74 :広がった声たち 2010/07/31(土) 01:37:23 ID:XVOaXU1j0


放送部員 「今日は軽音楽部、平沢唯さんと中野梓さんに来ていただきました」

唯 「桜高軽音楽部3年平沢唯です」
あずさ 「・・2年、中野梓です」

唯 「今度の文化祭でみんなと一緒に歌いたくて宣伝にきましたっ!」

放送部員 「この曲は平沢さんが作詞されたんですよね?」

唯 「この曲は、普段あたりまえになってて気づかないコトや、
居なくなって大事なものに気づくって気持ちを込めて作りました。」

放送部員 「私も、本当に素敵な歌詞だと思います。それでは中野さん」

あずさ 「はい、今回のライブが桜高軽音部として・・この5人で出来る最後のライブになると思います。
先輩たちも私も、たくさん練習して最高のライブにしようと頑張っていますので、みなさん是非見に来てください」
唯 「じゃあ聴いてください!」
唯・梓 「放課後ティータイムで、 U&I 」♪~
============
ムギ 「梓ちゃんがんばってたね♪」
澪 「こっちが緊張しちゃった・・」
律 「よし!出来ることはやった。あとはライブに向けて突っ走るぞ~」
ムギ 「おー♪」
澪 「おっ・・・おー」

90 :祭りのあと 2010/08/18(水) 21:23:16 ID:uYh0jK/h0


律 「ムギ・・ありがとなっ」

ムギ 「どうしたの?律ちゃん」

律 「ムギの書いた新曲、スッゲー良かったし」

ムギ 「ううん・・・律ちゃんや唯ちゃんのおかげ♪律ちゃんが頑張れっていってくれるなら紬はもっと
いっぱい頑張れるのですっ!」

律 「あははっ、ムギも唯の事言えないくらい一生懸命だぞ」

ムギ 「うふふ♪律ちゃん、最高のライブだったね」

律 「ああ、最高のライブだった」

ムギ 「律ちゃんのドラムに澪ちゃんのベース、唯ちゃんのボーカル、梓ちゃんのギター・・・
ほんとに・・・ほんとに最高だったよね・・・・うぅぅ・・・」

律 「泣くなよムギぃ・・アタシも泣けてくるじゃん・・・」

ムギ 「私たち・・これで終わっちゃうのかな・・・もう・・終りなのかな・・・・」

律 「終わんないよ・・・・夢は武道館って決めたじゃん」

ムギ 「そうよね・・ずっと、私たち・・ずっと一緒だよね!!」

律 「そうだよ・・これからもずっと続いてく夢だから、ムギが大人になってからもさ、
二人で夢を見つけて、二人で叶えていこうぜ」

ムギ 「律ちゃんっ!!」

92 :誕生日 2010/08/21(土) 20:41:25 ID:Db22wp080


ムギ 「律ちゃん、お誕生日おめでとう」

律 「ムギぃ!ムギだけだよ、ありがとな」

ムギ 「えへへ♪これ律ちゃんにバースデイプレゼント♪」

律 「おおっ!いいの?あけていい?」

ムギ 「うふふ♪恥ずかしいから一人の時あけてね♪あっ、ちゃんとアルバイトして買ったものだから
心配しないでね♪じゃあ私、夕飯のお買いものして帰るね」

律 「おっ・・おう。」

ムギ 「夕飯はまかせてね!律ちゃんに負けないくらいガンバルから!!」

律 「じゃ、自宅よってから帰るし・・・ムギありがとなっ」

ムギ 「えへへ♪じゃあ後でね」チュッ

93 :プレゼント 2010/08/21(土) 21:21:12 ID:Db22wp080


律 「ムギからのプレゼント・・・うー!気になるぅ!!」

「なんか・・ドキドキするな・・」

丁寧に包装をめくる。中には、キレイなヘアバンドと小さな箱、それにメッセージカード

~手紙~
律ちゃん、お誕生日おめでとうです
いつも元気をくれてありがとう
優しくしてくれてありがとう
いつもそばにいてくれてありがとう
律ちゃんと一緒にいれて紬はすごく幸せです
律ちゃんからもらった幸せを少しでも返せるように
これからも紬と仲良くしてくれるとうれしいです。
大好きな律ちゃんへ

