『密室蒐集家』読書会ネタバレまとめ1

現在作成途中です。URL展開まで終了。並べ替えはまだしてありません。 (@youmoutei)


対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。


air_doku 「私は読書会蒐集家といいます」
air_doku それでは予定の時刻になりましたので、第26回エアミス研読書会(大山誠一郎『密室蒐集家』)を始めたいと思います。参加者の皆様は、実施要領( http://t.co/AzLjSYMouH )に気をつけて、遠慮なく積極的な発言をお願いします。 #air_mys_ken
longfish801 よろしくお願いしま~す。
meter_k_second よろしくお願いします。
hamu16 よろしくお願いします。
mametarou77 お願いいたします
hamamatufcdiary こんばんは。はじめましての方は、はじめまして、よろしくお願いします。
ha74_10rou  皆さん、どうぞよろしくお願いします。『密室蒐集家』で好きな作品の順番は、以下の通りです。『理由ありの密室』>『少年と少女の密室』=『佳也子の屋根に雪ふりつむ』>『柳の園』>『死者はなぜ落ちる』
tack0023 longfish801 youmoutei 参加します(^O^) 宜しくお願いします。
longfish801 今思うと、表紙はヒントやったのかね……。
mikio_at_ikarum ぎょえー。読書会はじまってしまったー。家族よはよ帰ってこい(お迎えたのまれてる)
matida_ikkennya ただいま電車の中なので参加が遅くなると思います。何時まで行う予定でしょうか?
meter_k_second longfish801 言われてみれば懐中時計……。
hamamatufcdiary  はじめまして。噺十郎さんは、どうしてその順位で、お好きなのですか?
tack0023 ストーリーが好きなのは『理由ありの密室』と『柳の園』、ミステリとして好きなのは『佳也子の屋根に雪ふりつむ』でした。
hamamatufcdiary  町田一軒家さん。こんばんは。予定では終了は、たしか23時ですよね。私は終わりまで隅っこにいるつもりですが。
tack0023 matida_ikkennya 23時頃までとありましたが、盛り上がり次第では延びるかもです。
longfish801 とりあえず「柳の園」から。ぜんぜんわかりませんでした。密室の謎と「なぜ腕時計を持ち去ったのか」のふたつの謎があって、後者の謎が捉え方を変えて手がかりとみなすことで、密室の謎が解けるのがスマート。
longfish801 ちょっと気になってたんですが、別に『Xの悲劇』(千鶴が置き忘れた本)との関連って無かったですよね?
hamamatufcdiary みなさん、「理由ありの密室」がお好きなのですね。ふーん。私は、密室蒐集家に憧れる女性というのは、いまいちピンとこないので、「理由あり~」は、そこがひっかかるかな。
tack0023 longfish801 表紙がヒントだった……やられると地味に悔しいです(笑)
ha74_10rou  hamamatufcdiary 上位三つの順番は、好みの問題なんですが、『柳の園』と『死者はなぜ落ちる』はミステリ的にあまり好きではないのです。前者は、あの証拠の提示が微妙です。後者は、無理矢理成立させている感があるからです
mametarou77 #air_mys_ken とりあえず何を語ればいいのかわかんないので、好きな短編は、「佳也子の屋根に雪ふりつむ」と「少年と少女の密室」ですなー
youmoutei え~、開始とともにいきなりPCが不調になったので、申し訳ないですが皆様しばらく適宜よろしくお願いします。あと、まとめはこちら→ http://t.co/5TJhoUin5o
hamamatufcdiary 悪口ではないけれども、短編での本格パズルというスタイルを実現するために、どの作品にも、どうしてもいくらかのムリヤリ感がありますよね。
longfish801 好きな順番……ベストは「佳也子の屋根に雪ふりつむ」かしらん。あの置き去り感が。
tack0023 『柳の園』での女学生が『理由ありの密室』での……だったわけで(URL短縮が使えないので伏字)
ha74_10rou  短編でパズラーをするのは難しいと、坂口安吾も言っていますからね。
matida_ikkennya 了解しました。おそらく9時半過ぎに参加できると思います。それまではTL追うことにします。
meter_k_second 『柳の園』は物証に無理があるように思うのですよね。左胸の弾痕は2発を1発分に誤魔化さないとならない のですが、物理的に可能なのでしょうか。 最初の弾痕に押し付けて撃った ? ポケットの中に銃身を突っ込んで撃った ?
hamamatufcdiary そうそう、私、この本を読んでて、アニメのUN-GOの第二期を作るなら、これを原作にすればいいんじゃない、と思いました。 ティストが似てる気がする。
mametarou77 連作短編集として考えると、特に何の仕掛けもなかったのが非常に残念でした。 千鶴さん再登場で偽密室蒐集家を暴く みたいな展開を期待してましたが #air_mys_ken
sinlessbow 遅れましたが、はじめましてこんばんは。よろしくお願いします。
tack0023 短編パズラーという形式で、私は安楽椅子探偵物に含まれるんじゃないかなと思ったんですが。現場は見てないし。そういう意味で某本屋大賞作品に似てるなーと思いました。
meter_k_second longfish801 防音工事をした音楽室だから扉を閉めれば音が漏れない……という設定だったような。
hamamatufcdiary 「柳の園」ですが、あの件は私もいろいろ考えましたけれど、結局、最初のは、表紙のモノどまりで、本体には届かなかったのかな、と。そうすれば、二回目、一回で決めたことになりますよね。
longfish801 うーん、記述が見つからないけど、音楽室だから防音がしっかりしてたのかしらん。でも外からピアノの音が聞こえたんだよな……。
ha74_10rou  「死者はなぜ落ちる」は髪のこともありますけど、それ以前に犯人の行動が納得できないんです。何故犯人は、下の死体を放置したまま、上の住人の死体を川に捨てなかったのか これが納得できないんです。あんなことしない方が、容疑を免れたと思います。
longfish801 meter_k_second あ、やっぱり防音だからですか。そういえば工事をしたって記述はどこかにありましたね~。
73hifuto 参加します。よろしくお願いします
tack0023 「死者はなぜ落ちる」 頭から落ちたら髪は真下に全部垂れ下がると思うんですが……。それとも慣性で顔に絡み付く?
