【実はこんなことが】呟き舞台裏【ありました】 791-841

2016年
12月24日
15:58

791: 熱湯カルピス

―ブリーフィングルーム―
司令官「今回君達が行くのは月だ。ここに潜伏している謎の組織の調査しレポートを作る事、それとエーテル粒子の回収だ。」
司令官「他の勢力が量の少ないエーテル粒子がいきなり大量に現れたここを見逃すわけがない。どういう目的であれいくつかの勢力は月への行動を行う筈だ、君達にはいち早く成果を上げてもらいたいのだよ。」

―月面基地通路―
AFE.0005.12.30.10:35

ババババババ
パァンパァン
エスカD「グギィッ!」ドサッ
ジェイ「Jエリア制圧完了…」
ラーザ「HQ、こちらデルタ02、ムーンJエリア制圧完了、指示を。」
司令室「HQ了解。デルタ、近くに下層部への入口がある。本拠地へ侵入せよ。」
ラーザ「デルタ02了解。全員で本拠地へ侵入を開始する。隊長。」
ジェイ「あぁ。」
ファント「隊長、恐らくここが下層部への入り口のエレベーターです。」
ジェイ「…どうやらその様だな。突入するぞ、俺が先行する、後に続け。」
ジェイは扉をこじ開け一気に飛び降りる。
メタトギアの恩恵でこの程度の高さは大した傷にもならない。
ジェイが飛び降りるのを見た他のデルタ隊員達も次々に飛び降りていく。

数キロ程落ちるとエレベーターのケージの天井部分に着地する。
他の隊員達が全員無事に着地したのしたのを確認すると
もってきたツールでケージに穴を開けて一人ずつ慎重に中へ入って行く。

エレベーターを出た先には見た事もないテクノロジーで出来た世界が広がっていた。
ジェイ「HQ、こちらデルタ01。下層部へ到着、周辺の安全確保のため探索を行う。」
司令室「HQ了解、そこへはサーチが行えないため目視で索敵せよ。」

4人は周囲を警戒しながら慎重な足取りでエーテル採取のための安全な地点の探索を開始した。

【INFO】4人構成。全員ライダー

2016年
12月24日
18:31

792: レヴィドラン

~月面基地地下 通路~

そんなライダー達の行動を遠くから見ている存在と人がいた。
一体はエストダーカーの変異種であるストラースだ。

ストラース「・・・・・」
面倒な事になった・・・まだ状況が完全に把握できた訳でもないと言うのに侵入者が来るとは・・・

どうしたものかと考えているストラース
その肩に座る女性はにこやかな表情ではあるが彼女から感じるオーラは只者ではなかった。それはファレグという女性である。
ちゃっかりストラースのいう事も分かってたりする

ファレグ「私達がいた世界とは違う人のようですわね」
ストラース「■■■・・・」
ファレグ「たしかにこの世界では私達の力やエーテルが何処まで通用するか分かりませんから・・・どうですか?折角ですし彼らとお相手いたします?」
ストラース「■■■■■・・・・?」
ファレグ「それもそうですが何より強者なのか試したいですわ」

