串・鉄板焼『ボルカニクス』~五串目~ 904-954

2020年
03月27日
21:47

904: レヴィドラン

カッパオフィサー「つらい、我つらい」
ガルラ「おっ、C21から来たカッパじゃないのどうしたよ?」
カッパオフィサー「アリーナでは今一滾らないから興味本位で来たのはいいが平和過ぎて滾らぬ」
デス「いや平和なのが普通だからな」
カッパオフィサー「ついでに言えば途中黒髪の女性とデートか分らんが蒼髪の青年を見たとき何故か興味本位で俺の洗脳技術を―――」
ガジェ「それはやめとけ、本気で色んな意味で大変な目に合うから」

カッパオフィサー「(´・ω・`)たぎらぬー・・・」

カッパ滾らな過ぎてしょぼんとなる

【INFO】原点回帰、いろいろ若い頃の記憶がよみがえる

2020年
04月19日
07:35

905: イニティール

マトイ「あ゛~~~~~~~~……やってられねぇよなぁ~~~~~」
スク子EV「(゜ω゜)荒れてるね。どったん?」
マトイ「だってさぁ~~コスモリーグも、新型コロナの影響で無期限中止になっちまうしさぁ~~こっちにやってきたはいいけど、ちょっとあの黒い羽根の奴を煽ってたら何か槍が飛んできてドタマに刺さった上に、救護室では貞操の危機に晒されるわ、何か禍々しいオーラが出てるチャーハン持ってお見舞いに来た聖職者()が来るし~~……」
スク子EV「(゜ω゜)…おめでとう、これであなたもここの仲間だネ」
マトイ「……アスカ姉さん当たりなら、あの救護室の淫乱ピンク看護婦と意気投合しそうなんだけどなぁ~……」


ガルラ「……いや、お前んとこ終わるの別にそれが原因じゃないだろ」
マトイ「……だよなぁ~……」

2020年
04月30日
00:13

906: MI4989 削除

ササミミ少年「(´・ω・`)」
トガリミミ少年2「なんか浮かない顔してるね」
ササミミ少年「(´・ω・`)」
トガリミミ少年2「ええ……」
ササミミ少年「(´・ω・`)」

トガリミミ少年2「あのさ、片方だけテレパシーしてるとぼくが変な人に見えるから口開けて?」
ササミミ少年「(´・ω・`)口にしたくないんだよ……」
トガリミミ少年2「まぁ、内容的にそうだけどさ……」

2020年
05月05日
00:18

907: レヴィドラン

~市街地 自然区丘エリア~

某なロナなウィルスの影響やらで外出している人が少ない中、リナーシタ(と興味深々層にそれを眺めるノッブ)はいつも通りの定時報告の最中であった。

リナーシタ「と、いつもの報告は以上です。」
キリエ『はい、相も変わらずお疲れ様です。単身での任務も大分慣れましたか?』
リナーシタ「もちろんであります!以前来ていたということもあって直ぐに慣れました」
キリエ『それはなりよりです。あっそういえば某なロナなウィルスがあちこちで流行っているので気を付けてくださいね』


と報告後は軽くではあるが女子同士のトークが始めるといっても5,6分程度で終わるのでそこまで時間は掛かることはなかった。しかしリナーシタはある事を伝えなければならない事がある。

リナーシタ「―――キリエ中佐、今回の定時報告とは別件でもう一つ報告すべき内容があります」
キリエ『もう一つ、ですか?』
リナーシタ「はい、今そのデータを送ります。」

ポッケから取り出したUSBを通信端末に差し込みデータ内容を送信する。
キリエがそれを確認するとそれは何らかのグラフで日が経つにつれてその揺れ幅が大きくなっていた。

キリエ『このグラフは?』
リナーシタ「これは、観測対象レヴィドランが原因不明の放心状態時のものです。同時に、彼に宿っている蒼のアークの力の不安定時の揺れ幅を示してます。」
キリエ『―――』

今からリナーシタが報告をしようとしている内容、彼女は一瞬言葉が詰まる。だが躊躇う訳にはいかない、定時報告で記載されているあの優しい青年(レヴィ)がそのような結末に至り自身らが手を下す事は、可能であれば避けたいなれば――

キリエ『リナーシタ少尉追加の報告の続きを』
リナーシタ「了解しました。」

それを聞く責任がある。

リナーシタ「先ほど定時報告でも説明しましたが、某日にレヴィドランを襲った紫の鳥竜種を撃退以降、原因不明の放心状態になる事が何度かありました。最初こそエネルギーの過剰消費による弱体の影響と思われましたが、日が経つにつれ、頻度及び時間が長くなっています。同時にエネルギーの不安定の幅も大きく広がっています。」

キリエ『なるほど、その日を境に原因は不明ですがエネルギーの供給に何らかの支障が出たわけですね、現状で改善方法はありますか?』
リナーシタ「すみません、聖遺痕のエネルギーを鎮圧させる小型機や、不安定化を解消させる装置を試したのですが、予想以上に複雑なエネルギー回路なのか、すべて失敗に終わりました。その際の後遺症は一切なく普段の生活でも支障は出ませんでした。」

リナーシタは何度かレヴィの不安定化を解消させようと様々な方法を試みたようだがすべて失敗に終わってしまったようだ。

リナーシタ「次に不安定化時にレヴィドランの瞳に何らかの変化がある事が判明しました。」

画像データを表示する。画像は二つあり一つはいつもの定時報告でよく見ているレヴィの顔、そしてもう一枚は口が少し開き呆然としているレヴィの顔だった。しかしその違いははっきりと見えていた。

キリエ『―――目の色が変わって尚且つ濁った水色ですね』
リナーシタ「はい、不安定時に必ずこの色になっています。すぐに復帰するまでの一瞬の間でも同様に、その際必ずアークの力が不安定になっています。」
キリエ『リナーシタ少尉、万が一この不安定の数値が臨界達した場合、まさか、ですが・・・』
リナーシタ「私も想像したくありませんが、恐らく何らかの条件で蒼のアークの力の不安定状態が臨界に達した場合―――」

 


―完全な暴走状態に至りますー

 

キリエ『ッ・・・完全な、暴走』
リナーシタ「はい、今までも似たような状態は以前の定時報告でしましたが暴走というにはアークの力の数値には至っていなかったんです。そうなれば完全な暴走状態の数値とどんな形の暴走なのか私には想像ができません。」
キリエ『もし、彼(レヴィ)が何らかの条件を満たして暴走した場合は、どうするのですか?』
リナーシタ「…状況次第では、私が、この手で…彼を、止めます」
キリエ『そう、ですか…報告は、以上ですか?』
リナーシタ「はい、これで今回の報告は全てです」
キリエ『―――了解、通信終了します。リナーシタ少尉、無理は禁物ですよ』
リナーシタ「了解しました、通信終了」

定時報告ともう一つの報告を終え、リナーシタは大きくため息を吐く、無理もないあの優しい青年(レヴィ)が暴走するなど考えたくもないことなのだ。どっと疲れが溢れ出てくる。

ノッブ「浮かない顔じゃのマスター」
リナーシタ「ええ、浮かないわねー…私としては彼の暴走は何としても止めたいしその暴走になってしまう条件をいち早く解明して対策を立てたいよ」
ノッブ「で、あるか…たしかにあの優しい若者(レヴィ)が見境なく暴れるのはわしも見たくはないのじゃ・・・・」

何としてもレヴィドランの暴走の条件を解明したいリナーシタは空を見上げる、きれいな青空に静かに令呪が刻まれた手を広げ静かに握る。

リナーシタo0絶対に、暴走の条件を解明してレヴィさんの暴走を必ず阻止してみせる。

静かに心にハッキリと決意をリナーシタは刻んだ。望まない彼の末路(完全な暴走)を阻止するために

2020年
05月06日
13:00

908: MI4989 削除

~自然区、森林エリア~

ばりすたんa,b「J,,・ω・)J,,>ω<)」ぴょんぴょんっ
シャッフィ、デッカー「ミ,,・ω・,,ミ ミ,,・ω・,,ミ」もっふもっふ

2020年
06月05日
21:59

909: レヴィドラン

~某日 自然区~

とある日、レヴィはモードレッドと一緒に(実際はモードレッドが勝手についてきた)自然区に散歩に来ていた。気温も多少ばかり上昇しているがまだ、湿度はあまり高くなく風が吹くと少し涼しく感じた。

そして―――

レヴィ「・・・・」
ばりすたん「J,,・ω・)・・・」

未 知 と の 遭 遇 をしていた。が実際は情報(妹ドラン提示)はあったので知ってはいるのだ。尚モードレッドはお昼寝中(笑

レヴィ「これが、子バリスタンなのか、な?見た感じ二足歩行のウサギ、かな」
ばりすたん「J,,・ω・)?」
レヴィ「触れる、かな・・・」

モフッ・・・

レヴィ「あっ、簡単に触れた」
ばりすたん「J,,´ω`)」もふもふ

優しく撫でたのが幸いしたのか子バリスタンは大人しくしていた。
暫くレヴィはそのもふもふを優しく堪能することにした。誰しも息抜きは必要である。

2020年
06月05日
22:34

910: MI4989 削除

みみとびばりすたん「て,,・ω・,,フ」すいーっ


ばりすたんa「J,,・ω・)ぅ」シュッ
ばりすたんb「(・ω・,,し」ぴょこぴょこっ

少しもふっているとフリスビーで遊んでいる灰色の模様をしている垂れ耳子バリスタン2匹がレヴィの目に入った。
他にも子バリスタンが居るようだ。

ばりすたんb「J`・д・)」ぴょんっ
ぱしっ
ばりすたんb「J`・ω・)」すとっ


ももんがばりすたん「o(,,・ω・,,)o」すーっ

2020年
07月25日
17:11

911: レヴィドラン

レヴィ「色々なばりすたんが居るんだ。本当魔境は不思議が多いなぁ・・・」

いつの間にか膝の上で寛いでいる子バリスタンを優しく撫でながら見る。
どうでもいいがレヴィ本人は知らないようだが、この子バリスタン雌らしい、撫でる優しさ加減が良かったのかは一切不明だが、懐かれたようだ。けものフレンズかな?
其れは兎も角、下のほうを見ると、色んな人が歩いたりしていた。
某なロナの影響が弱まったからなのだろう。が、流石にマスクを着けている人が多い様子だった。

レヴィo0あの時から動きは様々な勢力の動きが見られないけど・・・平和だから、いい、かな。

そう考え微笑みつつも、そろそろモードレッドを起こすため、一度膝の上に乗っている子バリスタンを下ろそうとしたときだった。


レヴィ「―――」
ばりすたん「J,,・ω・)!」

突如背後に感じる悪寒、それも猛獣のような何かに咄嗟に立ち上がり振り返る。
そこには歪んだような穴か現れていた。時々雷が走っており、明らかなまでに危険な感じだった。
尚、子バリスタンは野生動物特有の危機管理能力があるのかレヴィが立ち上がるより前に、膝の上から降りて他の子バリスタン達の所に合流して歪みを見ていた。


レヴィo0何だこの歪み・・・!いつの間に発生したんだ。何より明らかに危険な感じが―――


一刻も早くその場から離れようと、一歩足を下がらせた。それが生死を分かつほどだった。歪みが突如大きくなりそこから紅蓮に滾るどこか挟むような大あごと獣の顔が大きく口を開いて猛進してきたのだ。

レヴィ「ッ!!!!」

大きく斜め後ろに跳び、その牙と顎に逃れようとするが、今の状態では脚力が足りなく、僅かに足りない。本来の姿であったならば、ギリギリ避けれていたはずだった。そして―――

ブジュリ!!!


レヴィ「ッぅう・・・!くぅ、ぅぅうううううう・・・・!!!!」


肉を噛み切る鈍い音と共にレヴィの悲痛な叫びが自然区に鳴り響いた。

2020年
07月25日
18:21

912: MI4989 削除

ばりすたん「J;>ω<)ミューッ、ミャーッ!!」
ももんがばりすたん「(´・ω・)o」
ばりすたんa,b,みみとび「(・ω・,,し(・ω・,,し(・ω・,,し」ジーッ

子バリスタン達はというと直前まであの場に居た女の子だけなんとも慌てていて他はなんとも落ち着いた様子だった。

そして男の子4匹で作戦会議みたいなのを開く。

・交戦するか→YES
・武器を取るか→YES

そして4匹は踊り、各々の武器を転送させると……

ばりすたんa「J`・ω・)」(ミニ)ガウスフレイヤー装備
ばりすたんb「(・ω・´し」42mm携行事象崩壊砲装備
ももんがばりすたん「(`・ω・´)」20mmライオットガスグレネードサブマシンガン装備
みみとびばりすたん「て`・ω・´フ」ブラックホール重力防盾付き無薬室型スピロアニアガン装備

なんかまるで診断メーカーで出てきたような奇妙な武器ばかりだ……。

2020年
07月25日
22:13

913: レヴィドラン

子バリスタン達が作戦会議(シンプルイズベスト)して(踊って)武装展開している頃、噛み付かれた。レヴィは噛み切られた際に吹き飛ばされ坂を転がり落ちていた。
斜面事態そこまで急ではないがあの巨体からの猛進からの噛み付きによる衝撃の強さもあってかバウントする事はなかったとはいえ、勢いよく転がり下りてゆく

レヴィ「あぅ、あがっ・・・!うぐっ・・・!」

転がる際出血しているためか、転がった後は赤い血とそれに混じり黒い液体が所々混じっていた。
そしてそのまま人の多い場所で漸く止まった。無論周りにいる人たちは驚き騒めき始める。

「うわっ!?この人血だらけだぞ!?」
「やだっ、猛獣でも出てきたの・・・!?」
「おい、だれか救急車呼べ!後警察もだ!これかなりヤバイぞ!」


レヴィ「くぅ・・・あっ・・・くぅふぅ・・・!」


噛まれた際の激痛なのか体が非常に重く、まともに起こすことが出来ない。
それに加え噛まれた傷の周りには黒い液体が付着しており、まるで蝕むように垂れていたのだ。出血も酷く血だまりができ始めていた。
誰かが、心配したのか近寄ろうとした時、坂からモードレッドが滑り降りてきた。そのままレヴィの元に駆け寄る。その表情は焦りに満ちていた。

モードレッド「マスター!おい、しっかりしろ!」
レヴィ「モー・・・ド、レッド・・・?」
モードレッド「無理に体を動かすんじゃねぇ!じっとしてろ!今止血を―――」

服の一部を引きちぎろうと力を込めた時、直感で素早く後ろを振り向き、坂の先を見る。周りの人達も釣られて坂の先を見て次々と顔を青ざめていく、その視線の先には―――


【ゴォアアアアアアアアアアア!!!】


「「「ひっぃいいいいい!(うわぁぁあああああ!?」」」


両腕から炎を出し両目は青い炎を出す紅蓮の巨大な獣が坂を猛進しながら迫っていたからだ。そんな怪物が迫って来ようものなら猛進の勢いで殺されかねない。そのため人々が一斉に逃げるのは必然的だった。蜘蛛の子を散らすかのように逃げていく、腰を抜かしつつも逃げる者、パニックになりつつも病院や警察に通報をし続ける者、一目散に逃げる者など、さまざまだ。

そんな中モードレッドは立ちはだかるように、前に出ようとした時紅蓮の獣の背後から5つの小さい影が見えた。鎧と剣を展開しつつ目を凝らしてみてみると、噂に聞く魔境の子バリスタンのようだ。うち一つは少し遅れており尚且つ何故か魔境特性の救急箱をもってアタフタして追っていた。

モードレッド「よく分からねぇがこっから先は通さねぇぞ!獣野郎!」

咆哮するように魔力を剣に回し放出するモードレッド、紅蓮の獣・・・もしその知識を持つものがいればこう呼ぶだろう。


【ゴォアアアアア!!!】

 

全てを屠り、瞬く間に死に至らせる灰の嵐を引き起こす凶悪なるアラガミ
厄災の獣【アヌビス灰嵐種】と・・・!

2020年
07月25日
23:23

914: MI4989 削除

武器を構えた子バリスタン達は特に躊躇なく攻撃を始める。
一番最初に攻撃に入ったのは耳を翼にして飛んでいる一番へんな子バリスタン。彼は銃身はおろか薬室さえない奇妙な「銃」を操り、周囲の空域に銃弾となる小さい火球を多数生成して大雨のように叩き込んでいく。

次にスプリッター迷彩の子バリスタンが事象崩壊砲と呼ばれる謎のレーザー兵器を照射してまるでマドリアンルビーが使われたレーザー砲のような破壊効果を叩き込み、その次にモモンガ型子バリスタンがガス擲弾を叩き込んでいく。

撃ちこまれたガス擲弾からはそれぞれが異なる作用を持つ毒ガスを噴出したりしなかったり、時々爆発したりと効果が安定しない。

最後にしましま模様の子バリスタンが超音速で跳ね、ガウスフレイヤー“で”殴りかかった。正確には先端の斧で殴りかかっている。


でもみんな何も考えてないバリスタンの顔をしてる。

2020年
07月26日
15:57

915: レヴィドラン

アヌビス灰嵐種の背中に小さい火球が降りそぐ、元々両腕から火が出ている当たり日の属性への耐性があるのかダメージ自体は今一つだが、そこは常識離れの魔境勢猛進を止めることには成功し顔を少し後ろに向け小さい4つの影の正体を確認しようとする。

アヌビス灰嵐種【グゥル・・・】

が絶妙なタイミングで頭部に照射レーザーが着弾小規模の爆発が起こるがオラクル細胞という事もあってかダメージ自体は低いものの少し怯ませることに成功している。しかし本来の目的であるターゲット(レヴィ)を仕留めるために振り返った時であった。

アヌビス灰嵐種【・・・・?】

アヌビス灰嵐種の周りに何かが着弾しかかと思えばそこから色々なガスが放出されゆく、するとそのガスの中に偶然だったのだろうかアヌビス灰嵐種が嫌がる効果のデバフがあったのかその巨体を揺らし煙を払おうとする。

ばりすたんa「J`・ω・)!」

アヌビス灰嵐種【――ゴォウ!!】

煙で視界が悪くなった中飛び出すようにガウスフレイヤーで殴り掛かってくる子バリスタンが視野に入る。無論反撃しようとその剛腕を振るうが、子バリスタンの小ささと素早さが合わさり縫うように回避しそのまま頭部に鋭い一撃を叩き込む。
渾身の一撃もあってか僅かではあったが、上半身が浮き上がったのだ。
それでも一瞬の隙を紅き騎士は見逃さない。

モードレッド「おぉらぁああああ!!!」

その懐に潜り込むようにがら空きの胴体に斬撃を当てる。だが当たった際まるで鋼に当てたかのような金属音が鳴り響く

モードレッド「こっの・・・!コイツかてぇ・・・!」

何とか踏ん張るもこのままでは態勢が崩れると判断したのか蹴り飛ばしながら間合いから何とか脱出する。
切った部分は傷が殆どなくかすり傷程度だった。

アヌビス灰嵐種【ゴォルルル・・・!】

モードレッド「くそ、全然怯んでもいねぇ・・!」

一度距離を離したと同時に再び子バリスタン達がわっーっと気の抜けた感覚で攻撃を仕掛ける。流石にちょっとしつこいと感じたのか剛腕を振るったり突進したりと、吹き飛ばそうとしていた。その間にモードレッドは後ろのレヴィを確認し止血を――

ばりすたん「J,;・ω・)」わっせわっせ

レヴィ「っ・・・はぁ・・・うっく・・・」

モードレッド「ってもう終わってるじゃねーか!?」

しようとしたのだがいつのまにか居た子バリスタンがせっせと止血なり応急処置とかほぼし終えてた速度も魔境勢ならではであった。
ふとその時視線の先には赤いランプが見えている当たり、誰かが通報したのを受け警察が真っ先に来ているようだ。少し遅れて救急車も見えていた。

だがそれらよりも早く誰かが乗った一台の青いバイクが坂を駆け上ってくる。そのまま急ブレーキをかけレヴィの手前で止まりメットを外したのは――

リナーシタ「大丈夫!?」
モードレッド「リナーシタ!?」
ノッブ「ワシもいるのじゃ♪っと、ふざけてる場合ではないのぉ」
モードレッド「来てくれるのはありがてぇけど一体どうやって―――」
リナーシタ「自然区でやばい獣が出てて青い髪の青年が大けがしてたって話を聞いてレヴィが自然区にいってた事を思い出して大急ぎできたの!それよりも―――ッ!」

何か言おうとして咄嗟に腰に着けてるレイズハンドガンを素早く取り3連射しアヌビス灰嵐種を怯ませる。

モードレッド「効いた!?」
リナーシタ「汎用性を考えて対アーク用の弾丸にコティーングしてるからね!でも何でコティーングした弾丸が通ったのかは不思議だけど!何より後ろから警察も来てる、もう少し踏ん張るよ!」


再度3連射しつつ、警察を待ち何とかしてこの場からレヴィを安全な場所に移動させたいが、リナーシタは内心早々簡単には行かないと警戒をしていた。
アヌビス灰嵐種が剛腕を振るいつつも決してレヴィから目を離していなかったからだ。

2020年
07月26日
20:19

916: MI4989 削除

ももんがばりすたん「(,,・ω・)?」

撃ちこんだガス擲弾のうち、効くのがあったようだが考えなしに撃ち込んでいたのでどれが効いているのか分からない。
モモンガ型バリスタンはミミトビバリスタンに通信を行い、アヌビス灰嵐種が居る領域へ調整されたブラックホールを設置させ、次いでに雷球をいくらか撃ちこむ。
そしてとある星で採取した圧縮空気を入れたガス擲弾を込めた14連ドラム弾倉に付け替えてガス擲弾をもっと広範囲にばら撒く。

何をやったのか散布したガスが広がらなくなるばかりかアヌビス灰嵐種の周囲にガスが収縮し、その濃度が急速に高まる。奴から見れば「空気がべたつくようになって離れない」ような異常な状況になっている。
何が効いてるのか分からないのでこうしたようだ。

そこにスプリッター迷彩の子バリスタンがすかさず事象崩壊砲を照射し、防御が極めて困難な破壊を行う。
しかし、同じ攻撃では何時かは耐性ができる……そんなところにしましま模様の子バリスタンがようやくガウスフレイヤーによる粒子ビーム放射を行った。

事象崩壊砲が得体のしれない知らないエネルギーによる破壊ならば、ガウスフレイヤーは圧倒的超磁力によって原子か分子レベルでズタズタに引き裂く破壊だ。
水のように反磁性の物質ならば押し出し、鉄のように常磁性や強磁性の物質なら引き裂くという同じエネルギー入力で押されるのか引き寄せられるのかという反応の違いを利用して引き裂くのだ。