longfish801 読書会が開始して三十分が経とうとしているのに、今日は一度も冗談を言っていない。風邪をひいているせいだろうか(うつろな目)。
tack0023 一時離脱します。
mametarou77 tack0023 https://t.co/c262WA4uz9 (「女子 飛び込み」画像検索)を見る限り、 #air_mys_ken
_asukateru 遅くなりました。初めてですが、宜しくお願いします。
hamamatufcdiary 頭から下に落ちたとして、転落死ならば、宙にいる間は意識があった可能性があるので、首の角度によっては髪は顔にからみつくでしょうし、それに、髪や顔が多少で濡れていれば、また話は違いますよね。現場の風も関係するし、かならずしも、髪がすべて逆立つとはいえないと思います
ama_zora 遅くなりましたが参加させていただきます。『密室蒐集家』のなかで「柳の園」「理由ありの密室」「佳也子の屋根に雪ふりつむ」がとても好きです。今日はよろしくお願い致します。
_asukateru 頭打ったら、出血しないんですかね…
mametarou77 あの短編、昔の恋人が 時刻確認 しただけでアウト!になるのがどうにも。 それでもああしなきゃならない、みたいな犯人の葛藤なんかが全部すっ飛ばされてるので偶然に頼り過ぎって印象だけが残ってしまった #air_mys_ken
utsuken よろしくお願いします。 「柳の園」はやはり弾痕の問題が気になりました。「理由ありの密室」が一番楽しめました。
73hifuto 個人的には密室蒐集家の推理はまずトリックの解明ありきで、その後に物証を無理やり当てはめているのかな、と脳内補完しています^^; 説明の際は相手を納得させやすいように物証の提示を優先させている、と
longfish801 「少年と少女の密室」は物語的に好きなのだけど……あのでだしの文章はいかがなものかと思った。 男女どちらでもありえる名前をふたつ並べて 書いちゃダメじゃん!
hamamatufcdiary  (小説の)長さのせいもあると思いますが、事件の状況描写、説明等がいろいろ舌たらずで、ご都合主義を感じるとろこも多々ありますよね。でも、毎回、最後に密室蒐集家が事件を解決することで、作品全体が幻想的な感じになって、細かい傷がそれほど気にならなくなる感じです。
meter_k_second 『死者はなぜ落ちる』の動機は 水漏れの直後にホステスの部屋へ文句を言いに行った のを目撃されたのでは?と犯人が不安になったから……ということで良いのでしょうか。
longfish801 ま、そこに気付いていても解けなかったけどね!(さっぱりした顔)
mametarou77 meter_k_second そう書かれてましたね、向かいの住人がry
_asukateru 何についてのツイートか分かりずらいですね…『死者はなぜ落ちる』です。先に落下して死んだ人 が出血していたら、それを調べて 死体のすり替え が判明したと思うんですよ。
hamu16 「死者は~」は 死体がうつぶせでシンイチが松下の顔を見ていないとあるけど 、一方で 落下のとき間近で落ちていく松下の顔を見てはいる のが、一瞬で判らなかったということなのかもしれないけど、少し気になりました。
ha74_10rou  個人的にはあれはわざとわかりやすく書いているのだと思います。主トリックをそちらと見せかけて、だます為に。 RTlongfish8011あのでだしの文章はいかがなものかと思った。 男女どちらでもありえる名前をふたつ並べて 書いちゃダメじゃん!
hamamatufcdiary 行なった犯行自体から考えても、「死者はなぜ落ちる」の犯人はかなり特殊な感性の持ち主だと思うので、動機も理解できないけど、この人ならそうかもね、みたいに納得しちゃいます。医者と結婚しても、普通に幸せになれたとは思えないなぁ。
mametarou77 hamu16 後の展開も含めて、酔っ払っていて認識力が低下 だと読み取っていました
utsuken 「少年と少女の密室」の出だしを読んでもピンとこなかった人間でした…
ama_zora 「死者はなぜ落ちる」の犯行動機はあーわかるわかる殺したくなるよねとw
hamu16 mametarou77 犯人にとって希望的観測ですが、それだけ甘く見積もっていた、ということなのかもしれなんね。
_asukateru 自分もあの話が一番好きです。RT longfish801「少年と少女の密室」は物語的に好きなのだけど……あのでだしの文章はいかがなものかと思った。 男女どちらでもありえる名前をふたつ並べて 書いちゃダメじゃん!
73hifuto 衝動的な動機ですしね>『死者は~』 自分も同じ立場に立ったらやらないとは断言できないw
longfish801 なんだか、ha74_10rouさんのおっしゃるとおり、死体の入れ替え なんてしないのがいちばんよかった気がしてきました。そうすれば 麻美は松下に殺され、そのあと松下はトラップで死んだ 、とみなされ落着したんじゃ……。
youmoutei PCがまったく不調であきまへん。とりあえず20:44くらいまでのツイートはまとめたので、また再起動しますorz
ha74_10rou  「死者はなぜ落ちる」 まあ、一瞬しか見ていなくて、さらに保障されているいる訳ですから、記憶が改ざんされてもおかしくはないでしょうね。
hamamatufcdiary 「死者は~」もそうだけど、この短編集の犯人は、(犯人にとって)結果としてみれば不幸な偶然が重なってしまったために、殺人を犯してしまった人が多い気がします。
tack0023 『少年と少女の密室』で鍵になる 性別誤認トリック はやはり日本語独特の物?後可能性としては中国語を読めない日本人が字面だけで中国人の名前を見た時位かなと。
tack0023 hamamatufcdiary 『柳の園』もあそこで出くわしていなかったら……。
hamu16 longfish801 えーと、松下の死体が落ちたのが先 であり、そのあとに アサミの死体を入れ替える計画を考えたので 、死体の状況がおかしいことになりそうな気がします。
ha74_10rou  殺人を犯した後に、ぱっとトリックが思いつくなら、誰も苦労しないですよ。逆に言えば、計画殺人と言えるレベルで隙間を詰めていないから、微妙なんですよね。
73hifuto 今回の密室って予め計画されていたものってないですよね。どれも偶然できたものか犯行直後に咄嗟の思いつきで仕立て上げたものですし
mikio_at_ikarum こんばんは。遅くなりましたがこれから参加いたします。好きなタイトルは『少年と少女の密室』、それに『理由ありの密室』です。よろしくお願いします
tack0023 先ほどの『少年と少女の密室』についてのツイートの訂正。正確には 名前による性別誤認トリック です。
hamamatufcdiary  ふとしたきっかけで人を殺してしまった、(犯)人が、なんとか罪を隠そうと、あがく姿を描写した物語集。そんなふうに考えるとますます救いのない本に感じてしまいますね。
73hifuto まあ密室ものの傑作って「偶然そうなった」という作品が多いし、その点は特に気になりませんでしたね。ただ『佳也子の~』は幾らなんでも1万回に1回の偶然が重なり過ぎて微妙でしたが^^;
mametarou77 73hifuto 基本偶然ですね、「少年と~」の衆人環視も犯人は知らなかったはずですし #air_mys_ken
_asukateru 自分は『少年と少女の密室』の犯人許せないです。 隣の空き家を取引場所にする なら 家から見られるかどうか 事前に確認しておけば、二人は死なずに済んだのに…
