数に呆れた。 「こら、やっぱりおまえやったか」 イヤホンをむりやりひっぱられひっこぬかれた。怒ったようで困ったようなケイナがおまえしかおらんと思ったけど、と前置きして言う。 「せめて借してーの一言でも言うてや」 「ああ、借りた」 自分の部屋に埋もれさせておいてよく言うとダルマは思った。 それから。 こいつはきっと釣った魚の餌を時々忘れそうだな、とも。
  • ケダル2
    ケダル2 ジャンクフード 「フィレオフィッシュ。これやろ、ピクルスとタルタルソースのチープさがええ」 「俺はサラダマックも捨てがたいな。あれはなかなかチャレンジ精神を感じる」 「あれの問題は値段やなーワンコインじゃ買えへんあの微妙さ!」 「季節メニューのマンネリ打開策としてはこれからも期待したいね」 「…あいつら何マジメな顔して語りおうてるん?」 「さあ…マックの話題みたいですけど」 「マクド」 「はい?」 「マクドや」 「ええと…はい。マクドです」 「よし」 ケイナとダルマはジャンクフード同盟を結んでいます
  • ケアミ1
    ケアミ1 【「みえているはずだよ」】 「邪ー魔ー」  ケイナにもらったノートパソコンを膝に載せて、アーミーはさらにケイナ自身に膝に載せられている。 「おろしてよ」 「やだね。アーミーはパソコンやりだしたら構ってくれないし」 「ケイナさんも仕事できないじゃん」 「今日はお休み。ずっと構ってなくてアーミーすねてたろ」 「拗ねてないっ」  ヘルメットの外れた、さらさらした髪と薄いうなじに顔を埋めたケイナは俺は何でも知ってるんだよ、というような余裕面を浮かべる。それがますます、アーミーの気に障る。 「誰もっそんなことしてないしっ」 「またまたそんな~ほっとかれた猫みたいな顔してただろ、俺の後ろで」  万年部屋ん中にいるくせに、筋力のあるケイナはアーミーが腕を突っ張ったところで全然動じない。 「ケイナっ…さんっ」 「アーミーにはわかんないかなぁ、俺のこの溢れんばかりの愛情が」 「わか...
  • 識柚6
    識柚6 かなりパロディです。近未来もの。 「人型アンドロイドのモニター、ねぇ」 じっとりとした眼差しでモニター越しのケイナを睨んだ。 画質のいいテレビ電話はケイナが両手を合わせて、頼む、という姿をしっかりと映している。 「で、今度はどないな規格外品作ったんや」 『失礼な!俺は純然とした好奇心で研究してるんやぞ!』 「おまえが作るもんは大抵常識はずれやろが!犯罪手前マッドサイエンティストのくせして!」 長年の知人をやっているがこの男、頭は優秀なのだがいかんせん常識とかそういうもののネジが二三本飛んでいる。愛玩兼ガードでモニタリングをしたドグロイド(犬型ロボット)は攻撃モードになると口をあけたらミサイルが飛び出すわ背中からは機関銃が姿を現すわ、ろくでもない兵器だった。それが可愛らしいチワワ型の犬から出るのだから末恐ろしい。これでも一応大手のアンドロイド製造企業お抱え研究者なのだから世...