「ん?これって・・・」

小さな箱には指輪

「おおっ!あれ?なんか彫ってある」

ritu&tumugi

「やっぱ!ムギってかわいいっ!!」

97 :食卓 2010/08/22(日) 20:35:04 ID:TfGUtFB80


律 「ムギぃ!たっだいま~」

ムギ 「律ちゃん!おかえりなさーい♪」

律 「ど・・どうかな?似合う・・かな?」

ムギ 「さすが律ちゃんっ!すごく素敵よ♪」

律 「あはっ、ありがとなムギ、最高のプレゼントだよ」

ムギ 「あのね律ちゃん・・わたし・・ごはん失敗しちゃって・・
ごめんなさい!」

律 「いーって、いーって。じゃあさ、どっか食べに行こうぜ~」

ムギ 「うん!ごめんね律ちゃん」

律 「気にすんなって♪ムギの手料理は、また今度のお楽しみにとっとこ」

ムギ 「抱きしめてもよかですかっ」

律 「もう抱きついてんじゃんw」

98 :やさしい帰り道 2010/08/22(日) 21:13:33 ID:TfGUtFB80


ムギ 「美味しかったね♪律ちゃん♪」

律 「ほんと!パスタでここまで感動させるとは・・さすがムギ、いい店知ってるな」

ムギ 「えへへ♪わたし律ちゃんの料理はもっと大好きよ♪」

律 「ムギは優しいなw」

ムギ 「ホントだもん!律ちゃんが一番だもん!」

チュ やさしいキス

律 「ムギ、わたしも・・ムギのキスは好きだよ」

ムギ 「はわわ・・・律ちゃん・・・もう一回・・」 チュッ

律 「つづきは家で・・な♪ てれるぜ~w」

ムギ 「わたしガマンできそうにないよぉ」 

チュッ 抱き合ってキス

あずさ 「っ!!・・・律先輩!?」

99 :放課後の二人 2010/08/22(日) 21:48:58 ID:TfGUtFB80


ムギ 「あら梓ちゃん早いのね♪待ってて今お茶いれるから♪」

あずさ 「あっ、私も手伝います!」

ムギ 「じゃあティーカップお願いね♪」

あずさ 「はいっ。あ、先輩たちは・・?」

ムギ 「律ちゃんは部長会議でおそくなるって澪ちゃんは日直、唯ちゃんは進路相談だって♪」

あずさ 「そうですか・・あの・・ムギせんぱい・・?」

ムギ 「うん?どうしたの?」

あずさ 「きのう・・あの律先輩と・・その・・キ・・キス・・・」

ムギ 「うふふ♪見られちゃってたのね♪そう、私たちつきあってるの」

あずさ 「あ!あの!否定してるとかじゃないですよ!恋愛は自由だし・・その・・・」

ムギ 「そうよね、いつかはバレてしまうものね。じつは、もう一緒に暮らしてるの♪」

あずさ 「え!? 一緒にって!どっ!同棲ですか?!あっ!すみませんっ」

ムギ 「うふふ♪梓ちゃんいいのよ。律ちゃんはね、大きい翼を持ってるの。
飛べない私を籠から出してくれたの、とっても大事な人なの」

あずさ 「わたしっ!先輩たちを応援します!あっそれに誰にも言ってませんし言いませんから
ムギ先輩、安心してください!」

ムギ 「ありがとう梓ちゃん♪梓ちゃんは好きな人はいないの?」

あずさ 「わっ!わたしはムギ先輩みたいにキレイじゃないし・・・」

ムギ 「ううん。梓ちゃんは十分キレイでカワイイわ♪唯ちゃんも言ってたじゃない♪」

あずさ 「そんな・・唯せんぱいはからかってるだけです・・」

ムギ 「あら?梓ちゃんは唯ちゃんが嫌い?」

あずさ 「いっ!いえ!嫌いなんかじゃないです!唯せんぱいといると、なんだか
ドキドキするって言うか・・変ですよね!忘れてください!」

ムギ 「うふふ♪唯ちゃんが聞いたら喜びそうね♪」

あずさ 「ふにゃぁ・・・・恥ずかしいですぅ・・」

100 :長い放課後 2010/08/22(日) 22:12:31 ID:TfGUtFB80


唯 「いいにおい~!ムギちゃん、あずにゃんただいまー」

ムギ 「おかえりなさい あなた♪」

唯 「おう!今帰った!」

あずさ 「ってどんなテンションですか・・・」

ムギ 「うふふ♪」

唯 「あずにゃーん」 抱きつく唯

あずさ 「もぉー唯先輩ったらやめてくださいよぉ」

唯 「そうそうあずにゃん、最近りっちゃん変わったと思わない?」

あずさ 「えっ?なんですか急に」

唯 「なんかさ、キレイになったって言うか、いいにおいなんだよね。まさか・・」

あずさ 「唯せんぱい、なんでも嗅がないでください・・」

唯 「あっ、あずにゃんもいいにおいだよ♪お日様のにおいだよ♪」満面の笑み

あずさ 「なんですかそれ」 真っ赤に頬を染める梓

ムギ 「唯ちゃんは、梓ちゃんが大好きなのね♪」

唯 「えへへ♪あずにゃんカワイイもん!トンちゃんもカワイイよぉ♪」

あずさ 「同類ですか・・・」 

唯 「あずにゃんはチュッってしたくなる可愛さだよ!」

あずさ 「ふにゃぁ・・さ!さあ練習しますよ!練習!!」 もう耳まで真っ赤だ

ムギ 「うふふ♪梓ちゃんったら♪」

唯 (あれ?ムギちゃん、律ちゃんのにおいと一緒だ・・)