そう言ってジャンプ(普通じゃ在りえない技量)していく相変わらずの戦闘狂のファレグにやれやれと思ったが侵入者を排除する以上問題は無い・・・はず施設が壊れなければだが・・・いや流石に大丈夫かもしれない・・・多分

~~~~~~~~

明らかにヤバイ強さを持つ存在に気付くことなく侵入者四人は周辺を捜索するため更に進んでいく・・・だが月面でのエスカダーカーを最後に敵の影がまったくないのだ。

ジェイ「ここもクリアか・・・」
ファント「隊長・・・やけに静かではないですか?」
ジェイ「たしかに、だが効率よくエーテルを集められているのは事実だ」

あくまで目的は調査であるため不用意な戦闘は避けなければならない、が世の中早々うまく行くはずが無かった

ラーザ「正面!エスカダーカー!」

咄嗟に全員が構える視線の先には何か雰囲気が違うプラチドーラスと黒いドレスの女性が歩いて来ていた。
どちらも只者ではない風格を感じる。

ジェイo0あの感じ・・・下手をすればこちらが・・・!まだ調査には如何せん不足だが已むおえない!『全員退避!ここから脱出する!不用意な交戦は避けるぞ!』
デルタ部隊『了解!』

ジェイが煙幕弾を投げこちらへ来る二人の視界を遮り元来た道を引き返した情報は必要最低限手に入れたそれだけでも大きいのだ。

そして少し時間が過ぎたかと思えば一気に煙幕が振り払われた。
払ったのはソードモドキを創造したストラースであった。
ファレグは何かちょっと残念そうだった。

ファレグ「楽しみでしたが・・・ちょっと残念ですわね」
ストラース「■■■・・・・」
ファレグ「マザーを守る為と・・・?ふふっ貴方は相変わらず母親想いなのですね」
ストラース「■■■■■・・・・」
ファレグ「母を守るわ子の定めと・・・貴方らしいですわね」

ストラースは頷いたあとマザーのいる場所へ帰って行く、ファレグはちゃっかりストラースの肩にまた乗って楽をしちゃってたりする(笑

2016年
12月24日
21:00

793: 熱湯カルピス

ラーザ「隊長!?何考えてるんです!?人間の一人や二人…」
ジェイ「ラーザ、今回の任務を忘れたか。俺達は人殺しやテロをしに来たんじゃない。」
エレベーターに向かい走ってる最中に無線に通信。
グーン『こちらデルタ04!隊長!助けてくれ!エスカダーカーの勢いがッウアァァァブツッ』
ジェイ「デルタ04!?どうした!応答しろ!」
ファント「駄目です。バイタルが遠隔で確認できません。」
ジェイ「エレベーターの見張りをさせていたな…急ぐぞ!」

―エレベーター前―
エレベーター近くの壁に打ち付けられたかのような死体があった。
トループユニット装備だったためグーンだと一目で分かった。
ジェイ「長居する訳にもいかないか…脱出するぞ。」

AFE.0005.12.30.11:00


上層施設へ辿り着くと既にエスカダーカーが徘徊しておりこちらに向かってきた。
ジェイ「構え!中央突破で回収ポイントへ向かう!」
ダダダダダダダ
ほぼ囲まれた状態で一人一方向の敵を倒していき血路が見えたらそこから一気に脱出する算段である。
ジェイは視界に入った敵の中でも一番近くまで来た敵にMP7A1を発砲する。
被弾したエスカダーカーは盛大に転んで消滅するが後詰のエスカダーカーがドンドン蹴飛ばして迫ってくる。
が、次の瞬間隣で爆発が起きる。
ラーザが自爆したのだ。
ジェイ「血路が開いた!行くぞ!」
ファント「…!は…了解!」
一気に包囲を抜けて回収ポイントへ向かう。
背後から迫ってくるエスカダーカーを時折振り向いて撃って転ばせたりしては
みるもののあまり効果はないと見える。
気が付くとファントと逸れて一人回収ポイントへ辿り着いていた。
既にエスカダーカーを振り切っていた。
脇にエーテル粒子サンプルを入れたボックスはちゃんと抱えていた。

―回収シップ―
司令室『任務御苦労。報告せよ。』
ジェイ「2名死亡。1名行方不明。エーテル粒子回収ノルマ達成済み。」
司令室『了解した。レポートは後で戦闘データと共に確認する。』

0005.12.30.13:25

2016年
12月25日
21:54

794: 熱湯カルピス

AllianceDateLOG[0005.12.30.16:50]
[不明組織調査及びエーテル採取任務レポート]
>月の不明組織調査及びエーテル採取任務に当たっていたデルタ部隊が帰還。
4人1グループでの出撃で生存者1名。
List:ジェイ中尉
>調査成果、[未確認エスカダーカー][黒いドレスの女性]。
期待成果より-30%
>エーテル採取率:288/100%
ノルマ達成+87%
>月面化は予想を遥かに上回るエーテル量であると推測される。
>今回発生した被害
・メタトギアトループタイプ3基
・人員3名
・その他武器、ツール類

2016年
12月26日
00:55

795: 熱湯カルピス

―地球 タイ首都 バンコク―
ルキウス「戻った。」
ストリーム「おかえり、レイヴァイザーどうだったか?」
ルキウス「悪くない。で、新型ガシャットは?」
ストリーム「これだ。」カタカタッカチッ

[ブラッドキラー!]

ルキウス「こいつが…なるほど強そうだな(小並感)」
ストリーム「試しに変身してみはどうだ?今実戦に赴くわけにはいかない。」
ルキウス「わかった。」

[ガ・チョーン!]
[ブラッド・キラー!][ガシャット!]
[アナザー・アップ!]
[デッド!エンド!<ファイト>フェイタリティー!キラ・キラ・ブラッド・キラー!]

2016年
12月26日
05:58

796: 忘却の亡霊

-タタタタタン タタタタタタタタン-

???「ぜひゅあ!はぁ、はぁ!」

…ここはどこだ?…俺はどうして銃を持って走っている?
回りは戦場。多くの兵士が銃を持って何かと戦っている
その何かはまるで閉じた牙のようにいくつものカメラセンサーが組合わさったロボットにも見えた
近くで大砲が着弾すると共に砂埃が巻き上げられて視界を塞ぎ『俺』は顔に付いた土を拭う
そのまま走って配置につき銃を構えて…

目映いばかりの白が、俺の視界を覆った

 

~冥府 煉獄・炎獄都市~

ソルブレイズ『う…』

どうやらうたた寝していたらしいソルブレイズが全身の水晶体を輝かせ目を覚ます
嫌な夢を見たのか動きは鈍く、その隙を突かれれば少なくとも1回は滅されていただろう
しかしここには誰もいない。ソルブレイズの意識に混ざる記憶達が作り上げたこのソルブレイズの固有領域の中にはその主である彼以外誰も存在しない

ここは地獄と天国の境目、煉獄。その中に存在するソルブレイズのいわば庭のような固有結界
煉獄の炎をその身に取り込み、生み出した新たなチカラ
そこはログハウスのような小さな建物から巨大な高層ビルに至る多くの建物が無秩序に乱立しており、その全てがごうごうと燃え盛る炎に包まれている
その無秩序な建物の乱立ぶりと結界全てを覆う炎の獄を見て炎獄都市と名付けたソルブレイズ自身の心象風景
何度も転生し、様々な命の記憶が混ざり合い炎をあげて燃え盛る。ソルブレイズの苦しみを表現したかのような固有結界

そしてソルブレイズは先程見た夢もただの夢では無く、何度か生まれ変わる前の己の記憶が夢うつつの状態でフラッシュバックしたのだと悟った。その記憶を直ぐに思い出してしまったからである
先程の夢に出てきたのは混沌軍が「牙つき」と呼ばれていた頃の姿…大昔の記憶の記憶が夢となって出てきてしまったのである
深く溜め息を吐き眉間を揉むソルブレイズ
戦死した記憶を見せられたとあってはいくらなんでも起きてしまうだろう
どっかりとあぐらをかいて座り、誰も来ない場所で己の出番が無い事を今のソルブレイズは祈るしか無かった…

2016年
12月26日
16:44

797: レヴィドラン

~月 月面基地地下深部~

先日、侵入者が撤退した後ストラースは改めてこの世界の情報を整理していた。
当たり前のように端末を操作している辺り変異種特有の賢さが見える。
その隣には大型幻創種トレイギドラン・・・の変異種が寝ていた。言ってしまえばストラースの眷属のような感じである。
大きさも本来のと比べて小さく4m程度だ、色も黄、青、赤の順ではなく全て蒼で統一されていた。

ストラース「・・・・」

―この世界で幻創種を作るには一度その対象に触れていなければ再度の生成は不可か・・・―

ストラースが内心考えている通り幻創種を作るには一度ベースとなる物に触れエーテルを流し込まなければならない実際この間の侵入者3人の死体にエーテルを流し込んだ所ゾンビ系統やピエロ系統の幻創種に変化した。変異種にはならなかったが戦力の安定化と考えれば問題ないだろう
ちなみにトレインギドランも同様に列車にエーテルを流し込んだ結果である。
そして偶然にも変異種になったようだ。

ストラース「・・・・・?」

様々な事を考えているとふと足を軽く突かれる感覚を感じた。どうやらトレインギドラン変異種が世界中の彼方此方に潜伏させたトレインギドランの内一体が何かこちらに関係する何かを見つけたようだ。突いたのはそれを知らせる為だろう
トレインギドラン変異種の頭を順番に撫でつつ端末を起動地球に潜伏しているトレインギドランのエーテル反応をスキャンし、衛星映像で確認切り変えていき・・・と数体目のトレインギドランで止めるそこには人影が二人くらいだろうか
トレインギドランに追われているのが分かる一応壁際に追いつめているさらに退路を塞ぐように左右に首を動かしている。
場所は・・・どうやらラスベガスらしい、おまけに元の世界ではアースガイドが居た場所だ・・・"こちら側"の世界にはいないのは都合がいい

ストラース「・・・・・」

もしあれがマザーが必要としてる例の対象者であるのならば・・・もしくはコオリのいう親友だとすれば、猶更行く必要があるだろう・・・
そうと決まればこちら側の地球、ラスベガスへ向かうのであった

2016年
12月27日
23:17

798: エアロ

~FPSF基地・会議室~
FPSFの上級指揮官達が会議室に集まっている。

主機動艦隊司令官・エピメテウス中将。
ミサイル艦隊司令官・マウリア中将。
空母機動艦隊司令官・アガートラム中将。
後方支援艦隊司令官・ホイットマン中将。
潜宙艦隊司令官・カロザース中将。
情報部司令官・ヤナーチェク中将。

そしてFPSF総司令官・レオニダス元帥。

書記としてパラミデュース大尉とドライアド中尉が付く。

レオニダス「年の瀬の忙しい時期だが集まってもらってすまない、諸君。
だが、我々の休息を妨げようとしている物事が多くなってきているのも事実だ・・・」

ヤナーチェク「私の所に入ってくる情報だけでも凄まじい物があります。
1.この前のゲームセンター神姫スマッシュ杯における、ネオ・ジオングAI暴走事件
2.雑貨屋骸の地下にできたバー「The・GREED」とそこを根城にする「スワロッターズ」について
3.オラクル船団関連で広まる「フォトンギア及び関連技術」
4.対アーク部隊が惑星グラウタリアに展開し、対アーク作戦を展開中
主だったものだけでもこれだけありますね・・・年の瀬とはいえ・・・」

まず面々は雑貨屋骸の増築によりできたバーの話題に移る。
スワロッターズと呼ばれる連中に関しては宇宙港から結構な人数が入ってきたという報告が上がっている。

マウリア「ギャングはIPPに任せとけばいいだろ?
軍隊である俺達が治安出動でもないかぎり、表立って動けねぇだろ?」
エピメテウス「マウリア、何のためにヤナーチェクの部隊がいる?
情報収集も我々の仕事だ。無論、実働はIPPだろうが・・・」
ヤナーチェク「エピメテウス中将の仰るとおりです。ですが、それ以前の問題があります。
このバーは地下であるため電波が届きづらい・・・」

ヤナーチェクは市に提出された雑貨屋骸の増築計画図面をパソコンに出して解析しながら話し続ける。
見たところ改築には正規の手続きを踏んでおり、なにも問題はないようだが・・・

ヤナーチェク「届きづらいだけはないのです、あらゆるネットワーク回線の接続回路が経路不明。
でありながら、ペタバイト以上の情報伝達痕跡があるのです・・・
雑貨屋やバーで、こんなインタラプトが起こるなどありえない!
まさか、POSシステムの管理に量子解析コンピューターなど、使わないでしょう?」

レオニダス「となると、可能性は一つか。」

ヤナーチェク「はい、閣下。おそらくVb867aと次元トンネルなどでつながっていると見てよろしいでしょう。
しかも、クリス代表らがいる上層都市区ではなく、下層都市区であるノキノシタ区と見ていいかと・・・」
エピメテウス「しかし・・・そんなネットワークを構築しているということは・・・クラッキング・トラップも半端無いだろうな」
ヤナーチェク「ええ、コレほどのインタラプトを起こすくらいです。
下手にアクセスすれば操作している人ごと次元の彼方に弾き飛ばされて、分子レベルまで粉々にされてしまうでしょう・・・」

本来自分たちの範囲外である都市の治安に関わる出来事。
だが故郷となったブレイゾンである。
犯罪などで荒廃する姿は見たくはないのが本音だ。

エピメテウス「ギャングをはびこらせると、薬物汚染や銃の過剰流通、
犯罪の増加につながります。看過は出来ません」
マウリア「オィ待てよ(キムタク)光あれば影あり、奴ら自身が自分を律して、
この街に馴染むように過ごせばなにも問題はないはずだぜ?
毒だからって、無闇矢鱈に若芽を摘み取ろうとするのはよくねぇ。それにエピメ、俺ら軍隊だろ?
そういう仕事は市役所と警察に任せとけばいい。介入し過ぎるとマスコミがうるせぇぞ・・・」

こういう物事には敏感なエピメテウスと、多少裏との付き合いがあるマウリアとで意見がぶつかる。

レオニダス「まぁ、諸君。これはブレイゾンという街の底力に期待しよう。
この街はあらゆる困難を様々な人の力で乗り越えてきた。
Vb867aに関してはこれからだ。市長とクリス代表との会談のセッティングを急ぐとしよう・・・」

レオニダスのとりなしで場は収まり、次の議題に移る。

ヤナーチェク「惑星グラウタリアに対アーク部隊が展開中とのことです。
グラウタリア方面には偵察部隊E-21が展開しており、動向を探ることが出来ました」
マウリア「ヤナーチェク、おめぇ予めわかってただろ?対アーク部隊が動くってこと」
ヤナーチェク「いえ、この方面に向かわせたのは、
ADF本部に忍ばせたスパイボットの情報によるものです。
聖法院はまだ全容がわかりませんからね。それにカルマ伯爵本人はガードが固くても、
周りが硬いとは限りませんからね・・・」チッチッ


強行偵察艦からの映像には、対アーク部隊の母艦が見え、
そこからRSや強襲揚陸艦が降下していくのが見える。
FPSFの強行偵察艦はローエングラム朝帝国軍の物を改良して使用しており、
離れた距離からでもかなり高精度の映像を撮影することができる。
もちろん、ミラージュコロイドやレーダーステルスを装備しており、黒い塗装なので視覚的にも見えづらい。
対アーク部隊は目の前のアークというターゲットに集中している以上、外部軍隊の偵察部隊が見ているなど、想像がしづらいだろう。
もちろん、艦の索敵班もいないわけではないのだが・・・


マウリア「お、リナーシタ少尉のライアルスが見えたな。
食いしん坊の彼女だ、あの惑星の野菜みんな食べちまうんじゃねぇか?」
エピメテウス「アスト少尉のトランジェントも見えますね。彼が恐らくRS隊のリーダーでしょう」
レオニダス「しかし、どのようなアークなのだ・・・?
混沌に与するアークならば、彼等の作戦行動に賛同もできようが・・・」
ヤナーチェク「聖法院が噛んでいるならば、裏が有るかもしれませんぞ・・・
ともかく、作戦の進捗に関しては引き続き、偵察部隊の情報を待ちましょう。
適度なタイミングで引き上げさせます」


FPSF幹部たちの年の瀬の会議はいつ果てるともなく続き、
パラミデュースとドライアドは眠い目をこすりつつ筆記を続けたのだった・・・

 

~レルムオブケイオス・ティーンチの書庫~

ティーンチ「おやおや、ソルブレイズ・・・今度は煉獄に引きこもりましたか・・・
自らと同じ存在たるオディウム同様・・・ですが、”時代”は貴方を離してはくれませんぞ・・・
せいぜい、つかの間のまどろみを楽しむことですね・・・」

無限の書庫にてティーンチは本を読みつつ、他のアーク達の動向を見ている。
変化神にとっては世界は自分の介入により変化する様を見せるキャンバス。
今は大きな変化を遂げた後のまどろみなのだ。
たまには休みも必要だ。だが、変化しない世界などつまらない。
真っ青なキャンバスに、赤、黄、緑、紫・・・いろいろな色を垂らすことで様々な色が現れる。
最終的には全て無に帰した白か、全てを飲み込んで黒く染まる・・・それしかないのだ。

ティーンチ「ほほう、今度は人間たちが”幻夢”に目を付けましたか。
手引したのは誰でしょうね?ドミナか?グラビオンか?生命か?
まぁいいでしょう。人の希望の力たる”幻夢”。それを失えばどうなるか。
私は、ただ、見守るとしましょう? ・・・ふふふふふ・・・・」

変化神の含み笑いはいつまでも続くのだった・・・

2016年
12月30日
00:08

799: レヴィドラン

~地球 ラスベガス某所~

アメリカのラスベガスの何処か、そこではある二人が窮地に立たされていた。
否そのような状況に追い込まれたと言うべきだろう
正面には以前東京で遭遇したトレインギドランだがあの時の個体とは動きが全く異なっていたためである。
赤髪の少女ヒツギはどうすればこの状況から抜け出せるか必死に考えていた。
しかし退路と言える退路は全て防がれていた・・・

ヒツギ「目が覚めたら目の前にあの時の怪物がいるし・・・!しかもコイツ無駄に狡猾すぎでしょ・・・!」
アル「お、お姉ちゃん・・・・」

ヒツギの後ろに隠れるようにアルが怯えていた。明らかにこちらへの敵意があるのだ無い方が可笑しいだろう、それはヒツギも同様である。
しかし(一応)姉として弟を守るのは当然の事だ。

ヒツギ「大丈夫よアル、私が守るから・・・!」

そう言って落ち着かせるヒツギ・・・しかし無慈悲な事にトレインギドランが咆哮を上げ真ん中の首が攻撃をしかけ・・・ようとしてふと後ろを振り向いたのだ。突然の行動にヒツギはおもわず「えっ?」と言った。アルも気になりそっとトレインギドランの視線の先を見ると・・・

ストラース「・・・・」
トレインギドラン変異種「・・・・」

そこには見た事も無い幻創種と蒼いトレインギドランだった。明らかに雰囲気も違い何より強者たる感覚を感じてしまうほどであった。
そしてトレインギドランと入れ替わるようにトレインギドラン変異種が前に出てストラースがヒツギとアルに近づくその時賭けに出たのかヒツギが具現武装の刀でストラースに斬りかかるが簡単に片手で白刃どりされる。そのまま空いている手で軽くヒツギを持ち上げる。

ヒツギ「こっの・・・!離しなさいよ・・・!」
ストラース「・・・・・」
アル「このっ!お姉ちゃんから離れろ!」

アルがポカポカとストラースの足を殴ったりけったりするが蚊に刺された程度のように、相手にされていない。

ストラース「・・・・・」

そのまま気絶させようとエーテルを溜めこもうとして―――
突如空から弾丸がストラースとトレインギドラン変異種が迫って来た。ストラースは即座に気付きヒツギを手放しバックステップで回避、トレインギドラン変異種はその強靭な装甲で弾かれるが弱点の部位に当たらないように角度を変えつつ後退する。

ヒツギ「な、何なのよ今度は!?」
アル「お姉ちゃんうえ!」

アルが指差す先には蒼い改良型AISがいるが頭部がデュアルアイだった。
そんなタイプのAISは見た事はない、しかもAISのソードはガンランスになっており射撃寄りの機体なのが分かる。ストラースは増援が着てくる可能性もあると想定し退避、トレインギドラン変異種も退避していく。
蒼いAISは追う事無く二人の方へ振り返る。そのまま膝をついてハッチが開かれた。そこから出てきたのは―――


Kドラン『お怪我はありませんか?』

Kドランであった。どうやら各惑星で発生してるエーテルのサンプルの採取をしており偶然比較的量が多い場所に居た時に見つけたのだ。無論移動中はステルスシステムを起動しているのだ。

ヒツギ「アークスの人・・・?た、助かったぁ・・・」
Kドラン『助かった・・?と言う事は先程のエネミーに?』
ヒツギ「あっはい、あの時のデッカイの明らかに違ってたのよ・・・・はぁー・・・」
Kドラン『成程・・・所で先程撃退しましたけど蒼いのにも?』
ヒツギ「あれはついっさき出てきたのよ・・・それまではデッカイやつに追い込まれて睨まれ続けたままだった・・・・何て言うか賢そうな感じだった・・・」
Kドラン『賢そうだった・・・?』
アル「うん!なんかとってもちがう感じだった!」

たしかに先程AISバルカンで攻撃した際一体は回避したり弾いたりしていた。もう一体の三つ首は何処か弱点部位を逸らすような動きをしていたのが分かる。
ダーカー変異種も賢い所など通常個体では到底在りえない動きをしている。

Kドラン『エーテルあの時の大きい規模のエーテル量そして変異種・・・まさか・・・とにかくアークスシップまで案内いたしますそのご様子だと長時間歩いていたご様子ですからね』
ヒツギ「あ、ありがとうございます!」

その後二人はKドランが乗って来たキャンプシップに二人を乗せたのを確認後改良型AISに搭乗先行するようにアークスシップへ帰還するのであった。

Kドランo0月に大量発生したエーテル・・・そしてエーテル反応が検知されたエネミーとその変異種、それに狙われていたヒツギさんとアルさんまさか・・・これも・・・

2016年
12月30日
00:23

800: 熱湯カルピス

―地球 バンコク―
ストリーム「zzz…」

ストリームはある夢を見ていた。
過去の夢だ。

―???―
???「天はまたしても滅び始めている。―よ、再び大地に奇跡を起こすのだ。」
ストリーム「は、仰せのままに…我が主―よ。」

ストリーム「これで…終わりだ!」
ナイトナイン「ギャァァァァァッ!」
[タイムベント]
???「―よ、よくやった。それでこそ―の階級を与えただけある。」
???「休め、朗報を待つのだ。」

何度も同じような事を繰り返し続ける夢だ。
だが、毎回何かが違う。殺す対象がKドランだった事もある。
地球を丸ごと壊した事もある。
そして、そのたびに誰かが褒めて、そして世界がリセットされていった。

これは現実なのか…?

目覚めるとルキウスがいた。
ストリーム「…ん、ルキウスか。」
ルキウス「あぁ、幻創種の変異種についてだが。」
ストリーム「あれか…また世界が一つ、融合したらしい。」
ストリーム「このままではこの世界は滅びるのだ…時間が無くなってきたな」
ルキウス「お前の力ではやはりどうもできんのか。」
ストリーム「我々がここにいるのもそれが起こるからだ。どうにもならん。」

2016年
12月30日
09:50

801: MI4989 削除

~ブレイゾンから見て結構遠いような気がするけどやっぱり近いんじゃね宙域、
古めかしい形式不明な10000m級航空母艦を中心とした通商船団と機動艦隊~

いろんな世界からやってきた商人達が行き交う船上の市場がこんなところで開かれていた。実はここ、エリザとエレオノールも来たことがある自称「闇市場じゃない」真っ黒な市場だ。

置いてある商品は様々だ。
シュヴェシィナの死体を適当につぎはぎして動く程度にまで修復したシュヴェシィナ型無人航空機、
輸送に適したサイズへ改良された突撃級BETA型掘削重機と要撃級BETA型破砕重機、
爆撃機のような艦影を持つ空中フリゲート、
乗用車から装甲戦闘車輌までのいろいろな車両、
軽対戦車砲から重カノン砲や地対艦ミサイルまでのいろいろな野砲、
拳銃から短機関銃や自動小銃に対クレリアンライフルまでの小火器、
使い道の解らない弾道ミサイルとその自走発射機、
何のためなのか解らない謎の部品や工具や重機、
何ら変哲もない生鮮食品、
胡散臭い薬物、
結晶化したコジマがたっぷりと詰められたドラム缶、
……本当にいろいろある。

INFO:ここを見つける難易度は「ネットで調べれば少々時間がかかるけど出てくる」レベル

2016年
12月30日
14:19

802: 熱湯カルピス

―略してブレイ近宙域闇市―
闇業者「うーい、いいもんもってきたぞー」
