常南鉄道

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*概要 茨城県をベースとして千葉県、東京都に路線を展開する鉄道会社です。 --------------------------------------- #contents() --------------------------------------- *沿革 明治43(1910)年6月20日 当社の前身の一つ常南帝都汽車鉄道株式会社が茨城県土浦にて開業。 明治44(1911)年4月1日 常南帝都汽車鉄道(以下常南帝都)が土浦~取手間で開業、機関車はイギリス製C1000、C2000、客車はホハ100型、オハ200型が導入された。 明治44(1911)年12月9日 常南帝都の取手~東京間開業、路線名を土浦線とする。また、鎌ヶ谷車両区(今の鎌ヶ谷車両センター)、鎌ヶ谷工場開設。 明治45(1912)年5月18日 土浦線土浦~鉾田間開業に伴い土浦線複線全通(土浦以南)、筑波線筑波山~新鎌ヶ谷間複線(大貫~筑波山間のみ単線)、江戸崎線取手~江戸崎間開業 大正元(1912)年11月22日 新治土浦軽便鉄道 新治~土浦間開業。 大正2(1913)年7月30日 坂東線野田市~本八幡間開業、大竹線、下妻線常陸八千代~土浦間全通。流山車両区(今の流山車両センター)、阿見車両区(今の阿見検車区)開設。 大正2(1913)年9月1日 土浦線鉾田~東京間で特急「湖(みずうみ)」、筑波山~東京間で特急「筑波嶺(つくばね)」の運行をそれぞれ開始。機関車は国産C3000が、客車は新製のオハ300系が使用され、1等車、展望車まで連結されるデラックス仕様だった。 大正2(1913)年12月1日 常南帝都、大正6(1917)年までに新治土浦軽便鉄道を買収することを決定。 大正4(1915)年4月5日 水海道線猿島~谷田部間全通、坂東線、常陸八千代~野田市間開通に伴い全通、関宿線野田市~関宿城間、鹿島線新利根~鹿島神宮間全通。 大正4(1915)年4月6日 常南帝都、新治土浦軽便鉄道を大正5(1916)年3月31日に買収すると発表。 大正5(1916)年3月31日 新治土浦軽便鉄道が常南帝都に買収され、新治土浦軽便鉄道線は常南帝都新治線と名称変更、従業員、車両等は全て引き継がれた。 大正7(1918)年4月1日 土浦線東京~取手間、筑波線新鎌ヶ谷~我孫子間、坂東線本八幡~岩井間が直流1500V電化され、モハ100系電車の運行開始。同時に種別として急行、快速が設定される。これに伴い常南帝都、常南帝都鉄道(以下常南)に社名変更。 大正11(1922)年11月5日 新しく開設された海軍霞ヶ浦航空隊向けの貨物列車の運行を開始。 大正14(1925)年4月1日 日本初のバスガール、女性車掌が誕生。各界で話題を呼んだ。 昭和4(1929)年8月19日 沿線の霞ヶ浦海軍航空隊に当時世界最大の飛行船だったドイツのツェッペリン伯号が世界一周中に寄航。これに伴い特別列車を東京~阿見間で運行したが、特別列車のみならず一般列車まで満員となり大盛況であった。 昭和5(1930)年7月4日 常南、乗車率低迷のため鹿島線を廃線とする計画を発表したが、沿線自治体、住民の強い反対に遭い、計画を撤回。また、水海道線谷田部~岩井間全通。 昭和5(1930)年9月20日 沿線の霞ヶ浦航空隊が世界的空港となり、VIP輸送のため超豪華特急「帝都東京」を阿見~東京間で運行開始。6両編成中、3両が1等車、1両が1等車を上回る接客設備の貴賓展望車であった。 昭和6(1931)年4月1日 八郷線木田~八郷間、猿島線関宿城~古河間全通、関宿線、関宿城~南栗橋間開業および電化に伴い全通、新型国産機関車C5000、国産客車オハ600系を導入。 昭和9(1934)年4月1日 稲敷線阿見~成田間全通、筑波線大貫~岩瀬間開通、大貫~筑波山間は筑波山線と改称、八千代電鉄が姥山~臼井間で開業(常南は30%出資) 昭和14(1939)年10月1日 新しく開設された海軍百里原航空隊向けの貨物列車の運行を開始。 