29 :いえーい!名無しだよん! 2012/06/15(金) 22:32:47 ID:9ivF/jYI0
じゃあお題
純
30 : ◆RvtYZBfdcE 2012/06/15(金) 22:33:06 ID:bWlk8ANE0
直
33 : ◆M5/8/5dKZM 2012/06/15(金) 22:49:49 ID:k6djp5H.0
純「前から気になってたんだけさ。奥田さんいつもパソコン触ってるけどそれ何やってんの」
直「」カタカタ
純「……ぎゃー!憂ー!後輩に無視されたよー!!」
憂「ダメだよ純ちゃん。この前梓ちゃんに言われたでしょ?ちゃんと直ちゃんって呼ばなくちゃ」
純「あ、そゆこと」
純「ねー、直。いつもそのパソコンでなにやってんのー」
直「」カタカタ
純「ぎゃー!」
34 : ◆M5/8/5dKZM 2012/06/15(金) 22:50:27 ID:k6djp5H.0
純「こんなの間違ってる!先輩を敬わない後輩がいていいのだろうか!いやよくない!反語!」
直「」カタカタ
純「え、あのマジで無視……?」
直「」カタカタ
純「あ、あのそういうことされると先輩ちょっと傷ついちゃうなー?」
直「」カタカタ
純「おーい……」
直「」カタカタ
純「……」
直「」カタカタ
純「憂ー!!!」
35 : ◆M5/8/5dKZM 2012/06/15(金) 22:50:59 ID:k6djp5H.0
純「直がさぁ……直がさぁ……」メソメソ
憂「うーん、わけもなく人のこと無視するような子じゃないと思うんだけど……」
「もしかして純ちゃんなにかしちゃったんじゃない?」
純「心当たりがないよー!」
憂「うーん……」
菫「あ、あの……///」
憂「ん?どうしたのスミーレちゃん」
菫「あ、あのですね。直はさっきからその……///」
憂「?」
36 : ◆M5/8/5dKZM 2012/06/15(金) 22:51:45 ID:k6djp5H.0
『鈴木先輩の[ピー]が[ピー]で[ピー][ピー][ピー]の[ピー]!!!』
菫「……と///」
憂「」
純「」
直「」カタカタ
37 : ◆M5/8/5dKZM 2012/06/15(金) 22:52:10 ID:k6djp5H.0
梓「私いねえ」
完
38 : ◆RvtYZBfdcE 2012/06/15(金) 22:54:29 ID:bWlk8ANE0
直「・・・。」 カタカタ
純「器用だよねぇ」じー
直「ん、私ですか?」カタカタ
純「うん。私パソコンなんてできないし」
直「そうなんですか?」
純「まぁ、ツイッターとかyoutubeとかはできるけどさ」
直「ならDTMもできますよ。私もそうでしたから」
純「いやー、できないできない!」
直「ちょっとやってみませんか?」
純「やらなーい」
直「そうですか」カタカタ
純「だってわかばガールズの曲は直が作ってくれるんでしょ?
だったら私は小難しいことは覚えたくないよ~」
直「そうですか」カタカタ
39 : ◆RvtYZBfdcE 2012/06/15(金) 22:54:59 ID:bWlk8ANE0
終
41 :いえーい!名無しだよん! 2012/06/15(金) 23:02:31 ID:rPv3TBAA0
お題
澪
42 :いえーい!名無しだよん! 2012/06/15(金) 23:03:39 ID:XGY86SSk0
憂
43 : ◆ywLV/X/JUI 2012/06/15(金) 23:26:20 ID:IvQHC8JY0
「憂ちゃん、私の愛人になりなよ」
澪さんは、いっそ清々しい態度でそう言った。
友達の梓ちゃんや純ちゃんがそうであるように、私も澪さんの事が好き。
でも、素直には喜べない。
だって、澪さんの告白の動機なんて、お姉ちゃんへの当て付けに過ぎないんだから。
或いは、律さんへの対抗か。
「どうして、ですか?」
理由なんて分かりきっているのに、私は訊いていた。
それはきっと、繕った答えを期待しているからで。
当て付けや対抗と言った動機を隠してくれるのなら、
澪さんの誘いに私は喜んで頷くだろう。
「さっき言ったようにさ、私の律が、唯相手に浮気してるんだ。
勿論律だって悪いよ?でも、友達のカノジョを寝取るような、唯も悪いんだ。
だから、その妹の憂ちゃんが責任取って、私の愛人になりなよ。
可愛い妹を奪って、唯に復讐してやるんだ。
律にも、私が泣いてばかりの女じゃないって事、理解させてやるんだ」
