岡崎「キリッとした目つき」
岡崎「魅惑のボイス」
岡崎「頭が良くて」
岡崎「俺の周りにはいつも人がたっくさん」
岡崎「え・・・?名前?しょうがないな 」
岡崎「俺の名は 岡崎 探偵さ。」
岡崎「自己紹介も済んだところだが」
岡崎「早速事件が発生した 」
岡崎「被害者は萩原」
岡崎「警察から呼び出され 」
現場へ・・・・・・
現場では、この道10年のベテラン刑事 大植警部 が部下に指示を出していた・・・。
刑事A「警部!被害者の身元が分かりました!!」
刑事A「被害者は 萩原 27歳フリーターです。」
刑事A「就職活動に失敗し、アルバイトと親の仕送りで、ひそひそと暮らしていたようです」
岡崎「警部、呼ばれて来ました。探偵事務所[privateeye]の岡崎です。」
大植「おお、岡崎君。よくきてくれた。早速だが・・・」
岡崎「平気です。さっきの話は聞いてました。この死体を見てわかることは深い傷、しかもたくさん。」
岡崎「相当恨みがあったようですね。」
刑事B「警部、容疑者を連れてきました。このビルの監視カメラにのっていた三人です。」
刑事B「ええと左から遠藤(23)秋葉(25)渡辺(28)、三人とも女関係が荒かった萩原智明に恨みがあるようです。」
大植「じゃあまず犯行時刻どこでなにをしてたのかを聞こうか。」
大植「秋葉さんは?」
秋葉「別に家で」
秋葉「ピアノひいてました」
大植「渡辺さんは?」
渡辺「私は彼氏の家に居ました」
大植「遠藤さんは?」
遠藤「私はアヤトリしてました」
大植「成る程・・・参考にさせてもらうよ」
前畑「wwアヤトリしてたってwwww」
大植「おい!うるせーぞ前畑!!」
前畑「すいません」 彼は、今年刑事課に配属になったばかりの新米、前畑である。
前畑「警部!こんなものが落ちていました」
大植「何だこれは・・・・」
被害者の近くには今日発売したばかりのテポドン2のプラモが落ちていた・・・
岡崎「被害者は店へ買い物に行き帰り道に襲撃された模様・・・」
岡崎「・・・前畑?何をしているんだ!!?」
前畑はプラモを怪訝そうに見て拾い上げた。
大植「前畑?どうしたんだ!!?なにか手がかりか?」
前畑「い・いえなんでもありません!!!」
岡崎「何もないなら勝手にさわるな!!!」
前畑「すみません・・・・]
大植「まあ・・気をつけろよ。」 おかしい・・前畑の声が少し上ずった気が・・・きのせいか?
前畑「大植さん、相談があるのでちょっといいですか?」
大植「今は忙しいんだ。あとにしろ。」
岡崎「なにかわかったのか?」
前畑「いや、勘違いだと思います。」
そうして一日が終わった。次の日訪れたのは進展ではなく前畑が殺されたという知らせだった。
大植の目にはうっすらと涙が浮かんでいる。岡崎も少し悲しそうな目で語りかける。
岡崎「きっと、前畑は証拠を掴んでたんだと思います。それで殺されてしまったのでしょう。」
大植「この事件を一刻も速く解決することが前畑への唯一に弔いだ。やるぞ。」
岡崎「とりあえず、容疑者をみんな集めましょう。」
1時間後 秋葉、渡辺の2名は集まった、しかし遠藤は時間になっても来ない・・・
大植「どうして、来ないんだ?ちゃんと連絡はしたのか!?」
刑事C「はい。1時間後に署のほうへ来るように言いました」
大植「遠藤の住所は聞いてあるな? 誰か、家まで行って来い」
30分後 署に遠藤が自宅で首を吊って死んでいたという知らせが入る
大植「どうして、こうも立て続けに人が死んでいくんだ!!」
なんと3人の死に方は似ていた
萩原も前畑も遠藤も自宅付近(もしくは自宅)で死亡していた・・・・
なぜか買い物直後である・・・
遠藤の死は素人が見ても他殺だった・・・・
岡崎&大植「おかしい・・・・」
素人が見ても他殺とわかる理由、それは心臓を短刀で刺されていたからだ。
岡崎「酷いな、この買い物袋には何が入ってる。」
大植「普通の食品だ。純粋に買い物の後に殺されたんだろ。」
岡崎「そういえば前畑はなにを買ってたのですか?」
大植「刑事小説だ、自分のことをあてはめていたのだろう。」
岡崎「これで容疑者は二人ですか。」
大植「いや、死亡推定時刻のときには一緒にいたぞ。」
岡崎「トリックはもうわかってます。」
岡崎「まず皆さんこの部屋に入ってきてなにか違和感を感じませんでしたか。」
大植「そういえばこの部屋、ちょっと暑いな。」
岡崎「そうです。しかも被害者は凄く厚着をしています。これによって死亡推定時刻を遅らせることができます。」
