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俺のプリン返せ!

「あーーー!!」
「冷蔵庫を開けっ放しにするな」
「俺のプリンがねぇー!!」
「ああ。昨日の夜に食べた」
「なんだよそれ!返せよ!」
「無茶を言うな。あのプリン、賞味期限が昨日だったんだよ」
「知ってたよ!」
「へえ。そうか」
「あー…俺のプリン…」
「お前のというか、買ったのは俺なんだが」
「カゴに入れたのは俺じゃん」
「ああ、そうだったな」
「なんだよもう…最後の一個だったのにさあ…」
「……で?」
「あ?」
「わざわざ賞味期限ぎれのプリンを食べるために、一週間ぶりに俺の部屋に来たのか?」
「…………一日くらい期限過ぎても、俺の胃袋には関係ねぇの」
「そうか。だったら残しておけばよかったな」
「………」
「勝手に食べて悪かったよ」
「……なんでお前が謝んだよ」
「ん?」
「そうやって先に謝られると、俺の立場がなくなるだろ!?」
「なんだ、やっぱり謝りに来たのか?」
「うっ」
「なら最初から素直にそう言えばいい。訪ねてきていきなり冷蔵庫を開けるのはどうかと思うぞ」
「うっせーよ!だいたい、俺はお前のそういうスカしたところが……」
「仲直りできるなら、俺は嬉しい」
「………だから、お前がそういう風だと俺の立場がねぇんだって」


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最終更新:2013年08月08日 06:55