■砲撃魔法
魔力をダイレクトに放出するシンプルな魔法。
射撃魔法とは異なり、追加効果や発射形態にバリエーションをつけるより威力と射程の増加が求められるため、追加効果なしの直射型がほとんどである。
しかし、優れた砲撃魔導師であれば誘導変化や追加効果付与も可能。
当たれば一撃必殺の威力を持つが、発射前後の隙も大きいため、使いどころが難しい。
高町なのははこの種の魔法を得意とするため、砲撃魔導師と呼ばれている。
■砲撃魔法@ベルカ式
デバイス(武器)に魔力を付与し、一対一の接近戦を旨とするベルカ式において、対極とも言えるのが砲撃・広域攻撃の魔法である。
実際に本編中でこのカテゴリに分類される魔法を行使したのは、闇の書及びその主である八神はやてのみである。
・集束型
術者自らの魔力のみならず、周囲に散らばった魔力を集めて放つ魔法。
周辺魔力の量によっては術者自身の魔力の残量がわずかでも(トリガーを引くための最小限の魔力は必要だが)強力な砲撃を放つことが可能。
自分で出した発射体を戻したり集めたりするのは少し練度の高い魔導師なら誰でも可能だが、「使用を終えて空中に拡散した魔力をもう一度実使用レベルで集める」のはSクラス以上の技術とされている。
なのはは、意識的に魔力を集束しやすい形にしてばら撒き、戦闘中に魔力をあらかじめ限定された空間に効率よく圧縮しておく事で回収・再圧縮を容易にし、スターライトブレイカーを発射した。
・直射型
ここでは術者自身の魔力で行う砲撃魔法を指す。
砲撃魔法のほとんどはここに分類される。
・誘導制御型
ここでは軌道制御の可能な砲撃魔法を指す。
■広域攻撃魔法
砲撃魔法が、どちらかといえば単体の目標に対しての魔法であるのに対し、こちらは最初から複数目標を対象として放たれ、効果範囲全てを攻撃する魔法を指す。
なお、砲撃魔法でも、結果的にその大威力によって複数の目標に効果を及ぼすものもあるが、それはこちらには含めないものとする。
■広域攻撃魔法@ベルカ式
広範囲に威力を発生させる攻撃の総称。
遮蔽物に遮られることなく、射程内の空間を効果で満たす性能を持っているのが、優れた広域攻撃と呼ばれ、射程内の空間をあたかも空気や水のようにその効果で満たす運用を得意とする。
ベルカ式では、その特性上、砲撃魔法と並んで使い手は少ないと思われる。八神はやて(及びリインフォース)が得意とする種類の魔法である。
■射撃魔法
中~近距離で使用される、様々な属性を付与した魔力弾を放つ魔法。
単発での威力は砲撃魔法や範囲攻撃魔法には劣るが、少量の魔力を圧縮し加速させる事で威力を上げやすく、同時複数射撃、誘導による曲射、連射といったバリエーションが取れる。
■射撃魔法@ベルカ式
ベルカ式魔法は接近戦に特化し、特に接触した物体に魔力を付与する事を基本としている反面、魔力を体や物体から離す事、単独で飛ばす事などをほとんど想定していない。
ゆえに遠隔攻撃は必然的に投擲や有線武器、実体を伴う射撃武器の延長上になる。
ヴォルケンリッターの遠距離攻撃は全てアームドデバイスを使用している。
ミッドチルダ式と比較すると、速度と射程は劣り破壊力は優れる。
・誘導制御型
射撃型の中でも、機動や追尾能力にリソースを振った魔法。
発射後に弾の方向をある程度誘導でき、熟練すると多数の誘導弾を異なる軌道で放つことが可能となる。
単独で戦闘する術者には必須とも言える。
・直射型
スピードと貫通力・命中時威力にリソースを振った射撃魔法。
誘導はできないが、非常に高速。その速度のため、回避は至難。
ただし、一部の魔法は容易に回避が可能な模様(小説版のフォトンランサーなど)
・物質加速型
