魔法少女リリカルなのはViVid第3話

笑顔で再会 懐かしい友達――

聖王教会本部 13:45

ウェンディ「いよーっス。オットー、ディード」
ディエチ「久し振り」
ディード「ウェンディ姉様、ディエチ姉様」
オットー「二人ともごぶさた」
ディード「他の皆さんは?」
ディエチ「チンク姉は騎士カリムとシスターシャッハんとこ。なんかお話だって」
     「ヴィヴィオとノーヴェはイクスのお見舞い」
ウェンディ「イクス元気っスか?」
オットー「健康状態には異常なし。静かにお休みだよ」
ディード「陛下やスバルさんもよくお見舞いに来て下さいますし。きっと楽しい夢を見ておいでなのかと」
ヴィヴィオ「ごきげんようイクス。――お加減良さそうだね?」

なかよしトリオ 夏モード☆
Memory;03☆「ストライクアーツ」

同時刻 教会内 カリム・グラシア執務室

カリム「お話って言うのは……例の傷害事件のことよね?」
チンク「ええ、我ながら要らぬ心配かとは思ったのですが。
     件の格闘戦技の実力者を狙う襲撃犯。彼女が自称している『覇王』イングヴァルトと言えば――」
カリム「ベルカ戦乱期…諸王時代の王の名ですね」
チンク「はい」
   「時代は異なりますがこちらで保護されているイクスヴェリア陛下やヴィヴィオの母体(オリジナル)である
    『最後のゆりかごの聖王』オリヴィエ聖王女殿下とも無縁ではありません」
カリム「ヴィヴィオやイクスに危険が及ぶ可能性が?」
チンク「無くないかと」
   「聖王家のオリヴィエ聖王女。シュトゥラの覇王イングヴァルト。ガレアの冥王イクスヴェリア。
    いずれも優れた『王』達でしたから――ああ、もちろん。かつての王達と今の二人は別人ではあるのですが」
カリム「ええ、それを理解しない者もいるということですよね」
シャッハ「とはいえ『覇王イングヴァルト』は物語にも現れる英傑です。単なる喧嘩好きが気分で名乗っている可能性も大きいですよ」
チンク「――ですね」
カリム「でも犯人が捕まるまでイクスの警戒は強化するわ。セインについてもらいましょう
     ヴィヴィオについては……」
チンク「それはこちらで。私と妹たちがそれとなく」
ヴィヴィオ「みんなごきげんよう~♪」
オットー「ああこれは陛下…とノーヴェ」
ディード「陛下、イクスのお見舞いはもう?」
ヴィヴィオ「うんディード。いっぱい話したよ」
ノーヴェ「あたしらはもう戻るけどおまえらは?」
ウェンディ「あーあたしも」
ディエチ「私はもう少し」
オットー「陛下よろしければこれを。自信作のビスケットです」
ヴィヴィオ「わ♪ありがとオットー♪」
セイン「んじゃ、あたしは3人を送ってくるなー。その間はサボれる」
ノーヴェ「しかしいいのかヴィヴィオ。双子からの陛下呼ばわりは」
ヴィヴィオ「え?」
ノーヴェ「前は「もーっ陛下って言うのは禁止――っ」……とか言ってたろ」
ヴィヴィオ「あー」
      「まあ、もう慣れちゃったし。あれも二人なりの敬意と好意の表現だと思うし」
ノーヴぇ「あいつらなんかズレてっからなあ」
セイン「この後はいつものアレか。ん?ウェンディもやるんだっけ?」
ウェンディ「ま、二人にお付き合いっス」

ミッドチルダ 中央市街地

リオ「あ!」
ヴィヴィオ「リオ!コロナ!おまたせー!」
コロナ「こんにちわー」
ヴィヴィオ「リオは二人と初対面だよね?」
リオ「うん」
リオ「はじめまして!去年の学期末にヴィヴィオさんとお友達になりました。リオ・ウェズリーです!」
ノーヴェ「ああノーヴェ・ナカジマと」
ウェンディ「その妹のウェンディっス♪」
コロナ「ウェンディさんはヴィヴィオのお友達で、ノーヴェさんは私たちの先生!」
ウェンディ「友だちー♪」
ノーヴェ「はなせって!」
ウェンディ「よ、お師匠様!」
ノーヴェ「コロナ。先生じゃないっつーの!」
コロナ「先生だよねー?」
ヴィヴィオ「教えてもらってるもん」
リオ「先生って伺っています!」
ウェンディ「ほら(ハートマーク)」
ノーヴェ「うっせ」

中央第4区 公民館
ストライクアーツ練習場(トレーニングスペース)

リオ「でも、やっぱ以外~!ヴィヴィオもコロナも文系のイメージだったんだけどなぁ」
   「初めて会ったのも無限書庫だったし」
ヴィヴィオ「文系だけどこっちも好きなの」
コロナ「私は全然、初心者(エクササイズ)レベルだしね」
リオ「ほんとー?」
ノーヴぇ「さあ、いくぞー」
ヴィヴィオ・コロナ・リオ「はーいっ!」

