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アリシア「隊長、大変です!」
アグ「どうした騒々しい。」
ラヴィ「どうせたいしたことじゃないんでしょ」
アリ「たいしたことある! ついに、ついにFF13の発売日が決定したんですよおっ!」
アグ「そうか。いよいよ本家の13代目が世に出るというわけだな。たしかにおめでたい話であるが、私達が騒ぐことではないだろう」
アリ「なんということを……わたしたちFFT全体に関わってくる問題ですよ?」
アグ「なんだというのだ」
アリ「そうですね……それでは質問です。光速の異名を持ち重力を自在に操る高貴なる女騎士ことFF13のダブル主人公の一人ライトニングと、アグリアス隊長との意外な共通点とは?」
アグ「ライトニング殿と私との間に共通点があるのか。ふむ、なんだろうか」
ラヴィ「どちらも女騎士、っていうこと?」
アリ「ヒントは、最初の文字が、お」
ラヴィ「だから女騎士?」
アリ「最後の文字が、し」
ラヴィ「女騎士じゃないの?」
アグ「まだライトニング殿のことをあまり知らないのでな。ちょっとわからない」
アリ「最後のヒント! 性別に関わる文字がはいります!」
ラヴィ「だから女騎士って言ってるでしょ! 聞きなさいよ!」
アグ「……どちらも同じ女騎士、ということか?」
アリ「正解です」
ラヴィ「なんなのよ、もう……」
アグ「意外でもなんでもない。そのままではないか」
アリ「今までFFの女騎士といえばアグリアス隊長オンリーだったわけですよ。ずっと独占禁止法状態だったわけですよ。その構図がFF13の発売と同時に崩れようとしているのです」
アグ「待て。私だけが独占していたわけではないだろう。例えば6代目のセリス殿とか」
アリ「あの人はガストラ帝国の女将軍だったので『女将軍』です」
ラヴィ「となれば、9代目のあの方も女騎士ではなく女将軍ということになりますね」
アリ「他にもいろいろいるかもしれませんが、FFの女騎士といえば? と聞かれたら、まあアグリアスかなー、っていうのがなくなってしまうのです。 
あんな小娘がうちの隊長に取って代わるなんてと思うと、私はなんとかしてFF13の発売が無期延期になる方法がないものかと夜も眠らずに思案する毎日なのです」
ラヴィ「夜も眠らずって、ついさっき知ったのでしょう? 勢いだけでしゃべっていない?」
アグ「発売延期などとぶっそうなことを言うものではない。そもそもあちらが本家本流。わたしたちはそれなりの評価を得ているとはいえ分家傍流にすぎないのだ。FFの女騎士の代名詞がライトニング殿になったとしても恨むいわれはあるまい」
アリ「ううっ、わたしは隊長とみんなのことを考えて言ってるのに……」
アグ「ライトニング殿に人気が集まれば私達FFTが忘れられてしまうとでも?」
アリ「なんといってもFFTの半分はアグリアス隊長で出来てますからね」
アグ「それはさすがに言いすぎだろう! 気持はありがたいが」
アリ「かっこよさでも強さでもかなわないなら、発売日を無期延期にしてもらうしかないんですよ! もう!」
ラヴィ「してもらうって、誰にしてもらうつもりなの?」
アリ「さっきからうるさいメガネ女だな……」
ラヴィ「なによそれ! メガネかけてないし!」
アグ「かっこよさでも強さでもかなわない、だと? 聞き捨てならんな。格好の良し悪しはともかく、私の聖剣技、なまなかな相手に負かされるつもりはないぞ」
アリ「……隊長はFF13の体験版見ましたか?」
アグ「いや。まだだ」
アリ 「こんなことは言いたくないんですけど、はっきりいってライトニングは強くてかっこいいです。最初はわたしも、光速の異名を持ち重力を自在に操る高貴なる 女騎士(笑)、ぷ、ダサ、とか思ってたんですけど、あの体験版を見たら認めないわけにはいきませんでした……」
アグ「ふむ。どのような強さなのだ」
アリ「まさに『光速の異名を持ち重力を自在に操る高貴なる女騎士』って感じです」
アグ「まさに『光速の異名を持ち重力を自在に操る高貴なる女騎士』という感じか……うーむ」
アリ「『光速の異名を持ち重力を自在に操る高貴なる女騎士』だけのことはあると思いましたね、じっさい」
アグ「『光速の異名を持ち重力を自在に操る高貴なる女騎士』の名は伊達ではない、ということか」
ラヴィ「ちょ、ちょっとふたりともなんだかバカにしてません? やめましょうよ、そういうの!」
