ネトウヨの特徴

ここは、ネトウヨの定義や一般的な言動をまとめたページです。
ネトウヨって何?という方への基礎知識の場や、ネトウヨの見極めの参考などにご活用ください。


そもそもネトウヨとは?


ネトウヨの定義は広く、以下の参考文献を見ても分かる通り、人によって線引きが異なる部分もある。そして、時代によって定義が揺らぐこともあり得る。

このwikiでは2018年のwiki開設時点において、思想的な観点として以下を定義している。
ただし、あくまで分かりやすくするために管理人が便宜的に定義したものなので、ここに当てはまらない可能性もあることには留意すべきである。

  • 以下の人物や団体に攻撃する差別主義者であり、相手の気持ちを重んじない行為を平気で行う。(どれか1つでも該当していればよい。)
    • 中国人・韓国人などの特定の人種。ヘイトスピーチは基本的にここに該当する。
    • 女性や社会的弱者(障碍者、生活保護受給者など)。極端になるとヘイトクライムに発展する場合もある。
    • 自由民主党(特に安倍政権)の政策に批判する人や団体(リベラル派、朝日新聞など)。
  • 反対意見に対しては耳を貸さず、徹底的に排除する。

いわゆるリアルよりもネット上で人を攻撃することを生きがいにする悲しい人々だと思ってほしい。

ネトウヨの傾向

ネトウヨ達は先述の定義に従って行動する。
このため、以下のような言動を示すことがある。
※管理人の思い込みも半分入り混じっています。
  • プロフィール
    • やたらと「普通の日本人」を自称する。
    • 「保守」を自称する。「右翼」「ウヨク」と呼ばれることは嫌う。
    • 経歴やプロフィールを盛る。
    • 自分を特別視したがる。
  • 教養
    • 一般教養が足りない。
    • 情報発信の際、誤植が多い。
    • 知ったかぶりをする、無知であることに対して謙虚にならない。
    • 間違いや誤りを指摘されても頑なに認めない。
  • 思考や行動
    • 後先を考えずに感情で行動する。
    • 思い込みが強い、早とちりをする。
    • 論理的な思考が苦手で、論理が矛盾していたり破たんしていたりする。
    • 論点をずらす・会話を一方的に止めるなどして、お互いが納得する議論を尽くさない。
    • 事実に対して、都合の良い部分だけ拾うか自分に都合よく解釈する。
  • 人間関係
    • ある出来事をきっかけに、いきなり仲間を裏切る。
    • 強い者に媚びて、弱いものを見下す。
ここにあるのは一例であるが、これだけでも人間として大丈夫なのかと心配してしまうレベルである。
このwikiは、そんなネトウヨ達の行動を面白おかしくネタにするのが目的なのである。

参考文献

ネット右翼(ネットうよく)とは、インターネット上で右翼的な発言をする人々の総称。略称はネトウヨ

インターネットの電子掲示板上などで、右翼的、国粋主義的、国家主義的、復古主義的な主張をする人たちを意味する。
メディアによっては「ネット保守」という用語を使用するものもある。
近年になって形成された新しいスラング (俗語) であるため、後述するように論者によって意味内容が異なり、定義も曖昧である。概略的な意味としては、ネット上の右翼的、保守(≒復古主義)的、国粋主義的な性向を持つ人々を指すとされ、メディアによるレッテル貼りとして用いられているとの見方(濱野智史)もある。一方で、小林よしのりが、ネット右翼のことを「国家というものを持ち出しさえすれば自分自身の自意識を底上げできる、という人間」と批判し、櫻井よしこが「感情にまかせて単に半島に帰れなどと叫ぶとしたら、それは愛国でも保守でもありません」と批判し、西部邁も「ある種の反知性主義としか言いようのない、下品な言葉遣い、他人に対する誹謗中傷、罵詈雑言がある」と批判するなど、同じ保守的とされる人たちが、ネット上の感情的な人々に限定して「ネット右翼」と呼ぶこともある。また、思想傾向とは無関係に、ネット掲示板における投稿内容の匿名性や群集性のもつ攻撃的性向を、ある種の「右翼」的発言と揶揄するための造語でもある。それ故、「ネット右翼」という言葉にポジティブな意味はないが、敢えて自称する者もいる(例として瀬戸弘幸)。ただし、後述するように、単に自尊自大で排外的な表現を用いる人たちを指したり、そのような集団心理的な傾向を指すこともある。
後述するようにインターネットでは「左翼」よりも「より極端な」発言とされる「右翼」・ナショナリズムへの傾向が強いと、集団極性化現象の分析などで指摘されている。
コミュニケーション論研究者による操作的定義としては、社会学者で大阪大学人間科学研究科准教授の辻大介による研究がある。辻はいわゆる「ネット右翼」の調査において、a)韓国・中国いずれにも親しみを感じない、b)「政府関係者の靖国神社公式参拝」「憲法9条第1項改正」「憲法9条第2項改正」「小中学校の式典での国旗掲揚・国歌斉唱」「小中学校での愛国心教育」の5項目すべてに賛成、c)政治・社会問題についてネット上で書き込みや議論をした、のすべての条件を満たす者を「ネット右翼」的と見なした。ただし、これはあくまで調査のための定義である。