2020年
07月26日
20:43

917: エアロ


通報から数刻、IPPと救急隊が駆けつけ公園の入口に展開、
非常線を設置して市民を避難させている。
しかし・・・

コンドウ「…ありゃあ俺達の手には負えないッスよ、警部…」

機動隊小隊長コンドウの指差す先には、
灰色で赤い角と鬣を持つ巨大な獣が咆哮を上げていた。

ノーチェイサー「…ありゃなんだ?モンスターとも違うような…」
ハヤシ「あれは…(ピッピッ)アラガミです!それも上位個体のアヌビス灰嵐種!」
ハヤシバラ「やべぇよ、やべぇよ…俺達の武器なんぞ効きやしねぇ…
何でも捕食するオラクル細胞の塊なんだからな…!
FPSFに出撃要請飛ばすぜ、警部(pipipi」
ヤマモト「でも、部長、あのウサギちゃん達の武器の中で、ガスが効いているみたいですよ?」
ハヤシ「今も空気を滞留させてガスの濃度を上げてますね…」
ノーチェイサー「足止めや目眩ましにしかならなそうだが、
やらないよりはマシだ、時間が稼げる!
コンドウ、小隊各員にガス弾用意!撃ちまくれ!」
コンドウ「了解です警部!小隊各員、ガスグレネードで目眩ましだ、時間を稼ぐ!」

装甲車から降りた機動隊員はダネルMGL等を用い、
デバフ効果のあるガス擲弾をばら撒いてアヌビス灰嵐種を妨害する。


そこにFPSFの陸戦機動部隊が到着する。率いるのはルブランだ。

ルブラン「おう警部、毎度毎度の要請おつかれさん。
で…アラガミか…めんどくさい奴が出たもんだなぁ…」
ノーチェイサー「大尉、状況は切迫している!
俺たちは市民の避難誘導と妨害に移る!」

ルブラン「おーけー了解した。
機動戦闘車隊、前に出ろ!他装甲車は脇を固めろ!
相手はアラガミだ、対アーク徹甲弾及び榴弾を装填!
ミラーコートも起動しとけ!
MUR、メーサー隊予備点火はじめとけ!」
隊員達<了解!>


ルブランの号令を受け、FPSF戦闘部隊は広場沿いに展開を始め、
位置について砲撃を開始する。

<獣を使いやがって!撃ちこむぞ!>
<近づかれてはひとたまりもない!距離を保て!>


陸戦隊以外にも砲撃部隊は自然区から離れた
(数キロ規模)空き地に自走砲及びミサイル車両を展開。
アウトレンジ攻撃の体制を整えている。
自然区から出さず、市街地への侵攻を食い止めなければならない。


~市役所 執務室~

市長は執務室での会議中にこの報を聞いた。

螺旋セラフ「…わかりました。市民の避難誘導はIPP、
怪物への対処はFPSFにお任せします。レヴィさんの無事を祈ります…」
レオニダス「厄介事が舞い込んできましたな…」
ヴェイガン「いざとなれば、IMDも傭兵部隊を招集できます」


首脳部はまたしてもアラシの予感を感じずにはいられなかった…

2020年
07月26日
22:01

918: レヴィドラン

アヌビス灰嵐種【・・・!】

ガスが留まり、さらに雷球による動きの制限に加えIPPによる行動妨害そこに強化された照射レーザーを避けようにも密度の上がったガスで僅かではあるが、動きは鈍くなっていた。それでもその強靭な剛腕の左側を盾にすることで、防ぐ、しかし―――

バリーン!!!

リナーシタ「今の、砕ける音・・・もしかして攻撃が通ったのね!」
モードレッド「だな、見てみな奴の防いだ腕微妙に欠けてやがる!」

アヌビス灰嵐種【―――】

それでも尚オラクル細胞の頑丈さを貫いたのか、少しではあるが何ヵ所か罅割れオレンジ色の部位が見えている。もし詳しい者が居ればこう語るだろう結合崩壊と、だがそれが切っ掛けかアヌビス灰嵐種の動きに変化があった。

アヌビス灰嵐種【ゴォオオオオオオオオオ!!!!】

凄まじい咆哮でガスを一時的に吹き飛ばしレヴィ目掛けて猛進を始めたのだ。無論ガス自体もアヌビス灰嵐種を逃がさないように引っ付いてくる。しかし視界を確保された時点で非常に危険な状況に変わりなかった。

リナーシタ「ッ!こっちに来る!モードレッド!足止めお願い私達も何とか怯ませるから!」
モードレッド「おう!マスターを頼むぜ!」
リナーシタ「言われなくても!」
ノッブ「ゑ?私達ってワシも?ワシもあのやっばい獣止めるの?ゑ?」
リナーシタ「それ以外何がるの!宝具使って!直ぐ!物量で止めるのよ!」
ノッブ「鯖使い荒すぎて草生えるんじゃがwww、が是非もなし!」

ノッブはリナーシタの頭で仁王立ちをすると何処かグダグダ臭のするオーラを放つするとなんか上に何かこう、ぐだぐだしたゲートが発生する。

ノッブ「さぁ!我が同胞たちよ、我らがぐだぐだの意思を示す時が来た!我らは人のとち狂った発想から生まれしギャグの三千世界ぐだぐだ降臨!ゆけぇい!」


―これぞぐだぐだ三千世界じゃあぁ!!―


それと同時に某コマンドーなPON☆と共に出るわ出るわ色々突っ込み所の多いちびノブ軍団(中にはデカいのが居るけど)そのままアヌビス灰嵐種を止めるため次々と迫る。


ちびノブ軍団『ノッブ―!』

アヌビス灰嵐種【ゴォアアアア!!!】

そしてちびノブ軍団とアヌビス灰嵐種がド派手に激突する寸前―――

ちゅどーん!!!!

ちびノブ軍団『ノッブイぇええええええ!?』
アヌビス灰嵐種【グォゥア!?】

ノッブ「ちびノブ軍団んんんんんん!?!?!?!?」
リナーシタ「えぇ・・・(困惑」

何処からともなく榴弾や徹甲弾が飛来そのままアヌビス灰嵐種に直撃し大きく怯む。後ギャグ補正で巻き込まれた吹っ飛ぶちびノブ軍団、ありがとうちびノブ軍団!負けるな!ちびノブ軍団!でも今はギャグよりシリアスだから直ぐに思考を切り替えよう!

レヴィ「い、ま・・・のは・・・?」
リナーシタ「レヴィさん!?無理に体を動かさないで!予測だけど、警察が軍に救援要請したからだと思う!それに広場にFPSFの部隊が展開してる辺りこれ以上の進行を阻止する気だよ!救急車も来るからもう少しの辛抱だよ!」
レヴィ「う、ん・・・わか・・・った・・・」

体を起こそうとするレヴィを静止させ、再度レイズハンドガンでアヌビス灰嵐種目掛けて射撃怯みを狙う、だがそれを耐えるように猛進をやめようとしないため、懐からイチかバチかと懐にある対アーク用拘束グレネードに手を掛けた時だった。

『はぁぁぁぁあああああああああ!!!!』

アヌビス灰嵐種【!?ゴゥアア!?】

上空から何かが凄まじい速度で飛来そのまま切りるように吹き飛ばす。流石のアヌビス灰嵐種もこれには想定外だったのか、態勢を大きく崩す。そのままレヴィ達の前に降り立ったのは―――


レヴィ「ノ・・ワール・・・?」
ノワール「うん、そうよレヴィ、ごめんね来るのが遅れてでも、もう大丈夫よ」
レヴィ「ううん・・・いい、タイミング、だよ」

黒の女神ブラックハート、ノワールであった。遅れたとはいえまレヴィが生きていることに一安心したノワールはすぐさま気持ちを切り替え武器を構えなおす。
その時モードレッドとリナーシタはある事に気付いた。

モードレッド「なぁノワール、今お前あの化け物切る時"硬い感触とか感じたか!"」
ノワール「硬い感触・・・?いいえ、少し硬いけど普通に切れたけど―――」
リナーシタ「・・・!そう、そういう事ね!ノワールそのまま攻撃を続けて貴方が女神なら"特性上攻撃がある程度は通るはずよ!"あのウサギたちと連携して仕留めて!」
ノワール「―――・・・よく分からないけど、私の攻撃が通るならここに来る前に連絡したネプテューヌ達の攻撃も通るって訳ね!分かったわ!」

ノワールはどのような原理化は今一把握しきれていないが自分の攻撃がある程度通る事は理解したのか自然区へ向かう途中に緊急の連絡をしたネプテューヌ達の攻撃も恐らく通ると判断したのか、彼女自身が持つ大剣を構えなおしアヌビス灰嵐種へ攻撃を仕掛ける。

無論その後ろから子バリスタンが絶妙に気が抜けてる感じなのにマテマテーっと迫っていたのに加え、FPSFの援軍による動きの抑制は可能だ。しかしリナーシタは決して気を抜かず、改めて状況を確認する。

リナーシタo0現状数では圧倒的にこっちが有利攻撃もノワールその次に魔境勢の攻撃、そしてFPSFの砲撃もある程度とはいえ通ってる。それでもあの怪物は攻撃を繰り出している。それだけでも厄介なのに、何・・・?この胸の胸騒ぎは・・・あの怪物はまだ何か隠しているというの・・・?

胸の奥に感じる胸騒ぎを脳裏に留めつつリナーシタも攻撃を続けていく、抵抗を続けるアヌビス灰嵐種がまだ秘めている力を警戒しつつ…

2020年
07月27日
00:31

919: MI4989 削除

相変わらずなんも考えてなさそうなバリスタンの顔してる子バリスタン達はなんだかんだ追いかけ回して攻撃の手を緩めない。

なんかデバフ担当になってたモモンガ型子バリスタンは何を思ったのか適当なガス擲弾をアヌビス灰嵐種の口めがけて狙撃(連射)し始めた。相変わらず何が効くのか分からないのでディスオーダー弾とか催涙弾とかカース弾とか空っぽのガス擲弾(入れ忘れた)とかいろいろ撃ちこんでみる。

しましま模様の子バリスタンはまたガウスフレイヤーで殴りかかった。そのとき殴りたいから殴る、くらいの気分みたいだ。
それはスプリッター迷彩の子バリスタンも同じでレーザー当てるだけなのは飽きたのか事象崩壊砲でぶっ叩く勢いで超音速タックルをかます。

そしてずっと飛んで弾幕を展開しているミミトビバリスタンは思い付きで弾幕射撃から身の丈(身長53cm)くらいの星型弾をバズーカみたいにぼこぼこ撃ち込む攻撃に切り替えた。


2020年
07月28日
00:03

920: レヴィドラン

口に直接ガス擲弾を直接狙ってきたのかアヌビス灰嵐種はそのまま噛み砕き飲み込む、やはり適当に打ちまくっても全部入るわけではないので苦手とするデバフが何かはやっぱり微妙に分からないのに変わらなかった。

再びアヌビス灰嵐種の口目掛けてガス擲弾が来るのだが、まさかの空っぽのだったらしく獣からすればただのスナックだ。そのまま口を開け―――

ばりすたんb「(・ω・´し」
アヌビス灰嵐種【ゴガッ!?】

―――るのはいいが絶妙なタイミングでスプリッター迷彩の子バリスタンの音速タックルがクリティカルヒットそのまま横転する。流石のアラガミも音速の弾丸(ばりすたん)には堪えたきれなかった模様、もう魔境っていつかアラガミも普通に狩って食材にするのかな?
それは兎も角、リナーシタは大きな隙を決して見逃さない

リナーシタ「ノッブ!」
ノッブ「であるか!ゆけぇい!ちびノブ軍団!パート2☆」
リナーシタ「まだシリアス!」
ノッブ「是非もないね!」

ちびノブ軍団『ノブブブー!』

一瞬ギャグになったが、横転しているアヌビス灰嵐種に向けて突撃するちびノブ軍団や援護するように、FPSFの徹甲弾の支援砲撃も行われる。モードレッドも一番柔らかい部位であろう頭部に集中攻撃を仕掛ける。ノワールは四肢を全体的に斬り動きの制限を狙うが――


アヌビス灰嵐種【ゴォォアアアアアアアア!!!】

ちびノブ軍団『ノブィェエエエエエイ!!!』
ノッブ「ちびノブ軍団んんんんんん!?!?!?!?(二度目」

ノワール「っとと・・・!」
モードレッド「っち!流石にキレるか!」

鬱陶しいと咆哮と共に剛腕を振るい跳ねのけると同時に自身を中心に赤い炎の渦を一瞬発生させ、押し飛ばす。
そしてそれは―――

リナーシタ「まずい!」

こちら(レヴィの元)へのルートをこじ開けた事でもあった。急いでレヴィを担ぐため素早くレイズハンドガンをしまい抱えようとするが、それより早くアヌビス灰嵐種は口元にあるハサミ上の顎を大きく開こうとした時だった。これまでにない速度で突然頭上を見上げたのだ。

リナーシタ「えっ・・・?」

突然の行動に思わず動きを止めるリナーシタ、何故と思っていた時、その頭上に紫色の渦が発生していたのだ。それと同時にリナーシタの持つアーク因子判定機にある反応が探知された。

リナーシタ「何で急にって、嫉妬の因子反応・・・って事は!」

それと同時に渦から神速の勢いで誰かが出てきて、かかと落としでアヌビス灰嵐種を地面に上半身をめり込ませる。
そしてリナーシタはそれをやったのが誰か即座に理解した。

「―――はぁー・・・・まったくいつも通りあのハーレムドランの様子を見てみれば・・・!」

何者か、否彼女は明らかなまでに苛立っていた。だがそれはライバルである彼を狙おう存在を確認したからであった。故に彼女が来るのは必然であった。

レヴィアーナ「まさか、例の管理者が神のなり損ないの贋作を作って狙わせるなんてね!神に喧嘩売ってるのかっての!!!」

 

嫉 妬 の ア ー ク 【 レ ヴ ィ ア ー ナ 】 参 戦 ! ! !

2020年
07月28日
00:37

921: MI4989 削除

一方、頭のサイズ的にもかしこさがウサギ(?)な子バリスタン達はそもそも何と戦ってるのかさえ分からないまま攻撃を続ける。
そしてよくわからないけれど凄い運動エネルギーをぶつければいい感じだと覚えた子バリスタン達。

ミミトビバリスタンもなんかぶん殴りたい気分になった。

みみとびばりすたん「て`・ω・´フ」ふわっ

耳を翼みたいに強く動かして手持ちの武器を抱えながら真下に急降下し、銃弾と言うかそういうミサイルかのようにカカッと曲がって飛行方向を水平にして超低空飛行をし始めてアヌビス灰嵐種に向かって突進してきた。
地面に足が付いて無いけれどもぐんぐんと加速していく。

2020年
07月28日
21:13

922: エアロ


~自然区 公園広場~

状況は逼迫しているが停滞してもいる。

到着からの陣形展開により、
徹甲弾・榴弾を撃ち込みまくっているFPSF戦車部隊だが…

ルブラン「…ったくなんだよ!あの化物…何発ぶち込んでも怯みすらしねぇ!」
クルト<大尉、第1小隊搭載弾薬を使いきりました!第2小隊と交代します!>
<湿気ってんじゃねぇのか、この弾薬?>
<補給隊曰く新品だとよ!弾切れの心配はねぇ!よぉく狙って撃ちこめ!>

機動戦闘車の105㎜砲から発射される徹甲APFSDS弾は、
本来宇宙艦のシールドを貫通して内部構造もろとも破壊できる力があるはずだ。
オウマディアブロスにさえダメージを与えていた。
だが、このアヌビス灰嵐種には効いていないわけではないが、
効果は微小なのだ…
人造とはいえ神と名乗るだけはあるのか。


ルブラン「公園内だから重量制限で、
スコーピオンやファルシオンを持ち込めなかったのが誤算だぜ…
ファルシオンのツインターボレーザーなら一発で消し炭にできるってのに…」
ベリク「(ヒョコッ)マスター、重量もそうですが、
ターボレーザーは衛星都市内で使うと外壁を貫通してしまいますよ
大気中では加速しますからね」
ルブラン「わぁーってるよベリク…ここらで要請飛ばすか…(ガチャッ)
こちら陸戦隊長ルブラン大尉であります。砲撃隊、砲撃支援を要請する!
今座標をレーザー測定して送る、準備しておいてくれ!」
砲撃隊<砲撃隊了解。指定地点の受信待機中>


数キロ離れた丘の上に待機している砲撃隊に支援要請を飛ばした後、
ルブランは乗っている機動戦闘車1号車のキューポラを開けて身を乗り出し、
双眼鏡で怪物の位置を見る。
丘の斜面で怪物、子バリスタン達、撃ちこんでいるリナーシタ、
怪物の前に立ちはだかるモードレッドが見える。
唯我の距離が近すぎるのだ、このまま203㎜榴弾やミサイルが着弾しては、
レヴィ達が巻き込まれ、怪物には傷一つ付けられない最悪の展開も予想される。


ベリク「駄目です、マスター!レヴィさん達と怪物の位置が近すぎます!」
ルブラン「…チッ、しまった…レヴィ達が吹っ飛んじまう!
(pipipi)砲撃隊、要請飛ばしたはいいけど待機しててくれ!
ここからでは近すぎてレーザー測定器が使えねぇ!
空戦隊に測定してもらうよう頼む!すまねぇ!」

砲撃隊<問題ない、大尉。正確に測れるまで待つぞ。
だが提督の号令が下れば、
すぐにでも砲撃の態勢に移れることも忘れないでくれ。
時間の猶予はあまりないぞ>

ルブラン(考えろ…どうやって怪物とレヴィ達を引き離す…?
今回の怪物はオウマディアブロスやイャンガルルガの比じゃ無いくらいに
「レヴィ絶対殺す」って殺意に溢れてやがる…!
俺達の砲撃に何も動じてないのがその証拠だ…考えろ…)


なんとか引き離さないと砲撃支援もままならない状況に、
ルブランは攻撃しつつも考えを巡らせる。

 

~自然区 公園入り口~

公園入口ではIPPが逃げてきた市民達を誘導し、
怪物が外に出ないように警戒を強める。

一方救急車の中では…


バルセル「レヴィはどないな容体や!」
メイ「まだわかりません、ドクター!
応急処置はされているようですが、
怪物に近づかれて回収もままならない状態です!」
デリカ「ドクター、どう考えたってあんな怪物のそばに近づくなんて無理だ!
俺ら補助ロイドだぞ!?自分の身を守るので精一杯だ!」
バルセル「えぇい、歯がゆいのぉ!助けを求める患者がいるんやで!
かと言ってわてら医療関係者があないな鉄火場に突っ込んではカモネギや…
どないせぇっちゅうんじゃ…」

医療班が歯がゆい思いで戦況を見守るのだった…

2020年
07月28日
23:37

923: レヴィドラン

レヴィアーナの登場に一同は驚愕していた(尚魔境勢は首傾けるだけでよくわかってない模様)
いち早く復帰したのはリナーシタであった。

リナーシタ「レヴィアーナ、何故ここに・・・とは聞きませんよ!」
レヴィアーナ「でしょうね、んでアンタ達が手こずっているコイツだけ、ど!」

アヌビス灰嵐種の上半身が埋まっている手前の地面を殴り軽くクレーターを作ると同時に上に打ち上げ無防備になった。それと同時に案の定どっかぽけっーっと抜けた表情でみみとびばりすたんが音速タックルが腹に直撃そのまま軽く5m吹き飛んだ。やっぱ魔境でもアラガミ沸いても割と大丈夫そうだよねうん(思考放棄)

それは兎も角、レヴィアーナは軽く首を回して3人とナマモノ一体にあのアラガミの事を教えるため、振り返る。

レヴィアーナ「アイツはアヌビス、それも割と厄介な灰嵐種ね」
ノワール「アヌビス・・・?それに灰嵐種ってどういう事よ?」
レヴィアーナ「・・・まぁ知らないのも当然ね、まぁあの化け物含めてかつてアガラミって神の出来損ないの贋作がいたのよ、アヌビス灰嵐種もその一つ、で灰嵐種のは文字通り何でも灰に還すように喰らう粒子の塊灰域が臨界まで達して活発化したのが灰嵐でソレを誘発的に引き起こせるって訳よ。」

その説明に目を大きく開き驚愕する。あの怪物、アヌビス灰嵐種それほどまでに危険な存在という事も改めて理解できる。

リナーシタ「ま、待って!じゃあ何で私達無事なの!?あの怪物に近くにいる時点で―――」
レヴィアーナ「落ち着きなさい、って言っても無理ね。でも、現状ハッキリしてることと言えば――」

視線をアヌビス灰嵐種に戻すとそこには上半身が地面に埋まっていた影響があちこち土がまだ落ちきれない部分や先ほどのレヴィアーナの一撃で彼方此方少しとはいえ結合崩壊している部位があった。

アヌビス灰嵐種【グルルル・・・・・!】

レヴィアーナ「アイツがオリジナルではなく何処かで作られた人工、おまけにあのハレームドランを絶対に逃がさないつもりなのか知らね吹っ飛ばれてた時でも視線外してなかったみたいね」
モードレッド「だからってそこまで狙う理由があるのかよ!」
レヴィアーナ「―――予測だけど、管理者が動き出したのかしらね」
ノワール「ッ・・・!」

管理者というワードを聞き、ノワールが一瞬反応した。かつて旧式のナインボールを撃破した後にも聞いた言葉だった。つまり今回のこの怪物も、あの管理者が関わっている可能性を考えていたノワールは無意識にアヌビス灰嵐種の前に立ちはだかる。

ノワール「――――やらせない、約束したもの私が守るって、だから、だから・・・!これ以上は指一本触れさせないわよ!」

レヴィ「ノ・・・ワール・・・」

レヴィアーナo0ヌグググ・・・!意識が曖昧だってのにぃ・・・!って今はそうじゃないっての・・・!「こ、今回ばかりはお、同じ考えよ、黒の女神、アイツはアタシのライバル何でもかんでも食う贋作にやらせるかっての」

内心それにと思いつつ遠くからくる複数の気配、恐らくFPSFの部隊が好機と判断し接近を試みているようだ。そして少し遠くからではあるがレヴィと一緒にいる人たちの気配が多い、騒ぎを聞き駆けつけてきたのだろう。4つくらい早い接近する反応がある辺り内3人が女神達だろう。残る一人は何か少女のような感じだが何か本人すら知らない何かを秘めているのは理解できた。