101 :幼なじみだから 2010/08/24(火) 19:24:44 ID:V/66r5bl0


律 「澪~なんだよ~まだ居たのかよ」

澪 「律。部長会議おわったのか」

律 「ああ。これが最後の会議だってさ」

澪 「そっか・・もう卒業だもんな」

律 「み、澪~、湿っぽいのはナシにしようぜ~。もちろんバンドは続けるよな?」

澪 「・・・それなんだけど律、もう・・終りでいいんじゃないか・・?」

律 「え・・?」

澪 「桜が丘軽音部がさ・・私たちの最後でもいいんじゃないか・・?」

律 「な~に言ってんだよ澪~プロになるって」

澪 「律!!・・・無理だよ・・・ここが限界だって・・」

律 「澪・・・・」

澪 「こ・・これ以上続けたってさ・・わたしたちプロになんてなれないよ、律もわかてんだろ?」

律 「わかんない!!絶対に!」

澪 「律・・・」

律 「澪、私たちやっとスタートしたトコだぜ!まだ何も始まってないじゃん!
無理とか、ダメとかって言えるほどガンバってないじゃん!!」

澪 「ごめん・・・ごめん・・・・うぅぅ・・」

律 「あっ・・・驚かすつもりじゃなかったんだ・・・ゴメン」

澪 「うぅぅ・・ひぐっ・・う・・うわーん!」

律 「な・・泣くなよぉ」

102 :放課後の部室 2010/08/24(火) 19:38:38 ID:V/66r5bl0


ムギ 「律ちゃんたち遅いわね」

澪 「うぅぅ・・うぅぅ・・」

唯 「澪ちゃん!!」

あずさ 「澪先輩!どうしたんですか!」

律 「もう泣くなって、私が悪かったってば」

澪 「ごめんなさい・・ごめんなさい・・・」

ムギ 「律ちゃん、どうしたの?」

律 「そこで言い合いになっちゃってさ、ゴメンな澪」

あずさ 「まさか澪先輩も律先輩を・・・」

唯 「あずにゃん、どうしたの?なんのこと?」

あずさ 「え!いえ!なんでもないです!なんでもないですから!!」

ムギ 「澪ちゃん、唯ちゃん。私たちつきあってるの」

澪 「え・・?」

律 「ムッ、ムギ!」

唯 「あ、やっぱりぃー!わたし気づいたよ♪同じシャンプーのにおいだもん」

あずさ 「ムギ先輩・・すみません・・」

澪 「・・・?なんのこと?」

律 「あ~もう、そっ、わたしとムギはつきあってんの!恋人同士ってこと!
まあ、いつかはバレちゃうよな」

澪 「えっ!?えっ!!」

105 :ずっと放課後 2010/08/25(水) 18:47:58 ID:e8uMqUWO0


澪 「そうゆうことだったのか・・でも意外だな、律とムギが・・」

あずさ 「わたしはいいと思います!恋愛って自由だし!それに!」

律 「あーずさっ♪ありがとな」

あずさ 「いっ、いえ・・律先輩すみませんでした・・」

律 「気にすんなってwなっ、ムギ」

ムギ 「うん♪いいのよ、梓ちゃん♪」

律 「澪、ごめんな。内緒にしてたワケじゃないんだけどさ、言いだせなくってさ」

澪 「あ・・・うん。なんて言っていいか・・おめでと・・」

律 「何がだよwとにかく卒業しても放課後ティータイムは続けるからな、みんなも
それでいいか?」

唯、ムギ 「おー!!」

澪 「お・・・おー」