meter_k_second 警察の誤捜査で必要以上に話が複雑になっているという気もします。
tack0023 73hifuto 確かにそうですね。心理的な物3つ 偽物1つ 意志に反した物1つ 全て偶発という
ha74_10rou  ミステリ的には、偶然に思えたものが、実は必然だったという方が燃えるのですが、
hamamatufcdiary  でも、計画的につくられた密室の方が、犯人の思考をたどって解決しやすくないですか? 偶発的な、計算しにくい要素がないので、常人でも解きやすいというか。
longfish801 あと、もっとも効果的な視点人物を選んでいるのが。その意味で「死者はなぜ落ちる」のでだしはうまい。
_asukateru でも、犯人の皆さん咄嗟の犯行の割には閃きが凄いですよね。警察側に密室収集家が現れるなら、犯人には密室殺人の神が降りているのかも。
73hifuto hamamatufcdiary 偶然だからこそ難解なものばかりになった、というのはあるでしょうね。読者はどうしてもまず犯人の意図から思考を進めてしまうでしょうし
hamu16 longfish801 その場合、流れとしては 犯人は、松下の死体の代わりにあさみの死体を川に入れたとして、松下があさみの隠ぺい後、事故死 したということになりますね。すると、 すでに鍵を所持している人間はこの世にいないのに、チェーンロックまでかけた ことが気になるかもしれません。
hamamatufcdiary  密室でも普通の密室じゃ、密室蒐集家はでてこない気もするのです。それこそ、万分の一の偶然が重なりあったような珍奇な密室だからこそ蒐集しにくる価値があるというか。だいたい、あの人? 善悪のものさしがない感じがしますよね。
hamu16 最も効果的な視点人物である一方、都合のよい登場人物に過ぎる、とも。
longfish801 読み落としてるかもしれませんが「理由ありの密室」はこのアクシデントがなければ無策だったわけですよね。p.211末尾には“殺人の決意”とあるけど、恐喝のネタさえ取り返せれば殺すつもりはなく、だから他にアリバイ工作など用意していなかったのかも。
73hifuto _asukateru 実は密室蒐集家の宿敵、“密室創造家”が存在するのです!(何処の〇獄の〇儡師だ)
meter_k_second 密室蒐集家の人物像が大山誠一郎本人にかぶってしまうのです。
tack0023 偶発性の密室は、意図的な物より犯人との関連性を説明しやすいというのがその良さかと思います。
longfish801 とすると、別にあの密室にした理由って別に要らなかったのでは……わざわざ唯一解になるようにする必要もないような……いきなり土壇場であれだけのことを思いついて、犯人は頭が良いのか悪いのかわからない(笑)。
ha74_10rou  このロックの点が手がかりとなって、事件が解決されるんですよ(多分) RThamu16 すでに鍵を所持している人間はこの世にいないのに、チェーンロックまでかけた … ことが
hamu16 自分がこの短編集で面白いと思ったのは読者にとっての推理のスタート地点です。アクロバットがあって。「柳の園」で 腕の日焼けのあと&出勤途中の市電が一分遅れた=時計を持っていた で確定してるところを、あの物証のためにひっくり返すところが良かったです。無理ゲーですがw
longfish801 そうですね、そこは微妙に不自然になるか。万一人に見られないようにしたなら、チェーンではなく内側から鍵をかけたほうがいいですもんね。 RT hamu16 その場合、流れとしては 犯人は、松下の死体の代わりにあさみの死体を川に入れたとして、松下があさみの隠ぺい後、事故死 したということになりますね。すると、
youmoutei ようやくPCがある程度復調しましたが、話を追いきれないのでとりあえずまとめに専念します。
tack0023 先ほどの補足。意図的に作った密室の場合、密室をどうやって作ったかが解っただけでは犯人はわからないというのもある。
73hifuto 『理由ありの密室』は、 外から帰ってきて鍵をポケットに入れっぱなしにしていた 可能性はないのかなあ、と。自分なんかしょっちゅうやっちゃうんですがw
utsuken 密室を意図的に作った理由に対する「八つも?」の反応には同意しちゃいました。さすが密室蒐集家という。
_asukateru カッコ内の元ネタは分かりませんが[m(_ _)m]、密室収集家自体もあんなのですから、それはあるかも…。或いは、ホームズでも噂される同○○○…‼ RT 73hifuto 実は密室蒐集家の宿敵、“密室創造家”が存在するのです!
ama_zora 「理由ありの密室」を読み終わってやはり ダイイング・メッセージ はよいなあとしみじみ。最後に少しだけ少しだけ脱力させてしまう感じが。よく咄嗟に考えついたなあと。
tack0023 万●鑑●士の宿敵の万能贋作士みたいな…… RT 73hifuto _asukateru 実は密室蒐集家の宿敵、“密室創造家”が存在するのです!(何処の〇獄の〇儡師だ)
youmoutei そこは私も考えてたんですが、 アリバイの関係であの人物しか犯人たり得ない ということになるかと。 RT 73hifuto『理由ありの密室』は、外から帰ってきて鍵をポケットに入れっぱなしにしていた 可能性はないのかなあ、と。自分なんかしょっちゅうやっちゃうんですがw
73hifuto _asukateru 元ネタは『金田一少年の事件簿』に出てくる「地獄の傀儡師」です。昔好きな漫画だったものでw
longfish801 考えてみると、密室蒐集家は謎が解けると消えるなら、なにか重要な証言をあえて黙っておけばずっといてくれるのでは……。
73hifuto utsuken あそこはさながら“現代版密室講義”といった感じで興奮しました。全体的に作者氏の密室愛に溢れた密室分析が随所に見られて楽しかったです
matida_ikkennya 遅くなりました。改めて宜しくお願い致します。密室蒐集家の中では「理由ありの密室」「死者はなぜ落ちる」が好きです。
mametarou77 utsuken 最初の方でも触れましたが9つ目に 密室蒐集家の登場する理由を作り偽の真相に導く を入れて欲しかったw #air_mys_ken
mametarou77 longfish801 wwww #air_mys_ken
_asukateru 73hifuto 金田一少年でしたか…かじる位にしか読んだ事が無いので…
sinlessbow 『佳也子の屋根に~』では、被害者が 自分の犯行を隠すために日付を間違えさせるように細工をしました が、 真冬に外で1晩過ごせる のでしょうか。
hamu16 「理由ありの密室」がやはり飛び抜けて一番好きです。他だと、解くには厳しいアクロバティックな推理かつ読者を騙すための構造(これはこれで面白い)があるけど、この作品は 密室にするための別解つぶしのおかしな点 からの推理は考えても良かったと思えました。
ama_zora ぜひとも千鶴女史に教えてあげたい。 RT longfish801: 考えてみると、密室蒐集家は謎が解けると消えるなら、なにか重要な証言をあえて黙っておけばずっといてくれるのでは……。
matida_ikkennya utsuken 確かにここまで分けたな、と思うぐらいの分類方法だと思います。できるなら某作家のアリバイトリック短編集みたいに分類一つに短編一個みたいな書き方をしてほしかったです。
tack0023 密室分類の新説としていけそうだな〜と。和製密室講義……フェル博士でしたっけ?