レヴィアーナo0・・・不本意とはいえ援軍が来るか、まぁ灰嵐を引き起こす前に――


仕留めようと考えた時だった。アヌビス灰嵐種の様子が変わった。両目からは青い炎が燃え出し、徐々に強くなり始めていた。そこからの行動は一際早かった。
即座に嫉妬のアークとしての神気を完全開放、恐らくこれで他のアークが彼女がどこにいるかハッキリと分かるだろう。しかし彼女はそれを気にする気もなく一気に何かを防ぐ為の防御フィールドをレヴィアーナを中心に4人を守るように展開、同時に阻止する為の防御フィールドをアヌビス灰嵐種を閉じ込めるように展開する。ちなみにいつの間にか子バリスタン達もよく分からない野生本能で防御フィールドに入ってた。

レヴィアーナ「衝撃に備えろアンタら!アイツ灰嵐を起こすわ!!!こっちに来てる連中は死ぬ気で逃げろぉおおおおおおおお!!!!!」

そう叫ぶのと一際強く両目の青い炎が輝くように燃え盛ったアヌビス灰嵐種が灰嵐を発生させるのはまったくの同時だった。

アヌビス灰嵐種【■■■■■■■■■■■!!!!!!】


ブレイゾン全体に響いても可笑しくないほどの方向と共に灰赤色の濃い霧が発生封じ込めている防御フィールドを一気に押し返していき―――

レヴィアーナ「ッァ・・・!アッツ・・・!!ここまで簡単に押しのけるの・・・!!!」

灰嵐の影響を防ぐ為の防御フィールドに直撃リナーシタは思わずその場でよろけ、ノワールは咄嗟にレヴィを抱きかかえ衝撃で転がるのを何とか防ぐ、モードレッドは押されかけたたがクラレントを地面に突き刺し踏ん張る。ノッブはのじゃーっとギャグな声で地面に頭から激突犬神家かな?なお子バリスタン達は何か暑いなー?な感じだった。魔境じゃ日常茶飯事なのかな・・・(遠目

其れは置いておき、レヴィアーナの全力の警告もあってか近づきかけていた。FPSF陸戦機動部隊は急ぎ後退武器を持ったままでは危険と判断した者もいるのか全力で離れていく、その際リナーシタは周りの状況変化に気付く、落ちた武器、飛距離の関係上放棄せざる負えない車両、そして草木が溶け始めたのだ。燃えるのではなく等しく溶け始める。だが武器と車両は少し赤くなったものの少し耐えたが徐々に溶け始めた。

リナーシタ「周りが溶けて・・・!レヴィアーナがフィールドを展開していなかったら・・・!」
ノッブ「つーか暑いんじゃが!熱盛の時よりちょっと熱いんじゃが!のうレヴィアーナとやら、これが灰嵐なのか!?」

レヴィアーナ「―――違う、明らかに普通の灰嵐とは別物よ!何よりあの贋作とこの灰嵐から"これ程の神気"が感じられるのよ!!!」
リナーシタ「神気!?でもアレは人工のじゃ―――」

【■■■■■■■■!!!!!!】

再度聞こえる咆哮、霧で薄っすらとではあるが背中から輪が発生、その巨体がより一層輝きそして、立ち上がっていたのだ。

モードレッド「アイツ立ちやがった!?そんな事も出来るのかよ!!」
リナーシタo0何でレヴィアーナはこれ程の神気って言ったの?何で、本来の灰嵐と違うって言ったの?「まさか・・・!」

咄嗟に懐にあるアーク因子判定機をアヌビス灰嵐種?に向ける。そして少ししてその判定結果に―――

リナーシタ「―――え・・・!?そんな、まさか・・・」

一瞬驚愕しそして呆然とした。だが直ぐにそれは有り得ない、あり得るはずがない。そう言い聞かせようとするが必然的にソレが口から出るのは避けられなかった。

リナーシタ「ふざけるな!!!ふざけんな!!!何でよ!何であのアークの因子反応がでたのよ!!!整備はしている!!点検もしている!精度は百発百中なのに!!認めてなるものか!!!!」
レヴィアーナ「アークの因子!?あの出来損ないの贋作に!?どいつの!!どいつの因子が含まれてるってのよ!」

振り返らず灰嵐を防ぎつづ誰のアーク因子なのか急ぎ問いただす。アヌビス灰嵐種?は一歩一歩確実にこちらへ迫ってくる中、その因子をリナーシタは腕が震えながらいった。

リナーシタ「―――【太陽】、です」
レヴィアーナ「・・・・は?」

今何と言った?【太陽】?否、そんな筈はないとレヴィアーナは考えようとした彼がそのような事をするはずがない、あり得ない予想ではあるが彼は魔境の女の子とイチャイチャしている筈だからだ。だから振り返らず動きたい衝動を必死に抑えもう一度聞いた。

レヴィアーナ「今、何て、言ったの?私の聞き間違いじゃないわよね?」
リナーシタ「―――聞き間違えじゃない!!!!私達(対アーク部隊)も追っていた事があるアーク!!!その力で嘗てウラノス大戦で!!!再度復活した絶望のアークを再び倒したアーク!!!」

 

―【太陽】のアーク ソルブレイズの因子です!!!―


その答えを聞きレヴィアーナはこちらへ一歩一歩迫るアヌビス灰嵐種?に冷や汗が流れ始めるのは同時であった。

2020年
07月29日
00:25

924: エアロ

~自然区 公園広場 灰嵐発生少し前~


ルブランが砲撃支援を飛ばすかどうか考えて数分。
上空から歪みが発生し、紫色の女の子がアラガミにかかと落としを決めた!

ルブラン「ウッソだろお前www誰だよあいつwww」
クルト<リナーシタ少尉から通信来ました!つなぎます!>

そのあと、リナーシタから通信が繋がる

リナーシタ<ルブラン大尉!彼女は【嫉妬】のアークです!
どうやら助けに来てくれたようです!>
ルブラン「レヴィフラグ立てすぎだろJK…
OK、怪物からレヴィを引き離してくれ!
砲兵隊がスタンバってる、
上空待機してる空戦隊がレーザー測定して砲撃をぶちかます!」

その時、怪物が怯んだ隙を見て第2小隊が接近を試みる。


クルト<おい、第2小隊!砲撃は命令したが近づけとは言ってないぞ!?>
<兵長、好機ですよ!接近して硫酸弾をぶち込んでやります!>

ルブラン「第2小隊!何があるかわからねぇ!
接射はリスクも大きい、距離を取れ!」

その時である

レヴィアーナ「衝撃に備えろアンタら!アイツ灰嵐を起こすわ!!!
こっちに来てる連中は死ぬ気で逃げろぉおおおおおおおお!!!!!」


ルブラン「ツッ…!スピーカー通さずともデケェ声だ!
第2小隊、及び接近中の全車両!怪物がヤバイもの出すぞ!逃ぃげるんだよぉ!」

ルブランが必死の指示を出し、車両部隊は前進を停止、後退する。


アヌビス灰嵐種【■■■■■■■■■■■!!!!!!】


ブレイゾン全体に響いても可笑しくないほどの咆哮と共に灰赤色の濃い霧が発生し、
熱波に似た熱い空気が場を覆い尽くす。

ルブラン「あっづっ!おい操縦手!全速後退!すげぇ熱波だ!
レンチンされてローストビーフになっちまうぞ!」
操縦手「了解!全速後退します!」ガチャッ

ルブランの乗る1号車も全速力で範囲の外まで後退した。

<総員後退せよ!熱波で焼かれるぞ!>
<アーツィ!アーツ!アーツェ!アツゥイ! ヒュゥー、アッツ!アツウィー、アツーウィ!アツー、アツーェ!
アッアッアッ、アツェ!アツェ!アッー、熱いっす!熱いっす!ーアッ! 熱いっす!熱いっす!
アツェ!アツイ!アツイ!アツイ!アツイ!アツイ!アー・・・アツイ!>
<ちくしょう、後退!>
<イソイデ ハシレ!(^q^)>

FPSF陸戦隊はすんでのところで範囲外に逃れたが…

ルブラン「…マジかよ…」
残された車両や武器が日向に置いたアメのように溶け始めたのだ…
草木も燃えるのではなく、「溶けて行く」。
弾薬が爆発するでもなく、燃料に引火することもなく、溶けているのだ…

クルト<なんすか、これ…兵器がアメみたいに溶けてやがる…>
<ミラーコートは9千℃のプラズマキャノンにも耐えるはずですよ!?>
ルブラン「一点集中なら耐えられるだろ、だがこれはそうじゃない…
電子レンジでチンされるようなもんだ…大西洋連邦が開発した自爆兵器サイクロプスみたいにな!」
ベリク「どうするんですか、マスター!こんなものを最大出力で照射されたら…」
ルブラン「間違いなく、ブレイゾンは壊滅だ…都市そのものが巨大電子レンジになっちまうぞ…
(pipipi)提督、応答願います」

一度放心しかけたが切り替え、ルブランは市役所のレオニダスに通信を飛ばす。

レオニダス<聞こえているぞ、ルブラン大尉。
先程から公園周辺が異様に高熱化してきている
何が起きているのだ!?>
ルブラン「提督、怪物です…怪物が恐ろしい熱波を照射しているんです!
実際逃げ遅れた車両や銃座が溶けてしまった…」
レオニダス<直ちに緊急即応部隊を招集、砲兵隊も増員する!
IPP及びIMDにも市民の避難誘導を要請する!
空戦隊も待機させ空爆の用意をしておく!>
ルブラン「了解!…さて俺達にできることをしよう。
MUR、メーサーを冷凍モードに切り替えて冷凍弾を装填しろ!
正直言ってゴジラのメルトダウンを止めるのと同じくらいやべぇ状況だ!
だがそれをなんとかすんのが俺たちだ!気合入れろ!」
隊員<…了解!>

気合を入れなおし、FPSFは未知の敵に挑む!

2020年
07月29日
00:30

925: MI4989 削除

Tips:バリスタンの主な生息地であるρ13-γ26東部にあるバリスト地方の硫酸対流層は平均気温483℃、その下の鉄蒸気対流層は平均気温4000℃を超えるとされている。
バリストを旅するなら耐熱・耐圧・対腐食装備は忘れずに!

ももんがばりすたん「(´・ω・)あ、バリストに生えてる植物はなんかアダマンチウム質なのになぜか輸入許可出ちゃうけど持って行っちゃダメだよ」
ばりすたんa「J,,・ω・)なんで?」
ももんがばりすたん「(´・ω・)対策が取れない場所だと有機金属蒸気を散布して周囲を溶かしちゃう」
ばりすたんa「J´・ω・)それは拙いね」


なんか熱風を食らった気がする子バリスタン達は周囲の様子を見て「あ、結構な熱線が出てる」とようやく分かった顔をした。
でもそれは子バリスタンというかクレリアン基準では高熱量攻撃としては「遅い」グループに入る。
なので子バリスタン達はお遊びでさえあまり使わないが今も居る先祖にとっては主な機能を使う事にした。ぶっちゃけるとただただ広範囲にわたってエネルギー吸収もとい高速冷却するだけに過ぎないが地面が溶岩みたいにぬかるむと移動が面倒だからね。

子バリスタン達が横隊を組んでしゃがんで身体をぷるぷると震わし、体表から「冷凍粒子」と通称される謎のガスを散布し始めた。

2020年
07月30日
23:42

926: レヴィドラン

周辺を溶かしつくす灰嵐に酷似した何かの拡大をレヴィアーナは防ぎつつ自身の後ろにいるレヴィを確認する。応急処置されているとはいえ、意識が未だに曖昧なのは流石に不味い状況になりかねない可能性がある。しかも時々、何とかしなければと小さく呟く時があり、無茶をする可能性も視野に入れているようだ。

レヴィアーナo0現状あの訳の分からないウサギ達や軍が灰嵐の高熱を抑制しようとしてる影響は範囲の拡大は若干弱まっているけど、焼け石に水・・・はギリギリ避けてるみたいね。それに―――

レヴィ「う・・・く・・・とめ、ない・・・・と・・・!」
ノワール「無理に動かないで・・・!私達で何とかするから無茶はしないで・・・!」
リナーシタ「んー!この人現状を打開しようって意識あるけど流石に状況的に厳しいし怪我負ってるんだから無理に動かないでください!」

レヴィアーナo0今にも無茶承知でも動きそうね・・・はぁー・・・・劣っているとはいえ、腐っても太陽のやつの因子、遅かれ早かれ迅速に倒さないとシールドは持たない・・・と、あぁ―――「ホント、厄介な話よ」

そう呟きながらレヴィ達の守るシールドを維持させつつ、シールドから出る。
そしてその直後灰嵐と凄まじい熱量が襲い掛かる。体中に感じるダメージを耐えつつアヌビス灰嵐種?の前に立ちはだかる。

【ゴォルルル・・・・!】
レヴィアーナ「きっつ・・・周りの状況も相まって地獄ね・・・灰の獄炎、さしずめ灰獄炎嵐アヌビスって所かしら、まぁどうでもいいわね」

嫉妬のオーラを凝縮し頑丈なフルアーマーを展開する。
出し惜しみは不要、今まここで倒さなければ確実に宇宙までもを喰らい尽くすと理解したからだ。

レヴィアーナ「ここから先は一方通行よ!覚悟しなさい!」

そして大剣を展開しようとした時、背後から強い波動と共に凍てつくような荒ぶる青い光が灰嵐を押しのけた。同時に計り知れない程の神気を感じ取った。

レヴィアーナ「―――!!!!」

迷うことなく瞬時に振り返ると、そこには青い光を発するレヴィの姿があった。そしてよく聞くと心臓音が聞こえる。まるでナニカが目覚めようとする傾向とも捉えられる感覚だった。しかし感じ取れる神気は大きく荒れまともに安定していなかった。
そこから考えられる結論は―――

レヴィアーナ「まさかこれってアークのエネルギー暴走の予兆!?」

暴走であった。未知の力を秘めた青のアーク、それが暴走しようものならどの様な影響が出るなど想定できない。何より他のアークがこの波動を確認しようと来る可能性もあるのだ。しかも予兆が始まる際にレヴィから衝撃波があったのか、ノワールが少し吹き飛ばされていた。だが直ぐに立ち上がりレヴィの下に駆け寄る。

ノワール「レヴィ!しっかりして!レヴィ、レヴィってば!!」
レヴィ『――――』
リナーシタ「これ、は・・・!不味い不味い不味い不味い!!!明らかにこれは暴走の予兆だよ!!」
ノワール「ぼ、暴走!?」
リナーシタ「そうだよ!貴方だって何度か見たはずだよレヴィさんが呆然とする時!あれはアークとしてのエネルギーが不安定化時に見られる状態!今もエネルギーの数値が増大してるから、いつ暴走状態になっても可笑しくない!!!」

今のレヴィの状態を説明され顔が青ざめていくノワールは呆然としているレヴィの顔を見る。その両目は青く強く光その身体は青く光っている。その光は今もなお強さを増していた。

ノワール「と、止める方法は、ないの・・・?ねぇ・・・!何とかならないの!?このままじゃ、レヴィが・・・!レヴィが!!!」
リナーシタ「――― 一つだけ、ある。でも暴走を止める可能性は低いよ」
ノワール「―――ッ!それでも、私はレヴィを助けたい!教えて、その―――」

方法をという前に金属同士が強く衝突した音が聞こえ振り返るとそこには両腕の腕の甲から3枚の爪状の刃を展開している灰獄炎嵐アヌビスの攻撃をレヴィアーナが展開した太刀で凌いでいた。

リナーシタ「―――時間がない・・・!手短に説明するよ、レヴィの暴走を止める方法を!」

暴走寸前の青い極光、それを防ぎ助けるため、リナーシタは二つのヘッドギアを懐から取り出し、可能性は低くも止める方法を告げる。

リナーシタ「この感応領域形成機を使ってレヴィの精神、いや心にダイブして直接目を覚まさせる!」

感応領域形成機、それこそが可能性が低くも救うためのたった一つの小さな希望だった。

2020年
07月31日
00:16

927: MI4989 削除

充分に「冷凍粒子」を散布し終えたと判断した子バリスタン達は武器を背中に回して口を開いて火炎放射管を起動し、灰獄炎嵐アヌビスに向かって無限大かつ瞬間的な吸熱力を誇る「冷凍ビーム」を放った。

散布した「冷凍粒子」も放った「冷凍ビーム」もただ単に使った本人の身体にエネルギーを瞬間移動して溜め込むだけなので普通はその容量に限界がある。
けれども無限大にエネルギーを溜め込める身体をしているクレリアンやバリスタンにとっては例え全てのアークのエネルギーを吸い取ったとしても痛くも痒くもない。

でもその射撃でさえも一時的に熱原を大人しくさせるための手段としてしか子バリスタンは考えてない。
子バリスタン達は灰獄炎嵐アヌビスに向かって極超音速の速度をもって地面を蹴って突進し、噛み付きにかかった。

噛み付いて直接そのエネルギーを無限大の速度で吸い取って高熱をふりまくのを停止させる為だ。

2020年
08月02日
22:21

928: エアロ

~自然区 公園広場~

怪物の発する熱波によって公園区の草木は融解している。
範囲が広がり続ければ、ブレイゾンは熱波によって焼きつくされてしまうだろう…
だがそうはさせないのがFPSFの役目だ!
自分たちの故郷とも言えるこの衛星都市を守ることこそ彼らの存在意義だ!

ルブラン「おぅしお前ら、冷凍弾をぶち込め!
熱波で到達前に溶けるかも知れねぇが、そんなこと気にしてられるか!
補給隊がバンバン持ってきてくれる!どんどんぶち込め!」
隊員<了解!>


機動戦闘車からは冷凍弾が次々と発射される。
これは榴弾の弾頭に冷凍ガスを液化して封入したもので、
表面には摩擦熱や空気抵抗を抑えるコーティングが施されている。
弾頭は勢い良く飛んで行くが、やはり熱波に晒されると勢いが弱まるようだ。
しかし、怪物に当たらなくとも瞬時に冷気を撒き散らし、
周囲を冷却するのが目的なのだ。

<どんどんぶち込め!ためらうな!>
<ひゅぅ、体感温度がどんどん下がっていきますねぇ!>
<フゥー、冷えてっかぁ~?(TDKR>
<大丈夫、バッチェ冷えてますよぉ~(KMR>

冷凍弾を撃ち込んでいくと周囲の温度が下がり始めた。
多少なりとも効果はあるようだ。
あの化物、アラガミは熱波を発していることからも火属性だと思われる。
ならば冷凍属性の攻撃を行うのが現状最も効果的ということだ。

MUR「大尉、充填完了!ブチかますぜ!」
ルブラン<オーケー、ぶち込んでやれ!>

MUR率いるメーサー小隊は冷凍モードへの切り替えと
エネルギー充填を完了、冷凍メーサー光線を発射する!
92式、96式共に通常時の超電磁光線から冷凍光線へと切り替えが可能だ。
さらに追加として冷凍弾ランチャーを予め積んでいたのが功を奏した。
青いビームと青い冷凍弾が次々と撃ち込まれ、怪物の周りは白く染まる。

MUR「チッ、元が熱すぎて冷却しきれねぇな…
各車、切れ目なく撃て!クールタイム挟んじまうとまた熱が上がっちまう!」
<了解!>

さらに怪物の周りではバリスタン達が冷凍ビームを撃ち、
噛みつきにかかっている。

クルト<大尉、子バリスタン達が怪物に噛み付いてます!>
ルブラン「バリスタンは熱を吸い取ってそれを冷気として放出できる…
しかしあのチビ助達では熱波の広がりを抑えるのが精一杯だろうな…
くたばらせるにはなにか決定的な一手が必要だ…」

<大尉、電磁防壁車、到着しました
電磁防壁を展開し冷気を滞留させます>ガチャッ
ルブラン「待ったぞおい。急いで仕掛けてくれ!」

戦線には03式電磁防壁車
(外見はビオランテに出てきたソニックビーム車)も展開。
冷気を公園から出さないように電磁防壁を展開する。
先ほどバリスタン達がガスを怪物の周りに滞留させて、
ガスの効果を上げたのと同じ手だ。


ルブラン「あっそうだ…(pipipi)司令部、情報部に繋いでくれ」
ヤナーチェク<ルブラン大尉、聞こえている>
ルブラン「ヤナーチェク中将、あの化物の弱点を解析して下さい!
さっき嫉妬のアークが【アラガミ アヌビス】とか言ってました!」
ヤナーチェク<たしかフェンリル社のデータベースがあったはずだ。
大至急解析する!解析次第、そちらに弱点などのデータを転送する!>
ルブラン「オナシャス!(ガチャッ)さぁて怪物よ、どう出る…?」

 

FPSFは冷凍攻撃を行い熱波を抑制するが、
これだけで怪物が倒れるとは思えない。
決定的な一手が必要だ。


ルブラン「レヴィは…嫉妬のアークのフィールドの中か…
(双眼鏡構え)…怪我の具合が悪そうだ…ピクリとも動かねぇ」
ベリク「マスター、ドクターバルセルが公園の外で待ってますよ
早くレヴィさんを運ばないと大変ですよ!」
ルブラン「わぁってる!だが怪物はまだピンピンしてやがる!
おいそれとは近づけねぇんだ…ここは辛抱だ…」

もどかしさを感じつつ、FPSFは怪物への攻勢を続ける。

2020年
08月02日
23:20

929: レヴィドラン

子バリスタン達が灰獄炎嵐アヌビスの剛腕に噛み付き、それに気づいたのか振り払おうと振るうが、磁石でもくっ付いているかのように離れない。しかも噛まれていない剛腕で握りつぶそうとすればぬっーっと反対の剛腕に飛びつき再び噛み付いてくるのだ。

レヴィアーナ「相変わらず常識離れよねー魔境って・・・まぁ、こっちからすれば好都合だけどっね!」

灰獄炎嵐アヌビスの足元目掛け太刀を一閃、右足に辺り膝をつく。
その間に子バリスタン達はやっぱりというか安定のぬぼー・・・っと噛み付きを継続した。ギャグが混じってはいるが、周りの霧の赤みが徐々に減り始めていた。
さらにFPSFの冷却攻撃があるためか灰獄炎嵐アヌビス自体から発せられる熱は衰えないがそこから離れた熱は減りつつあった。

