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SS投下してみる。ただ、頭がいっぱいでちゃんと文章になってるか不安です。
誤字脱字があった場合は…大目に見て下さいorz



「えー、ではこれから豆まきをします。まず諸注意を―
  • 豆を撒き終わったら終了
  • 撒かれた豆は全員が撒き終わるまで拾わない
  • 豆以外の物は投げない
  • 魔法は使わない
  • 鬼は常時ドンアク状態
―以上です。では気をつけて今年の福を呼びましょう!」
ラムザの説明が終わり、各々豆まきをする準備を始める。
鬼役であるアグリアスも
「アグリアスさん、去年と同じことを繰り返さないように、出来るだけ当たってください」
「わかった」
「福は内~♪福は内~♪」
各々、室内に豆を撒く。
『グォー!!!』
そこに最近手に入れたハンヤペルソナを付けたアグリアスが登場した。
「わッ!アグリアス様、怖ッ!!」
「あれってこの間、俺が手に入れた財宝じゃん。大丈夫か?」
「壊さなければ良いんです」
「きっと異国に伝わるナマハゲね!」
「ふむ。今年の鬼はなかなか迫力があるのぅ」
「確かに。でも、怒ったレーゼに比べれば―」
「ベイオ、何か言った?」
「怒った君も素敵だよ」
(くぅぅ…ラムザたっての願いがなければ誰がこのような道化など!)
言われたい放題のアグリアスだが、ラムザたってのお願いなので我慢する。
だが、我慢できない言葉もある。
「いつものアグ姉じゃん、ウハハハ!!」
『ムスタディオー!!!!』
「アグリアスさん、落ち着いて!」
ムスタディオに殴りかかろうとするアグリアスを必死になだめるラムザ。
「ルールを破るのか?騎士なのにぃ?」
(クッ!いい気になりおって!)
アグリアスがルールを破る訳もない事を知っているムスタディオは、ここぞとばかりにアグリアスを挑発する。
普段もあまり丁寧な言葉使いではないが、さらに酷くなってまるで野党のようだ。
「そうそう、ルールには従わないとなぁ?そ~れ、鬼は――ヒィッ!!!!」
ムスタディオが豆を投げようとした瞬間、広間に張りつめた殺気。

――投げたら殺される!

そう感じ取ったメンバーは投げる事もヤジを飛ばす事も出来なくなった。

このままでは豆まきが進まないと判断したラムザが活路を開く。
「アグリアスさん、これは豆まき!タダのイベントなんですから落ち着いて」
『私は十分に冷静ダゾ?』
「じ、じゃ、アグリアスさん行きますよ?鬼は外ー!」
ラムザがアグリアスに豆を投げる。続いて―
「すみません!鬼は外ー!」
「ぉ、鬼は~外~」
「ごめんなさい!鬼は外!!」
謝りながら豆を投げるという不思議な光景になった。
始めはおっかなびっくり豆を投げていたメンバーだが、様々な状況に対応してきたためかこの雰囲気にも時期に慣れ――
「鬼は外~♪」
「鬼は外ですよ~。外に行け~!」
「そうだ出てけー!」
『グ、グォ~』
(こいつら…!!)
「ホレホレ、鈍足鬼~♪当たるように動いてるのかぁ?」
持ち豆がおわったら腰からロマンダ銃を取り出し、単発だが的確にアグリアスの頭に豆をぶつけていく。
それに耐えるアグリアス。しかし、限度はあるもの―
『き、貴様―!!!いい加減にしろぉー!!』
床に拳を叩きつけるアグリアス。いや、あの姿勢、あの力の入れ具合あれは――地烈斬!!!
ムスタディオに向かって地烈斬が走る!
「ぐわー!!!」
思わず吹っ飛ぶムスタディオ。
「アグリアスさん、攻撃は禁止ですよ」
「攻撃してきたのは向こうの方だ!!!」
こうなってはもはやラムザの制止も利かない。
「やばっ!このままじゃ!!!」
ティアマットから逃げるカエルのようにムスタディオが逃げ出す。
「待てぇー!!!」
心体ともに赤鬼となったアグリアスはムスタディオに攻撃を加える為追撃を始めた。
「渦巻く怒りが熱くする! これが咆哮の臨界! 波動撃!」
「ちょま…グワー!!!」

オニは人間の悪しき心が生むと云われる。
追う赤鬼と逃げる青鬼。
調子に乗るのも程々に――――
「ちょ、ヤメ!アグ姉!!本当に死ぬ!!!」
「安心しろ死んでも生き返らせてやる!!また殺すがなッ!!」
「ギャー!!!」

「あー、これは不味いね。大丈夫かな?」
「さぁ?でも、ムスタディオの責任もあるし」
「まぁ、いつもの事か」
仲間の冷たい声を耳にしながらフェニックスの尾を用意するラムザ。
今後、アグリアスは鬼役しないようにしよう。そう心に決めるラムザだった。
あ、フェニックスの尾ないや


オワリ
最終更新:2010年03月30日 20:49