終わりのクロニクルまとめ@ ウィキ内検索 / 「『再生進化の概念』」で検索した結果

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  • 『再生進化の概念』
    TOP-Gが生み出した擬似的な不死概念。 どのGにも「死」という概念は普遍的に存在したために、劣化複製概念では、死そのものを根本的に克服することはできず、死の原因を対症療法的に取り除くに留まっている。 とはいえ中々強力な概念であり、致命傷を負っても、すぐに回復することができる。 また概念自体も再生力を有しており、たとえゲオルギウスで破壊しても再生してしまう。
  • 概念一覧
    ... Top-G 『再生進化の概念』 基礎不明 『貴金属は力を持つ』 『地に足が着いている』 『見えぬところに真実がある』 『秘密とは隠し事ではない』 『全ては一つに通じる』
  • 『矛盾許容概念』
    【概念名】 『矛盾許容概念』 【読み方】 むじゅんきょようがいねん 【種類】 基礎不明 【詳細】 ハジとの問答で佐山・御言が明言したLow-Gの母体概念。 矛盾許容型構成要素である「流体」。 この概念があるGはあらゆる物理法則の同時存在を叶え、あらゆる矛盾を許容する力を持つ。 『マイナス概念』を抱えながらもLow-Gが存続すること対する正式な回答であり、マイナス概念が単体で安定して存在するLow-Gで、プラス概念が持ち込まれてもバランスを崩さないのは、この概念の効果。 逆封印による無の空間でノア内部のTOP-Gのプラス概念はマイナス概念に喰われたが、「何もないはずの空間にノアが存在する」つじつま合わせのために発生。 この矛盾許容概念によってマイナス概念は安定化し、やがてLow-Gを生み出した。 裏返すと、本来不安定になるはずの概念を安定化させると思われるの...
  • 『プラス概念』
    【概念名】 『プラス概念』 【読み方】 ぷらすがいねん 【種類】 基礎不明 【詳細】 『マイナス概念』の対として存在する、全てに対しプラスの力を働きかける概念。 負荷として『マイナス概念』が発生し、全部で10個存在する。 概念創造を成しえるためには全プラス概念と全『マイナス概念』を結集する必要がある。
  • 『マイナス概念』
    【概念名】 『マイナス概念』 【読み方】 まいなすがいねん 【種類】 基礎不明 【詳細】 Low-Gの中核を成す概念。 プラス概念の負荷として発生し、一切の特性を持たず万物を毒して滅ぼす力。 …のはずなのだが、なぜかLow-Gにおいては万物の存在維持を支える概念としても機能してしまっている。 Low-Gには他Gのマイナス概念も落とし込まれており、概念核の対となるように10個存在している。このマイナス概念は2005年12月25日に活性化しLow-Gを内側から滅ぼす事が予測されており、全竜交渉部隊のメンバーはその"滅び"を回避するために各Gとの全竜交渉に望んだ。 概念兵器の中にはこのマイナス概念に浸食されているものも存在し、1st-Gのブレンヒルト・シルトの所有する 鎮魂の曲刃 がマイナス概念の影響を受けていることが確認されている。 また...
  • 矛盾許容の概念
    →『矛盾許容概念』
  • プラス概念
    →『プラス概念』
  • マイナス概念
    →『マイナス概念』
  • 概念
    【用語名】 概念 【読み方】 がいねん 【詳細】 概念とは、あらゆる現象を突き詰めた先にある「それはそういうものだから」と言わざるを得ない物事の究極の理由。 終わりのクロニクルの世界では、万物は、概念によってその存在を支えられ、また概念によってその振る舞いを規定されている。 わかりやすく言えば、世界の法則のようなもの。 例えば、『鉱物は命を持つ』という概念の下では、鉱物が生物として振舞うようになる。 終わりのクロニクルには、Gと呼ばれるいくつもの異世界が存在する(正確には、存在した)。 Gは母体概念という巨大で強力な概念の塊から発生しており、故にそのGの在り様は母体概念によって決まる。 そして世界毎に母体概念は異なるため、故にある世界に住む者にとって当たり前のことが、他の世界では当たり前のことではない、ということが普通にある。 故にこそ、異世界は「異なる世界」と呼...