レヴィアーナ「よしっ・・・!」


~~~~~~~~~

一方リナーシタは手慣れているのか手際よく、レヴィとノワールの頭部に感応領域形成機を装着させる。

リナーシタ「よしっ・・・!装備完了、いい?ノワールが向かう場所は今の彼(レヴィ)の心、それも中枢と言ってもいい場所だ。今の状態の彼の心は嵐のド真ん中と言っていい。」
ノワール「嵐の中心・・・辿り着けるの?」
リナーシタ「それこそ可能性は低い、でも彼を想う気持ちを途切れさせたらダメそれこそ低くても助ける可能性が無くなっちゃう・・・・最悪の場合ノワールの意識が体内可能性だってある。それでも、行くの?」
ノワール「―――それでも行くわ、約束したの"いなくならない"ってだから、絶対に暴走させないわ」

ノワールの覚悟の決まったその瞳には揺るがない想いが見えた気がしたのだ。それを見てリナーシタは優しく微笑む、この人ならきっと大丈夫と理解できた。

リナーシタ「感応領域形成機起動、ノワール必ずレヴィさんの暴走を止めてください、頼みます!一人の軍人としてではなく傭兵として!」
ノワール「―――ええ、任せて」

微笑んだノワールはリナーシタが装置を起動させると段々の眠気が増してくる。それと同時に瞼を閉じる時にゲートが見え、それが入り口と判断し瞳を閉じて彼の心の中枢へとノワールの意識は飛んで行った
倒れるノワールをそっとレヴィの隣に寝させるリナーシタ、ふと偶然なのかレヴィの手を握っているのが視界に入り思わず微笑むが直ぐに切り替えた。

リナーシタ「よし、感応領域の接続安定、専用モニターがないから見れないけど、信号で状況は把握できるとはいえ、無謀にな事に変わりない・・・!ノッブ――」

防衛用のちびノブを出してという間に後ろから何かが着地した音が聞こえレイズハンドガンを素早く構えつつ振り返る。

マシュ「ま、待ってください!て、敵ではありません!」
リナーシタ「マシュちゃん!?一体どうやって灰嵐を抜けたの!?」

何とマシュがバリア内部に入ってきたのだ。まさかの事実に驚く中マシュが内部侵入に成功した理由を言い始めた。

マシュ「あの灰の嵐が一瞬でしたけど青い光で吹き飛びました。僅かでしたが通れる道が確保できたので再び灰の嵐が発生する前に突入しました。状況はどうなっているんですか?」
リナーシタ「い、意外と度胸あるなぁ・・・っと、状況はまぁ目の前を見た通り、アヌビス灰嵐種が発生させた特殊な灰嵐をレヴィアーナが何とか防いでる。それとレヴィは暴走寸前、今はノワールが彼の心の中枢に向かってダイブしてる真っ最中よ」
マシュ「先輩が、暴走寸前!?それを止めるためにノワールさんは・・・!」
リナーシタ「そういう事よ、それと―――」

敵の状況を説明する前に周りの灰嵐に変化が起きる。徐々にではあるが赤みが減り始め本来の灰色に変わり始めたのだ。慌てて発生源であるアヌビス灰嵐種がいる場所を確認すると、そこには灰獄炎嵐アヌビスの剛腕に噛み付く子バリスタン達の姿があり思わずへあっ!?っと変な声がでた。さらに周りには冷却弾が撃ち込まれたのか遠くの赤みがかかった灰嵐も徐々に灰色に戻っていくのが視野に入った。

リナーシタ「あ、相変わらずの常識離れですね魔境は・・・(; でも流石にアヌビス灰嵐種周辺は赤いままか・・・!マシュ恐らくだけどアヌビス灰嵐種がいつあの包囲を突破してこっちに来るか分からない今のうちに防御陣形を整えるよ!ノッブ、防御の硬いちびノブを出して兎に角沢山よ!モードレッド!多分敵は突進してくるその勢いを削いで!出来るだけ長く!」
マシュ「はい!」
ノッブ「うむ、よかろう!あのでっかい獣を止める術はこちらで念入りにしておくのじゃ!」
モードレッド「おうっ!こちとらあの灰みてぇな嵐でもどかしいと思ってたんだ突っ込んできたならアイツの顔面叩き斬ってやるぜ!」

素早く3人に指示を出し再びレヴィアーナと子バリスタン達が交戦しているであろう灰獄炎嵐アヌビスを見る。周りは奥から見える灰赤色の嵐とそこからこちらを見るギラついた瞳は決して視線が離れることが未だなかった。

リナーシタo0頼むよノワール・・・!私、貴方が必ずレヴィを助けて戻ってくるって信じてるよ・・・!!

そう信じてレイズハンドガンを持つ手の力が少し強まるのであった。

2020年
08月03日
01:07

930: MI4989 削除

熱気が止まったら今度は凍らせて無力化する方向に切り替える事にした子バリスタン達。
腕のような末端部位ではエネルギー吸収効率がよくないので胴体に噛み付こうと試み始める。

がぶがぶと噛み砕きつつ、ちょっと離れては突進したり、より胴体に近寄るように噛み付いていく。

2020年
08月06日
23:28

931: レヴィドラン

子バリスタン達の噛み付きの影響か不明だが熱気が抑えられ動きが鈍くなった事により、次々と攻撃を仕掛けていくレヴィアーナは次に胴体部分に向けて重槍を展開し爆発的加速力で貫こうとした時だった。

灰獄炎嵐アヌビス【―――!!!】

灰獄炎嵐アヌビスの背中の光の輪が強く輝きその口から強い衝撃波と共に赤いレーザーが発射されそのまま真っ直ぐレヴィアーナに目掛けて迫る。

レヴィアーナ「ひゃっ!?ってまずっ!」

咄嗟の攻撃に間一髪避けたがその射線の先がレヴィが居る場所だと即座に判断し補強を施しギリギリ間に合ったがそれでも直撃しバリア全体に亀裂が入った。それ程までにエネルギーを圧縮していたのだと理解できる。

レヴィアーナ「一撃は重いけど避けれないことはな―――・・・嘘でしょ!?」

回避は可能と判断するなかふと足元が赤く光っているのが見え頭上を見上げると何と先ほどのレーザーが雨となって次々と降り注いでいたのだ。回避に専念するなか流石に子バリスタン達もこれは避けなければならないと理解してるのかぴょんぴょん跳ねている。その範囲は広くFPSFの陸上部隊にも被害が続出していた。そして―――

灰獄炎嵐アヌビス【ゴォォオオオオオ!!!】

レヴィアーナ「ッ!!抜けられたッ!何とかして止めろぉおおおおおおおお!!!!!」

灰獄炎嵐アヌビスは四足で一気に猛進してその隙を突き包囲網を突破する。そのまま真っ直ぐにリナーシタ達の居るところに目掛け猛進、そのままバリアを突き破る。

マシュ「バリアが・・・!」
リナーシタo0くっ・・・!最悪の状況・・・!何としてもこれ以上の侵攻は止めないとでも・・・でも・・・!時間が足りない・・・!

防ぐにしても、灰嵐自体の影響は無くなった訳ではない破れたバリアの範囲が拡大すれば確実に身体に影響が出始める。リナーシタは己の手にある令呪に力を籠めようとした時、後ろから蒼い光と共に誰かが通り過ぎる。

『――――』
リナーシタ「えっ・・・?」

その姿に一瞬思考が吹き飛んだ。まさかと考え始める前にその誰かはそのまま片手に持つ黒い機械大剣を両手で構え――――

『はぁぁああああああああ!!!!』

灰獄炎嵐アヌビス【!?!?】

鋭い斬撃と共に何と灰獄炎嵐アヌビスを吹き飛ばしたのだ。さらに吹き飛ばされた周辺の灰嵐も消失していた。蒼いオーラを放つ誰か・・・否女性は、そっと振り返る。それは―――

『―――間に合った、かな?』
リナーシタ「レ・・・・レヴィドランさん!!!」
マシュ「先輩!」
モードレッド「マスター!?」

完全復活を遂げたレヴィドランだった!!!

 

リナーシタ「そ、その感じ明らかに蒼のアーク・・・ひょっとしてレヴィさん――」
レヴィ『うん、一時的だけど完全に蒼のアークになってるよ状況的にそうでもしないと厳しそうだからね』
リナーシタ「と、という事はノワールさんのお陰で・・・って肝心のノワールさんは!?」
レヴィ『あー・・・そのことに関して説明したいのは山々だけど―――』

灰獄炎嵐アヌビス【ゴゥルルル・・・・!!!】

レヴィ『アレと、この周りの霧を何とかしてからだね、行くよノワール!』
ノワール(ええ!行きましょうレヴィ!)

リナーシタo0っへ・・・?今レヴィさんの持つ大剣から声が―――

大剣から聞こえた声にリナーシタは呆然としているが、それを気にすることなくレヴィはバリアから出て、大剣に蒼のオーラを纏わせる。そしてその場で薙ぎ払うよう構えを取り―――


レヴィ『――― 一閃、ブレイクインパクト』

大きく一閃すると蒼い衝撃波と斬撃と共に灰嵐が一気に消失する。さらに灰獄炎嵐アヌビスの両目から燃える青い炎もかき消し、その斬撃で灰獄炎嵐アヌビスの胴体部分に直撃大きくのけぞった。さらに結合崩壊も発生していた。

灰獄炎嵐アヌビス【!?】

レヴィアーナ「この蒼いオーラ・・・まさかハーレムドラン――ってアーク化してるぅぅううううう!?」

灰嵐が消滅した事は同時に障壁が消滅した事と同等だ。故にレヴィは振り返る事もなく後ろから降り立つ気配が誰なのか理解する。

レヴィ『みんな、大丈夫?あの霧結構ヤバイ感じだったけど』
ベール「それはこちらのセリフでしてよ!・・・でもレヴィが無事で良かったですわ」
ブラン「だな、噛まれて大怪我負ったって時は慌てちまったけど見た感じ怪我治ったみたいじゃないか」
ネプテューヌ「そうね、あとでたっぷり話を聞きたい所ね」
レヴィ『うん、たっぷり聞かされるよ。でも今は―――』
ノワール(あの怪物を倒すことが先決よ!)
モードレッド「えっ、マスター、今、ノワールの声が大剣からした気が・・・」
マシュ「は、はい・・・たしかにノワールさんの声がい、一体どうなって・・・?」
レヴィ『説明は後、行くよ皆!あの怪物を倒して僕らの帰る場所を守るよ!』

『『『ええっ!!(おうっ!)(はいっ!)』』』

レヴィ達は各々の得物を構える。その視線の先にいる灰獄炎嵐アヌビスはレヴィ達を見て凄まじい咆哮を上げる。それに怯むことなくレヴィ達は攻撃を仕掛けてゆく

レヴィアーナo0うぎぎ・・・今は、我慢、よ私・・・!ん?さっきのハーレムドランの攻撃でできた胴体の傷の真ん中にある球体って・・・もしかして―――

そして同時にレヴィアーナが灰獄炎嵐アヌビスを確実に仕留めるカギを見つけた瞬間でもあった。

【INFO】灰嵐、完全復活したレヴィによる一閃で消失、灰嵐の予兆は【無い】!

2020年
08月07日
13:42

932: MI4989 削除

ももんがばりすたん「(,,・ω・)にゃー」
みみとびばりすたん「(・ω・,,し」
ばりすたんa,b「J,,・ω・)J,,・ω・)」

子バリスタン達も攻撃に移る。ガウスフレイヤーの超磁力粒子ビームや事象崩壊砲の謎レーザーをぶち当てて無理矢理破壊してみたり、ガスグレネードサブマシンガンで粘着榴弾をぼこぼこ当てたりというのはせず、
ミミトビバリスタン以外の3匹はミミトビバリスタンに向かって口を開けて火炎放射管を起動し、極端に高密度なエネルギーが詰まっている雷球を機関銃のように集中射撃し始めた。

さっきの雨あられレーザーをある程度に加えて他の子からのエネルギーを吸収したミミトビバリスタンは謎銃を展開し、空中に時空の裂け目めいた挙動をするブラックホールを重力球として設置し、直径7mもの戦艦級波動砲のそれめいた超極太粒子ビーム噴流を放射する準備を整えた。
空中に浮いた目標を波動砲っぽいもので磨り潰すつもりのようだ。

2020年
08月08日
17:29

933: レヴィドラン

子バリスタン達が強力な攻撃を準備する中レヴィ達も次々と攻撃を仕掛けていく、一番真っ先に仕掛けたモードレッドは灰獄炎嵐アヌビスの足目掛けて切った後、背後に回り込みその尻尾を掴む。

モードレッド「うっおらぁあああああああああ!!!」
灰獄炎嵐アヌビス【!?】

何とそのまま一気に引っ張るように振り上げ、地面に叩きつける。
地面に叩きつけられ、明確な隙を見逃さないはずがなく、続けてネプテューヌがその背中に強力な一撃『クリティカルエッジ』を連続で叩き込む。そして追撃の『32式エクスブレイド』を叩き込む

ネプテューヌ「32式エクスブレイド!」

灰獄炎嵐アヌビス【ゴォア!?】

ネプテューヌ「硬い・・・けど、確実に通じてる!」

ブラン「なら今度はアタシの番だ!」

頑丈なもののダメージ自体通っているのは事実であるため、反撃の隙を与えずブランが一気に頭部に向かいアックスを構え一気に振るう。

ブラン「ツェアシュテールングゥ!!」

鈍い音と共に灰獄炎嵐アヌビスがアッパーを叩き込まれたようにのけ反り、そのままブランは懐から素早く氷属性の魔法が描かれた札を使い氷の塊を展開する。そのまま狙いを灰獄炎嵐アヌビスに合わせ叩く

ブラン「ゲフェーアリヒシュテルン!」

灰獄炎嵐アヌビス【グガァ!?】

ブラン「炎ってなら氷魔法でさっきよりは通っているはず――」

灰獄炎嵐アヌビス【ゴォォオオオオオ!!!】

ブラン「―――っち!通じても止まらないって訳かよ!」

ベール「なら、確実に動きを止めましてよ!」

弱点だとしてもやはりアラガミ、強引に反撃しようとするさ中ベールが5つの緑の魔法陣を展開し灰獄炎嵐アヌビスの四肢と首に狙いを定める。

ベール「5連式シレットスピアー!」

5つの緑の槍は丈夫な蔦のように灰獄炎嵐アヌビスの四肢と首に巻き付き先端の槍が各部に突き刺さる。動きは止まったものの抵抗しようと強靭な剛腕を動かそうとしている。しかしそれを許すベールではない

ベール「確実に追い込ませていただきますわ!キネストラダンス!」

灰獄炎嵐アヌビス【グルゥ・・・!】

ベール「あら、思ったより浅いと、思いでしょうが―――」

背中にスラスターを展開一気に加速し一閃、しかし先ほどのと比べダメージは低いように見えたが、斬られた部位が光りはじめ―――

ベール「レヴィを傷つけた怪物に一切の容赦はありませんでしてよ?」

灰獄炎嵐アヌビス【ゴォアオオオ!?】

何十回も切られたかのような風の斬撃と爆発が発生し、あちこちに結合崩壊を発生させる。愛する者を守るための力はあの頃より遥かに成長しているのだ。
そして次にレヴィとハードモードになっているノワールが迫る。
ターゲットが接近したことに気付く灰獄炎嵐アヌビスは口にある大顎を開きシレットスピアーの拘束をダメージを負いながら引きちぎり噛み付こうとするが―――

レヴィ『あの時は力も身体も弱まっていた。でも今は――』
ノワール(そうね、今の貴方と私達なら――)

レヴィ&ノワール『(躱せる!!)』

灰獄炎嵐アヌビス【!?!?!?】

寸での所で流れる水のように躱された。だが、即座に反転し噛み付こうとするが、反転した時には既にレヴィが構えをとった状態だった。そして片方の足にジェットの付いたハンマーのような装甲が展開されている。

レヴィ&ノワール『(アッパークラッシュ!!)』

ジェット音と共に今までにないほど鈍い音と共に軽く上に吹き飛ぶ灰獄炎嵐アヌビスを即座に追撃で別の構えを整える。

レヴィ&ノワール『(ストームチェイン!!)』

灰獄炎嵐アヌビス【グォアアアア!?】

レヴィ『はぁ!!』

灰獄炎嵐アヌビス【ガッ―――】

高速回転しながら、灰獄炎嵐アヌビスのストームのように移動しながら徹底的に斬り込んでいき、最後に踵落としで地面に叩きつけた後片手にハードモードになっているノワールと同じ蒼い蒼い大剣を展開そしてそれぞれ氷、炎が展開される。

レヴィ『フロスト―――』
ノワール(ヴォルケーノ―――)

レヴィ&ノワール『(ダイブ!!!)』

落下の勢いを衰えさせず、一気に二つの大剣を頭部に叩きつける。氷とマグマの柱が立ち爆発してダメージをより確実に負わせ、バックステップで距離を取る。
だが逃がさないと言わんばかりに口から火球を放つ灰獄炎嵐アヌビスだが―――

マシュ「させません!」

素早くレヴィの前にでたマシュがグレートシールドを構え火球を流すように防ぐ、IMSペーネロペーのミノフスキークラフとで防いだ際の反動も抑制していた。

レヴィ『っと、ナイス防御だよマシュ』
マシュ「いえ、これも時々していた訓練の結果・・・と思います」
レヴィ『そっか、とはいえ―――』

灰獄炎嵐アヌビス【グル・・・グルルル・・・!】

レヴィ『あれだけのダメージを与えてもまだ動ける辺りタフだね・・・!』
ノワール(何か、仕留められる一撃があればいいけど・・・!)

視線の先にいる灰獄炎嵐アヌビスは確実にダメージを負っているのか至る所に結合崩壊が確認できる。さらには子バリスタン達が何か準備を整えており何かしらの狙いがある。決まれば確実により追い込めるだろうが、決定的一撃には何かが足りなく攻めあぐねそうになりかけた時だった。

レヴィアーナ「ハーレムドラン!!!それとハーレムs!!!アイツの弱点は胸部の球体よ!!」
レヴィ『胸部の、球体・・・?』

灰獄炎嵐アヌビスの胸部付近を確認すると確かに小さいが球体状の物体が見えていたのだ。何かのプロテクターがあったのかその周りは結合崩壊が見えているその部位が弱点を隠すための可能性も浮上する。

ベール「あの球体が、怪物の弱点・・・なら、そこを狙えば!」
レヴィアーナ「ええ、そうよ緑の女神!あのアラガミの弱点、"コア"さえ潰せれば【一発KO】よ!」

レヴィ『―――皆!弱点は分った、言わなくても分かるよね!』
ネプテューヌ達『ッ!(頷く)』

リナーシタ「なら、私とノッブで動きを止めます!攻撃手段の抑制任せます!」

レヴィ『分かった!ん・・・?』

ばりすたん「J,,・ω・)」

ふと足元付近に視線を感じ見下ろすと、あの時応急処置してくれたばりすたんがいたのだ。魔境は常識離れ、それを思い出したレヴィはある事を頼んだ。

レヴィ『ねぇ、君の仲間たちにあの怪物を確実に動きを止めるように頼める?』

そう頼んでみたものの伝わったのかは一切不明だ、だが何かを理解したのかばりすたんは仲間の子バリスタン達の所に跳んでいった。

レヴィo0伝わってたらいいけど・・・!『よし、皆コレで確実に決めるよ!』

武器を構え直しつつネプテューヌ達にそう伝えるのであった。
街への侵攻を阻止し、確実に倒すために・・・・

2020年
08月08日
19:39

934: MI4989 削除

ばりすたん「J,,・ω・)っ」

子バリスタンの女の子が男の子達に何か合図をして彼らを見つめる。
反応した男の子達は宙に浮かんでエネルギーを溜めているミミトビバリスタンを見つめた。

少ししてミミトビバリスタンはあからさまに危険な“光の槍”を跳ねれば避けられるように灰獄炎嵐アヌビスに向かって撃ち、当然のように上に跳ねて避けた。

その時に普段は殆ど使う事の無い機能を使い、時空間そのものに“孔”を穿ち、“時空の果て型”と呼ばれるタイプのブラックホールを空中に置いた。
そして重力防壁の機能をフルに使い、空間の歪みを許容する範囲を限定し、範囲内にはかなり強烈な空間の歪みを許容するように設定。
その許容範囲は灰獄炎嵐アヌビスが跳ね上がった場所だった。

そこだけが時間の進みが止まるように時間が無限に引き延ばされ続ける。

2020年
08月09日
22:21

935: レヴィドラン

レヴィ『よし・・・!動きが止まった!』
レヴィアーナ「ほっとしてるのも何だけどアレは出来損ないでもアーク、永遠に止められるのは無理よ」

動きが止まった灰獄炎嵐アヌビスだが、僅かに体が動いているのが時間を要するが耐性が出来始めているのは明白だった。だがその絶好のチャンスを逃すレヴィ達ではない。

レヴィ『―――決めるよ、皆!』

ネプテューヌ達『ええっ!!』

各々が一斉に駆け出す。真っ先に前に出たリーナシタはノッブにグレートメカノブ達に取り付き動きをより確実に止めるよう指示を即座に出し、ノッブの指示の下グレートメカノッブたちは次々と腕を伸ばし灰獄炎嵐アヌビスを掴み取り付く、重さも重なり地面に落ちるがミミトビバリスタンの配置型拘束孔の効果はいまだに続いているようだった。

ノッブ「---む?あの化け物僅かにだが動き始めておる!確実に動きを止めよ!」
メカノッブs『ノブブブー!』

動きを止めてもやはり耐性が出来始めているのか、起き上がろうとしているのに気付いたノッブはさらにメカノッブを召喚し次々と灰獄炎嵐アヌビスの拘束させる指示を出す。だが爪を展開し出せる力を余さずだそうとしているのか徐々に両腕の剛腕を振るおうとした時だった――


ネプテューヌ「はぁぁあああ!!!」
ベール「せぇい!!」
ブラン「おるぁあああ!!!」

3人の女神がその両爪を砕いたのだ。根元から粉々に結合崩壊を起こし、その爪は全て地面に突き刺さるのもあればそのまま落ちるのもあった。それでも両足で立とうとした時、赤雷が僅かに視界に入り目だけを動かすとそこにはいつでも宝具を打てる状態のモードレッドがいた。

モードレッド「はっ!気付いたか獣畜生!けどな、そんな状態じゃ動けねぇなぁ!喰らいやがれ!我が麗しき父への叛逆【クラレント・ブラッドアーサー】ぁぁあああ!!!」

灰獄炎嵐アヌビス【!?!?】

その赤雷の奔流は灰獄炎嵐アヌビスの片方の足に直撃、そのままバランスを崩し転倒する。コアが完全に無防備になり、絶好の狙い目である。

モードレッド「いけマスター!決めてやれ!!!」

その声と共に灰獄炎嵐アヌビスに迫る蒼のオーラを纏うレヴィがハードモード(大剣)のノワールを構え直し、紫のオーラを纏うレヴィアーナが太刀を展開する。狙うは灰獄炎嵐アヌビスの弱点、コアである。何とか起き上がろうとするが、メカノッブとグレートメカノッブが取り付いており爪も破壊され、未だ動きはほぼ抑え込まれていた。
そして―――

ノワール(これでトドメにするわよレヴィ!)
レヴィ『うん!レヴィアーナさん、合わせてください!!確実に仕留めます!』
レヴィアーナ「―――今回だけよハーレムドラン、それに黒の女神、アンタらに合わせるわ」

二つの光は高く跳びより高く、跳び、そのまま灰獄炎嵐アヌビスのコア目掛けて一気に加速、音速を超えて突っ込む。
灰獄炎嵐アヌビスは逃れようとするも、無理と判断したのか口にエネルギーを貯め再びレーザーを発射しようとする。

マシュ「やぁああああ!!」

灰獄炎嵐アヌビス【ゴォガ―――】


マシュ「先輩、トドメを!!!」

マシュはそれを渾身のシールドバッシュで阻止口内で溜まったエネルギーは暴発し両顎が吹き飛び、僅かに起きた爆風の煙が晴れた時には―――

『「(はぁぁあああああああああ!!!!!)」』

灰獄炎嵐アヌビス【ゴォア―――】

二つの光がその心臓(コア)を渾身を込めた会心の一撃により突き刺さる。
二つの刃が深くささった事で罅割れていくコアそして『パリンッ!』という音が響き渡った。レヴィとレヴィアーナは各々の得物を引き抜きながら距離を取る。
ネプテューヌ達も距離をとり様子を見る。
あと何故か子バリスタン達は何故か剥ぎ取り用の道具を取り出し始めた。食べる気なのかなぁ・・・(遠目


灰獄炎嵐アヌビス【ガ、ゴ・・・ガ・・・-――】

レヴィ『――――』

彼方此方が次々と罅割れていく灰獄炎嵐アヌビスは最後の力を振り絞って体を起こし一歩、一歩と動こうとするが次々と罅割れは増していくその剛腕を伸ばし掴もうとするが、レヴィの持つ大剣が光を放ち姿を変え―――

ザクッ!

灰獄炎嵐アヌビス【―――――】

ノワール「消えなさい、バケモノこれ以上指一本もレヴィに触れさせない」

ネクストモードのノワールが大剣を突き刺しそのまま切り裂くように引き抜く、それが決定打になったのかコアが砕け散り、静かにレヴィの元に向かうノワールそして―――

 

【■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■!!!!!!!!!!!!】

 

全宇宙に響く程の咆哮を出しながら倒れ伏した。

2020年
08月10日
04:33

936: MI4989 削除

ばりすたんa,b「J`・ω・)J`・ω・)」ぴょんぴょんっ
ももんがばりすたん「o(`・ω・´)o」すいーっ
みみとびばりすたん「て`・ω・´フ」ふわーっ

倒れたのを見るとさっそく解体用の道具を持ってそいつの皮や肉を切り裂き始めた。

<ピヨピヨ、チチチチチチッ
みみとびばりすたん「(・ω・,,し ?」ざくざく

水棲シュヴェシィナ(幼鳥)達「チュンチュンッ!」ばさばさばさばさっ!!
ばりすたんa「J;´・ω・)」

倒れた灰獄炎嵐アヌビスに向かってどこからかともなく現れた。金属質かつセラミック質な刃が付いている広めの翼を腕として持っている姿を下水棲シュヴェシィナの子供達がまるでカラスかドバトのように殺到し、啄むように直接噛み付いてズタズタに引き裂いて食い荒らし始めた。

2020年
08月10日
17:35

937: レヴィドラン

レヴィ『えぇ・・・(困惑』

倒れた直後案の定剥ぎ取りを始める子バリスタン達に何か乱入してきた水棲シュヴェシィナ(幼鳥)達も来て啄み始めそれを阻止しようとわちゃわちゃする子バリスタン達によるギャグな戦いが勃発した。獲物の争奪戦かな?(遠目

レヴィ『けど、何とか倒せてよかったぁー・・・』

その場に座り込み、唐突に始まった魔境勢の仁義なき獲物を巡る戦い(圧倒的ギャグ)を眺めていると後ろから柔らかい感触を感じ振り返る。

ベール「流石に無理しすぎですよ?」
レヴィ『あははは・・・(; 今回ばかりは面目ない、かな』
ベール「まったくですわ、けど無事でなりよりですわ」
ブラン「聞いた話だとかなり大怪我してたようね・・・見た感じそうは見えないのは何故なのかしら?」
レヴィ『あー・・・・アーク化した時の影響、かな』
ブラン「アーク化の影響、か・・・それ元に戻れるのか」
レヴィ『うん、一応オンオフの切り替えはできるみtオビュ』
ネプテューヌ「ジー・・・」
レヴィ『ね、ねふゅてゅーぬ?』

色々説明していると、女神化を解除したネプテューヌがレヴィの頬をむにーっとしながじっとレヴィを見つめる。そしてある事を聞いた。

ネプテューヌ「ねぇーレヴィ、ノワールが大剣に変身してたのって何か原因しってたりするー?っていうかー!主人公の私を差し置いてすっごい主人公ムーブしてたこ事も気になるんだけどー!私たちが着くまでに何があったのー!」
レヴィ『せ、せふゅふぇいするふぁらふぁめー・・・!』

~ノワール サイド~

ノワール「ふぅー・・・」

視界に見えるバケモノ、アヌビスは不思議な小動物達が群がっているけど、所々灰になって消え始めた場所があるのに気付いて何故か共同戦線張って腐敗処理とか全力でしながら剥ぎ取りしてるわね・・・不思議ね魔境って・・・でも―――

レヴィ『―――と、言う訳だけど・・・』
ネプテューヌ「ブッー!?ハードリンク!?なにそれすっごい、それってつまりプッピガンだよね!?プッピガン!?」
レヴィ『自分で、プッピガンっていうんだ・・・(;』
ベール「あら?それってつまりいm-――」
レヴィ『それ以上はいけないベール』
ブラン「そ、そうねけどハードリンクしてる感じってどうなの?」
レヴィ『んー・・・何だろうこう、互いに背中を預けてる感じとか―――』
ネプテューヌ「色々な意味で一心同体だったりとかー?」
レヴィ『ブッフォォー!?』

レヴィがネプテューヌ達に質問攻めされてるわね、でもそんな光景も大好きで、愛してる人を守れたから見れる光景なのね。ふふっ、良かった・・・
いつの日かゲイムギョウ界に・・・いえ、まだこれは言うときじゃないわね
ふと遠くを見ると大急ぎで来る救急班が見える。そういえば、元々レヴィは大怪我してて誰かが通報していたのね。でも今はもう大丈夫ね


ノワール「レヴィ、向こうから救急班来てるみたいよ?」
レヴィ『ん?ウワッあの速度はバルセルさんだなぁ・・・』
ノワール「ふふっ、色々大変ねレヴィでも―――」

私はそっとレヴィに手を差し伸べる。そうだ今は―――

ノワール「ちょっとだけ時間は掛かるけど、帰りましょう私たちの家に」

帰ろう、私達の居場所に・・・・

レヴィ『うん、そうだね帰ろう僕たちの家にね』

レヴィは微笑みながら私の差し伸べた手を―――

―――ブシュッ

レヴィ『――――え・・・?』
ノワール「―――――え?」

て・・・・を・・・何・・・で、私の手に、顔に・・・血が・・・そ、それに何でレヴィの体からし、しんしし・・・心臓と・・・き、きか・・・赤い機械の手・・・・て、手が・・・何が、いったい・・・なに・・・が―――


その時、私は、きづ、いた・・・・レヴィの・・・うし・・・ろに発生したゆが・・・み・・・から―――

 


―心臓を貫いたはずだが貫けず掴む形になるとは途轍もない大きさだ修正は必然だ―

 

 


この日を境に、世界が、宇宙が、滅亡の危機に晒されるのは――――
今の私は知る由もなかった―――

2020年
08月10日
23:49

938: MI4989 削除

水棲シュヴェシィナ(幼鳥)&ばりすたん達「(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`)」ショボーン

獲物争奪戦を繰り広げていた子バリスタンと水棲シュヴェシィナの幼鳥達は獲物がなんでだか灰になっていってしまいもうはぎ取ったり食べる事が出来なくなってしょんぼりしていた。

2020年
08月11日
23:02

939: レヴィドラン

レヴィアーナ「なっ―――」

想定外の管理者の使徒、ナインボール・セラフの襲来に一瞬反応が遅れが、そこから迷うことなく嫉妬の力を全力で込めた太刀を展開、突き刺している腕部分を狙い音速で間合いに入る。

レヴィアーナ「アタシのライバル(レヴィ)手ぇ出してるんじゃなぁぁぁぁい!!!」
ナインボール『―――嫉妬のアーク、か貴様がそうしてくるのは想定内だ』

その直後セラフの後ろに発生していた。歪みは消えることなくそこから、結晶交じりの尻尾がレヴィアーナを突き飛ばす。彼女ですら反応しきれない速度の鋭い突きは近くの木々まで吹き飛ばした。

リナーシタ「歪みから尻尾が・・・何かが、出てくる・・・・!ノッブ、臨機応変に指示に対応できるようにしておいて!」
ノッブ「心得た!これほどまでの禍々しい気配、只者ではないのぅ・・・!」

リナーシタとノッブが警戒する中、尻尾が周辺を確認しつつ残りの部分が出てきた。それは人であった。しかしその姿は深海棲艦のレ級に似ていた。だが所々、結晶が混じっており装備も明らかにより未来的な形になっていた。尻尾部分はヘビのように唸っていた。

レ級?「――――」

リナーシタ「こ、こっちを見・・・ッ!ノッブ防御布陣を―――」

レ級?「―――(ガゴン!」
ノッブ「いかん!グレートメカノ―――」

レ級のような何かの動きに警戒している中、こちらを見て僅か数秒間にリナーシタは経験ないほどの悪寒を感じて防御指示を出そうとする、ノッブは嘗て生きた乱世の時より恐ろしい危機感を感じマスターであるリナーシタを守るため、グレートメカノッブに守ってもらうよう指示を出そうとするが、それよりも早く尻尾の砲台がリナーシタとノッブ目掛けて連射、その全てが強力な榴弾であったのだ。
そして―――


ズガン!ドゴン!ドゴォーン!

リナーシタ「あぁぁああああああああああ!?」
ノッブ「ぬぐぁぁああああ!?」
ちびノブ軍団『のじゃああああああああああ!?』


榴弾の嵐が彼女らを襲う、当然ながら避ける暇も、防ぐ暇すら無くもろに受ける。さらにその流れ弾の一部がFPSFの陸上部隊にも着弾する。被弾し吹き飛ぶ者、装甲車が爆散する。

モードレッド「リナーシタ!?くっ・・・!」

爆風の威力も強く、クラレントを地面に突き刺し踏ん張る、無論ネプテューヌ達も各々の武器を地面に突き刺し踏ん張る。だがノワールは想定を超える事態に爆風に押されその場に倒れる。そして砲撃が止む。モードレッドはクラレントで煙を払って見えたのは―――

モードレッド「―――なっ・・・!?」

リナーシタ「ぅ・・・ぁ・・・・」
ノッブ「こ・・・これは生きていた頃の戦より、厳しい・・・か・・・!」

ちびノブ軍団『のぶぃぇええ・・・・』

まるで戦争があったかのようにあちこちにある無数の小さいクレーターそして先ほどまで健在だったちびノブ軍団は全滅全てポフンっと消えていく、そしてリナーシタは幸いにもグレートメカノッブの一体が守ってくれたのか大きい怪我は見当たらないが、少なからず負傷しており、爆風の威力で気絶していた。ノッブも傷を負っているのか中々立ち上がれない

モードレッド「お、おい二人ともぶ―――」
ノッブ「ワシらのことはよい!それよりもおぬしのマスターを助けいぃ!!!」
モードレッド「ちぃっ・・・!そりゃそうだよなぁ・・・!マスター、今助けに、ぃッ!?!?」

魔力放出で、レヴィを救出するために放とうとした瞬間今までに無いほどに直感が働いた。それは後数秒後に巨大な何かが丁度モードレッドのいる場所に迫るからだ。それも前に進んで避けようとすればまるで弾道修正するかのように直撃を避けられない。迷う暇もなく止む無く後ろに下がるべく放出する。
その直後―――


<ドゴォオオオオオオオオオン!!!!

ズガガガガガ―――――――!!!!!!!

モードレッド「ぐぅぅうううううう・・・・・・・・!!!こ、れくらい・・・!!」


何かが壁を貫く音が聞こえ、続けざまにそれが地面に激突、勢いをある程度の距離まで殺す事無く突き進んだ。しかもモードレッドとの距離が僅かの距離でソレから発生した風圧で吹き飛ばされる。だが空中で立て直し何とか着地するものの横転してしまった。そして後ろから何かが激突し吹き飛ぶ音も聞こえた。

モードレッド「畜生!一体何が落ちてきたん、だ―――」

迫ってきた何か、それが何なのか確認するため落ちた先を慌てて振り返ると、そこには宙を舞うFPSFの陸上部隊の車両やロボ、人がいた。中には激突で抉れ真っ二つになった車両も見え、不運にも直撃し粉々になった者もいた。
その惨劇を引き起こした正体は、【龍】だった。それこそモードレッドが知るようなドラゴンとは全く違い、彗星のようなフォルムに銀色の龍鱗、そして鷹のような目を持つ青い龍の瞳、そして本来飛ぶためにある翼は謎の形をしており、一対の翼は三つの刃のように鋭くその後ろにある噴出口からジェット機のような濃い赤の炎が放出されていたのだ。


【―――――】
モードレッド「なん、だよ・・・ありゃ・・・」
【――ギュィイイイイイイイイイイイォォオオオオオオオオオオオ!!!!!!!】


その【龍】は周辺の空気を吸い取り、そして翼を広げその噴出口から赤い焔を出しつつ天高く鋭く咆哮をするのであった。

2020年
08月12日
16:05

940: MI4989 削除

仕留めた獲物が謎の消滅をやらかしたのともう体力が続かないので子バリスタン達と水棲シュヴェシィナの幼鳥達はどこかへ去って行った……。

スタミナが続かないなら無理をしないのが野生の掟?っていうものである。

2020年
08月12日
16:36

941: レヴィドラン

天高く鋭い咆哮を上げた【龍】は視線をまだ残っているFPSFの陸上部隊に視線を向ける。攻撃を逃れた部隊が陣形を整えようと必死になっていた。少し眺めていた【龍】に、モードレッドは直接攻撃を仕掛けるのかと、警戒しようとした。


【―――――】

モードレッド「―――は?」

その一対の翼の部分が反転し、砲台のような形に変わったのだ。そして噴出口から赤い雷が少し溜まったかと思えば、そこから6つの赤い光がFPSFの陸上部隊に目掛け一斉発射される。そのまま着弾と同時に大爆発を起こした。
この異質さに、モードレッドは改めて驚愕した。飛び方だけでなく攻撃手段も異常だったのだ。驚かないほうが可笑しかった。しかし連続での使用は恐らくできないと判断して、レヴィを助けるべく、突き刺してるセラフの腕を斬るため振り返った。

ゴォオオオオ!!!
ズンッ!


【―――クルルル・・・・】
モードレッド「嘘だろ!?」

振り返った時、そこにいたのは先ほど遠くに居たはずの【龍】が翼からジェットを吹かし立ちはだかっていたのだ。ジェット音が聞こえたホント数秒でモードレッドの目の前に移動したのだ。そして翼に再び変化が起きる今度は真っ直ぐに伸び、二刀流の刃になったのだ。

モードレッド「ドラゴンなのに剣使うってありかよ・・・!」

苦虫を噛み潰したような表情を浮かべつつ、襲い来る巨大な刃を迎撃せざる負えなかった。

