247 :名無しさん@秘密の花園 2010/05/11(火) 12:36:28 ID:I3gXXnzR


梓「紬お姉ちゃん…」

紬「なぁに?」

梓「……一緒に寝よ」

紬「また?」

梓「……だめ?」

紬「怖い映画でも見たの?」

梓「違うけど…」

紬「いいけど…布団引っ張らないでよ?寒いんだから」

梓「気をつける…」



紬「よいしょっと」

梓「……///」ムギュ

紬「もうっ。あんまりくっつかないの。寝にくいんだから」

梓「だって……」

紬「……いつまでたっても子供なのね~」

梓「……うるさい」

紬「一人で寝れないなんて、純ちゃんにバレたら凄いことになるわね」

梓「紬お姉ちゃんさえ言わなかったらバレないよ…」

おしまい

248 :名無しさん@秘密の花園 2010/05/11(火) 13:10:20 ID:I3gXXnzR


紬「だはぁー!」

梓「うるさい」

紬「疲れたわ~」

梓「……おかえり」

紬「休日でもないのに凄いお客さん入ってきてね…大変だったわ」

梓「……ただいま」

紬「へっ?」

梓「おかえりって言ったから、ただいま」

紬「あ、あぁ。ごめんね。ただいま」

梓「よろしい」



紬「あ、そうだ」

梓「……」

紬「梓?」

梓「なに?」

紬「姉の肩を揉みなさい」

梓「……」

紬「無視したら、純ちゃんに毎晩一緒に寝てること言うわよ」

梓「脅迫だ」

紬「お姉ちゃん疲れてるんだから」

梓「わかったよ…」

梓「はい。……どう?」モミモミ

紬「……梓って、絶望的に握力ないわね。ひ弱」

梓「…うるせ」

紬「なにか言った?」

梓「なぁんにも」


249 :名無しさん@秘密の花園 2010/05/11(火) 13:14:36 ID:I3gXXnzR



梓「……お姉ちゃんの肩、凄い凝ってる」

紬「そうかしら」

梓「……大変?」

紬「なにが?」

梓「バイトとか…」

紬「……別に。好きでやってるだけなんだから」


梓「……私もやったほうがいいのかな」

紬「梓がバイトねぇ……」

梓「……なに」

紬「…ひ弱な梓は、そんなことしなくていいのよ」

紬「お姉ちゃんは、力があるからやれるの」

梓「……じゃあ、筋肉つけたほうがいい?」

紬「あんたってば、おばかさんね。どうしてそうなるの」

梓「だってお姉ちゃんが……」

紬「いいのっ。梓は余計なことしなくても。
したくなったらすればいいし、したくもないのに、無理にする必要もなし!」


梓「……」

紬「……梓のこと、可愛いから言ってるのよ。わかるでしょ?」

梓「うん」

紬「…よしよし」ナデナデ

梓「……お姉ちゃんっ」ムギュ

紬「……こらっ。肩揉みはどうしたの」


おしまい
妄想楽しい

250 :名無しさん@秘密の花園 2010/05/11(火) 13:25:49 ID:I3gXXnzR


梓「あっ」

梓「お姉ちゃんほら、向日葵咲いてる」

紬「あら、ほんとね」


梓「……これ、持って帰っちゃだめかなぁ」

紬「だめよ。道端に咲いてるやつだもの」

梓「……ウチも向日葵植えよ」

紬「お母さんに言ってよ」

梓「向日葵のタネ、買って帰ろっ」

紬「聞いてるの?……ちょっと梓?」



おしまい
オチなど求めるな

255 :名無しさん@秘密の花園 2010/05/12(水) 02:29:05 ID:edZtgCZ0


梓「あっのっ人のっ、ママに会うためにっ♪」



紬「……あんた、音痴ねぇ」

梓「うるさいうるさいばーかばーか」

紬「あまつさえ昔合唱部を希望していた姉の血を持つ者とは思えないわ」


梓「結局合唱部入ってないじゃん」

紬「私のコーラスの美しさは、梓だって同じ部活なんだからわかってるでしょ」

梓「うるさいうるさい。音楽は楽しんだもん勝ちなのだ」