昭和15(1940)年6月6日 対外関係悪化に伴い特急「帝都東京」の運行を取りやめ。 昭和16(1941)年11月22日 太平洋戦争開戦に伴い全ての特急、急行の運転を取りやめ。 昭和20(1945)年12月15日 海軍解散に伴い軍需貨物列車の運行を取りやめ。 昭和22(1947)年4月1日 社名を常南帝都鉄道から常南鉄道(以下常鉄)に改称。 昭和25(1950)年4月1日 国鉄から払い下げられた63系電車を改造、200系として運行開始。それに伴いモハ100系は1両を残して廃車。坂東線、本八幡~岩井間で複線化される。 昭和27(1952)年2月6日 戦後初の新車500系電車、キハ100系気動車が登場。茨城町線小川~茨城町線全通。 昭和28(1953)年4月1日 利根町線北白井~龍ヶ崎間、河内線布川~滑河間全通、直流1500V電化。土浦・筑波両線において快速急行・急行・準急・快速の運行を開始。 昭和28(1953)年10月1日 新型機関車C6000型、新型客車オハ700系を使用して土浦線特急「かすみ」、筑波線特急「つくばね」、鹿島線特急「かしま」をそれぞれ運行開始。 昭和30(1955)年4月1日 桜川線幸田~桜川間、神栖線北鹿島~波崎間、行方線土浦~潮来間全通。 昭和36(1961)年4月1日 常鉄初の新性能電車800系が登場。土浦・筑波両線の電化区間に投入される。 昭和38(1963)年9月18日 貨客両用ディーゼル機関車DH350型が登場。 昭和39(1964)年7月22日 新治線向け新車N10系、狭軌線区向け汎用気動車キハ200系、快速急行用気動車キハ300系、特急用客車10系が登場。特急全列車が10系とDH350型機関車に置き換わり、C6000型とオハ700系は普通列車用に格下げ。 昭和44(1969)年4月1日 坂東線が岩井~本八幡~新宿間で都営新宿線(当時計画中)との直通運転を行うと発表。それに伴い坂東線岩井~常陸八千代間、猿島線境町~古河間は廃線、坂東・猿島線の左記以外の全区間と関宿線を1372mmに改軌し、新車を投入する計画を立てた。 昭和44(1969)年9月9日 土浦線東京~新鎌ヶ谷間複々線化、渋谷延伸、非電化線区交流電化、筑波線品川発着への変更といった計画を発表(通称常鉄21世紀改革)。この改革に先駆け新設計電車1000系試作車を投入。 昭和45(1970)年7月1日 取手モノレール線が取手市役所~長兵衛間で開業(常鉄が40%出資)。 昭和45(1970)年9月1日 成田空港工事本格化に伴い、稲敷線 野毛平、寺台の両駅を廃止、ルート変更。 昭和47(1972)年3月19日 土浦・筑波両線に1000系量産車の投入開始。 昭和48(1973)年4月1日 常鉄21世紀改革の内容改定。非電化線区の交流電化は土浦・筑波・下妻・江戸崎・稲敷線のみとされた。土浦・筑波・江戸崎・稲敷線のうち柿岡の地磁気観測所30km圏外については直流電化、桜川・河内線は全線直流電化、残りの路線は非電化とする計画を立てた。 昭和50(1975)年3月18日 坂東線本八幡~岩井間、関宿線全線、猿島線関宿城~境町間、1372mmに改軌。車両は新製の20-000系の他500系改造の00-000系を揃えた。猿島線境町~古河間は同日付けで廃線となった。また坂東線岩井~常陸八千代間、水海道線、下妻線下妻~常陸八千代間の3線が統合され、筑西線となった。 昭和50(1975)年9月22日 DH350型100番台を発表。これに伴い動・静態保存用を除いて蒸機は全廃となった。 昭和52(1977)年4月1日 土浦線新鎌ヶ谷~東京間複々線開業。両国~東京間地下化。 昭和53(1978)年5月20日 稲敷線 成田空港駅開業。 昭和55(1980)年2月20日 新型通勤電車2000系の投入開始。 昭和57(1982)年6月6日 都営新宿線、本八幡まで延伸、常鉄坂東線との相互直通運転開始。00-000系坂東線本八幡~流山間から撤退。20-030系投入開始。非電化各線にキハ400系投入開始。順次キハ300系を淘汰。 