hamu16 また、「理由あり~」では、そのあたりを飛ばして、 銭湯に行こうとしていた ことを思いつけば、そこでショートカットして、犯人特定ができる可能性もあって、そのあたりが親切……かも。
73hifuto youmoutei でも犯行時刻の推定は 被害者が今にも外に出ようとしている所に犯人が現れた ということを前提にしていますよね。外から帰ってきて鍵をポケットに入れっぱなしにしていた ならそうとも限らなくなり容疑者全員にアリバイがないことになるのでは
longfish801 第九の理由があると千鶴に言われて驚きの表情を浮かべる密室蒐集家萌え。
73hifuto _asukateru 申し訳ありません、時々趣味に走ってしまう悪癖があるんです^^; 以後気を付けます
_asukateru 自分は、千鶴さんが密室収集家に出会う為に犯行に及ぶ事が、理由あり密室の理由かと、読み始めは思いました。RT mametarou77 最初の方でも触れましたが…
matida_ikkennya 正直「理由~」は密室作るよりも 腹をかっさばいて鍵を取り出してしまう 方が良かったと思ってしまうのですがww 怨恨であるという線は避けられない以上どうしてもそっちを考えてしまいます
hamu16 密室蒐集家自身はいくらでも密室から消えられるからぶっちゃけやろうと思ったら密室殺人しほうだいってとこが、なんとなく犯人と探偵の関係として好みです。
youmoutei 73hifuto むむ、そういわれればそうかも……。
ha74_10rou  実際のところ、どうしても密室を作らねばならない状況なんてそうはありませんから(本末転倒)。そこにどう説得力を持たせるかが、動機を作るかが勝負なんだと思います。
mikio_at_ikarum 密室蒐集家くらいになると最早ガッチガチの計画的密室には飽きていて 偶然により成立した密室だとか、何故密室をつくったのかについての奇想に興味が移っちゃってるのかなあw
matida_ikkennya 密室蒐集家に会いたいためという理由は、探偵に会いたいがために犯行を犯すのとそのまま重なりますね。
73hifuto 個人的には密室蒐集家が非実在的な存在である必要性はあまり感じませんでした。警視庁にコネのある密室マニアの探偵、くらいのキャラづけでよかったんじゃないかなあと。まあこの辺は趣味の問題ですが
hamamatufcdiary  密室蒐集家は、私のイメージでは、高橋葉介のマンガ、「夢幻紳士」の探偵、夢幻魔美夜氏です。怪奇編にでてくる魔美夜氏から、意地の悪さや女グセの悪さを外した感じでしょうか。
tack0023 『理由ありの密室』を読むまで密室蒐集家は襲名的なやつかと思ってました。もしくはパブリックドメイry(SP・Cかっ!
mikio_at_ikarum 理由ありの密室、被害者が(鍵を飲み込んだ ) 時点でその意味に気づいたなら、犯行を思いとどまるんじゃないかなあとも思ったり(被害者も恐喝者だし通報されないのでは)。実際は殺害後に気づいて、ああいう動きになったんじゃないかと妄想。
youmoutei 私も『アルファベット・パズラーズ』、『仮面幻双曲』、あと世評の高い「彼女がペイシェンスを殺すはずがない」を読みましたが、何というか、「どこまで許せるのか?」が問われる作風なのかなあと。
mikio_at_ikarum longfish801 そんなまさかのwwwww でもそれすごく読みたいです(迫真)
73hifuto 時代色はその時々の流行や新製品を登場させることで醸し出そうと苦心していたように思えます。『柳の園』の”バーナビー・ロスの「Xの悲劇」”や「魔棺殺人事件」はニヤニヤしたなあw正直あの2つで一気に作品世界に引き込まれました(我ながら単純すぎる・・・)
sinlessbow 『奇談蒐集家』を連想していたので、密室蒐集家はずっと同一人物だと思っていました。
mametarou77 どうやら私は許せないタイプの人間でございました
hamu16 そういえば「理由ありの密室」で、 車の鍵の動線 はどうなっているのかしら? 銭湯に行こうとして車を使おうとしていた らしいけど。
longfish801 超読みたいです。合作で書いてくれないかしら……ああ、でもこの二人が組んだら、完成までにいったい何年かかるやら(涙目)。RT mikio_at_ikarum そんなまさかのwwwww でもそれすごく読みたいです(迫真)
hamamatufcdiary  作者自身、自分の作品をよくもわるくも浮世離れした探偵小説趣味の産物と理解しているので、あえて探偵役の密室蒐集家は、ああいう非現実的なキャラクターにしているのだと思います。真剣にやってはいるけど、これはお遊びだとちゃんとわかっているよ、みたいな。
tack0023 じゃあKAPPA-ONE勢に近いかなーと。
ha74_10rou  ほかの作品は読んだことがないなあ。
73hifuto どのトリックも斬新な発想というよりは「既存のトリックにさらに1アイディア加味して新しいものに作り替える」という趣向のトリックだったように思えます。職人肌な感じが好感持てました。
hamamatufcdiary  新・本格推理出身者も大変そうだけど(失礼)KAPPA-ONE勢は、もっと大変だと思います(ごめんなさい)
ha74_10rou  許す、許さない以前に、この作品の立ち位置が微妙なんですよね。パズラーとしては若干アンフェアだったり、非合理だったりして。
tack0023 大山さんのデビュー年が良く分からないんですが、デビュー作は何ですか?
_asukateru 自分もトリックロジックでしか他の作品読んでませんね…。 しかも、2つ目の解決をまだしていない…
meter_k_second e-Novelsでの『彼女がペイシェンスを殺すはずがない』でしたっけ。 RT tack0023 大山さんのデビュー年が良く分からないんですが、デビュー作は何ですか?
youmoutei 「どこまで許せるのか?」というのは、物語性の希薄さもありますし、「(本格)ミステリ特有のファンタジー」もありますし、「作者の都合」というのもあるかと思います。
longfish801 Wikipediaによると「彼女がペイシェンスを殺すはずがない」をe-NOVELSで公開したのが2002年だそうです。ただし、その前にいくつか訳書があります。RT tack0023 大山さんのデビュー年が良く分からないんですが、デビュー作は何ですか?