ウェンディ「へ――!なかなかいっちょまえっスねぇ」
ノーヴェ「だろ?」

ストライクアーツはミッドチルダで最も競技人口の多い格闘技であり
広義では「打撃による徒手格闘技術」の総称でもある

リオ「でもヴィヴィオ、勉強も運動もなんでもできてすごいよねぇー」
ヴィヴィオ「ぜーんぜん!まだなんにもできないよ。自分が何をしたいのか。何ができるのかもよく分からないし。
       だから今はいろいろやってみてるの」
リオ「そっか」
ヴィヴィオ「リオとコロナといろんな事いっしょにできたら嬉しいな」
リオ「いいね!一緒にやっていこう!」
ノーヴェ「さてヴィヴィオ、ぼちぼちやっか?」
ヴィヴィオ「うん!」
      「さー出番だよクリス!服はトレーニングモードでね」
      「セイクリッドハート!セットアップ!」
ノーヴェ「すみません。ここ使わせてもらいまーす」
ヴィヴィオ「失礼しまーす」
リオ「なんか二人とも注目されてない?」
コロナ「二人の組手凄いからねー。リオもちょっとびっくりするよ」

ヴィヴィオ「いくよノーヴェ」
ノーヴェ「おうよ!」
ウェンディ「二人ともやるもんっスなぁ」
コロナ「はい」

ヴィヴィオ「今日も楽しかったねー」
リオ「てゆーか、びっくりの連続だよー」
ノーヴェ「悪ィ、チビ達送ってってやってくれるか?」
ウェンディ「あ、了解っス。なんかご用事?」
ノーヴェ「いや救助隊。装備調整だって」「じゃ、またな」
ヴィヴィオ・コロナ・リオ「おつかれさまでしたー!」

ヴィヴィオ「ただいまー」
なのは「おかえりーヴィヴィオ」
ヴィヴィオ「ママ、これからお風呂?」
なのは「うん。今フェイトママが入っているからその後にね。これはフェイトママのパジャマ」
ヴィヴィオ「ホント!?それじゃあ……」

シャーリー『フェイトさん、今日も会議と臨検お疲れ様でした。明日も早朝からで申し訳ないんですが』
フェイト「ん、大丈夫」
シャーリー『いつものところでお迎えにあがりますので』
フェイト「お願いね、シャーリー」
ヴィヴィオ「フェイトママ~♪一緒に入っていいー?」
フェイト「いいよーいらっしゃーい」
ヴィヴィオ「それじゃあ~……」
ヴィヴィオ・なのは「おじゃましまーす」

フェイト「な……なのはもッ!?」
なのは「ヴィヴィオが一緒がいいって」
ヴィヴィオ「フェイトママ、明日も早いんでしょ?一緒にいられる間は一緒にいようよー」
フェイト「――うん、そうだね」
ヴィヴィオ「(ハートマーク)」
なのは「フェイトちゃん、久しぶりに髪の毛洗ってあげようか?」
ヴィヴィオ「あー!わたしもー!」

ヴィヴィオ「それでクリス、みんなに大人気(ハートマーク)かわいいって!」
フェイト「ほんと?みんなクリスの正式名称(セイクリッドハート)については何か言ってた?」
ヴィヴィオ「やっぱりねーとか、いい名前だねって」
なのは「なーに、二人でナイショ話!」
ヴィヴィオ「やーん」
      「あ…そういえばノーヴェ達が今度ママたちにお礼したいって、こないだ本局を案内してもらったお礼だって」
なのは「なんだそんなこと。気にしないでって言っといて。でもほんと、ノーヴェ達もまっすぐ育ってくれてるよね」
フェイト「うん……ほんと」

イングヴァルト「ストライクアーツ有段者、ノーヴェ・ナカジマさんとお見受けします。
         あなたにいくつか伺いたい事と確かめさせていただきたい事が」

激突!天に覇王!!地にノーヴェ!!!

高町ヴィヴィオ
St.ヒルデ魔法学院初等科4年生の女の子。その正体は、かつて世界を統治したという「聖王」のクローン体。
スカリエッティに道具として利用された過去をもつが、今は二人のママに見守られて元気に育っている。

ヴィヴィオ変身後
ヴィヴィオが専用の魔導デバイス、「セイクリッド・ハート」を起動させて変身した姿。
かつてなのはを苦しめた「聖王モード」と似た格好だが、これは魔法の使用や武術の練習をしやすくするための変身である。

アインハルト・ストラトス
St.ヒルデ魔法学院中等部の生徒。ヴィヴィオと同じ、瞳の虹彩異色がみられる。
本編にはいまだ未登場の謎多き少女だが、ヴィヴィオとの出会いはいつ訪れるのか……?