昭和58(1983)年4月15日 東京ディズニーランド開園。筑波線をつくば線に改称、品川まで延伸、新鎌ヶ谷~品川間複々線化。筑波駅をつくば駅に改称。岩瀬~品川間に特急「あまびき」を新設、特急「つくばね」は品川発着に変更。通勤急行・通勤準急・通勤快速を新設。 昭和58(1983)年4月20日 土浦線東京~渋谷間複々線開業。渋谷~江戸崎間に特急「いなしき」を新設。特急「かすみ」「かしま」を渋谷駅まで運転区間延長。通勤急行・通勤準急・通勤快速を新設。 昭和63(1988)年11月7日 坂東線に20-050系投入開始。 平成4(1992)年12月3日 稲敷線 空港第2ビル駅開業。 平成5(1993)年5月5日 北鹿島駅を鹿島サッカースタジアム駅に改称。計画変更により当駅~鹿島神宮駅を直流電化。 平成5(1993)年6月20日 創業83周年。土浦・つくば・江戸崎・稲敷線のうち柿岡の地磁気観測所30km圏外と桜川・河内線を直流電化。残りの区間と下妻線下妻~土浦間を交流電化。利根町線全線と江戸崎線取手~新利根間複線化。土浦・つくば両線の一部の快速急行に5000系導入。また取手・我孫子以北の各駅停車・江戸崎・稲敷線の一部に4000系導入。 平成5(1993)年6月21日 特急「かすみ」を新型車両1系に置き換え。余剰となった10系客車を使用し、鹿島線の快速急行を特急「かしま」に格上げ。また、特急「つくばね」「あまびき」は新型車両5系を投入。 平成5(1993)年7月7日 土浦・つくば線に3000系、坂東線に30-000系導入開始。また、過疎線区用としてNDC準拠の気動車キハ500系を導入。 平成9(1997)年2月7日 八千代電鉄新川線開業に伴い新川中央~渋谷間に急行「新川エクスプレス」を新設。 平成12(2000)年8月5日 新型車両規格プロジェクト「シリーズX」を発表。その先駆けとして土浦・つくば線に6000系・坂東線に40-000系を導入。 平成13(2001)年1月1日 CI導入。多機能試験気動車J-100型導入。 平成15(2003)年3月18日 シリーズX準拠通勤電車7000系が土浦・つくば線に投入開始。また快速急行用として8000系を土浦・つくば線に投入。キハ300系を全て置き換え(キハ300系はローカルに転用)。 平成16(2004)年6月1日 茨城空港開港。空港線小川~茨城空港国際線ターミナル間開業。茨城空港~渋谷・品川間に特急「i-express」を新設。専用車両2系投入。茨城空港~渋谷間に快速急行「エアポート茨城」を新設。 平成16(2004)年7月7日 坂東線、京王線 橋本駅までの直通運転を開始。鎌ヶ谷車両センター内に常鉄博物館オープン。これに伴い常鉄博物館駅開業。新鎌ヶ谷~常鉄博物館駅間(従来の鎌ヶ谷車両センター入区線)に従業員輸送も兼ねて1000系電車改造の1601-0系人員輸送電車を導入。 平成16(2004)年11月1日 土浦・つくば線に女性専用車設定(一部区間)。つくば線にプレミアムシートを連結した快速急行「つくばライナー」を新設。 平成16(2004)年12月9日 シリーズX準拠ナローゲージ気動車N20系投入開始。 平成17(2005)年4月1日 シリーズX準拠特急型電車3系が「かすみ」「つくばね」に投入開始。客車特急が全て電車特急に置き換えられた。そして余剰となった1系を使って特急「かしま」が電車化され、江戸崎・稲敷線特急「いなしき」、同日オープンの遊園地「遊樂薗」(よみ:ゆうらくえん、茨城県行方市)アクセス用特急「遊樂薗」を運転開始。これに伴い行方線麻生~島並駅間に新駅「遊樂薗駅」を新設。潮来~遊樂薗間直流電化。 平成19(2007)年3月18日 常鉄全線で非接触型ICカード「PASMO」供用開始。 平成19(2007)年8月31日 本社跡に常鉄VISTAタワーズ1~3完成。本社をタワーズ1の18~23階に置いた。 平成19(2007)年12月27日 シリーズX準拠通勤型気動車キハ600系投入開始。茨城県行方市のテーマパーク「霞ヶ浦ふれあいランド」へのアクセス用としてキハ400系300番台(450ps)を使用した快速「みずまる」を土浦~玉造~遊樂薗間に運行開始。 