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第一話~終わりと始まり~ そろそろ夏本番と言う頃の夜 風鈴が綺麗な音をだし、夜空を見上げれば星が輝いている 『最後の夜』にしてはあまりにも綺麗すぎた
第一話~終わりと始まり~ そろそろ夏本番と言う頃の夜 風鈴が綺麗な音をだし、夜空を見上げれば星が輝いている 『最後の夜』にしてはあまりにも綺麗すぎた。 今更言ってもしょうがない事だけど、あの時俺が『人間でいられる』方法はなかったのだろうか。 「オカルト部は今日の夜、霊探しに行く!」 俺が通ってる聖魔学園小等部のオカルト部の部長が言った 「・・・はい?」 聞きなおす部員達 「だから、二度も同じ事を・・・」 「いや分かるよ、でも何で急に」 そう答えたのは俺の親友の谷川龍 「いままで何の超常現象も起きないんだぞ、こうなればこっちから見つけ出しに行くしかない」 「・・・」 「とにかく、今日の夜9時に校門前で集合な」 「はーい」 すこし非日常な毎日が俺は楽しかった だけど、その願いも叶わず、この楽しい日々も一瞬で壊れるはめになる 「まったく、部長は勝手なんだよ」 そんな軽い愚痴をこぼしながら校門へ向かっていく 「遅いぞ、風見」 「すいませんでしたね」と嫌味たらしく言う 「さて、全員集合したか?」 「・・・龍がいません」 部員の一人が言う 「そんな事ないだろ、さっきまで居たぞ」 「あ、さっきトイレにって・・・校舎に入りました」 「ま、帰ってくるまで待とう」 ・・・帰ってこない 20分はたってる、流石におかしい 「心配だな、見に行こう」 何だろう、ドキドキする 心臓が張り裂けそうだ 「俺、一階のトイレと理科室見に行ってきます」 とっさに言葉に出た 「うん、でも何で理科室?」 分からない、追わず口に出てしまったんだ 俺は返事を返さず、一回のトイレへ行ってみた 「龍ー?いる?」 いないみたいだ、一応女子トイレも見たけどいない ・・・理科室! 自分でも良く分からないけど全速力で理科室に向かった 「龍!いるか!?」 いない、だけど確かに感じる 龍の気配を・・・ 「・・・龍?ふざけてるならやめろよな」 *ピシ。 「!?」

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