紬「あ~の~人の~、ママに会うために~♪」

梓「……」

紬「そうよね。耳を塞ぐしかないわよね。こんな凄惨な現実」

梓「これって浮気の歌なんだよ。知ってた?」

紬「そうよね。話を逸らすしかないわよね。うふふふ」

梓「うるせー!」

紬「い~ま~ひとり~、列車にのぉったの~♪」

梓「……」



おしまい
可愛い妹をいじめちゃう意地悪なお姉ちゃん

257 :名無しさん@秘密の花園 2010/05/12(水) 04:46:29 ID:edZtgCZ0


梓「ねぇ、ママ」

母「ん?どうしたの?」

梓「どうして私とお姉ちゃんは、似てないの?」


母「さ、さぁ?」

梓「……髪は綺麗だし、肌は白いし、睫毛長いし、胸も大きくて……」

梓「それに比べて…………はぁ」

母「梓だって可愛いわよ」

梓「…はいはい。もういいです」

母「……」

梓「……お姉ちゃん、早く帰ってこないかな……」



紬「ママ」

母「なに、どうしたの?」

紬「どうして私と梓は、全然似てないの?」

母「……知らないわよそんなの」

紬「…あの子、最近またどんどん可愛くなってね、心配なの」

母「へー」

紬「私はあの子と違ってちっちゃくないし可愛くないから、痴漢とかあんまりされないんだけど」

紬「あの子は……大丈夫なのかしら」


母「…姉妹でも結婚できる国なんて中々ないわよ?」

紬「へ?なにが?」


おしまい

261 :名無しさん@秘密の花園 2010/05/14(金) 20:14:28 ID:7sXhq0RO


梓「こんにちはー」

紬「こんにちは。梓ちゃん」

梓「ムギ先輩おひとりですか?」

紬「……みんな、遅いわね」



紬「……梓ちゃん、飲み物なににする?」

梓「あ、じゃあ……紅茶でお願いします」

紬「……コーヒーもあるのよ」

梓「あ、そうなんですか……」


紬「…………」

梓「…………」


梓「あ、でも、私は」

紬「コーヒーにする?」


梓「あ、いや。私は、その……」

紬「砂糖いる?ブラック?」

梓「……私、コーヒー飲めなくて」


紬「コーヒーメーカー、苦労して持ってきたのよぉ。電車乗るとき恥ずかしかったわ」ニコニコ

梓「そ、そうなんですか……あはは」


紬「……砂糖は何杯?ミルクは?いる?」ニコニコ

梓「…………。
砂糖もミルクも、たっぷりで」

紬「うふふ。了解しました♪」


おしまい
なんやかんやで梓は後輩であったとさ

262 :名無しさん@秘密の花園 2010/05/14(金) 20:23:57 ID:xj3M0L9J


ムギ「お待たせ!アイスティーしかなかったけどいいかしら?」

264 :名無しさん@秘密の花園 2010/05/14(金) 23:44:34 ID:7sXhq0RO


>>262の続き


梓「あ、……あっ!私、ホットしか飲めないんです!」

紬「へっ?」

梓「だからごめんなさい!私紅茶で!」


紬「……」

梓「……」


紬「……うそつき」


梓「えっ」

紬「そんな体質の人いません!」

梓「い、いるかもしれないじゃないですかっ!
……しれないっていうか、私がそうですから!」

紬「知らない!知ーりーまーせーん。観念してほら、お飲みなさい」

梓「ばか!ムギ先輩のばかー!」


おしまい

266 :名無しさん@秘密の花園 2010/05/15(土) 15:14:25 ID:JRuX20gI


梓「むぎ先輩、カップは何ですか?」
紬「え!?/////」
梓「大きいですよね」
紬「そ、そんなことないわ」
梓「そんなことありますよ。綺麗ですし」
紬「あ、梓ちゃんたら…」
梓「早く試してみたいな」
紬「な!?な、なにいって…////試すって、そんな…」
梓「なにって…そのカップの話なんですが」
紬「…あ、これか…なんだ」ションボリ