平成21(2009)年1月30日 GE ES44ACベースのディーゼル機関車DH440型投入開始。 平成21(2009)年7月9日 あみプレミアムアウトレットオープンに伴いアウトレットラインが久野~あみP・A間に開業。 平成22(2010)年3月18日 7000・8000・50-000系のモデルチェンジ車(70000系・80000系・50-050系)、交直流通勤型電車10000系の投入開始。 平成22(2010)年6月20日 会社設立100周年。イメージキャラクターに「初音ミク」、「鏡音リン・レン」、「巡音ルカ」を採用。 平成23(2011)年4月1日 土浦線開業100周年。空港線全線、土浦線小川~渋谷間、つくば線新鎌ヶ谷~品川間でKitaca,SAPICA,せた○,toica,manaca,ICOCA,PiTaPa,Hareca,PASPY,SUGOCA,はやかけん,nimocaが使えるようになりました。また当該区間内であれば各ICカードで特急券・プレミアムシートチケットもご購入になれます。 --------------------------------------- *保有路線 **土浦本線系統 土浦本線(渋谷~鉾田) 江戸崎線(取手~江戸崎) 鹿島線(新利根~鹿島神宮) 稲敷線(阿見中央~成田) 利根町線(北白井~龍ヶ崎) 桜川線(桜川~幸田) 大竹線(鉾田~大竹) 河内線(布川~滑河) プレミアムアウトレット線(久野~あみプレミアムアウトレット) 神栖線(鹿島サッカースタジアム~波崎) 新治線(土浦~新治) 下妻線(土浦~下妻) 八郷線(木田~八郷) 茨城町線(小川~茨城町) 空港線(小川~茨城空港国際線ターミナル)*空港線は常鉄が第二種鉄道事業者、第三セクターの茨城空港高速鉄道が第一種鉄道事業者 **つくば線系統 つくば線(品川~岩瀬) 筑波山線(常陸大貫~筑波山) 筑西線(谷田部~下妻) **坂東線系統 坂東線(本八幡~岩井) 関宿線(野田市~南栗橋) 猿島線(関宿城~境町) ---------------------------------------------------- *同社イメージキャラクター キャラクター・ボーカル・シリーズ01 初音ミク キャラクター・ボーカル・シリーズ02 鏡音リン・レン キャラクター・ボーカル・シリーズ03 巡音ルカ 2010年より常南鉄道グループのイメージキャラクターを務めています。 ------------------------------------------ *車両 **現役車両 2000系直流通勤型電車 3000系直流通勤型電車 4000系交直流通勤型電車 5000系交直流近郊型電車 6000系直流通勤型電車 7000系直流通勤型電車 8000系交直流近郊型電車 10000系交直流通勤型電車 1系交直流特急型電車 2系交直流特急型電車 3系交直流特急型電車 5系交直流特急型電車 キハ400系通勤型気動車 キハ500系通勤型気動車 キハ600系通勤型気動車 DH440型ディーゼル機関車 F200型コンテナ貨車 N20系ナローゲージ気動車 J-100型多機能試験気動車 1601-00系直流人員輸送電車 ------------------------------------------ *子会社(全て株式会社) 常南鉄道バス 常鉄タクシー 八千代電鉄 取手モノレール 北総モノレール 千葉電鉄 茨城空港高速鉄道 ローズエアウェイズ 常鉄霞ヶ浦クルーズ 土浦車輌工業(バス車体製造) 常鉄百貨店 常鉄マート コモディート(駅ナカ) 常鉄エンジニアリング 常鉄メンテナンス 常鉄不動産 常鉄建設 しもうさヴェッセルデザインワークス 遊樂薗(遊園地事業) あびこ開発 ------------------------------------------ *コメント #comment