73hifuto hamu16 確かに・・・ 外出しようとして部屋の鍵をつかんだ としたら 同時に車の鍵もキーボックスから取り出す ってしないと不自然ですね・・・でもそうはなっていないわけだし・・・
tack0023 meter_k_second ありがとうございますm(__)m
youmoutei そういえばe-novels版の「彼女がペイシェンスを殺すはずがない」(問題篇)を発掘したり。こちらはまだ読んではいませんが。
_asukateru sinlessbow もう発売されてますよ。自分は先に2を買ってから、1の方を探したので…
matida_ikkennya 作者は、既存のトリックをトリックのままで終わらせず、伏線やミスディレクションに使う手法を「密室蒐集家」でやっているような印象を受けました。
73hifuto 寡作ぶりといい一編毎の評価の高さといい、さながら“現代版天城一”といったポジションでしょうか・・・天城氏の作品まだ一冊も読んでないのにこんなこと言うのも何ですが^^;
ha74_10rou  京大は伝統的に犯人あてを書くらしいですからね。在籍中に一作は必ず。(『花とゆめ』の綾辻行人インタビューより)  RTmeter_k_second 一般公開されていない作品だと、京大ミス研時代に犯人当てを書いているらしいですから。
meter_k_second 気になって検索してみたら、大山誠一郎作品の載った京大ミス研の犯人当て特集同人誌が通販されている。 http://t.co/QenXVHsRzp (外部リンク)
hamu16 73hifuto 作中に、 p169、玄関のサイドボードに「車のキーや自転車のキーが入っている」 とあるので、 犯人が車の鍵をサイドボードに戻した ということになるんですかね。
ha74_10rou 『砂密室』・・・このころから密室蒐集家は存在していた……!?
mikio_at_ikarum おお、トリロジをやられている方が……あんま覚えてないけど後編の中では傑作だった記憶が……
73hifuto hamu16 あ、きっとそれですね・・・考えてみれば犯人としては 被害者が出かけようとしていたこと を悟られちゃまずいですもんね
_asukateru やっぱり密室系の作品が多いんですか?
matida_ikkennya 密室蒐集家が2001年までしか存在が確認されていないのはやはり現代で密室をやろうとすると非常にハードルが高いんでしょうね。警察の捜査力はまだごまかしようがあると思うんですが、他に障害となる部分はあるんでしょうか?
youmoutei 例えば「柳の園」などは、“犯人当て”の一面と思われる、“作者がどういう解決を意図しているかを見抜く”ことが重視される点が、悪い形で出てしまっているようにも思います。トリックが実行可能か否かにかかわらず、作者が意図したものが正解、という。
hamamatufcdiary  ずいぶん以前に「蒼鴉城」を買って読んでて、大学のサークルの同人誌なのに、けっこうしっかり製本してあるのね、と感心した記憶があります。最近のは、知りませんが。
hisao_t 出遅れましたが、参加させてください。
sinlessbow _asukateru あ、すみません。Season2も含めてトリロジ1だと思ってました。誤解する言い方してました。
longfish801 『2013本格ミステリ・ベスト10』でのインタビューによると、まず「佳也子の屋根に~」をアンソロジーに寄せて“「佳也子」のトリックはものすごい偶然が働いた結果成り立つものなので、読者が許容してくれるかどうかがまず心配だったんです。(続く)
ama_zora 『密室蒐集家』のなかでどの場面が一番すきってやはり祖母と孫とのお風呂場面。
youmoutei matida_ikkennya 大山作品ではもともと、警察は著しく無能なことが多いので……。
longfish801 (承前)それで、超自然的に現れては消えるようなファンタジックな探偵が出てくる作品世界なら、少々偶然が過ぎても仕方がないと読者が思ってくれるのでは”(p.100)と思い、「少年と少女~」でトリックの性質上過去を舞台にし……と設定が追加されていったそうです。
hamu16 『密室蒐集家』は、「柳の園」と「少年と少女の密室」のそれぞれで ぬぐいとられた血液を検出する技術がない(「柳の園」)、テレビ放送が始まったばかり(「少年と少女~」) と、時代性を活かすと言えなくもないけど、せばめる方向にあるのは特徴的だと思います。
_asukateru トリロジってシーズン2で終わらないんですか‼
hamamatufcdiary  すいません。お風呂へ行ってきます(銭湯じゃありません)
hamu16 北山さんの、「あの」物理トリックがあってもいいような世界観を作ったという話と似てるものを感じる。
mikio_at_ikarum 販売本数的に続編は苦しいかと……(血涙) 良いゲームなのに>トリロジ
mametarou77 警察能力の整合性とか現実性はあんまり重視してないからトリックさえ思い付けば書きそうですが matida_ikkennya: 密室蒐集家が2001年までしか存在が確認されていないのはやはり現代で密室をやろうとすると非常にハードルが高いんでしょうね。警察の捜査力
matida_ikkennya asukateru 確かシーズン1、2で一つの物語として完結したはずだと思います。
_asukateru その世界観だから許されるとか、成立するっていう作品は結構好きです。
mikio_at_ikarum youmoutei 安楽椅子探偵ものの悪い面でもありますよね>“作者がどういう解決を意図しているかを見抜く” 密室蒐集家は能動的に動いてますが実質的には安楽椅子探偵。なのでトリックが実現困難な事実を遮断できてしまう。
mikio_at_ikarum その辺りが再三指摘されてる「柳の園」等の欠点につながってしまうのかなーと。
hisao_t 作品の出来はともかくとして、密室蒐集家というネーミングが嫌いですw
mikio_at_ikarum とは言え、あれだけ密室ものが並んでいるのは密室好きとしては嬉しい限りなのですが
tack0023 昭和初期から現代までの幅広い時代背景による犯人側や捜査側の変化が描かれている趣向は面白かったです。
longfish801 なんとなく「佳也子の屋根に~」とそれ以外とで、微妙に密室蒐集家の扱いが違うような。「佳也子の屋根に~」では刑事に“探偵気取りの変人”(p.241)扱いされている。
matida_ikkennya やはりトリックを成立させるために時代背景等の舞台設定を整えていく創り方をされるんでしょうね。だから多少の現実性には目をつぶらざるを得ないのかと。
utsuken longfish801 なるほど。興味深いです。作者的にも読者に許容されるかどうかという不安は持たれていたと。
_asukateru そうですか。でも、これ以上トリロジのお話は…(目の壁の密室で止まっているからネタバレが怖い…) RT matida_ikkennya: asukateru 確かシーズン1、2で一つの物語として完結したはずだと思います。
hisao_t 密室事件を専門に扱う探偵、くらいのニュアンスしか伝わってこない。なのにそれを「密室専門家」だと字面的に美しくないから、「密室蒐集家」にしたのではないかという計算が見えて、鼻につきます。
