アットウィキロゴ
今日は収穫感謝祭の日だ。

今年の収穫を神に感謝し、来年の豊作を祈る日である。
この時期に収穫されたカボチャを料理して、神に捧げた後で食べるのが一般的だ。
また、そのカボチャを使ってランタンを作り、火を灯して各家につるしておく。
この灯は「ウィル・オー・ウイスプ」と呼ばれ、先祖の霊を呼び寄せる役目を持つが、
同時に悪魔や妖精を呼び寄せるとも言われている。
このため、この日は悪魔や妖精が現れやすい日とされる。

「お菓子くれよ~!」
「くれないとイタズラするぞ!」
家々を、子供たちが悪魔や妖精のいでたちで訪ねて回る。
ウィル・オー・ウィスプが、悪魔や妖精を呼び寄せるという言い伝えから、
収穫感謝祭の日には、子供たちがそのいでたちで家々を回り、お菓子やおもちゃをせしめていく、
というのが恒例となっているのだ。

「おい、アリシアにラヴィアン。お前たちは黒魔導師の格好なんかして何をしているんだ?」
「あ、アグリアス様。かわいいでしょうこれ?」
「仮装して感謝祭に参加するんですよ。アグリアス様は行かないんですか?」
「私はいい。あまり羽目を外すんじゃないぞ」
「は~い」

「おいラッド行くぞ!」
「ちょっと待てよムスタ!ラムザも早く来いよ!」
(こっちは空賊にたまねぎ剣士の格好か・・・)

「きゃ~!クラウドちゃんカワイイ~!」
「・・・」
「ここにリボンを結んで・・・や~ん、すっごく似合うわ~」
(・・・毎度祭りになると女装させられるクラウドは災難だな)

「あ、アグリアスさん!」
「ラムザ・・・お前までそんな格好なのか」
「へへ、いいでしょう?暗黒騎士ですよ」
「まぁ、今日は祭りだからな。たまには息抜きも必要だろう」
「そうですよ。アグリアスさんは参加しないんですか?」
「私?・・・人ごみが苦手なのでな・・・。本でも読んでようかと思う」
「せっかくのお祭りなんですから参加しましょうよ。ほら、これをつけて」
「これは・・・悪魔の角か?」
「そうですよ。それを頭に付ければ大丈夫です!」
「ううむ・・・考えておく」
「参加すれば楽しいと思いますよ。それじゃ、ムスタ達が待ってますから」



(・・・これをつけるのか?私が?)
(・・・・・・)
(・・・私らしくない気がするが・・・)

「あ!隊長!」
「やあ、アリシアにラヴィアン。黒魔導師、似合うね」
「へへ~。ありがとうございます!」

「もう祭りが始まっちまうぜ!」
「今回も女装かクラウド・・・」
「慣れている、問題ない」

「あ!アグリアス様!」
「アグリアス様~!!こっちこっち!!」
「お!アグ姉も仮装してるぜ!」
「アグリアスさんカワイイ~!」

「アグリアスさん、来てくれたんですね!」
「べ、別にラムザに言われたからじゃない。ちょっと様子を見に来ただけだ」
「・・・悪魔の角、似合ってますよ」
「う、うるさい!祭りに参加するなら、仮装しないと駄目なんだろう!」
「やっぱり参加するんじゃないですか」
「・・・ええい!帰るぞもう!」
「冗談ですよ!さあ、みんな待ってますよ。行きましょう!!」
最終更新:2012年01月02日 19:00