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BUG HUNT - (2007/03/17 (土) 02:47:20) のソース

&font(b){M I S S I O N 1 3}

&SIZE(26){&font(b){BUG HUNT}}

&SIZE(16){&font(b){「ナノバイト暴走」}}
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作戦場所 : CHOPINBURG
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:&size(23){ミッション開始前}|

***ERICH RENA [俺の覚悟を聞いてくれ]フ
|  エリック| 両企業で拡大しつづける紛争のせいで、|
|| USEAってもの自体が危ないらしいって|
|| ニュースで言ってた。|
|| パークのヤツ、UPEOどころか|
|| 国が消えたらどうする気なんだろうな。|
|| それでも俺は、|
|| 最後まで見届けるつもりだ。|
|| そして、一体誰が、何の為に、|
|| こんな事を始めたのか、知る。|
|| それが、自分にとって現時点で|
|| SARFの持つ意味だと思う……。|
|  レナ| 最近の命令って、|
|| 治安の維持としては変じゃない?|
|| こんな状況でそれって絶対おかしい。|
|| 近いうちに必ず何かあるはず。|
|| あの男……パーク司令には|
|| 気をつけたほうがいい。|


*ブリーフィング
|  ニューコムのナノ・テクノロジー研究所で|
|  緊急事態発生!|
|  建設作業用に大量配備されていた|
|  実験中のナノバイトが|
|  原因不明の暴走を起こした。|
|  現在も増殖を続けており、非常に危険な状態だ。|
|  ただちに対処しなければならないが、|
|  目標のナノバイトは微小で目視する事が出来ない。|
|  レーダーで探知し、|
|  ナノバイト中和剤ANBを投下――駆除せよ。|


:&size(23){ミッション開始}|

|  ERICH| ナノバイトの位置を送る。|
|| ポイントに向かって|
|| ANBを撃ち込め!|
|    &color(orange){ERADICATE VIRUS}|

**地形に機体が接触
|  ERICH| あちゃー、なーにやってんの。|


*ターゲット全滅
**デモムービー
|  (レナが飛行しているだけ)|
**ムービー
|  ERICH| レナ! やめろ! 接近しすぎだ!|
|  RENA| 心が……!|
|| 来ないでっ!|
**デモムービー
|  RENA| 頭が……! や、やめてぇっ!|
|  ERICH| レナがナノバイトに侵食されて危険だ!|
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|  ERICH| 早く、彼女の機体にANBを!|
|    &color(red){UPDATE TARGET}|
| ※二次目標出現|


*二次目標出現から4分以内にレナにANBを打ち込めない
**デモムービー
|  RENA| わ……わたしの、身体。|
|  ERICH| レナっ! レナーっ!|
|  (レナがナノバイトの群れに突っ込んで爆発)|
| ※ミッション失敗|


*レナにANBを打ち込む
|    &color(red){MISSION ACCOMPLISHED}|
|  RENA| あ……ありがとう。|


*デブリーフィング
|  ニューコムのナノバイトの暴走は|
|  諸君の活躍により食い止める事ができた。|


:&size(23){ミッション終了後}|

***RENA[今日も、助けられたね。]メ
|  レナ| いつもいつも、|
|| 何かあるとあなたに助けられて。|
|| 今度も、あのままナノバイトに|
|| 機体をやられたら、|
|| きっと心が機械になる痛みに|
|| 耐えられなかったと思う。|
|| でも、子供の頃……|
|| 私、機械になりたかった。|
|| どんな病気も──|
|| 死でさえ、修理してしまえる、|
|| そんな体になりたかった。|


*ムービー
|  RENA| わたしは、生まれた時から|
|| 一度も太陽の光を浴びた事がない……。|
|| そんな病気は、まだほんの子供だったのわたしに、|
|| 生きる意味を失わせるには十分だった。|
|| 近所の公園へ出るのに、まるで宇宙旅行にでも|
|| 出かけるような姿にならなければならなかった。|
|| やがて、外の世界から隔離されたように、|
|| 自分自身によって心まで閉ざしてしまうまで|
|| そう長い時間はかからなかった。|
|| ──そんな時、あの人に出会った。|
|| 電脳空間(エレクトロスフィア)の持つ力とその可能性を教えてくれた……。|
|| その出会い──。わたしを普通の人間として|
|| 扱ってくれた最初の人の事を、|
|| わたしは、心から信じていた。|
|| 身体こそ触れ合うことは出来ないけれど、|
|| だからこそ、心は電脳空間(スフィア)の向こうで|
|| 誰よりも分かり合っているつもりだった。|
|| あの人のためだったら、何でもできた。|
|| いつ滅んでもいいと思っていた肉体なんて、|
|| どうなってもよかった。|
|| たったそれだけの事で、|
|| 彼が持っていた翼をわたしも手に出来るのなら、|
|| でも、それは間違っていた。|
|| わたしが始まりだと思っていた時こそ、|
|| あの人にとっては終わりの時だった。|
|| あの男、ディジョンが手にしたかったのは、|
|| ──わたしなんかじゃなかった。|
|| こんなにも弱いからこそ被験者となり得た、|
|| わたしの身体だけ。|
|| また、わたしは、わたし自身の身体に裏切られ、|
|| その時、心に決めていたの。|
|| 人間としての心まで捨てて手に入れたこの翼だけは、|
|| 絶対に離さないって──。|

***RENA[私……強くなる。]メ
|  レナ| だけど……ね。|
|| わたし、少しわかった。|
|| 今までずっとわたしにとって翼が、|
|| 心のすべてだと思っていたんだ。|
|| でも、それは違うよね。|
|| わたしが人間でいる限り|
|| 心はちゃんとここにあるって。|
|| だから……これからわたし、|
|| 少し強くなろうと思う。|
|| 翼がなくても空は飛べるってね。|
|| 今日は、聞いてくれて……|
|| ありがとう。|

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