  • 概念開放
    【用語名】 概念解放 【読み方】 がいねんかいほう 【詳細】 概念核に封じられた各Gの概念を解放し、Low-Gそのものにその概念を追加すること。 概念空間に似ているが、概念空間があくまで局所的・一時的な概念の追加であったのに対し、 これは世界全体の概念を永続的に書き換えてしまう行いである。 暴走したレヴァイアサンが有するマイナス概念への対策として最終決戦時行われた。 概念創造によって生まれた新種概念を概念解放することもできるが、その場合、既存の概念とはかけ離れているため、世界そのものが一旦滅び、 概念に適した形で再構築される形になってしまう。 これにより、世界は徐々に何でもありの世界になっていき、境界線上のホライゾンや都市シリーズに繋がっていく。
  • 概念創造
    【用語名】 概念創造 【読み方】 がいねんそうぞう 【詳細】 未だかつて如何なるGもなし得なかった、既存の概念核を劣化変質させたものではなく、全く新しい新概念を創造する技術。 Top-Gは全G最高の世界としてこれを実現させようと研究を行っており、その第一人者として新庄・由起緒を招待した。 だが概念戦争中にそれが叶うことはなく、Top-Gは滅び、概念創造施設・バベルはLow-Gで長い間放置されることになる。 叶わなかった原因としてはTop-Gには概念創造を可能とするための概念。矛盾許容の概念が無いためであり、一部の者達は原因に関しては薄々感づいていた。 にも関わらず無理やり概念創造を行ったことで、創造した概念が暴走し、Top-Gは滅びることとなる。
  • 概念核
    【用語名】 概念核 【読み方】 がいねんかく 【詳細】 各Gに存在する、その世界の物理法則を作り上げるほど強大な「母体概念」を内包した巨大かつ強力な概念の塊。 細かく言えば、2nd-Gのように母体概念が元々概念核の形で存在していた世界と、1st-Gのように世界から母体概念を抽出した世界があるが、基本的に、母体概念とほぼ同義。 これを半分以上が奪われるとそのGは滅ぶ。 この母体概念・概念核の奪い合いである概念戦争で用いられた概念核を武器とする概念核兵器は極めて強大な戦闘力を発揮する一方、一部の概念核や概念核兵器は自我を持ち、担い手を自ら選定する。 後に護国課、日本UCATが殆ど総ての概念核を手中に収めた。 終わりのクロニクルの開始時点の全竜交渉は他Gに概念核の使用許可、及び行方不明だったり、敵方にある概念核を合一するのが任務。 以下、概念...
  • 美影
    「出来るよリュージ君!」 【所属】 全竜交渉部隊 【名前】 美影 【読み方】 みかげ 【出身】 3rd-G 【FATHE】 【登場巻】 第3巻・上より全ての巻 【人物】 対武神戦力を担当する少女。 ゼウスとレアの間に生まれたが、後の調査で子供が作れない体であることが判明し、 子供を作れるようにとクロノスが開発した人に進化する自動人形に意識を移植された。 そこからしばらくはUCATに寝かされ続けていたままだったが本編開始十年前に 飛場家に連れてこられる。 全竜交渉部隊に合流する前は飛場・竜司と共に3rd-G残党と戦いを繰り返しており、 ある程度進化はしていたものの声は出せず歩けないという未熟なもので、その状態のまま進化が止まっていた。 3rd-Gとの全竜交渉を経た後、再び進化し始め、長田・竜美に賢石を破壊されるも人間への進化を完了させる。 自動人形だった...
