よるのけんぞく
月の血を引くもの、
人。『
月の眷属』とも。
月の満ち欠けに応じて力が増減し、満月の時に最大、新月の時に最小と為る。
月に連なるものは互いに
相克の関係にあり、
月の
金属である
銀に拠って容易に傷付けられる。
夜の眷属の血を受けたものもまた、月の影響を受ける様に為る。
嘗て、月の神
マリナは、或る満月の夜に、求めに応じて或る丘の上に集まった者達を祝福し、力を与えた。
其れが
夜の眷属の始まりである。
彼女は自分が祝福した者達が互いに争い合うのを嫌い、若し互いに争い合った時には、報いとして争いあったもの達が共に滅びる様にした。
此れが夜の眷属の相克の原因である。
月の眷属達
最終更新:2007年10月17日 20:40