大植「そうか。それじゃああの二人のアリバイはなくなったな。」
岡崎「そもそも、渡辺さんと秋葉さんのアリバイは、萩原の事件からあやふやでしたね」
大植「確かに・・・。だが、渡辺の方は、彼氏が証明しているがな。」
岡崎「一番怪しいのは、秋葉・・・」
そのころ署では、秋葉と渡辺がなにやら話していた・・・
担当
モデラートs(途中参加)
渡辺「真由(秋葉)、あのこと誰にも話してないよね?」
秋葉「うん。大丈夫。でも・・・」
秋葉「あの時、誰かに見られていた気がするの。それに、部屋を出た時、優菜はかすかに呼吸をしているように見えた・・。」
渡辺「ってことは・・。」
秋葉「真犯人がいるのかも・・。」
渡辺「確かにやっぱり首を締めただけじゃダメだったかな。」
秋葉「でも刑事さんたちは胸に短刀が刺さってたって話してたよ。」
渡辺「それじゃあ・・・次に動いた人が真犯人ね。」
秋葉「見れらた場合はみんな殺すのよ。」
渡辺「じゃああの岡崎って人を殺す?」
秋葉「あの人と刑事の大植はまだ生かしておくのよ。」
~現場~ 大植「トリックは分かったが、肝心の犯人が分からないとなぁ・・・」
大植「とりあえず署に戻って、立て直すか・・・」
岡崎「・・・・・・ちょっと色々見てきました」
岡崎「ここの庭には被害者でもぼくらのでもない足跡が3つありました。」
岡崎「2つはここらの量販店に売ってる女用で1つは男用でした。」
大植「その三人がグルなのか?」
岡崎「いいえ、一概にそうは言えません。女の方は一緒にでてってますが男はまったく別方向に向かってます。」
岡崎「その他にもおかしい点はあります。」
岡崎「まずはここら辺は人どうりも多いのにどうやって短刀を持ち歩けたかです。」
岡崎「もう1つは窓が割れた形跡などがないことから遠藤はどうして簡単に犯人を家に入れたのでしょう。」
大植「そうだな・・・。短刀は自分の持ち物の中に隠しておけば人にはバレないだろう。」
大植「犯人は、遠藤の知り合いだったんぢゃないか?」
大植「もしその3人がグルだとしたら、まず女2人が遊びに来たのを装い、首つりさせる」
大植「男は首つりした後、開いている玄関から家に入り、とどめをさした」
大植「あくまでも俺の想像だが・・・」
大植「岡崎はどう思うかね。」
岡崎「警部の推理は非常に面白かったですよ。」
岡崎「ただ矛盾してますよ。それにたった今短刀の隠し場所がわかりました。」
岡崎「短刀の隠し場所はこの買い物袋の中の筒のポテトチップスの中です。」
岡崎「このことから遠藤は買い物に行ってないのです。」
岡崎「警部の矛盾してる点は3人がグルなら男はとどめをさす必要があるかです。」
大植「そうか。つまり男は意味が無かったってことか。」
岡崎「警部・・・あなたは馬鹿ですか?男は相当な恨みがあり、なおかつ非常に残虐な性格をしています。」
岡崎はその時小さな違和感を覚えた。
岡崎(脳内)「どうして警部は女が先に入ったことを知ってる?」
岡崎(脳内)「さらに犯行の手口まで言い当てた。」
岡崎 やはり警部はおかしい・・・もしや・・・いや、でも・・・違うと考えたい
岡崎 おお!!!冬樹さん!!お久しぶりです。
ぱしにゃは元気でした?
冬樹 ぱしにゃは元気だったよ。だいぶ困っているようだけど・・・ぱしにゃに任せなさい。
岡崎 それはそれは心強い!!
岡崎 ・・・ですがぱしにゃ,変わってませんか? 大植さんにあんな態度をとるなんて・・・
岡崎 まるで・・・大植さんが違う人のような・・・
※ぱしにゃは警察犬 ※冬樹さんは警察の方
冬樹 ぱしにゃは腹がへってるみたいだから機嫌悪いんだよ・・・・
岡崎 そ、そうなんですか
冬樹 俺は現場に行ってくる
~現場~ 刑事D 冬樹さん!ぱしにゃが何かを見つけたようです
~現場~ 冬樹 何だこれは・・・・
冬樹 これは渡辺の写真じゃないか
冬樹 ぱしにゃ よくやった
冬樹 もう一枚あるのか
冬樹 これは・・・秋葉の写真だが大きくバツが書かれてる・・・ まさか
冬樹 本部に連絡だ 次の被害者は秋葉かもしれない
そして
岡崎 冬樹さん 写真が見つかったのってここですか?
冬樹 そうだ ぱしにゃが見つけてくれた
岡崎 そしてこれが例の写真か
岡崎 でも犯人の意図が分かりませんね
冬樹 そりゃ持ってたのを落としたんだろ
岡崎 犯人がそんな一筋縄で行くようなやつだとは思えないんです
最終更新:2011年07月21日 12:34