  • 矛盾許容概念
    【用語名】 矛盾許容概念 【読み方】 むじゅんきょようがいねん 【詳細】 終わりのクロニクル、及び一連の川上作品の重要なキーワード。 その名の通り、矛盾を許容できる概念。 Low-Gはマイナス概念しかないのに何故か存在できると言う答えでもある。 何でもありの概念のため、プラス概念が無くてもLow-Gは存在できた。 また、概念創造はこの概念があるLow-Gでしか出来ない。 全てのGの頂点であるTop-Gに無いと言うのは皮肉と言えば皮肉。 佐山が仮説として打ち立てた概念であったが、これが元で エーテルが発見されたり、流体が発見されたりとしたかと想われる。 川上作品が何でもありなのはこれがあるからとも言える。 しかし、矛盾許容概念とは言え万能ではなく、マイナス概念も 許容範囲を超えてしまうと働いてしまい、Low-Gは消えてしまう。
  • 概念空間
    【用語名】 概念空間 【読み方】 がいねんくうかん 【詳細】 概念を空間に付与して作成される、擬似的な異世界。 この空間内では付与された概念が絶対的なルールとなる。 たとえば『鉱物は命を持つ』という概念を付与すれば、その概念空間内では鉱物が生物として振舞うようになる。 周囲の空間や物体の母体自弦振動の一部を、「異世界側」へとシフトさせることで作成される(もし母体自弦振動の全てをシフトさせたとしたら、完全に異世界側へ行ってしまうため、この世界から消失することになる)。 母体自弦振動の「一部」であることから、残りの部分でこの世界とのつながりも保っており、作るのも戻すのも出入りするのも比較的簡単。 元となった空間や物体の複製・分身のようなものでもある。 概念空間内で物体が破壊されても、本体がすぐに破壊されると言うことは無いが、母体自弦振動の一部が失われてしまう。 ...
  • 黒陽
    『――黒陽、という』 【所属】 5th-G 【名前】 黒陽 【読み方】 こくよう 【種族】 機竜 【Faith】 不明 【登場巻】 4巻 【人物】 5th-Gの人類が概念戦争における自国防衛用に開発した概念核の半分を宿す大機竜。 5th-Gの中では防衛用に開発されただけあって最大の戦力を持ち、自主的に進化を行うことで更なる力を得ることができる。 また5th-Gに該当するネイティブアメリカン神話になぞらえ、テスカポリトカと呼ばれることも。 概念戦争中、自分の存在に疑問を持ち「要塞化した惑星を破壊すれば争いがなくなる」と 自己判断して二つの惑星を破壊、それにより5th-G人類は全滅し自分の行った行動に関する矛 盾を許容できずに暴走したと言われていた。 しかし実際は9th-Gがばらまいた細菌兵器で苦しむ者達を見ていられず、 介錯するつもりで惑星を破壊したことが獏...
  • 神砕雷
    「ならば力を放て神砕雷……!!」 【武装名】 神砕雷 【読み方】 ケラヴノス 【所属】 3rd-G製 【使用者】 荒帝 【詳細】 3rd-Gが作り上げた概念核兵器。 武神用の巨大杭打ち機・パイルバンカーで、「ケラヴノス」という名前はギリシャ神話において、テュポーンを封じるためにゼウスが放った雷に由来する。 本来はテュポーンに搭載するために開発したものだったが、クロノスによる工作により荒帝に搭載された。 3rd-Gの概念核が半分搭載されており、三巻・下における戦いでテュポーンに搭載されていた残りの概念核と融合し完全な概念核兵器となった。 搭乗者の一人である美影の進化に応じて形を変えていき、最初杭は一本だったのだが三連装、五連装となり、最終的に巨大な杭一本のみが装備された。 搭載された杭に雷撃を纏わせ射出し、相手を打ち抜く弓矢にも似た武装だが破壊力は極めて高...
