第9回 連城三紀彦『戻り川心中』
(2011-07-17(日) 20:00頃~24:00頃 開催予定)
作品紹介
1980年 光文社文庫など
大正歌壇の寵児・苑田岳葉は二度の心中未遂事件で二人の女を死なせ、情死行のさまを二大傑作歌集に結実させたのち自害する。女たちを死に追いやってまで岳葉が求めたものとは? 凄絶な滅びの歌の韻律に秘められた男の野望と道連れにされる女の哀れを耽美に描きとめた秀作「戻り川心中」(日本推理作家協会賞受賞)他、花にまつわるミステリ四編。
(講談社文庫カバーより)
進行について
短編集なので、1篇ずつある程度時間を区切って進めていったらどうかな、と思います。
(例えば、〈概略〉・「藤の香」・「桔梗の宿」・「桐の柩」・「白蓮の寺」・「戻り川心中」・〈総評〉を各30~40分くらいずつ、という具合に)
ハルキ文庫版に(のみ)収録されている「菊の塵」・「花緋文字」・「夕萩心中」については、必要に応じて“延長戦”ということで。
まとめ
最終更新:2011年07月18日 15:41