発生年月日 |
1987/1/3 |
発生地 |
コートジボワール・アクレ |
機体 |
ボーイング707 |
機体記号 |
PP-VJK |
乗員乗客数 |
51人(乗員12) |
死亡者数 |
50(乗員12) |
事案 |
墜落 |
原因 |
クルーの不適切な判断(パイロットエラー) |
797便はコートジボワールのアビジャンからブラジルのリオへ向かっていた。
離陸して20分後、第1エンジンの火災警報が鳴り、エンジンメンテナンスのため急遽アビジャンへ引き返すことになった。この際、燃料の温度が高くなりすぎるのを防ぐために第1エンジンを停止させた。
特に問題は起きず、アビジャンの最も着陸のしやすい滑走路のコースに入った。視界は良好であり着陸するにはもってこいの滑走路だったのだが、クルーはこの滑走路に着陸することを拒んだ。
というのも、この滑走路にはILSがなかったのだ。ILSによるより精度の高い着陸を試み、機長は管制に、ILSのある別の滑走路を使用することを要求し、許可された。だが着陸するには、より長い飛距離に270度超の旋回が必要だった。
フラップとギアを展開しないまま旋回した。機長は旋回後に着陸態勢を整えようとしていた。
異常旋回により対気速度が低下し、失速に陥った。コックピットでは失速警報とバンク角警報が鳴った。また機長はこの時、空間識失調になってしまった。
機体は左部に90度傾き、ゴム農園に墜落した。
生存者は、乗客のコートジボワールの教授1人であった。
コックピットボイスレコーダーでは、副機長の「墜落する!」の直後に衝撃音が走ったという。
最終更新:2020年11月23日 00:03