【第13回】桃の恋バナ『離婚してからの恋愛事情』

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►離婚してから気になった男性
こんばんは。桃です。
新しい人生を歩むと決めて、離婚してから約半年。

離婚してからの私の目標は、『36歳までに再婚相手と子供を作ること』でした。
「35歳を過ぎると高齢出産になってリスクが高まるし、体力的にきつくなる」
このようなことを耳が痛くなるほど周りに言われて、女性には“タイムリミット”があることもわかっていたからとにかく気持ちばかりが焦っていました。

もちろん、40歳を超えて子供を産んでいる人はたくさんいます。でも、私は4人兄弟として育てられてきたから、いまだに大家族に憧れがあるのです。だからなるべく早いほうがいいなと思い、この目標を自分で掲げました。

その為、いろいろな出会いを求めて積極的に行動していたこともあり、気になる人も数人いました。実は……少しずつ、このコラムにも登場していたのをみなさんは気がついてくれていましたか?(笑)

第2回目『久しぶりの恋はどう始めるの?』(記事はコチラから)で登場した、離婚して初めてデートをしてみたA君。すごく素敵な人だったんだけど、A君との未来はなんとなく想像することができなくて、それ以降二人で会うことはやめました。

第6回目『ワガママな女の子ほど可愛いはホント?』(記事はコチラから)で登場した、カレーボーイのB君。B君は私のことを好きになってくれて、私も素敵な人だなと思ったのでみんなで遊んだり、デートもしたんですけど……“好き”という気持ちにどうしても辿り着けなくて、今はもう連絡をしていません。

なんでこんなに優しくて包容力もある男性のことを好きになれないんだろう……? って本当に苦しくなりました。「好きってなんだっけ?」「どうやったら胸ってときめいたっけ?」どうやら私は完全に恋愛をする方法を忘れてしまったみたいです。

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►私の過去の恋愛
こんなとき同時に思い出してしまうのが、自分の過去の恋愛。
というのも、わたしが今まで付き合ってきた人は全員、私が好きになったことがきっかけで付き合ってきた人。しかも、例外なく私が猛アタックした結果、振り向いてもらえた人なのです。だから、デートができたときの胸のドキドキ、付き合えたときの幸福感は想像を絶するほどでした。

高校のときに付き合った彼は、わざわざ遠くのクラスまで何度も覗きに行ったことも。どうしてもその彼と付き合うチャンスが欲しくて最終的には、自分からメアドを聞いてアプローチして付き合うことができました。

大学生のときにバイト先でできた彼氏も、彼女がいる人なのにすごく好きになってしまって。そのとき私が掛け持ちでしていたケーキ屋の余りのケーキを届けるという口実で会いに行ったり、バイトを毎日入れて一緒に帰る作戦を続けて、やっと付き合えた人でした。

そして、その後に付き合った人はコンビニの店員さん。

私のことを少しでも覚えてもらおうと、毎日そのコンビニに通い、毎日同じものを買うということをやってみました。頃合いを見て、その彼がレジに入っているときに私がメアドを書いた手紙を渡したのがきっかけで付き合うことができました。

最後は元旦那さん。元旦那さんはバイト先の店長で、ずっと憧れていた人でした。だから恋愛としての可能性を感じたときは、本当に嬉しくて嬉しくて仕方なかったなぁ。もう周りのバイト仲間に冷やかされるほど“好き”が全身から溢れ出ちゃってた感じ。

つまり、今までの恋は全員が私からすごく好きになって付き合ってきたんです。自分が積極的に動くことでしか彼氏を作ってこなかったパターンなんです。

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►そう思うと今の私は……
だから今、“あの人素敵だな”“もっと知りたいな”という程度の気持ちでデートをしても、私の中では最上級に恋愛のテンションが上がっていた状態のドキドキ感までは到達できないんです。

そう感じると、「あれ、やっぱりこの人はちょっと違うのかな?」って思ったりして、なかなか一歩進むことができず。

「この人と絶対に付き合いたい!!!」って思ってアプローチしていた若かりし頃の気持ちになれない自分に戸惑いを感じてしまっています。

だから、“いいな”と思った人に対しても、なかなか恋愛のエンジンがかからず、本当にこの人と付き合いたいのかな?と頭で考えてしまうことばかり。
私はもうあのテンション高めの恋愛を経験できない人間になってしまったの?離婚を経験したり、年齢を重ねることで、変わってしまったの?