コロナ・ティミル
立ち振る舞いがとっても優雅な、礼儀正しいお嬢様。ヴィヴィオとは一年のころからの親友で、
リオともすぐに打ち解け、なかよしトリオを結成した。キャンディ型の髪留めがお気に入りのアイテム。

リオ・ウェズリー
明るくてノリのいいヴィヴィオのクラスメイト。4年生になる少し前に知り合ったばかりなのに、
ヴィヴィオやコロナとはすでに大親友。身体を動かすのが大好きな元気娘。自分用のインテリ型デバイスをもつ。

高町なのは
かつて「空のエース」と呼ばれた時空管理局の教導官。9歳のときに魔導デバイス「レイジングハート」と出会って以来、
数々の事件を乗り越えて成長してきた。今はヴィヴィオの母親として、静かな毎日を送る。

フェイト・T・ハラオウン
時空管理局の執務官。ケタ違いのスピードを生かした近接戦を得意とする。
自らの生まれもあって不幸な境遇の子供に思いやりが深く、
エリオやキャロの保護責任者や、ヴィヴィオの後見人を務めている。

八神はやて
時空管理局の特別捜査官。魔導師としての能力はなのはやフェイトを上回る。少女時代になのは達に救われて以来、
機動6課の設立など、多くの人を救うために自分の力を生かそうと尽力し続けてきた。

ヴィータ
「鉄槌の騎士」の異名をもつ、はやての守護騎士のひとり。ぶっきらぼうな性格だが根は素直で、
機動6課では戦闘教官も務めた。ハンマー状のデバイス「グラーフアイゼン」による超破壊力の攻撃魔法が得意。

シグナム
まじめで思いやりのある守護騎士たちのリーダー。フェイトとは互いに実力を認め合う友人で、機動6課時代は副官として彼女を支えた。
愛剣「レヴァンティン」を駆使しての近接戦闘では、敵なしの強さを誇る。

ティアナ・ランスター
訓練校時代からのスバルの親友。執務官を一途にめざす、負けず嫌いのしっかり者。
幻術魔法と銃型デバイスを生かした中距離戦を得意とする魔導師で、長年続けてきたスバルとのコンビワークは一級品。

スバル・ナカジマ
ローラーブーツとナックルを駆使した格闘技法で戦う陸戦魔導師。幼いころに命を救ってくれたなのはの姿に憧れ、
機動6課時代には彼女から勇気の意味を学ぶ。ボーイッシュな外見に反してふだんは内気な性格。

キャロ・ル・ルシエ
龍を召喚し使役する能力を持つ魔導師。少数民族の生まれで。集落を離れてしまい各地を転々としていたところをフェイトに保護された。
現在はパートナーであるエリオとともに自然保護隊員をしている。

エリオ・モンディアル
槍型デバイス「ストラーダ」を操る優しい少年期氏。不遇の少年時代を送り、荒みきっていたところをフェイトに救われ、
彼女のことを本当の親のように慕っている。現在は辺境で自然保護隊員として活躍中。

チンク・ナカジマ
ナカジマ家の次女で、本ナンバーズの「5」。潜入任務と破壊工作を得意とする。昔の戦いで右目を負傷したため、
黒い眼帯をつけている。面倒見のいい性格で、今は次女として奔放な妹たちをまとめている。

ディエチ・ナカジマ
ナカジマ家の3女で、元ナンバーズの「10」。ナンバーズ時代は主に狙撃・砲撃による後方支援を担当。
従順に任務をこなしながらも、スカリエッティのやり方には疑問をもっていた。

ノーヴェ・ナカジマ
元ナンバーズの「9」。短気で直情的な性格。見た目や戦い方がスバルとうり二つ。ナカジマ家の5女となった今は、
アルバイトをしながら訓練校などで格闘技を学んでいる。ヴィヴィオとも仲良し。

ウェンディ・ナカジマ
ナカジマ家の末っ子で元ナンバーズの「11」。元気で甘えんぼう。多種な機能を持つ巨大な楯「ライディングボード」を駆使して、
ノーヴェとともに前線任務を担当していた。語尾に「ッス」とつくのが特徴。

魔法少女たちの熱きバトルアクションや、緻密に設定された壮大な世界観で多くのファンをつかんできた
大人気シリーズ「魔法少女リリカルなのは」。本誌でも最新シリーズとなる「魔法少女リリカルなのはVivid」
が好評連載中の本作だが、今回はそんな作品の魅力がたっぷり詰まった、表も裏も楽しめる
ヒロインコレクションポスターをみんなにお届けだ!
第1期で激しい対決を経て、真の友情を築いたなのはとフェイト。
第2期で悲しい事件を乗り越え、本当の絆を確かめ合ったはやてと騎士たち。
第3期でなのはを継ぐ新たな世代として成長してきたスバルたち。
そしてなのはとフェイトの娘である新たな主人公ヴィヴィオ……。
そんな歴代の魔法少女たちの魅力をしっかり再確認してくれ!

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最終更新:2009年11月14日 21:30
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