私は嘆息したくなった。
澪さんは繕う事なく、赤裸々な動機を吐露している。
もしその理由で澪さんの誘いを受けるのならば、
私はお姉ちゃんへの敵意に手を貸す事になる。
大好きなお姉ちゃんを、裏切りたくはない。
それに、結局私は愛人どまりなんだ。
律さんの影を、澪さんから追い出せやしない。
それでも──それでも私は、澪さんの事が──
「そうですね。責任を取るという訳ではありませんが、
お姉ちゃんの不始末、この身体で償いたいと思います」
あーあ、言っちゃった。
お姉ちゃんの事が大好きとは言っても、それは家族愛。
私は欲深い女だから、肉欲に家族愛を優先させちゃう。
ごめんね、お姉ちゃん。
「ふふ、いい返事だね。じゃあ、たっぷりと、味わい尽くさせてもらうよ。
そして、唯と律に、見せ付けてやろうな」
澪さんの長い髪が、私の唇に触れる。
鼻腔を擽る甘い匂いが、私の肉欲を昂ぶらせていく。
まるでクラック。
「ええ、律さんに、見せ付けてやりましょう」
勝てない相手だと分かっていて、対抗心を剥き出してしまう愚かな私。
きっと私は、最終的には澪さんから捨てられるんだろう。
それは、律さんがお姉ちゃんを捨てて、澪さんの下に戻るという確信があるから。
その時私は、きっとズタズタになっているだろうから。
澪さんに捨てられて、身も心も窶れているはずだから。
それを裏切るお姉ちゃんへの、償いにしよう。
ああでも、お姉ちゃんもその時は、律さんに捨てられてボロボロだよね。
そうなったら、お互い慰め合おうか。
壊れた身体を寄り添い合わせて、傷を舐め合おうか。
その時に、また私とお姉ちゃんは、似た者同士の仲良い姉妹に戻るんだろうね。
だから、その時までは、澪さんに溺れさせていて。
あはは、本当にクラック依存症の末期患者だ。
「そうしような。好きだよ、憂ちゃん」
今度は、澪さんは繕った愛を語ってきた。
さっき、告白した時に、繕って欲しかったのに。
「私も、大好きです。澪さん」
澪さんの嘘に対して、私は本気で答えた。
<FIN>
45 : ◆vZmyym56/2 2012/06/15(金) 23:29:37 ID:WbkKoVNQ0
澪「今日は一人、留守番で怖いなー。宗教の勧誘とか怖いセールスの人とか来たらどうしよう……うわっ怖い」
ぴんぽーん
澪「……居留守しよう」
ぴんぽーん
「あけろっ」
澪「ひっ……い、今開けますからー」
憂「こんにちは」
澪「憂ちゃん? ていうかさっき開けろって……」
憂「まあまあいいじゃないですか。それよりこのおねーちゃんグッズ買いませんか?」
澪「いや。そういうのはちょっと……」
憂「ほらこんなにかわいいぬいぐるみなんですよ。『澪ちゃんかってーかってー』」
澪「なんか怖いよ。夜とか目が光りそう……」
憂「じゃあ、このおねーちゃんが使ってる種類の筆ペンなんて……」
澪「それ唯の要素ないじゃん」
憂「まあいいじゃないですか」
澪「悪いけど他をあたってくれないかな」
47 : ◆vZmyym56/2 2012/06/15(金) 23:30:11 ID:WbkKoVNQ0
憂「うぅ、今週中に1000売らなきゃだめなんですよぉ」
澪「それは気の毒に……いやだまされないぞっ」
憂「ちぇ」
澪「さっきちぇって言った?」
憂「まあいいじゃないですかー……じゃあへっぽこあずにゃん人形つけますから」
澪「いらないよっ作りテキトーだし」
憂「わたしをつけますっ」
澪「え?」
憂「だから、おねーちゃん人形を買えばわたしが澪さんの家にとどまります」
澪「えーーうーんーーダメダメ。ママにセールスは絶対悪だと教わったんだから」
憂「おねがいしますっ。せめてわたしだけでも買ってくださいっ」
澪「えー」
憂「うわっ外に局長的な大雨が!中に入れてくださいっ」
澪「……どこに降ってるんだ」
憂「じゃあ、もう逆にわたしがお金はらいますからっ!」
澪「なんでそんなに……」
憂「言わせないでくださいよ」
50 : ◆vZmyym56/2 2012/06/15(金) 23:33:13 ID:WbkKoVNQ0
澪「わかったよ。ほら、上がって」
憂「わーい」
澪「かわいいなあ」
憂「そういえば今日、一人なんですよね」
澪「うん。そうだけど?」
憂「にこにこ」
澪「やっぱり騙された///」
憂「あ、えっちなこと想像した」
澪「またタメ口だー」
憂「すいません。でも、これからはいい……ですよね?」
澪「うん」
憂「わーい」
澪「かわいいなあ」
おわり!
