【第29回】桃の恋バナ『男性から愛されるのは、感情をむき出しにできる女性』

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►自分の“素”が出せたからこそ
こんばんは。桃です。
先ほどNetflixで「あいのり」の最終回を見終えた状態なので、興奮さめやらぬ状態です。「あいのり」は私が中学生の時からずっと憧れていた番組でした。ただの恋愛バラエティーではなく、いろんな海外に行って、辛い貧乏生活の中、仲間と共に切磋琢磨して成長していくところが私の憧れでした。

海外を旅しながら、日常生活では絶対に経験できないこと、辛いこと、楽しいことを一緒に経験しながら、同じ感情を味わいながら、気が付いたら恋に落ちていく。“あぁなんて素敵な番組なんだろう”と思っていました。テレビの前で毎回欠かさず観ていた私は、「いつか絶対に出たい!」と思い、高校卒業してから実際に受かるまで何度も応募しました。「あいのり」に出る!という夢が実際に叶い、私は一生モノの恋は見つけられなかったものも、なんでも言い合える大切な仲間ができました。

あいのりの旅ではたくさん泣いたし、たくさん怒ったし(※チョコレート事件)、たくさん笑いました。そのおかげで、女子メンバーとは本当に心が通い合った関係になれて、今でも良い人間関係を築いています。

私はもともと感情の起伏が激しいタイプではないんです。だから、なかなか普通に生活していると、怒ったり、泣いたり、感動する場面って少ない気がする。自分の心の中や思ったことを表現する機会があまりない私にとって「あいのり」の旅は、自分の“素”が出せたすごく貴重な経験だったなと思います。

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►感情を出すことの大切さ
今日「あいのり」を見て改めて思ったのは『感情を出す』ということは、人間関係にも恋愛をするにおいても、すごく大事なことなんじゃないかということ。

今回の「あいのり」には“でっぱりん”っていう強烈な女子メンバーがいたんです。まさに感情をむき出しにするタイプ。怒ったら大暴れするし、大泣きするし、自分勝手でわがまま! そんな感じだから最初は男性陣みんなに引かれていたんです。でも、最終的にはどの女子メンバーよりもモテモテになっていたという驚きの展開になっていたのです。

私もいつの間にか“でっぱりん”に釘付けになってしまっていました(笑)。彼女は誰よりも幸せそうな表情や表現をするし、楽しいときはめちゃくちゃ笑う。今どう思っているのかが一瞬でわかるから観ていて飽きないんです。それに、すぐ顔に出ちゃうタイプだから、ウソはつけない正直者で信頼もできる。そんな“でっぱりん”を観ていてなにか大切なことを思い出した気がしました。

喜怒哀楽を素直に表現できる人って、やっぱり人間らしい! 感情をストレートに出す分、意見が分かれたときはすり合わせの作業が必要だけど、それが終わればまた一緒に笑顔になれる。そういうことを繰り返しながら、人って心を通わせて、そして惹かれ合っていくと思うのです。

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►最近、感情を出すことが苦手な自分
久しぶりに彼氏ができた今、私はちゃんと感情を出せているかな……なんとなくうまくできていないと感じることが多い今日この頃。多分20代の頃はもっと素直に自分を出せていたと思う。なんでだろう……30代になってからは、喜怒哀楽を人前で表現することが下手くそになった気がします。

例えば、自分の気持ちよりも相手のことを気遣ってしまい、“会いたい”って思ったときに「会いたい」って言えなかったり、言われてちょっと傷ついたことでも、“悪気があるわけじゃないからまぁいっか”って思い特に口に出さなかったり。

大人になって自分より相手の気持ち優先するクセがついてしまい、自分の気持ちを素直に表現するのが下手くそになったんだと思います。でもよく考えてみたら、人間関係って相手のことを考えれば考えるほど、自分が勝手に深読みしたことが間違っていたことって多くないですか? そんな小さな思い違いがどんどん大きくなって、気持ちがすれ違ったり、ケンカになったりするんだと思う。もっとシンプルに接することができれば、きっと誤解することなく楽しい関係を続けていけるような気がしませんか?

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►頑張っていい子に見せることは大切なの?
女性の恋愛の悩みの多くは、彼に尽くしてしまう、いい女に見られたいからちょっと無理をして疲れてしまう……ということが多いですよね。私はそういうことをあまりしないタイプなんですが(笑)、彼のことが大好きだと“何かしてあげたい”という気持ちが強くなる女性って結構いると思うんです。

彼氏のために料理や掃除などを頑張るのはすごく可愛いと思うし、良いことですよね。そんなことをされたら彼氏もきっと幸せだろうなって思う。でも、男性の立場になってみたらどうなんだろう? 自分の彼女から「大切にされている感」があって嬉しく感じる感情はあっても、自分がその彼女を「大事にしたい感」とはまた違うのかな?

結局人間って、どれだけ自分が相手のために頑張れるかってところで愛を測る気がするんだけど、女性の方が一方的に無理して頑張り続けても、「なんか心が通い合ってないなぁ」って感じることも多そうだなぁって。逆にさみしく感じることが増えそうだし、無理して続けようと頑張れば頑張るほど、その恋愛が楽しいものじゃなくなっちゃう気がするんです。

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►気持ちを伝え合う大切さ
“彼のために”と言って、ちょっと無理してもいい彼女を演出している人に限って、実は「自分が嫌われることが怖い」「頑張っていないと大切にされない気がする」って、結局は“自分のため”に頑張っている人が多いような気がするんです。でも、無理して頑張ることって本当に大切なのかな?と思うんです。

例えば、“彼になにかをやってあげたい”って言う気持ちがあればいいんだけど、“彼のために”と思ってちょっと無理してやったことって、本当に彼のためになっているのかな? それこそ、相手の気持ちを勝手に解釈していることが多い気がするんです。

どんなことをして欲しい、何をしてもらえたら嬉しい、こんなこともちゃんと口に出して確認し合うことができれば、きっと誤解なんてなくなると思うし、よりお互いを理解できるようになると思う。関係が長くなると、ちょっとした“イヤだな”とか“違うな”と思うことも、つい口に出すことを面倒に思って流してしまうこともありますよね。

日常生活の些細なことこそちゃんと伝え合うこと、相手の気持ちを聞いてみることこそが小さな誤解をなくす唯一の手段なんだと思う。大好きな彼と一緒にいるのに、誤解や勘違いで気持ちが離れてしまうなんて、そんなにもったいないことはないと思うから。

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►どんな自分でもさらけ出してみる
「いい彼女」「できる彼女」に見せたいと思っても、自分の望むように相手に自分を見てもらうことって難しい。それに取り繕ってもうわべっぽい感じになって、心の距離がなかなか縮まらない可能性もあるんじゃないかなと思う。

もし、いま何か無理して頑張っている人、自分の意見をあまり言えない人こそ、「あいのり」の“でっぱりん”のことを思い出してもらえたらなぁと思うんです。自分の感情をむき出しにしても、愛してくれる男性はいるし、無理も我慢も全然ないからとっても素直! 「人からどう見られるか」よりも大切なのは「自分がどうしたいか」を基準に恋愛ができたら、恋愛ってもっとラクで楽しいものになると思うから。

そんな私も、“でっぱりん”のように、感情をむき出しにして、心の奥底まで愛してもらえるようになりたい! と思ったのでした。

では、また来週木曜日に会いましょう♡

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最終更新:2019年04月04日 19:30
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