闇商人「おっ今日はデカいトラックじゃねえか。何もってきたんだ?」
闇業者「トーラスのある裏ルートを使って手に入れた。すげえぞこいつ」
ガラッ
闇商人「うおっ、なんだこりゃぁ…"ベルト"じゃねえか。これのどこがすげえんだ?」
闇業者「まぁ見てろって、えーと説明書によるとあーしてこうして…こうか。」

[Unit!]
[HENSHIN]

闇商人「うわっ!?なんだお前その恰好!?」
闇業者「へへっ、ライダーシステムの一つで"メタトギア"っていうらしい。」
闇商人「そんな商品聞いたことねえぞ?…まさか。」
闇業者「あぁ、実はトーラスの最新製品だ。どうもこれっぽっちも売れなかったから在庫押し付けてきたって訳だ、実際仕入れ値もビックリするくらい安かったぞ。それに…」

[Formation-Jet]
[ReHENSHIN]

ギュォォォォォ

闇商人「うおっ!?今度は空飛べるのか!?」
闇業者「あぁ!後はこんなのもあるぞ!」

[Formation-Combut]
[ReHENSHIN]

キュィィィィ・・・ビシュン

闇商人「うわっ!?速すぎて目で追えない!」
ヒューシュタッ
[DeHENSHIN]
闇業者「こういう感じだ。上手く宣伝すれば俺達もガッポガッポ、よ。」
闇商人「いいじゃねぇか。よし、うちで売るぞ!」

【INFO】販売

2017年
01月01日
12:50

803: MI4989 削除

図面屋「なンダか初めて見るモノじゃナ」

なんか古めかしい多脚多腕系重機のような自律機械が寄ってきた。

闇商人「よっ! 図面屋のじいさん!」
図面屋「どれドレ、ソレをよーク見せてオクレ」
闇業者「まぁ……(説明は省略!)……と言う訳だ」
図面屋「防御力は不明な事ト起動とモード切替ノワずワらしさハともかく、コノ世界で使うナラ必要なスペックは足リテいるんジャナいのかネ」
闇商人「……で、真面目な話、どうやって売ろうか」
図面屋「今、コノ市場には似タヨウなモノはないガ……ダレデモあれのヨウニ動ける事をセールスポイントとするのが良いカモしれナイな」

そう言って図面屋はシュヴェシィナの死体を再利用して製造したであろうボロボロなシュヴェシィナ型無人航空機を指差した。動作チェックとして飛行させているのが見えたがネクストACばりの凄まじい機動力を発揮している。
つまり、アレの代わりになれるよと宣伝すればいいのである。
無人機と有人機とでは全然違うカテゴリなので代わりというかはかなり微妙な所だが。

図面屋「ワシの調べデハあの航空機の性能ヲこの世界の技術体系ト技術力で出すニハ相当大きくナッテしまうラシイ。そレコそネクストACにナッテしまうソウジャ」
闇商人「遺伝子改造と身体改造要らず、携行性をウリにするってことか」
闇業者「そういう風に宣伝すれば良いってことだ、がんばれ」
図面屋「デハ、わしは自分ノ場へ戻る。ジャあノ」

図面屋な重機は去り、商人は上手い宣伝文句を考え始めるのであった。

2017年
01月02日
22:53

804: 熱湯カルピス

【INFO】キーボードをなんとか確保できたので書きます。

商人「うーん爺さんにああ言われてふっと思い付くかと思ったけど」
業者「中々思いつかないもんだなぁ。あ、俺は今日は仕事終わりだから店手伝うぞ。」
商人「お、ありがと。さて、何かいい案はないか?」
業者「そういやこんなん参考にできないか?」
[マジガーーーーール‼︎!]
業者「最近流行りのスマホゲーなんだけど、これに絡めてはどうか?」
商人「ジェットタイプだけだろ?関係ありそうなのは。」
業者「それもそうだな…マリオランは?」
商人「ユニットタイプ。」
業者「アイアンマン」
商人「コンバット。」
業者「だぁーっ!もうー中々いいのがでねえな!」
商人「そう簡単に行けるわけないんだよなぁ…」

【INFO】マジガーーーーール!!!AppStoreより好評配信中!

2017年
01月04日
16:12

805: 忘却の亡霊

~煉獄 炎獄都市~

炎獄都市にて煉獄の焔に魂を任せ瞑想を続けるソルブレイズ
しかしそんな中ある事に気付き額に冷や汗が伝う

ソルブレイズ『まずい…そう言えば蒼のアークがどんな存在なのか確認していない』

その事に気付き慌てて立ち上がるソルブレイズ
とりあえず慌ててヴェルグの姿に戻りブレイゾンへと大急ぎで向かった…

2017年
01月05日
00:55

806: MI4989 削除

~クレリア、クリムクリフの谷底、村のどこかにある飲食店~

地上では雪が降り積もって寒い頃合い。地上でも熱帯雨林があってどことなく熱いこの地域では乾季という季節が来ていた……雨が少ないだけである。
そんなこともお構いなくいつでも熱いここはクレリアン系人類しか住み着かない環境だ。おまけにそのまま鉄板を置いとくだけで装甲が作れそうなほど超高圧環境のため熱さに耐えても空気に押し潰される所だ。
こんな製鉄場みたいな所なんてそれこそクレリアン系人類しか住みたがらないだろう。

ステファニー「はぁ、去年も彼氏できなかったなぁ……」
クレリアン女(士官)「同種族縛りしなければ行けそうな相手が割と居るんじゃない?」
ステファニー「えぇ……、自分より装甲が薄い男なんて論外だし、なんかもう女ができてる男は嫌なんだけど……。というかなんで尽くハーレム野郎なの!? クレリアンの男って!」
クレリアン女(士官2)「そもそも私達って男女比が歪な事で有名なんだし、だいたいの男がもう既に知らない女と付き合っちゃってるのは仕方ないと思うんだけど……」
クレリアン女(士官3)「てか、他の女の有無なんて別にどうでも良くない?」
ステファニー「どうでもいい訳がないでしょっ!」
荷豚「(´・ω・`)すみません、ちょっと後ろ通りますよ」
ステファニー「あ、どうぞ」
荷豚「(´・ω・`)どうも」トコトコ

そんなところにあるケピニェコの実家である飲食店にステファニーとその同僚はなんでだか無駄話を食事しながらするために来たのであった。

ケピニェコ母「まーた始まってるよ……」調理中
ケピニェコ「あの人、基地でもあんな調子だよ」同じく
ケピニェコ母「彼女、いったいどうやって男を捕まえようとしてるの?」ヒソヒソ
ケピニェコ「恋愛小説でよくある愛をうんたらこうたら」ヒソヒソ
ケピニェコ母「はぁっ!? バッカじゃないのっ!」
ケピニェコ「声でかい」
<え、なんだって!?
ケピニェコ母「あ、あーっもう、うちのバカ息子が塩と砂糖を間違えたんだよ!」
<嘘を言うなっ! ケニェピコがそんなイージーなミスをする筈がない!
ケピニェコ母「ケニェピコ? 2つめはまだ機関車工場に居る筈なんだけど……」

ステファニー「というか私が注文した鶏の丸焼き二つはまだなの!? あとお前の兄弟、名前が紛らわしいのよ!」
ケピニェコ「母さんに文句言ってください」
ケピニェコ母「しらないよ、ぶっちゃけお前以外個体値ゴミだったし、考えるのめんどくさかったからお前に付けた名前のスペルを適当に並べ替えただけなんだから」
ステファニー「えぇ……」ドン引き
ケピニェコ「母さんがクズなのはいつものことだよ」
ケピニェコ母「そうよ、いつものことだから気にしないで」
ステファニー「そこは否定しなさいよ!」

ケピニェコ「そんなことよりも鶏の丸焼きが二つ焼きあがったよ。どうぞ」
ステファニー「あ、どうも」

2017年
01月17日
22:45

807: レヴィドラン

~ライアルスコックピット内~

暫く待機してた彼女だがずっとその場でいるのもアレだったのかエドワード中将にしっかり許可を得て強襲揚陸艦「アドミラル・フラルダリア」の近くでぷか~・・・っと浮いていた。しかも丁度いいサイズのデブリに座って胡坐をかいていたお前どんだけ器用なんだよ!ちなみにいつもの事かとたまたま艦の窓から見た人は思ってたりする(笑

リナーシタ「ん~・・・やっぱあの惑星を見れば見る程何かな~・・・」

モニターの先にはグラウタリア星が見える、野菜関連が美味しいと3ちゃんねるで隠れ有名だ。一部のグルメは必ず行くほどらしい・・・普通なら食いしん坊のリナーシタならお腹が鳴る所だろうが今回ばかりは"元傭兵"の勘が少しだけ警告音を鳴らしていた。

リナーシタ「対象が対象なのもあり得るけど・・・それだけじゃ無いような・・・むむむむ・・・」

考え込んでいるとふと誰かから通信が来た。以外にもアスト少尉であった。繋がない理由も無いので開く。

リナーシタ「そうかしたのですかアスト少尉殿私に通信かけるなんて」
アスト『特殊な構造のRSが器用にデブリで胡坐をかいているのが窓から見えたからな、どうせ他のRSより出撃するのに手間が掛かるのを想定てただろ?』
リナーシタ「まぁそうなりますね~」

実はリナーシタの乗るライアルスは地味に横幅がデカイためカタパルトに乗ろうとすると・・・主に肩辺りが引っかかる(笑
なので出撃する際はいつも許可をその度に貰った後、徒歩でこれまた器用にぶつかる事無く出ているのだ。もっともそんなことしなくてもエドワード中将は理解してるのだが、リナーシタの細かい所が地味にある故シカタナイネ
今回は規模が規模なので速めに出たのだ。ちなみにエドワード中将はちゃっかりどことなく孫娘を思い出すな・・・っと呟くときがあったらしいギャグ補正は感染する物ハッキリわかるんだね

アスト『しかし何故リナーシタ少尉が第三部隊なのでしょうか・・・貴方の実力なら遊撃部隊でも可能なはずですのに・・・』
リナーシタ「たしかに実力も持ってますしそれも正しいでありますね、けど知ってます?艦の皆さんがごくたまーにですけど私を見た時に二つ名で呟く程度で言ってるの」
アスト『ああ、たしか【戦場の観察眼】・・・でしたか?』
リナーシタ「あってるよ~まぁ、元傭兵だったからね、癖かな」

お前それ癖なのかよ・・・っと内心ツッコムアスト、ふとリナーシタが問いかけきた。

リナーシタ「アスト少尉そういえばこんな噂しってます?」
アスト『噂?』
リナーシタ「はい、何も傭兵達の間では昔は有名なACが目撃される情報が出始めてるんですよ」
アスト『は、はぁ・・・(;』
リナーシタ「あ、その言い方あんまりよく分かってないでありますね、ここ最近企業連の研究によるとこの世界の何処かに全てを管理する存在が浮き上がってるんですよ」
アスト『全てを・・・?』
リナーシタ「ええ、アークすらも管理対象ですからねー・・・その名前は・・・あっアスト少尉私の部隊の降下開始までの時間が近いのでこのお話の続きは任務が終わった後で!」

通信を終えようとしてふと対象の惑星を見た時の胸騒ぎをアストに伝える事にした。

リナーシタ「アスト少尉」
アスト『ん?どうかしたのか?』
リナーシタ「今回の任務ですけど・・・今までのと違って嫌な胸騒ぎを感じます・・・元傭兵としていえ、【戦場の観察眼】として・・・感情的に動くのは極力控えるべきであります」

リナーシタはアストはアークに対しての災害と判断してるため、万が一感情的に動いたら色々ヤヴァイのだ主に被害関連で(白目

アスト『リナーシタ少尉それは私も分かっています、しかしアークは・・・』
リナーシタ「殺すべき存在・・・そういいたいのでありますか?でも例外もいますよ」
アスト『例外・・・?』
リナーシタ「はい、以外にも対話も分かりあう事もできる存在を・・・実際私はそれに会ってますからね。多分キリエ中佐なら知ってると思いますよ」

そして今度こそ通信を終える。降下開始時間も近づいていた。
リナーシタはその場でライアルスを操作し軽くプッシュっとスラスターを噴かせデブリから離れる。尚デブリは後々この星のリサイクル艦が回収したとか何とか・・・

2017年
01月20日
03:50

808: zyabara

〜グラウタリア衛星軌道上〜

『こちら第1部隊、所定通り現地防衛隊に作戦要項を送信。防衛隊による市民誘導を確認した。これより降下を開始する』

エドワード『了解。…では作戦を開始する各隊に通達。作戦開始!』

エドワードの指揮と共に、第1部隊のRsが大気圏突入用シールドを構えて、グラウタリアに降下していく。

まばらな赤い焔が光の尾を引きながら惑星へと墜ちていく。


アスト「始まった!リナーシタ少尉、フラクト!俺達の部隊は現地点にて作戦要項にもとずき待機!不測の事態に備えるぞ」
フラクト『へいへい。解ってますよ!しかし、農業惑星だけあってグラウタリアは緑に溢れた綺麗な惑星だねぇ…』
リナーシタ『ですねぇ。特産品はなんですっけ?』
部下『確かグラウタリアの特産品は各種野菜が主要な品目らしいですよ、カボチャとかトマトとか』
リナーシタ『カボチャにトマト!ポトフにしたら美味しそう!!…じゅるり』
部下2『トマトといえばグラウタリアには黄トマトが有名ですよ!良く実家で母親が直送便で買ってますから!果肉が柔らかくてジューシーであまーいんです。あれは最高です。あとサツマイモ!あれも糖分多くて蒸かして食べるだけで最高のおやつに…』
リナーシタ『あ〜ん!やめてよ〜涎出てきた…』
アスト「お前ら作戦中だぞ!私語は慎め!!」
リナーシタ『もう…少尉はお堅いですねぇ』
フラクト『まったく。少しは肩の力抜けよ?そんなに気を張ってたら疲れちまうぜアスト。…アスト?』
アスト「…いや、今回は嫌な予感がしてな。…気のせいだといいんだが…」

アストの言葉を聞いた部下達が声を落とす。
だが致し方ない事でもあった。ただでさえ昨日まで会話していた相手が作戦が終わると居なくなっている事が多いこの部隊。
次は自分がそうならないなんて保障はどこにも無かった。だから皆少しでも気を反らしたいのだ。

見かねてフラクトがアストに個人通信を開く。

フラクト『…やめてくれよ。…ただでさえ皆気にしたくない事ばっかりなんだ。お前もその辺は気を使えよ。隊長さんよ』
アスト「わかってる。…だけど、作戦は別だ。一瞬でも気を抜いたら、死ぬ。…それはお前もわかってるだろ」
フラクト『そりゃ……そうだけどよ』

フラクトがため息をついて通信を切るが、アストはただ黙って眼前に広がる緑の惑星を睨んでいた。


〜グラウタリア首都・ニーヘンベルグ〜

穏やかな新緑の草原を柔らかな風が撫でる。
さらさらと草花がこすれあいなだらかな音を鳴らした。

子供「あ、お母さん。見て可愛いお花が咲いてるよ」
母親「あら、本当ね。せっかくだから摘んでいこうかしら?」
子供「じゃあ玄関に飾ろうよ!お父さんをびっくりさせるんだ!喜ぶかなぁ?」
母親「そうねぇ…あの人も最近忙しいみたいだしあなたからのプレゼントなら喜ぶんじゃ無いかしら?」
子供「じゃあお花いっぱい持ってかなきゃ!」

母親「あらあら…あんまり遠くにいっちゃ駄目よ。もう」

母親は楽しそうに花を積む娘をにこやかな表情で見つめている。

…しかしつかの間の平和と安寧は空を裂く様な警報に引き裂かれる。


『グラウタリア防衛隊より通達です。本惑星にてアークの反応が確認されました。市民は誘導に従い付近のシェルターに避難して下さい。…繰り返します本惑星にてアーク反応が確認されました…』

母親「……!リィナ!リィナ!!早くこっちへ来なさい!!」
子供「お、お母さん!!何…何が起きてるの…怖いよ」母親「大丈夫…大丈夫よ。お母さんがいるから、何も怖がらないで…ね?」


怯えた表情で駆け寄って来た娘を抱き締め、母親は抱えあげると首都の方向へと向かう。

母親(…遠い…もっと近くにシェルターは……)


鳴り響く警報を聞きながら首都に向かおうとするが、距離は3キロ以上は離れている。
とても徒歩ではつける距離では無い。…ましてや子供を抱えたままでは。
実家へ散歩がてら徒歩で向かった事を母親は後悔した。


〜首都付近、小高い丘〜

蒼髪の少女「…ッ!?何?……あれは人間達の軍隊…」
少女は空から墜ちてくる複数の尾を引く“それ”を確認して歯噛みした。

蒼髪の少女「…また、来るんだ。そうやって争って何もかもめちゃめちゃに壊すんだ…人間は…」

少女はペンダントを握りしめると、降下していく軍隊を睨み、口を開く。

蒼髪の少女「だから塗りつぶすの……みんな寝てしまえば、争いなんて起こらないから……そうだよね。貴女ならわかってくれるよね」

少女はペンダントを握りしめて語りかけると、ペンダントの宝石を優しく撫でてから呟く。

蒼髪の少女「…だから詠うね…貴女の力…貸して貰うから……」

 

 


少女の唇から詩が流れて、空間が歪んでいく。

 

それは夢

それは幻影

それは形の無い物

だから人はそれを恐れ遠ざけようとする

なぜならそれは恐怖そのものだから

だから…それを人は悪夢と呼ぶ

抗いようのない理不尽な恐怖そのものだから

かくして人びとは夢に沈む

幻寧は遠く

ただ、理を歪める

2017年
01月20日
18:44

809: 熱湯カルピス

ーCオラクル アークスシップ内部ー
ジャヌス「新型フォトンギア、確かに受領した。」
カスラ「サインも完了です。毎度の如く今回の取引も民間からの物資受領として処理されます。」
ジャヌス「あぁ、いつもすまんな。」
カスラ「いえ、最高権力者直々の依頼となれば断る理由も情報を公開する理由もありませんから。」
ジャヌス「さて、次の仕事があるからまた今度ゆっくり話すとしよう、では。」


ーデュアルフォトンヴァイザーー
【INFO】新たなライダーフラグ

2017年
01月22日
23:28

810: MI4989 削除

~プリッツア、ブリスガンドとの国境付近にある陸軍基地の近くにある演習場のどこか~

隣国ブリスガンドでマナストーン人工精製術が実用化されてしばらく経った頃合い。
ちょうどその頃にはいつぞやの襲撃で受けた被害も充分に修復し終えていた。
今日はユグドライド云々かんぬんの騒ぎ以来の久々となる軍事演習の日。

プリッツアとブリスガンドの陸軍の軍事演習だが双方共に揃えたばかりの戦車と機械化歩兵を乗せた装甲車で編成された機甲部隊と砲兵部隊と航空機を用いた演習のようだ。
そんな演習の様子をエリザロッテとエレオノールは小高い丘に止めているからジープ的な軍用車の上で寛ぎながら双眼鏡等で眺める。

リオネール「J・ω・)」
ばりすたんa「J,,>ω<)」
ばりすたんc「J・ω・)!」
ばりすたんd「J-ω-)……?」
ばりすたんb「J・ω・)……」

ブリスガンドの戦車部隊の主力を務めているのはヴォルティジュール級重戦車を若干仕様変更したP(ペサンテ)54bis主力戦車。見た目はヴォルティジュール級重戦車とはさほど変わらないが向上したその性能は今やρ次元群にやって来れるTier13文明の主力戦車やなまもの兵器群とも肩を並べられるようだ。
プリッツアの戦車部隊の主力を務めるのはそれとほぼ同性能のKPz.60主力戦車だ。
見た目はレオパルト2あたりの設計図を参考にしたようでそれとよく似ている。

その脇を固めるのは機械化歩兵、ブリスガンド側はAB(アウトブリンダ)22歩兵戦闘車、プリッツア側はSPz.30歩兵戦闘車。
機械化歩兵は素体への改造が要らないレベルで燃焼効率の強化がなされたヴェルグ型シュヴェシィナスラスターIを適当に取り付けた機動歩兵型が中心。
それに加えてプリッツアの機械化歩兵の中には大鎧と重火器を装備した巨漢か大型ロボからなる装甲擲弾兵と呼ばれる兵士が居るのが見える。

機械化歩兵だけを見ててもお国柄が相当出ていて、ブリスガンドの機械化歩兵は空中機動と射撃を得意とし、対するプリッツアの機械化歩兵は装甲擲弾兵が居るのもあってとにかく前に出たがる傾向が強いと言った所か。

演習の様子としては互いの砲兵部隊が激しい集中射撃を行っている所へ主力戦車が戦線を構築して歩兵戦闘車と機械化歩兵が脇を固め、互いに集中砲火を浴びせ合う光景が広がっている。
謎の理論によって裏付けされた謎の技術とによって指定領域を仮想演習場へと変化させているのもあって実戦さながらというか実弾演習だ。

エレオノール「軍はほとんど将軍任せだったが大丈夫みたいだ」
エリザ「うーん、流石に古の戦車みたいにきびきびとは動いてくれないわね……」
エレオノール「古の戦車みたいに動かせる戦車なんて量産したら敵は間違いなく撃破できるだろうけど国家の財政も撃破されるわ」
エリザ「まぁ、そうなんだけどさ」

リオネール「J・ω・)っdコ dコ」紅茶ドゾー
エリザ「どうも」なでなで
リオネール「J,,>ω<)♪」
エレオノール「あんたバリスタンの召使なんて雇ってるの?」淹れたての紅茶を受け取る
エリザ「なんかついてきたからそのまま飼ってるだけ……」
エレオノール「ああ、雇ってるわけじゃないのね」
エリザ「というかクレリアン系人類は移住してたのはこの子合わせても6人しかいないし、しかもこの惑星にしかいないのよ」
エレオノール「もしかしてレアキャラ?」
エリザ「ええ、そうよ。禁輸協定に引っかかる形で居住制限がかかるのか嫌でもレアキャラ状態だわ」
エレオノール「それは残念……」

2017年
01月22日
23:55

811: レヴィドラン

~ライアルスコックピット~

リナーシタ「嫌な予感かー・・・やっぱ気にしてたんですねアスト少尉も」

一人そう呟くリナーシタ、たしかにアストの言う通り胸騒ぎを感じる。これも傭兵として感覚がまだまだ残っているからだろう。通信で聞いた際の他の仲間の声も不安を感じ取れたのだ。
だからリナーシタは―――

リナーシタ「大丈夫ですよ、皆さん」
部隊一同『えっ?』

 

ふとそう呟き優しく語り始めた。部隊の誰しもが気づけば彼女の言っている事を着ていた。

リナーシタ「たしかにアスト少尉の言う通り今回の作戦は嫌な予感がします、でも大丈夫です何故か第三部隊として降下するはずだった私がここの部隊に配属されたのですから私と居る皆は絶対に死なせませんよ」
部下『で、ですけど・・・』
リナーシタ「言わなくても・・・分かるよ、必ずしもそうとは限らない・・・それでも私は皆さんの命を守るよ私が・・・元傭兵として・・・【戦場の観察眼】として皆さんを守ってみせますともそう・・・」


―例えの火の中だろうが水の中だろうが閻魔大王の前だろうがその頬ひっぱたいてその手を鷲掴みしてでも守り抜きますからね―


そう言ってほほ笑むリナーシタ・・・気づけば部隊の皆の心には先程まであった不安感が和らいでいた。当然だろう背中を預け尚且つ信頼もある人からの言葉だ頼もしさもある。
そしてコッソリアスト少尉に個人通信をかける

リナーシタ「大丈夫、大丈夫ですよアスト少尉私これでも何度も出撃した時そこにいた部隊全員生存記録トップ保持者ですから気を張りすぎないでくださいね」
アスト『あ、ああ・・・何かすまない部下の配慮をするのは本来隊長の俺の筈なのにな・・・・』
リナーシタ「いいんですよ、仲間同士でフォローし合おうのは当然の事ですありますから」
アスト『そう・・・だな』

通信を終えた後、リナーシタは惑星グラウタリアを見る。何が起こるか未知数だ、故に己が守ろうそして無事に帰ろうと決意を固めるのであった。そしてどことなく何事も無く済んでほしいと祈っていた。

2017年
01月25日
22:08

813: zyabara

~グラウタリア首都・ニーヘンベルグ~

首都へと次々にRSが降下していき、周囲の防衛網を固める。

『こちら、第1部隊。首都へ到達!防衛隊より市民の避難誘導完了を確認。これより周囲の探査を開始する』

エドワード『了解。第1部隊は予定通り首都周辺の探査を行え。次に降下した第二部隊が他の探査をする』

通信を受けたエドワードから返答を受けた第1部隊は隊長機の指示に従い、探査を開始した。
首都付近に防衛要員を残し、2機編成で探査部隊が周囲の探査をする為に散らばっていく。

ふと、1機が動きを止めて周囲を見渡す。

隊員2『どうした?何か見えたか?特にそれらしき反応は無いが?』
隊員『いや…何か聞こえないか?』
隊員2『何か?……特には…センサーにも反応は無いが?』
隊員『……そうか…そうだよな。気のせいか』

隊員は気の迷いだと判断し、再び探査を開始しようとする……が。

隊員2『……ッ!?高速熱量反応!!避けろ!!』
隊員『何ッ!?』

2機のアーリアカスタムが飛ぶ様にブースターを噴かし、回避軌道をとるとその地点に濃密な粒子ビームが降り注ぎ、眩い閃光を放って地殻ごと融解する。

隊員『ッ!此方αチーム!!攻撃を受けた!!応援求む!!』
『何!?了解!!直ぐにそちらに向かう!!無理はするな!!』
隊員2『アーク反応だ!!微弱だが……あっちか!』

攻撃地点から砲撃地点を逆探、目標を確認する。