*概要 茨城県をベースとして千葉県、東京都に路線を展開する鉄道会社です。 --------------------------------------- #contents() --------------------------------------- *沿革 明治43(1910)年6月20日 当社の前身の一つ常南帝都汽車鉄道株式会社が茨城県土浦にて開業。 明治44(1911)年4月1日 常南帝都汽車鉄道(以下常南帝都)が土浦~取手間で開業、機関車はイギリス製C1000、C2000、客車はホハ100型、オハ200型が導入された。 明治44(1911)年12月9日 常南帝都の取手~東京間開業、路線名を土浦線とする。また、鎌ヶ谷車両区(今の鎌ヶ谷車両センター)、鎌ヶ谷工場開設。 明治45(1912)年5月18日 土浦線土浦~鉾田間開業に伴い土浦線複線全通(土浦以南)、筑波線筑波山~新鎌ヶ谷間複線(大貫~筑波山間のみ単線)、江戸崎線取手~江戸崎間開業 大正元(1912)年11月22日 新治土浦軽便鉄道 新治~土浦間開業。 大正2(1913)年7月30日 坂東線野田市~本八幡間開業、大竹線、下妻線常陸八千代~土浦間全通。流山車両区(今の流山車両センター)、阿見車両区(今の阿見検車区)開設。 大正2(1913)年9月1日 土浦線鉾田~東京間で特急「湖(みずうみ)」、筑波山~東京間で特急「筑波嶺(つくばね)」の運行をそれぞれ開始。機関車は国産C3000が、客車は新製のオハ300系が使用され、1等車、展望車まで連結されるデラックス仕様だった。 大正2(1913)年12月1日 常南帝都、大正6(1917)年までに新治土浦軽便鉄道を買収することを決定。 大正4(1915)年4月5日 水海道線猿島~谷田部間全通、坂東線、常陸八千代~野田市間開通に伴い全通、関宿線野田市~関宿城間、鹿島線新利根~鹿島神宮間全通。 大正4(1915)年4月6日 常南帝都、新治土浦軽便鉄道を大正5(1916)年3月31日に買収すると発表。 大正5(1916)年3月31日 新治土浦軽便鉄道が常南帝都に買収され、新治土浦軽便鉄道線は常南帝都新治線と名称変更、従業員、車両等は全て引き継がれた。 大正7(1918)年4月1日 土浦線東京~取手間、筑波線新鎌ヶ谷~我孫子間、坂東線本八幡~岩井間が直流1500V電化され、モハ100系電車の運行開始。同時に種別として急行、快速が設定される。これに伴い常南帝都、常南帝都鉄道(以下常南)に社名変更。 大正11(1922)年11月5日 新しく開設された海軍霞ヶ浦航空隊向けの貨物列車の運行を開始。 大正14(1925)年4月1日 日本初のバスガール、女性車掌が誕生。各界で話題を呼んだ。 昭和4(1929)年8月19日 沿線の霞ヶ浦海軍航空隊に当時世界最大の飛行船だったドイツのツェッペリン伯号が世界一周中に寄航。これに伴い特別列車を東京~阿見間で運行したが、特別列車のみならず一般列車まで満員となり大盛況であった。 昭和5(1930)年7月4日 常南、乗車率低迷のため鹿島線を廃線とする計画を発表したが、沿線自治体、住民の強い反対に遭い、計画を撤回。また、水海道線谷田部~岩井間全通。 昭和5(1930)年9月20日 沿線の霞ヶ浦航空隊が世界的空港となり、VIP輸送のため超豪華特急「帝都東京」を阿見~東京間で運行開始。6両編成中、3両が1等車、1両が1等車を上回る接客設備の貴賓展望車であった。 昭和6(1931)年4月1日 八郷線木田~八郷間、猿島線関宿城~古河間全通、関宿線、関宿城~南栗橋間開業および電化に伴い全通、新型国産機関車C5000、国産客車オハ600系を導入。 昭和9(1934)年4月1日 稲敷線阿見~成田間全通、筑波線大貫~岩瀬間開通、大貫~筑波山間は筑波山線と改称、八千代電鉄が姥山~臼井間で開業(常南は30%出資) 昭和14(1939)年10月1日 新しく開設された海軍百里原航空隊向けの貨物列車の運行を開始。 昭和15(1940)年6月6日 対外関係悪化に伴い特急「帝都東京」の運行を取りやめ。 昭和16(1941)年11月22日 太平洋戦争開戦に伴い全ての特急、急行の運転を取りやめ。 昭和20(1945)年12月15日 海軍解散に伴い軍需貨物列車の運行を取りやめ。 