  • レヴァイアサン貴様のプラス概念は偽物ゆえに不可だハハハ悔しいだろう結界
    【用語名】 レヴァイアサン貴様のプラス概念は偽物ゆえに不可だハハハ悔しいだろう結界 【読み方】 れヴぁいあさんきさまのぷらすがいねんはにせものゆえにふかだはははくやしいだろうけっかい 【詳細】 レヴァイアサンの概念創造を止めるため佐山・御言が提案した作戦。 レヴァイアサンを中心として八方に概念核兵器の代表を置き各地点から結界壁を発生。 10th-Gの概念核を封じる際に使用した八大竜王結界と似ているが、封印壁はあくまでレヴァイアサンが外に出ないための防壁。 円陣自体が各概念核の存在を示す詔であり、レヴァイアサンが創造しているプラス概念に対し、本物のプラス概念はこちらにあるぞとして否定する。 否定するためには抜け道が必要であり、八方向に加え上下にも封印を行い、レヴァイアサンの逃げ場を完全になくした上で本物のプラス概念がここにあると全方位から説教を行う。 命名は...
  • 無列
    【武装名】 無列 【読み方】 むれつ 【所属】 Low-G製 【使用者】 一光 【詳細】 かつて佐山・浅犠が造るも強大過ぎる戦闘力ゆえに出雲UCATの奥に封印されていた概念兵器の1つ。 四竜兄弟の長男・一光が盗み出して用いる。 長大な青龍刀型だが機殻剣ではなく、材質は極普通の金属。そして搭載されている概念がどういう内容なのかは不明だが戦闘用のものではない。 その概念とは無限複製とその応用による無限再生。 金属製であるが故に刀身が壊れ易いのと引き換えに幾らでも刃を複製でき、耐久性の低さも一光の固有概念・『攻撃力は無限となる』を使用することで恐ろしい兵器へと変貌する。 なお複製概念は柄の根元にあるスイッチで発動する。 刃が残っている状態でも複製し二枚刃とすることも可能。
  • 『植物は支配者である』
    【概念名】 『植物は支配者である』 【読み方】 しょくぶつはしはいしゃである 【種類】 4nd-G・母体概念 【詳細】 4th-Gの母体概念 植物に意思を与え活動できるようにする。 この概念の存在により、4th-Gは植物の世界となっていた。 4thの住人である草の獣はこの概念が適用された空間でないと生きられず、普段は居留地で住んでいる。 居留地の外で活動する際には、この概念(の劣化複製概念)を封じた賢石を使用している。
  • 『文字には力を与える能がある』
    【概念名】 『文字には力を与える能がある』 【読み方】 もじにはちからをあたえるのうがある 【種類】 1st-G・母体概念 【詳細】 『文字は力を持つ』とも表現される1st-Gの母体概念。 この概念が適用された概念空間内では、2nd-Gの『名前は力を与える』と同じように書いた文字が力を持ち、文字が書かれた物は書かれた通りの能力・性質を持つ。 例えば石に「爆弾」という文字を刻めば、石が爆弾化して本当に爆発するようになる。 単一能になりがちな概念だが、文字のイメージが伝わる方が重要であり、書道二段の風見よりもミミズが腸捻転で断末魔が入ったかのような出雲の字の方が威力が高く、文字として表現できるならどんな能力・性質でも実現できるので非常に自由度・汎用性が高い。 なお、1st-Gの種族はファブニール改に搭載された概念核から作られたこの概念条文が適用された空間でない...
  • グラム
    『――そう、我はグラム。ただのグラムだ』 【武装名】 グラム 【読み方】 ぐらむ 【所属】 1st-G製 【使用者】 ジークフリート・ゾーンブルク佐山・御言ブレンヒルト・シルト長老 【詳細】 1st-G製の「聖剣」の名を冠す長剣型概念核兵器。 物語開始時点で概念核の半分が搭載された状態で眠りについていた。 概念戦争中にジークフリート・ゾーンブルグがファブニールの原動力である1st-G概念核の半分を封印し、一巻における1st-Gとの全竜交渉で佐山・御言がグラムを目覚めさせファブニール・改を撃破。 残り半分の概念核も封印したため1st-G概念核全てを納める概念核兵器となった。 重量は3kgあるが内部はほぼ中空であり、全体のバランスがよく扱いやすい。 また文字設定により内部の空洞を7000倍まで拡張、そのほとんどに封印用と硬化の文字が書き込まれている。そこに文字概念を書...
