| COMMUNICATION INTERRUPDATED! |
| Receiving emargency broadcast ... |
| アナウンサー | 全ての配信コマンドを通じて |
| ニュース速報をお伝えします。 | |
| UPEOの代表議員で、 | |
| 先のゼネラルリソースとニューコムによる | |
| フェイス・パーク紛争でも、 | |
| 両社の代表を平和的な解決のテーブルに | |
| 座らせた功労者として知られる、 | |
| ガブリエル・W・クラークソン代表を乗せた | |
| UPEO専用機の墜落が | |
| つい先程、確認された模様です。 | |
| 現場は、ランバート地区付近の山中で、 | |
| 半径5キロに渡って専用機のものと | |
| 見られる残骸が散乱しています。 | |
| 乗員乗客の安否については、 | |
| 機体の損傷度から見ても | |
| 絶望的な見通しです。 | |
| 現場では、地元警察とUPEOが協力し、 | |
| 現場付近での捜索活動を続けています。 | |
| 同機は、今日午後1時、 | |
| UPEO本部のあるニューアーク空港から | |
| クラークソン代表を乗せ離陸、 | |
| メリトン地域緊張緩和協議会が開催される | |
| ケイプ・レイニー空港に向かう途中でした。 | |
| 墜落の原因について、UPEOでは、 | |
| 同機のフライト・レコーダーが | |
| 回収されるのを待ち究明を急ぎたいとの事。 | |
| 特別専用機の墜落というショッキングな | |
| ニュースについて、 | |
| 同機の整備と警備を担当していた | |
| UPEO治安維持部隊のパーク司令は、 | |
| 「まだ信じられない。これから自分も現地に | |
| 向かい、代表の捜索指揮をとるつもりだ。 | |
| 墜落の原因についても | |
| 一刻も早く究明したい」 | |
| とのコメントを発表、 | |
| あまりに突然の出来事に | |
| 困惑の表情を隠しきれない様子でした。 |
| ディジョン | 前回の事件によって、我々の意志は |
| UPEOに限らずニューコムにも | |
| 確かに届いたようだ。 | |
| 彼らは、最新の高々度攻撃機を使った | |
| 戦闘に打って出た。 | |
| しかも、我々の持つこれまでの | |
| エアロコフィンが、自力でその高度まで | |
| 到達出来ない事もすでに確認済みだ。 | |
| そこでキミには、今回の作戦用に | |
| 特殊機体を緊急に用意した。 | |
| 高々度までロケットを使って打ち上げられ、 | |
| 成層圏ギリギリから降下し、 | |
| 自分たちのテクノロジーに頼り | |
| 油断している彼らを上から叩いてほしい。 | |
| 私は基地を護衛…… | |
| キースは下から彼らを襲撃し、 | |
| 挟み撃ちにするつもりだ。 | |
| これは、確かにかつてないタイプの | |
| 作戦ではある。 | |
| しかし、テクノロジーを売り物にする | |
| ニューコムを本気で相手にする以上、 | |
| これからはゼネラルでの常識など通用しない | |
| 場面も増えるだろう。 | |
| それは、越えねばならない壁だ。 | |
| キミには、その力があると信じている。 |
| キース | それにしてもあきれた話だ。 |
| 科学バカ連中も無茶するが、 | |
| こっちも相当の無茶を考えたもんだな。 | |
| ──俺たちゃ | |
| アストロノーツじゃないって事だよ。 | |
| ま、下からの攻撃は俺に任せて | |
| 打ち上げ花火に乗ってくれ。 | |
| それじゃ……任せた。 |
| 先の作戦に対し |
| ニューコムが報復攻撃を展開してきた。 |
| 既に先発隊が迎撃に向かったが、 |
| 敵の高々度攻撃機を相手に苦戦を強いられている。 |
| そこで、増援部隊として |
| 新たに用意した特殊機体で出撃、 |
| この高々度攻撃機を撃墜してもらいたい。 |
| GRDF | RF-12A2、射出準備クリア。 |
| 射出! | |
| 高度(フライトレベル)50……高度100……高度150…… | |
| 高度200……高度250……高度300。 | |
| ブースター分離……高度350……機体安定確認。 | |
| 迎撃態勢を取れ! | |
| KEITH | 凧の乗り心地はどうだ? |
| DISION | 上空(ウエ)からの眺めは、さぞかし爽快だろう! |
| ENTERING STRATOSPHERE |
| COMMANDER | 高々度攻撃機から子機が発射された。 |
| これらに十分注意し、迎撃態勢を取れ。 |
| KEITH | ちっ、上をとられた! |
| まずったかっ。 |
| KEITH | すまんっ、フォロー頼む! |
| DISION | いや、駄目だ。自力で何とか逃げ切れ、キース。 |
| 作戦は、あの上空(ウエ)の奴を墜とす事を優先する。 | |
| KEITH | んっ、わかったよ。 |
| いや、墜ちる! |
| UPDATE TARGET |
| ※ターゲット追加(R311) |
| KEITH | くそっ、墜ちるかよっ……この俺がっ! |
| KEITH | 誰か、頼む……後ろの! |
| うおぉぉぉっ。 |
| DISION | キースっ! ブラック・アウトか?! |
| MISSION ACCOMPLISHED |
| KEITH | ふ……フッフフフハハっ! |
| どうやら自力で生き残らせてもらったようだな。 | |
| みんな、すまなかった。 | |
| DISION | らしくないセリフだな、キース。 |
| これより帰還する。 |
| MISSION OVER |
| KEITH | くっ……もう大丈夫だ。 |
| すまなかった。 | |
| オマエに大きな借りが一つ、出来ちまったな。 | |
| DISION | これより帰還する。 |
| キース……らしくもないな。 | |
| KEITH | 悪かったな。 |
| では、着陸する。 |
| LANDING |
| ニューコムの迎撃に成功した。 |
| 素早い作戦の遂行を評価する。 |
| 辛うじてニューコムの侵攻を食い止める事が出来た。 |
| ディジョン | 今回は本当にご苦労だった。 |
| キースの一件だがな…… | |
| あれは良い判断だった。 | |
| ヤツもあれぐらいで | |
| 死ぬような腕ではないしな。 | |
| それにしても最近のキミには驚かされる。 | |
| ブラックバードにしても、 | |
| よくぞ乗りこなした。 | |
| これからも、私の右腕として | |
| 存分にその力を見せてくれ。 | |
| ──期待している。 | |
| では。 |
| キース | いや……すまなかった。 |
| 今回は完全に俺の油断だった。 | |
| 確かにディジョンのヤツが言うとおり、 | |
| らしくもない。 | |
| ──失態だ。 | |
| この借りは必ずどこかで返す。 | |
| それまで、オマエには死んでほしくない。 | |
| 俺より絶対に長生きさせてやるからな。 | |
| それだけは覚えていてくれ。 | |
| じゃあ……今度、またこっちから連絡する。 |
| ディジョン | キミには…… |
| ここで明確にしておきたい事がある。 | |
| ──確かに、 | |
| キミの仲間を想う気持ちには、感銘した。 | |
| しかし……今回のような、奴の失態は、 | |
| キース自身で解決すべき問題だろう。 | |
| キミには、あの時、キミにしか出来ない | |
| 任務があったはずだ。 | |
| 情に流されるのもよいが、 | |
| 今の私は、キミに対して | |
| 疑問を感じざるを得ない。 | |
| 我々は、仲間の情などというモノですら | |
| 捨てねばならない現状がある。 | |
| それをしっかりと胸に刻んでから、 | |
| 次の任務に就いてくれ。 |
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