アグ「なにを言う。バカになどしていないぞ。異名をいっただけだろう」
アリ「わたしだって」
ラヴィ「……最近はディシディアFFやいただきストリートなどがあるんです。いつゲスト出演の話があるかもわからないのに。発言には注意していただかないと」
アグ「そ、そうだな。うん、バカになどしていなかったが、発言には気をつけよう」
アリ「ライトニングってかっこいいいだけじゃなくてかわいいよね!」
ラヴィ「いや、アリシアにはどう転んでも出演依頼とか絶対にないから」
アリ「わたしはFFTシリーズのビックス&ウェッジ目指してるから」
ラヴィ「あっそう……どうぞご勝手に……って、それってわたしも!?」
アリ「ギャラ配分はアリシア7:3ラヴィアンでいいんだよね?」
ラヴィ「そういう生々しい妄想はひとりでやってくれる!?」
アグ「それはそれとして、わたしもその体験版というものを見たくなってきたな」
ムスタ「アグリアスいるか! 大変なんだ!」
アグ「どうした騒々しい。」
アリ「どうせたいしたことじゃないんでしょ」
ムスタ「たいしたことありすぎるんだって! ついにFF13の発売日が決定しちまった!」
アグ「それなら今聞いたところだ。」
ムスタ「そんな悠長に構えててるばあいじゃあないんだよ!」
アグ「なんだというのだ」
ムスタ「そうだな……じゃあ質問をするからよく聞いてくれよ? 光速の異名を持ち重力を自在に操る高貴なる女騎士ことライトニングと、アグリアスとの意外な共通点とは?」
アグ「どちらも同じ女騎士なんだろう?」
ムスタ「ヒントその1、最初の文字が……って、なんだ知ってたのか」
アグ「13代目の体験版を見てきたのだな」
ムスタ「ライトニングがすごすぎる。あれでツンデレだったら俺たちもう終わりかもしれん」
アグ「おまえは一体なにを言ってるんだ」
ムスタ「ちくしょう、FFTの半分はアグリアスで出来てるっていうのに……」
アグ「それは言いすぎだ! 気持はありがたいが」
ラムザ「アグリアスさん! 大変です!」
アグ「どうしたラムザ。なにがあったか知らんが、一軍の将たるもの簡単に取り乱してはだめだ。まずはこの水を飲んで落ち着いてから話せ」
ラムザ「そうですね……すいません。ありがとう。ごくごく」
アリ「なんか対応がちがう……」
ムスタ「ひいきだ。ひいき」
アグ「うっうるさい! 貴様らは黙っていろ!」
ラムザ「ついにFF13の発売日が決定してしまいました」
アグ「それなら今聞いたところだ。」
ムスタ「これは大変なことです」
アグ「なんだというのだ」
ムスタ「そうですね……じゃあ今から質問をします。光速の異名を持ち重力を自在に操る高貴なる女騎士ことライトニングさんと、アグリアスさんとの意外な共通点とは?」
ラムザ以外「女騎士!」
ラムザ「ヒントはいらなかったようですね。FFTの半分はアグリアスさんで出来てるっていうのに……」
アグ「べっ、べつにおまえの為にやっているわけではないのだがな」
ムスタ「おっとツンデレ」
アリ「やっぱりこれがないとねっ」
ラヴィ「あのー、そろそろ話をすすめませんか……」
ラムザ「というわけで、アグリアスさんに言われたとおり、みんなをムスタディオの家に集めましたけど……これでよかったのかな……」
アグ「体験版を見るたびに一人ずつわたしの所に駆け込んで来られては面倒だからな。皆で一緒に見ればいいのだ」
ラム「いえ、僕が言いたいのはアグリアスさんがショックを受けるんじゃないかと」
アグ「ライトニング殿の強さを目の当たりにしてか? わたしより強い騎士などこのイヴァリースにもいくらでもいるのだ。簡単に負けるつもりはないが、負けたときは潔く敗北を認める。それが騎士というものだ」
ムスタ「オヤジ、これでいいのか?」
ベスロディオ「どれ……うむ。これで大型スクリーンで投射されるはずだ」
ムスタ「あとは転送機からのコードを労八の背中の……労八、この穴でいいんだよな?」
労八「端子ノ向キヲマチガワズニ挿シコンデクダサイ」
ラヴィ「クラウドの出てきた機械と労働八号をつないで異世界の情報をのぞき見る〈労八ネット〉。機工士ギルドのひとたちもすごいことを考えるものね」
ムスタ「んじゃテストな。検索モード 『ムスタディオ』『かっこいい』」
労八「サーチスタート サーチエンド キーワードニ464件ヒット サーチタイム0.251セコンド」