昭和22(1947)年4月1日 社名を常南帝都鉄道から常南鉄道(以下常鉄)に改称。 昭和25(1950)年4月1日 国鉄から払い下げられた63系電車を改造、200系として運行開始。それに伴いモハ100系は1両を残して廃車。坂東線、本八幡~岩井間で複線化される。 昭和27(1952)年2月6日 戦後初の新車500系電車、キハ100系気動車が登場。茨城町線小川~茨城町線全通。 昭和28(1953)年4月1日 利根町線北白井~龍ヶ崎間、河内線布川~滑河間全通、直流1500V電化。土浦・筑波両線において快速急行・急行・準急・快速の運行を開始。 昭和28(1953)年10月1日 新型機関車C6000型、新型客車オハ700系を使用して土浦線特急「かすみ」、筑波線特急「つくばね」、鹿島線特急「かしま」をそれぞれ運行開始。 昭和30(1955)年4月1日 桜川線幸田~桜川間、神栖線北鹿島~波崎間、行方線土浦~潮来間・羽生線小川~玉造間全通。 昭和36(1961)年4月1日 常鉄初の新性能電車800系が登場。土浦・筑波両線の電化区間に投入される。 昭和38(1963)年9月18日 貨客両用ディーゼル機関車DH350型が登場。 昭和39(1964)年7月22日 新治線向け新車N10系、狭軌線区向け汎用気動車キハ200系、快速急行用気動車キハ300系、特急用客車10系が登場。特急全列車が10系とDH350型機関車に置き換わり、C6000型とオハ700系は普通列車用に格下げ。 昭和44(1969)年4月1日 坂東線が岩井~本八幡~新宿間で都営新宿線(当時計画中)との直通運転を行うと発表。それに伴い坂東線岩井~常陸八千代間、猿島線境町~古河間は廃線、坂東・猿島線の左記以外の全区間と関宿線を1372mmに改軌し、新車を投入する計画を立てた。 昭和44(1969)年9月9日 土浦線東京~新鎌ヶ谷間複々線化、渋谷延伸、非電化線区交流電化、筑波線品川発着への変更といった計画を発表(通称常鉄21世紀改革)。この改革に先駆け新設計電車1000系試作車を投入。 昭和45(1970)年7月1日 取手モノレール線が取手市役所~長兵衛間で開業(常鉄が40%出資)。 昭和45(1970)年9月1日 成田空港工事本格化に伴い、稲敷線 野毛平、寺台の両駅を廃止、ルート変更。 昭和47(1972)年3月19日 土浦・筑波両線に1000系量産車の投入開始。 昭和48(1973)年4月1日 常鉄21世紀改革の内容改定。非電化線区の交流電化は土浦・筑波・下妻・江戸崎・稲敷線のみとされた。土浦・筑波・江戸崎・稲敷線のうち柿岡の地磁気観測所30km圏外については直流電化、桜川・河内線は全線直流電化、残りの路線は非電化とする計画を立てた。 昭和50(1975)年3月18日 坂東線本八幡~岩井間、関宿線全線、猿島線関宿城~境町間、1372mmに改軌。車両は新製の20-000系の他500系改造の00-000系を揃えた。猿島線境町~古河間は同日付けで廃線となった。また坂東線岩井~常陸八千代間、水海道線、下妻線下妻~常陸八千代間の3線が統合され、筑西線となった。 昭和50(1975)年9月22日 DH350型100番台を発表。これに伴い動・静態保存用を除いて蒸機は全廃となった。 昭和52(1977)年4月1日 土浦線新鎌ヶ谷~東京間複々線開業。両国~東京間地下化。 昭和53(1978)年5月20日 稲敷線 成田空港駅開業。 昭和55(1980)年2月20日 新型通勤電車2000系の投入開始。 昭和57(1982)年6月6日 都営新宿線、本八幡まで延伸、常鉄坂東線との相互直通運転開始。00-000系坂東線本八幡~流山間から撤退。20-030系投入開始。非電化各線にキハ400系投入開始。順次キハ300系を淘汰。 昭和58(1983)年4月15日 東京ディズニーランド開園。筑波線をつくば線に改称、品川まで延伸、新鎌ヶ谷~品川間複々線化。筑波駅をつくば駅に改称。岩瀬~品川間に特急「あまびき」を新設、特急「つくばね」は品川発着に変更。通勤急行・通勤準急・通勤快速を新設。 