73hifuto カー好きとしてはこれくらい無茶してくれないと捻った密室トリックなんかできないかなあ、と。個人的には本作の偶然は許容範囲でした(除『佳也子~』)
hamu16 世界観というよりは雰囲気だけど、「理由ありの密室」で刑事がトリックを解明したとき&密室蒐集家の推理シーンでみんな拍手するあのノリは、ミステリマニアの集まりみたいで自分は思わず吹き出した(笑)
73hifuto まあ現実に密室殺人なんてあったらトリック解明よりもまず犯人検挙→自白 の流れでしょうねw 確かちょっと前に実際に起こった事件でもそんな流れだったような・・・
longfish801 でも、普通はそこで探偵の設定なんかより偶然の多さ(例えば たまたまどちらも新品のブーツだった )のほうをどうにかすると思うんですけどねwww。RT utsuken なるほど。興味深いです。作者的にも読者に許容されるかどうかという不安は持たれていたと。
matida_ikkennya hisato_t 「密室蒐集家」というのだから、最初はてっきり密室専門のプロファイラーなのかと思っていたので、自分も少し違和感を抱いてました。まあ、「理由あり~」では密室講義を開いているのであながち間違いではないんでしょうけど。
youmoutei 個人的には、大山誠一郎で最も優れてるのは、トリックでもロジックでもなく、(たとえ“穴”があってもあまり気づかせない)解決のプレゼンテーションなんじゃないかなあ、と思います。
ha74_10rou 『佳也子の屋根に雪ふりつむ』は雰囲気がいいですから。他の四作が、ずっと現実的なのに対して、『佳也子~』の冒頭は幻想的(?)な感じで、後半から現実に引き戻され、事件が解決される。けれど、密室蒐集家の存在は謎のまま。こういう話運びはすきですね。
longfish801 ものすごく“新本格”っぽい……。RT youmoutei 個人的には、大山誠一郎で最も優れてるのは、トリックでもロジックでもなく、(たとえ“穴”があってもあまり気づかせない)解決のプレゼンテーションなんじゃないかなあ、と思います。
youmoutei この『密室蒐集家』が典型的ですが、解決を意外なところから始めたり、いきなり犯人の指摘から入ったりすることで、読者に深く考える余裕を与えない感じというか。
tack0023 73hifuto 葉真中顕さんの著書にもそんな事が書いてありました。自白させてしまえば全て無意味みたいな感じで。
marusyun youmoutei だとするとその才能を一番うまく使うとしたら探偵=犯人である作品を書けば、面白いものができそうですね。
matida_ikkennya youmoutei 確かに真相を明らかにする推理の書き方は、わかりやすく理解しやすかったですね。トリックの問題点もサイトでの感想の方を読むまでわからなかったぐらいですから。
_asukateru matida_ikkennya hisato_t 自分は好事家が、長年集めた様々な密室事件をクイズ的に紹介するイメージでした。
ha74_10rou  密室蒐集家の登場自体が読者への挑戦状のようなものなので、それより前に考えるしかないですね。
73hifuto tack0023 やはり現実と創作ミステリの世界は違うんですね・・・完全に一致されてもそれはそれで困りますが^^;
hisao_t matida_ikkennya あまりそこにこだわる必要はないかもしれませんが、蒐集をしているなら、それなりの設定を活かして欲しかったです。
youmoutei 例えば、先に犯人の指摘をすることで、本来は手がかりにはなり得ない伏線を、あたかも手がかりのように見せていたり(そういう意味で、ロジックも少々怪しいところが目に付きます)。それを通用させてしまえるのは、一種の強みともいえますね(半分くらいは皮肉ですが)。
longfish801 本当の密室蒐集家はこんなんだろうか→「私は密室を蒐集するんです。謎解きなんかしたら、ただの部屋じゃないですか。やあ、刑事さんたち、迷宮入りありがとうございます。じゃあ、あとは私のコレクションに加えますので」
utsuken 考証なしで警察も含めみんな即拍手したのは確かに笑えましたw hamu16「理由ありの密室」で刑事がトリックを解明したとき&密室蒐集家の推理シーンでみんな拍手するあのノリは、ミステリマニアの集まりみたいで自分は思わず吹き出した(笑)
73hifuto 結構叙述による補正効果が大きい辺り、古風な作風に見えてもやっぱり現代の作家だなあ、と思いました、割といい意味で
matida_ikkennya youmoutei 読者を思考停止に陥らせて真相を飲み込みやすくする書き方は、新本格の作品にたびたび出てくる方法ですね。
_asukateru まさにそんなイメージです。RT longfish801 本当の密室蒐集家はこんなんだろうか→「私は密室を蒐集するんです。謎解きなんかしたら、ただの部屋じゃないですか。…
hisao_t longfish801 それだ!……でも、事件が解決しませんねw
73hifuto というか警察は簡単に情報与えすぎるような・・・特に藤本刑事の「嘘をついてるようにみえないし芝居でもなさそうだから教えてもいいだろう」のところはズッコケましたw「もっと守秘義務意識して!」みたいなw
mametarou77 その、なんというか、真相分かり易かったですか?説明を理解するのに結構苦労したのですが。(汗 #air_mys_ken
matida_ikkennya asukateru longfish801 なんというか麻耶雄嵩の作品に出てきそう……→「私は密室を蒐集するんです。謎解きなんかしたら、ただの部屋じゃないですか。…
ha74_10rou  ある意味、戦後本格と新本格の違いはそこですね。戦後なら異常心理だの、穢れた一族の血だの、戦争による傷だの、無理矢理でも理由をつける。けれど、新本格では、説明を省き、論点をずらし、はぐらかす。
hamu16 youmoutei 短編ながら刑事たちが事件について可能性を検討したりトリックについてもアイディアを出しては否定するという過程があるので、真相の推理で説明がつけられるとなんとなくちゃんとしてるんだろうなと納得しちゃいました。
marusyun 密室蒐集家がもし人間だったら密室事件が起きてどうやってすぐに駆けつけるんだろう……やはり偶然か!←
akita_kia 遅れまして、やっと読了しました。
73hifuto 密室蒐集家は様々な密室トリックの分類をする辺り密室マニアなんじゃないかな、とwだからあらゆるパターンのトリックを知っておきたいって感じじゃないでしょうか。”密室トリック蒐集家”といった方が正確な気がしますが
tack0023 ディスカッションの応酬で思考の隙を無くしたり、コミカルな会話で読者の思考を阻害したり…… matida_ikkennya youmoutei 読者を思考停止に陥らせて真相を飲み込みやすくする書き方は、新本格の作品にたびたび出てくる方法ですね。
ha74_10rou  僕の様な動機とトリックが緊密に関係しているのが好きな人にとっては、微妙と言わざるを得ない。
hamu16 もはや犯人を捕まえた後日談すらないというのがw utsuken 考証なしで警察も含めみんな即拍手したのは確かに笑えましたw hamu16「理由ありの密室」で刑事がトリックを解明したとき&密室蒐集家の推理シーンでみんな拍手するあのノリは
longfish801 おおっと、ラスト10分で秋田紀亜さんの参戦だ!