  • ケダル1
    ケダル1 【まどろみの中で】 言葉にならない夜には沈黙のままで抱いていてほしい。 「言葉のいらない関係は理想に値するか否か?」 ケイナのくだらない問いかけは禅問答のようだ。 多くは達磨の関心を寄せることなく消えていくが、時折気の向いた時英知を覗かせる少年が応えを返すことがある。 「あんたは喋りすぎるから黙ってて時がある」 「あ、酷い」 「今はそう」 言葉がいらない関係になるほどお互いを信じちゃいないだろうと達磨が半ば眠りながら呟いた。 僅かに顔をしかめたケイナが既に眠りに落ちた少年の額を小突いた。 「残酷なこと言っちゃってさ……」
  • デラ小ネタ3
    小ネタ3 ・煮詰まった時、ユーズは髪を掻きむしりながら煙草を噛む。ケイナはあえて別のことをやりだす(プログラミングとか)。識は頬に手をやって何回も撫でたり。 ・携帯のストラップが多いのは英利と孔雀。プライズとかいっぱいつける。気に入ったものが外せないのが英利、とにかくいっぱいつけてご満悦なのが孔雀。 ・だいたいが折り畳みタイプの携帯だが、ストレートタイプの携帯を持ってるのはツガル。理由は「パチパチする音が嫌い」だから。
  • エレグラアミ2
    エレグラアミ2 【人工太陽。】 「快晴快晴。よきかなよきかな」  からから笑うエレクトロの傍に、ぐったりしたグラビティが横たわる。 「おまえ体感温度設定おかしいんじゃねぇの…まじあっつ…」 「いやぁそれは単にグラが北国出身だからでしょ」  アーミーが水買ってくるまで待ってな、と硬い頭を撫でてやる。 「ソーラーで電力供給するっていうのは良い方法だよな。光っていうのは一定量のエネルギーを半永久的にもたらしてくれる」  だからといって、食物を摂取してエネルギーを得る楽しみを知らないエレクトロではないけれど、イマイチ味覚が妙なベクトルに向いているのは周知の事実。 「随分、大事に作られてるンだな…」  ずりずりナメクジのように移動して、エレクトロの背中の日陰に顔だけをつっこむ。 「そりゃあもう。偏執的で変態的で溺愛しまくったからな。俺の創造主サマは」  不満がないと言えば嘘で、た...
  • 識柚16
    識柚16 姉神2 僅か15秒で綺麗な関西弁の女性の声は息継ぎなく一息で言い切り、電話機は沈黙した。 吹いたままのユーズが冷蔵庫の前でしゃがみこんでいた。耳を塞いで。 「…し、師匠?」 「…幻聴や」 その肩がかわいそうなくらい震えていた。 「ま、間違い電話じゃないんで…す…、か?」 「…そんならどんなによかったことやろか…」 俺様でアニキなユーズが先ほどまでの勝ち気で横暴な様を引っ込め青ざめている。 「悪夢や…悪夢が来る…」 「…師匠?」 「…いややもう虐げられるんはあの悪魔にわいの生活壊されるどないしょ今からどこに逃げたらいいねや…」 「あ、あのー」 「…国内か国外かいっそ誰かアテ探して匿ってもらわなケイナ?あいつはあかんサイレンは定員オーバーやし…」 「師匠ー?おーい…」 完全にアッチの世界なユーズは識の呼びかけにも答えない。ぶつぶつ冷蔵庫に向かい呟く悲しい姿はどうにかし...
  • 学園ちかなりちか9
    学園ちかなりちか9 「里帰りよかったか?」 「当然だろう」 「みやげはー?」 「貴様…目当てはそれか」 「あ!もみじ饅頭は厭きたぞっ」 「焼け焦げよ!」 次からおみやげが物産展真っ青なバラエティー豊富なものになった。しかしながら熊野筆のメイクアップブラシセットなんかどうすればいいのか、もらった元親は悩むことになる。
  • エレグラアミ3
    エレグラアミ3 【不実な飼い主】 オレやアーミーの身上は至ってシンプルだ。なにせ、量産品のイレギュラーが勝手に自我を持って逃亡したっていうクチで。語ってしまえば10秒で終わってしまうストーリーだからだ。オレはそう。アーミーはもう少し違うかもしれない。 でもアイツは違う。オレは言葉にしたことはなかったけれど、アイツがオレ達とは違うことに気づいていた。 アーミーはまた別口でアイツの不自然さに気づいた。エレクトロという名前の量産品が、データの海のどこにも存在していないことに気づいたからだ。 「戦略兵器の一端であるグラビティやブレインタイプのオレのデータがあるのは、わかっている」 「所詮、オレらは替えの利く銃のタマみたいなもんだもんなーリロードすればオッケーって感じ?」 「もう少し金がかかっている」 「…否定ぐらいしろっての」 愛用のノートパソコンには、アーミーの調べ上げた文章がずらずらと...