昭和58(1983)年4月20日 土浦線東京~渋谷間複々線開業。渋谷~江戸崎間に特急「いなしき」を新設。特急「かすみ」「かしま」を渋谷駅まで運転区間延長。通勤急行・通勤準急・通勤快速を新設。 昭和63(1988)年11月7日 坂東線に20-050系投入開始。 平成4(1992)年12月3日 稲敷線 空港第2ビル駅開業。 平成5(1993)年5月5日 北鹿島駅を鹿島サッカースタジアム駅に改称。計画変更により当駅~鹿島神宮駅を直流電化。 平成5(1993)年6月20日 創業83周年。土浦・つくば・江戸崎・稲敷線のうち柿岡の地磁気観測所30km圏外と桜川・河内線を直流電化。残りの区間と下妻線下妻~土浦間を交流電化。利根町線全線と江戸崎線取手~新利根間複線化。土浦・つくば両線の一部の快速急行に5000系導入。また取手・我孫子以北の各駅停車・江戸崎・稲敷線の一部に4000系導入。 平成5(1993)年6月21日 特急「かすみ」を新型車両1系に置き換え。余剰となった10系客車を使用し、鹿島線の快速急行を特急「かしま」に格上げ。また、特急「つくばね」「あまびき」は新型車両5系を投入。 平成5(1993)年7月7日 土浦・つくば線に3000系、坂東線に30-000系導入開始。また、過疎線区用としてNDC準拠の気動車キハ500系を導入。 平成9(1997)年2月7日 八千代電鉄新川線開業に伴い新川中央~渋谷間に急行「新川エクスプレス」を新設。 平成12(2000)年8月5日 新型車両規格プロジェクト「シリーズX」を発表。その先駆けとして土浦・つくば線に6000系・坂東線に40-000系を導入。 平成13(2001)年1月1日 CI導入。多機能試験気動車J-100型導入。 平成15(2003)年3月18日 シリーズX準拠通勤電車7000系が土浦・つくば線に投入開始。また快速急行用として8000系を土浦・つくば線に投入。キハ400系を全て置き換え(キハ400系はローカルに転用)。さらに7000系坂東線仕様として50-000系を導入。 平成16(2004)年6月1日 茨城空港開港。空港線小川~茨城空港国際線ターミナル間開業。茨城空港~渋谷・品川間に特急「i-express」を新設。専用車両2系投入。茨城空港~渋谷間に快速急行「エアポート茨城」を新設。 平成16(2004)年7月7日 坂東線、京王線 橋本駅までの直通運転を開始。鎌ヶ谷車両センター内に常鉄博物館オープン。これに伴い常鉄博物館駅開業。新鎌ヶ谷~常鉄博物館駅間(従来の鎌ヶ谷車両センター入区線)に従業員輸送も兼ねて1000系電車改造の1601-0系人員輸送電車を導入。 平成16(2004)年11月1日 土浦・つくば線に女性専用車設定(一部区間)。つくば線にプレミアムシートを連結した快速急行「つくばライナー」を新設。 平成16(2004)年12月9日 シリーズX準拠ナローゲージ気動車N20系投入開始。 平成17(2005)年4月1日 シリーズX準拠特急型電車3系が「かすみ」「つくばね」に投入開始。客車特急が全て電車特急に置き換えられた。そして余剰となった1系を使って特急「かしま」が電車化され、江戸崎・稲敷線特急「いなしき」、同日オープンの遊園地「遊樂薗」(よみ:ゆうらくえん、茨城県行方市)アクセス用特急「遊樂薗」を運転開始。これに伴い行方線麻生~島並駅間に新駅「遊樂薗駅」を新設。潮来~遊樂薗間直流電化。 平成19(2007)年3月18日 常鉄全線で非接触型ICカード「PASMO」供用開始。 平成19(2007)年8月31日 本社跡に常鉄VISTAタワーズ1~3完成。本社をタワーズ1の18~23階に置いた。 平成19(2007)年12月27日 シリーズX準拠通勤型気動車キハ600系投入開始。茨城県行方市のテーマパーク「霞ヶ浦ふれあいランド」へのアクセス用としてキハ400系300番台(450ps)を使用した快速「みずまる」を土浦~玉造~遊樂薗間に運行開始。 平成21(2009)年1月30日 GE ES44ACベースのディーゼル機関車DH440型投入開始。 