ネトウヨ
「ネット右翼」の略。隠語的に「NTUY」と書かれる場合もある。元々は1990年代の終わり頃に「街宣右翼」の対義語として「インターネット右翼」を自称する当事者自身が「ネトウヨ」と言う省略形を用いていたのが起源とされている。

定義は話者により様々だが、大まかには以下のような傾向が挙げられる。

  • 排外主義に肯定的で朝鮮半島および中国大陸の国家や住民、文化に対する蔑視を公言する(台湾は「親日的だから」と言う理由で同列に扱わないことが多い)
  • 自民党(特に安倍政権)の政策に対して全く、或いはほとんど無批判で野党に関するネガティブな話題は根拠が無くとも事実だと信じて疑わない
  • 少しでも自分と意見が合わない者を「在日」と決め付ける「国籍透視」を行う
  • 日本国籍であっても帰化者、アイヌおよび琉球民族、障碍者、生活保護受給者に対しては冷淡な態度を取る
  • 本来の保守主義とは相容れないはずの新自由主義政策を「左翼や在日が苦しむから」と言う理由だけで支持している

ネトウヨとされる当事者の多くは「ネトウヨ」と呼ばれることに強い嫌悪感を示しており「“ネトウヨ”と言う蔑称を使う者と議論する価値はない」と反発している。しかし、前述した通りネトウヨ激増の契機になったとされる2002年のワールドカップ開催前後には、むしろ当事者が「ネトウヨ」を自称として積極的に使っていた。しかも「ネトウヨ」と呼ばれることを嫌う当事者は朝鮮半島や中国大陸の国家および国民、左派、リベラル系など自分たちが攻撃する相手を「パヨク」などの蔑称で呼ぶことを自明としている場合がほとんどであり、BAN祭り参加者の間でも「当事者が拒否しているから」と言う理由で「ネトウヨ」と言う呼称を見直す動きは特に出ていない。

定義を明確にするため、私はまずネトウヨと呼ばれる人たちの共通点を探った。
その中で気づいたのは、彼らが国家のことを過度に自分ごと化しているということだった。
まるで自分たちが日本や安倍総理と同一化したかのように話したり、一喜一憂する。

私はこれを彼らの主なアイデンティティが日本人であるが故に起こることであり、そこから韓国人や中国人に対してヘイトスピーチを行う排外主義者になったり、自分と思想が異なる者を反日認定する善悪二元論者になるのだと分析した。
そして私は、ネトウヨの定義を「日本人ということが主なアイデンティティであり、国家の幸せと自分の幸せを同一化している人」とした。
ちなみに「日本人ということが主なアイデンティティである」とは国粋主義とは似て非なるものだ。
国粋主義は「自国民および自国の文化・伝統を他国より優れたものとして、排外的にそれを守り広げようとする考え方」をいうが、「アイデンティティ=日本人」というのは、単純にイデオロギーの話ではなく、自分を国家と同一化している状態にあるからだ。

さらに私は思想別にネトウヨを4つに分類した。
今までこういった分類がなかったために、ネトウヨの定義が曖昧になっていたと思ったからだ。

  • 安倍総理を妄信する「アベシンジャー系」 (右翼的発言はするが、右翼思想はあまりない)
  • 嫌韓嫌中思想の強い「古典右翼系」 (2ch創設時から存在するようなネトウヨの典型的なタイプ)
  • ネトウヨの中でも女性差別思想の強い「ミソジニスト系」 (フェミニストを攻撃しているタイプ)
  • 反マスコミ思想の強い「自称リベラル系」 (アベシンジャー系から派生)
よく言われる「嫌韓嫌中思想を持ち、ヘイトスピーチをしているのがネトウヨ」というのも私の考え方とは異なる。
4つの分類の中でも、「アベシンジャー系」や「自称リベラル系」はヘイトスピーチを行わないし、むしろ「自称リベラル系」はヘイトスピーチを行うネトウヨを嫌悪しているくらいだ。

一般的なネトウヨの定義とは少し異なるが、私はネトウヨのイデオロギーに着目しているわけではなく、アイデンティティに着目しているので、このような定義となっている。

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最終更新:2018年11月01日 02:32