  • Top-G
    【用語名】 Top-G 【読み方】 トップギア 【母体概念】 - 【原型】 - 【神州世界対応論】 - 【Low-G対応国】 - 【詳細】 10のGの持つプラス概念全てを持った最高のG 母たる混沌の生まれ変わりともいえるGであるとされる。 1st~10thのGは概念核がLow-Gに持ち込まれているが、TOP-Gは唯一、概念核が残存しない。 全てのプラス概念をもつにも関わらず、なぜか概念技術は長らく未発達。歴史や住人など、あらゆる面でLow-Gにそっくりな世界であり、位置的にも近いLow-Gと混同されて長らくその存在を知られていなかった。 それ故か概念戦争には参加せず、またLow-Gが10のGを滅ぼしてしまったことでさしたる損害を被ることなく生き残る。 そして自分のGの概念的性質を理解した後は機竜や自動人形などの概念技術を開発し、総てのプラス概念を持つ最高の世界と...
  • 『ものは下に落ちる』
    【概念名】 『ものは下に落ちる』 【読み方】 ものはしたにおちる 【種類】 5th-G・母体概念 【詳細】 5th-Gの母体概念。 一見すると普通の概念に思えるが、これは「下」を設定しなければ重力が得られず、設定された者は任意で「下」を設定することで空中を自在に飛行できる。 万有引力の法則とは関係なく、「下」と設定された方向に「落下」するという概念である。 例えばボールのように「上下」の区別が無い物体は重力を得られず、無重力状態のように空中を漂うことになる。 また、自分の意思で上下を設定できるものは、好きな方向に「落下」することで、飛行できるようになる(上に落ちる、ことで上昇する等)。  簡単に言うと重力操作系の概念。 機竜であればほとんどこの概念を用いて飛行しており、ただ直線的に飛行する戦闘機にはない、空中を縦横無尽に駆け回ることを可能とするすぐれた機...
  • 自弦時計
    【用語名】 自弦時計 【読み方】 じげんどけい 【詳細】 概念空間の壁を感知すると、所持者の母体自弦振動を変調させる小型の"門"。 その概念空間に付与された概念を読み取り、震えて所持者に教えてくれる。 またコンソールに概念条文を表示することで、何の概念が付与された空間なのかを知ることが可能。
  • 『鉱物は生きている』
    【概念名】 『鉱物は生きている』 【読み方】 こうぶつはいきている 【分類】 母体概念 【詳細】 3rd-Gの母体概念。 『鉱物は命を持つ』や『金属は生きている』などとも表現される。 この概念下では鉱物が生命を持つようになり、また鉱物には行動のための軽度の重力操作能力が付与される。 3rd-Gの自動人形や武神はこの概念を利用して活動している。
  • 『秘密とは隠し事ではない』
    【概念名】 『秘密とは隠し事ではない』 【読み方】 ひみつとはかくしごとではない 【種類】 基礎不明 【詳細】 米国UCATが使用した尋問用の概念。 この概念の影響下にある者は秘密を秘密として認識出来なくなり、受けた質問に対して自分が知る限りの全てを答えてしまう。 作中ではラジカセに仕込まれた状態で登場し、ボリュームの上下で概念の強度を調整できる。 米国UCATはこれを利用して飛場・竜司から情報を得ようとしたが、 相手が悪かった。
  • G
    【用語名】 G 【読み方】 ギア 【詳細】 Low-GとTop-G、そしてその周囲を一定の周期で旋回する10の異世界の総称。 それぞれ 1st-G、2nd-G、3rd-G、4th-G、5th-G、 6th-G、7th-G、8th-G、9th-G、10th-G となっている。 Low-GとTop-Gの間を10のGが一定の周期でめぐり影響を与え合っていた。各Gの概念はそれぞれ異なり、それに合わせて物理法則なども全く異なる。 それぞれのGが保有している概念核が半分以上離れるとそのGが崩壊・消滅する。 1999年に全てのGの周期が重なり、最も多くの概念を持つGのみが残り、その他のGは衝突の衝撃で崩壊することが判明する。それを知ったそれぞれのGが他のGに侵攻し概念を奪い合って生き残るための概念戦争が勃発した。 全Gの存亡に関わる概念戦争だったが、全てのG...