  • 識柚23
    識柚23 師匠と俺はたまに好みが食い違う。同じ濃い味付けでも俺は辛いほうが好きで、師匠のほうはこってりだけでいい。どうでもいいことばかりなんだけどね。 あ、師匠はトラは好きでも猫にはそんなに興味がないらしい。 「ツンケンしてる」 とか言って。犬のほうが喜んでるのがわかるから飼うなら犬だとか。俺はそう言って煙草をふかす師匠に脳内で猫耳つけて疚しい妄想をする程度に猫は好きだ。懐いたら猫もわかりやすい愛情を返してくれるだろ?ちょっとひねくれてるけど。 まあそれもどうでもいいことと言えばどうでもいい。 どうでもよくて、なんでもない、くだらないことを知って、積み重なるとつきあいも深くなったんだなあと思えてきて。いちいち「え、師匠イクラ嫌いなんですか。おいしいのに」なんて反応することもなくなっていく。 惰性じゃない、肌にはじむ何かを見つけるのは年をおうごとに難しくなる。空気の質がしっくりきて...
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    TEXT ログ集 3/15 12/5~3/13のログ追加。小田原フィーバー継続中! ※右メニューの更新履歴もご参照ください デラ 識柚多 DJとムビキャラ 鋼錬 傷受 少なめ 九龍 葉皆、葉取 バサラ 各地従×主&元々コンビ 学園パロ その他 他ジャンル オリジ 短編 お題 挑戦中お題一覧 -
  • 小型削岩機
    小ネタ 小型削岩機 小型型削岩機が大好き葉佩九龍。武器として使うもよし、爆薬要らずで壁も壊せる。合理的なモノは大好き。 「よーし行くか!」(小型削岩機を勢いよく振り上げる) 「あ、はっちゃんその辺壁がうすそうなお(とが…)」 ガ! グガジャー!(落盤) 九龍妖魔学園紀 完 ~真実は岩盤の底に眠る~
  • セムリリ1
    セムリリ1 【メッセンジャーは殺される】 「兄さん」  私の言葉はいつも半分もいらない。 「どうした?…ああ、ほつれてるな。気づかなかった」  それは今まで必要がなかったせい。 「ありがとうな、リリス。危うくそのまま出すところだった」 「…うん」  これまでは良かった。それでも大丈夫だった。  でも。  私の言葉は半分もいらない。それは同時に。  半分も伝わっていないという不幸。
  • 美食
    葉皆 美食 「俺さーとある漫画を読んで思ったわけ。俺ってけっこう何でもできるじゃない? 自分でいうのも何だけどさ、だったらさ、そこの本みたいにもっと専門的なハンターになれると思うんだ。秘宝探しオンリーもおいしいんだけどさー」 「……」 「トレジャーハンター兼美食ハンター、よさそうな肩書きだよなー」 「いいからとっとと作れよ」 「はいはい。わかりました甲ちゃん」  部屋に置いてあったハン○ーハ○ターを読む皆守に苦笑しつつ、葉佩は地上最強カレーをつくる手を再開した。
  • 葉皆5
    葉皆5 ヒロシマリアン2 「のーのー」 「…」  そっぽを向いた皆守はしつこくついて回る葉佩を無視してどんどんと屋上へと足を運ぶ。 「甲ちゃーん、甲たろー!のー、これ以上休んだらいけんてヒナ先生言っとったでー…おーい」  ねばり強さは悪く言えばしつこいの別の名前だ。よくよく回る口を持って生まれた葉佩はぴったりくっついてそのまま皆守の気に入りの場所である、屋上にひとつでぱった浄水タンクの上までやってきた。 「はぶてとるん?」 「…」 「あ、キャラメル食う? やっちーがくれたんじゃ…ってやお!?ぶちやおくなっとる!」  ポケットにいれて動き回っていたのだから、当然キャラメルなど熱で溶けてぐにゃぐにゃになってしまっている。葉佩はそれを捨てようかどうしようか迷っていたようだが、元あった場所に…つまりポケットに戻した。  …捨てるか食うかどっちかにしろよ。  それらすべてを無言で返して...
