はじめに

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過去にあった小説剽窃騒動とその顛末

目次


絶版・回収となった作品

過去、文章盗作問題があり、その作品は絶版・回収となりました。

 ・池宮彰一郎作品と司馬遼太郎作品の類似について
http://kuroneko-y.hp.infoseek.co.jp/ikemiya.html
魚拓:http://megalodon.jp/2010-0606-1427-15/kuroneko-y.hp.infoseek.co.jp/ikemiya.html

『遁げろ家康』(朝日新聞社)は司馬遼太郎の『覇王の家』との類似点を指摘され、2002年12月25日に絶版・回収となる。
同じく『島津奔る』(新潮社)も司馬の『関ヶ原』と同様の問題で、2003年4月3日に絶版・回収となった。
司馬遼太郎作品との「類似」問題により活動をほぼ停止した。死してなお、作品の盗作問題と関連して引き合いに出されることが多い。
 ・Wikipedia-池宮彰一郎
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B1%A0%E5%AE%AE%E5%BD%B0%E4%B8%80%E9%83%8E

問題部分の詳細

パクリ側(遁げろ家康:池宮彰一郎) パクラレ側(覇王の家:司馬遼太郎)
家康に、爽(さわ)やかさや潔さが薄れ、どこか狡(ずる)さの印象が否めないのは、彼の処世術がこういうやり方の連続だった所為である。 家康という歴史上の人物が(中略)すこしも爽快(そうかい)な印象をもっていないのは、かれの生涯がこういうやりかたの連続であったことによる。
秀吉がいまようやく手に入れた天下人の威望はたった一つの理由による。
それは戦って敗れたことのないという信頼感だけで危うくつながっていた
秀吉がいまようやく獲得した天下における威望はたった一つの理由によって成立していた。
かれがかつて戦って敗れたことがないということであり

パクリ側(島津奔る:池宮彰一郎) パクラレ側(関ヶ原:司馬遼太郎)
下巻 P.148-149

軍議が始まろうとする時知らせが入った。合渡川の敗報である。
誤報だろう」
三成は、この期に及んでも強情だった
自説を曲げない。おのれの脳裏に描いた戦略と戦況を固く信じ続けている。
下巻 P.153

軍議が、はじまった。
いや、はじまろうとした。そのとき、北方の合渡川渡河点での敗報が軍議の席上にもたらされた
三成は、顔色を変えた。
誤報ではないな」
なお、念を押した。この期におよんでも三成の自信はゆるがず、敗報が信ぜられないのである。
下巻 P.265-266

正則は銀の芭蕉葉の馬印をうち振り、
死ねや、死ね死ね!」
と、絶叫し、臆する自軍の兵を斬ったりした。遂には退く自軍の不甲斐なさに堪えかね、
返せーッ!」
と、馬印を持筒頭に抛り渡し、自ら槍をとって突撃しようとした。だが前軍は四散し、中軍は崩れ、後軍が退くのは留め処がない。
その時、加藤嘉明勢三千と、筒井定次勢二千八百五十が横合いから宇喜多勢を突かなければ、福島勢は壊滅したであろう
下巻 P.286-287

正則は自軍の腑甲斐なさに激怒した。馬にとびのり乱軍のなかに駆け入り駆けまわり、銀の芭蕉葉の馬印を振りかざしつつ、
死ねやっ、死ねやっ
叫びつつ崩れを立ちなおらせようとしたが、いったん退き色の出た味方の足はとまらない。
(中略)
返せーっ
と正則はついには馬印を持筒頭に投げわたし、みずから槍をとって敵にむかおうとさえした。
(中略)
このとき、東軍の加藤嘉明隊、筒井定次隊が宇喜多隊を横撃しなかったならば福島隊は壊滅していたであろう

 ・池宮彰一郎作品と司馬遼太郎作品の類似について http://kuroneko-y.hp.infoseek.co.jp/ikemiya.html
より引用

他、参考


531 :1/3:2010/06/08(火) 23:13:32 ID:6itmdEHZ
今回のケースを相対的に判断したい方の参考にでも。

哀川譲 「俺と彼女が魔王と勇者で生徒会長」
版元対応:絶版回収 指摘から謝罪まで二週間以内(電撃文庫)
本人意識:参考したという作品に対し「早く終わらないかな」と発言したという証言
謝罪内容:編集部の文中に「類似」「参考」 著者の謝罪文では「このような事態」が何なのか説明なし


池宮彰一郎 「遁げろ家康」「島津奔る」
版元対応:絶版回収(新潮社)
本人意識:その他の著書においても類似を指摘されている 「歴史小説は、類型で書いてはならない」
謝罪内容:「資料と先輩作家たちが書かれた作品が混ざってしまった」

中村克 「最後のパレード」
版元対応:絶版回収 指摘から対応まで二ヶ月以上 版元謝罪後の重版疑惑(サンクチュアリ出版)
本人意識:「読売新聞社の前で焼身自殺したい」(盗作疑惑第一報は読売新聞)
謝罪内容:半年以上も謝罪文をのせず、また全ての関係者への謝罪もなされていない

末次由紀 1995~2005年までの著作
版元対応:国内分絶版回収 断筆の打診を蹴った 最初の指摘から終結まで約六年 (講談社)
本人意識:「絵が似てることなんてたいした問題じゃないように感じました」(発覚後、自作自演疑惑発言)
謝罪内容:講談社広報が「盗用」と認め、本人も謝罪

田口ランディ 「モザイク」「アンテナ」
版元対応:絶版後に改訂版 発覚から謝罪まで約一年 「参考文献の範囲」との見解(幻冬舎)
本人意識:「私が予想もしなかったほど、非常に厳しい法律だった」 その他の著作でも類似指摘あり
謝罪内容:非常に分かりづらい内容の文章 「無断使用」

立松和平 「光の雨」
版元対応:連載休止(集英社) その後、新潮社から改訂したものを出版
本人意識:その他の作品でも類似を指摘され「引用の範囲を越えている」と絶版に 他社から改訂版がでている
謝罪内容:「安易な形で引用してしまった」

唐沢俊一 「新・UFO入門」
版元対応:絶版回収 指摘から謝罪まで約二ヶ月 ブログ主に法的措置を示唆(幻冬舎)
本人意識:氏の数々の盗作疑惑を検証した本が数冊でている
謝罪内容:「引用ミス」「無断引用」

葵 ゆう 「ユヴェール学園諜報科」
版元対応:出荷停止、絶版、回収。指摘から謝罪まで約1週間だが、出版当時から疑惑がもたれていた模様
本人意識:「及んでしまった自分の短慮を、今では深く反省しております。」
謝罪内容:角川ビーンズ文庫編集部が謝罪文をアナウンス、本人は作家活動白紙宣言










最終更新:2010年07月05日 14:41
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