「おおー」
「けっこうある!」
「つーかなんだよそのキーワード!」
「『ラファ』『かわいい』で検索してくれッ!」
「もう! やめてよ兄さん!」
「ハハハハハ」

ベス「それではみなさん、暗幕を引きますぞ」

ざわ……ざわ…… シーン

アリ(隊長、ほんとうに大丈夫ですか?)
アグ(くどいぞアリシア。ライトニング殿の力量、どちらにせよ見てみなければ判断はつかない)
ムスタ「んじゃいくぞ。オホン。 検索モードから次いでオープン 『FF13』『体験版』『動画』」
労八「サーチスタート サーチエンド キーワードニ88900件ヒット サーチタイム0.255セコンド 候補最上位ヲ自動的ニオープンシマス」


ラムザ「ふう。やっぱり何度見てもすごいや。どうでしたか、アグリアスさん……って、ほんとにどうしたんですか、アグリアスさん!? 魂の抜けきったような表情をして!」
アグ「マ、負ケタ……完全ニマケタ……勝テッコナイ……」
ラム「労八みたいなしゃべりかたになってますよ!? アグリアスさん!? アグリアスさあああああああああんッッッッ!」
アグ「FFTノ半分ハワタシ……ワタシガ負ケタラFFTハ終ワリ……」
ラヴィ「アリシアたちのせいよ! 何度もプレッシャーかけるようなことを言うから!」
ムスタ「いや、負けたら負けだでちゃんと認めるとか言ってたし……」
アリ「気にしていることほど逆の態度をとるのがツンデレでしょ!? まったく、それぐらいのこともわからないなんてね!」
ムスタ「さりげなくラヴィアン側につこうとするなっ! おまえはこっち!」
アリ「わ、わかってるって。 うーん、見直してみるとライトニングも大したことないですね。あの指パッチンですよ。指パッチンがなんか使えなくなったら全然だったじゃないですか。聖剣技の敵じゃありませんよ!」
ムスタ「そうだぜ、アグリアス。そもそも相手はPS3なんだ。PS3はおれたちをダウンロードだってできちゃうんだぜ? そんな相手に負けても負けじゃないって!」
ラムザ「そうですよアグリアスさん! それに今はリメイクの僕たちだってあります。10年後にリメイクされるタイトルなんて他にいくつありますか? 僕た ちは誇っていいんです。胸を張っていいんです。だからアグリアスさん、いつものアグリアスさんに戻ってくださいッ!」
アグ「ウウウ……PSP版ハ モッサリメイク……」
ラヴィ「だめ……どうすればいいの」
ベスロディオ「少なくともひとつ、アグリアス殿がライトニング殿と比べて優っているところがありますな」
ムスタ「オヤジ?」
ベス「萌えです」
ラムザ「えっ!?」
ベス「私はライトニング殿には萌えませんな」
アリ&ラヴィ「えっ!?」
ムスタ「オヤジ、そう決めるのは気が早過ぎやしないか。とんでもないツンデレである可能性は否定できない。あれでデレたらかなりの萌え強度になるぞ」
アリ&ラヴィ「萌え強度て」「そんな言葉初めて聞いたわ……」
