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2011/01/20 坂本真綾さん

中の人(以下中):2011年のα-LIFEは、みんなが大好きなあんな人、
  こんな人からのメッセージをどんどんお送りしていきます。
  2011年第一弾、石田燿子さんに続き、今日はこの人からメッセージが届いていますよ。
坂本さん(以下坂):α-LIFEをお聴きの皆さん、こんばんは。坂本真綾です。
中:これから坂本真綾さんに質問をさせていただきます。
  まずは、アルバム「You can't catch me」完成おめでとうございます。
  先週リリースを迎えて今のお気持ちは?
坂:今はですね、ほんとに「やっと」って感じもありますね。実はレコーディング自体
  1年以上かけてじっくりじっくり作ってきたので、やっと皆さんの手元に届けることが
  できたという思いと、あとは、結構今回新しい試みをいろいろしているので、
  「皆さんどんなふうに聞いてくれてるのかな」と、その反応を楽しみに待っているところです。
中:さて、ベストアルバム「everywhere」を経てリリースされた「You can't catch me」。
  ベストアルバムのあとのアルバムということで、意識した部分はありますか?
坂:ベストアルバム「everywhere」は、15年間をほんとに振り返って、
  自分の中でターニングポイントになった曲とか、代表曲と言われる曲をギュッと
  集めた30曲入りのアルバムになっていたので、もう15年分の思いというのはですね、
  思う存分そこで振り返っていたんですね。なので、今度新しいアルバムを作るとなったときに、
  「You can't catch me」に関しては、もう過去を振り返るのではなくて、
  ほんとに16年目に向かうこれからの私っていうものをすごく意識して作っていったって感じがします。
  なので、ベストを出したあとにこの「You can't catch me」という流れは、
  私の中ではすごくすっきりとしていて、ほんとに実際このアルバムが、
  「You can't catch me」があることで、私はほんとに「次はこんなコトしたい」
  「もっとこんなふうにしてみたい」という欲がですねどんどん溢れてきているので、
  これからまた楽しみだなぁと思っています。
中:この「You can't catch me」、CDを手にとったときに感じたのはCDの厚み、
  歌詞カードが写真なども多く、ボリュームがあるためだと思いますが、
  その中からお気に入りの1枚を挙げるとすると、どの写真ですか?
坂:写真は、まずは今回、バスが印象的に登場しているジャケットなんですけども、
  2階建てのバスで、「You can't catch me」というふうにペイントしてあるバスなんですが、
  撮影のためにこれちゃんと1台ペイントしていただいてですね、かなり、実際に見るとでっかくて、
  迫力があるんですよ。なのでこのバスが写ってる写真が一番好きなんですけど、
  ブックレットの最後に、夜の滑走路をそのバスが走っていく後ろ姿が載ってるんですね。
  でも私全然写ってないんですけど、その写真がかなり気に入ってて、ポスターにもなっているんですね。
  この撮影した場所が、小さな飛行場だったんで、その日は飛行機の発着がもう終わってですね、
  最後に「滑走路をバス走らせてもいいよ」と許可をいただいたんですね。一本道で撮影したかったので
  滑走路っていう発想だったんですけど、夜の滑走路はライトがバッと点いて、
  この滑走路を走るバスっていうのは相当格好いい画になりました。
  まぁ、私は写ってないんですが、これが一番お気に入りの写真です。
中:このアルバム「You can't catch me」には、菅野よう子さん、キリンジの堀込高樹さん、
  冨田恵一さん、末光篤さん、ミトさんなど、挙げきれないほどたくさんの一流アーティストを迎え、
  作られていますが、レコーディングの時のエピソードなど、製作過程はどんな様子でしたか?
坂:もうホントにそれぞれ活躍されている方々なので、1回1回レコーディングの仕方も違いますし、
  ほんとにいい刺激をいただきましたね。
  菅野よう子さんという方は、私のデビュー曲からずっとお付き合いのある方なので、
  一番、何というんでしょう、お互いの呼吸が何も言わなくても通じるっていう部分もありますし、
  また、憧れだった堀込高樹さん、キリンジの方、また冨田恵一さんとのコラボっていうのは、
  初めてお会いするとき一番緊張した方でもあるんですが、ふたりとも想像以上にめちゃくちゃ気さくな方で、
  いい意味で意外だったっていうのもありますし、あとは、そうですね・・・鈴木祥子さんのお誕生日の当日に、
  祥子さんのお誕生日の日にレコーディングがあったので、みんなでお祝いしたり、
  それぞれに楽しい思い出ができました。
中:収録曲「手紙」が、今年5月公開の映画「キミとボク」の主題歌に決まっていますが、
  人気Webアニメの映画版の主題歌と、「ボク」の声を担当することが決まったときのお気持ちは?
坂:「ボク」の声はですね、ネコの役なんですけれども、原作者さんの実際にあったエピソードが
  基になっているエピソードなんですね。なので、原作者さんにとっては昔飼っていたネコの役を
  やらせていただくということになるので、すごい重大な任務を仰せつかってしまったという
  プレッシャーがありました。実際収録している時も、私がネコの気持ちになって、
  飼い主さんに向かってセリフを言うとですね、当時のことを思い出して原作者さんがすごい泣いてるんですね。
  なのでその姿を見ながら演じるのは、いろんな気持ち、切ない気持ち、それからちゃんと演じなくては
  というような気持ちで、すごく、ひと言ひと言大事に演じさせていただきました。
中:少し話は変わりますが、最近真綾さんがハマっていること、気になっていることを教えてください。
坂:最近ハマっていることは、そうですねぇ・・・錦松梅ですね(笑)なぜって言われても困るんですけど、
  あんまり食べたことがなかったんですよ。CMとかでよく見るなっていうぐらいで。
  錦松梅食べてみたいなって急に思ってですね、デパートの地下で一人用の袋入りの500円ぐらいのヤツを買って、
  ご飯に乗せて食べて、「うまいっ!」と思ってですね、最近なんでも錦松梅でご飯を食べてます。
中:少し遅くなりましたが、2011年の抱負は?
坂:2011年、まだまだツアーもありますし、駆け抜けるぞって感じの2011年ですね。
  去年も駆け抜けたんですけど、その調子で今年も駆け抜けちゃおうみたいな、
  勢いのある年になるといいなと思います。
中:最後に、新潟の真綾さんファンにメッセージをお願いします。
坂:新潟の皆さん、ほんとに私のアルバムをぜひぜひ聞いてみてください。
  これまで私のことを知らなかったという方にも、もしかしたらそういう方にこそ、
  今回このアルバムをきっかけにしていただけるとほんとにうれしいなと思います。
中:ありがとうございました。
坂:それでは最後に、アルバム「You can't catch me」から、「秘密」と、
  そして先ほど話が出ました劇場映画「キミとボク」主題歌になります「手紙」
  2曲続けてお聴きください。
  α-LIFE 坂本真綾でした。
中(曲後):今日は、坂本真綾さんからのメッセージをお届けしました。
  (以下、プレゼントのお知らせ)
最終更新:2011年02月20日 14:46
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