すると砲撃地点には以前倒した筈の“イソギンチャク頭”の化け物が10キロほど離れた地点に居ることが確認出来た。
気味の悪い触手を揺らめかしながら、蠢いている。


隊員『…馬鹿な!アイツは以前倒した筈じゃ!?』
隊員2『知るか!?応戦するぞ!!首都付近に近い場所じゃ戦えないから接近するぞ!!』
隊員『了解!!』

2機のアーリアカスタムが地形を利用しながら接近を試みる。
バックパックの大口径プラズマ砲を隙を見ながら撃ち放つと、緑色の閃光が目標へと伸びていき、着弾する。
弾丸が怪物の触手の一つを爆砕し、怪物が苦しむに悶える。

隊員『よし!!いけるか!?』
隊員2『奴さん地表じゃ身体が重すぎて動けないと見える!ビームにさえ気をつければいけるぞ!!』
隊員『ああ、隊と合流したら攻勢に出るぞ!!』

アーリアカスタムは射線外を高速でホバー移動しながら障害物となる地点へと移動する。

隊員『αから各隊へ目標は地表ではうまく動けない模様。合流しだい一気に叩きましょう!!』
『了解。あと1分程でそちらに到達する』

応答を聞いたパイロットが目標の確認をしようとパネルに手を伸ばして…手を止める。

隊員2『……ッ!……なんだ?歌?』
『どうした?ん?…なんだ?こちらも何か歌の様な物が…』
隊員『…センサーには反応は…ッ…』

丘の裏手に退避していたアーリアカスタムのパイロットの脳裏に響く唄が感覚を鈍らせる。

隊員『…っ…なんだ…くそ……意識が……』
隊員2『…なにが…起きて……』

一人…また一人と隊員達が昏倒していき、アーリアカスタムが機能不全に陥っていく。

 

エドワード「どうした!?応答しろ!!第1部隊!!応答せよ!!」
オペレーター「機体に異常はありません!パイロットの脳波に異常が見られます!!」
エドワード「…何が起きている。……あの目標の能力か?…第二部隊の到達は直ぐだな。十分警戒するように伝えろ。…目標から第1部隊を引き離すぞ」
キリエ「…しかし仮にそうだとしても、アーリアカスタムにはアークの干渉に抵抗するシステムがあるはずでは?」

状況を確認しつつ、対応に追われるエドワードにキリエが端末のパネルを操作したがら問う。

エドワード「そうだな。…だが実際パイロットが何らかの干渉を受けたのには違いあるまい。…これが幻夢のアークの力なのかもしれん。…しかしなら何故以前交戦したときに使ってこなかったのか…?…個体差か?」

エドワードが顎を掻きながら思案しているとブリッジの隔壁が開き、グラビットが入室してきた。

グラビット「如何にも。…しかし、あれはアークでは無い」
エドワード「とは…?」
グラビット「あれはおそらく幻夢の造り出した怪物だろう。…そして、あの能力は恐らく“人と人の意識”の繋がりを利用したもの……対アーク様の物では防げまい」
エドワード「何ですって?…なら……不味い!第二部隊が目標に接近しないように指示しろ!現存の装備では対抗出来ない可能性がある!」
オペレーター「りょ了解!」

エドワードが指示を出すとオペレーターが対応しるが。
…ふと、グラビットが呟く様に口を開けた。

グラビット「……遅いな。…成る程…幻夢め、想像していたより厄介な能力だな。ならば致し方あるまい…元々“あれ”は戦への対抗手段でしかなかったからな……」
エドワード「…?何を……っ!?…なんだ…?唄……?」
キリエ「……なに…これ…頭が……ッ」
オペレーター「…っ……」

グラビットを除いて、ブリッジに居た人物が一人一人昏倒していく。

エドワード「……馬鹿な……これ程の範囲に……っ……くっ…撤退命令…を…」

抵抗する様に頭を押さえていたエドワードも、限界に達したのかパネルに手を伸ばす途中で崩れ落ちる。

グラビット「…。…ふむ。……人の子では“あれ”は無理か。…致し方あるまい…」

グラビットは外套を翻し、その場を後にした。
……ブリッジにはコントロールに異常を知らせる警報のみが響き、隔壁が閉じる音が響いていた…。


~遊撃部隊 待機座標~

アスト「ッ…!降下部隊が目標と遭遇したみたいだ!!命令はまだか!?」

アストが状況を確認して、焦燥感に駈られる様に叫ぶ。

部下「隊長、落ち着いてくださいよ。第二部隊が降下してからじゃないと…」

部下が焦るアストを宥めようとしている中、あくびをしていたリナーシタの表情が不意に険しくなる。

リナーシタ「…ッ!?…皆…ここから離れて!!」
アスト「…何を…。……なんだ!?…唄…!?」
フラクト「あ…唄?……何にも聞こえな……。……ああ?…本当だ…なんか…唄みたいな……。……」
アスト「……フラクト!おいフラクト!…ッ…なん…だ…くそ…何が…起きてる…」
リナーシタ「…不味いよ…ここから離れない……と」
部下「…なんだ…こ…れ」
部下2「…ダメだ…意識…が……」
アスト「くっ……このまま…じゃ…」

アストが他のアーリアカスタムの手を引いて退こうとするが、正直自分が意識を保つ様にするのが精一杯のようだ。

アスト「リナーシタ少尉……手伝ってくれ…このまま…じゃ…」
リナーシタ「…う…ごめん…無理……かも…。……。」
アスト「少尉…?…糞…こんな…搦め手…なんか…」

アストが震える手で拳銃に手を伸ばす。

アスト「俺は…こんな…ところじゃ……」

しかし限界が来たのか、そのまま前を睨んだままゆっくりと、気を失った……。

2017年
01月25日
23:13

814: レヴィドラン

~リナーシタがスヤァ・・・する少し前~

リナーシタo0や、やばい・・・嫌な予感だ的中した・・・!

最悪の事態だった、退避しようにも歌声は目視では見えないため避けれないしかし・・・しかしだこんな事も在ろうかと自動操縦システムつまりAIを搭載していたのだ。元々はACでの道中退屈なのでお昼寝する時のオートドライブみたいなものだ。

何とかパネルに触れてAIを起動する。意識を何とか保ちつつ謎の兵器と思われる効果が薄くなる区域を選び命令する。

リナーシタ「みん・・・なを・・・安全・・・区域・・・まで運んで・・・・!」
AI『了解、友軍機を安全区域まで移動させます』
リナーシタo0良かった・・・何とか間に合った・・・!

ふとそこでアストが通信を繋げてきた。どうやら手伝ってほしいようだ。しかし彼女も限界だった。しかしAIを起動させた為安全区域まで運んでくれるはずだ・・・だからこそ―――

リナーシタ「・・・う・・・ごめん・・・無理・・・・かも・・・・。・・・・」

でもAIを起動したから効果が薄くなる場所まで運んでくれる・・・と言う前にそっと背もたれに上手く転げ落ちない態勢に何とかなりつつ眠ってしまった・・・


~遊撃部隊 待機座標~

全員が眠ってしまった後、沈黙してしまった数機のアーリアカスタムとライアルス・・・しかしライアルスのバイザーアイが光る。どうやらAIが起動したようだ。
ライアルスは1機、1機アーリアカスタムの手を掴んでいく。汎用性もそうだが、何より馬力が違うため纏めて運べるようだ。

ライアルスAIプログラム『友軍機全機キャッチ確認、これより指定された安全区域に移動開始』

そしてゆっくりと歌と思われる効果範囲から離れ始めた。待機座標からは多少離れるがリナーシタはこれは最善の手段、そして誰も死なせないと言う強い決意を抱きながら指定している途中そう考えていたとか・・・機体の負荷も想定しており速度は遅いが確実に安全区域まで移動を着実にしていた。

2017年
01月26日
16:56

815: 熱湯カルピス

―Cオラクル アークスシップ内 一時保管倉庫―
ある日・・・
俺はリョーク、いずれ守護輝士になる男だ。
以前からジャヌスとかいう守護輝士の男が気に入らなくて、
出し抜こうと必死になって方法を探している。
そしてついに見つけたぞ・・・!

フォトンギアデュアルタイプ・・・!
これで俺も上流階級・・・守護騎士の仲間入りだ!

―Cオラクル 武道場―
ジャヌスは仕事で武道場で依頼人に会いに来ていた。
ジャヌス「おかしいな・・・確かにここに来いとメールはあっt」
リョーク「おいお偉いさんよ!」
上から威勢の良い声が聞こえた
ジャヌス「あ?」
リョーク「俺はリョーク!てめえをぶっ倒すために」
ジャヌス「あーはいはいそういう奴ね俺忙しいからまた今度。」
呆れてしまったジャヌスは帰ろうとするが
リョーク「お?逃げんのか?んじゃあこれは俺のもんだな?」
ジャヌス「は?どういう意味で・・・あっ!」
リョークが腕に装着していたのは・・・

フォトンギアデュアル!!

ジャヌス「お前!それが何かわかってんのか!?ただでは済まないぞ!」
リョーク「お前をぶっ倒せればそれでいい!勝負だ!」
そう言ってリョークはFギアデュアルのダイヤルを右に回す。
[Element Force][What`s enemy weak?]
リョーク「変身!」
Fギアデュアル前面のボタンを押す。
[Dual Skil!]
するとリョークの前方に青い圧縮パネルが生成され、
その中にライダーが投影されパネルがリョークに接触する。
[Get the glory in the Win! Element Force!]

パネルは接触してから強い光を放ち、
次の瞬間にはリョークは青い姿へと変身していた。

「仮面ライダーフィアー・・・レベル80。」
フィアー「俺の戦い方を教えてやる!」
いきなり上級テクニックでジャヌスに襲いかかる。
ジャヌス「あぶねっ!くそっ、このクソガキめ・・・お仕置きされたいらしいな」
颯爽と避けて、ジャヌスもトリガーを取り出す。
[ベース・EX-9!][HESHIN!]
[エクスナインLV50]
エクスナイン「レベル50と80では差が大きいかもしれんがなぁ・・・」
エクスナインコートエッジを取り出す。
フィアー「いつもと違う職で勝ったつもりか?」
エクスナイン「お前こそレベルさえ高ければいいと思ってるおめでたい奴みたいだな!本当の戦闘って奴を教えてやるよ!

[INFO]ミスがありましたので再稿しました。

2017年
01月26日
22:07

816: エアロ

>>813、>>814

~FPSF偵察艦~
惑星グラウタリア軌道上で対アーク部隊の動向を探っていたFPSF偵察艦21-B。
モニタリングを続け、適当な頃合で引き上げる、それが今回の任務だった。

しかし・・・どうやら状況が変わったようだ。

オペレーター「艦長、ニーヘンベルク上空にて異変発生!
雲のようなもので覆い尽くされようとしています!」
艦長「なんだこれは・・・衛星をハックして地上の状況を出せ!」

偵察艦は高精度のハッキングシステムを搭載しており、辺境の軌道周回衛星くらいならハックできる。
衛星をハッキングして地上の映像が送信されてくると・・・


そこは、眠り。
市民も、
避難誘導をしていた惑星防衛隊も、
アークの調査に来た対アーク部隊も。

全てが眠りに落ちた世界。


自動車や電車は止まり、飛行機は自動制御で緊急着陸し、
出撃したであろう防衛隊の戦車も装甲車も戦闘機も止まっていた。
コズミックロイドやヒュムですら、眠りの中に落ちていた・・・
動いているのは自動制御の防衛システムくらいで、
それもイソギンチャクのような頭をした怪物になぶられ、蹂躙されていた・・・

オペレーター「対アーク部隊母艦フラルダリアも生体反応ありません!」
艦長「・・・コレがアークの力だというのか・・・!
至急、ヤナーチェク中将にFTL回線をつなげ!」

グラウタリアはブレイゾンから約50パーセク離れたグライト星系にある。
ワープ航法を使っても2~3日はかかり、すぐに艦隊が来れるような場所ではない。
だが偵察艦には即時通信を可能とするFTLシステムが搭載されているのだ。

※パーセクの単位は適当でガバガバですがご容赦ください!

~FPSF基地~

オペレーター「偵察艦21-Bから報告!動きがあったようです!」
ヤナーチェク「モニターに繋げ、状況を確認する」

偵察艦からの映像にはグラウタリアで起きた事変が映しだされる。
どうやらアークが顕現したようだ・・・

ヤナーチェク。0(これは一体何のアークだ!?すべてのものを眠らせる・・・そんなことが可能なのは・・・)カタカタカタッ
頭の中の知識と経験を踏まえ、キーボードを走らせるヤナーチェク。
そして達した答えは・・・

ヤナーチェク「顕現したのは【幻夢】のアーク、か・・・
オペレーター、直ちに提督と司令達に連絡!状況を報告する!
ナーカン少佐(偵察艦の艦長)、悪いが状況が収まるまで偵察を続けてくれたまえ!」
ナーカン<了解しました、中将。偵察隊引き続きグラウタリア近縁軌道にて活動を続行します>

ヤナーチェクはレオニダス及び幹部たちに状況を伝え、会議室へと向かったのだった。


~レルムオブケイオス~

レルムでは混沌のアーク達がグラウタリアの事象を見守る。
ともすれば自分たちに敵対するアークが増えるかもしれない。
興味を抱かないわけがないのだ。


ティーンチ「おやおや、人間に祭り上げられてアークに昇華した後、
再び力を恐れた人間に封じられた【幻夢】こと、夢亞・・・哀れなる歌声の巫女・・・
全て眠らせれば何も起きない・・・そんなのは幻想に過ぎません。
所詮貴方は夢というあやふやな事象の具現にすぎないのですよ・・・」

アルケア「ゴホホホホ・・・グラビオンの存在を感じるぞよ、ティーンチ殿・・・
人間どもを試し、自分たちのコマにしようとしておるな、【生命】の取り巻き共は・・・」

ラスティ「ドミナちゃんもようやく自分の近衛兵団を召喚できるまでに回復したようね。
早く戦いたいわぁ・・・」モジモジ

そんなアーク達の語らいをよそに、当代レギオン、レムス・ドミナートゥスは考えを巡らせるのであった・・・

レムス(アーク達がまた戦いを始めようとしている・・・そうなればまた、【原初】が目覚めるのも近い・・・
そしてあの、異次元の【メモリアクター】・【メモリファナティック】・・・彼女たちも現れる・・・
そのためには・・・”あれ”だ・・・”あれ”を完成させなければならない・・・!
マスター・・・誰にも邪魔はさせない。あなたが始めた事を私が終わらせる・・・)

そう思い、レムスは固く拳を握るのだった・・・


>>815
~アークスシップ・オラクル 管制室~

オペレーター「武道場にて大規模なフォトン反応!」
カスラ「誰なの!?こんなバトル並みの反応を出しているのは!」
レギアス「・・・試作型のデュアルフォトンギア!?誰が装着しているというのだ!」
マリア「ジャヌス!聞いてんのかい!?何勝手にチャンバラ始めてんだよ!?」

ジャヌス<リュオークとか言うクソガキだ!俺を出し抜こうって腹らしいな!
戦いを教えてやっから心配すんなっての!>

レギアス「馬鹿者が!皆、ゆくぞ!」
バカ二人の喧嘩を止めるべく、六芒達は武道場に向かう。


【INFO】長すぎぃ! あ^~ちかれた

2017年
01月27日
00:12

817: レヴィドラン

~???~

リナーシタ「う・・・・ん・・・・?」

ふと目を開くリナーシタ、記憶が正しければ唄を聞いて眠っていたはずだ・・・コックピットは変わっていないライアルスのである。操縦桿を握り辺りを見渡す・・・が真っ暗な空間であった。これからしてリナーシタは―――

リナーシタ「あーうん、これ私眠ってるねー・・・・」

どうやらあの対象の歌かは不明だか実際はまだ眠っているらしい・・・にしては感触といいやけにリアルチックである。どうしたものかと考えていると・・・・ふと真っ暗闇に一筋の光が見えたと思ったら一気に輝き目を閉じざる終えなかった。少し経った後光が収まる感覚を感じ目を開くと―――


リナーシタ「・・・っへ?」

目の前には見た事も無い惑星があった。記録にもない惑星だ、もっとも緑豊かな部分もあり様々な環境が見えるさらに何か3、4隻の戦艦?かは不明だが宇宙船が降下していた。しかも一隻を除いて残りは魚類系である昔傭兵時代の時に何処かで似た様なのを見たことがあるのだが問題はそこではなかった。問題は恐らく愛機?の周辺に見えるのであった。

リナーシタ「これって・・・艦隊・・・だよね?しかも物凄い大規模」

そう周りには大規模な艦隊が見えたのだ、様々な軍なのがハッキリ分かる中にはAFEの艦隊も見えていた。ここはもしかして大規模な混沌軍が潜んでいるのか?そう考えていたが・・・それは一瞬で掻き消えた何故なら―――


リナーシタ「何・・・あの、規模・・・私の周りにいる艦隊のレベルじゃないよ・・・!?というかアレもしかして本で読んだ神話時代に存在したベルサー軍!?」

その規模を覆す敵艦隊が見えたのだ旅団規模を超えたしかもただの艦隊ではない神話時代人類に脅威を振ったベルサーが―――

―目の前に見える惑星を覆い尽くす規模の艦隊が突如出現したのであった。―

戦力差があるとするなら・・・神話時代存在していたベルサー軍が10000こちらの周りにいる艦隊が・・・・1だ。圧倒的戦力差、まさにそれが正しいだろう。しかもあの4,5隻が大気圏に突入したと同時にだ。まるでアレは通過を認め残りはまさに殲滅・・・それが正しいくらいだ。

リナーシタ「い、いくらなんでも規模が違い過ぎるよ!」

そう叫んだと同時にベルサー軍が一斉射撃を開始してきた。その弾幕はまさに苛烈否劇苛烈が相応しいだろ。距離があるとはいえそれでも被弾する艦もハッキリ見えていた。

リナーシタ「夢だとしてもこれリアルチックすぎでしょ・・・!」

直撃何て来ればあっさり夢の中でもあの世行きがありそうで怖いと言うか傭兵の勘が告げていた。さらに追撃とまたもや神話時代のかなり昔の艦隊が次々と迫ってくる・・・その中に―――アイツがいた。

リナーシタ「っへ・・・・?」

思わずそんな声が出る当然だろう・・・・彼女にとって"生命本能が本気でヤバイ状況に追い込んだ神話時代の戦艦"がいたのだその姿は正に黄金龍それはこっちを見つけた途端一直線に向かってきた。そして彼女は思わず―――


リナーシタ「ピィィイイイイイイイ!?」

そんな悲鳴が出た。どうやら余程のトラウマらしい・・・しかしそれが・・・現実世界・・・つまりリナーシタ達が眠っている状況に最悪の事態を巻き起こした


―惑星グラウタリア 軌道上―

何もない空間・・・そこに突如空間が捻じれるように何かが現れる・・・それは金色に輝く鉄の龍だった。金色の龍はまるで迷う事無く降下し始めた・・・まるで太古の昔から受けた使命を果たすかのように・・・・

 

~場所が変わってCアークスシップ武道場~

Kドランは地球で保護した二人がもしかしたらと考えCアークスシップに訪問してきた。形状は同じだが所何処違う場所があるがそこまで驚く様子もなくジャヌスが何処にいるか聞きつつ武道にたどり着いたのだが・・・・

Kドラン『これは・・・何でしょう・・・(;』

何やら模擬戦の様だがオレガーガーディアンニナルンダー!とかナメンナヨクソガキー!とか言ってたのは理解できた。どうやらあちら側(Cオラクル)の問題らしいが・・・如何せん規模もあるので止める必要性を感じた。

Kドラン『元々は色々頼みたい事もありましたが・・・今は現状の鎮圧ですかね、あーでも・・・あの二人には本当に申し訳ないとはいえ妹マスターがいう新世代機のテストをしてくれー!って言ってましたからね・・・(; 已むおえませんね』

やれやれと言った様子でAISソリッドバルカンを展開し双方の戦いを何とか平穏に止めるため構えるKドランであった。

【INFO】息を吐くように混ざっていくスタイルゥ!

2017年
01月27日
16:44

818: 熱湯カルピス

バババババババッ!
唐突な銃声に二人は音源に振り向くとそこにはKドランがいた。
Kドラン「ジャヌスさん、ご無沙汰しています。月の調査とは別の案件で参りました所手詰まりのようでしたので加勢致します。」
エクスナイン(ジャヌス)「おっ、助かる。さっさとあのフォトンギアを取り返すぞ。」
Kドラン「あの見慣れないタイプですか、分かりました。」
フィアー(リョーク)「何話してんのかしらんけどレベルキャップ越えてるLv80に敵うと思うなよ?行くぞ!」
数分後
フィアー「ぐえっ!」ドサッ
エクスナイン「何考えてたのか知らんけどよ」
Kドラン「Lvだけ上回ってて肝心の中身がこれでは・・・」(呆れロビアク)
ジャヌス「さてこいつからとっとと・・・!」
???「バニッシュアロウ・・・」ビシュン
[回避成功]
ナイトナインジェネラル「避けたか・・・」
エクスナイン「危ねーなおい!誰だてめえ!」
Kドラン「・・・照合してみましたけど貴女方の守護輝士のようですよ?」
エクスナイン「えっ!?3人目!?」
ルキウス「その通り・・・彼こそ"一人目の守護輝士"だ。」
Kドラン「・・・!」
エクスナイン「お前は・・・土星の時の・・・!」
フィアー「なんだか知らねえけどさすがにこっちはめんどくさそうだな!」
[Element! FB COMBO!]
フィアーはルキウスにフォトンブラストコンボを撃ち込み命中した・・・が
[Ray Vizer Stanby]
レイヴァイザーによって防御されていた。
[ギュ・イーン!]
ザジュッ!
フィアー「うわぁぁぁっ!」
大ダメージを受けたフィアーは変身解除を忘れその場に倒れそうになるのを
ルキウスは首根っこを捕まえて持ち上げる
フィアー「な、何をする気だ・・・」
ルキウス「仮面ライダーフィアー・・・お前は今から仮面ライダーLX(レクセス)となり、我らと共に来い・・・!」
ルキウスがフィアーに何かを埋め込み、宙に放り投げる。次の瞬間

フィアー「グッアァァァァァァァッ!頭の中にィァァァァァァアアア!」

Kドラン「どうしたんです!?」
エクスナイン「くそっ!」
エクスナインは直ぐに救出に向かおうとするが
ナイトナインJ「・・・」ビシュン
ナイトナインジェネラルがそれを阻む。

ナイトナインJ「・・・偽物め」
ナイトナインは突然変身を解除する。エクスナインはその正体に驚愕する。
そこにいたのは

ジャヌス「よう、俺。」

エクスナイン「なんで・・・俺が・・・?」
[Crazy Fighter!][The Exstream Fist! Area1 Rock&Fire!]
[Dual skil!][Burst HIT! Crazy Fighter!]
ズドォーン!

仮面ライダーLXが宙から舞い降り、エクスナインに奇襲を掛ける。
ルキウス「後は任せたぞ、行くぞ。」

仮面ライダーLX「・・・」
LXを残し二人のライダーは姿を消していた。

[INFO]名前の元ネタはレクサスLS500の情報解禁記念にそこから取ってます。
予想額1050万とかローンでもいやーきついっす

2017年
01月27日
22:40

819: レヴィドラン

Kドラン『これは想定外の事態ですか・・・ねしかし・・・』

先程の敵側と思われる方に居たジャヌス、明らかにナイトナインを纏っているジャヌスを知っている様子であった。何が目的で此処に来たかは不明ではあるが現状目の前にいる仮面ライダー・・・とやらのアーマーだろうかそれを対処する必要があった。

Kドラン『威力自体はあるようですね・・・ならこれを使用しますかジャヌスさんここは僕に任せてくれませんか、マs・・・親友の妹さんからテストしてほしい機体をせがまれてしまいましたので』
ナイトナイン『な、何を言っているんだ!二人で協力すれば――』
Kドラン『今のジャヌスさんは動揺を感じます、そんな状態では隙を作る可能性もあります』
ナイトナイン『ッ・・・・!』

少しギクッとした動作があるあたりどうやら正しいようだ。表情が出来ないとはいえ言葉で安心させる事は可能だ。

Kドラン『ご安心をアークスである以前に私達の世界では実力はある方ですので・・・ではさっそく―――』

Kドランは何かのデバイスを取り出す、それはハルバードの形状のアクセサリーであった。それが何なのか気になる所だがKドランは迷う事無く言った。

―リベオン・アヴェル!―

それと同時に光に包まれ、少したった後Kドランの居た場所には全く知らない機体が居た・・・それは以前最初に遭遇した時のIMSと同じタイプのようだ。
脚部はリバウ、腕部はライトニングガンダム、胴部はEX-S頭部とバックパックはグリオンリベイクだった。

 

ナイトナイン『そ、その姿は・・・』
Kドラン『これは最新世代のIMSです。名前は・・・先程私が起動する際言ってましたし言うまでもないですよね・・・っと!』
仮面ライダーLX『・・・!』

言いきった後にLXが攻撃を仕掛けてくるが素早くハルバードを展開、弾き飛ばした。そのままシールドであるディバイダーも展開した。