  • 『名は力を与える』
    【概念名】 『名は力を与える』 【読み方】 なはちからをあたえる 【種類】 母体概念 【詳細】 2nd-Gの母体概念。 この概念下においては、名前が力を持ち、万物は名前通りの能力・性質を得る。 例えば「命刻」という名前を持つものは、名前の通りに「命を刻む」という特殊能力を有するようになる。 概念は普通単一能になりがちなのだが(3rdの金属に命を与える概念等)、この概念は非常に汎用性が高い。 名前として表現できるものであれば、ほとんどどんな能力・性質でも実現できるからである。 その効果や汎用性において『文字には力を与える能がある』と非常に良く似ていると言える。 ただし、文字と違って名前は好き勝手に変えられるものではないため、 『文字には力を与える能がある』よりも自由度は低い。 ただしその分、暴発の危険性も少なく、安全に利用することができる。 この概...
  • 『惑星は南を下とする』
    【概念名】 『惑星は南を下とする』 【読み方】 わくせいはみなみをしたとする 【種類】 1st-G 【詳細】 1st-Gの王城派が使用した概念。 使用すると惑星の重力の向きが星の中心ではなく「南」となる。 1の上で使用されるが、惑星が球体である以上、日本では地面が完全に垂直になるわけではなく、斜面になるだけである。 1st-Gの大地はテーブル上の大地であり、仮に同種の概念を使用したとすれば、地面は完全に垂直となるため、1st-Gの者たちはそのことに気づかなかった。 この概念を逆に利用されて佐山達に王城派は倒されてしまう。
  • V-Sw
    「クールナノ」 【武装名】 V-Sw 【読み方】 ヴィズィ 【使用者】 出雲・覚 【詳細】 6th-Gの概念核が搭載された出雲・覚専用概念核兵器。 ヴリトラにヴァジュラを収め機殻剣としたもので、正式名称は「VajraVritra-Sword」。 コンソールに文字を表示することで意思疎通ができ、6th-Gの者によれば「お気楽極楽」な性格。 普段は身の丈ほどもある白い大剣の姿をしており、出力に応じてさらに三つの形態へと変形する。 第一形態は通常の大剣。 第二形態は機殻を一部展開し光の刃とスラスターを[形成する。 第三形態は6th‐Gの概念を用いて万物を破壊・再構成する輪廻転生の弾丸を打ち出すバズーカ。 最終形態は最大出力で全長500メートルを超える極圧の光刃を形成する。
  • 全竜交渉
    【用語名】 全竜交渉 【読み方】 ぜんりゅうこうしょう/レヴァイアサンロード 【詳細】 概念戦争の戦後交渉。 概念戦争の唯一の勝者となったLow-Gは自身の母体概念であるマイナス概念の暴走により、滅亡の危険にさらされていた。 滅亡を防ぐためには概念核の概念開放を行い、マイナス概念を抑制する必要があり、マイナス概念が暴走すれば共倒れになる他のGの生き残りにとっても、Low-Gに故郷の環境が再現される概念解放は悪い話ではない。 だが、自分たちの住んでいた世界を壊した最低のG(勝者)であるLow-Gに対する各Gの生き残りの憎悪は激しく、Low-G主導でマイナス概念対策が行われることには反発が強い。 奪われた概念核を取り戻そうとする各Gと交渉し、残りの概念核を入手する交渉が全竜交渉である。 この交渉を務めるのは佐山・薫の遺言で佐山・御言(*1)を代表として概...
