妖精の子が欲しくてしかたなくなってしまったある
人間が
妖精の住居に潜り込み、
トロルの子と引き換えに置き去りにした、
言うなれば「逆
取替え子」。その人間は
トロルの財宝には全く目も
くれず素早くすり替えを成功させて去っていったらしい。
一応
トロルの間で育つことにはなったが、彼を殺してしまうことに
反対し、里親・後見人となった
トロルが死ぬと凄まじい迫害が始まった。
(レオポルドと
トロルの間にあった緩衝材が無くなっただけとも言える)
その中でレオポルドは
トロルに伝わる術と技を着実に盗み取っていった。
しかし「秘中の秘術」を盗もうとした際にヘマをやらかし、
冤罪と抱き合わせにされ牢屋に入れられてしまう。
そのとき、単眼の
吸血鬼「
颶風の君」が率いる群れが
集落を襲い、牢に入れられていたレオポルドは「財宝」として
出され、彼の
吸血鬼の居城に連れ帰られる。
金田紅牙の師となり、彼女に石や岩を表出させる魔法を授けた。
金田光子というライバルを失った紅牙にとって、目に見える目標の役割も果たした。
関連項目
最終更新:2022年05月18日 15:25