Kドラン『実力自体は先程と変わりない・・・ただ動きが少しマシになっただけ・・・と言った所でしょうか・・・』

そう考えつつKドランはハルバードを全力でブン投げた。思わずナイトナインは某ラガス風なゑゑゑゑゑゑゑゑゑゑゑ!?と叫ぶLKは何とか回避する・・・がハルバードに気を取られてしまい瞬時に接近してきたKドランに気付かずマウントポジションを取られた。

LK『・・・!・・・!』
Kドラン『ととっ・・・抑え込みには成功したとはいえ凄いパワーですね・・・さてと・・・』

バックパックにあるサブアームが起動し両腕にハルバードが展開される。LKは本能的にこれはヤバイと理解し抵抗しようとするがしっかり抑え込まれているので逃げられない。

Kドラン『貴方には恨みはありませんが被害を抑える為です・・・いざ!』

そこからはハルバードによる太鼓の達人祭の開催であるとにかく二刀流で叩く叩くただひたすら叩きまくるのだ勢いもさながら鬼である。おもわずナイトナインもドン引き(笑

~それから数分後~

LX『』(チーン・・・
Kドラン『うーん・・・流石にやりすぎたでしょうか・・・(;』

そこには完全にチンダかのように気絶したLXライダーの姿があった。Kドランも自覚があったようだ。そうしているとスゥー・・・っとIMSの解除と同じようにフィアーに姿が戻ったベルトらしき部分に何かチップらしき物がありベルトを外してからそれを掴み外しとる。

Kドラン『恐らくこれが先程の原因・・・でしょうね』

チップを潰しIMSリベオン・アヴェルを解除した後、ナイトナインの方へ振り返る。

Kドラン『ジャヌスさん先程の人貴方とそっくりでしたけど何か覚えてる事はありませんか?』

2017年
01月30日
03:53

820: zyabara

―微睡みの中に堕ちる―

―翼を毟られた鳥は飛翔する事無く、寧々と微睡みの泥に沈む―

―それは夢と常世の境界か―

―理想は夢幻と消えた―

 

 

 

 


――響く砲火の轟きが、微睡みの終わりを告げる。
夢うつつの脳髄を叩き起こし、周囲を確認する。

「ッ!?……ここは何処だ!?」

――響く悲鳴と銃声。
遠方から砲火の響きが大地を揺らす。

空は紅く燃え、重厚な戦艦が墜ちていく。

「……ここは…」

思い出す。
否……忘れる事など出来ようも無い。
脳裏に焼き付いたその情景は。

…なら、おかしいではないか。
――脳裏に焼き付いた“この情景”が決して消える事の無い記憶であるならば…。
今、こうして相対している事実は、“現実”としておかしい。


―これはなんだ。

この違和感はなんだ。


「……ッ!?アスナ!?アスナは何処だ!?母さんは!?…父さん!!」


それでも。
その“違和感”があっても。

――叫ばずにはいられなかった。
…失いそうな実感がある。
大切な何かを。
その焦燥が鼓動の動きを早める。


ドッ。ドッドッドッ。


体を伝わる、嫌に早い鼓動がアドレナリンの増幅を知らせる。

「アスト!!此処に居たのか!街の方に浸入された!!お前は早く行け!!」
「フラクト!?何がどうなってる!?」

ふと、後ろから友人に声をかけられて振り返る。
…いまいち状況が飲み込めない。
ただ、失いたくないと言う悲鳴だけが思考を埋め尽くす。

「何言ってんだ!アークだよ!!混沌の襲撃だ!防衛線が瓦解して、街の方まで侵攻されてる!士官候補生にも出動の要請が出てただろ!」
「ッ!…そうだ。…アスナ達が!」
「そうだ。教官達には説明しといてやる。お前は早く行ってやれ!!避難が間に合ってないんだ!」

友人が小銃を抱えたまま走り去る。
――その背中が見えなくなるまえに走り出す。

…そうだ。此処に居てはいけない。
いかなくては…。
―――間に合わなくなってしまう。

 

…何に?


それが何かは解らない。
…ただ、心に空いた、大きな穴だけが軋みを上げて心臓を締め上げた。

「…間に合ってくれ…!もう失いたくないんだ!!」

走る。走る。走る。

押し寄せる人々の波を押し退けて。
逆流に抗いながら、崩壊した市街を目指す。

…そうだ。
彼処には、“大事な”何かがあった。

…取り戻さなくては。

「退いて!退いてくれ!!」

人々の波を掻き分けて、走る。
軍服が乱れ、ボタンが千切れて飛び人々の逆流に足を踏みつけられて靴がボロボロになる。
慌てふためく人々の手が顔を薙いで皮膚を裂く。


でも止まれない。
止まるわけにはいかなかった。
でないと間に合わなくなるから。
間に合わなくなってしまうから。

混乱した人々の波から抜けると、開けた市街に煙が充満している。

濃密な硝煙と焼け焦げた血の匂い。
響く銃声と悲鳴。

鼻を付く人皮の焼ける匂い。

「アスナ!!アスナ!!何処にいる!?母さん!!父さん!!」


とうに喉は枯れ、息はうまく出来ない。
焼け焦げた空気が喉を焼く。

紅く焼けた空に目を合わせ……“その場所”を見る。

「家が……!父さん!母さん!アスナ!」

焼け落ち、砲弾に砕かれた瓦礫を掻き分けて叫ぶ。
鋭く裂けた瓦礫が皮膚を裂き、血が飛んだ。

構わない。

ただ、ただ叫ぶ。

もう失うのは嫌だ。
もう失うものはない。

…なら何故。

「お兄ちゃん!」

はっと。
その声に振り返る。
失いたくないその声に。

「アスナ!」

声の主に走りより、抱き締める。
……そうだ。

取り返さなくては。

か細い身体を抱き、問う。

「アスナ。父さんと母さんは?」
「おとうさんとおかあさんはあっちよ。軍人さんが助けに来てくれたから。…でもおうちが…お隣の人も…」
「ああ…ああ。遅くなってごめん。…一緒に母さん達の所に行こう」

酷く憔悴した様子で声をこぼす妹の頭を撫でてやり、その手を引いてやる。

「アスト!無事だったのね!!…良かった」

妹の手を引いて、その場所に着くとVTOL機の近くに母と市民が踞る様に待機している。

「ご家族の方ですか!?早くこちらへ!!」

こちらを確認した小銃を抱えた兵士が駆け寄って来て誘導される。

「君は…士官候補生か。ちょうど良い。手伝ってくれ!」
「は、はい!」

兵士に家族を預け、着いて行くと瓦礫を退かそうとする兵士達と市民達が居た。

「父さん!」

その中に、父親がいて瓦礫を除去しようてしている。

「…!アストか!手伝ってくれ!!」

瓦礫の下を見れば、下半身を挟まれた市民がいて、皆それを救助しようとしているようだ。

「頑張れ!もう少しだ!!」
「諦めるな!!必ず助ける!!」

兵士や市民が瓦解を持ちながら挟まれた市民に声をかけている。
すかさず駆け寄り、瓦解に手をかける。

「っ!…重い!!」

数人で瓦解をずらしかけた、その時だった。
兵士の無線に、通信が入る。

…悲痛な叫び。

『駄目だ!!前線が後退した!!限界だ!退くぞ!!戻って来い!!』
「しかし、まだ救助が!?」
『限界だって言ってるだろ!救える命まで無駄にする気か!!』
「糞ッ!!――限界です。……皆さん。行きましょう」
「―――ッ!しかし…」


兵士は歯噛みしながら背を向けて市民達も、察した様子でそこから去っていく。

見捨てられた市民がみるみる絶望の表情に染まっていく。

「嘘だろ…?――――ッ!助けて!!助けてくれよ!嫌だ!!嫌だ嫌だ!!まだ死にたくない!!死にたくないんだ!!―――嫌だ!!助けてくれ!!」


どくん。


―――そうだ。
―――――これは違う。

俺は―――
この景色を容認していない。

―――俺は。


頭が焼ける様に熱くなったその時だった。

―――地響きを立てて何が顕現する。

―――それは絶望か、悪夢か?


大地に降り立った軍服の偉大夫は絶望を伴って顕現する。

――それは悪夢だ。

『さぁ―――抗えよ。軟弱なる子羊共よ!!平和と言うぬるま湯に侵され、猛き闘争を忘れた脆弱な人類よ!!――今一度その猛き心を奮わせて我が力に抗うが良い!!――さぁ――永き闘争の幕開けだ!!』


―――これは悪夢。
実際にこれは経験してはいない。

――――だからこそ。

脳裏に焼き付いた、あの情景を。


―――崩れ落ちる大切な者。
血溜まりに崩れ落ちた己がただただ絶望の見送るそれを―――

―――認める訳にはいかなかった。

 

―――そうだ。
――――これは“穴”なんかじゃない。
―――――心に空いたこの穴は。
―――決意だったんだ。

 

 

銃弾が身体を突き破り、血が辺りを染め上げる。

―――それでも。


「俺は―――」


「俺はもう二度と失わないって決めたんだ!!」

手にした短剣を突き立てる。
突き立てた短剣が偉大夫の心臓を抉る。


「――――俺は誰かを見棄てる為に、軍人になったんじゃない!!誰かの為でも無い!!自分の為でも無い!!俺は―――誰かを助ける為に此処に居るんだぁあああ――――ッ!!!!」

 

―――――パキン


幻想が壊れ。砕かれる。

突き立てたプラズマサーベルが、迫っていた幻想のパワードスーツを打ち砕き、幻想は霧散した。


アスト「ッ!はっ!?何がどうなってる!?フラクト!少尉!無事か!?」

振り替えればリナーシタ少尉のライアルスが鎮座しており、自身らを此処まで運んだ事を伺わせた。

アスト「戦況は!?――どうなってる!!―――ッ!!」


アストは絶句した。
眼前に広まるは地獄。
―――顕現したあの日の悪夢達が世界を蹂躙している。


アスト「ッ――――これが…アークの仕業だってのかよ…!……少尉!!少尉起きてくれ!!…クソッ!コックピット越しじゃ駄目か!!」

アストはコックピットを開くとライアルスのコックピットに近づき、緊急外部操作パネルでコックピットを開らく……。

2017年
01月30日
09:53

821: レヴィドラン

~???~

リナーシタ「ぜぇ・・・ぜぇ・・・はぁ・・・はぁ・・・!」

リナーシタはあのトラウマの黄金龍から逃れた後近くにあったデブリに隠れて改めて状況を確認していた。
視界の先にはベルサーの艦隊だ、一方先程まで自身が居た艦隊は次々と撃破されている。それでも怯まず立ち向かっている。

リナーシタ「いくらなんでも無謀だよ・・・何隻かベルサーの戦艦を落としているのも見えるけど、技術力が違いすぎる・・・」

そう呟いているとふとベルサー軍に赤い光は一斉に照らされる・・・しかも何かの収縮音も聞こえた。かつて黄金龍の時も聞いたあの音だ。
まさかと・・・そう思っていた頃には既に時すでに遅し、赤い光が一斉に迫って行き―――

リナーシタ「ッ!?」

光に包まれ思わず目を瞑る・・・・しかし何も変化は起らず光が収まり恐る恐る目を開くと・・・

リナーシタ「っへ・・・?ここは・・・一体?」

そこはライアルスのコックピットではなくやや大きな通路であった。ネクストも余裕で通れる大きさはある、少し薄暗いとはいえ蒼く点灯している床のライトどこか幻想的でありながらオーバーテクロノジーなのが理解できる。
辺りを見渡していると、蒼い床のライトが新しく点灯していき先が続いていた。

リナーシタ「進め・・・って感じかな」

立ち上がりいざ一歩を踏み出そうとして―――

―走りなさい!全速力で!―

そんな声が聞こえた、反射的に手にレイズハンドガンを手に取る。

リナーシタ「って・・・つい癖が・・・ほぁっ!?」

アチャー・・・っと思っていると何かが通り過ぎた。急いでそっちに向くと何かアーマーを纏った女性たちが見える。姿は何か黒いモヤで覆われておりハッキリとしていない・・・が何か言っている声は一部聞き覚えがある。うーんっと思い出そうとしている時に大きな足音が聞こえたのかレイズハンドガンを構え振り返ると―――


『・・・・・・』


――――15m前後はあると思われる巨大な何かがいた。


リナーシタ「ブッー?!」

思わず吹いたが次の瞬間には全速前進DA☆と言わんばかりに走った。
そりゃ黒いノイズのようなモヤで姿は分からないがごくわずかに背鰭が見えたのでデカイ生き物は確定的だった。

リナーシタ「何か見えないけど"あんなもの"から逃げてたのさっきの黒いモヤ達ぃぃいいいい!?」

叫ばざる終えなかった。明らかに踏みつぶされたらあの世行き確定だ。というか踏まれた時点でミンチよりひでぇやだ。幸い黒い15mのモヤは一歩一歩が遅く距離は離れつつある、全力で走れという意味がやっと分かった。

リナーシタ「い、いつまで走ればいいのこれぇええええ・・・・!!!って、ちょっ!?」

ある程度走り続けているとまたもや光が迫ってきて咄嗟に目を瞑り立ち止まる。
しかし先程と同様何も変化が無く光が収まった頃合いを見て目を開く・・・するとまたもや場面が変わっていた・・・変わっていたのはよかったのだが―――

リナーシタ「・・・・え?」

目前に広がるのは蒼いドームだった、しかしそこではなく倒れている者達であった。紫、黒、白、緑の綺麗な女性達や以前の任務であった人と雰囲気が似た人たち、何より・・・アークが倒れていた。
見た感じデータで見た剛力のアーク、勇気のアーク、英知のアーク、封印のアークそのほかにも一部のアークが倒れていた。その中に嫉妬のアークもいる。ただデータにはある物のの居ないアークもいるが・・・・あの太陽のアークでさえも倒れていた。そしてドームの中央には―――


『・・・・・・』
「ぅ・・・・ぐ・・・・ぁ・・・・」

頭部に六角の赤い結晶が付いた蒼くありつつも漆黒を混ぜた様な黒い煙を放出した騎士が大型の機械盾そしてガンダム関連の機体をこれまた鎧風に纏った少女の首を掴んでいた。(1画像イメージ図な)

リナーシタ「夢・・・だとしても仮にアレがアーク総出で挑んで負けた相手だっていうの・・・?」

―神すらも潰すバケモノ・・・・神級のイレギュラーまさにそれが正しい判断だった。
唖然している間にも片手で少女の首を掴んでいる手が強くなり始めていた。
このままでは首を絞め折られ・・・・死あるのみ・・・まさにそれが正しかった。このまま傍観者を続けるのか・・・・答えは否だ。リナーシタはレイズハンドガンを構える、狙うはあの頭部の結晶だ何故・・・と言われたら恐らくあれが関係しているのかもしれないと予測したからだ。

リナーシタ「何かよく分からないとはいえ・・・夢でもやれることをやるだけ!」

パァンッ!っとレイズハンドガンから放たれた弾丸は赤い結晶に吸い込まれていき命中―――

キンッ!
『・・・・・Aaaaaaaaaaaa・・・・』
リナーシタ「嘘っ!?」

する寸前で弾丸をキャッチされ握り潰されたのだ。しかしこちらに気が向いたのか片手で掴んでいた手を離し少女は乱暴に下ろされる、結果的に助かった・・・のは事実かも知れないがこっちにあの蒼漆黒の騎士が狙いを定めたのは確実だった。退路を必死に探す・・・とふと後ろが明るくなった、一瞬振り返り確認すると白く綺麗な通路だった。

『Arrrrrrrrrrrrrrrrrrrrr・・・・・・・・・・・・・・・!!!!!!』
リナーシタ「迷う暇なし・・・ってね!」

迷う事無くその通路へ一直線に入って行くそれと同時に―――


―Rina-sitaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa!!!!!!!!!!!!―

まるで自分を知っているかのように・・・そしてどこか懺悔するかのように爆発的な咆哮をして走って来た。一歩踏み出すたびに地面が抉れる勢いで・・・

~???どこかの通路~

リナーシタ「まったく・・・!この夢ホントどうなってるのかな!」

思い返してみれば最初は愛機のコックピット次は見た事も無いオーバーテクノロジーの通路、次も同様のドームだった今は綺麗で・・・どこか安心感を感じる通路であった。もとっとも―――

『Arrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrr!!!!!!!!!』

リナーシタ「しつこいなもぅ!明らかに聞き覚えある声だし蒼いの混ざってるの考えて夢は夢でも最悪の夢だよ!」

後ろから追ってくる蒼漆黒の騎士の存在が明らかだった。レイズハンドガンで足を狙うもいとも簡単に掴まれ潰される、速度も衰えとしらなかった。このままでは捕まる・・・・そう思った瞬間だった。

「ノブノブ!」
リナーシタ「へっ?」

前方から声がきこえたので、見てみるとそこには黒くて何かかわいくてちんまいな謎生物が堂々と←の看板を持ちながら手招きしていた。ちなみに大きさはスイカ程度だったりする。罠・・・という感覚は無いあの謎生物から発せられる感覚は味方と判断して問題ないからだ。

リナーシタ「あれ、何とか止めて!」
「ノッブ!」

まるで分っているのか正面の通路から大量の謎ちんまい生物が滝のように蒼漆黒の騎士を抑え込んでいく
尚リナーシタこの時思わずッファ!?と叫んだ(笑

『ugu、arrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrr!!!!!!!!!!!!!』

しかし抑え込まれている蒼漆黒の騎士もバケモノだった、次々と薙ぎ払っていきつつ進むも戦いは数だよアニキ並にちんまい謎生物が多く進行が大幅に遅れるその間にリナーシタは左の通路に入りそこにあった手動式のゲートを閉める・・・その時だろうか・・・


―gomen・・・nasai・・・・hontouni・・・ゴmenナsa・・・イ・・・・―

一瞬そんな声が僅かに残った残り滓の理性から出た言葉があった気がした。
それと同時にドアが閉まる。


リナーシタ「はぁ・・・はぁ・・・今のは・・・」

先程聞こえた微かな声・・・それは先程の光景にいた者達なのかそれとも・・・

「フォウ、フォウ」
リナーシタ「ん?」
ふと足元に声が聞こえたので視線を下ろすとそこにはモフモフした可愛い小動物がいた。小動物は自分に着いてくるように言っていたそんな気がしたトテトテ走って行く小動物を見ているとその先は平原で星々が見えていた。

リナーシタ「・・・ついていけばこの夢が何なのか分かるかもね」
「ノブノブ!」
リナーシタ「お、チビノブも居たんだんしょと」

ノブノブ言う謎生物もいたようだ。リナーシタは小さくノブノブ言う点からチビノブと呼びつつ両腕で抱えた後小動物の後を歩いて着いていく、時折止まってこちらを振り向きつつトテトテ走って行く
ある程度進むとそこには膝をついてコックピットが開いた状態のライアルスがあった。

リナーシタ「愛機・・・があるって事は此処がゴールって訳だね」
「そうだよ、リナーシタ」
リナーシタ「ほぇ?」

ふと声が聞こえた、辺りを見渡して・・・・いた。平原に突き出た2m位の平らな岩の上に座っていた。それは何とまさかの先程の小動物であった。

リナーシタ「へ~喋れるんだ」
「夢の中でだけどね・・・リナーシタ君は先程みた光景どう思う?」
リナーシタ「夢・・・ああ、アレかどう言われてもまるでこう実際に起り得る自体としか考えられないから・・・予知夢かな」
「正解だよたしかにあれは予知夢だ・・・でも正確には―――」

―彼・・・蒼の者、レヴィドランとその周りにいる者達の最後の結末の予知夢だ―


リナーシタ「レヴィドランとその関係者たちの結末・・・!?」
チビノブ「ノブ!?」
頭に鈍器で叩かれたかのように衝撃が走った、アレが結末?つまり惑星の外ではあの赤い光の後艦隊は全滅、あのドームにいた人達は全員・・・・死ぬそしてアークは魂もろとも粉砕される・・・それがあれの結末だと言うのだ。
(※マジでガチで本気で予知夢な展開決行する予定)

リナーシタ「理不尽にもほどがありますよ!?彼はそこまで酷い事もしてない傭兵をしている以上人を殺している事はあるかもしれない!けど、けどアレはあんまりですよ!どうして!」
「世界を管理する者が排除すると決めたからいや・・・決めざる終えない状況と判断してしまったからだ」

世界を管理する者・・・そのワードにリナーシタは理解した。神話時代より前から存在すると言われていた【管理者】だ。【管理者】がそう決めたのだと理解した。
しかしこのまま指を咥えてたままのリナーシタではない

リナーシタ「どうすれば、どうすればその結末を変えられるの?」
「・・・・君はもしかして運命に抗うのかい?」
リナーシタ「当たり前だよ、例えそれが茨の道だろうと死に直面するような道だろうと・・・抗う抗って見せる何せ私は―――」

―甘い元傭兵だからね
「そうか、ならその意志に応えないとね」

小動物の尻尾が燃え盛る蒼い炎のように巻き上がるしかし暑さもなく逆に心地良さを感じた。

「この世界には"聖杯"は存在しない・・・けどパスを作る事は出来る■■■■■を呼ぶ事も出来る"受肉"した状態でね」
チビノブ「ノブファッ!?」

途中何って言ったのか不明だが受肉といった時に何故か両腕で抱えているチビノブが驚愕染みたノブと言った。そうしている間にも光はつよくなり目を瞑らないようちょっと我慢する

「彼女は・・・"この世界"にはいないなら新しい彼女を・・・"この世界"での彼女を創造する事はできるそれは結末に抗う物語のカギとして・・・」

そして光が収まりリナーシタとチビノブが目を開くとそこには小動物はいない代わりに虹色に輝く結晶があった。一旦チビノブを下ろしその結晶を手に取る。

―その結晶が一際輝いた時彼女に持たせるんだ・・・そうすればきっと・・・・―

それを最後にその声は完全に聞こえなくなった。けどこれは希望になるに違いないと理解した。迷う事無くリナーシタはライアルスに乗り込もうとして、忘れ物を忘れないようにとチビノブを両腕で抱えてコックピットに入った。

リナーシタ「システム起動っと・・・」
チビノブ「ノブ?」
リナーシタ「ん?何で私がチビノブを連れていこうとしてるって顔だねんー・・・そうだね、きっとチビノブもこの結晶同様きっとその結末に抗うキーだと思ったからねいこっか」
チビノブ「是非もないネ!(希望」

ハッチが閉じる中まさか喋るのにうおっほぅ!?変な声を出しつつ光に包まれた。

~ライアルスコックピット内~

アストがコックピットを開けた時そこには眠っているリナーシタと・・・何かスイカサイズのヘンテコな生き物がいた。思わずナンダこれっ!?っと言いそうになったがグッと抑える抑えないとギャグ補正が感染しようだったからだ。

アスト「少尉!リナーシタ少尉!・・・ダメだまだ眠ってる・・・!ん?」

ふと何か香ばしい匂いがした。探ってみると何かの箱がありパカァ・・・っと開くとそこには 某 タ ッ キ ー の お 肉 が !
アスト「これなら・・・・!」

アストは2ピースを手に取りリナーシタに近づける・・・・その数秒後―――

リナーシタ&チビノブ『クワッ!(゜Д゜)』

目を赤く光らせ一瞬で1ピースに食らいつくリナーシタとちんまい謎生物、思わずアストはうおっ!?っとびびる(笑

リナーシタ&チビノブ『ハムハムハムハムハムハム!!!!!』

そしてあっという間に貪りつくした。早すぎである(笑
直後ハッ!っと気づいて辺りを見渡す、スヤァ・・・な攻撃を喰らう前は色々豊かだったのだが今はその真逆ド地獄だった。リナーシタ思わず一言―――

リナーシタ「な ぁ に こ れ」
チビノブ「是 非 も な い ネ !(茫然」

2017年
01月30日
11:35

822: レヴィドラン

【INFO】この惨状原因の要因の一つであるサイバリオン書こうとしたがナガスギ故に分割ナンジャイ

~リナーシタ達が起きる前 惑星グラウタリア~

皆が眠りについたのを感じとった夢亞は唄を一旦止める。
周りを見渡すRSも何もかもが眠りにつき、安堵の表情を浮かべた。

夢亞「よかった・・・これで争いは―――」

起きない、そう言う前に何かが見えた、雲に隠れて分からないが彼女は理解した。アレはきっとまだ眠っていない人間が乗っている何かだと・・・

夢亞「まだ、いたんだでも・・・それなら私は詠うよ」

そして再び唄を再開した夢亞・・・しかし雲の中から現れたソレは兵器だが人は乗っていない何故ならそれは―――

サイバリオン『・・・・・』

悪夢の影響で具現化した神話時代の太古に存在したベルサー軍の無人兵器であった。サイバリオンは口を開くそこから赤い光が照らされ始める。バースト砲だ。

夢亞「――――・・・・え?」

唄っていた夢亞もその違和感に気付く、何故唄が効かないのか、何故平然としてるのか様々な疑問が渦巻く中サイバリオンは容赦なくバースト砲を発射し地面に接触爆発を連鎖させながら夢亞に迫って来た。