  • 『攻撃力は無限となる』
    7th-G概念核がもつ概念の一つ。 名前の通り、あらゆる攻撃力を無限とする概念。 この概念下においては、概念核兵器であろうと、素手でのパンチであろうと、等しく無限となる。
  • 賢石刀
    戸田・命刻が概念創造の実験で生み出した、刀の形をした賢石。 2つ一組で、10のGのプラス概念でできた一刀と、Low-Gのマイナス概念でできた一刀がある。 中の概念をどれでも自由に空間展開できる非常に強力な武器。
  • 『文字は力の表現である』
    【概念名】 『文字は力の表現である』 【読み方】 もじはちからのひょうげんである 【種類】 1st-G・劣化複製概念 【詳細】 1st-Gの王城派が使用した劣化複製概念。 この概念が適用された概念空間の中では、書いた文字が力を持つようになる。
  • 『真実のみとなる』
    7th-G概念核がもつ概念の一つ。 この概念下においては「嘘」をつくことが出来なくなる。 これは言葉に限らず、フェイントなども封じられる。
  • 『貴金属は力を持つ』
    【概念名】 『貴金属は力を持つ』 【読み方】 ききんぞくはちからをもつ 【種類】 基礎不明概念 【詳細】 貴金属に攻撃力を付加する概念。 「終わりのクロニクル」という物語で初めて使用された概念であり、概念に触れるのが初めてであるはずの佐山・御言は不利な状況にもかかわらずこの概念を使いこなして見せた。
  • ビルマーヤ
    【装備名】 ビルマーヤ 【読み方】 びるまーや 【使用者】 アブラム・メサム 【詳細】 「聖槍」と呼ばれた王家の秘宝。 概念核の半分を内蔵し、アブラム・メサムがザッハークを破壊して残り半分の概念核を吸収、完全な概念核兵器となった。 B-Spの前身となった武器。
  • 冥府
    【用語名】 冥府 【読み方】 タルタロス 【詳細】 3rd-Gでの概念核の呼び名。 3rd-G人類は生まれながらにして概念核の一部を有しており、死亡すると保有していた概念核と共に意思が回帰していく事に由来している。 つまり、3rd-G人類にとって概念核は一種の死後の世界となっている。
  • ヴリトラ
    【武装名】 ヴリトラ 【読み方】 ヴりとら 【所属】 6th-G製 【使用者】 不明 【詳細】 概念戦争時代に開発された6th-G製の機殻剣で、V-Swの前身となった武装。 6th-Gの世界を維持するため、ヴァジュラと釣り合うように概念核と同量の概念を詰め込まれており、強力ではあるが概念核兵器ではない。 しかし後に6th-G概念核であるヴァジュラが収められ、機殻をはじめとした回収が施されV-Swとなった。
  • 機殻槍
    【武装名】 機殻槍 【読み方】 カウリングランス 【登場巻】 ほぼ全巻 【詳細】 概念を搭載し機殻を施すことによって性能の安定化を施した槍型武装の総称。 数は少ないものの概念核兵器が多く該当しており強大な性能を秘めている。
  • 火迦具土
    【装備名】 火迦具土 【読み方】 カグヅチ 【使用者】 2nd-Gの者 【詳細】 2nd-Gの概念に対応したLow-G製機殻剣。 通常は高熱を発して相手を焼き切るものだが、2nd-G概念下では実際に炎を噴き出すようになる。
  • 武雷剣
    【装備名】 武雷剣 【読み方】 タケミカヅチのツルギ 【使用者】 2nd-Gの者 【詳細】 2nd-Gの概念に対応したLow-G製機殻剣。 2nd-G概念下で狙った場所に落雷を落とす能力を持つようになる。
  • 阿武さん
    【装備名】 阿武さん 【読み方】 あぶさん 【使用者】 2nd-Gの者 【詳細】 2nd-Gの概念に対応したLow-G製機殻剣。 阿武隈川の水を使って作られており、2nd-G概念下では刀身から水を噴出させて相手の武器を絡め取る能力を持つ。
  • 『解り合えるものは無い』