魔力を直接弾として発射するのではなく、別の物質に対して働かせて加速させ、目標に向けて発射する射撃魔法。この種はStrikerSで初登場となる。
■遠隔発生
不明
■近接魔法
中~遠距離での魔法の撃ち合いがメインとなるミッドチルダ式魔法ではあるが、接近戦(近接戦・格闘戦)用の魔法も存在している。
近距離戦に特化したベルカ式と比較すると、量質ともに劣るのはやむを得ないところか。
ただし、フェイトの一部の魔法はベルカ式「カートリッジシステム」を利用しているのと、フェイトが近接~射撃戦を得意にしているので、それなりのものがある。
・打撃/斬撃
ここでは、手足、もしくは何らかの武器に魔力を付与しての攻撃をさす。
魔力で作り出した武器での攻撃は、次項の魔力斬撃を参照。
・魔力斬撃
魔力刃を発生する魔法。ミッドチルダ式では使用者は少なく、本編でもフェイト・テスタロッサが使用しているのみである。
■魔力付与攻撃@ベルカ式
ベルカ式魔法の真骨頂ともいえる、直接打撃で相手を倒すための魔法。
武器であるデバイスや肉体などに自らの魔法を付与して攻撃する。 ベルカ式騎士の基本攻撃であり奥義。
■幻術魔法
主に、ティアナ・ランスターが使用する。
機械のオートスフィアやガジェットドローンにも効果があるだけでなく、対策を施せば戦闘機人の眼を騙すことも可能(ただし、再び解析されれば無効となる)。
この事から、生物・非生物を問わず、また、神経やセンサーに関係なく効果があるのか、あるいは光学的・物理的な効果が発生しているのではないかと考えられる。
「珍しい!渋い!」とギンガが口にしている(StrikerS漫画版Episode6)ので、使い手は少ないと思われる。
本編12話で物理衝撃に弱い旨をティアナが述べていたが、「私のシルエットは」との言葉があったため、物理的な衝撃への対応ができるものもあるようだ。
■防御魔法
基本的に、魔導師は身に強固なバリア(ここで言うバリアとは、後述するバリアタイプの防御魔法ではなく、防護服及びそれに付随する防御フィールドを指す)を常に纏っており、多少の打撃を受けても、術者にはそれほどのダメージはない。
このため、攻撃魔法にはバリアを破壊、もしくは貫通する能力が必要となり、こうしたバリアを抜けてくるような魔法のために、防御用の魔法もまた必要となった。
つまるところ、「魔法少女リリカルなのは」世界の防御魔法とは、対魔法防御魔法と言える。
比較的万能に見える防御魔法だが、意外にも温度変化魔法は通常のバリア・シールドタイプでは防ぐことができず、フィールドタイプの防御にのみ頼ることとなる。
また、生成した防御魔法を完全に破壊されるのは、術者にとっては大きな魔力消費となる。
・フィールドタイプ
防護服及びそれに付随する防御フィールドを総称して、フィールドタイプの防御魔法と呼ぶ。
防護服とは、魔導師が戦闘時に纏う、魔力で構成された衣服。ミッドチルダ式の場合は特にバリアジャケットと呼ぶ。
衣服だけではなく、衣服に覆われていない部分やデバイス本体も防御フィールドを生成して身を守ったり、空気抵抗を無効化している。
魔力で出来ているので、発動中(身に付けている間)は常に術者の魔力を消費し続ける。 このため、基本的には必要な時のみにしか装備しない。
また、その消費魔力量には差があり、防御力に比例していると考えられる。
相手の攻撃のみならず、自らの使用した魔力の逆流、暴発という危険性からも身を守るために、戦闘時だけではなく大規模な魔法の行使の時に着用することもある。
防護服着用時に、それまで着ていた服がどうなっているのかについては、全く触れられていないので不明だが、1期第8話で防護服を解除して元の学校の制服姿に戻るシーンがあるため、少なくとも変身シーンの描写の通りに破れて消滅している、というわけではないようだ。