夢亞「ひっ!?」

地面を抉る迫ってくる赤い光の死、唄をする暇等なく逃げた、否逃げなければ死ぬ・・・そう理解せざるおえない。必死に走り赤い光の死から逃れたが爆発の影響で軽く吹っ飛ぶ、サイバリオンはそんな"小物"に集中するはずもなくそのまま市街地へ進行を開始する。

夢亞「あ、ああ・・・」

助かった・・・かもしれないしかし容赦なき攻撃・・・それはほんの一部に過ぎないが彼女のトラウマを思い出すには容易だった。しかし必死に顔を横に振るアレを止めなければ争いが起きてしまう・・・そう考えトラウマを何とか押しとめ唄を再開する。しかし奥底にある恐怖は拭いきれなかった。あの赤い目をした黄金の鉄の龍の口から発された赤い光が脳裏に焼き付いて離れなかったのだ・・・

そしてサイバリオンはそんなのでは止まるはずもなく市街地に向けて攻撃を始めた。

2017年
01月30日
21:37

823: エアロ

ボルカ亭>>704の後・・・

サムはIPP派出所に同行し、事情聴取を受けることになった。
~IPP派出所~

取調室に通されたサム。当然、カツ丼は出ない(当たり前だよなぁ?

ハヤシ「では今日までどこにいたかを言ってください、どうぞ(勧める」
サム「え~と~・・・ヤクザ襲撃事件の時だよな、
赤い服に金髪の女とその護衛らしき銀髪に青スーツの女に連れてかれたんだよなぁ・・・(うろ覚え」
ヤマモト「(カタカタカカタッ)ああ、それ今話題のSig次元の衛星都市、
VB867aのクリス代表とヴィオラ護衛官ですね」

はやっ!?もうデータベースに載ってたの!?
ハヤシバラ「あたぼうよ、俺達だってパトロールだけしてるわけじゃねぇぜ?」
地の文に反応すんな!


ノーチェイサー「つまり、そのVb867aにいたというわけか。
他に連れて行かれたのは?」
サム「そうねぇ、俺の愛犬ライナと、ウサギ傭兵のタシュだな。
もう魔境に帰っちまったからなぁ・・・
でもたしかタシュが次元間ゲートのポータル持ってて、それで帰ってこれたわけだ・・・」

ヤマモト「となると、スワロッターズについてはわからないと」
サム「なんだそりゃ?」
ハヤシ「最近、雑貨屋骸の地下に出来たバーを根城にするギャング集団です。
恐らくSig次元の武器で武装しているものと思われる上に、
入り口のガードが固いしクラッキングは効きそうにないと、全容が全くわかんないんですよ。
まぁ、今は各所で地元のヤクザやチンピラと喧嘩や小競り合いをしているくらいですけどね」

たしかに、入り口では緑色のジャケットを着た三人組が連行されている様子が見えた。
と言うかサムも1回ぶっ飛ばしたことがあるKBSトリオだった。
ブレイゾンにホモは893万人しかいないのですぐわかる。
全体人口数十億を数えるブレイゾンでは確かに1%に満たないだろう。
だが、その1%でも毒をほおって置けば腐食は全体に広がり、やがて街は壊死する。
それ故、彼等の活動にIPPも目を光らせている。

ノーチェイサー「まぁ、禁制品の持ち込みもないようだし、これ書いて、どうぞ」サッ
サム「へいへいわかりましたよっと・・・」カキカキ

書類を記入し、サムは入り口で行儀よく待っていたライナと一緒に家へと帰った。

~DブロックH地区、サムの家~
トラムを乗り継ぎ、ようやく我が家へと帰ってきたサム。
ヤクザ襲撃事件の影響もなく、穏やかな日常が変わらずあった。
ただ、新聞受けは・・・パンパンになってんぜ?(迫真

主婦「あ~らサムさん、お久しぶり。お仕事だったの?」
サム「ええ、そんなとこで・・・」

ライナ「ワンワン!」
子ども「ライナちゃんひさしぶり~、元気だった~?」なでなで
ライナ「ハッハッハッ」

近所の人と挨拶し、新聞受けを片付けるとサムは我が家に入る。
実に1ヶ月ぶりだ。Vb867はこことさほどタイムラグは無いようで、
魔境から帰ってきた時ほどの違和感はない。


サレスティンに買わされたショットガンを調整しつつ、サムは会話アプリを起動したのだった。

-アプリ通話モード-

サム:帰宅なう

マイク:サム!どこ行ってた!?
ジョン:ヤクザ襲撃事件から随分立つぞ!?

サム:あの衛星都市の代表に連れられてVb867aに行ってた

シモーヌ:セボン!あのおっきな衛星都市ね
ケイト:おみやげあるの?

サム:ああ、代表のおつきのサレなんとかって女に付き合ってたっぷり買わされた(白目
ジョージ:HAHAHA、モテるな相変わらず
テーラー:じゃあさ、そのお披露目も兼ねて、みんなで食材持ち寄ってバーベキューすっか?

サム:ファッ!? まぁ、別にいいけど・・・コンロやテーブルは俺が用意しとく
マイク:じゃあ俺は肉。特上のビーフとチキン持ってくぜ!
ジョン:俺野菜~アニキ農場から買ってくるぜ~!
ジョージ:いっちょイカとタコでも釣ってくるか(実は元コックで釣りも趣味なジョージ
シモーヌ:ケイト、ユウ、コストコへGoよ!いろいろ買うわ!
ケイト:オッケイ!(バァン!
ユウ:了解
タケヒロ:拙者は地元の地酒とツマミを持参しよう
テーラー:酒は任せとけ!

トントン拍子にまとまったバーベキュー。
サムは庭にバーベキューコンロとテーブルを並べつつ、
今度はARでダスドのリメイラタウンのポータル掲示板を開く。

-リメイラタウン マチ掲示板-

伝言:サム・ウォーカー
ミカ・グルナ・ペルル、俺だ、サム・ウォーカー。
依頼とかなければ、俺んちこないか?バーベキューするんだ
特に何も持たなくていいゾ?魔境の食い物とか勘弁な・・・

数分後

ペルル:サム、久しぶり。了解よ、日時が決まったら教えて
ミカ:サ~ム~ 今すぐにでも行きたいよ~♪
グルナ:抜け駆けすんなミカ!よろしくねサム~

こちらもトントン拍子にまとまったようだ。
サムはライナと戯れつつ準備をすすめるのだった・・・


ボルカ亭に続く!

2017年
02月02日
01:23

824: zyabara

~グラウタリア 衛星軌道~

グラビット「―――色もなし形もましまさず、しかれば心もおよばず語もたえたり……夢に沈めば苦楽無くして、常世に平定ありと?――――児戯だな。稚拙な童歌に過ぎぬ。見ようとせず葛藤せず夢に沈むは童の戯れよ」

外套の巨漢が、戦禍に燃えるグラウタリアを一瞥し呟いた。
フラルダリアから出て宇宙空間に立つ、その姿はその身が人ならざる者であることを如実に顕している。

グラビット「―――然らば、断たねばなるまい。夢に沈む児戯も其れをおこす童も。……禍根と成るその前に」

― 重力加速・弌式 (グラビティアクセル・ワン)―

ぼそりと。
呟く様に唱えた巨躯が駆ける。

空を裂き。
雲を裂き。

星に墜ち、顕現するは異能の神か?

然して、凡ての法則をねじ曲げ、砕くは凡百の少女か。

否。

弱肉強食の理が不可避な現象であるならば。
それは剛なる者が敷く通であるべきだ。

然して、巨躯は墜ちる。
それはさながら雛鳥を狩る猛禽の如く。


~ニーヘンベルク~

夢亞「……夢に沈まないなら…壊れてよ。……要らないの、破壊を是とする狂った人形は…」

絶望は怒りに、怒りは憎悪に変わる。
此れ全ての思いが等しく、負の感情であるならば当然の既決である。
故に少女は片腕を空を指し示す様に挙げた。
全てはあの金色の龍を砕くため。
機械の人形を砕くため。

それは、道理ではない。
行いである。…一時の感情に身を任せた。
児戯である。

しかして、その腕が降り下ろされる事は無く。
少女は空を見上げた。

夢亞「―――ッ!?あれは何!?―――堕ちてくる…人…じゃない…――あれは…――――」

墜ちる。
堕ちる。
落ちる。

それは人か人ならざる者か。
黒き巨星が堕ちてくるのか?

――否。

堕ちているのは此方か、彼方か。

そう。そう錯覚するほどまでに“あれ”は強大なモノ。

故に。

夢亞「……!」

少女は恐怖を覚えた。

落ちる。
堕ちる。
墜ちる。

全てが一点に堕ち、圧縮され、光さえ逃れられない。
物質は圧懐し、素粒子へと。
意識は引き延ばされ、粒子は無限の尾を曳いて。
堕ちていく。

事象の地平線へ。


然らば、“あれ”は巨星。
漆黒の“孔”。
原初の理を示し、凡てを許さぬ巨怪の黒き星。

故に。

夢亞「――アーク!また…アークなの!?くっ!!」

空間を転移してあの黒き星の視角外へ。
――しかし、そこまでしても“逃れられない”実感があった。
あれは――強大すぎる――と。

グラビット「転移確認。重力補整七つから八つへ。質量増大。……打ち砕く。――天座失墜――小覇星 フォーリンダウン ヴィジュラ――」

――巨星が堕ちる。
大地が避け。地殻が砕けて、張り裂ける。
轟音を立てて、砕けた地殻が衝撃のエネルギーで融解し、蒸発し、岩石蒸気となって巻き上がった。

―――只の一度。只の襲脚のみで、そこは抉れた大地―クレーター―へと変貌した。

夢亞「ッ!!!!くぅ―――ッ!?」

巻き上がり吹き飛ばすように荒れ狂う岩石群と灼熱の大気に抗う様に夢亞は下がる。

しかし、その身は無傷。
物理的な干渉など受け付けないようにすり抜けていく。

グラビット「………直撃の筈だが」

防風に抗うように、身をひく少女に重力の化身は直径500mはある岩石群を指で操るように手繰る。

ふわりと。

理を無視するかの如く暴風を引き裂いて、巨岩が一筋の直線を曳いて少女に殺到した。
しかし…直撃はしない。

少女のまた常世の理を無視するかの如く物理的な干渉を受け付けなかった。

夢亞「ッ!?」
グラビット「…これでは駄目か…――ならば」

化身は手を開き、少女にかざす様に手を突き出した。

グラビット「――圧懐・黒破掌――グラビティ ブラックモア――」

爆縮する。空間が圧懐し、一点に潰されていく。
光さえ逃がさない重力の闇が黒点を作り、万物を吸収していく。

しかして。
やはり少女はそれさえ受け付けなかった。

“あれ”は此処では倒せない。

グラビット「……成る程な。…物理攻撃は意味を成さないか……」

グラビット「ふん!」

吹き荒れる暴風を重力で押し潰し、辺り一面を沈めると、幻夢と重力の化身は相対した。

双方動かず睨み合う。

夢亞「……アーク。……またアークが壊すの…。昔と変わらない、その傲慢で!!」

激昂する様に声を荒げたのは少女。
…しかし、漆黒の巨漢は動かずに口を開いた。

グラビット「……下らぬ蒙昧。貴様が其れを宣うか。所詮児戯は児戯。童は童と言うことか。…しかして、ならば裁かねばねばなるまい。……――貴様は此所で消滅するが良い――哀れな時の迷い子よ」

手をかざし、地面を抉る重力の奔流が少女を巻き込むように荒れ狂う。

さながらそれは苛烈な重力の猛爆撃。

しかし、少女も物理的なその干渉を関とせず、踊るように空を舞って距離を取る。

グラビット「……」
夢亞「そんな攻撃なんて…!!」

しかし、この攻撃は布石に過ぎない。
いわば、単なるこけおどし。

グラビット(ミスト…聞こえているか?ミスト…。貴様の役目だ、使命を果たせ)

グラビットは念じるように“それ”に語りかけると、“それ”からは曖昧な返答が返ってきた。

ミスト「聞こえてるよ、重力のおっさん…。……で?俺に何かしろって?」

グラビット(このアークには物理的な干渉は意味を成さない。…しかしこのアークは何らかの手段で此所に顕現している。……疑うべきは周囲の干渉手段。然らば…人の夢。…出力先を断て)

その物言いにミストはやはり反発的な返答をした。

ミスト「……つまり殺せってか?…頭を乗っ取って……使って、潰して…死ねって言うのかよ!?」
グラビット(貴様にはそれが出来よう。…貴様の責任を果たせ。それが産み落とされた貴様の存在理由。貴様自身の存在証明だ)

ミスト「……嫌だ。…前にもクラフトのおっさんにも聞いたが、なんで“お前ら”はそうなんだ!?人間とか、アークってのは“想像”出来るんだろ!?…他人の“痛み”も!“苦しみ”も!!…なのに、なんでだよ!!どうして潰し合うんだ!!殺し合うんだ!!!!……嫌だ!嫌だ嫌だ!俺は他人と自分の“境界”が曖昧だ!…動物は良い。考えて哀しむだけの論理は持たねえ。……けど“お前ら”は違うだろ!?…“考えて”、“想って”、痛みを測れるだろ!?…なのになんでそうなんだ!!だから嫌だ!!!!」

グラビット(……。もう良い。……貴様は控えていろ)

グラビットは眉を潜めて呟く。

グラビット「所詮は産み落とされたばかりの子供……理を受け入れるには幼いか。……仕方あるまい……責は私が果たそう」

グラビット「…むんッ!!」

グラビットが両腕を叩きつけると、周囲の存在……要するに“夢の出力先”をピンポイントで圧懐するように破壊の暴風が吹き荒れた。

人が。
物が。
幻想が。

潰れて、砕けて、張り裂ける。

夢亞「ッ!?…何を!?」

夢亞は驚愕したようにそれを見渡し…脳裏を何かが掠めていく。

夢亞「……やめて…やめてよ。…もう壊さないで!!」
グラビット「……それを貴様が宣うかと聞いている。……幼い稚拙な言に従う通りは無い。……責無き、使命無き哀れな時の迷い子よ。…侫々と繰り返す貴様の妄醜…此所で断ち切り終わらせてくれよう」

そう。…少女のそれは単なる現実逃避に過ぎない。
……だがそれを自覚するには少女は幼すぎ。現在はそれを許容するほど易しくは無かった。
―――故に。
これは必然である。

 

~遊撃部隊~

アスト「ッ!コイツら数か多い!!」
リナーシタ「同感ですね!倒しても、倒してもキリが無い!!…それに…守りながら戦うって言うのはやっぱり動きづらい…かな!」

アストとリナーシタは未だ目覚めない旗艦とRs部隊を守りながら、次々と湧き出る幻想の軍隊を切り伏せていた。

アスト「…けど!これくらいこなさなきゃ全滅だ!!…やれるだけやるぞ!!」
リナーシタ「引き時が肝心ってね!!」

リナーシタがマシンカノンで怯ませた目標をアストが死角からプラズマライフルで撃ち抜き、迫る他の幻想をリナーシタが撃破して、アストが肉薄。小気味よく砕いていく。

アスト「こんなの、シュミレーターの最難関ミッションよりぬるいっての!!…そらよ!!」
リナーシタ「……その逆境根性はどうかと思いますけど……。同尉はマゾですか?」

リナーシタが皮肉気味に呟いて、砕けた幻想からサーベルを引き抜いた直後だった。

グラウタリアの地表に何かが衝突して、吹き荒れていく。

アスト「なんだ!?」
リナーシタ「…アーク反応が2つ!?何が起きてるの!?」
アスト「くそっ!?何が起きてるが知らねぇけど…色々とまずいぞ!!どんどん状況が悪化してる!!」
リナーシタ「そうですけど……。……ん?アスト少尉!!敵が…」
アスト「!」

リナーシタの言う通り、今まで闇雲に攻撃してきていた幻想の悪夢たちが、攻撃を止めてグラウタリアを目指し始めた。
……どうやら状況が変わったらしい。

アスト「……なんだかよくわからんが…今のうちに立て直すぞ!!少尉!手伝ってくれ!!」
リナーシタ「お呼びとあらば!!」

アスト達はこの期を生かすべく、Rs部隊を退かせていく…。

2017年
02月02日
18:58

825: レヴィドラン

~ライアルスコックピット~

リナーシタ「んしょと・・・ここまで退かせておけば大丈夫っと・・・」

ある程度RS部隊をその愛機の馬力を持って一機でも多く安全区域へ下がらせていた。
先程までいた幻想は既に居ないため慌てる必要はない、ちなみにアストが運んでいるRSの機数はちょうどリナーシタの半分である。
ふと惑星グラウタリアを見る。先程残っていた幻想は何故向かったのか・・・原因は不明だが恐らくリナーシタは先程のクレーターだと考えていた・・・のだが―――

リナーシタ「とりあえず今は安全な所・・・にっ!?」

ふと右手に少し痛みが走る思わず右手を見ると手の甲に何か模様が浮かび上がっていた。

チビノブ「ノブッ!?」

それを見たチビノブが想定外と言った感じのノブを言った。これは何か関係があるのだろうか・・・痛みが治まると同時に光っていた模様は消えた。
さっきのは一体何だったのだろうか・・・それにチビノブが驚愕したのも何か関係があるのだろうか・・・しかし今は部隊を安全な場所に運ぶ事を優先するのであった・・・

2017年
02月03日
01:20

826: zyabara

夢亞「嫌!嫌嫌嫌!嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌!壊れる…壊れていく!!全部……全部……全て……嫌…嫌よ!!やめて…やめてよ…もう…壊さないで!!壊さないでよぉッ!!!!」

叫ぶ。
ただ叫ぶ。
目の前で起こる現実を否定するように。
失ったものを受け入れる事が出来ないゆえに。
……だが。
それで現実が翻る訳が無い。

夢は夢だから。

現実には抗えない。

受け入れなければ破綻するだけだ。

決して世界は“君”を救いはしない。
―――ただ指し示すだけだ。

“君”は破綻していると。
壊れていると。

だから裏切られるだけだ。

―――世界は決して真実から逃げる者に救いを与えはしない。


夢亞「嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌!嫌嫌嫌!!みんな嫌い!!全部…消えて!消えてよ!!私の近くに来ないで!!」

 

グラビット「それが解答か。―――全てを否定し、顔を背けるだけの傲慢。――――ならば与えよう。貴様自身が否定した故に。貴様自身が背けた故に。――全てが貴様自身を裏切るのだ。―――さらばだ、哀れな童。時の迷い子よ」

頭を抱えて泣きじゃくるだけの少女を重力の化身は否定し、そして肯定する。
―――お前は“間違っている”と。

だから示すだけだ。
――――消え去れ。と。

迫る幻想を重力の渦に巻き込み、我関とせず破壊していく。

全てを。

まるでそれが正しいかの如く。

多数のための少数の犠牲。

規定の為の制裁。

罪と罰。


―――確かに。
それは正しい。
規定においては。
論理においては。


―――――だが。


決して忘れはしない。


踏みにじられた者は。
大事な者を奪われた者は。

世界が規定において平等であるならば。
全てが全ての者において等価値であるならば。


――――否定しなくてはならない。

…その矛盾を!
……その厚かましい傲慢を!!

 

――――だからこれもまた必然だった。


それは暴虐だから。
かつて見た悪夢だから。
――――彼の者は決してそれを認めはしないと。


―――――――それもまた矛盾していても。

 

アスト「――――ッ!!」

アストはグウタリアのその光景を見て絶句した。

壊れる。
壊れていく。

命が。
祈りが。
想いが。

アスト「――――――オォオッ!!」

必然。
アストは駆け出した。

動けなくなった味方の大気圏突入用パックを奪い。
猛進する。彼の星に。

リナーシタ「―――少尉!?アスト少尉!!」

リナーシタは驚愕して追従する。

リナーシタ「アスト少尉!少尉!!戻って下さい!!!!―――貴方が居なくなったら誰が守るんですか!?皆を!」
アスト「うるさい!分かってる!――けど放って置けるかよ!!見てわかんないのかよ!?――あれは駄目だ!!見ていちゃ駄目なんだ!!」
リナーシタ「私もそれは否定はしません!――けど!その前にやるべき事が――」
アスト「――――ッ!そんなに大事なのかよ!!――戦場の観察眼とか言う肩書きが!?―――だったら…―――」

流石のリナーシタもアストの物言いに、ムッとして言い返す。

リナーシタ「―――私は!貴方の心配をしているんです!!!!」
アスト「―――…ッ!」

リナーシタの剣幕にアストが堪えたのか押し黙った事すら構わずに、リナーシタは捲し立てる。
―――こういう言い争いでは女の方が有利だ…。
……女の方が言葉を吐き出す速度が速いから。
…故に。一方的である。


リナーシタ「大体!一人でなんとか出来るとでも思っているんですか!?――さっきから自分が、自分がって!!何のため部隊ですか!?何の為に私達が居ると思っているんですか!?傲慢も良いところです!!!!いえ傲慢です!自分で自分を律する事も出来ないなんて、少尉殿は子供ですか!?――いえ…子供どころかお子様です!!!!そんなに自分で解決出来るとでも思っているならケン○ッキーにでも行ってお子様セットでも頼んで座ってて下さい!!―――迷惑ですッ!!!!!!」
アスト「おっ…お子様!?ケン○ッキー!?…いや、そうじゃなくて……そもそも…」
リナーシタ「う る さ いで す ッ !!」
アスト「」

―完全に負けている。
――ボコボコだ。
―――完敗である。

リナーシタ「あーっもうあったま来た!!――わかりました!アスト少尉は馬鹿なんです!大体…」
アスト「ば……ばばば…馬鹿!?…いや否定はしないけど…いやだからそれ以前に…」
リナーシタ「うーるーさーーいッ!!四の五の言い訳しない!!」
アスト「ハイスミマセン」

『…。……』

その言い争い(と言うより説教)を黙って通信越しに聞く男が一人。

『…はぁ。…少尉。そこまでにしておけ』

リナーシタ「はえっ!?エドワード司令!?あわわわ……す、すすすすみません!!お恥ずかしい所を!!」
エドワード『……いや構わん。今のはアスト少尉が悪いからな。…でアスト少尉』
アスト「……はっ!ははははい!?なんでありましょうか!?自分は健全であります!!」

エドワード『……。落ち着け。……状況を確認する』

エドワードは通信しながら、キリエやオペレーターらを起こして行きながらテキパキと指示を出し、サポート要員らに状況を探らせる。

エドワード『ふむ。…どうやら唄の範囲が弱まったようだな。……そして当艦付近の部隊のバイタルも回復しつつある。……そして、グウタリアにおける状況だが…』
アスト「!…そうです!!今すぐにでも…」
エドワード『落ち着けと言っている。…今の戦力ではあれには対応出来ん。…状況的にもな』
アスト「そんな…!!」
エドワード『市民の収用も不可能だ。ランチやシャトルを動かず要員が居ないのであれば回収も出来ん。…して、今我々が成すべき事は地表に取り残された部隊を回収しつつ、RSで確保出来るだけの市民を収用。戦力を温存し、一時撤退。のちに、近辺の基地に寄航。修理、補給、増援要請とともに反転。再びグウタリアを目指し、対応する。…これが最も現実的な対応だ』
アスト「…し、しかし、他の市民は…!!今…今まさに彼らは…」
エドワード『知っている。…だが今の状況で何が出来る?』
アスト「…それは…」
エドワード『その“気持ち”と“心”は構わん。人として持つべきものだ。―…だがな。今はしまっておけ。…我々は軍人だ。己が感情に流される前に使命を果たせ。でなければ役割は果たせん』
アスト「……申し訳…ありません」
エドワード『……貴官の過去は知っている。…だから私のように泥を被れとまでは言わん。…だがな。その前に成すべき事を成せ。それが我々の使命だ…判るな?』
アスト「…了解しました」
エドワード『…という訳だ。…フラクト准尉以下遊撃部隊はアスト少尉と共にグウタリアに向かえ』
アスト「…はっ?」

すっとんきょうな声を上げるアストにひょうきんな声の通信が入る。

フラクト「はっ?…じゃねぇよ!もう起きてるっつの…このお子様ランチが!」
アスト「フラクト!?フラクト無事だったのか!!」
フラクト「無事だったのか!!じゃねぇよ!!お前らが守ったんだろが…礼を言うぜ」
部下「本当本当…ありがたいです。お子様セット少尉殿」
アスト「う、うるさい!!…しかしエドワード司令…これは」
エドワード『…言っただろう。可能な限り回収しろと』

アスト「…!はっ!感謝致します!!」

エドワード『世辞は良い。リナーシタ少尉。貴官の機体はそのままでは大気圏突入は無理だ。一旦此方に戻れ、大気圏突入パックを装備する。…それと追加武装もな』
リナーシタ「はっ!!了解しました!!」

エドワード『よし、アスト少尉以下遊撃部隊はグウタリアに向かえ!リナーシタ少尉および予備部隊はリナーシタ少尉の装備ののち追従し回収の援護を!!…行動を開始せよ!!』

アスト「了解!!いくぞフラクト!!」
フラクト「了解だ!お子様セット!!」
アスト「うるせぇ!!真面目にやれ!!」

キリエ『無茶しちゃ駄目よー…!』
リナーシタ「また先走らないでくださいよー!!」

 

エドワード『……オホン』

 

エドワード『……貴官らはマイペース過ぎだ。…少しは緊張感を持て』