ベス「そういう問題ではない。まだわからんのか」
ムスタ「どういうことだ……なにか見落としていたとでもいうのか……?」
ベス「まだ未熟か。ポリゴンとドットの違いだ」
ムスタ「ううっ!」
ベス「ポリゴン特有の非現実的に整った顔立ちでは萌えの介在する余地はない! ドット絵に対しての優位点、動き萌え、仕草萌えもライトニング殿には期待できるところはなかった。
ならば無理にポリゴンに萌えることはない。素直にドット絵に萌えればいいだけのこと。この子供でもわかる理屈を貴様は見落としたのだ!」
ムスタ「くそっ、気がつかなかった……ツンデレやヤンデレなど流行りの要素に気を取られて基本的なことがおろそかに……」
アリ&ラヴィ「なにこの親子対決」「ベスロディオさんってこういう人だったんだ……」
ラムザ「でも、わかるような気がしませんか。ライトニングさんは確かに美人だけれど……」
アリラヴィ「うん、萌えるっていうのはないかも」「わたしはよくわからないけれど、少し冷たい感じはするわよね」

「そうそう。PSPではムービーもあったし。あのアグリアスさんすごくよかったと思う!」
「いや、あれも確かポリゴンなんだが」
「そうなの? べつになんでもいいじゃん」
ベス「あれは萌えるポリゴンです。わたしは認めます」
「おおっ! ベスロディオさんの認可が下りたぞ!」
「てゆうかこの人、何様のつもり?」
「この際、細かいことはいいじゃないか。アグリアスは萌える、その事実だけで充分さ」
「そうだそうだ!」
「アグ!」
「萌え!」
「アグ!」
「萌え!」
「アーグ!」「萌ーえ!」「アーグ!」「萌ーえ!」「アーグ!」「萌ーえ!」「アーグ!」「萌ーえ!」

アグ「ふっ」

「おおー!」「復活した!」
アグ「まだ完全に負けたわけではない。そうだな?」
アリ「ここからが本当の男坂です!」
アグ「むしろ萌えの勝負では我が方に分がある。そういうことなのだな?」
ラヴィ「そうだと思います! 多分!」
アグ「ライトニング恐れるに足らずッ!」
ラムザ「アグリアスさん!」

「やっぱりアグリアスはこうじゃないとな!」
「よっ、女騎士!」
アリ「さあ、みんないくよー!」
一同「おー!」
「アーグ!」「萌ーえ!」「アーグ!」「萌ーえ!」「アーグ!」「萌ーえ!」「アーグ!」「萌ーえ!」「アーグ!」「萌ーえ!」

 アグ萌えコールにかき消されて、労働八号のオペレーション通知に気づくものはいなかった。

労八「サーチスタート サーチエンド キーワードニ33100件ヒット サーチタイム0.315セコンド 候補最上位ヲ自動的ニオープンシマス」

 ただ一人、ふと目をやった見習い戦士だけがなにごとかに気がついた。

「あれ? 労八の画面が変わってる? なんだこりゃ?」




あとがき:FF13を貶める意図はないのであしからず
最終更新:2010年03月30日 20:50