平成21(2009)年7月9日 あみプレミアムアウトレットオープンに伴いアウトレットラインが久野~あみP・A間に開業。 平成22(2010)年3月18日 7000・8000・50-000系のモデルチェンジ車(70000番台・80000番台・50-050番台)、交直流通勤型電車10000系の投入開始。 平成22(2010)年6月20日 会社設立100周年。イメージキャラクターに「初音ミク」、「鏡音リン・レン」、「巡音ルカ」を採用。 平成23(2011)年4月1日 土浦線開業100周年。空港線全線、土浦線小川~渋谷間、つくば線新鎌ヶ谷~品川間でKitaca,SAPICA,せた○,toica,manaca,ICOCA,PiTaPa,Hareca,PASPY,SUGOCA,はやかけん,nimocaが使えるようになりました。また当該区間内であれば各ICカードで特急券・プレミアムシートチケットもご購入になれます。 --------------------------------------- *保有路線 **土浦本線系統 土浦本線(渋谷~鉾田) 江戸崎線(取手~江戸崎) 鹿島線(新利根~鹿島神宮) 稲敷線(阿見中央~成田) 利根町線(北白井~龍ヶ崎) 桜川線(桜川~幸田) 大竹線(鉾田~大竹) 河内線(布川~滑河) プレミアムアウトレット線(久野~あみプレミアムアウトレット) 神栖線(鹿島サッカースタジアム~波崎) 新治線(土浦~新治) 下妻線(土浦~下妻) 八郷線(木田~八郷) 茨城町線(小川~茨城町) 羽生線(小川~玉造) 空港線(小川~茨城空港国際線ターミナル)*空港線は常鉄が第二種鉄道事業者、第三セクターの茨城空港高速鉄道が第一種鉄道事業者 **つくば線系統 つくば線(品川~岩瀬) 筑波山線(常陸大貫~筑波山) 筑西線(谷田部~下妻) **坂東線系統 坂東線(本八幡~岩井) 関宿線(野田市~南栗橋) 猿島線(関宿城~境町) ---------------------------------------------------- *同社イメージキャラクター キャラクター・ボーカル・シリーズ01 初音ミク キャラクター・ボーカル・シリーズ02 鏡音リン・レン キャラクター・ボーカル・シリーズ03 巡音ルカ 2010年より常南鉄道グループのイメージキャラクターを務めています。 ------------------------------------------ *車両 **現役車両 ***狭軌(1067mm)車両 2000系直流通勤型電車 3000系直流通勤型電車 4000系交直流通勤型電車 5000系交直流近郊型電車 6000系直流通勤型電車 7000系直流通勤型電車 8000系交直流近郊型電車 10000系交直流通勤型電車 1系交直流特急型電車 2系交直流特急型電車 3系交直流特急型電車 5系交直流特急型電車 キハ400系通勤型気動車 キハ500系通勤型気動車 キハ600系通勤型気動車 DH440型ディーゼル機関車 F200型コンテナ貨車 J-100型多機能試験気動車 1601-00系直流人員輸送電車 ***馬車軌(1372mm)車両 20-030系 20-050系 30-000系 40-000系 50-000系 ***特殊狭軌(762mm)車両 N20系ナローゲージ気動車 ------------------------------------------ *子会社(全て株式会社) 常南鉄道バス 常鉄タクシー 八千代電鉄 取手モノレール 北総モノレール 千葉電鉄 茨城空港高速鉄道 ローズエアウェイズ 常鉄霞ヶ浦クルーズ 土浦車輌工業(バス車体製造) 常鉄百貨店 常鉄マート コモディート(駅ナカ) 常鉄エンジニアリング 常鉄メンテナンス 常鉄不動産 常鉄建設 しもうさヴェッセルデザインワークス 遊樂薗(遊園地事業) あびこ開発 ------------------------------------------ *コメント #comment

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