~~~~~~~~~~~~~~~

モードレッドが【龍】に阻まれる中、ネプテューヌとブランとベールはレヴィを取り戻すべく攻撃を仕掛けていた。極力レヴィに攻撃が当たらないよう、かつ迅速に突き刺している腕を狙うが―――

ネプテューヌ「はぁぁぁああああ!」

ナインボール『何度行っても不可能だ』

ネプテューヌ「くぅ・・・!」

貫いていない腕からパルスブレードを展開して瞬時に弾き返す。その速度に咄嗟に防ぐネプテューヌだが、余程の威力だったのか手が震えていた。
しかも大きくのけぞっていた。そこにナインボールがパルスライフルで追撃しようとして即座に上半身を回転反対側から腕の切断を狙っていたブランに目掛け単発射撃を行う。

ブラン「うおっ!?反応速度が速い・・・!」

ナインボール『何故不可能だと理解をしない』

ブラン「んなの関係ねぇ!ちょっとでも可能性があるなら、それを信じるだけだっ!」

ナインボール『―――哀れだ、誰であろうと私を超えることは不可能だ故に』
ブラン「ガッ―――」

ナインボール『プログラムの進行に変更はない』
追撃を一撃をナインボールは再度パルスブレードで防ぎそのまま弾く、その際大きく怯んだブランの隙を突き、首を掴みそのまま森林エリアに投げ飛ばす。ブランはレヴィに向けて手を伸ばすも、届くことなく遠ざかり―――

ブラン「―――ち・・・畜生ぉぉおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!」

木々が折れる音と激突する音と共に土煙が立ち込める。

ネプテューヌ「ブラン!ッ・・・!」

ナインボール『我々は秩序の安定により世界を管理をする存在、故に管轄より規定を超えた者(イレギュラー)達は誰であろうと―――』

ネプテューヌ「しまっ―――」

ナインボール『等しく排除する。誰であろうと何者であろうと』

ネプテューヌ「かはっ・・・!?」

仲間の心配をするほんの僅かな隙を突き、強烈な蹴りをネプテューヌの腹部に叩き込みそのまま蹴り飛ばした。脚部スラスターも吹かしていたのかその一撃は意識を確実に刈り取るのに十分すぎる程の威力だった。

ネプテューヌ「レ・・・・ヴィ・・・・わ、た・・・し・・・は・・・―――」

ナインボール『理解不能だ、何故そこまで抗う何故そこまで―――』

ベール「それでも、それでも私達は!」

背後から聞こえた声に即座に反応しパルスブレードで弾く、そこにはネクストモードのベールがランスによる鋭い突きをするものの弾かれ大きく仰け反っていた。だがそこから強引に背中のスラスターで態勢を整え再度攻撃を仕掛ける。

ベール「私は、私達は!どれ程可能性が低くても、危険だとしてもそれでもと言い続けて!乗り越えてきたのです!」
ナインボール『可能性、そのような概念など、プログラムには―――』


何度も決してあきらめず攻撃を続けるベールだが、その全てをナインボールはパルスブレードで全て弾き返し先ほどより強い一撃で武器を弾き飛ばし瞬時にパルスライフルをベールに向ける。

ベール「ッ!よけられな―――」

ナインボール『不要だ』

ベール「あぁぁああああああああああ!?」

そこからパルスライフルの連射にベールのプロセスユニットは砕け傷を負い、吹き飛ばされる。そのま2、3回バウンドして仰向けで倒れた。

ベール「こん・・・な・・・所・・・で、私は・・・ま・・・・だ・・・おわ、れ・・・・な・・・ぃ・・・―――」

ナインボール『・・・・』

ノワール「――――」

そんな中未だ呆然と座り込んでしまっているノワールを見てナインボールは抗う意思が無いと判断し小さくしていた歪みを大きくし離れようとした時だった。上空から何から迫っていることに気付き、クイックブーストで左に回避しつつ方向転換を行いソレをパルスブレードで弾き返した。それは弾かれたが素早く戻りそして誰かが豪快に着地した。

『慌ててきてみりゃぁんだよこの状況、何より―――』

ナインボール『――――』

レヴィ『ゴボェ・・・ゴボォァ・・・・』

アタンス『二代目に何しやがってるんだテメェェエエエエエエエエ!!!!!』

MASバルバトスルプスレクスを纏うアタンスのデュアルアイが赤く光り大型メイスを構え咆哮とも言える声を上げた。

2020年
08月12日
21:18

942: MI4989 削除

その頃、FPFSの司令官であるレオニダスの元に一機の戦闘機型シュヴェシィナがやって来て書簡を渡してきた。書簡はοAFE0とοC21Fの哨戒を担当している大英帝国海軍の機動艦隊に所属する空母からのものだった。

書簡に入っていたのは信号弾が装填されたテレポート装置付きの信号銃と大量のデータシートと後から描きこまれた市販の天体図と1枚の便せんだった。

データシートの内容はここ数ヶ月の間に確認された謎の敵性動体のそれと思われる時空断裂痕の向きを示したデータであり、今日の日付のそれまでもあった。
「大きさを持たない」からこそ極小にも極大にもなれ、宇宙全体を俯瞰できる古の兵器が取って来るデータなだけあってさまざまな惑星や宇宙都市で見かけた謎の敵性動体のテレポート機動が記録されており、そのテレポート元になると推定されている天体が同封されている市販の天体図に描き記されていた。

そして1枚の便せんにはあまり綺麗ではない古い英語の文章で
「これよりノラ兵器群に似た方法で偵察部隊を降下・展開し、威力偵察を行うのでそういうものが出て来る可能性がある。どうか理解してほしい」
と書かれていた。

 

その頃、戦場になってしまった公園では何かと戦いが繰り広げられていた。

そんな中、破壊された装甲車や真っ二つになった装甲車、そもそも爆散していたりもっと前の戦いで融けた装甲車などがひとりでにガタガタと動き出した。
破損部位が真っ白に輝きながら修繕されていき、またあるものは逆再生するように文字通りに再生していく。

2020年
08月12日
23:41

943: レヴィドラン

ハッキリと分かるほどの怒りを表しているアタンスだが、我を忘れている訳ではない呼吸は若干荒くも、安定している。
しかしテイルブレードは起動し、逃げる暇を与えないようにしている。

アタンス『テメェ、その錆腕離しやがれ』

ナインボール『――――』

アタンス『・・・ダンマリ、かそれとも俺だけなら逃げられるって思ってんのか?違うぜ、周りをよく見な!!』

その直後ナインボールを囲むように、4機が豪快に着地する。そして少し遠くに5機着地した。

アイエフ『連絡は聞いてたけど、こんな状況になってるとはね・・・!』
ケーシャ『突然アタンスさんのMASの機動力が加速したと思ったらこのような事態ですものね』
大人ネプテューヌ『レヴィちゃんが・・・!ダーリンが怒ってる訳だよ・・・!』
アタンス『そういうこった・・・・コンパ!お前らはネプギア達とネプっち達の応急処置を!』