    【概念名】 『解り合えるものは無い』 【読み方】 わかりあえるものはない 【種類】 7th‐G 【詳細】 7th-G概念核がもつ概念の一つ。 この概念下においては、人々は自分以外のことを認識できなくなる。 簡単にいえば、五感を封じられたような状態になる概念であり、 敵がどこにいて、何をしているかもわからなくなるため、敵を攻撃することも、敵の攻撃に対して防御行動を取ることもままならなくなる。戦闘においては非常に厄介な概念。 ただし、「自分の皮が肉を押す感触」など、自分が自分に与える感覚は認識できるため、うまくやれば外界の情報を取得することも可能である。
  • 神田研究所
    【建物名】 神田研究所 【読み方】 かんだけんきゅうじょ 【詳細】 日本UCATが有する概念関係の研究・開発施設。 黒陽やリヴァイアサンとの最終決戦に用いられた大型概念空間発生装置はここが開発したもの。 1995年の概念活性化によって動ける様になった3rd-Gの自動人形達に一時占拠されたこともある(3巻時)。 3rd-Gとの交渉終了後はUCATに属する3rd-G自動人形の多くがここか出雲UCATに派遣された。
  • 飛場・竜司
    「こ、この加害者は最悪ですよ!!」 【所属】 全竜交渉部隊 【名前】 飛場・竜司 【読み方】 ひば・りゅうじ 【出身】 Low-G 【FATHE】 お人よし 【登場巻】 第3巻・上~ 【人物】 頭にバンダナを巻いた痩躯の少年。 武神・荒帝を有し、対武神戦力を担う。 初登場は第三巻。行方不明になった義姉・長田・竜美に関する情報を求めて3rd-G残党と戦闘を繰り返し、テュポーンと激しい戦闘を行っている最中、3rd-Gとの全竜交渉を開始しようとする全竜交渉部隊と合流する。 その後、風見・千里の「説得」により尊秋多学院生徒会会計補佐に就任した。 テュポーンとの決着をつけた後はそのまま全竜交渉部隊に在籍。 しかし所属するメンバーからの扱いはひどく、パシリもしくはパシリャーと化し、さらには抗議を行っても無視されることが常套となり、最終的にはTop-Gを含めた全世界から無視...
  • マグライト
    【用語名】 マグライト 【読み方】 まぐらいと 【詳細】 病院の非常口に常備されている緊急用マグライト。 点灯させると指向性の強い光が迸り、5キロ先からでも判別ができるという。 病院内で一光の襲撃を受けた風見・千里がとっさに武器として使用。 X-Wiに搭載された『光は力となる』の概念により攻撃力を持つようになり、さらに一光の固有概念・『攻撃力は無限となる』が適用されていたために無限の攻撃力を発揮し一光の体を吹き飛ばした。
  • B-Sp
    【装備名】 B-Sp 【読み方】 べスプ 【使用者】 アブラム・メサム 【詳細】 「聖槍」の名を冠す9th-Gの概念核兵器。 特定の使用者はないが、アブラム・メサムとハジのみが使用した。 如何なるものにも引火して焼き尽くす特殊な炎を放つ機能を持ち、対象が灰になるまで燃やしつくす。 通常形態は極厚の穂先を有する槍だが、分離して二双の槍になる事も可能。 元々は9th-G概念核の炎熱に関する片割を内蔵したものであったが、後にザッハークから残り半分を回収し完全な概念核兵器となった。 普段は奥多摩UCATの地下格納庫に封印されている。
  • 9th-G
    熱と静止の概念を持つ世界。 惑星のような球状の大地と、何も無い空間から成る世界。太陽などの天体は無く、空間そのものが光ったり、暗くなったりして、昼夜を担っていた。 地球における中東の砂漠のような世界で、昼夜の温度差が激しく、水源も少ない、過酷な自然環境を持った世界だった。 だがそれをバネに概念技術が発達しており、他Gとの交易も盛んなGであった。 しかし故に概念戦争では目をつけられ、侵攻に晒されることになる。 概念戦争に本格的に参戦してからは、積極的に他Gに攻撃を仕掛けており、 3rd-G,5th-G,10th-Gの滅亡の主原因を作ったのは9th-Gである。 だが、単純なタカ派というわけでもなく、ザッハークを用いてテラフォーミングを行い、他Gからの移住者を募ろうとしていたらしい。
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