律「マグカップ持ってなにやってんだお前ら」

293 :名無しさん@秘密の花園 2010/05/29(土) 02:07:42 ID:ln+4rO3x


律「それでさームギ、聞いてくれよぉ――」

紬「……あはは。本当、そうね」


唯「ムギちゃ~ん、さっき廊下でねぇ――」

紬「……あら、そんなことってあるのね」


澪「ムギ、ここの歌詞なんだけどさ――」

紬「……そうね。そっちのほうが良いかも」


梓「……」

紬「……ハァ」

梓「かなり、お疲れですね…」

紬「えっ?…あ、いや。…そんなことないわ♪」

梓「……」

梓「ムギ先輩、後ろ向いてください」

紬「へっ?…………こう?」


梓「失礼します」モミモミ

紬「きゃっ!……あ、梓ちゃん?」

梓「……疲れてるの、見ててわかります」モミモミ

紬「……っ」

梓「しっかりしてるから、皆さん、つい頼りにしちゃうんですよね」

梓「もちろん…私も含めてですけど」

紬「……ありがとう」

梓「ふふ。どういたしまして」



※肩を揉んでいます


しっかりしてていつもニコニコな
ムギのちょっとした変化に、梓だけが気づいてあげれば良い

315 :名無しさん@秘密の花園 2010/06/06(日) 12:50:36 ID:jjm+6ARl


紬「凄い数のCDね」

梓「……一応、親がプロなんで」

紬「ふふ。梓ちゃんとしては、鼻が高いわね」

梓「……どうでしょうね」


梓「ムギ先輩の親御さんのお仕事は、何なんですか」

紬「……んー?」

梓「そういえば、聞いてなかったと思って」

紬「そうねぇ……」


梓「…………」

紬「あ、このCD、私も持ってるっ」

梓「……」


梓「ほんと……ずるいですね」

紬「へっ?」

梓「……私の話は聞きたがるくせに、自分の話になると、すぐはぐらかす」

紬「……」

紬「だって、私の日常なんて、別に」

梓「そんなの、ムギ先輩が勝手に決め付けることじゃないです」

梓「ムギ先輩のこと、私は、たくさん知りたいのに」

紬「じゃあ、教えてあげよっか」

梓「えっ?」


紬「……梓ちゃん?」

梓「……はい」

紬「…愛してる」チュ

梓「っ……!そ、そうやって、誤魔化そうとして…!」

紬「誤魔化そうとなんてしてないわ
あなたは……このことだけ、知っていればいいの」


おしまい
もっと広まれ紬梓

363 :名無しさん@秘密の花園 2010/06/12(土) 00:15:17 ID:BIk7y81D


梓「こ、こどもですか」

紬「そう!私と梓ちゃんのこども!どうかしら?!」

梓「・・・」

紬「ぁ、ごめんなさい。私少し無神経だったかしら・・・」

梓「いえいえ!えっと、その・・・もし、こどもができたら、ムギ先パイはこどもを愛するいいお母さんになるんだなぁと」

紬「?」

梓「ムギ先パイのこと独り占めできないんだって思ったら、なんか嫉妬しちゃいそうです・・・って私何言ってるんだろ!」

紬(ギュッ)

梓「む、ムギ先パイ!?////」

紬「もう変なこと言わない。梓ちゃん以外に気持ちがむくようなこと言わない。私が想うのはいつだって梓ちゃんだけよ」

梓「うぅ・・・ムギ先パイっ」(ギュゥウ)

366 :名無しさん@秘密の花園 2010/06/12(土) 01:59:59 ID:wYxfg+M4


梓「あ、」

梓「お姉ちゃん、冷蔵庫に西瓜がある」

紬「嘘おっしゃい」

梓「ほんとだってば」

紬「今は6月よ。八百屋に西瓜が並ぶにしちゃ早すぎるわ」

梓「でもあるんだもん」

紬「なら見せなさい」

梓「ほら」

紬「あら」

梓「…一緒に食べよ」

紬「いいけど、梓は包丁使っちゃ駄目」

梓「ぶー」

紬「座って待ってなさい」



梓「甘いねお姉ちゃん」ムシャムシャ

紬「…ちょっと。もっと綺麗に食べなさい。志村けんですか貴方は」ムシャムシャ

梓「お姉ちゃんだって汚いよ。眉毛の上に種ついてるよ」ムシャムシャ

紬「嘘おっしゃい」ムシャムシャ

梓「ほんとだってば」ムシャムシャ

紬「どうやったらそんなとこに種がつくのよ」ムシャムシャ

梓「こっちが聞きたいよ」ムシャムシャ

紬「あ、塩かけるの忘れてたわ」

梓「うげー…。なんで西瓜に塩なんてかけなきゃなんないの」ムシャムシャ

紬「これがいいんだもん」ムシャムシャ

梓「…味覚オンチ」ムシャムシャ

紬「オンチは梓でしょ」ムシャムシャ

梓「……」ムシャムシャ


おしまい
ほんとに姉妹だったら良いのに

380 :名無しさん@秘密の花園 2010/06/13(日) 18:58:43 ID:06YaFxVi


梓「やってやるです!」
紬「あらあら…うふふ」
梓「む、むぎ先輩覚悟してください///ムスタングで鍛えましたからね!」
紬「いいよ…きて」



梓「やっぱりだめでした…面目ないです」
紬「いいのよ…梓ちゃん」ムギュー
梓「…幸せです」


中野 梓 × 琴吹 紬 3

最終更新:2012年02月01日 23:19