73hifuto ×密室マニア 〇ミステリマニア
akita_kia 意外性に満ちた、アイデアとユーモアに溢れた、様々な密室殺人事件の短篇集。戦前の昭和から平成にかけての世相の移り変わりも面白かったです。 ただ、唯一の不満は、最後の短篇で、 自殺しようとした場所が偶然すぎ だろとw
youmoutei PCがまた調子悪くなってきたので、なかなか反応できなくてすみません。
matida_ikkennya 73hifuto そうなると我々とあまり変わらない身近な存在のように感じられますね。→密室蒐集家は様々な密室トリックの分類をする辺り密室マニアなんじゃないかな、とwだからあらゆるパターンのトリックを知っておきたいって感じじゃないでしょうか。
hisao_t 個人的には「少年と少女の密室」が鮎川的で好み。だけどあの犯人に結びつけるロジックは、さすがに強引すぎるきがします。
tack0023 akita_kia 滑り込みセーフおめでとうございますww
akita_kia ログを読み返す時間がなくてすみませんが、今日はどの辺が最大の論点になっているのでしょうか(笑)。
73hifuto そこが不可能犯罪ものの強みというか。証拠があいまいなものでも、提示されたトリック以外にその状況作り出せるトリック思いつかなかったら、それで納得するしかないですもんね。 時計 等の物証は刺身のつま程度の存在なのかも
ha74_10rou  よく考えたら、『黒死館』も似たようなものだな。考える前に衒学で押しつぶす。
longfish801 ええっと、みなさん爽やかな顔で作品の欠点をすべて指摘されましたので(爆)どこか褒めるところがあればどうぞ! RT akita_kia ログを読み返す時間がなくてすみませんが、今日はどの辺が最大の論点になっているのでしょうか(笑)。
_asukateru 今になって密室殺人の殺人方法をまとめたリストから、実際に遭遇したものに斜線を引いている密室収集家を想像してしまった…
hisao_t matida_ikkennya 73hifuto 大山誠一郎著『ミステリマニア』だと、やはり売れないかw
matida_ikkennya akita_kia やはり真相の強引さや偶然の多用が目に付いた、といったところでしょうか。
hamu16 ミステリにおける偶然は、犯人が犯行前・後に起こった偶然を認識し、利用して犯行計画を立てるならオッケーだと思うけど、犯人の認識外の偶然が入り込んで事件に謎が生じてたりすると厳しくなりそう。
ama_zora もしかして:「理由ありの密室」の藤本刑事に萌えたのは私だけ
73hifuto 個人的にはオールタイムベストクラスの出来だと思っていたので、結構欠点が指摘されててビックリw私が雰囲気で読み流し過ぎなのだろうか^^;
meter_k_second 他の作家なら長編を書くようなネタを惜しげもなく短編に突っ込むところが好きです。
ha74_10rou  僕はニコニコしながら、日記に解決した事件のトリックを書き込んでいる姿が浮かびました RT asukateru 今になって密室殺人の殺人方法をまとめたリストから、実際に遭遇したものに斜線を引いている密室収集家を想像してしまった…
youmoutei 73hifuto そこが作者のマジックですよw
73hifuto ama_zora デレた辺りで「あれ、こいつが犯人?」と思ってしまいましたw
matida_ikkennya ama_zora 重い話の多い中で藤本刑事のキャラは一種の清涼剤だと思いますw
akita_kia 読み易くて、テンポ良く真相が提示されて(途中のぐだぐだもなく!)、良いかなと。穴は探せばたくさん出て来るんでしょうけど(笑)。 longfish801 ええっと、みなさん爽やかな顔で作品の欠点をすべて指摘されましたので(爆)どこか褒めるところがあればどうぞ!
meter_k_second 「フーダニットを書くというのは、非情な判定者の前に首を差し出すようなもんや。その首は、十中八九、落ちる」……有栖川有栖『除夜を歩く』より。
akita_kia まあ、リアリティを追求する作品集ではないなと(笑)。
_asukateru 皆さん結構バンバン欠点を挙げられて…。読了後放心しつつ、感心しかしていなかった自分が憎い。
matida_ikkennya 短篇だからこそ(欠点はあるものの)水準作以上のものをあれだけ書けるのはなかなかだと思います。
ha74_10rou  作家のパラノ的なところが好きですね
longfish801 まあ、細かいところで疑問点はあっても、やっぱり驚かせてくれたのでオールOK!みたいな。
hamu16 あっ、でも「少年と少女の密室」で 少女を殺した犯人が少年をタクシーで拾った という部分は、犯人を特定するうえでそんな偶然はさすがに考慮には……(笑)
tack0023 「未必の故意を利用した」とか「偶然の出来事を利用した」というのは結構好きですが、「犯人の預かり知らぬ所で」というのは個人的には程度によります。
73hifuto 「まだ現代にもこんだけ密室トリックが生まれる素地は残ってるんだ!鉱脈は枯れてなかったんだ!」と読後喜んだものですが・・・逆に言うともう現代で新しいトリック創案するにはこれくらい偶然詰め込まなきゃいけないってことなんですかね
hisao_t _asukateru 欠点が多く挙がるのは、作者に対する期待値が高いからではないかと思います。
_asukateru タクシーの運転手あの後客拾う必要は確かに無い。
matida_ikkennya あれだけ強引な真相をさらりと納得させる筆力があれば、ミステリよりも山田正紀みたいなコン・ゲーム小説を書かせた方が面白い気がしないでもない。
mikio_at_ikarum 密室ものだけで短編集にして、トリックや論理にマンネリ感がなかったことはすごいと思いましたよ。千鶴さんおばあさん少女かわいいし。とは言え手放しでは褒められません(笑)
ha74_10rou  このミスで麻耶が同じようなこと言ってたなあ…悲しいなあ  73hifuto・・・逆に言うともう現代で新しいトリック創案するにはこれくらい偶然詰め込まなきゃいけないってことなんですかね
akita_kia 「え、もう?」という真相の提示の早さと、犯人の意外性、でしょうかね。良かったところは。そのために色々無理がある部分も多いんでしょうけど。
_asukateru hisao_t 確かにそうかもしれません。でも、欠点に気づかない自分も問題かと。
hamu16 ミステリとしての欠点が多くあがるのは、作者が勝負している土俵がもう本格ミステリであるという一点に集中しているからな気も。そこで勝負するならちゃんとしてるんだろうな、と。
hamamatufcdiary  えーお風呂から戻ってきたら、まだやってますね。SAKATAMさん。さっきもつぶやいたのですが、「柳の園」のアレですが、作中で密室蒐集家が語ったように、最初のが、表紙の写真のモノどまりで、被害者にまったくふれていないのなら、
hisao_t 大山さんに本格以外のジャンルが書けるとは思えないのは、僕だけですか?RT matida_ikkennya: あれだけ強引な真相をさらりと納得させる筆力があれば、ミステリよりも山田正紀みたいなコン・ゲーム小説を書かせた方が面白い気がしないでもない。
hamamatufcdiary  とりあえず、三回目の一回だけでカタがつくし、痕も一つでよいのではないのでしょうか?