コンパ『はいです!』

ネプギア「お姉ちゃん!しっかししてお姉ちゃん!」
ロム&ラム「お姉ちゃん・・・!」

ユニ「お姉ちゃん大丈夫!?ねぇ、聞える!?」
ノワール「――――」

アタンス達5人で包囲しているのに関らず、アタンスは優位になっていると判断しておらず、状況確認をしていた。

アタンスo0囲んではいるが、ちょい遠くには二代目んとこのモードレッドがでっけぇ龍と戦ってる。それにあの尻尾の先が砲台の女が未だに動かず一点を見てやがる何で―――

レ級?の行動を確認していると、ふと尻尾に動きがあり照準を定める形をしていた。そして一発徹甲弾を放ちそのままある場所に着弾する。その弾道先は何と破壊された筈の装甲車だった。しかしそれでも白く光りながら巻き戻しのような形で再生を始めていた。それも一台ではなく複数台のようだ。

それを確認していたのかレ級?の両腕に結晶が発生し刃付きの機銃に変形し、そのまま再生を阻止するように掃射、しつつ接近しつつ尻尾の砲台も徹甲弾を連射し始めた。

アタンスo0まさか、噂に聞く魔境か!?いや、今は有難い援軍、だといいんだけどn-――

リップ「マスター防いで!!」
アタンス「―――ッ!」

思考している時、リップの声が聞こえナインボールのほうに視線を戻すと同時に巨大な結晶がこちら目掛けて迫ってきていたのだ。反射的に大型メイスで防ぐがそれでも勢いが殺しきれず吹き飛ばされると思った時、どこからかロケットパンチが飛来しその結晶を何とか押し返し少し押される程度で済んだ。そしてそのロケットパンチはアタンスの後ろにいる彼女の下に戻る。

アタンス『わり、助かったリップ』
リップ『お礼を言うのは後です!今は目の前に集中を!』
アタンス『だよな・・・!何か出てくるぞ警戒しろ!!』

各自が警戒する中ナインボールの後ろに発生していた巨大な歪みは大きくなりそこからすでに出ていた結晶の正体が明らかになっていく、鉛色の甲殻に、2対の足、そして一対のハサミに付いている結晶と頭部にある結晶、その姿はサソリそのものだった。

アタンス『こんなバケモノまで用意してるのかよ・・・・!』
リップ『マスター、来ます!』

【キュィアアアアア!!!】

鋭い咆哮を上げながらその両爪を振るう、二人は咄嗟に迎撃するようにアタンスは大型メイスをリップは両爪で押し返そうとする。だが―――

アタンス『こっの・・・!硬ってぇ・・・!』
リップ「わ、私の爪が刺さってない・・・!」

その甲殻は想定を超える頑丈さだったのか、押し返せず逆に押される形になってしまった。しかしその隙を突こうとするアイエフ達に、結晶の付いた尻尾を切ろうと迫るX・オルタだが、その結晶部分が強く輝きだし、何とレーザーが照射され。追い払うように薙ぎ払ってきたのだ。
幸い、光っているときに何か危険な攻撃があると判断したのか咄嗟に距離を離すしかなかった。

【クキュルルル・・・・!】

アタンス『おいおい・・・!状況的に優位って思ってなかったけどよ、これは流石にヤバいだろ・・・!』

予想を超えるサソリの甲殻の硬さと防いだ時の衝撃の影響による手の痺れを何とか抑えつつアタンスはフルフェイスの下で冷や汗を流した。

2020年
08月13日
08:02

944: MI4989 削除

集中砲火を食らっていた装甲車だったものはそこから爆炎と共に撃たれて変形した徹甲弾や機銃弾を空中に持ち上げ、立ち上がり始めた。
激しく変形してもはやなんか白熱している鉄塊になっていたソレはあらゆる射撃をその寸前で“掴み”、それらを地面だった土と一緒に食らって少しづつ変形して火炎と黒煙が殆どの巨人へと変形した。

高さにして20~30mはあろうものが一気に小っちゃくなって10m台になるという異様な大きさの変化をしたあと、空中で岩石で出来たレールキャノンと機関銃みたいなものを作りだすとレ級?が撃ちこんで来た銃砲弾を弾薬として反撃してきた。
何故か他の蘇りつつ装甲車にも撃ちこんでるが。

直ぐにレールキャノンは壊されてしまったが、まるで小バカにするかのように自分に対して撃ちこんだ徹甲弾を空中で受け止め、撃った砲台の砲口めがけてそいつが撃った時の20倍から110倍の速度を持たせて叩き付ける。
目に見える武装は囮だったようだ。


一方で別の比較的原形をとどめていた装甲車達は凄まじい勢いで堅くなっており、主砲の徹甲弾でさえ傷一つ付かない圧倒的な堅さになり、修繕した車載機関銃から瞬間的に蒸発させるレーザーを連射してあの弾幕を金属蒸気へと変えて他の蘇った装甲車達の強化材料へと加工し始めた。

それと同時に向かって来ていた敵戦力が謎の混乱をし始めた。

ナインボール『まだ対象を排除していない』

記憶の改竄という訳の分からない攻撃を受けているようだ。

そして、その対応に追われている間に負傷したレヴィが廃棄区画へ空間ごと切り取られるようになぜか廃棄区画へテレポートさせられた。
誰もいない筈の廃棄区画に放り出されたレヴィを始末しようと今まで戦っていた敵戦力達は転送装置を起動する。

だが、このノラ兵器群めいた連中は非常に悪辣だった。
転送装置を起動したその瞬間にそいつの目の前にテレポート機雷が現れて炸裂した。ナインボールだろうとレ級もどきだろうとよくわからん龍だろうと見境なくテレポート機雷が現れて吹き飛ばし、徹底的に痛めつける。
さらに酷いことにあの爆風を食らうとまるでスティールブースト効果のようにテレポートに必要なエネルギーを吸い取られてしまう。

それは魔境と違ってテレポート機動が許されているからこその動きだ。
でも、魔境の連中だとするといつもならしている筈のテレポート機動の無効化を行っていない。……何か狙いがありそうだ。

INFO:普通に廃棄区画まで行ってみよう

2020年
08月13日
16:35

945: レヴィドラン

先ほどまで居たはずのレヴィが消え混乱するアタンス達だが、いち早く復帰したアタンスが魔境の仕業だと理解したのだ。

アタンス『ほんっと魔境は常識離れな事だよなぁ・・・・!』
リップ「でもレヴィさんが助かった事にはまだ―――」

ナインボール『―――魔境への対応修正完了、各機速やかな鎮圧をせよ』

アタンス『・・・何だと・・・?それはどういう―――』

そこから先を行く前に後ろから轟音が聞こえた、全員が確認するとレ級?が10mの鉄の巨人の頭部に取り付きその両腕の刃を突きさしていた。その先から浸食するように結晶が発生する。だが相手は魔境のノラ兵器、その程度ならば即座に対応できるだろう、その証拠に暴れて抵抗している。だが何故か抵抗すればするほど浸食する結晶の強さが増し思考回路を瞬く間に完全制圧さらに決して抵抗されないように書き換える。そのまま他の復活した装甲車に攻撃を始めたのだ。

毒(ノラ兵器)には同じ毒(ノラ兵器)で対応する。それはレ級?だけにはあらず、【龍】も同様だった。モードレッドを素早く鎮圧後、翼の形状を戻し魔境の装甲車の攻撃を当たりそうで当たらないという、欠伸をするほど機動力で翻弄そして接近しきったと同時に翼を砲撃時の状態に反転させそれぞれの翼で装甲車を掴み、そのまま装甲車同士を両手で叩く感覚で潰す。一度ではなく何度も潰し掴んだ状態のまま、スクラップになった装甲車は手放してまた同じようにその機動力で翻弄、潰していく、だがスクラップにした程度では時間は掛かるものの、それは時間は掛かるものの復活するのは明白だ。

コンパ『ふにゃあ!?』
ネプギア「きゃあ!?」
ユニ「何この小さいロボットの群れ?!」
ラム「あっちいけー!」
ロム「こ、こないで・・・!」

アタンス『どうし、た!?』

だがそれは阻害するものが居なければの、話だ。コンパ達の悲鳴を聞き振り返るとそこには森林エリアから出てくる。1m程度の小型機、一機だけにあらず数十機という凄まじい数で、次々とスクラップになった魔境の装甲車に群がり思考回路を削り破壊し、機能が停止したかと思えばスクラップを回収、瞬く間に無くなりそのまま次のスクラップに向かう。そしてスクラップが無くなったかと思えば何と装甲車に次々と取り付いていく無論魔境のノラ装甲車は射撃で抵抗し連射足、弾速で止めようと攻撃をしていく、当然ながら何機かは被弾し爆発して破壊されるが、それ以上に数が多くそのまま取り付かれ真面に身動き出来ない状態になった。さらに武器の部分を念入りに削られ、奪われる。そこに来た【龍】が潰そうとその翼を振り上げた瞬間一斉に取り付いていた小型機が跳んで離れ、その直後掴まれ先ほどと同様な形で潰されていく、さらにその小型機は未だに森林エリアから次々と出てきていた。

アタンスはその正体を知っていたのだ。その小型機恐らくいるであろう親機をアタンスですら作ることを避ける存在であった。

アタンス『プルーマ!?ってことはまさか――』

その機体の名を言う前に今度は金属同士がこすれる様な音が聞こえ、振り返ると先ほど鉄の巨人が頭部にいる掴もうと右手を動かすが浸食されきった左腕がそししている状況だった。魔境を侮ることなかれ、常識離れな彼らならば思考回路の一部を別の場所に移動させるなど困難な話ではなく常識さんが家出するのは必然的なレベルだった。だが―――


一つの黒い光がその右手を貫いた。そのまま右手は爆散、そこから連鎖的に全体に爆発がいきわたり10mの鉄の巨人は爆発した。その黒い光の余波は凄まじく各々が吹き飛ぶ程だ。取り付いていたレ級?は既に直撃寸前に離脱したのか黒い光の範囲外にいた。よく見れば尻尾の砲台も再生していた。

アタンス『い、今のレーザー音、いやビームの発射音まさか―――』

その機体の正体を知った時、その名を言おうとした時森林エリアから出てきた黒いビームが飛来、咄嗟に大型メイスで防ぐ、ナノミラートアーマーコーティングで弾かれるが、しかしその威力が衰えず少し押される。何とか防ぎ切ったが、メイスが僅かに溶けていた。

アタンスo0ナノミラートなのにこの具合何よりなんだこの悪寒・・・!MASなら防げるが"生身で直撃したら確実にヤバイ"!何でだ・・・!

森林エリアから聞こえてくる足音、そのシルエットが見え始める。
悪寒の正体が何なのか分からない中レヴィアーナが明らかなまでに動揺し、震えていた。その正体をしってるかのように口を震えさせながら言った。

レヴィアーナ「あ、あれは・・・ブ、ブラックバレル・・・!?まさ、か遥か太古に破壊されたはずの『天寿』の禁忌兵器が何でよ!?」
アタンス『禁忌兵器!?んだよそりゃ・・・!』
レヴィアーナ「神、いいや神話時代から生きてる連中にとっての天敵中の天敵!私でも掠って大怪我待ったなしよ・・・!」

アタンスはレヴィアーナが明らかに動揺してた理由が理解できた。ブラックバレルなる物が何なのか聞きたい所であったが、木々が強引にへし折られる音と共に現れたソレ、否MAを警戒する。

【・・・・・】

アイエフ『アレが、アタンスが製造するのを避けていた、MA・・・!』

その姿は白い装甲、そして何処か羽をイメージさせる両側の装甲、だがその脚部は鳥を思い浮かべるような作りをし、その頭部は本来のそのMAは異なる大型の黒いビーム砲を出していたが変形しながら収納され入れ替わるように本来のビーム砲が展開そのまま収納されこちらを見る。

アタンス『まさかこんな形で遭遇するとはなぁ・・・!ハシュマル!!!』

ハシュマル【・・・・・】

嘗て厄災戦の時に存在したMAハシュマル、スケールは5mに縮んでいるが先ほどの黒いビーム砲が恐らくレヴィアーナが言っていたブラックバレルだとするのならば本来のハシュマルとはまったくの別物と考え、片足を一歩後ろに下げてしまうほどだった。

ナインボール『――――』

アタンス『――ッ!テメェ何処にいくつも―――』

ハシュマル【―――(ガゴン!】

アタンス『――――まずっ・・!?』

ナインボールが何処かへ飛翔しようとしていたのを見たアタンスは即座に阻止しようと、足に力を籠めスラスターを吹かそうとした時にハシュマルが再び黒いビーム砲を展開僅かなチャージの後再び放たれる黒い光を間一髪避けたがその黒いビームはそのまま夥しい数のプルーマと【龍】を相手にしていた残りのノラ兵器群に直撃、始めたその強靭な装甲は魔境製という事もあり、耐えていた。かに思えた――

ジュ・・・・
ドゴォン!!!

アタンス『――――』

黒い光は数秒掃射された後、溶けたように貫き他の装甲車も貫いた。一台はプルーマに取り付かれながらも急速に後退した事で難を逃れたが、残りの車両は全て爆散した。当然ながら思考回路部位にプルーマの群れが集まり破壊を行う。
そして残りのプルーマは残った一台の装甲車に殺到しもう半分はアタンス達に向かってきた。
さらにその間にもナインボールは廃棄区域へと変形し飛翔する。
速度もさながら転移でもしてると勘違いするほどの加速力だった。

アタンスo0やっぱりこっちに来るか・・・!さっきの悪寒といい魔境連中を簡単に破壊する黒いビームといい、まるで"アークみたいな太古の存在を確実に倒すために作られた兵器"じゃねぇか・・・・!『仕方なねぇ今は―――』

目の前の敵の撃退そういう前にその場にいる全員がぞわりっと悪寒を感じ一斉にその中心に振り返った。そこには―――


ノワール「――――」
ユニ「お、お姉、ちゃん・・・・?」

 

顔が俯き見えないノワールがネクストモードで武器を引きずりながらゆっくりと一歩、一歩、また一歩とナインボールが飛翔していった廃棄区域に向かおうとしていた。だが明らかなまでに様子が可笑しく、ユニが先回りしノワールの両肩を掴む

ユニ「ねぇ、お、お姉ちゃん様子可笑しいよ!お姉ちゃんってばお―――」
ノワール「――――」
ユニ「ひっ・・・・!?」

ふと姉であるノワールと目が合ったユニはその瞳を見て掴んでいた手を離ししりもちをついてしまう。その表情は深淵の先にあるナニかを見たようなそんな表情をしていた。そんなユニを気にすることなくそっとその隣を通り足に力を籠めようとする。

ハシュマル【――――!】

その様子からハシュマルが機械音と共に指示を出すとすべてのプルーマが一斉にノワールに殺到する。しかしそれよりも早くプロセスユニットのスラスターを吹かし足元にクレーターを発生させながら廃棄区域へ飛翔した。

アタンス『―――ってそうじゃねぇ、二代目の姉妹に連絡を・・・!』
リップ「マスター!ドラゴンにサソリ、それにハシュマルが!」

プルーマが再びこちらに仕掛けてくる前に、周辺確認しようとした時リップが声を掛け通信をつなげつつ確認するとそこには目的を果たしたのか、レ級?とサソリの頭上に、ハシュマルは横から四角いオレンジ色のゲートが展開していた。だがちょっと待ってほしい魔境勢がテレポートのエネルギーは吸収された筈だ。ならばあのゲートは何なのか、ふと残っていた一台の魔境勢を見て理解した。

アタンス『まさか、"切り取りを覚えた"っていうのかよ!?』

そういった直後に通すようにオレンジ色のゲートにふてたとたん先ほどまであった部位が瞬く間に消えていき5秒後には完全に姿を消して否、切り取りを行い、撤退していった。【龍】はブレイゾンの突き破った壁から出た後、恐らく宙域で同様の方法で切り取りを行って撤退したのだろう。

だがまだナインボールが居ることに気付き、急ぎアタンスは廃棄区域へ飛翔、アイエフ達はネプテューヌ達の応急処置の再開をすることにした。
アタンスは飛翔する中市街地が騒がしいことに気付き、下を確認すると市街地を疾走する30機のプルーマの姿があった。恐らく確実にレヴィを連れ去るためのハシュマルから指示を出されたのだと理解し舌打ちをしつつも速度上げ急ぐのであった。

そして何とか森林エリアから復帰したレヴィアーナは鎮座する。魔境製装甲車に強引に乗り込む。それに驚いたのかエンジン音が鳴るがレヴィアーナはさらに仕掛ける。

レヴィアーナ「おいこら常識離れの魔境装甲車!アタシの言葉が聞こえるならクラクション1回、んでもって言葉理解できて意思疎通できるなら2回!そんでもってさっさとあのハーレムドランのいる廃棄区域に跳ばせ!さっきの戦闘でエネルギー大分消費して飛べないのよ!早くしなさい!」

各々が慌てるな中ユニは体の震えを必死に抑えようと自分の体を抱きしめ抑えようとしていた。

ユニo0あの時のお姉ちゃんの目・・・普通じゃなかった、怒り?違うアレは欲望?もしかして・・・あ、愛・・・?だとしてもアレは・・・一体・・・怖い・・・怖いよ・・・

ユニの視界に映ったノワールの瞳、それはハイライトが消え、深淵よりも深い漆黒の闇だった。ならばあの悪寒も納得だと、理解できたのはユニのみだった・・・

絶望への歯車は重なり動き始めた。止める術は在らず

【INFO】ナインボールVSヤンデレノワールは介入等全て一切NGご理解とご了承をお願いいたします。

2020年
08月13日
21:58

946: エアロ

INFO】遅れた上に後追いだけどごめんね!
では少し前からどうぞ!

~公園区 レヴィがさらわれる前~

レヴィと女神たちのフォープラトン攻撃でアヌビス灰燼種は撃破された。

ルブラン「おー、すげぇすげぇ・・・俺達が反撃加える間もなかったぜ」
ベリク「流石ネプテューヌさん達ですね!これでレヴィさんも安心です!」

そこへバルセル達医療班も走ってくる。

バルセル「レヴィ~!即入院やど~!」ドドドド


しかし…


ズシャッ

 

ルブラン「…は?」
バルセル「…何やと?」


レヴィが突如、後ろからブスリ♂と刺されたのだ!
刺した相手は…見た目アーマード・コアに見えるが、
背中にはバインダーが装備され、鋭い角が目立つ…

アエリア<ルブラン大尉、それは…

ナ イ ン ボ ー ル ・ セ ラ フ

です!画像、周波数パターンとも一致します!>

ルブラン「…は?何でそんな奴がいんの?
そりゃ前にナインボールが出たけどさぁ…」


一方バルセルは隣で怒り心頭だ!

バルセル「オドレ何してくれとんじゃあ!
その少年はワシの大切なクランケじゃあ!
さっさとその腐れた手を離さんかボケがぁ!
しばくぞゴルァ!」ジャキッ

ヴォルトハンマーとラージバズーカを構え、
バルセルは巨体に似合わない速度で突撃するが…

ヒュッ、バシッ!

バルセル「アバーッ!」ドシャァ!
ルブラン「ドクター!何してんだ!」

何かがバルセルを弾き飛ばし、大きく吹き飛ばす。
ルブランは装甲車から降り、バルセルを抱えて戻ってくる。

ルブラン「操縦手!全速で広場までもどれ!「了解!」
全車両!やばい雰囲気だ、戦線を下げる!
後退するんだ、急げ!」
隊員<了解!>

車両部隊は後退を開始したが…
歪みからは火球が飛び出し、榴弾の嵐が地上部隊を襲う!

しっぽを装備した艦娘らしき女、

紫色を帯びた銀色のサソリ、

更に空には鈍色の【龍】が飛び回り、翼の付け根を砲台のように変化させ、
赤い閃光を発する!


クルト<やべぇ!全車安全ラインまで後退!>
<後退せよ!態勢を立て直せ!>
<被弾した!駄目です、脱出します!>ボォーン!
MUR<くそっ、装置車に被弾した!トラクターを切り離せ!<了解!>>ガチャン!
<やられたぁ~!>
アレン「Come on Boy!」ダダダダ
<退避しきれない!赤い光が…!アァーッ!>ボォーン!

ルブラン「クソッタレが!何が起きてんだ!」

部隊は広場まで後退した。
降車したルブランが見渡すと、集まっていたはずの装甲車及び特殊車両部隊は…
軒並み被害を受けていた。

真っ二つに引き裂かれた残骸。

砲塔がふっとんだ車両。

メーサー車の砲塔もへしゃげて焼け焦げている。

電磁防壁車もアンテナが焼かれ、無残に転がっている。


クルト「大尉、被害甚大です!戦線を維持できるかも怪しいかと」
ルブラン「クソが!何だよアレは…!
ナインボールの野郎、取り巻きを引き連れてレヴィを殺しに来たってのかよ!
どんだけ執念深いんだ…!」

<『二代目に何しやがってるんだテメェェエエエエエエエエ!!!!!』

突如聞こえる叫び!
アタンスが突撃して殴りかかっているのだ!

ルブラン「コマンダー・アタンスか!コイツはありがてぇ!」

その時、装甲車の残骸…もう機能しないはずの残骸が動き出したのだ!
そして怪物たちへ攻撃を始める!