・バリアタイプ
一定範囲に対して張る防御魔法。 防御範囲はかなり広く、魔法によっては上下左右前後の全方位に対する防御をするものすらあるが、その分防御力そのものはシールドタイプの防御魔法よりは低い。
一点集中させることでシールドタイプの様に運用することも可能だが、高い技術が要求される。
どちらかといえば、杖による自動防御として使われる場合が多い。
・シールドタイプ
術者による能動的な防御で使われる。範囲は狭いがその分強固な防御を誇るのが特徴。
多面体を形成することでバリアタイプと同様の運用が可能だが、高い技術が要求される。
■捕獲系魔法
目標を捉える魔法。
バインドブレイク等のバインド破壊魔法によって破られることもあるが、とくにアクショントリガー(魔導師の身振りによって魔法を起動させること)が使えなくなるため、大規模な魔法が行使されるのを防ぐことが出来る。
また、高速機動戦となることの多い魔導師同士の戦闘で、それなりの間、相手の動きを完全に止めることは勝利に直結するため、補助魔法の中でも比較的使用される魔法といえる。
・バインドタイプ
目標の動きを止める魔法のうち、空間に固定するものを指す。魔力による縄、鎖、輪、等によって対象の動きを封じる。
一定空間に対して仕掛け、その範囲に入ったものに対して発動する設置型と、直接目標に対して仕掛けるものがある。
なお、バレルショットやサンダーレイジのように攻撃魔法の中にもバインドの効果を併せ持つものがある。
呼称はA'sDVD1巻ブックレットから。
・ケージタイプ
物理的・魔力的な阻害により、通り抜ける事の出来ない「檻」を形成して対象の行動を阻害する魔法。
バインド系より発動の時間や使用魔力量が大きいため高速戦闘には向かず、地形を利用した使用法の他、応用としてバインド系で捕獲した対象を更に頑強に捕獲・拘束する用途で使用される。
ケージ系(タイプ)の記載の初出はメガミマガジン2006年4月号設定資料集。 資料集によると表記は「ケイジ」ではなく、「ケージ」である。
■結界魔法
空間の一部を切り取り、特殊な性質を付与する魔法の総称。
ユーノ・スクライアはこの種の魔法を得意とするため、結界魔導師と呼ばれている。
なお、ディストーションシールドは結界魔法でもあるが、メガミマガジン2006年3月号設定資料で儀式魔法に分類されている。
・サークルタイプ
魔法陣の内部に効果があるもの。
・エリアタイプ
サークルタイプよりも上位の魔法。 ユーノはここで挙げている他にも、訓練用の結界を作成することが多い。
■補助魔法
文字通り、直接の戦闘ではなく、その補助となる魔法。 数が多く状況ごとに使い分けが必要で、極めるには膨大な学習が必要となる。
・インクリースタイプ
対象に効果を付与する魔法。
補助魔法のうち、対象の何らかの能力を上げるものがこれに分類される。
キャロ・ル・ルシエが得意とする種類の魔法。なお、キャロはツインブーストとして、2つの別種類のブースト魔法を同時に行使出来る(第5話)。
・デクラインタイプ
対象の効果を減少させる魔法。
■移動魔法
基本的には、普通の移動以外の魔法による飛行、瞬間移動といったもの。
■儀式魔法
儀式魔法に分類されている魔法が極めて少ないので、どのような魔法をもって儀式魔法とするのかは不明。
漫画版Report2では、フェイトとアルフが天候操作、長距離転送、フィールド形成などの4種類の儀式魔法を実践しているが、サンダーフォール以外の描写は無く、詳細は不明。
最終更新:2010年02月03日 06:24