46 : ◆btTJ43cdZM 2012/06/15(金) 23:29:51 ID:4NOz1t3MO
なかのけ!
唯『でねーあずにゃん、そしたら和ちゃんなにもってきたと思う? アスパラガスだよ?!』
唯『アスパラガスはないよね、だってうち、鍋やるって言ったんだよー?』
唯『……ええー? ホイップティラミス鍋はわたし的にアリなんだけどなぁ(オネエチャーン』
唯『あ、ごめんねあずにゃん、憂が呼んでるから』
唯『……ふぅ』
唯『それでねあずにゃん今度の新作はカッコよくチョコレートごはんで…』
唯『あ、うん。澪ちゃんのこと。憂がねー、どっちの服が似合う?って』
唯『うん。うん、聞いてる聞いてる』
唯『あははっ、あーでも昨日はたのしそうだったよー』
唯『うん? ええーっとね、たぶんマッサージしてもらってたんだよ! 憂、ツボを知ってるもん!』
唯『お父さんもきもちいいーって言ってたから。澪ちゃんもすっごい声だったもん』
唯『え? こう、「ぅあああっ…はぁっはあっ……そこ、やめ・・・あはあっ」って』
唯『――どっどしたのあずにゃん?!』
48 : ◆btTJ43cdZM 2012/06/15(金) 23:30:32 ID:4NOz1t3MO
唯『あー、うーん…そうかなあ? あっでも最近ういと澪ちゃん仲いいよねぇ』
唯『こないだね、めずらしく憂が寝坊してたから起こしに言ったらお布団で澪ちゃんと電話してたみたいで』
唯『澪ちゃんの名前をたくさん言ってたんだ。あれ? でも憂のケータイ、リビングに置きっぱで…』
唯『……ええっ、あずにゃんが聞いたんだよ?!』
唯『え、憂? いままだお風呂に……てかねー、憂、最近お風呂長いんだよね』
唯『こないだなんか私が先に歯みがきしてたら変な声が聞こえて、溺れてるんじゃないかってあせっちゃって』
唯『えええっ、この話もダメなのあずにゃん?!』
唯『うーん……「そんなそぶり」って、どんなそぶり?』
唯『えー、教えてよー。あずにゃんも憂や澪ちゃんのこと気にならないの?』
唯『ぷ、ぷらいばしー? なにそれたべもの?』
唯『言ってることがわかんないよ…あ、そうそう、昨日うち帰ったらね』
唯『澪ちゃんってあわてんぼさんなんだよ? お風呂はいるのに着替えわすれてっちゃうんだもん!』
49 : ◆btTJ43cdZM 2012/06/15(金) 23:31:25 ID:4NOz1t3MO
唯『え? だって憂の部屋からはだかで出てきたから、わたしてっきりお風呂入るのかなって』
唯『それで憂の部屋のぞいたら憂もはだかで寝てたからカゼひくよ?って思ってお布団かけてあげて』
唯『……って、あずにゃん聞いてるのー?! あれ、あずにゃん? もーしもーし、きこえてますかー』
唯『はあ…あれ、ういもうあがったの? (オネエチャンダメエッ!! オクチチャックー!!)ああっあずにゃん?!
なんでかわかんないけど憂がすっごい怒ってるからまたかけな』
プツッ
ツー ツー
おわり
「いつもの時間にお逢いしましょう。待っています。xxx」 3