発生年月日 |
1976/10/6 |
発生地 |
バルバドス・ブリッジタウン沖 |
機体 |
DC-8-43 |
機体記号 |
CU-T1201 |
乗員乗客数 |
73(うち乗員25名) |
死亡者数 |
73(全員) |
事案 |
爆破・墜落 |
原因 |
テロ |
バルバドスのシーウェル空港を発って11分、455便はジャマイカ・キングストンに向かう途中で突如洗面所から爆発した。
機長は異常発生をシーウェル管制へ伝えた。
管制は空港へ戻るかと問い、455便もそれに応じた。
しかしここで再び爆発が起きてしまった。そして旋回しつつ海岸から離れていき、ついにブリッジタウン沖16キロの地点に墜落したのである。生存者はいなかった。
爆発の原因はCORUという反カスロト集団による爆破テロである。
これはバルバドスで降りた2人のベネズエラ人、フレディ・ルーゴとエルナン・ロザノが自白したことで分かった。彼らは偽名を用いて、洗面所と客室の中央部に爆弾を仕掛け、バルバドスで降りたのであった。
曰く、彼らの頭領はCIA工作員のルイス・ポサダ・カリレスという男だった。
ポサダと、共犯のオーランド・ボッシュが逮捕された。
計4名はベネズエラで裁判が行われた。しかし、なぜか証拠不十分で無罪となった。
というのも、この裁判は軍事法廷で行われたのであるが、4名は形式上軍人ではなかったため裁くことができなかったのだ。
その後、ベネズエラの民事裁判所へ再び起訴された。ルーゴとロザノは有罪判決(ただし初版だったため可能な限り軽くなっていた)、ボッシュは証拠不十分で無罪、ポサダは判決の前夜に逃亡した。
ボッシュの無罪判決に納得のいかなかった裁判官が上告しようとしたものの、ベネズエラ政府からそれを拒否され実現はしなかった。
なお最終的にポサダが有罪であることが、CIAとFBIの公文書で判明している。
1998年、カストロが訪れたバルバドスの西海岸で、事件の慰霊碑の除幕式がしめやかに行われた。
関係資料(スペイン語・画像クリックで飛べます)
最終更新:2020年11月23日 00:00