  • 葉皆14
    葉皆14 エビフィレオ 「甲ちゃんっ、エビちゃんのCMしてるハンバーガー食べたいっおいしそう!」 「おまえ、テレビに踊らされてんじゃねえよ」 「え~え~エビフィレオ食べたい~」 「調合でも何でもして遺跡で食え」 「やだ!エビちゃんのエビフィレオー天香にはエビないじゃんか」 「…そんなジャンクフード食うくらいなら俺が作るシーフードカレー食ってろ」 「うーエビー」 「でかいのいれてやるぞ」 「……ホタテも入る?」 「おまえ、この俺を誰だと思ってる」 「カレー限定でなんでもおいしく作れるカレーの王子様」 「わかってんじゃねえか」
  • 葉皆10
    葉皆10 はろうぃん 「トリィーックオアトリーット!」 扉の向こうにはカボチャがいたので即座に力一杯閉めた。 「ちょっ甲ちゃん!甲ちゃん!俺だよ俺!なんで声でわかんないのー!?」 「わかってっから閉めたんだろうがー!」 どうでもいいことに全力投球、パンプキンヘッドこと<宝探し屋>葉佩九龍がぎゃあぎゃあ喚く。あまり騒ぐのもうるさいので渋々皆守甲太郎は部屋にいれてやった。 「甲ちゃん、今日はハロウィンだよハロウィン」 「だからどうした」 「お菓子をくれないとイタズラしちゃうぞ!」 「帰れ」 「甲ちゃん~!」 うわぁんと泣きついてきた葉佩を素早く避ける。ご丁寧に黒いマントまで着込んで、怪しいことこの上ない。 「ケチ、夕薙先輩はお菓子くれたのに!」 「……大和はアメリカ出身だったか」 アメリカで言うところハロウィンは完全な子供のための祝日で、生まれがそちらである夕薙はフランクにつ...
  • 部屋
    小ネタ 部屋 探索から一度戻って自室に帰った場合、一緒に連れてるバディの補正がかかっている=バディも葉佩の部屋に来ているということになりませんか?(特記事項:言いがかりです) あの部屋に。 ※取手・皆守(両手に花)バディの場合 葉「さ!とりあえずくつろいでて!」 皆「…帰る」 取「ま、まぁまぁ皆守君…」(というかあの武者鎧がこっち見てるような気がするのは気のせいだよねはっちゃん…!?←気弱です) ※真理野・ジェイド(無駄にジャパネスク)バディの場合 葉「ま、とりあえずくつろいでて!」 J「…この武者鎧…」 真「うむ、なかなかの一品だ」 J「わかるかい、この威しのすばらしさが…!」(←コレクターです) ※夷澤・響(色んな意味でかわいい後輩s)バディの場合 葉「さ、とりあえずくつろいでろよ」 響「おにいちゃんの部屋…」 夷「…落ち着かねぇ」 誰が来てもくつろいでくれそうに...
  • セムリリ5
    セムリリ5  二人で古い洋画を見た。 モノクロの世界でも銃という凶器は黒々としていて、精悍な男達の命をあっさりと奪っていく。 妹は視線をそらさず、集中して見ているようだったが、俺のほうは少し飽きてきていた。SFXやらそういう小細工をしていないだけ、古い映画というものは見る価値があるけれど、妹が見るには西部劇というジャンルはちょっと食い違っているような気がする。 「面白いか」 「うん」 出てくる男共が揃いも揃って髭面だからだろうかと一抹の不安にかられたが、妹の次の返答でさらにこんがらがった。 「銃が、面白いの」 どうしよう。妹が銃器に興味を持った。 そんな危ないものは日本では持ってはいけないんだと諭すべきなのか。いやいや、年頃になって銃なんて物騒なものより、もうすこし棘とか可愛げのあるものを見た方がいいんじゃないか。待て、棘は俺の趣味であって妹はこういうものよりは同級生たちが持っ...