2017年
02月03日
22:02

827: レヴィドラン

~強襲揚陸艦アドミラル・フラルダリア~

リナーシタは一旦帰還した後ライアルスに大気圏突入用のパックと追加武装であるツインビームキャノンをバックパックの接続部分に繋いでいる最中であった。
機体の大きさに比例し追加武装もデカイ、手持ちでないのは汎用性を想定したからだとか・・・それは兎も角バックパックに追加武装が接続された。

リナーシタ『追加武装接続確認、同時に大気圏突入パック装備も確認!』
オペレーター『了解、発進シークエンス確認発進どうぞ!』
リナーシタ『了解、ライアルス、リナーシタ少尉 い き ま ぁ す !』

そしてカタパルトから射出されたライアルスは待機していた予備部隊と合流した。

~ライアルスコックピット~

リナーシタ「よし、追加武装も大気圏突入パックも装備したし行くよ!」
予備部隊一同『了解です隊長!』

・ ・ ・ カー

リナーシタ「・・・ゑ?」

まさかの隊長呼びに思わずピタァ・・・っと止まる事は無く進んでいきつつその理由を聞いてみる事にした。そりゃ元々の部隊長はアストであるので気になって仕方がない。

リナーシタ「何故に私が隊長なの?」
部下(女性)『この中で階級が高いのが少尉ですので!』
リナーシタ「まさかの階級ぅ!」
チビノブ「是非もないネ!(仕方なし」

どうやら予備部隊にリナーシタより階級が高い人がいなかったらしい、たしかにそれなら納得がいくのも一理ある。ちょっとギャグ補正が働いているが今はそれどころではない

リナーシタ「各機に通達!これよりグラウタリアに降下した後にアスト少尉の遊撃部隊の回収の援護に移るよ!」
予備部隊『了解!』

ライアルスは数機のアーリアカスタムを率いて惑星グラウタリアへ降下するのであった・・・

2017年
02月07日
09:19

828: MI4989 削除

~プリッツアやブリスガンドがある惑星、熱圏 高度600kmくらい~

惑星の地表と青い蒼い空気の層そして宇宙が見える空。比較的高緯度のため、人工衛星等はかなり少なく他にはデブリくらいしかない。
超希薄密度だがそれでも存在する粒子は荒ぶり、そんなところに磁気圏から加速された電子が次々と飛来しては粒子に衝突して光り輝かせ、大電流を流し、オーロラを形成する。
下を見下ろせば地上からではめったに見ることのないけどそう珍しくない超高層放電現象が起きてときおり光っているのが見える。

そんな非常に高い高度かつ空気が極めて薄いこの領域で鋼鉄の翼を広げて40000m/sくらいの速度で飛んでいるのは3機の陸棲ツュヴェツィナ達。
母親と娘二人という構成のようだ。彼女らはプリッツアに移住していたらしい。今日も飛行の練習がてらにここを飛んでいるようだ。

しばらくすると母親は耳になにやら不快な音を感じるようになる。地上から漏れていた電波だろうか、しかしベクトルを見ると宇宙からだった。
波形からワープを完了したときに発生する電磁波と同定すると母親は身体を宇宙へ向けて手持ち武器にしたマウザーBK-27を背部のハードポイントから取り出す。
電磁重力防壁から発する電磁波と重力波も感じ、そのスペクトルがクレリアン系人類が持つEMGシールドのものだった。
――その強度は戦闘態勢、母親は20万km先に“彼女”が居るのを発見し、黙って徹甲焼夷弾を入れた30連弾倉を入れて装填、直ちに狙撃を行う。

発生源からも狙撃が来た――しかし“彼女”が照準を付けていたのは横を飛んでいた娘だった。
数発撃たれて何発か命中させられたその娘は発動機を撃ち抜かれてかなりの速度で落下し始め、そしてすぐにその娘が“彼女”に組み付かれて何か刃物で斬り刻まれ始める。
まさか黙って見ている母親ではない。すぐに“彼女”を機関砲で殴って娘から“彼女”を離させると胸部中央に狙いをつけてバースト射撃を行う。
心臓である動力機関に徹甲焼夷弾を撃ち込まれた“彼女”は心臓を止めさせられて力なく落下していく。
そして母親はそれにダメ押しをするようにさらに狙撃して武装翼と発動機を破壊し、急接近して宙返りからの踵落としを惑星にでも叩き付けるように食らわせて蹴り落とす。

“彼女”は火球となり、身体・武装翼・発動機・その他の破片とバラバラになりながら惑星の海へと隕石の如く落下していく。
「願わくば都合良く焼き尽くされて消えろ」と母親は負傷した娘を拾って抱えながら呪うように祈るのであった……。
それを遠くから見ていたブリスガンドとプリッツアそれぞれの空軍所属の哨戒機はクレリアン系人類同士の殴り合いの末に片方が撃墜されたと記録していた。

普通の生命体、普通の人類ならばこれでおしまいにできるのだがどうなるかは解ったものではなかった――。

~ブリスガンド北部、礫砂漠が近くにある海と海岸のどこか~
現地時刻 昼から夕方
天候 曇り

例のクレリアン系人類が撃墜されて海へ落ちてから翌日。
海軍の工作艦とフリゲートは落下した“彼女”の死骸と破片をサルベージしていた。
禁輸協定や禁止条約にかかるものは速やかに除去しなければならないルールがあるためでもある。
バラバラになった武装翼と発動機とその他の雑多な破片は大方サルベージし終えていが肝心の死骸は見つからないまま昼を過ぎていた。
捜索に当たっていた潜水艇とそこに乗り込む潜水士が浮上してきて「死体はないが移動した形跡を発見した」と告げた。
――まだ生きていることを知らせたのである。


ちょうどその頃に海底から駆け上がったように海面から跳び上がり、蒸発乾固した塩をこびり付かせながら海岸に“彼女”は着地した。
水兵達の眼に映ったのはボロボロになった鎧を身に纏う2m以上はある筋肉質な女だ。
動力を打ち砕かれはしたがもう治ったようである。恐ろしく頑丈なその巨躯は多少の損傷ではびくともしないようだ。

フリゲートの艦長は戦闘態勢を指示し、電磁重力防壁を展開させてから目標をちょうどこちらに背を向けている“彼女”に定めた。
フリゲートは“彼女”に2門の152mm速射砲と3門の37mm対空機関砲と2基の12cmミサイル3連装発射機を向け、徹甲榴弾と対地ミサイルによる集中砲撃を開始。
続いて対戦車ミサイルとHEATパイルを扱うホバー脚部を持つ大型ロボ6機と空戦ヒュム6人からなる陸戦隊がフリゲートから降りて接近してきた。

“彼女”は振り向いて後ろに歩きながら頭部に載せているM60C機関銃と手持ちのADEN機関砲を構えた。
37mm機関砲の徹甲榴弾がマッハ40から50程で着弾し凄まじい勢いでただでさえボロボロだった鎧が破壊し尽されるが頭部の機関銃でおよそ6発の対地ミサイルは迎撃しきる。
機関砲には時限信管を調整した榴弾を装填してフリゲートの艦尾に向かって数発砲撃を加え、海面を貫通して海中で起爆させてバブルパルスを発生させて艦底を叩き割り、浸水させる。
――が、あまり移動していなかったために152mm徹甲榴弾が頭部と胸部正面に若干上から直撃、貫通こそしなかったがその運動エネルギーと炸薬の火力によって転倒させられる。
これによって頭と上半身の装甲と武装が完全に吹き飛ばされた。

その隙に陸戦隊が対戦車ミサイルを発射、12発のミサイルが若干の時間差を置いて殺到して全てが転倒した“彼女”に命中する。
しかし脆弱部位であっても皮下装甲を貫通することができず、“彼女”は皮膚が破られた程度で致命傷には至らなかった。
起き上がった“彼女”は手持ちの機関砲に同軸機銃として付いている74式車載機関銃で目に付いた空戦ヒュム達を掃射で撃ち落とし、続いて向かってくる大型ロボに殴りかかった。
機関砲そのものによる殴打と回し蹴りで6機のロボをすべて殴り倒していき、“彼女”は向かってくる者が居ないことを見てからかなりの速力をもって南へ走り去っていって姿を消した。


――負傷兵を回収し、フリゲートの応急修理を終える頃には日が暮れる頃になっていたて同じ頃には徹甲榴弾が起爆してもなお使用可能だった機関銃と鎧の破片も回収されていた。
その日の内に司令部に報告され、司令部は今日得られた戦闘データと残骸を証拠に魔境の兵隊から武器弾薬のレンドリースを打診するのであった。

2017年
02月07日
11:13

829: MI4989 削除

~岩石砂漠のどこか~
現地時刻 昼過ぎあたり
天候 晴れ

あの戦闘から2日が経った。“彼女”は偵察機や監視衛星を誤魔化すのが得意なのかそれほど発見に時間をかけさせられたのと、
ウラノス戦役でのクレリアンしか知らない彼らにとって“彼女”のクレリアンにしては異様に速く見える移動速度が彼らを惑わせたのである。
それに伴ってレンドリースとともに来た装甲車級クレリアンについての情報を記した資料が届くまではずっと海岸付近を探していたのもあった。
実際に“彼女”が発見されたのは海岸から南に600kmも離れた岩石砂漠の中だった。

岩石砂漠の中で“彼女”は走っていた。何をしているのかは解らないがとにかく移動している事は分かる。
海岸での戦闘で上半身の鎧とヘルメットは吹き飛ばされていたのだが、なんでだか鎧とヘルメットが復活している。

この岩石砂漠に点在する廃坑から鉱石を集めたかそれともモンスターロボを狩って鎧を作ったのか海岸での戦闘の際に着ていたチタニウムキチンの鎧ではなく、
爆轟性マナ炸薬を用いたERAとセラミック染みてるミスリル装甲鋼の鎧だった。それどころかなんか武器が増えてる。
こいつ、無駄にクラフティング能力があるな。

そんなところに陸軍の胸甲騎兵隊がやってきた……騎兵隊とは言っても5輌のヘタイロイ級ホバー戦車を若干改良したM(ミディオ)24/120からなる立派な戦車部隊だが。

“彼女”にとってはまだまだこれでも蹴散らせるほどの戦力である……「機関砲に徹甲弾を装填することを躊躇しなければ」。
“彼女”にとってこの徹甲弾はあの親子を殺す為にとっておきたいもの。この機関砲だって魔境の戦場跡に点在する装甲戦闘車両から引っ張ってきたもの。
それはこの徹甲弾だって同じだ。この徹甲弾は冶金と加工の業を極めた上でやっと作り得る代物であり、複製はできないし今この場でほいほいと作れるものではない。
……とか言いながらも戦闘の際にさりげなく空薬莢を回収して弾頭と装薬を詰め直しているので対装甲用の徹甲弾以外の弾薬は意外にも余裕はあるのだが。

目に映るあのホバー戦車は巡航速力であろう800km/h近い速力で迫ってきていた。主砲は120mm滑腔砲、雰囲気的にHEAT-MPと砲発射対戦車ミサイルを搭載している。
機体に音が当たり反射してきた微細な振動音から装甲は軽量なチタン・ミスリル合金系装甲鋼と非拘束型セラミック装甲からなる複合装甲だろうか。
主砲自体の揺れが殆どないので安定装置付きの火器管制装置が付いているのが容易に解る。

彼我の距離は5000m前後といった所で彼らは砲発射対戦車ミサイルを発射した。
ミサイルは砲口から出た後すぐにモーターが点火、凄まじい勢いで加速してマッハ29とこちらの機関銃弾並みの速度で迫ってきた。
着弾までの猶予時間は僅か522ミリ秒、いくらクレリアンと言えどもこの距離ではもはや近距離も良い所である。
“彼女”は機関砲の同軸機銃で3発迎撃したが残りは全て直撃、胸部左と頭部正面左にミサイルが直撃、
どちらもERAが発動し問題なくミサイルを防ぐ――事はなく、ミサイルの弾頭が対ERA用の多段HEATだったためそのまま装甲も貫いて皮膚に穴を開ける。

“彼女”は反撃として機関砲に鉄塊と水を詰めただけの薬莢を装弾した弾倉を装填し、流体徹甲プラズマ弾として射撃して撃ち返す。
しかし、EMGシールドを貫通し命中はしても手ごたえがない。装甲に防がれてしまったようだ。焼夷効果は望めないのはもちろん、感電効果も見られない。
比較的小口径な火器しか持たない“彼女”にはもはや側面をとって攻撃するしか反撃する手段はなかった。

――「っと思っていたのか?」とでも言わんばかりに背中に背負っていた全長2m程のでっかいマスケットを二挺取り出して構えた。
マスケットとは言ってもお手製のAPFSDSと機械油がしみ込んだ土が装填されている対戦車マスケットだ。
波動エネルギーを砲身内部へ直接入力し、電子熱化学砲とレールガンの要領で全長80cmほどのAPFSDSをマッハ40ほどで撃ち出す。
激しい砲炎とAPFSDSを噴き出すとともに砲身が爆発、APFSDSは無事に弾芯と装弾筒に分離しホバー戦車へすっ飛んでいく。
一発目は車体正面の装甲を貫いてスラスターを損傷させて動けなくさせ、二発目は外し、“彼女”は使えなくなったマスケットをそのまま残りのホバー戦車へ投げつけた。

5輌(1輌移動不能)のホバー戦車は既にHEAT-MPの装填を終えており、接近しながら二回目の砲撃を加える。撃ち出されたHEAT-MPもまた多段HEATだ。
魔境では多段HEATにしてもERAが(製造に手間がかかる)多層構造のせいでを突破しようにも二段目が起爆するころには砲弾そのものが吹き飛ばされてしまうため、多段HEATは用いられないのだ。
しかし“彼女”が作ったERAは現実で言うコンタークト1相当の代物であるため多段HEATに対する防御力は期待できない。
至近距離でマッハ27ほどのHEAT-MPが殺到しそのすべてが若干の時間差を置いて命中していき、数発はERAが無くなった部分に当たって榴弾効果によって残りのERAが誘爆させられた。

それでもまだ“彼女”は立っており、機関砲を背部ハードポイントにひっかけて自分にとっては小振りな曲剣を抜き、向かってくるホバー戦車に突撃する。
総重量24tの戦車に総重量14tの装甲車が近接攻撃を仕掛けようなど無謀もいい所である。

だが、“彼女”はその近接攻撃に戦車砲に匹敵しうる破壊力を持たせる事が可能なクレリアンだ。剣を握るとその圧倒的な筋力からなる脚力でマッハ2前後にも達するダッシュを行い、一瞬だけ戦車の側面を取ると直ちにタックルを繰り出して突き飛ばす。

――14tもの鉄塊が超音速で体当たりしてくるのだ、無傷では済まされない……が横転事故などちょっとした操作ミスでよく起こるホバー車両だからか、装甲や構造が歪まされようと搭乗員は無事なのか派手に飛ばされてスピンしながらも体勢をすぐに立て直した。
そして仮にも戦車の集団に突っ込んだ“彼女”に別のホバー戦車がスラスターを吹かしてマッハ3弱へ急加速して体当たりを仕掛けて突き飛ばした。
突き飛ばされた“彼女”もすぐに体勢を立て直すと突き飛ばしてきた戦車に素早く接近してマッハ16の速度を乗せた曲剣によって装甲とエンジンを斬り飛ばした。


もはや巨人と戦車による白兵戦であるがそんなところにいよいよ「陸戦の王」が殴りこんできた。
陸軍の機甲師団から1輌だけ派遣されてきたP54bis主力戦車だ。装甲車級クレリアンにとっては殆ど天敵と言っても良い存在。
クレリアンを黙らせるには一番有効な機甲戦力である「戦車」だ。
重たい鋼鉄の履帯を打ち鳴らしながら接近し、ホバー戦車が退避したところでその152mm戦車砲を轟かせた。

彼我の距離が1000mの所から長く太く重いAPFSDSの弾芯がマッハ60近い速度を持って飛来、“彼女”の胸部正面に命中して鎧を貫くが皮下装甲に防がれた。
ここで“彼女”がType11AFVを超える凄まじい防御力を持つことが明らかになった。
“彼女”は反撃として先ほど使った対戦車マスケットをもう二挺取り出して主力戦車に撃ち込み、車体正面と砲塔正面に命中させるが同じように防がれた。
「正面からではまともな攻撃は通らない」そう思った“彼女”は再び曲剣を握って主力戦車に向かってマッハ12という今までには出したこともないような速度を持ったダッシュを行い、
まさに砲弾のように突進して上面から攻撃しようと跳び上がる。

それを見た主力戦車はすぐさま後ろに下がって車体前部を上に傾けて仰角を稼いで“彼女”の上半身に狙いを定め、APFSDSを撃ち込む。
撃ち出されたAPFSDSの弾芯は“彼女”の腹部正面を下から入る形で着弾し、皮膚と皮下装甲を貫いた。
そこは皮下装甲があると言えど脆弱部位であり、現在のクレリアンでもRHA等の装甲ではなくType11AFVでは未だに使われている流体装甲である。
構造上の問題でどうしても流体装甲で妥協せざるを得なかった部位。そこから塑性流動によって浸徹していく流体徹甲弾が相互浸食を起こしながら流体装甲と体組織を破壊していく。
骨の破壊までには至らないが筋肉と神経などの体組織は流体と化したタングステン鋼によって破壊され、かなりの損傷を負わされる。

“彼女”は腹から内臓を砕かれたからか腕に力が入らなくなりそのまま主力戦車の上に衝突してから後ろに転がりながら着地した。
主力戦車はすぐさま超信地旋回と砲塔旋回を行って素早く後ろを向き、起き上がりつつある“彼女”にさらに砲撃を加える。
再びAPFSDSが撃ち込まれ、今度は左肩から鎖骨に向かって弾芯が浸徹して突き刺さるが尾翼の部分までは刺さらずに止まるが左腕はぐったりと垂れた。

「まともな戦車からは逃げろ」、“彼女”の脳裏でそんな叫びが過り、それまでの戦いぶりはなんだったのかと思わせるばかりに全速力で逃げ出す。
もしまともな戦いにおける兵隊同士の闘いならばこれで戦闘はおしまいである。今居る戦車兵達もそう教育されている。
しかし、今は「人間の地に入った、人間としてはもちろんのこと猛獣としても許されざる猛獣を討伐する」戦いである。
“彼女”は「敵」ではなく「猛獣」だ、人間の地からは速やかに排除しなければならない。
主力戦車は速やかにAPFSDSを装填し、照準を付けて砲撃、腰に着弾し、足を崩して転ぶまでは見えたが転がりながら穴に突っ込んだのか姿を消してしまった。

P54bis MBT(車長)「本部へ報告、例の装甲車級クレリアンは廃坑に落ちたみたいだ、これ以上は追えない」
<クレリアンの事だ、そこに逃げるつもりだったんだろう。ともかく落ちたと思われる陥没孔の傍に目印を立てさせろ>
P54bis MBT(車長)「了解した」

レーザーで陥没孔を指示し、いくらかの戦車兵が目印である旗とビーコンを立てると戦車隊は損傷車両を牽引しながら基地へ帰投するのであった……。

2017年
02月07日
22:45

830: エアロ

>>829

ハタイロイM24ホバータンク部隊とP54MBTは近くの基地に帰還し、
報告を行っていた。軌道上でクレリアン同士の撃ち合いが発生して一日経つ。
戦車部隊を出せば万全だろうと思っていた基地司令官も、想像以上の損害に頭を抱えていた。
1輛移動不能の破損、2輛が少なくとも1ヶ月の修理だ。
陸軍からMBTが派遣されていたので保険として向かわせたのが幸いし、クレリアンは廃坑へと逃げこんだようだ。
だがそれがまた厄介だった。クレリアンはたとえ屑鉄やズリでも自前で加工し鎧にできてしまうのだ。
その旨をラスカー将軍に伝える基地司令官であったが・・・

基地司令官「というわけでありまして、追加部隊の派遣を要請したく」
ラスカー<こちらで割ける戦力はない。それに我が軍もクレリアンとの戦闘経験はない。
ともかく、対策はこちらで練ろう。引き続き、廃坑区域の監視を怠るな。以上>
基地司令官「・・・了解しました、閣下」

増援派遣の要請は却下されてしまったようだ。
いたずらに戦力を投入しては被害が増えるばかりだ。

基地司令官「・・・将軍としてはクレリアンと戦闘経験のある傭兵に依頼するのだろうか・・・?
まぁいい、私としては監視を命じるだけだな・・・」
司令官は偵察部隊にビーコンを立てた廃坑の監視を命じたのだった・・・

~ブリスガンド 帝都~

皇居内にあるブリスガンド軍司令部。
先ほどの基地司令官の報告を受け、ラスカーは依頼を書いていた。

ラスカー「そうだ、今三銃士はブレイゾンにいるはず。
ボルカニクス亭に依頼を貼りだしてもらうとしよう・・・」

そうしてラスカーはブレイゾンで休みをとっている三銃士にボルカ亭に依頼を持っていくよう命じたのだった・・・

2017年
02月10日
22:40

831: MI4989 削除

~岩石砂漠、廃坑に繋がる陥没孔周辺~

その頃、監視のために派遣されてきた偵察隊は廃坑を監視するために車両から降りて索敵機器を設置していた。
監視とは言っても魔境の兵隊から供与された弾薬が届いて準備が整った後なので装甲車級クレリアンを倒せる武装は装備している。
街に対する侵攻を起こしたときに対処するためだ。

そんな所に竜使いと女騎士と魔法使いっぽい女性を乗せたワイバーン的な生き物というかワイバーンが静かに降りてきた。
鎧と服の様子と国籍マークからプリッツアから派遣されてきたのだろうか。
ワイバーンから降りるのは女二人だけで竜使いのほうはワイバーンを操って再び空に戻っていく。さながらタクシーのようだ。
二人ともかなりダルそうである。

ブリスガンド士官「あっ、リアルで会うのは半年ぶりだね」
プリッツア女騎士「え、リアルで最後にあったのは去年だと思うんですけど……」
ブリスガンド士官「街(帝都)で見ちゃったわよ~、ちょっと冴えない感じの男と一緒に歩いてるの~。あんたは気付いてないみたいだけどさぁ」
プリッツア女騎士「え、え……まだ彼氏なんてできてないんだけど……いや、寄ってくる男は居るけどさ……」
プリッツア魔法使い「……」ジト目

が、話しかけられてすぐの話がこれである……。

ブリスガンド士官「覚えてないの? ほら、アークが出たっての前あたりよ」
プリッツア女騎士「いや、その時はブリスガンドには居なかったよ……。そっくりさんか化けたシュヴェシィナじゃないの?」
ブリスガンド士官「まさかそっくりさんな訳ないでしょうし、シュヴェシィナ……そういえばあんたにアンテナとトゲなんてないね……。というかシュヴェシィナって化けるの?」
プリッツア女騎士「化けますよ。尤も本人達は化けるつもりなんてないらしいけど」
ブリスガンド士官「あぁ……そうなの……勘違いしちゃったよ……」

プリッツア女騎士「――で、高山地帯勤務なのにソナーを連れてここに行けって上官に言われたんですけど何の用なんですか」
ブリスガンド士官「不法侵入したクレリアンを監視するにあたって音響で監視できる人員が居なくてね……」
プリッツア女騎士「交戦記録はあるの? そこらじゅうにクレリアンの新鮮な血と機械油が飛び散ってるからそれなりに攻撃が通ったんだろうけど」
ブリスガンド士官「出来る限り詳細にまとめた……ような気がする交戦記録がここにあるから、うん、まぁ上手くやって」

偵察隊の士官は軍用オフロード車からタブレット端末を取り出して女騎士に渡し、自分はすぐに車の中に入った。
そして女騎士と魔法使いはタブレット端末で情報を確認するのであった。

プリッツア魔法使い「ふーん……結局去年も彼氏できなかったんだ……」
プリッツア女騎士「どうせ寄ってくる奴は家の資産か身体が目当てだろうから政略結婚以外はしないつもりです」
プリッツア魔法使い「……あの、もうちょっとさ……その……」
プリッツア女騎士「くだらない話題は後でもいいでしょ、とっとと監視対象の特徴を覚えて索敵の準備しなさい!」

タブレット端末で特徴を捉えている内に索敵機器を設置し終えたようだ。そこにソナー要員が配置に付くのであった。
あとは監視して動向を探るだけである……。

2017年
02月11日
00:03

832: 熱湯カルピス


有史以前。古代人達はバイオテクノロジーという一つの禁断へ辿り着く。
最初期は人体の錬成による義手義腕の廃止等平和に一躍を担う存在であった。
だが、古代人達は愚かだった。
滅亡後期、戦争の最中バイオテクノロジーは人為的に平和の象徴から悪夢の製造装置へと変貌した。
寄生生物に投与し遺伝子改造。細胞の増殖を促す。
実戦投入から成果が上がるまでさほど時間は無かった。
この寄生ウイルスに感染した人間は数分以内に体内で活発化した寄生生物によってみるみるうちに脳を食い破られ異形の生物へと変わり果てていく。
厄介なのは感染体が敵味方なく攻撃し、そして敵味方なく感染し仲間を増やしていくのだ。
古代人達はこれを命を懸けて根絶したのだ。資料と共に。

「ザザ・・ザ・・こちら火星要塞"スザク!次元チャンネルで一斉送信している、現在、火星全域に無数の生物兵器が出現!現在も尚我が方が不利!救援を要請する!もう何人も仲間も、同盟軍の基地もやられた、このまま放っておけば奴等はこの要塞のアンテナを破壊し宇宙港から次元のあちこちの惑星へ仲間作りに行ってしまう!頼む、誰か応答してくれ!こちら火星要塞・・・―ザー」