あずさ 「先輩・・・わたし・・・ううぅ」

律 「今度は梓かよw」

あずさ 「私・・先輩方がいなくなるって・・・ひとりぼっちになるって・・・うわーん!」

唯 「あずにゃん!わたしが一生ついてるよ!!」 梓を抱きしめる唯

あずさ 「うぅ・・・グスッ・・一生はいいです」 

唯 「えぇっ!あずにゃーん!ひどいよ~」

律 「ふられたなw唯w」

ムギ 「これからも、ずっと放課後♪ねっ♪」

唯 「そうだよ!ずっとずーっと放課後だよ!」

117 :バレンタイン 2010/09/01(水) 19:34:42 ID:EwiL8WV+0


ムギ 「梓ちゃんのケーキ美味しかったね♪」

律 「そーだな、あずさ、きっと一生懸命作ってくれたんだろうな」

ムギ 「律ちゃん!わたしもチョコもってきたんだけど・・これ」

律 「おおっ!ムギぃありがとー!」

ムギ 「えへへ♪梓ちゃんみたいに美味しくないかもだけど・・愛情はいっぱいなの!」

律 「実はさ、わたしもムギにこれ」

ムギ 「えっ?いっ、いいの?やったあ!律ちゃんチョコだぁ!」

律 「ムギに負けないくらい愛情こめましたっ!」

ムギ 「えへへ♪もったいなくて食べれないよー♪」

律 「いやいやw、じゃあさ、一緒に食べようぜ~」

チュッ ムギからのキス

ムギ 「うふ♪唯ちゃんみたいにお返しです」

律 「やったなー!じゃ、アタシも!」

チュッ 

ムギ 「律ちゃん・・ありがと♪律ちゃん、いつも優しくしてくれてありがと。
私、こんな幸せになっていいのかなって不安になっちゃう」

律 「ムギ・・アタシだって一緒だよ。ムギ愛してるぞ」

ムギ 「律ちゃん!!わたしも愛してるっ!ずっとそばにいてくれて、いつも感謝してるの!
律ちゃん・・私このままがいいよぉ、律ちゃんとずーっと一緒にいたいよぉ」

律 「ムギ・・アタシは変わらないよ。ずっとこのままムギのそばにいるし、
ずーっとムギを愛してるよ」

ムギ 「律ちゃん、わたし、強くなって律ちゃんを守るっ!」

律 「ムギはそのままでいいよ♪アタシの横で笑ってくれるだけでアタシは幸せなんだぞ。
アタシがムギを守るよ。なっ!」

ムギ 「うん。律ちゃん、ありがと」

120 :卒業 2010/09/11(土) 19:59:14 ID:x3IMLBla0


今回はSSではないです
きっと最終回の後だと書けないと思いまして
「けいおん」に出会えて本当に良かったって感謝をこめて
梓、紬、唯、澪、律、京アニさん、かきふらい先生、この作品に携わった皆様
そしてファンであり続けた皆様、本当にありがとうございました

いつも放送後にみんなで考察したり、律紬に想いを走らせながら今日になりました
どの回も本当に「ありがとう」が詰め込まれてる作品だなぁって
いつも感動ってワケじゃないですけど、学園祭のライブを観たあとは
全ての回が泣ける話にみえて、「けいおん」に対する愛がたりなかったなぁって。

この作品がこの先、何年、何十年と咲き誇れる作品でありますように。

最後にムギちゃん、律ちゃん、わたしの想像の中で泣いて、笑ってくれて

ありがとう

これで卒業します。




【けいおん!】律紬スレ

最終更新:2012年02月02日 02:20