  • 識柚17
    識柚17 姉神3 「もうゆんちゃん!何回押させる気なん!お姉ちゃん手ぇ疲れてまうところやったで!寝てたん?寝てたんならちゃんと電気消さなあかんて言うてるやろっ」 居間にいた師匠が玄関にいるよー? 勢いよく扉をあけた瞬間、識は固まった。扉の向こうにいたのは、女装したユーズだった。いや違うユーズ女版? マシンガントークをかます唇には品のいい唇とグロスでつやめき、ぱっちりした目にはアイメイク。肩に届く髪は内側に巻いて遊ばせている。 彩葉が愛読している関西お姉様雑誌の表紙にいてもおかしくない感じのユーズがそこにいて、識はカコンと顎をおとす。 「……あら」 けばけばしくない絶妙なアイラインの瞳がしっかりと識を捉えた。 「ややわー!こないな背の高いイケメンとゆんを間違えるなんて!どちら様?ここ、ゆんちゃんのお部屋ですやろ?」 アナタ様こそどちら様ですか。 目を白黒させていたその時、...
  • まりやん
    小ネタ まりやん まりりんこと真理野剣介のネタでゴゥ。 ・白米を愛してやまない真理野、無洗米や脱穀米、麦飯は邪道だと思っている。 ・バディで七瀬を同行した場合、普段の倍以上無口になる。 ・葉佩が「浮遊輪」を背中に装着し送風すると、後ろにいる七瀬のスカートがめくれ、そのたびに鼻血を精神力で抑え(きれず吹きだす) ・最近漬け物に凝っている真理野。ぬか漬けのために糠床を作ろうと原子刀でぶったぎり。床が抜け真下の部屋が崩落。ここは地上2階。 ・実家では釜で炊き出しをしていたため、電器炊飯ジャーに慣れない。ゆえに炊き出し専用の鍋を持っており、MYカレー鍋を持っている皆守には同好の士の感情あり。 ・メールより矢文派。 ・所用のたびに神鳳を呼びつけ、矢文をしてもらう。 ・けれど最近、「矢文をすると窓ガラスが割れるなどして寮生活に支障が発生する。<生徒会>役員としては疑問」と倦厭され、...
  • 宝探し屋に50の質問
    宝探し屋に50の質問 ※1・2周目では若干データの違いがありますので注釈ついてます。(1)=1周目 (2)=2周目 1:貴方のお名前を教えてください   葉佩九龍。 2:失礼な事を聞くようですが、それは本名ですか?   …どこから情報が漏洩したんだ!? 宇宙刑事か!? 3:生年月日、本籍を教えてください   7月14日。広島のヒロシマリアン(1)、大阪(2) 4:身長と体重を教えてください   175cm・55kg(1)←すいません大分夢見ていました。177cm・66kg(2) 5:視力はいくらですか?   1.5(1)、1.0(2) 6:得意学科を教えてください。   国語(1)、地学(2) 7:ついでに、不得意学科もどうぞ。   …数学。鎌治に助けられて追試を免れました。 8:所属部はなんですか?   剣道部(1)、帰宅部(2) 9:貴方がトレジャーハンターになった...