ルブラン「…え?どういう事だよ…?残骸が動き始めた…?
(pipipi)はいこちらルブラン…あ、提督!」
レオニダス<ルブラン大尉、
先ほどチャールトン提督麾下の空母イラストリアスから連絡があった。
「これよりノラ兵器群に似た方法で偵察部隊を降下・展開し、
威力偵察を行うのでそういうものが出て来る可能性がある。どうか理解してほしい」
つまりこれは魔境英国海軍の手法だ、驚く必要はない>
ルブラン「えぇ…わかりました、彼らが時間を稼ぐ間に後退し再編します」

装甲車から抜け出してきた乗員やロイドは負傷していないものなど皆無だ。
みなそれぞれに治療を受けている…

「ちくしょう、いてぇよぉ…」
「血が止まんねぇ~!あか~ん!」
「おか~ん、おか~ん、いてぇよぉ~!」
「衛生兵~!来てくれ~!」
「ここにいるぞ!目ぇ覚まさせてやる!(ブスリ♂」
「大事ないか~!傷は浅いぞ~!」


<こちら歩兵部隊!小型の機動兵器が出現しました!車両部隊の援護を!>
<撃ちまくれ~! キリがねぇな!>

ルブラン「なんとか体制を立て直すしかねぇな!みんな、踏ん張れ!」


FPSFは絶望的な状況でもなんとか踏みとどまる。
だがすでに状況はかなり悪化している…


~市庁舎~

公園の戦況は極めて悪く、付近一帯の住民の避難と区画閉鎖が行われている。

レオニダス「戦況は極めて不利、か…チャールトン提督はなぜ介入してきたのか…」
ヤナーチェク<彼らとの同盟関係もいつまで続くかわかりません。
機を見て一気に都市制圧を行うための布石ではないかと…>
レオニダス「滅多なことを言うものではない!援軍として前向きに捉えるべきだ!
それよりも怪物の弱点、及び襲撃を行った連中の背後を洗え!」
ヤナーチェク<…申し訳ありません提督、いささか結論を急ぎすぎました>


ヴェイガン「傭兵部隊直ちに展開!
市民の避難誘導と区画封鎖に全力を傾注せよ!」

螺旋セラフ「…この町を炎に染める代償は高く付きますよ…」

市長は燃え盛る公園を眺めながら、反撃の意志をその目に宿らせる…

2020年
08月13日
23:40

947: MI4989 削除

<この世界のモノに似せて作った甲斐があったな。フハハハッ>

装甲車の無線機から抑揚の無い訛りの強い言語による会話が聞こえて来た。最後の笑い声だけはなんか愉快そうだったが。

「どこの神さんも頭が高くて煩いものである」

乗りこまれた装甲車がそう言うとレヴィアーナを廃棄区画にテレポートさせられた。
しかし、この訳の分からない連中は何を考えているのか分からなかった。目的が見えないのである。

 

<奴さんの優先目標を多くの者にとって“安全な場所”に置き、誘導することができた。あとは掃除しようか> <救助は後回しにしろ。各員、都市・港湾機能への被害を最小化せよ。もうノラ兵器群のマネをしなくても良い> <了解した。これより防衛戦力へ索敵・電子支援を行う>

その頃、市街地に侵入したプルーマ達は完全に見つかっているかのようにFPSFの陸戦隊によって効率よく迎撃され始める。
どういう訳か位置情報も性能も何もかもがダダ漏れな状態になってしまい、プルーマ達はあまり有効的に動けなくなってしまった。

2020年
08月14日
00:18

948: レヴィドラン

~ブレイゾン廃棄区域~

一歩その頃、魔境によって廃棄区域に飛ばされたレヴィは、意識が曖昧な中視界がぼやけてはいるものの目を覚ます。しかし体は重く、真面に動くことすら敵わず心臓が剥き出しだったのか、そこから血が流れ既に血だまりが出来ていたのだ。

レヴィ『ぁ――――か・・はっ―――こ、こ・・・・こ・・・・は・・・?』

視界がぼやける中、顔を何とか動かすとガラクタやゴミ等の残骸がある事から廃棄区域という事が理解できた。体の感覚は真面に機能せずそれでも力を籠めると、不思議なことが起きる。何と体が輝くと心臓が体の中に戻り傷口が塞がっていく
そして体の周りに付着している血の部分以外は突き刺される前の状態に戻っていた。

レヴィ『これ、も・・・アークの・・・力・・・?かん、がえて・・・る暇は・・・ない・・・か・・・な・・・!』

何とか体を起こすも余程血が流れていたのか、足元が覚束なくその場に倒れてしまう。それでも、体を起こし足を引きずりながらも移動しようとした―――


ドスン!
ドブジュ―――!

レヴィ『ゴボォ―――!?うぼぇ・・・・ぁ・・・?』
ナインボール『これでも死なないとは大きすぎる、許容範囲内を容易に超えている』

その時、後ろから何かが着地したかと思えば再び背中に突き刺さって再び胸部を貫通今度は心臓を狙うのではなく手刀で出血多量による死亡を狙ったが、体を痙攣させながら口から血を大量に出しているのに関らず死ぬ様子が無かった。

ナインボール『これがアーク化の影響か、やはり予測を上回る進化確実に絶たせるしかない』

そう呟き空いている片方の腕を上に向けると4体の怪物が撤退するさいに使用したのと同様のオレンジのゲートが展開され切り取るように撤退を―――


ズ ガ ン ! ! !

ナインボール『――――』

する寸前何かが背後にクレーターが出来ると容易にできるような着地音が聞こえ、静かに振り返った。

ノワール「――――」

そこに居たのはネクストモードのノワールだが、明らかなまでに雰囲気が変わっていることを理解したのかナインボールはいつでも対応できるようパルスライフル及びブレードの即時変更を行えるようにした。
武器を引きずりながら俯いたまま歩いてくるノワール、そして互いの間合いの一歩手前で動きがとまり――

ノワール「―――返せ】

俯いていた顔を上げギョロリと目を大きく開きながらナインボールを見る。その瞳のハイライトは消え、虚ろなその瞳は、深淵と勘違いするのではないかと思えるほどの深い闇そして常人なら確実に泡を吹き気絶しても可笑しくないほどの殺気、その威圧感はナインボールが少し押されるのではないかと思えるほどだった。

ノワール【私の、私達のレヴィを、恩人を、愛する人を、交わった人を―――】

 

―カエセェェェエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ!!!!!!!――

 

豹変したかのように普段のノワールですら凌駕する速度でナインボールを切ろうとするが、パルスブレードで即座に弾き返られる。だが態勢を崩される前に再び切ろうとしてくる。ナインボールもこの短時間で対応してくるのは少し想定外だったのか、少し下がりつつも弾き防ぎ続ける。

ノワール【返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せレヴィヲカエセェェェエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ!!!!!】
ナインボール『―――成程、これもイレギュラー(レヴィドラン)の影響か』

カァオ!!

ノワール【あがぁっ!?】

目で追う事のできない追撃迎撃の連鎖を断つように一瞬の隙を突いてパルスライフルに切り替え連射で押しのける。だが大きく飛ばされた筈のノワールは地面に激突する寸前に態勢を立て直し一気に迫ってくる。無論ナインボールはパルスライフルで迎撃を始めた。

ノワール【アァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!】

しかし被弾を気にすることなく一直線に向かう、たとえプロセスユニットが掛けようと腕を撃ち抜かれようと、足に被弾したとしても頭部のバイザーが破損しようとも目の前に居る愛する人(レヴィ)を助ける為なら、躊躇う必要など無いのだ。そしてそのまま間合いに入り一気に切ろうと片手で大剣を振り上げる。

ノワール【コレデェエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ!!!!】

ナインボール『――――』
レヴィ『オボァ・・・!』

ノワール【―――ッ!?」

ザクッ・・・!


ノワール「ごふっ・・・!?」

ノワールが攻撃することを理解しているのか何と、レヴィを前に出し盾にしたのだ。当然様子が可笑しかったノワールはレヴィを前に出されて雰囲気が元に戻り大剣も寸での所で、止めることは出来だが即座にパルスブレードを突き刺され口から血を吐きそのまま蹴り飛ばされる。

ノワール「ぁ・・・・ぁぁ・・・・!」

ナインボール『だがオマエ一人では私を超えることなど不可能だ。・・・?』

ふとまだ残っているプルーマ群から通信が入り、魔境勢による脅威度のレベルの上昇データが送られた。同時にほんの僅かではあるが、書き換え式転移にも影響が出始めていた。

ナインボール『やはり、魔境という存在は聊か複雑のようだ。が、データは取れた修正対応は可能だ。・・・む?』

そして書き換え転移をする寸前脚部に何かが捕まっていることに気付き下を見るとそこにはダメージの負荷で女神化が解除されたノワールが、血だらけな体を引きずりながらもここまで進んできたのだろう、だがその顔は上を向いておらずそこまでの体力はないと直ぐに判断できた。

ノワール「さ・・・・せな・・・・い・・・き・・・め・・・たの・・・よ・・・まも・・・る・・・って・・・いっ・・・・しょ・・・に・・・い、く・・・って・・・あの、時・・・に、だか・・・ら・・・・!」
ナインボール『・・・哀れだな黒の女神よ、既に彼は修正対象だ何故この者に縋り付く』
ノワール「・・・そ・・・の人・・・は・・・・レヴィ、は・・・わ・・・た・・・・・し・・・・・・・の・・・・・・・・・・・・・愛・・・する・・・・ひ・・・・・と・・・・・・・・」
ナインボール『―――理解できない概念だな』
ノワール「―――ぁっ・・・・」

その一言と共にノワールは軽く蹴り飛ばされ、仰向けになる。そのぼやけた視界に映るのはオレンジのゲートで書き換え転移を行うその時、レヴィが確かに覚束ない動きで手を伸ばそうとしていたのだ。ノワールは必死に手を伸ばし涙を流しながらも掠れた声で愛する人を呼ぶ

ノワール「い・・・か・・・な・・・い・・・で・・・イヤ・・・・いや・・・・だよぉ・・・!」

しかしその声も乏しく、空を切るようにナインボールと胸部を貫かれたままのレヴィは一瞬にして消えて行ってしまった。そして残るのは僅かな静寂のみ、そして夏特有のゲリラ豪雨が降り始める、血だまりを等しく流していくそして―――

ノワール「あ・・・あぁ・・・う"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"ぁぁぁあ"あ"あ"あ"あ"あ"ぁぁぁぁあ"あ"あ"あ"あ"あ"!!!!!」

悲痛と断言できる叫びが廃棄区域に響き渡るのであった。
同時にノワールも限界が近いのか意識が曖昧になる・・・その時、二人の声が聞こえた。

『おい嫉妬の神!こっちだ早く来い!』
「うっさいわね熱血系ハーレムドラン!!無駄に広いのよここの区域迷いやすいのよ・・・・!って・・・!」
『ノワール!?マジかよ・・・!この有様それにさっきまで聞こえてた戦闘音まさかさっきまで・・・!?嫉妬の神、病院に緊急の電話しろ!俺の貸すから!』
「何で私が連絡する流れになるのよ!?まぁやるけど・・・!」

『おいノワールしっかりしろ!ノワール!二代目は、レヴィは何処にいった!?』

ノワール「―――レ・・・ヴィ・・・は・・・・ぁぁ・・・・ぁぁぁ・・・・」
『何で手を空に伸ばして――、おい待てそれって・・・ま、さか―――』

「ええそうよ!なぁに一々アークが電話してるの驚いてんのよ逆探知とか色々して早く救急車もってこいってのぉーーー!!」

嫉妬のアークがギャーギャー言う中黒の女神が空へ向けて手を伸ばした意味を初代は理解し指の力が抜け大型メイスがドチャっ・・・っと僅かに響くのであった。

 

 

 

 

 

 

 


―蒼の者は管理者の使徒により、修正対象として連れ去られ―

―蒼の者を愛する者、想いやる達は傷つき、地に伏した―

―黒の女神の悲痛な叫びはただ静かに雨の音に流されていく―

―されど修正なる真の絶望は、悪夢は此処より始まる―

 

 

 

 

 

 

―Fate/BlazBlue 人類の極地―

絶望の序幕【完】

【 蒼 き 星 排 除 】

 

 

 

 

 

 

【INFO】絶望の序幕は終わり、絶望と悪夢の輪舞(という名の超大規模敵襲来もといお祭り)の歯車は動き始める。
(※要約)<終わり!一旦閉店!(バァン!)お祭りまで気軽に待とう!

2020年
08月17日
19:14

949: レヴィドラン

~市街地 ノワール視点~

ノワール「―――」

あの日から、一週間もたった。だけど、レヴィの、愛すべき人の足取りはまったく見つからない。ずっとすっと、探し続けたけど未だに難航している。それでも私は絶対に諦めない、使える手段は全て使って探し続ける。寝る時間を削るのもためらわず探し出す。
だから、きっと私の心はこの一週間折れていないんだと理解している。
今では精々、気分転換の散歩が辛うじて休息と断言しても可笑しくないと思っているわ

・・・でも――――

ノワール「ぁぁ・・・―――」

気付けば、広場にある長椅子に座って呆然と空を見上げている。
時々私の脳裏に聞こえる言葉がある。何が私を突き動かしているのだろう、何のために私はここまで体の負担を構うことなく動いているのだろう。

ノワール「・・・・――――」

でもその理由すらも、時々分からなくなって理由も曖昧になって何だったのか忘れかける時もあった。・・・・アレ・・・?私、何の為に・・・

「あ、あの!お隣いいでしょうか!」

~市街地 広場~

ノワール「―――・・・えっ?あっ、どうぞ・・・」
「ありがとうございます!ふぅー、宇宙の旅は中々疲れますねー・・・」

疲弊していたノワールはふと声を掛けられすこし反応が遅れてるも頷くと隣に座った。少女は旅をしているのか、大きなリュックサックに手に持つ不思議な杖を持っていた。ここまでならそこまで気にすることのない話だが、何となく声を掛けた。

ノワール「えっと・・・あの、誰、ですか?」
「ふぇ、あっえっと・・・うーん・・・リリィ、リリィです」
ノワール「リリィ、ね。私はノワールよ、貴方、旅人?」
リリィ「はい!今までは地球で様々な場所で綺麗な景色を眺めて、色んな人と接してきましたけど、えっと・・・ある人から『世界だけじゃなく宇宙という世界を体験してくるといいよ』って言ってくれたんです。宇宙がどのような感じなのか分からなかったのですが、いざ来てみると宇宙に人の住む場所があるなんて凄いです!」
ノワール「たしかに、宇宙は広いからね・・・色んな光景があるわよ」
リリィ「本当ですか!そういえばこのブレイゾンにも綺麗な絶景が自然区という場所にあると聞きました!ただ・・・」
ノワール「ただ・・・?」

しかし何処か困ったような表情を浮かべつつ苦笑いでその理由を答えた。

リリィ「毎度の事なのですが初めて来る場所は何度か迷うことがありまして・・・アハハ・・・(;」
ノワール「そ、そうなのね・・・(;」

「あの、だったら私達が案内しましょうか?」

ふと話しているとそんな声が聞こえそちらに顔を向ける。

ノワール「――――え?」

だがその時ノワールは女性の隣にいた青年からしてカップルなのだがその青年を見て、思わず動きが止まる。髪の色は黒と違うがその顔はまさにレヴィに似ていたのだ。

ノワール「―――ッ・・・!」
青年「あ、あの・・・?僕の顔に何かついて、ますか?」
ノワール「・・・・いえ、いいえ何でもないわごめんなさい・・・私の知り合いに似ていたからつい」
青年「い、いえ!よくどこか女の子っぽい顔ってよく言われるので慣れていますよ」

分かってはいる。だがそれよりも早くノワールはレヴィに似ている青年に反応してしまったのだ。それだけ疲弊しているのだ。

女性「あははっよく言われるよー、でもそんな一面も―――っとそうだった自然区の絶景みたかったけ?」
リリィ「えっ?は、はい」
女性「丁度私達もその光景を見に行くんだせっかくだしお二人とも一緒に行きますか?」
リリィ「いいんですか!?ノワールさん折角ですし一緒に行きましょうよ」
ノワール「―――・・・ええ、いいわ行きましょう」
リリィ「はい!お二人ともご案内お願いします!」
青年「そんな大げさに言わなくてもいいですよ、これも何かの縁ですからね」
女性「そうねー、じゃあ行きましょうか」

ノワール「・・・・・―――」

ノワールは青年がレヴィではないと、違うと分かっていた。それでも、何処か折れかけた心に僅かな余裕ができた気がした。その影響か、ノワールの瞳の濁りが少し減りハイライトが少し戻っていった。

2020年
08月17日
19:15

950: レヴィドラン

~市街地~

その後四人は自然区に向かい歩ている最中だった。その間もリリィが興味深々に自然区の景色の事を聞いていた。

リリィ「では、お二人はその場所の光景を見に行くのですか?」
青年「はい、お昼と夜の月がはっきり見える時間帯が最も綺麗な風景が見られますからね」
女性「たしかにアレ、結構条件整わないと見れないしお昼までまだ時間あるから間に合うって思ってね」
リリィ「おぉ・・・!という事は昼と夜とで二つの光景が見れるのですか!」
青年「うん、とはいっても―――」


ノワールo0・・・何でだろう、彼はレヴィじゃないそれはもう分かった事よ、でも何処か気持ちが和らぐのは何でだろう・・・

ノワールは3人より少しだけ後ろから見ていたが、何となく折れかけた心が治りはじめ心なし気持ちにも余裕ができた感じがあったのか足取りも真面になってきていた。

ノワールo0それにもし、あの男女のカップルの位置が私と、ううん私達とレヴィだったら・・・

脳裏にボンヤリと浮かぶのはレヴィといつも傍にいる想い人達、きっと賑やかで楽しいはずだと、よき思い出が出来ていたと、そんなもしも、IFを想像し感傷に浸っていると・・・・

リリィ「ノワールさん、先ほどからあのお二人を見てましたけど、どうかしましたか?」
ノワール「のわっ!?あ、いえその彼を見てると、その・・・そっくりだから、私の良く知る人を思い浮かべてね・・・」
リリィ「あっ、そういえば声掛けられた時もそんな感じのリアクションしてましたね!」
ノワール「―――ええ、いつも優しくしてくてね、落ち込んでいた時も、励ましてくれて不思議と気持ちが和らいでいくのよ・・・」

小さく、静かにそう言うノワール、今までの戦いだってレヴィが皆がいたから乗り越えられてきた。一時期は本当に心が持たなくなっていた彼女もレヴィにそっくりな青年を見たからこそ立ち直り始めたのだろう。そんなノワールを見てリリィがその手を掴む。

リリィ「ノワールさんの言う知り合いさんはきっと優しくてとても良い人ですね、きっとその人とノワールさんはとってもいいカップルになれますしいい未来も約束されてる感じですね!」
ノワール「リリィ・・・」

微笑みながらレヴィとノワールは良きパートナーとして未来を歩めるそう答えたリリィにノワールは遠い果てにある未来が脳裏に映る。それは嘗ての故郷で歩むと約束した道だった。

ノワール「・・・ありがとうリリィ、私―――」

それが彼女の心に焔を灯す、その焔は小さな決意を生み出しそれは確かに小さくも揺ぎ無き決意を――――

 

 

 

【だが絶望の歯車は組み合わさり、これより悪夢が始まる】

 

 

 


―突如空に歪みのようなノイズが発生し始めた―
―最初は小さかったそれは徐々に大きくなる―

女性「あれ?ねぇ、何か空が変だよ?」
青年「ん?あっ本当だ何だろう・・・二人とも空に何かノイズが出てますよ」

ノワール「えっ?」
リリィ「本当ですね、何でしょうかアレは・・・?」

二人のカップルが上空の違和感に気付き、青年が空に変なのが発生しているとノワールとリリィに伝えると二人は空を見上げた。無論周りの人々もそれに気づき次々と上空を見上げた。騒めく声が拡大していく中、そのノイズは形を変えた。

それは―――


ナインボール『この星に生きる全ての者に告げる』


ノワール「あれは、ナイン・・・ボール・・・!!」

ホログラムで映されたナインボールであった。
人々はより困惑し騒めく中、ナインボールは語り始めた。

ナインボール『この世界は管轄の規定を超える値を超えた。修正するべき事態だ。』

困惑する声、写真を撮る者、騒めく者様々な人が居る中ノワールは強くナインボールを睨んでいた。無理もなかったレヴィを攫った元凶が目の前に居るのだ。

ナインボール『この世界は大きくなりすぎた、進歩をしすぎた。故に私は世界に、この時空に、生きる全てに、宣言するこれより―――』

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
【時 空 修 正 プ ロ グ ラ ム 第 二 段 階 実 行 を 宣 言 す る】
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

そう告げた後、ホログラムは消え静寂が訪れる。
だが――――

リリィ「ノワールさん、今のは一体―――」

それは直ぐに終わりを告げる。


■■■■■■■■■■■■
■【ドォォオオン!!!!】■
■■■■■■■■■■■■

青年「うわっ!?」
女性「きゃあああああ!?」

ノワール「くぅ・・・!?」
リリィ「ひゃっ・・・!?」

突然の突き刺さるような轟音、それも一つでなく次々と至る所で鳴り響き彼方此方で悲鳴が響き渡る。ノワール達の近くにも落ちたのか土煙で何も見えない。

ノワール「ッ・・・一体なに、が―――」

土煙が徐々に晴れその時彼女の目に映ったのは巨大な塔だった。濃い赤色の巨大な塔があり、周りを見れば黄色、赤と大きさが違う塔が突き刺さっていた。
呆然と見上げる中ふと巨大な濃い赤色の塔の頂上部分に歪が発生そこから―――


―巨大な何かが一瞬で出てきてこちらに向かって落ちてきた―


ノワール「――――ッ!?!?」


咄嗟にノワールは無理を承知で女神化、体の痛みに耐えつつ3人を抱え飛ぶ、その直後丁度3人のいた場所に巨大な何かが着地し周辺の建物をその余波が倒壊する。

その時も土煙が立ち込め巨大な何かの姿は隠れるがそれを気にする暇もなく何とか被害のない場所に3人を下ろした後倒れるように女神化が解けた。

ノワール「ッ・・・く・・・あ・・・・!」
リリィ「ノワールさん!?大丈夫ですか!?血が・・・!」
ノワール「そ・・・れより、3人とも・・・無事・・・?」
青年「僕たちは無事ですけど貴方が―――」
女性「ね、ねぇ・・・アレは何・・・?」

ノワールを心配するリリィと青年、そんな中先ほどまで居た場所を見た女性が震えた声で指をさした。3人は釣られてそれを見た。見てしまった―――


大きさは恐らくビルよりも大きいため恐らく50m前後の巨体、そして赤い甲殻に背中に一列で生えている黄色く光る棘、それは正に怪獣といっていい存在だった。

【ゴォォォアアアアアアアア!!!】

天高く吠える赤い怪獣、それに連動するように至る所に突き刺さった塔から無数の歪みが発生、金、紫、緑、の色をいた巨大なアリの大群、そして別の場所では銀色の巨大な蜘蛛、真っ赤な巨大な蜂、巨大なダンゴムシが次々と、発生、それに混じって別の生物、否人工のアラガミ、【マキナアラガミ】も発生していた。さらに各塔に一体だけ10mの人型重装甲のロボットが出てきて、巨大なガトリング砲、あるいはレーザー砲を構えていた。

今から始まるであろう惨劇がここだけではなく恐らく宇宙中で発生するとノワールは確信した。これが、ナインボールが先ほど宣言した。時空修正プログラム第二段階と・・・だがそれでも口から出るのは必然だった。

ノワール「こん、なの・・・修正じゃない・・・ただの・・・!ただの虐殺よ!!!!」

そんな悲痛な叫びが静かに響き渡り【絶望と悪夢の始まりを巨大な怪獣の一歩を引き金が引かれた】

2020年
08月17日
21:08

951: レヴィドラン

市街地に、否ブレイゾンに探知するよりも早く恐ろしい程の速さで着弾した無数の塔はその頂上から巨大な怪物たちを放ち、地獄絵図を瞬く間に作り始めていた。

 

