- 女子解説部分のみ抜粋
辛防:安藤さんが今浅田選手に言葉をかけるとしたらどんな言葉を?
安藤:今は…あの〜彼女にしか味わえない五輪の雰囲気をと思うので
FSを成し遂げたことはあのー素晴らしいことだと思うので…
残り数日間五輪の空気を楽しんでお疲れさまと…
辛防:なるほど、五輪と言うとメダル取れるか取れないかという所に注目がいきますが
メダルじゃないよね点数じゃないよねということを
本当に実感させて分からせてくれた感じがしますよね
二宮:FSのラストダンスはメダルを超えた価値がある
彼女10代の頃から色々なプレッシャーに耐えてフィギュアを牽引してきている
その功績を評価してしかるべきと思いますね
橋本:NHKのTVでお姉さんが言っているのを聞いてあーと思いましたね
というのは、どうやって激励したら良いか…それをあえて叱って喝を入れるというね…
というのを聞いて、影でそういうことがあったんだと思いましたね…
辛防:こういう結果になりました…上位3選手の出来に関してですが
我々素人は誰がよくて誰が悪いか甲乙つけがたいと思うのですが
この順位に関して安藤さんはどうご覧になりますか?
安藤:あのートップ3選手って言うのは本当誰が優勝しても良かったなって印象は受けます
辛防:ただ実際キムヨナ選手のTESが69.69それから優勝したソトニコワ選手75.54と
大差ついてるんですね、コレだけの差はあるもんですか?
安藤:んっとーFSの方でトップ2人同じような構成なんですけれど
まぁソトニコワ選手の場合は2分以降加点がつく1.1倍になるとこで
2A-3Tというジャンプを跳んでいましてこちらのジャンプを跳ぶことで
高得点に繋がったんじゃないかと
辛防:浅田選手ですがTESでいうとキムヨナ選手よりも遥かに高い点なんですが
他の3選手に比べるとPCSが非常に低い数字なんですよコレは…どうですか
安藤:えっとーこれは5項目あるんですけれどそういった面ではスピード感だとか
音楽の表現力、色々なものがあってジャッジがそうしてるので…あの…
トータル的な見栄えだとか言う所でそういう差がついてしまったのかなと
女アナ:素人目で見てももうちょっと出ても良いのかなと、70はいくかな思ったんですけれど
安藤:あのーですねーあのーなかなかTVでは伝わらないスピード感というものがあったりするので
でも…演技自体は素晴らしかったので…点数じゃないのかなと
辛防:安藤さんがいうとこの点数は正当な評価だと?
安藤:はい、そうだと思います
辛防:はー、そう専門な方に言われてしまうと(笑)
女アナ:浅田選手のFSのジャンプの構成ですね
辛防:3回転ジャンプを6種類8回跳んだ…
女アナ:赤い所が得点が7割に減点されたということです
安藤:はい、そうですねそれからLzなんですけど
こちらが本当はアウトサイドエッジで跳ばなきゃいけないんですけど
彼女はインサイドエッジになってしまってLzとみなされない
女アナ:Fのように
安藤:そうですね!
辛防:見る人が見たら見た瞬間に分かるものですか?
安藤:あ、分かります!(笑)
多くの選手が修正に悩んでいる所なのでルール改正がありまして成功はしたんですけど
テクニック的技術的にということで自動的にマイナスがつけられてしまう
女アナ:このPCSというところでは浅田選手バンクーバーから苦労したんですよね
安藤:そうですねあとはトリプルジャンプ果敢に挑戦して、まぁジャッジの方
審判団から回転不足、トリプルジャンプとみなされないとなってしまうと
点数…テクニカルでもっと点数稼げたところが減点に繋がったと印象なので
本来ならばテクニカルの方でもっと点が出る構成にはなっていますね
- (中略)
伊藤:いやぁ…ホント浅田さんの強さと言うか一流のアスリートとしての本物の強さと言うね
金メダルだけを目指してこの4年間やってきてね、でもSPがあの状態だったならば
本当は折れてしまっても不思議はない状態なんですね、
だけれども有終の美を自分でどうやって飾れるかということを追求した
あの素晴らしさには感動しましたね
辛防:やはりそれだけ練習してきたというのもあるんでしょうね…折れない理由は
安藤:そうですねSPで本当に彼女らしくないミスをしてしまったことによって
それが今まで受けていた緊張感だとかプレッシャーから解き放たれたのではないのかなと
それが10代の頃のいつも天真爛漫でスケートが好きで自分がやっていることが好きでっていう
彼女の時期に近いものになって凄く良い緊張感を持ってリラックスした結果が
素晴らしい演技、彼女らしい笑顔が五輪の舞台で発揮できたのかなと思います
橋本:世界のトップ選手達があの彼女の失敗の後、彼女に激励のメール…そしてツイッターをね
送っていたと言うのがね…あんな選手今までありましたかね〜
辛防:やはり苦労を知る人達は余計に…というね
岩田:SPで背負っていたものがあると思うんですよ、そのあとFSになった時にね
表現良いか分からんけど解脱というかね吹っ切れたというか
そういう中で滑っているという世界を築いたような気がしますね
辛防:引退かと言うことを言われたこともありますけれど
今回の演技を見ていますとどう思われます?
安藤:やりきるという強い意志がFSの時は6分練習でリンクの上がった時から
SPとは顔つきが違ったので安心感と言うものを自分は持っていて〜
女アナ:安藤さんはツイッターで呟いていましたね
安藤:あ、はい(笑)彼女のことを小さい頃から知っているので、
思い入れも今回の五輪は外から見ていて凄くあったので正直嬉しかったですし
本来の彼女の姿がやっと見れて、自分もホッとしましたし
やはり集大成と言っていますのでやってやると言う強い気持ちだけだったと思います
(中略)
安藤:日本の3選手トップで戦える実力の持ち主なのでミスがあったかもしれないんですけれども
それ以上に表現力が彼女…3選手の良い雰囲気作りと言うものが
日本中に感動を与えてくれたのかなと
辛防:村上選手は初めての五輪ですから次…その次ありますよね…
安藤:もちろんだと思いますやはり最初って雰囲気だとか選手村にずっと入って生活っていう
普段の試合運びとは全然違うんですね、そういった面で苦労して…
あとはプレッシャーだとかっていうものがどーんとのしかかってきて不安に
繋がってしまったと言うことも聞いてますので1回目の五輪を経験した次…
4年後というものが彼女はきっと強くなって帰ってくる
そういった意味合いでも今回の五輪はやりきったんじゃないかなと思います
最終更新:2014年03月07日 21:50