matida_ikkennya 73hifuto やはり密室の内容もそうですが理由や必然性、整合性まで求められるとなるとかなりハードルが高くなってしまっているのだと思います。それに対する解答の一つが「密室蒐集家」なのかもしれません。
73hifuto  是非〇ョジョのノベライズを! RT matida_ikkennya: あれだけ強引な真相をさらりと納得させる筆力があれば、ミステリよりも山田正紀みたいなコン・ゲーム小説を書かせた方が面白い気がしないでもない。
matida_ikkennya hisao_h ミステリだからこそ、あそこまで作品に情熱を注げるのでしょうね。
ha74_10rou  「柳の園」は、誰かが胸のポケットから懐中時計を取り出す描写 を足せば、もう少しフェアな感じになったと思います。まあ羊毛亭さんが指摘した欠点が解消されるわけではないのですが。
mikio_at_ikarum 長編で舞台設定までしっかり練ったものを読みたかったというのはあるかもなあ。『柳の園』のアレとかはクローズドサークルであれば気にならなかったかも?(ロジック自体は他ジャンルで定番のものだけに、最初は「そうきたか!」と盛り上がったものです)
matida_ikkennya  hisao_t すみませんアカウント名間違えました。申し訳ございません。
youmoutei すみません、また全然追いつけなくなってるんですが、いい時間になりましたので、この辺でお開きにしてもいいでしょうか?
73hifuto matida_ikkennya なるほど、大山先生はやはりギミックを第一に考えるあまり他が疎かになってしまった感じですかね。今回不満が少ないのは私も同じギミック最優先な人種だからかもしれません
hisao_t 意外な結末を意識するあまり偶然に頼ったり無理筋なロジックを通さなければならないのであれば、結末の衝撃を多少犠牲にしてでも、推理のエレガントさで決めてほしい。大山誠一郎はそれができる作家だと思っていて、個人的にはその部分を求めています。
mikio_at_ikarum あら、もう11時でしたか。皆様お疲れ様です。
longfish801 おつかれさまでした~(喉が痛い)。
akita_kia 飄々とした、リアリティよりもアイデアを重視する作風が、チェスタトンっぽいかなと。チェスタトンの政治思想的なところは皆無ですが。
_asukateru お疲れさまでーす。
meter_k_second 皆様、おつかれさまです。
ha74_10rou  お疲れ様でした。楽しかったです。
73hifuto お疲れ様でした。本作を読む機会を与えてくださった読書会に感謝を!
utsuken お疲れさまでした〜
matida_ikkennya そろそろ時間のようですね。充実した読書会になって楽しかったです。ありがとうございました。
hisao_t お疲れ様でした。次回参加するときはもう少し早い段階から参加したいです。でも少しでも参加できて楽しかったです。みなさま、ありがとうございました。
mametarou77 お疲れ様でした
marusyun お疲れ様でした。
akita_kia お疲れ様でした。基本的に面白かったです。読み終えるのが遅くて、読書会への参加が遅れたのが無念w
longfish801 「昭和十二年の事件であなたの推理を聞いて以来、わたしはずっと、大山誠一郎の短編集を読みたいと思って願ってきましたけれど、長いあいだ待った甲斐がありましたわ。本当に見事な推理でした」
hamamatufcdiary このミステリー・リーグというレーベルは、以前なら講談社ノベルズがしていたことを上製本にして、価格を上げて、わざわざやってる感があるのだけれども、もともと好事家むけの本だから、別にいいのかな。私は、ノベルズでもいいけど最後につまんないことをつぶやいてすいません。
youmoutei (読書会用アカウントじゃなくて恐縮ですが)それではこの辺で、第26回エアミス研読書会(大山誠一郎『密室蒐集家』)をお開きにしたいと思います。参加者の皆様、お疲れ様でした&ありがとうございました~。 #air_mys_ken
hamamatufcdiary  お疲れさまです。いろんな意見がきけてよかったです。おやすみなさい。
sinlessbow 3時間、あっという間でした。人の数だけ気付きがあるので、今回気付かなかった部分に気付けて良かったです。 お疲れ様でした。
ama_zora 千鶴さんはたいへん可愛らしかった。お疲れさまでした。
hamu16 お疲れ様でした。欠点について云々してましたが、自分は本作を読んでとても楽しかったです。
tack0023 あ、言い忘れてたんですが、アリバイトリックによって密室に見せかけるというのも最近の作品に多くないですか?
tack0023 今回も楽しませて頂きました。皆々様お疲れ様でした。
ha74_10rou それは鮎哲もよくやっていましたし、最近という訳ではないと思います。 RTtack0023 あ、言い忘れてたんですが、アリバイトリックによって密室に見せかけるというのも最近の作品に多くないですか?
youmoutei hamamatufcdiary 遅くなってすみませんが、 懐中時計に当たる際にポケットに穴が開く ので……。
hamamatufcdiary youmoutei ごめんなさい。これをどうすればいいんでしたっけ。懐中時計に当たる際にポケットに穴が開く ので……。
youmoutei hamamatufcdiary その後もう一発心臓にということになります。その時に(ry
73hifuto youmoutei hamamatufcdiary 横から失礼します。一発目は犯人が弾込め忘れて空砲だった・・・という解釈はダメでしょうか^^; もしくは当時の警察にはそこまでの分析力がなかったとか・・・
youmoutei 73hifuto hamamatufcdiary なるほど、その伏せ字の可能性はまったく考えてませんでしたね。描写からすると怪しい気もしますが、それだと成立しそうです。完全にアンフェアにはなっちゃいますがw
73hifuto youmoutei hamamatufcdiary 好きな作品なんで何とかフォローしたいと思ったのですが・・・やはり苦しいですかね^^; ついさっき御サイトを拝見するまで 胸ポケットの弾痕 の矛盾に気づきませんでした・・・我ながら良い読者だなあw
youmoutei 73hifuto hamamatufcdiary あれはなぜか気づく人が少ないみたいなので……あまりにも堂々と“解決”されてるからかもしれませんがw 気づかない方が幸せかもしれませんw
73hifuto youmoutei hamamatufcdiary カー作品なら余裕で許容される範囲かとw( 「孔雀の羽根」 とか) もしかしたら敢えてオマージュで苦しい箇所を作ったのかもしれません(小並感)
hamamatufcdiary youmoutei 73hifuto うわわわわ。なんだか、うとうとしていたら、いつの間にかお話がすすんでいました。すいません。
hamamatufcdiary youmoutei 73hifuto 今日、本を読み直した時には、アレ、これ、別にいいんじゃないの。と思ったのですが、やっぱり、SAKATAMさんの言われるように、ムリがありますね。空砲というのも、ありかもしれないけど。
hamamatufcdiary youmoutei 73hifuto 他にも、矛盾なくできる、やり方はあるとは思うのです。でも、作中にそういう説明や描写がないので、SAKATAMさんの指摘が正解だと思います。ともかく、お騒がせしました。お疲れさまです。おやすみなさい。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2013年04月07日 18:35