次々とビルを喰らっていく緑と黄緑の巨大蟻群、人々に噛み付き、或いは強力な強酸で溶かしていく金色の巨大蟻群、ワイヤーのような強度を持つ酸糸で絡めてゆく銀色の巨大蜘蛛群、騒動を聞き出撃しているFPSFの攻撃の嵐を耐え抜く、紫の巨大蟻群、そらから次々と針を飛ばしてゆく赤い巨大蜂群、そして巨大な赤い二体の怪獣が、街を暴れまわる。

更に質が悪いことに、人々の集まる避難所等にも次々と迫ってきている状況だ。防衛線は張られているものの、その物量に押し返す事は困難であった。

~市街地の何処か~

一方ノワール達は、避難所に向かっていた。だが真っ直ぐに向かうのは非常に危険なため、巨大生物がまだ少ない場所を迂回しつつ先頭にノワールが出て遭遇する巨大生物を何とか倒しながら来ていた。しかしまだ完治していない影響か、動きが若干鈍く一体なら余裕だが、5体以上となると若干苦戦は強いられた。

だが、不幸中の幸いか―――

リリィ「ふぅ・・・何とか倒せましたね」
ノワール「貴方、魔法使えたのね」
リリィ「魔法、というよりかは魔術なんかですが・・・それより今は先を急ぎましょう先ほどの騒音で集まる可能性もあります・・・!」
ノワール「そうね・・・!もう大丈夫よ!二人とも出てきていいわ!」

青年「は、はい!」
女性「うわー・・・こんな所にも・・・これドンドン数が増えてるって事、だよね・・・」

リリィが魔法、ではなく魔術を使えるという事だった。杖から光弾や円状の光弾、範囲型や、サポート魔術も可能だった為ノワールの負担はある程度は軽減されている。だがそれでも一部を除き巨大生物の耐久面は非常に高くノワールに掛かる負担は変わらない現状だった。

ノワール「はぁー・・・はぁー・・・!」
青年「あ、あの・・・大丈夫ですか?結構疲れてそうですけど・・・」
ノワール「大、丈夫・・・です・・・!」
女性「だ、だけど肩上がってるよ・・・!」
ノワール「だか、ら・・・これ、くらい・・・―――」
リリィ「ノワールさん、この周辺にはまだ巨大な生き物は居ないようです、避難所に向かうのはいいですが体力は余裕は残した方がいいですよ」
ノワール「けど・・・!」
リリィ「焦ったらそれこそ周辺が見えなくなって危険です、ですから今は少しだけ休みましょう」
ノワール「――――・・・分かったわ」

ノワール自身、怪我がまだ完全に治っていない事は自覚しているのを承知で動いていたが、リリィからの提案を仕方なく受け入れ、巨大生物に見つからない内に近くに無事だったコンビニに入る。当然入り口付近では危険なので、棚で死角になる場所で座り込む。

ノワール「ふぅ・・・」
青年「はい、お水です」
ノワール「あっ、ありがとう・・・でもこれ―――」
青年「あぁ、大丈夫です、ちゃんと代金は丁度レジの前に置いてます。無論緊急事態なのはあの光景を見れば嫌でも分かります、それでも盗みはダメですからね」
女性「ホントそういう所マメよね、こんな状況だってのに、ま、まぁそこに惚れたってのもゴニョゴニョ・・・」

ノワール「・・・・こんな時―――」

彼が、レヴィだったらきっと青年と同じ事をしている筈だ。そう言いかけたが口を閉じて止める。引きずり続けるのは良くないと顔を振り、気持ちを切り替える。リリィは時々棚の死角から顔を出して外の状況を確認していた。

リリィ「外には巨大な生物はまだ近くには居ないようです、でもいつ来るか分かりませんのでそろそろ移動を再開しましょう」
ノワール「そうね、巨大生物が来る前に行きましょう」

二人がそう言って外の安全を確認しようと棚から顔を出し―――

【ギチ、ギチチ・・・】

一体の黄緑色の巨大な蟻が外の壁伝いに降りてきた。
そこからの二人の反応は早く素早く身を隠し何とか気付かれる前に隠れることが出来た。その直後窓を喰らうような音と同時に窓が割れコンビニ内に入ってきた。

青年「ま、まさか・・・」
女性「い、いまの―――」
ノワール「静かに・・・!一体だけ、ね・・・」
リリィ「同時に攻撃すれば、気付かれない内に仕留めれます・・・!」

ギチギチと、音を鳴らしがら壁に食らいつく中二人は同時に飛び出し―――

ノワール「はぁっ!」
リリィ「えぇえいっ!」

同時に黄緑蟻の頭部を攻撃し、奇怪な悲鳴を上げ絶命した。

リリィ「走りましょう!巨大な生物が集まる前に!」

4人はコンビニを飛び出し、急ぎ避難所に向かう。諦めなければ小さくも希望は見える。それでも、闇はそれを決して見逃さない
正面のビルの曲がり角から出てくる10mの重装甲の人型ロボ、それはこちらに気付きそのモノアイを光らせた。

ノワール「なっ!?」
リリィ「あれは塔から出てきたロボット!?」
青年「ふ、二人ともう、後ろから!!!」
女性「いやぁあああ!?」

女性を悲鳴を聞きノワールが振り返るとそこには紫の蟻を先頭に巨大ダンゴムシが少数その後ろから我先にと大量の黄緑の蟻が恐ろしい速度で迫ってきた。

リリィ「いけない・・・!詠唱省略!アラウンド・カリバーン(きみをいだく希望の星)!!」

リリィは杖を両手で持ち、頭上に挙げ、その杖の名を叫ぶと杖が輝き、綺麗な紋章が浮かび上がり、リリィ達を守る円状の魔術防御壁が展開その直後黄緑蟻群が瞬く間に周辺を囲み障壁に噛み付いてきた。
少し遅れて紫の蟻もその顎で噛み付き始め巨大ダンゴムシは弾丸のように飛びその巨体で体当たりを繰り返す。

ノワール「こ、これは・・・!」
リリィ「私の取って置きです、マーリンから『もしも危機的状況が万が一起きたら躊躇わず使いなさいと』仰っていたので!!ですが、この数、それに―――」


その時回転音と共にロボットが持つガトリング砲の銃身が回転を始め、青い弾丸の嵐を吐き出した!

リリィ「くぅ・・・!この烈火、長くは持ちません・・・!ですから―――」

そして一つの闇(再現トラウマ:けもフレ)が牙を向けて希望を啄もうと待ち構えていた。

リリィ「私を置いて三人は飛んで離脱してください!!!」

ノワール「えっ―――」

【INFO】闇から小さき希望を守れ

2020年
08月17日
22:05

952: エアロ

~市庁舎~

拉致事件から3ヶ月が過ぎ、一見平穏を取り戻したかのように見えるブレイゾン。
しかし、市民の心には不安とわだかまりがある。

市長も心配そうに市庁舎から空を眺めている…

螺旋セラフ「レヴィさんの行方はまだつかめないのですか?」
レオニダス「申し訳ありません、市長…
情報部、情報局共に最善は尽くしているのですが…」
ヤナーチェク「データをADFから提供してもらい、解析は進んでおります。
しかしながら、尻尾がつかめません…ある宙域までは絞り込めているのですが…
そして謎をとく鍵はこれです…」

ヤナーチェクが示したPCの画面には先頃の襲撃と思しき画像が映る。
ナインボール、空を飛ぶ鈍色の龍、紫色のサソリ、そしてモビルアーマー・ハシュマル。

ヤナーチェク「彼らの一部には紋章と思しき模様が見えました…」

しめしたのは四角の中に6角形が2つある画像。
かつて地下世界の管理機構として存在した"管理者”…
それが今、牙を剥こうとしているのだ…

レオニダス「判明次第全艦艇を動員し、レヴィ隊長救出作戦を敢行します
彼を捕らえたのは”管理者”…世界を修正するのは必然ですからな…」

螺旋セラフ「提督、その時はお願いします。
私を、私達の街を何度も助けてくれたレヴィ隊長を、
見殺しにするなどいう選択肢はありません!」

市長が力強く宣言した… その時である!


ヤナーチェク「ん?…なんだこれは…ノイズ…?
馬鹿な、これはスタンドアローン回線…Wi-Fiには接続していないはず…」

ヤナーチェクのPC画面がノイズが入ったかのように乱れ始めた…
だがこれは彼だけのことではなかった…!

(こ↑の↓3:09位のノイズ発生が市内全部で起きてるってことで
ちなみにヤナーチェクのイメージはバグダッシュがメインだけど、
この動画のブリュースター将軍も入ってるゾ)

 

サラリマン「おいどうしたんだ!券売機がバグったぞ!」
JK「ちょっと、動画編集してたのに~バグった~」
傭兵「勘弁してくれ、ウェポンコンディションシステムアップグレードの途中だってのに…」
バルセル「どないしたんや!バグっとるぞ!
生命維持装置やMRI、ICUのシステムが動かへんくなるぞ!」


市内全域で広がるバグ…だがそれは、恐るべき出来事の序章に過ぎなかった…!


―突如空に歪みのようなノイズが発生し始めた―
―最初は小さかったそれは徐々に大きくなる―

 

騒めく声が拡大していく中、そのノイズは形を変えた。

それは―――


ナインボール『この星に生きる全ての者に告げる』


レオニダス「馬鹿な、ナインボールだと…!!」
ヤナーチェク「すべての映像配信システムを乗っ取るとは…!」

ホログラムで映されたナインボールであった。
バグったPCや電子映像機器の画面も総てこれに切り替わる。
人々はより困惑し騒めく中、ナインボールは語り始めた。

ナインボール『この世界は管轄の規定を超える値を超えた。修正するべき事態だ。』

困惑する声、写真を撮る者、騒めく者様々な人が居る…
首脳部も市庁舎の窓から眺める。

ナインボール『この世界は大きくなりすぎた、進歩をしすぎた。故に私は世界に、この時空に、生きる全てに、宣言するこれより―――』


■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
【時 空 修 正 プ ロ グ ラ ム 第 二 段 階 実 行 を 宣 言 す る】
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■


そう告げた後、ホログラムは消え静寂が訪れる。
だが――――


レオニダス「何もなしか…いや、そんなはずはあるまい…」


それは直ぐに終わりを告げる。


■■■■■■■■■■■■
■【ドォォオオン!!!!】■
■■■■■■■■■■■■


レオニダス「ぬおっ!?」
螺旋セラフ「きゃっ!?」
ヤナーチェク「何ですかこの揺れは…!」


見れば公園区や自然区に突然の突き刺さるような轟音、
それも一つでなく次々と至る所で鳴り響き彼方此方で悲鳴が響き渡る。

土煙が徐々に晴れその時彼女の目に映ったのは巨大な塔だった。
濃い赤色の巨大な塔があり、周りを見れば黄色、赤と大きさが違う塔が突き刺さっていた。
呆然と見上げる中ふと巨大な濃い赤色の塔の頂上部分に歪が発生そこから―――


―巨大な何かが落ちてきた―

大きさは恐らくビルよりも大きいため恐らく50m前後の巨体、
そして赤い甲殻に背中に一列で生えている黄色く光る棘、それは正に怪獣といっていい存在だった。

【ゴォォォアアアアアアアア!!!】

天高く吠える赤い怪獣、それに連動するように至る所に突き刺さった塔から無数の歪みが発生、
金、紫、緑、の色をいた巨大な蟻の大群、そして別の場所では銀色の巨大な蜘蛛、
真っ赤な巨大な蜂、巨大なダンゴムシが次々と発生!
さらに各塔に一体だけ10mの人型重装甲のロボットが出てきて、巨大なガトリング砲、あるいはレーザー砲を構えていた。

今から始まるであろう惨劇がここだけではなく恐らく宇宙中で発生すると首脳部は確信した。
これが、ナインボールが先ほど宣言した。時空修正プログラム第二段階と…

 

レオニダス「…狂っている…何が修正だ…こんなものはただの虐殺ではないか!」
ヤナーチェク「ラカン情報官!直ちに市内全域に避難警報と退避要請を!
尋常ではない攻撃だ!」
ラカン「わかっております!既に直属部隊を動かし傭兵部隊にも出動を要請しました!
そちらもお願いします!」

要請を受け、直ちにレオニダスは通信機を取り号令を下す!

レオニダス「わかっている!(カチャッ)陸戦隊、空戦隊、艦隊…
いや!FPSF全軍に次ぐ!市内全域に巨大生物が出現、それも多数!
総員、第一種戦闘配備!全軍を持って迎撃する!
まず巨大生物を排除し市民の安全と戦線を構築する!」


希望の街、特異点が交わる街ブレイゾンを、地獄が襲う…


【INFO】戦闘はまた次なんじゃ!長いからの!

2020年
08月17日
22:42

953: エアロ

【INFO】私のEDF知識は3と4。
フェンサーのデザイン、5で何故変わったの…?

~市街地~

塔のポータルから投下された巨大生物達は市街地を蹂躙し始める。
アリは蟻酸を発射し逃げ遅れた人々を次々と食らっていく。
赤色のアリは針を飛ばして街を破壊し、
紫色のアリは普通のアリに比べて耐久力が高く、
展開したFPSF陸戦部隊の火力投射を食らってなお平気な顔で突き進んでいる。

蜘蛛は糸を吐き出して車両やロイドを絡めとり身動きを取れなくし、
レタリウスと呼ばれる大型の蜘蛛はビルの間に巣を張り、飛行部隊の動きを制限してくる。
上空には蜂やドローンが飛び交って攻撃の雨を降らせてくる。
さらにダンゴムシが転がり、ビルや住宅を轢き潰していく。
地下の下水道やケーブル坑道にも巨大生物が侵入、巣を作らんと群れる。
塔の周りにはシールドを張った兵器が鎮座し、
塔そのものにもシールドが張られ、砲撃が通じていない。
そして塔の回りにいる、50m近くある怪獣。

一つの都市に、過剰なまでの戦力、いや…暴力の投入。
だが、打つ手が無いわけではない!


FPSFはレオニダスの全軍迎撃の号令により即座に展開。
人間の兵士に関してはかつてEDFと呼ばれた地球防衛軍の装備を改良したものを既に配備。
搭乗兵器も配備されていた物の改良型など総ての兵力を投入した!
(全兵器が4.1における最終強化タイプが配備されています)


ルブラン「クソッタレの虫どもが、街をめちゃくちゃにしやがるとは…
お前ら、準備はいいか!一匹残らずブチ殺せ!」
隊員<了解!>
軍曹「総員前へ!俺達に引く場所などない!全力で迎え撃て!」


ルブランは超重戦車タイタンに乗り込み、ベガルタAX2機を従え前線指揮を執る。

歩兵部隊は市街地に侵入した虫達を広い場所へとおびき出しつつ迎撃。
レンジャー隊が火力投射、ウィングダイバー隊はシュヴェシイナと共に上空の敵を迎撃。
エアレイダーは支援攻撃、フェンサー隊が突撃からの敵集団分断を担当する。
車両部隊はギガンテス主力戦車、イプシロンレールガン戦車、
歩行戦車ベガルタ、移動砲台プロテウス、
装甲車部隊にメーサー部隊を全部隊展開。
後方に控える砲兵隊と連携し、
巨大生物達を塔が投下された地点に押し込めるべく、火力を集中する。
地下部に侵入した虫に対しては地底戦闘メカ・デプスクロウラー隊が対処する。

 

<市民の避難を優先しろ!装甲車両やロイドならある程度は耐えられる!>
<どんどん撃てー!木っ端微塵にしてやる~!>
<ウィングダイバー隊、シュヴェシイナ隊と共にドローン及び飛行生物の迎撃に入ります!>ギューン!
<追い詰めたな!全員突撃ー!>
<自由を我が手に~!FPSFは不滅なり~!>
<大蜘蛛め!巣を張りやがったな!ウィングダイバー隊、頼む!><らーじゃっ>
<フェンサーの攻撃力を甘く見るな、蟻ども!>ドヒャア!ドヒャア!
<ライサンダーを称えよ~!>
<デプスクロウラー隊、地下部掃討を開始します!
まずビートルボム散布後に集まった所を撃破します!>
ルブラン「アリは集まった所をゴライアスランチャーでぶっ飛ばせ!
プロミネンスミサイルはあの塔にブチかます、取っておけ!
衛生兵、負傷者はキャリバンでピックアップしろ!
軽症ならそこらに降ろして復帰させるんだ!」
衛生兵「了解!」ブォーン


FPSFの迎撃は効果的で市民もほぼ避難所に退避。
逃げ遅れた市民を救出しつつ、FPSFは塔を目指して前進する。

しかし敵もさるもの。
巨大生物はいくらでも塔から湧いて出てくるし、
一つ目の巨大ロボットも出てきた。
コイツはパルスマシンガンとプラズマキャノンを搭載、
遠距離砲撃と近距離攻撃を両立しているのだ!

ルブラン「(双眼鏡で見る)コイツ何かで見たことあるなぁ…アエリア、データは?」

アエリア<ありました!二足歩行兵器・ヘクトルです!
パルスマシンガンとプラズマキャノンを搭載した個体です!
他にもリングレーザー、スパークランチャーが確認されています!
弱点は頭部ですが、引っ込めるのでチャンスは限られます!>

ルブラン「オーケー、俺達はあのデカブツを相手にするぞ!
ベガルタ、しっかりついてこい!」ブォーン!
ベガルタ<了解!移動します!>ガションガション

ルブランはヘクトルを撃破すべく前進する。


~市庁舎~
市庁舎緊急指令室に移った首脳陣。
モニターに示された戦線図には現在の戦況が映しだされる。

レオニダス「各戦線膠着か…無理も無い。
これほどの巨大生物の群れ、経験などない…」
マウリア「魔境のバリスタンの群れより多いぜ…
ミサイルは基地工場で作ってるが足りなくなるかも知れねぇ…」
ホイットマン「弾薬に関しては問題ありません。供給体制は整っておりますぞ」

エピメテウス「塔の周りにいるあの怪獣…アレを撃破しないことには塔を壊せまい」
ヤナーチェク「それに関しては切り札を用意してあります。
EDFがかつて封印した巨大機動兵器・バラムです
ですが最終調整が済んでおりません…使う局面などありませんでしたからな…」
レオニダス「バラムが出撃次第、全戦力を持ってあの塔を落とす!」


ヴェイガン「傭兵部隊、市民の避難とFPSF部隊の援護を再優先!
逃げ遅れた市民がいたら再優先で救助せよ!」


だが烈火の地獄はまだ始まったばかり。
耐え切れるかどうかは兵士一人一人にかかっている…

2020年
08月19日
22:41

954: レヴィドラン

~市街地~

ノワール「ダメよ!そんなの貴方が死ぬのが目に見えてるわ!」

リリィの提案を真っ向から否定するノワール、自分を見捨てて三人で安全な所に移動する等出来るはずがない、何より一週間前に彼を助けれなかった事もあって猶更だった。未だにアラウンド・カリバーンの魔術防御壁はガリガリと噛み削る音が聞こえる。

リリィ「ですが、このままでは!全員死んでしまうのは目に見えている筈です!」
ノワール「でも―――」
リリィ「―――ノワールさん、私を助けたい気持ちはとっても嬉しいです。私だって、本当は死にたくない、でも誰かを助けたい気持ちがそれを上回ったんです。ですから、覚悟は、できています!」

リリィの決意は揺るがず、その真っ直ぐ純粋な覚悟と瞳にノワールは躊躇するなか、ついに折れる。

―闇は歓喜した、その希望を啄むため牙を向ける―


「少女だというのに仲間を救うために死ぬことすら躊躇わないとは、中々肝が据わっているようだな。が、生憎天使に地獄は不似合いだ。グリムリーパー隊(以後GR隊)、あの天使と民間人を救助する。」
「了解、けど、グリムリーパー隊が天使のナイトをするとは、中々面白い話だ」
GR隊長「それがどうした、民間人の救助も俺たちの仕事の一つだ」

―だが啄もうとした時、死神の持つ杭が闇を穿ち四散させた。―

二人のカップルを抱えようとしたその時、何処からか聞こえたスラスター音、直後何かパイルバンカーが炸裂したかのような音が次々と聞こえ周辺の巨大生物が次々と体液をまき散らしながら倒れていく

青年「な、何で急に巨大生物が、な、仲間割れ?」
女性「わ、分からないよ!でもバリアっぽい周りに居る巨大な生き物も仲間割れ起きている場所に向かってるし!」
ノワール「助かった、のかしら・・・」

状況が今一把握仕切れない中、リリィも周辺の巨大生物の数がかなり減っている事に気付いているが数匹のダンゴムシはまだタックルを繰り返し行い、ロボットのガトリング砲が再び回転しようとしていた。

リリィo0一かバチか・・・一旦解除して―――
GR隊長「そこの民間人、その妙なシールド持ちこたえて見せろ、その間に殲滅する」
GR隊員「そういう事だ、道中少数だが、巨大生物の死骸があった。民間人三人を守りながら巨大生物を倒すなんて中々根性ある天使さんだが、悪いが獲物を分けてもらうぜ」
リリィ「え―――」

アラウンド・カリバーンを解こうとした瞬間、そんな声が聞こえリリィやノワール達は一斉にその声に反応してそちらに視線を向けた次の瞬間、こちらに向かって体当たりしようとした数匹のダンゴムシを黒いフェンサー部隊が瞬殺、更にロボットに急速接近、巧みな連携攻撃でスピアとシールドの組み合わせのみで、ロボットを撃破に成功した。

GR隊長「こちらグリムリーパー隊、巨大生物の駆除の途中で逃げ遅れた民間人4人を救助内一名は負傷している、一度避難所まで誘導後再び巨大生物の駆除に戻る」

瞬く間に、あれ程包囲をしてきた巨大生物を全て駆除し、ロボットも撃破に成功していた。その連携と実力にポカンとしていると、魔術防御壁を軽くたたく音が聞こえ、リリィが少し遅れてアラウンド・カリバーンを解除した。

GR隊長「暫くすれば傭兵部隊も来る、それまでの間我々が君たちを守ろう」

リリィ「あ、えっと!ありがとうございます!」

GR隊長「礼は不要だ、これが俺たちの仕事だ。ついてこい」
リリィ「わ、分かりました!皆さん行きましょう」

ノワール達は、避難所まで誘導を始める黒いフェンザー部隊グリムリーパー隊と共に移動をするのであった。

リリィo0そういえば、あのロボットが壊された後、遠くに見えていた"塔の周りの薄い膜が割れた"ような・・・

リリィが偶然見かけた、塔の違和感、それが戦況を変えること切っ掛けになるのはもう少し先の事であった。

 

最終更新:2020年08月26日 05:21