  • 煙ひとゆら
    葉皆 煙ひとゆら  気配で悟るより先に、鼻をくすぐる香りでそれが誰だかわかる。 「甲太郎」  振り返ればやっぱり皆守がいて、いつものようにアロマをくわえていた。 「よぉ」  気怠げな目が少しだけ、親しいものを見つけて晴れる。  いつもどこかで遠くで憂えている皆守が、自分に接する時、現実に戻ってくるような瞬間が好きだ。  それはまたすぐ再開されてしまうけれど、葉佩はいつでもその瞬間を新鮮な気持ちで迎える。 「マミーズ?」 「おう」  マミーズで昼食メニューはカレー。この學園に来てから1ヶ月ほどしか経過していないとは思えない自然さで、教室からマミーズに足が向かう。奥のテーブルを陣取って、注文を取りにきた奈々子にいつもの、と頼んで、ウチにいつもの、はないですぅーと言われながらも、しばらくすればカレーを置かれる。 「なぁ、九ちゃん」 「んー?」  開口一番今日もカレーがうまい、...
  • 4/12
    葉皆 4/12 別に祝われたいと思うわけでもないのに、自分の生まれた日は勝手にやってくる。 幼稚園や小学生のガキじゃあるまいし、盛大なお誕生会なんてまっぴら御免だ。やりたい奴だけやっておけばいい。 そう思って今日は一日自主休校。落ち着いていれば、今日なんて言う日はさして特別でもなく来たときと同じように勝手に過ぎ、終わっていく。 俺にはそれがちょうどいい。 「…そういえば今日はあいつからメールこねぇな…」 いつもは一日に一回はメールが来て、『今夜は一緒に遺跡に行くぞ!』などと、誘いというよりは強引な呼び出しがかかるもんだが…今日に限って俺の携帯は机の上で沈黙している。 まぁ、他の誰かと一緒なんだろう。地下に潜れば電波なんて問答無用に届かないわけだし、あいつが俺に何かメールを送ったとしても届くわけもない… 「…だりぃ」 つらつらそこまで考えて俺はやめた。焚きしめた匂いに包まれるとぼ...
  • sing for me1
    オリジナル sing for me1 ステージの上は真っ白だった。 照り映える舞台下の観客の姿は波のようにさざめき、一心に俺達の名前を叫び、リズムを取り、一体となる。 ライトの真ん真ん中で俺は同じように真っ白だった。 ステージにあがるのは好きだ。 そこには、俺ではない俺が歌っている…… 【現在インディーズ界で急上昇中なのは、4人組の実力派バンド・【イノセント】だ。 メンバーは作詞とドラムの由規(ユキ)、男も惚れる重低音ベース・紅一点の藍(アイ)、ギター・作曲を手がける天才肌、一清(イッセイ)、そして一清自らが見出した2代目ヴォーカル晶(アキラ)。 無口でクールな晶が歌う最新曲【ハイリスク】は、イノセントを脱退した前ヴォーカル貴喜(タカキ)と入れかわり、晶を本格起用した意欲作。深夜ラジオでのリクエストがきっかけとなってブレイクしたナンバーをひっさげた新生イノセント、今後の期待が高まる…...
  • 葉取6
    葉取6 ヒロシマリアン3 ※前回はアロマにつきまとってキャンキャン言ってた(ようにみえる)葉佩ですが、葉取バージョンではいかがなものか!?  ここでは鎌治→「心の支え」→葉佩。葉佩→「ぶち支えちゃる!(愛)」→鎌治でお願いします。  珍しく取手鎌治の部屋のドアがノックされた。 「…はい?」  特に誰何もせず、鎌治は扉をあけた。時計はもう午前をまわっている。こんな時間にやってくるといえば… 「…はっちゃん? 今日の探索はもう終わったんじゃ…」 「鎌治…」  ついさっきまで一緒に地下に潜ったはずの葉佩はどんよりとした顔で鎌治を見据えた。ついさっき部屋の前で「じゃ、また明日!」と手を振って別れたはずだが…いつものアサルトベルトと暗視ゴーグルを頭に乗せたままの葉佩は突然ガバッと鎌治に抱きついた。 「今日一晩泊めてェやー!」 「なっ、は、はっちゃ…!?」  ここ天香學園の学生寮...
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