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►私が恋愛に熱くなれない原因
自分主体のアグレッシブな恋愛の形こそが “自分の恋愛パターン”でした。

「恋愛体質」な私は恋をしていると、パワーがみなぎって、仕事や勉強や他の事にもやる気が出て、生活が華やかになるんです。

だから早く恋愛したい! でも、なかなか好きな人ができない。
私はいつになったらまた恋をして、幸せな毎日を送ることができるのかな……。焦る気持ちが積み重なってしまい、こんなことを考えると涙が出てくる夜もあります。

でも、簡単に恋愛モードになれなくなってしまったのは、私がいろいろ考えすぎちゃってるからなのかなって最近気づいたんです。

若いときの恋愛は『付き合うこと』がゴールでしたが、今はもっと先のことまで考えてしまうようになったことが原因なのかもしれない。
例えば、
「お金の価値観はあっているのか?」
「笑いのツボはあっているのか?」
「食べ物の趣味はあっているのか?」
「生活スタイルは似ているか?」
「共通の趣味はあるのか?」

一度考え始めてしまったら、不安ばかりが頭に浮かんできてしまいます。

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►いつ起こるかわからない不安に潰されそう
昔はお互いの価値観を確かめる前に「好きだから」って理由だけですぐにお付き合いして、付き合った後に帳尻を合わせていくパターンが多かったけど、この年になると簡単には付き合えない! いろいろ確かめてから付き合わないと、これから1から価値観を合わせていく時間なんてない!

さらに、
「この人は子育てをちゃんと一緒にしてくれそうな人なのか」
「親とも仲良くしてくれる人なのか」
「ずっと経済的に安定している人なのか」
「老後も仲良く手をつないで歩いて行ける人なのか」

その人と結婚してからのことばっかりを考えてしまう……。
前回の結婚生活より幸せにならないと、離婚した意味がない……。
過度な期待ばかりしている自分。

いいな、って思う人がいたとしても、ちょっとでも価値観の違いがあると「いまから価値観をすり合わせていくのは大変だから」ってすぐに諦めちゃったり。

今の自分の気持ちよりも、まだ起こっていない未来の不安ばかりを考えてしまい、なかなか次の一歩に進むことができなかったんです。

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►無駄な考えを捨ててみる
でも、気づいたんです。今から自分と価値観のピッタリ合う人を探す方が何倍も時間がかかるし、むしろそんな人なんて存在しないということを! ゆっくりゆっくり、時間をかけて価値観を合わせていく。この作業をしていくことで絆は深まっていくし、愛も深まっていけるんだなって気づいたんです。

最近、昔の自分の恋愛パターンに執着することをやめたら、一歩進めた気がします。
いままでの一気にテンションがMAXになる恋愛とは違い、ゆっくり少しずつ関係性を作りながら進めていく恋。もしかしたらこんなパターンこそがいまの自分には合っているのかな? こう思える よう になってきてから、少しは前向きにいまの状況を受け止めることができ始めました。

いろんな話をしながら、ゆっくりとお互いを理解していく。
「いいな」から少しずつ「好き」に変わっていく恋愛。いろんな恋愛を経験してちょっと大人になったいまの私は、こういう恋愛ができるように変わってきたのかもしれません。

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►大切にしたい自分の直感
ハンターが獲物を捕らえるように狙いを定めて突き進む恋愛スタイル。この楽しさを知っているから、いまいちエンジンのかからない自分の状況に焦ってしまう日もあった。でも、いまの私はゆっくり深めていく恋愛スタイルにシフトしているんだなぁと思うと、ちょっと気持ちが楽なんです。

今までは「恋に恋してた」部分もあって、それを楽しんでいた感覚もあったんですけど、今は「その人の本質」をじっくり見て、その人の奥のほうからどんどんじわじわと好きになっていく感覚。

昔より、少しステップアップした大人な恋愛ができる予感がしています。

でも、やっぱり自分が“この男性!”と感じた自分の直感は今まで通り大切にしていきたいと思うのです。だって、いままでの私の人生は“直感”で動いてきたことばかり。

あいのりに応募したことも、いままでの恋愛もすべて自分のセンサーみたいなものがピンときたからこそ。そのピンとくる感覚に素直に生きているからこそ大変なこともあるけど、その反面面白いこともたくさん。

恋愛のスタイルは大人に変化してきているけど、自分の直感には敏感に、素直になれる自分でありたいと思っています。そして自分の直感で“いいな”と思った男性とゆっくり関係を進めていくことが私のいまの目標です。

では、また来週木曜日に会いましょう♡

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最終更新:2019年01月17日 20:52
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