【第5回】桃の恋バナ『目指すべきは空気のような女性』


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►「好きな男性のタイプはどんな人?」
こんばんは。桃です。
最近一番“よく聞かれる質問”が、「好きな男性のタイプはどんな人?」という質問。自分も人に気軽に聞いてしまうことも多いのですが、この質問は一番“難しい質問”だと思っています。

昔は好きなタイプを聞かれると、“可愛い男の人”とか“社交的でみんなに人気がある人”とか言っていたんだけどね。最近はよくわからなくなってきちゃいました。
この質問の返答で、よくありがちなのが「好きになった人がタイプ」っていう返答で、このフレーズを聞くたび、つまらない返答だなぁ……なんて密かに思っていたんだけど(笑)。最近はこの返答が一番しっくりくるなぁと思っています。(今までごめんなさい。)

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►本物の恋の予感
やっぱり恋愛ってどんなに理想があっても、結局はフィーリングなんじゃないかぁと思うのです。
自分が“いいな”と思う条件がいくら当てはまっていても、隣にいてドキドキしない人もいる。でも、その逆で、全然好きなタイプじゃないはずなのに……なんかこの人といるとドキドキするなぁ、なんてことありませんか?
「私、この人のこと、全然タイプじゃないのに好きになっちゃってるかも!!!」って。自分の頭と心が逆の方向に進んでいることに戸惑う自分と、その意外性によりさらに深みにはまっていく自分。

好きなタイプの男性を見つけたら好きになるのって当たり前の反応だよね? でも好きなタイプじゃない人のことを気になり出して、その人のことを考えてしまう 時間が増えると「あ、これは本物の恋だ!」ってなんか確信できる自分がいたりする。
だから意外と好きなタイプって本当に関係なかったりするものなのかもしれませんね。

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►恋愛の楽しさは何が起こるかわからないところ
逆に、自分の好きな人や気になってる人のタイプが、自分とは真逆の「セクシー系」とか「キレイでスタイルがいい人」って聞いた瞬間、昔は速攻で諦めモードに入っていたんだけど、実は諦める必要なんてなかったんじゃないかな?!って今は思う。
「あれ? 俺なんで自分の好きなタイプと真逆のこの子といるのになんかワクワクするんだろ?」って思わせたらもう勝ちだよね!!(笑)

何が起こるかわからないのが恋愛。だから楽しい! 離婚してから約3カ月。彼氏もいない完全に独り身な自分。可能性が無限だからこそ、可能性を自ら狭めないように、恋愛で起こりうるいろんなシーンをポジティブに捉えられるように奮闘中です。

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►付き合ってからわかる性格の違い
付き合ってからのタイプの違いがある場合もあるよね。例えば、会いたいペースとか、スキンシップとりたい派なのか、インドア派なのか……とか。こっちの方が逆に難しかったりするよね。きっとその人の生い立ちや生活スタイルとか価値観が関わってくるだろうから。

私は昔、好きな人と付き合えたのに、付き合ってすぐに向こうから言われた「泊りにくるのは1週間に1回にして欲しい」に、ガーンってなった思い出があります。
私は付き合ったらとにかく会える時は会いたい派の人間だったから、そんなこと言われると「えっ? なんで? 私の事好きじゃないの?」って思っちゃったりして。

でも人にはいろんなタイプがいて、自分ひとりの時間を大切にしたい人、趣味に没頭したい人、仕事に集中したい人とか。いろんな理由があって会いたい頻度って人によっては違うと思う。
「会いたい人」と「ひとりの時間が欲しい人」このバランスを合わせていくのって難しいよね。でも、お互いの違いをひとつひとつすり合わせていく作業も、2人の関係を深めていく作業なのかもしれない。

はじめは「えっ、なんで!」って思っちゃうこともあると思うけど、それをきっかけに話し合ったり、わかり合ったり。その作業ですら楽しめるようになれると、恋愛で悲しい思いをすることなんて少なくなるんじゃないのかなと思います。

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►空気を読むことの大切さ
でも、性格や習慣の違いで悩むのって、実は最初だけだったりするのです。
だっていずれは結婚する相手かもしれない。そうしたら向こうが嫌でも毎日一緒に過ごすことになるでしょ? だから、そういう場合は、最初から反論したり、こっちの要望に合わせてもらうんじゃなく、なるべく早めに向こうに“あ、この人といても楽だし、別にやりたいこと制限されないし、1人でいるより楽しいじゃん”って気づかせてあげることが大事だと思う!

ここで一番大切なのは、空気を読むこと。

今ゲームに集中したいのにって時に話しかけられたり、今食べたい気分じゃないにヘビーな得意料理なんて作られたら、“あぁ、応えなきゃ”、“あぁ、美味しそうに食べなきゃ”って相手に少なからず負担を与えるわけだから。
そういうことが続くと「なんだか……やっぱり疲れるな」という印象を与えてしまうのです。よかれと思って行動したことが、相手にとっては“ありがた迷惑”になってしまう 場合があるから難しいよね。
反応を見ながら、ちょっとずつ相手のことを理解していけたらいいんじゃないかと思います。

►相手のOFFモードに実は敏感
私、こう見えても実は相手の反応に気がつくのが敏感なタイプなんです。

「あ、今話しかけてほしくないモードだ」とか、「今くっついてほしくないモードだ」とかを敏感に感じてしまう方なのです。最初のうちは“今は自分を必要とされていないんだ”だと感じるたびに、なんとなく拒絶されたような気持ちになって寂しくなっていたのですが、それも時間とともに慣れてくるものです。相手の気分にいちいち落ち込んでも自分の身が持たないので、相手が“OFFモード”の時は完全にほったらかしにする技を身に着けました(笑)。

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►目指したいのは空気のような存在
でも、2人が一緒にいる時間を重ねていくと、不思議とどんどん相手の“OFFモード”が減ってくんですよ! それはきっと自分が「他人」から「空気のような存在」にアップグレードしたことの証だってポジティブに捉えています。だって、空気が自分の周りをまとわりついていても、なにも不快じゃないでしょ?

「空気のような存在」っていう言葉は、一見ネガティブな表現として捉えがちだけど、自分の好きな人の“空気”になれるのってすごく幸せなこと。
結果、私はその「お泊りは一週間に1回がいい」って言っていた彼と、約半年後には同棲したんだけどね。そう元旦那さんの話でした(笑)。

では、また来週木曜日に会いましょう♡

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最終更新:2019年01月17日 20:19
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