[INFo]チャプター2最終クエスト[インフェクション・アメジスト]。時間がかかりましたがようやくなんとか送信できました。

2017年
02月16日
21:38

833: エアロ

>>826から
(アストくん達が目覚めたあたり)

~ニーヘンベルク外縁部~

グラビットと夢亞がぶつかり、戦の悪夢が顕現する少し前。
グラビットの重力攻撃により夢亞の歌の効果は薄れつつあった。
避難していて眠りに襲われた車列の兵士や市民たちも徐々に目をさましていた。

兵士「ん~・・・ファッ!?なんだあれ!?」
兵士2「やべぇよやべぇよ・・・早いとこ戦車再起動しろ!」
兵士a「早く市民をAPCに載せろ!エンジンかけんだよあくしろよ!」
市民A「早く載せてくれぇ!あと娘も頼む!」
兵士B「わかったから!暴れんなよ・・・!暴れんなよ・・・!」

兵士たちは大急ぎで眠っている市民や動ける市民をAPCや止まっていたバスに載せ、
増援部隊が駆けつける予定の郊外基地へ発車する。
幸い、ニーヘンベルクの異変を察知した別方面隊が基地に到着しており、
市民たちを到着した順にシェルターへと移動させる。
一方、外縁部で無事だった部隊はとにかく、避難の援護のため遅滞戦線を開始する。
しかし・・・

戦車兵「何だコイツら・・・!パルスレーザーも、戦車砲も全く効いてねぇぞ!」
兵長「なんとか踏ん張れ!対アーク部隊も増援を連れてくるかもしれない!」

しかし、悪夢の顕現に物理攻撃など通用していないのは明白。

数センチの鉄の防壁すらぶち抜くビザゴスMBTの125㎜滑空砲も。

全てを燃やすバリスタ自走砲のサーモバリック・ロケットも。

小形Rsの装備するパルスレーザーライフルも。

全てが霧を射抜いたかのように霧消するばかり。
それでも、防衛隊は攻撃をやめる訳にはいかない。この町の人を、ひとりでも多く活かす。
それが彼らの使命・・・

やがてアスト率いる遊撃部隊とリナーシタ率いる後続部隊が降下してくる。
基地のRs達も街の外縁部へと近づいていく・・・

 

~ニーヘンベルク中心部~

グラビット、いや【重力】のアーク、グラビオン。
物理攻撃が通じないと知った彼は【夢】の出力先、即ち、人の精神を断つべく動き始めた。
そう、全てをぶち壊す。

惑星が保つ力、重力。


それをちょいっといじる。

どうなるか、生物も、建造物も、自然も。
すべて宇宙の深淵へと消えるのみ。

グラビオン「唯生きる蒙昧なる民よ。
せめて悪夢の出力を終わらせるための贄となれ。

蒙昧なる大衆
彼らには裁定できない
自らの意志を放棄した彼らの声は聞えない
宇宙の理に服従せよ
法則に従い
何も疑わず忠誠を誓えばいい
心を我らに支配させよ
魂を我らに支配させよ

無知のまま生きて
幸せを買え
血と汗が対価なら
思考は停止し真実は失われる
心配はいらない
言われたとおりにすればいい
我が国民に求める人生を与えよう
正しき者は成功する
混沌の炎は弱者を燃やす
自由を時代遅れなものにして
宇宙は健全になっていく
聖なるアークのの支配によって

魂を我らに支配させよ
魂を我らに支配させよ
魂を我らに支配させよ
魂を我らに支配させよ


Collective Consciousness

詠唱の後、グラビオンの周りに重力が集まり、やがてしぼみゆく。
まるでそこだけ宇宙空間になったかのように無重力の中に堕ちてゆく・・・


>>832

~火星外縁軌道~
月軌道で待機していた艦隊は火星外縁を包囲し、号令を待っていた。
テクノウィルスの感染報告から数日。
すでに汚染は火星全土に広がっていると見ていい。
地球司令部の判断の遅れはすでに火星基地の放棄と火星全土の放棄を招いた。
もう手は一つしかない。

火星表面を焼きつくす。なにもかも。

艦隊からはオービタルレーザー、核ミサイル、反物質爆弾、
そして帝国の時代に使われた究極浄化爆弾。
すべてが空中炸裂し、火星表面を焼きつくす。


VOLT神「馬鹿め・・・それこそウィルスの思う壺だぞ・・・
これは我らテンノが動かざるをえんな・・・」
宇宙のニンジャはその光景を何処かから眺めながらつぶやくのだった・・・

2017年
02月16日
23:04

834: 熱湯カルピス

>>833
???「俺も手を貸すぞ。」
VOLT「貴様か・・・"ディケイド"。」
ディケイド「そんな露骨に嫌そうな事を言うな。手伝ってやるんだからよ。」
[KAMEN RIDE][ドライブ! シフトネクスト!」
[ATTACK RIDE][ネクストライドロン!]
ディケイドドライブシフトネクスト「乗れ!砲撃を開始する・・・そうだなー・・・1時間前に戻って艦隊が集結した所に乗り込んでなんとか時間を稼ぐ!その間にもっと"心強い味方"を呼び込むぞ!」
VOLT「なるほど、"アークス"か。」
ディケイド「その中でもとびきり上等のな!行くぞ!」ブゥゥウン

青と黒のペイントの車はポータルへ消えた。

2017年
02月16日
23:22

835: 熱湯カルピス

―Cオラクル アークスシップ内―
マトイ「ねぇねぇ聞いて!最近定期検診の時間をキッチリ守れるようになったから今度フィリアさんに空き時間にピアノ教えてもらえる事になったんだぁ!」ニパー
ジャヌス「おっ、良かったじゃねえか。ピアノとは羨ましいな・・・」
シエラ「ピアノも良いですがアークス全体に外部からの出動要請が来てますよ。」
ジャヌス「内容は?」シエラ「今から依頼内容を流します。」

「こちら火星要塞スザク―・・・」
(省略)

マトイ「せ、生物兵器!?・・・って、なあに?」
ジャヌス「馬鹿な科学者共が考えた生物を戦争の道具に改造したなれの果てさ。ということは今回は...」
シエラ「おそらくご名答です。問題はその兵器の種でして...」

2017年
02月16日
23:43

836: 熱湯カルピス

-火星軌道ー
艦隊司令官「なんだ貴様ら?任務の邪魔だ!射線上から失せろ!」
ディケイド「それは出来ねえ相談だ。」
艦隊司令官「見て分からんか!火星の状態を!」
ディケイド 「あぁ、あれを全部ってのは無理だろうな。だが、方法がある。」

ーCオラクルー
シエラ「という訳で急遽アライアンスのライダー部隊と合同で火星圏奪還作戦を7日以内に完了しなくてはなりません。」
ジャヌス「だからアークス総動員という訳か。」
シエラ「ええ、今回の相手は無機物有機物関係無しに侵食してくるウイルス。普段装備している物では直ぐ全滅してしまう事が予想できます。なので専用の装備一式を今回は使用します。」

2017年
02月16日
23:51

837: 熱湯カルピス

ー火星基地 スザクー
兵士「援軍!来てくれたのか!」
基地司令官「アークスとは心強い!」
ジャヌス「歓迎ありがとさん。さ、仕事を始めるか。」

ジャヌス[”アメジスト作戦”を開始する。]
[ベース!インヘクサー!][HENSHIN!]
ジャヌス「変身!」
[エクスインヘクサー!]

[INFO]作戦開始

2017年
02月17日
00:51

838: レヴィドラン

~火星 基地付近~

【アメジスト作戦】が始まる少し前、そこにはGNアームズが着地しており、火星基地のオペレーターから依頼内容を聞いている最中であった。

オペレーター『恐らく汚染された基地内部には暴走した無人機も想定されます同時にウイルス反応もあるでしょう、しかし貴方方のIMSにはそのような環境下でも活動できると考え依頼させました、改めて今回の依頼を受注していただき感謝します』
ネプテューヌ「ふっふ~ん!何せ私達は歴戦の猛者だからこれくらい当たり前だよー!何より主人公兼レヴィのメインヒロインとして放っておけないからね」
レヴィ「アハハハ・・・(; あっところで汚染元は特定できてるのですか?」

これだけ大規模な汚染があるのだ、汚染の元凶のエネルギー数値を感知できても可笑しくは無いはずだ。そうなればそのルートも特定が可能ではある。
しかし予想とは裏腹に深刻な状況を言ってきた。

オペレーター『特定自体は出来てはいるのですが・・・汚染によって暴走した無人機の数が大規模故に掃討していく流れになります、途中火星のライダー部隊と合流が予測されます、その時は援護をお願いいたしますその後も敵汚染体を撃破しつつ原因元である汚染元の撃破以上がアメジスト作戦のミッションプランです・・・今作戦は非常に危険であります・・・どうか御武運を』

そしてオペレーターが通信を終える、どうやら今回の依頼は敵の殲滅及び親玉と思われる敵の撃破が目的であるようだ。しかしモードレッドが疑問を感じたのかレヴィにある事を聞いて来た。

モードレッド「なぁ敵は倒しても何か感染自体を倒す訳じゃないんだろ?そこはどうなんだよ?」
レヴィ「たしかフォトン粒子による浄化・・・いやこの場合無力化かなそれが出来るみたいだがらIMSの対環境システムとフォトンドライブも装備させてるから問題ないはずだよ」
モードレッド「それって・・・これか?見た感じ腕輪みたいだけど・・・」

モードレッドの右腕に装備されている蒼い腕輪それはIMSの環境適応システムを簡易的に改良したパーツである。当然ながらフォトンドライブも搭載しているのだ対汚染タイプの敵にも対応できるのは事実である。

モードレッド「けどよー・・・(チラッ」
妹ドラン「いい・・・?ジャックちゃんは機動力があるから・・・ヒット&アウェイ・・・それを意識すれば・・・撃破できる・・・!」
ジャック「分かったよおかあさん、意識して解体してみる」
妹ドラン「うむうむ・・・♪バベッジは・・・一撃一撃が重いから・・・大打撃と範囲攻撃意識して・・・・そうすればいける・・・!」
バベッジ『了承、マスターの指示を留意する』

モードレッド「んー・・・・(チラッ」
姉ドラン「ていうかスカサハ、アンタ射撃武器とかいらないの?」
スカサハ「問題ない、この槍を投げればいいからな無論予備も沢山ある」
姉ドラン「一体全体どこに持ちこんでいるのよ・・・(;」

モードレッド「なんだかなぁ・・・」
レヴィ「・・・?姉さんと妹がどうかしたの?」
モードレッド「別に、そこまで気にする事じゃねぇよ」
レヴィ「そっか・・・っとそろそろ時間か・・・皆行くよ!』

レヴィがIMSBプランフルーアーマーバンシィを纏い、妹ドランはEX-Sガンダムを纏い、姉ドランはエクストリームガンダムを纏う、ネプテューヌは女神化尚且つネクストモードになりネプギアは女神化した後νガンダムを纏う。

レヴィ『ミッション開始、目標は敵の殲滅及びメインターゲーットの撃破!』
ネプテューヌ「了解よ」
ネプギア「はい!」

【INFO】レヴィ陣別ルートから汚染基地へ侵入した模様。

2017年
02月17日
21:11

839: 熱湯カルピス

エクスナインI「さて、まずはお手並み拝見と行くかな」
俺は無意識にそう呟くと、対テクノサイトウイルス加工が施された専用ソードを構えた。重量は普段と変わらずそう重くはない。というか使い慣れたコートエッジと変わらない感覚だ。そう感じたのが理由なのか、ただの自信の表れなのか、ふとラジオを付けた。

無作為にチャンネルを選び、接続すると次の瞬間耳のスピーカーから流れたのは爆音、聞き慣れた音楽。ジャズ特集をやっているようだ。
ジャズの隠れた名盤、Yeah_manだろう。
ちなみに通信の際は一時的にフェードアウトするので問題はない。

久々に趣味の音楽鑑賞を楽しむ事が出来た嬉しさからか心が滾り、自然と戦いの構えを取っていた。


チャージャー「ギィィィィ!」
エクスナインI「ハァッ!」バスッ
倒した感染体第一号の体は美しい切断面を残し一刀両断されていた。
エクスナインI「武器にも異常はないな。」
シエラ[今の所出撃中のアークスからは装備品に関して異常なしの報告のみです。いずれ異常ありが出てくるとは思いますが…」

シエラ「と、取り敢えず、今回の作戦内容を再確認します。」

~火星圏周辺

ーアライアンス輸送船ー
アライアンス指揮官「ブリーフィングを開始する。

今回の任務目標は火星の感染体駆除だ。施設防衛には回らない。
駆除に関してハイブを優先しろとの事だ。地球軍の自称エリート共の身勝手な判断でここまで感染が拡大した、落とし前は今度付けさせられるかもしれんがその話はまた今度で、その地球軍が火星を丸ごとバーベキューするつもりらしい。外部の協力者が地球軍を説得し7日間の猶予が得られた。その間に全部終わらせる。24時間以内に所定エリアでコード:"エクスナイン"と途中で合流してから汚染率の高いエリアへ侵入する。

気をつけるべきは相手は生物兵器だという事だ。

そして今回は他勢力の無線傍受を想定し、"アメジスト作戦"とする。

以上だ。如何せん時間と情報がない、詳細については後程調べるように。」
ジェイ「了解した。新型フォームも受領済みだ。」

輸送船パイロット「眼下に降下地点進出、敵、目視できる限り少数、安全です!」

ジェイ「アメジスト作戦、開始。」
指揮官「健闘を祈る。」

2017年
02月17日
23:48

840: レヴィドラン

~汚染火星基地内部~

各所で他勢力が行動を開始している頃レヴィ達は既に汚染された基地へ侵入していた。汚染基地内部は想定よりも綺麗な状態だが所々に汚染の痕跡らしき場所はハッキリと見える。

レヴィ『今の所敵影は無しと・・・』
モードレッド「だな、けどよレヴィ気配は感じてるんだろ?」
レヴィ『まぁね・・・けどそれならこちらを見た途端襲ってきても可笑しくないとは思うけど・・・』
姉ドラン『一理あるわね、たしかに普通なら汚染基地の施設内に入った時点で襲撃してきてもいいはずね』
ネプテューヌ「そうね、所々汚染されている場所からって可能性も想定しておくべきね」
妹ドラン『そだね・・・もっとも・・・視線とか殺気とか感じないけど・・・・ん・・?』

ある程度移動しながら周辺への警戒をしているとジャックがある方向にロングナイフを構えていた。しかもその目つきは明らかに敵がいる可能性が高である事を証明している・・・が敵は居ないしかし母として心配なのでジャックに歩み寄る

妹ドラン『ジャック・・・どうしたの・・・?』
ジャック「・・・来るよ、おかあさん敵が来る」
妹ドラン『むむむ・・・』

一応ビームスマードガンを構えつつジャックが見ている場所に向けるとそこは丁度汚染部位がある場所だった、そこから突如ブクブクと泡立てるように機械交じりの汚染された敵が出てきた。

 

汚染体タイプ無人機『$&#’”%#’』
妹ドラン『う わ ぉ・・・・ホントに出てきた・・・と・・・!』

迷う事無く引き金を引き汚染体の無人機の頭部を一撃で撃ち抜く・・・がやはり汚染の影響もあり頭部だけでは仕留め切れていないどうやら汚染体にもコアが生成されているのだろう、迷う事無く胴を狙おうとして―――

ジャック「シャッ!」
ズバッ!ザシュッ!

ジャックが一瞬で間合いを詰め手足の関節部分を的確に切断した。
一寸の狂いもなく正確にである、これに思わず妹ドランはおぉー・・・!っと声を上げるが攻撃の手を止めているほどでもないのでそのまま完全に解体された汚染体無人機の胴体を2,3発撃ち抜いたら完全に無力化したのか汚染部分がドロドロに溶けてなくなった。

妹ドラン『ぐっじょぶジャックちゃん♪』
ジャック「えへへ・・・おかあさん後ろ!」
汚染された生物兵器『キェー!』

偉いえらいと頭を撫でていると後ろから今度は明らかに某変態企業張りの汚染されたであろう生物兵器が襲い掛かってこようとしてバベッジが持つ大型ハンマーらしき武装に粉砕された。見た目通りの威力であるしかしあちらこちらからうじゃうじゃ汚染された敵が湧いてきた

バベッジ『マスター周辺に敵を確認なおも増加中』
妹ドラン『ん・・・そだね・・・お姉ちゃんどうする・・・?』
姉ドラン『どうするも何もあれも依頼対象だからぶっ潰しながら進むだけよスカサハ前衛行ける?』
スカサハ「問題ないこのような自我を失った生物程度に足を掬われるなど論外だ」
姉ドラン『そりゃそっか、レヴィ移動しながら掃討するわよ無人機のは胴体潰さないといけないけどそれ以外は普通にぶっ潰せば問題ないわっと』
汚染された生物兵器『グギャッ!?』

現状を整理しつつ息を吐くような感覚で迫って来た生物兵器を両断する、汚染体の影響もあり倒すとドロドロに溶けるか石のように固まった後バラバラに崩れるようだ。幾戦の修羅場を乗り越えてきたのだ、この程度へでもないだろう

レヴィ『了解っと、ネプテューヌ、ネプギア僕はまだ全快って訳でもないしフォローお願いね』
ネプギア「はい、っと・・・見境なく突っ込んでくる」
ネプテューヌ「汚染の影響・・・と言った所かしら」
モードレッド「ま、御蔭で動きにも隙があるし余裕っちゃ余裕だな数は無駄に多いけどっな!」
汚染された生物兵器『ピギィッ!?』

モードレッドも迫ってくる生物兵器を次々と斬り伏せていく、何より動きが洗礼されており無駄がない上反射速度もあることから相当な実力があるのが改めて理解出来る、当然スカサハも汚染された敵のコア部分を見極めているのか的確に槍を突き刺して仕留めたり新しい槍を出してそのまま射出するような速度で突き刺すなど只者ではないのは理解出来た。ジャックも小柄な体系とその俊敏さで次々と敵を解体しそれを妹ドランが撃ち抜くといったコンビネーションができている事やバベッジの一撃粉砕で次々と薙ぎ払っている辺りそこまで苦戦するような敵ではないのはハッキリした。

レヴィ『よし、このまま基地深部まで移動をするよ敵はそこまで厄介ではないとはいえ油断は禁物!』

そしてレヴィ達は汚染された敵を次々と倒しながら奥へ進んでいく、実力上レヴィ達は問題ないかもしれないが他勢力はそうではないとは限らないため急ぎ合流するのが必然だろう・・・尚アタッカーを姉ドランとスカサハとバベッジとモードレッド、フォローをレヴィとネプギアとネプテューヌ妹ドランといった感じだ。
バランスもしっかりと取れているため問題なく移動して行った・・・

2017年
02月18日
00:32

841: zyabara

―――地上は地獄の様相だった。

大地は燃え、空は紅く染まり、田畑は炎極に包まれる。
阿鼻叫喚のその最中、宇宙-ソラ-から降下したRS部隊が地表に降り立つ。


フラクト「――酷いな…。」

戦友が呟き、意識は境界から現実に引き戻される。

アスト「―――ッ!各隊は防衛部隊の援護を!市民の収容を急がせろ!!」
フラクト「了解!!お前はどうする!」
アスト「街が破壊されてるんだ!俺はあの凶悪な奴の足止めをする!援護してくれ!」

そう言ってアストは、渦巻く破壊の嵐を睨む。―――溢れる異形の最中、あれは別格と言っても良いだろう。

フラクト「了解!――それじゃあ後は任せたぜお前ら!!」
隊員「了解!少尉殿一同もお気をつけて!!」
フラクト「おうよ!任された!!」


アストとフラクト、直援のアーリアカスタムの一機を連れて、アスト達は重力の嵐へと突入した。


その背中を見送り、部隊は異形と戦う防衛隊の援護に回る。


隊員「こちら、第13部隊!これより防衛隊を援護する!―――遅くなってすまない。対アーク戦闘は任せろ!!」
防衛隊員「援護感謝する!此方は市民の誘導を優先する!奴らを足止めしてくれ!」
隊員「了解!―各隊、射撃で牽制しつつ飛び出た奴を銛で仕留めるぞ!!攻撃開始!!」


合図と同時に、射撃が加えられ、姿勢を崩した異形を肉薄したアーリアカスタムがシールドに装備された銛で突く。
必然。
アークとの繋がり-リンク-を絶たれた悪夢は霧散していく。

隊員「まずは一機!!―――次だ!!休んでる暇は無いぞ!!かかれっ!!」
隊員2「了解ッ!!おらよッ!!」


対アーク用の装備は効果的らしく、戦闘は逆転したと言ってもいいだろう。

 

 

〜首都付近〜

アスト「――――あれは…!」

アストはその重力の嵐の最中に立つ人物を見て、目を疑った。

フラクト「おい…あのフードの奴って…」

フラクトも同様に驚愕しているのか、言葉を詰まらせた。

渦巻く破壊の嵐の中に毅然として立つ偉大夫は―――少し前に旗艦で見ていた人物だった。

アスト「――グラビット…」

そう――――その人物は聖法院から派遣された顔の知れぬ大男。
その人物が、重力の嵐の中に立ち、平然と佇んでいる。
――――否。――あれは重力を制御-あやつって-いる。


アスト「―――何が…」

困惑する。
何がどうなっているかわからない。
――あれは敵か?

フラクト「……ッ!?アスト!あそこ!!」
アスト「ッ!?」

フラクトの叫びで醒めて、そこを見る。
そこには、蒼い髪の少女が今正に破壊の渦中に巻き込まれようとしていた。

―――状況はわからない。
だが、今そこで破壊と言う殺戮が行われている事は純然たる事実だった。

アスト「―――ッ!!やめろぉっ!!」

必然と。
一機のアーリアカスタムが飛翔した。

 

 

グラビット「ッ…!」
夢亜「ッ!?何!?」

重力の化身は目を見開いた。

うねり渦巻いた重力の旋風が、槍の如く幻夢に襲いかかったのも束の間。
―――眼前に現れたアーリアカスタムに防がれる。

銛と装甲に封入された対神の礼装が世界の異端を廃し、無力化する。

渦巻いた重力の渦は掻き消え、重力の嵐は霧散した。

―――だが、その事実に驚いたのでは無い。

グラビット(―――何故彼らが此処に)


――彼ら-対アーク部隊-が動いている。
それは…つまり、夢から覚めたと言うことか。
―――しかし、ならば、何故?


今、グラビットは彼ら-対アーク部隊-が行動できていないと言う前提条件の元に動いている。

グラビット(―――成る程。自ら混乱したか、幻夢め。――愚かな)


重力の化身は然らば必然の論理にたどり着く。
――恐らくは、幻夢の力が暴走しているのであろう。
ならば必然、彼らも夢から覚めるというもの。

―――だが何故。

グラビット「―――何故邪魔をする…人の子よ」


そう。今、正に猛進してくる、対神の礼装は“我々”が授けた物。
―――ならば何故。

アスト「コイツもアークかぁッ!!」


アーリアカスタムがプラズマサーベルを抜刀し、猛然と切りかかってくる。
グラビットも牽制する様に、重力の嵐を巻き起こし飛翔させるが、アーリアカスタムは礼装を装備させた盾でコックピットを守る様に防御しながら突貫してくる。

―――激昂しながらも、冷静に対処する。
体に叩き込まれた対アーク戦闘の基本はそう抜けきる物では無い。

捻り渦巻いた重力の闇が掻き消され、霧散していく。


グラビット「ぬう――相手にするとここまで厄介な代物とは……。創造め。厄介な物を……」

そう唸りつつも、グラビットは体を捻る様にサーベルを回避すると、直ぐ様飛翔し、距離を取る。
―――状況が困惑してきたとは言え、“幻夢は仕留めておきたい”。
故に、巨岩を操り-たぐり-暴風を引き起こす。
いかな礼装と言えども所詮は対神を目的にした物。
――――引き起こした“現象”までは掻き消せない。


アスト「何!?」
フラクト「アスト!!」

背後から飛翔してきた援護射撃らしき、プラズマ砲弾を重力でねじ曲げ、巨岩の暴風が乱れ、殺到する。


「お母さん!!」

アスト「ッ!?」


暴風に耐える様にあがらうアストの耳にセンサーを通して少女の声が響いた。

――――背後には、数百メートル先に母と子らしき姿の市民が。
それを暴風で乱れ飛んだ巨岩が押し潰そうと迫っていた。

アスト「ッ!!―――間に合えッ!!」

アストは無意識に足元で暴風から守っていた少女をアーリアカスタムで包む様に抱くと、飛翔する。

夢亜「ッ!?何を!―――っ!」


しかし、この機体は対神の礼装。
必然、夢亜は繋がり-せかい-を断たれ、力が弱まっていく。

夢亜(これは―――!?―――くっ!?―――何処かに“逃げないと”!!)


幻夢の少女は逃れる様に“近く”にあった意識に“飛び込んだ”。

 

アスト「ッ!?―――なんだ!?―――だけど、今は!!」


―――一瞬意識が飛んだ様な感覚。

だが今は、構わない。

一秒でも速く、あの場所へ。


巨岩から庇う様に盾を構え、暴風から親子を庇う。

遥かに巨大な岩石群が叩きつけられて、アーリアカスタムの腕が盾ごと、潰れていく。

それでも身を捩り、バックパックで暴風を受け止めた。

――――巨岩に押し潰され。


フラクト「アストォッ!!!!!」


―――――白煙が渦巻き、暴風を身に受けたアーリアカスタムが火花を散らしながら崩れ落ちていった―――――。

最終更新:2020年05月23日 09:20