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条件と宿命 - (2016/12/07 (水) 19:44:13) のソース

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&font(#000000,180%){条件と能力}


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&font(#000000,150%){■条件と宿命-CONDITION&DOOM-}
 ケルベロスは鎖によりラグナレックと繋がれる。鎖でラグナレックを封印すると共に、ラグナレックから力の一部を得ることが出来る。しかし、ラグナレックと繋がれたケルベロスは門周辺の領域から出ることは許されない。その命を終えるまで門番・番犬として身を捧げることになる。ケルベロスが黒い鎖を身に付けているのはその契約の証。

 門番として適正のある者が魔界上層部より選ばれ「鎖」を施される。大抵は、

・魔界にて問題視される大犯罪者
・周囲の手に負えない粗暴な戦闘狂

 つまり、魔界の住人にとって厄介な存在、その中でも取り分け力のある者が選ばれる。稀に、自らケルベロスに志願する変わり者もいるようだ。
 上記の理由からケルベロスに指名されればほぼ拒否権はない。その身は完全に上層部の管理下に置かれる。彼等はケルベロスと言う名の牢獄に入れられた囚人、若しくは魔界の安寧を守るための生贄とも言える。
 魔物との戦闘や、何らかの理由で死亡・リタイアした者がいれば新たなケルベロスが早急に補充される。
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#image(cerbe6.png)

&font(#000000,180%){■能力-ABILITY-}
 ケルベロスとなる者はラグナレックから得た力で

・戦闘力の向上
・魔物を喰らう力
・瘴気への耐性

 を手に入れることが出来る。魔物を喰らい自らの養分とし、いっそうの対抗力を得ることが可能。「喰らう」と言うのはケルベロスが各々の方法で体内に魔物を吸収することを指す(文字通り魔物を補食する者も居れば、手のひらから魔物を吸収する者もいる)。

 喰らえば喰らう程、ラグナレックからの穢れへの免疫は高まるが、その実「穢れの進行を遅らせる」だけであり、いずれ限界を迎えることになる。いつか限界が訪れ精神が崩壊すれば、上層部の命により他のケルベロスが仲間を処分することになる(共食い)。

 「鎖」はケルベロスに与えられた武器でもあるが、第一の目的はラグナレックと近い存在になったケルベロスの領域外の脱走を防ぐこと。また、場合によっては反抗心の強い者を抑制する制御装置の役割なども兼ねている。

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