大01

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大01

起点 経由 終点 新設・変更 廃止・変更 担当営業所 備考
(1) 大宮駅東口 東町一丁目・堀の内橋・日大前・片柳支所・染谷新道・野田宝永 美園支所 1965年3月1日新設 1971年1月15日変更 大宮営業所
(2) 大宮駅東口 東町一丁目・堀の内橋・日大前・片柳支所・染谷新道・野田宝永 美園引返場 1971年1月15日変更 1975年11月1日変更 美園引返場発着へ変更
(3) 大宮駅東口 東町一丁目・堀の内橋・日大前・片柳支所・染谷新道・野田宝永 東川口駅北口 1975年11月1日変更 2000年10月16日廃止 東川口駅発着へ変更
(4) 大宮駅東口 東町一丁目・堀の内橋・日大前・片柳支所・染谷新道・野田宝永・浦和大学入口 浦和美園駅 2001年3月28日新設 2013年11月1日変更 さいたま東営業所
(5) 大宮駅東口 東町一丁目・堀の内橋・日大前・片柳支所・染谷新道・野田宝永・浦和大学入口 浦和美園駅西口 2013年11月1日変更 現在運行中 浦和美園駅西口発着へ変更

路線解説

埼玉県内最大のターミナル駅である大宮駅を発着する路線群のトップナンバーである。大宮駅では西口(ソニックシティ側)を西武バスが担当しており、国際興業バスは東側(区役所側)の路線を担う。大01は大宮駅からそのまま東進し、片柳・染谷・上野田(野田宝永付近)を経由してから一路南下、埼玉高速鉄道浦和美園駅へ至る。全線で40~50分ほどかかる中距離路線だが美園・中野田地区から大宮駅へ向かう唯一の路線のため、浦和美園駅から少しずつ増えた乗客は大宮到着時には立ち客もいるなど、常に混雑している。本数は1時間1本以上が確保され、沿線には浦和学院高校(野球部が甲子園出場で有名)・浦和東高校があり、それぞれの生徒が下校などで大宮へ向かう場合に利用する。歴史は埼玉県内の路線でも古参の部類に入り、大宮と美園地区を結ぶ路線として1965年3月に開設され、1971年には美園支所から少し延伸された美園折返場まで若干延伸されている。美園折返場の所在地は不明だが、現在の埼玉高速鉄道浦和美園駅のすぐ近くと推測される。1975年のJR武蔵野線開業によって東川口駅が開設されたが、大01も例外なく東川口駅へ延伸された。当時は北口ロータリーしか存在しなかったが、東川口から見て大宮は北部だったこともあり、そのまますんなり乗り入れが開始された。東川口駅乗り入れまで経路変更などはほとんど実施されず、終点のみが少しずつ延伸されていった経歴を持つ。

だが、2000年10月16日の大宮営業所の閉鎖によって突如として運行を終了した。同日にはさいたま東営業所が開設され、大宮駅発着路線と浦和駅発着路線の大半がそのまま移管されたが、大01はさいたま東営業所に引き継がれること無く廃止された。並行路線の多さなのか様々な憶測が飛んだが、この大01廃止は大宮駅-東川口駅間を結ぶ貴重な路線として重宝されていたため、沿線利用者、特に中野田・染谷地区の通勤通学利用者を中心に衝撃が広がったのは言うまでも無い。2001年3月28日の埼玉高速鉄道開業によって浦和美園駅が開設され、一部の路線が乗り入れを開始したが、そこへ大宮駅からのアクセス路線が新設された。これが現在の大01である。先代・大01の廃止日が2000年10月16日であることを見ると空白期間が僅か半年弱、埼玉高速鉄道の早期開業より、さいたま東営業所へそのまま移管して存続させていたらどうなっていただろうか。

2019年5月7日、大宮区役所の移転によって大宮区役所停留所が「大宮大門町」へ名称変更された。

最終更新:2023年09月30日 14:01